JP4613830B2 - 撮影装置、電子機器及びプログラム - Google Patents
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また、この種のカメラには、シャッターボタン操作後のぶれ量の波形の極大値を検出したタイミングから予め定めた時間だけ遅延させたタイミングで撮影を行うものもある(例えば、特許文献2)。
一方、上記特許文献2記載のものについても、ぶれ量が収束するか否かに関係なく、ぶれ量の波形の極大値を検出したタイミングを基準に撮影を行うので、ぶれが収束したタイミングで撮影を行うことができない。
また、本発明によれば、撮影者の手ぶれ傾向を示す手ぶれ傾向情報が予め記憶され、この手ぶれ傾向情報と、上記手ぶれ傾向特定手段により特定された手ぶれ傾向とのどちらの手ぶれ傾向を優先させるかが選択可能に構成されている。
このため、撮影時の足場が悪く、或いは、体調が悪いなどの理由で、普段の手ぶれと異なる手ぶれが生じそうな場合には、撮影者が第1優先モードを選択することで、手ぶれ傾向特定手段の特定結果にかかわらず、手ぶれ傾向情報に示される手ぶれ傾向、すなわち、普段の手ぶれ傾向に応じて撮影処理が実行される。
このように、本発明によれば、撮影者の撮影時の状況が変わった場合であっても、また、撮影者が一時的に他の撮影者に変わった場合であっても、そのときの撮影者の本来の手ぶれ傾向に応じた撮影処理を実行することができる。
また、本発明によれば、ぶれが生じにくい撮影条件ですぐに撮影を行うので、ぶれの少ない画像をタイムラグなく撮影することが可能になる。
なお、本発明に係る撮影装置を備えた電子機器も本発明に含まれるものである。
なお、本発明に係るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明に含まれるものである。
図1は第1実施形態に係るデジタルカメラ(撮影装置)10の構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ10は、撮影部20、表示部30、操作部40、角速度検出部50、制御部60、外部記録再生部70及び着脱自在なリムーバブルメモリ80を備えている。
撮影部20は、光学系21、イメージセンサ22、アナログフロントエンド(AFE)部23、画像処理部24及び圧縮・伸張部25を有している。光学系21は、複数のレンズ21a、絞り21b等で構成され、制御部60の制御の下、いずれかのレンズ21aと絞り21bが駆動されて、被写体をイメージセンサ22の受光面に結像させる。
圧縮・伸張部25は、画像処理部24から出力された画像データを圧縮し、また、圧縮された画像データを伸張するものであり、圧縮した画像データは外部記録再生部70に出力し、外部記録再生部70は、制御部60の制御の下、画像データをリムーバブルメモリ80に記録する。また、外部記録再生部70は、制御部60の制御の下、リムーバブルメモリ80に記録された圧縮画像データを読み出して圧縮・伸張部25に出力する。なお、リムーバブルメモリ80は、半導体メモリ、光ディスク、磁気ディスク又はハードディスク等が適用される。
これに対して、ぶれ防止モードは、ぶれ防止のための処理を含む撮影処理が実行されるモードである。詳述すると、ユーザがシャッターボタン41aを押下操作したときに手ぶれが発生すると、この手ぶれにより撮影画像にぶれ(ぼけ)が生じて画質が劣化する。
発明者らは、手ぶれによる撮影画像のぶれを防止するための効果的な手法を得るべく、シャッターボタン41aの押下操作時に発生する様々な人の手ぶれを採取調査した結果、手ぶれの傾向(以下、「手ぶれ傾向」という)は、次の2つに大きく分けられるとの知見を得た。すなわち、手ぶれ傾向は、撮影に不慣れな人(以下、「撮影未熟練者」という)がシャッターボタン41aを押下操作するときに発生する手ぶれ傾向αと、撮影に慣れた熟練者(以下、「撮影熟練者」という)がシャッターボタン41aを押下操作するときに発生する手ぶれ傾向βとの2つに分けられるとの知見である。
すなわち、第1の相違点として、シャッターボタン41aの押下タイミングT1直前までは、撮影未熟練者の場合、ぶれ量Qが比較的大きいのに対して、撮影熟練者の場合にはぶれ量Qが比較的小さい。
また、第2の相違点として、シャッターボタン41aの押下タイミングT1の前後でのぶれ量Qの変動においては、撮影未熟練者の場合、シャッターボタン41aの押下直後も手ぶれが収まらず、比較的大きい手ぶれ量Qが継続するのに対して、撮影熟練者の場合には、シャッターボタン41aの押下直後に一時的にぶれ量Qが大きくなるものの時間経過に伴ってぶれ量Qが、ぶれの無い或いは目立たない撮影画像が得られる程度まで収束する。
一方、撮影未熟練者が撮影する場合には、シャッターボタン41aの押下タイミングT1から時間が経過してもぶれ量Qが収まることがないため、撮影画像にぶれが生じ難いように撮影条件を変えて撮影が行われる必要がある。ここで露出条件には、シャッタースピード、絞り値および感度の3つの要素がある。
すなわち、上記第1の相違点によれば、シャッターボタン41aが押下された後のぶれ量を検出せずとも、シャッターボタン41aの押下タイミングT1直前までのぶれ量Qの大小を判別することで、撮影時の手ぶれ傾向が撮影未熟練者の手ぶれ傾向αと撮影熟練者の手ぶれ傾向βのいずれであるかが推定される。
また、上記第2の相違点によれば、シャッターボタン41aの押下タイミングT1の前後でのぶれ量Qの変動幅を判別することで、撮影時の手ぶれ傾向が撮影未熟練者の手ぶれ傾向αと撮影熟練者の手ぶれ傾向βのいずれであるかが特定される。
そこで、本実施の形態では、上記傾向特定判別により撮影者の手ぶれ傾向を判別する場合には、撮影時に判別するのではなく、撮影に先立って事前に手ぶれ傾向を特定する手ぶれ傾向特定処理を実行し、特定された手ぶれ傾向を手ぶれ傾向情報200(図1参照)として予めROM62に格納しておく構成としている。
一方、シャッターボタン41aが押下操作された場合には(ステップSa2:YES)、制御部60は、シャッターボタン41aの押下タイミングT1直前のぶれ量Qとして、当該押下タイミングT1直前の所定期間の間に得られているぶれ量Qの平均値(平均ぶれ量M0)を計算してRAM63に格納する(ステップSa3)。次いで、制御部60は、シャッターボタン41aの押下タイミングT1直後のぶれ量Qとして、シャッターボタン41aの押下タイミングT1直後の所定期間内に得られたぶれ量Qの中から最大値Mmaxを特定する(ステップSa4)。
以上の手ぶれ傾向特定処理により、撮影者の手ぶれ傾向を示す手ぶれ傾向情報200がROM62に格納され、そしてぶれ防止モードにおける撮影時には、手ぶれ検出をすることなく、手ぶれ傾向情報200に基づいて適切な撮影処理が迅速に実行されることとなる。
しかしながら、手ぶれ傾向の判別に、傾向特定判別と傾向推定判別とのいずれか一方のみを用いる構成とすると、次のような問題が生じる。
一方、撮影者の手ぶれの傾向判別を上記傾向推定判別のみとすると、撮影熟練者であるにもかかわらず、撮影時に体調を崩していたり、安定しない姿勢で撮影を行う等して、シャッターボタン41aの押下操作前の手ぶれが、たまたま大きくなってしまった場合、或いは、これとは逆に、撮影未熟練者であるにもかかわらず、シャッターボタン41aの押下操作前の手ぶれが、たまたま小さかった場合には、手ぶれ傾向が誤判別されてしまい、シャッターボタン41aの操作後の手ぶれに応じた適切な撮影処理を行うことができなくなる。
図6は、手ぶれ傾向情報優先モード時の動作を示すフローチャートである。この図に示すように、手ぶれ傾向情報優先モードが選択された場合、制御部60は、シャッターボタン41aの押下タイミングT1直前のぶれ量Qに基づいて上記推定判別を行うべく、角速度検出部50を起動して角速度検出信号の取り込みを開始して、ぶれ量Qを取得し始め、RAM63に順次格納する(ステップSb1)。
一方、平均ぶれ量M0が閾値L2以上であるか、または、手ぶれ傾向情報200が撮影熟練者の手ぶれ傾向βでない場合(ステップSb4:NO)、制御部60は、平均ぶれ量M0が閾値L2以上であり、かつ、手ぶれ傾向情報200が撮影熟練者の手ぶれ傾向βを示すか否かを判定する(ステップSb6)。そして、平均ぶれ量M0が閾値L2以上であり、かつ、手ぶれ傾向情報200が撮影熟練者の手ぶれ傾向βを示す場合には(ステップSb6:YES)、シャッターボタン操作直前の平均ぶれ量M0に基づけば撮影未熟練者の手ぶれ傾向αが示唆されるものの、手ぶれ傾向情報200が示す手ぶれ傾向を優先させるべく、制御部60は、処理手順を上記ステップSb5に移して撮影熟練者用の撮影処理を実行する。
平均ぶれ量M0が閾値L2以下であり、かつ、手ぶれ傾向情報200が撮影未熟練者の手ぶれ傾向αを示す場合(ステップSb7:YES)、すなわち、シャッターボタン操作直前の平均ぶれ量M0は撮影熟練者の手ぶれ傾向βを示す一方で、手ぶれ傾向情報200が撮影未熟練者の手ぶれ傾向αを示す場合には、この手ぶれ傾向情報200が示す手ぶれ傾向を優先させるべく、制御部60は、後述する撮影未熟練者用の撮影処理を実行する(ステップSb8)。
一方、平均ぶれ量M0が閾値L2以下でないか、または、手ぶれ傾向情報200が撮影未熟練者の手ぶれ傾向αでない場合には(ステップSb7:NO)、ステップSb4およびSb6の判定結果から、平均ぶれ量M0が閾値L2以上であり、かつ、手ぶれ傾向情報200が撮影未熟練者の手ぶれ傾向αを示すこととなり、シャッターボタン操作直前の平均ぶれ量M0、および、手ぶれ傾向情報200が両方とも撮影未熟練者の手ぶれ傾向αを示すため、上記ステップSb8に示す撮影未熟練者用の撮影処理を実行する。
一方、平均ぶれ量M0が閾値L2以下でないか、または、手ぶれ傾向情報200が撮影熟練者の手ぶれ傾向βでない場合(ステップSc4:NO)、制御部60は、平均ぶれ量M0が閾値L2以下であり、かつ、手ぶれ傾向情報200が撮影未熟練者の手ぶれ傾向αを示すか否かを判定する(ステップSc6)。そして、平均ぶれ量M0が閾値L2以下であり、かつ、手ぶれ傾向情報200が撮影未熟練者の手ぶれ傾向αを示す場合(ステップSc6:YES)、すなわち、シャッターボタン操作直前の平均ぶれ量M0が撮影熟練者の手ぶれ傾向βを示唆する一方、手ぶれ傾向情報200が撮影熟練者の手ぶれ傾向αを示す場合には、制御部60は、シャッターボタン操作直前の平均ぶれ量M0が示す手ぶれ傾向を優先すべく、処理手順を上記ステップSc5に移して撮影熟練者用の撮影処理を実行する。
平均ぶれ量M0が閾値L2以上であり、かつ、手ぶれ傾向情報200が撮影熟練者の手ぶれ傾向βを示す場合(ステップSc7:YES)、すなわち、シャッターボタン操作直前の平均ぶれ量M0は撮影未熟練者の手ぶれ傾向αを示す一方で、手ぶれ傾向情報200が撮影熟練者の手ぶれ傾向βを示す場合には、シャッターボタン操作直前の平均ぶれ量M0が示す手ぶれ傾向を優先すべく、制御部60は、後述する撮影未熟練者用の撮影処理を実行する(ステップSc8)。
一方、平均ぶれ量M0が閾値L2以上でないか、または、手ぶれ傾向情報200が撮影熟練者の手ぶれ傾向βでない場合(ステップSc7:NO)、ステップSc4およびSc6の判定結果から、平均ぶれ量M0が閾値L2以上であり、かつ、手ぶれ傾向情報200が撮影未熟練者の手ぶれ傾向αを示すこととなり、シャッターボタン操作直前の平均ぶれ量M0、および、手ぶれ傾向情報200が両方とも撮影未熟練者の手ぶれ傾向αを示すため、制御部60は、上記ステップSc8に示す撮影未熟練者用の撮影処理を実行する。
すなわち、図8に示すように、撮影熟練者用の撮影処理においては、制御部60は、まず、シャッターボタン操作後のぶれ量Qを順次取得し(ステップSd1)、このぶれ量Qの平均値(以下、平均ぶれ量M1)を演算により求め(ステップSd2)、この平均ぶれ量M1が、記憶済みのシャッターボタン操作前の平均ぶれ量M0以下か否かを判定する(ステップSd3)。
ここで、平均ぶれ量M1が平均ぶれ量M0より大きい場合には(ステップSd3:NO)、制御部60は、ステップSd2の処理に移行し、これにより、新たに平均ぶれ量M1を求め、この平均ぶれ量M1が平均ぶれ量M0以下か否かを再度判定する。
自動露出時間TBがぶれ回避露出時間TA以下の場合は(ステップSe4:YES)、撮影者が設定した撮影条件による撮影でも十分にぶれの無い撮影画像が得られるため、制御部60は、実際に使用する露出時間を自動露出時間TBに設定する(ステップSe5)。一方、自動露出時間TAがぶれ回避露出時間TBを超える場合は(ステップSe4:NO)、撮影者が設定した撮影条件ではぶれの無い撮影画像が得られないため、上記ステップSd2にて算出したぶれ回避露出時間TAを実際に使用する露出時間に設定する(ステップSe6)。その後、制御部60は、上記ステップSe5またはSe6にて設定された露出時間にて撮影を実行する(ステップSe7)。
したがって、本実施の形態によれば、ぶれ量Qに基づいて撮影者の手ぶれ傾向を簡易に特定でき、かつ、その手ぶれ傾向に応じて適切な撮影処理を実行することができ、これにより、ぶれを低減した撮影画像を得ることができる。
このように、本実施の形態によれば、撮影者の撮影時の状況が変わった場合であっても、また、撮影者が一時的に他の撮影者に変わった場合であっても、そのときの撮影者の本来の手ぶれ傾向に応じた撮影処理を実行することができる。
また、本実施の形態によれば、撮影者の手ぶれの傾向が、撮影未熟練者の手ぶれ傾向αである場合に、露光時間、絞り値および感度を含む撮影条件を、撮影画像にぶれが生じにくい撮影条件に変更して撮影を開始するため、ぶれが生じにくい撮影条件ですぐに撮影が行われ、ぶれの少ない画像をタイムラグなく撮影することが可能になる。
例えば、上述した実施の形態では、手ぶれ傾向優先モードと、推定判別優先モードとを選択可能に構成した。このとき、手ぶれ傾向優先モードでは、シャッターボタン41aの押下操作前のぶれ量Qに基づく推定判別結果にかかわらず、手ぶれ傾向情報200の手ぶれ傾向が優先されるため、この手ぶれ傾向優先モードにおいては、ぶれ量Qの検出を行わずに、手ぶれ傾向情報200を参照して手ぶれ傾向を特定しても良い。
また、推定判別優先モードでは、手ぶれ傾向情報200の手ぶれ傾向にかかわらず、シャッターボタン41aの押下操作前のぶれ量Qに基づく推定判別結果が優先されるため、この推定判別優先モードにあっては、手ぶれ傾向情報200を参照せずに、シャッターボタン41aの押下操作前のぶれ量Qに基づく推定判別だけを行うようにしても良い。
さらに、本発明が適用された撮影装置を電子機器に設けて実施することも可能である。このような電子機器としては、例えば、カメラ付き携帯電話機や、銀塩カメラ、カメラ付き或いはカメラを外付け可能なPDAやノート型パソコン等がある。
Claims (3)
- 撮影指示を入力するための操作子と、前記操作子の操作に基づいて撮影を実行する撮影手段とを備えた撮影装置であって、
ぶれ量を検出するぶれ量検出手段と、
前記ぶれ量検出手段の検出結果に基づいて前記操作子が操作される前後のぶれ量を比較して、撮影者の手ぶれ傾向が、前記操作子の操作の後に撮影画像に生じるぶれが視認し難くなる程度のぶれ量に収束する第1手ぶれ傾向、及び、前記操作子の操作の後に撮影画像に生じるぶれが視認し難くなる程度のぶれ量に収束しない第2手ぶれ傾向の何れであるかを特定し、前記手ぶれ傾向情報を生成する手ぶれ傾向情報生成手段と、
前記手ぶれ傾向情報生成手段によって生成された手ぶれ傾向情報を記憶する記憶手段と、
前記操作子が操作される前のぶれ量に基づいて、撮影者の手ぶれ傾向が前記第1手ぶれ傾向及び第2手ぶれ傾向の何れであるかを特定する手ぶれ傾向特定手段と、を備え、
前記手ぶれ傾向特定手段の特定結果よりも、前記記憶手段に記憶されている手ぶれ傾向情報を優先し、当該手ぶれ傾向情報に示された手ぶれ傾向に応じて前記撮影手段が撮影を実行する第1優先モードと、
前記手ぶれ傾向情報よりも、前記手ぶれ傾向特定手段の特定結果を優先し、当該特定結果が示す手ぶれ傾向に応じて前記撮影手段が撮影を実行する第2優先モードとが選択可能に構成されるとともに、
前記撮影手段は、前記第1手ぶれ傾向に応じて前記撮影を実行する場合、前記操作子の操作後のぶれ量が収束したときに撮影を開始し、前記第2手ぶれ傾向に応じて前記撮影を実行する場合、露光時間、絞り値および感度を含む撮影条件を、撮影画像にぶれが生じにくい撮影条件に変更して撮影を開始する
ことを特徴とする撮影装置。 - 請求項1に記載の撮影装置を備えることを特徴とする電子機器。
- 撮影指示を入力するための操作子と、前記操作子の操作に基づいて撮影を実行する撮影手段と、ぶれ量を検出するぶれ量検出手段とを備えた撮影装置を、
前記ぶれ量検出手段の検出結果に基づいて前記操作子が操作される前後のぶれ量を比較して、撮影者の手ぶれ傾向が、前記操作子の操作の後に撮影画像に生じるぶれが視認し難くなる程度のぶれ量に収束する第1手ぶれ傾向、及び、前記操作子の操作の後に撮影画像に生じるぶれが視認し難くなる程度のぶれ量に収束しない第2手ぶれ傾向の何れであるかを特定し、前記手ぶれ傾向情報を生成する手ぶれ傾向情報生成手段、
前記手ぶれ傾向情報生成手段によって生成された手ぶれ傾向情報を記憶する記憶手段、
前記操作子が操作される前のぶれ量に基づいて、撮影者の手ぶれ傾向が前記第1手ぶれ傾向及び第2手ぶれ傾向の何れであるかを特定する手ぶれ傾向特定手段、
前記手ぶれ傾向特定手段の特定結果よりも、前記記憶手段に記憶されている手ぶれ傾向情報を優先し、当該手ぶれ傾向情報に示された手ぶれ傾向に応じて前記撮影手段が撮影を実行する第1優先モードと、
前記手ぶれ傾向情報よりも、前記手ぶれ傾向特定手段の特定結果を優先し、当該特定結果が示す手ぶれ傾向に応じて前記撮影手段が撮影を実行する第2優先モードとを選択可能にする手段、
前記撮影手段が前記第1手ぶれ傾向に応じて前記撮影を実行する場合、前記操作子の操作後のぶれ量が収束したときに撮影を開始させ、前記第2手ぶれ傾向に応じて前記撮影を実行する場合、露光時間、絞り値および感度を含む撮影条件を、撮影画像にぶれが生じにくい撮影条件に変更して撮影を開始させる手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
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2006
- 2006-01-16 JP JP2006007123A patent/JP4613830B2/ja not_active Expired - Fee Related
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