JP2007206382A - ぶれ検出装置、その制御方法、撮影装置、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ぶれ補正を行って撮影する場合の消費電力を低減することができるぶれ検出装置、その制御方法、撮影装置、制御プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】撮影モード中にセルフタイマが設定されていない場合には、ジャイロセンサのサンプリングレートを、比較的高いデフォルトのサンプリングレートR1に設定し、撮影モード中にセルフタイマが設定されている場合には、ジャイロセンサのサンプリングレートを、デフォルトのサンプリングレートより低いサンプリングレートR2に設定するようにした。
【選択図】図3
【解決手段】撮影モード中にセルフタイマが設定されていない場合には、ジャイロセンサのサンプリングレートを、比較的高いデフォルトのサンプリングレートR1に設定し、撮影モード中にセルフタイマが設定されている場合には、ジャイロセンサのサンプリングレートを、デフォルトのサンプリングレートより低いサンプリングレートR2に設定するようにした。
【選択図】図3
Description
本発明は、消費電力を低減したぶれ検出装置、その制御方法、撮影装置、制御プログラム及び記録媒体に関する。
従来より、撮影時のぶれを検出して撮影画像のぶれを補正可能な撮影装置が知られている。この種のものには、ぶれ補正や電子ズームを行う場合に、撮影データをフィールドメモリを介して画像処理部(DSP)に出力し、ぶれ補正や電子ズームを行わない場合には、フィールドメモリの駆動を停止し、撮影データをフィールドメモリを経由せずに画像処理部へ出力するものがある(例えば、特許文献1)。
特開平5−304632号公報
しかしながら、従来のものは、ぶれ補正や電子ズームを行わずに撮影する場合の消費電力を低減できるものの、ぶれ補正を行って撮影する場合の消費電力を低減することができなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ぶれ補正を行って撮影する場合の消費電力を低減することができるぶれ検出装置、その制御方法、撮影装置、制御プログラム及び記録媒体を提供することにある。
上述課題を解決するため、本発明は、ぶれ検出装置において、撮影部のぶれを検出するぶれ検出手段と、前記撮影部によりぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、前記ぶれ検出手段のサンプリングレートを下げ、或いは、前記ぶれ検出手段の駆動を停止させ、前記撮影状態を脱すると、前記サンプリングレートを上げ、或いは、停止させた前記ぶれ検出手段を起動する節電手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、ぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、ぶれ検出手段のサンプリングレートを下げ、或いは、ぶれ検出手段の駆動を停止させ、上記撮影状態を脱すると、サンプリングレートを上げ、或いは、停止させたぶれ検出手段を起動するので、ぶれ補正を行って撮影する場合の消費電力を低減することができる。
この発明によれば、ぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、ぶれ検出手段のサンプリングレートを下げ、或いは、ぶれ検出手段の駆動を停止させ、上記撮影状態を脱すると、サンプリングレートを上げ、或いは、停止させたぶれ検出手段を起動するので、ぶれ補正を行って撮影する場合の消費電力を低減することができる。
上記発明において、前記予め定めた撮影状態は、撮影時にぶれが生じ難い撮影設定状態、撮影操作以外の操作状態、又は、撮影操作に係わる状態を検出前の検出前状態の少なくともいずれかを含むことが好ましい。この構成によれば、ぶれた画像が撮影される可能性が低い様々な撮影状態で消費電力を低減することができる。
この場合において、前記撮影設定状態は、セルフタイマの設定状態、又は、シャッター速度がぶれを回避可能な値に設定された状態の少なくともいずれかであることが好ましく、また、前記操作状態は、撮影モード中における撮影済み画像の確認操作状態であることが好ましく、また、撮影開始前に放音される予め定めた音声を検出する音声検出手段を有し、前記検出前状態は、前記音声検出手段が前記音声を検出前の状態であることが好ましい。
この場合において、前記撮影設定状態は、セルフタイマの設定状態、又は、シャッター速度がぶれを回避可能な値に設定された状態の少なくともいずれかであることが好ましく、また、前記操作状態は、撮影モード中における撮影済み画像の確認操作状態であることが好ましく、また、撮影開始前に放音される予め定めた音声を検出する音声検出手段を有し、前記検出前状態は、前記音声検出手段が前記音声を検出前の状態であることが好ましい。
また、本発明は、撮影部のぶれを検出するぶれ検出部を有するぶれ検出装置の制御方法において、前記撮影部によりぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、前記ぶれ検出部のサンプリングレートを下げ、或いは、前記ぶれ検出部の駆動を停止させ、前記撮影状態を脱すると、前記サンプリングレートを上げ、或いは、停止させた前記ぶれ検出部を起動することを特徴とする。
この発明によれば、ぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、ぶれ検出部のサンプリングレートを下げ、或いは、ぶれ検出部の駆動を停止させ、上記撮影状態を脱すると、サンプリングレートを上げ、或いは、停止させたぶれ検出部を起動するので、ぶれ補正を行って撮影する場合の消費電力を低減することができる。
この発明によれば、ぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、ぶれ検出部のサンプリングレートを下げ、或いは、ぶれ検出部の駆動を停止させ、上記撮影状態を脱すると、サンプリングレートを上げ、或いは、停止させたぶれ検出部を起動するので、ぶれ補正を行って撮影する場合の消費電力を低減することができる。
また、本発明は、撮影装置において、画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段のぶれを検出するぶれ検出手段と、前記撮影手段によりぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、前記ぶれ検出手段のサンプリングレートを下げ、或いは、前記ぶれ検出手段の駆動を停止させ、前記撮影状態を脱すると、前記サンプリングレートを上げ、或いは、停止させた前記ぶれ検出手段を起動する節電手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、ぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、ぶれ検出手段のサンプリングレートを下げ、或いは、ぶれ検出手段の駆動を停止させ、上記撮影状態を脱すると、サンプリングレートを上げ、或いは、停止させたぶれ検出手段を起動するので、ぶれ補正を行って撮影する場合の消費電力を低減することができる。
この発明によれば、ぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、ぶれ検出手段のサンプリングレートを下げ、或いは、ぶれ検出手段の駆動を停止させ、上記撮影状態を脱すると、サンプリングレートを上げ、或いは、停止させたぶれ検出手段を起動するので、ぶれ補正を行って撮影する場合の消費電力を低減することができる。
また、本発明は、以上説明したぶれ検出装置、その制御方法及び撮影装置に適用する他、この発明を実施するための制御プログラムを電気通信回線を介してダウンロード可能にしたり、そのようなプログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体といった、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記憶して配布する、といった態様でも実施され得る。
本発明に係るぶれ検出装置、その制御方法、撮影装置、制御プログラム及び記録媒体によれば、ぶれ補正を行って撮影する場合の消費電力を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ(撮影装置)10の構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ10は、撮影部20、表示部30、操作部40、角速度検出部50、制御部60、外部記録再生部70及び着脱自在なリムーバブルメモリ80を備えている。
撮影部(撮影手段)20は、光学系21、イメージセンサ22、アナログフロントエンド(AFE)部23、画像処理部24及び圧縮・伸張部25を有している。光学系21は、複数のレンズ21a、絞り21b等で構成され、制御部60の制御の下、いずれかのレンズ21aと絞り21bが駆動されて、被写体をイメージセンサ22の受光面に結像させる。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ(撮影装置)10の構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ10は、撮影部20、表示部30、操作部40、角速度検出部50、制御部60、外部記録再生部70及び着脱自在なリムーバブルメモリ80を備えている。
撮影部(撮影手段)20は、光学系21、イメージセンサ22、アナログフロントエンド(AFE)部23、画像処理部24及び圧縮・伸張部25を有している。光学系21は、複数のレンズ21a、絞り21b等で構成され、制御部60の制御の下、いずれかのレンズ21aと絞り21bが駆動されて、被写体をイメージセンサ22の受光面に結像させる。
イメージセンサ22は、2次元空間に離散的に配置された光電変換素子とCCD(Charge Coupled Device)等の電荷転送素子とを備えた撮像素子であり、いわゆるCCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサ等が適用されている。イメージセンサ22は、制御部60の制御の下、受光面に結像された被写体像を光電変換して得られる電荷を光電変換素子毎に一定時間蓄積し、光電変換素子毎の受光量に応じた電気信号を出力する。なお、イメージセンサ22の露光量は、絞り21bのF値や光学系21とイメージセンサ22との間に設けられる図示しないメカニカルシャッタの開放時間とで決定され、撮影時の露光量は、制御部60が設定したシャッター速度(露出時間)等に基づいて決定される。また、イメージセンサ22の露光時間はイメージセンサ22の電荷蓄積時間自体を電気的に制御することによって調整してもよい。
AFE部23は、イメージセンサ22から出力される電気信号をAD変換器でデジタル信号に量子化してRAWデータを出力し、画像処理部24は、RAWデータに対し、3原色(RGB)の濃淡レベルを持つカラー画像を形成する画像形成処理、ホワイトバランス補正、ガンマ補正、ぶれ補正等を施して画像データを出力する。
圧縮・伸張部25は、画像処理部24から出力された画像データを圧縮し、また、圧縮された画像データを伸張するものであり、圧縮した画像データは外部記録再生部70に出力し、外部記録再生部70は、制御部60の制御の下、画像データをリムーバブルメモリ80に記録する。また、外部記録再生部70は、制御部60の制御の下、リムーバブルメモリ80に記録された圧縮画像データを読み出して圧縮・伸張部25に出力する。なお、リムーバブルメモリ80は、半導体メモリ、光ディスク、磁気ディスク又はハードディスク等が適用される。
圧縮・伸張部25は、画像処理部24から出力された画像データを圧縮し、また、圧縮された画像データを伸張するものであり、圧縮した画像データは外部記録再生部70に出力し、外部記録再生部70は、制御部60の制御の下、画像データをリムーバブルメモリ80に記録する。また、外部記録再生部70は、制御部60の制御の下、リムーバブルメモリ80に記録された圧縮画像データを読み出して圧縮・伸張部25に出力する。なお、リムーバブルメモリ80は、半導体メモリ、光ディスク、磁気ディスク又はハードディスク等が適用される。
表示部30は、液晶ディスプレイや液晶駆動部等を備え、制御部60の制御の下、操作メニューや撮影画像等の各種情報を表示する情報出力手段として機能する。このデジタルカメラ10は、動作モードとして、静止画を撮影する撮影モードと、撮影済みの静止画を再生する再生モードとを少なくとも備え、上記表示部30には、例えば撮影モードの場合には、撮影部20により撮影中の画像(プレビュー画像)が表示され、再生モードの場合には、外部記録再生部70によってリムーバブルメモリ80から読み出され圧縮・伸張部25により伸張された画像データの画像が表示される。なお、本実施形態では、撮影モードとして複数の撮影モードを備えている。
この複数の撮影モードには、制御部60がシャッター速度と絞り値とを算出して撮影する自動露出モード、シャッター速度をユーザ(撮影者)が入力し、絞り値については制御部60が算出するシャッター優先モード、絞り値をユーザが入力し、シャッター速度は制御部60が算出する露出優先モード、シャッター速度及び絞り値をユーザが入力するプログラムモード等があり、また、各撮影モードは全てセルフタイマを使用して撮影できるようになっている。
操作部40は、ユーザ(撮影者)によって操作される複数の操作子を有し、この操作子には、撮影を指示する押下式のシャッターボタン(撮影指示用の操作子)41aや、動作モードの選択、撮影条件の設定及び撮影画像の確認等を行う操作キーがあり、シャッターボタン41aについては、最奧部まで押下された全押し状態と、いわゆる半押しで押下された状態とを検出可能に構成されている。
角速度検出部50は、デジタルカメラ10のぶれを検出するぶれ検出手段として機能するものであり、図2に示すように、撮像対象のフレームFLの上下方向(以下、X軸と定義する)の角速度を検出するX軸ジャイロセンサ51と、左右方向(以下、Y軸と定義する)の角速度を検出するY軸ジャイロセンサ52とを有している。この角速度検出部50は、2つのジャイロセンサ51、52によりX軸及びY軸の各角速度に応じた電圧値の角速度検出信号を制御部60に出力する。
制御部(節電手段)60は、デジタルカメラ10の各部を制御するコンピュータとして機能するものであり、図1に示すように、各種プログラムの実行や演算処理をするCPU61と、このCPU61が実行する制御プログラム100や各種データを格納する書換可能なフラッシュROM(以下、単に「ROM」という)62と、上記CPU61の演算結果や各種データを一時的に格納するためのワークエリアとして機能するRAM63とを備えている。
この制御プログラム100は、磁気記録媒体、光記録媒体又は半導体記録媒体等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体110に記録して配布したり、通信ネットワーク上の配信サーバからダウンロード可能にすることができる。さらに、パーソナルコンピュータと本デジタルカメラ10とを通信可能にケーブル等で接続し、パーソナルコンピュータで読み取られた記録媒体110の制御プログラム100をデジタルカメラ10に出力することで、ROM(記憶手段)62に制御プログラム100を格納することも可能である。
そして、制御部60は、上記制御プログラムを実行することにより、シャッターボタン41aが半押しされると、撮影部のレンズ21aを駆動して被写体に焦点を合わせるオートフォーカス調整(自動焦点調整)や自動露出(AE)演算等の処理を行い、シャッターボタン41aが全押し操作されると、自動露出演算の結果に基づき絞り21bを調整してイメージセンサ22により撮影画像の取得を行う。また、制御部60は、ジャイロセンサ51、52を駆動して上下方向及び左右方向の角速度を取得し、撮影した画像データの手ぶれ補正等を行う。
そして、制御部60は、上記制御プログラムを実行することにより、シャッターボタン41aが半押しされると、撮影部のレンズ21aを駆動して被写体に焦点を合わせるオートフォーカス調整(自動焦点調整)や自動露出(AE)演算等の処理を行い、シャッターボタン41aが全押し操作されると、自動露出演算の結果に基づき絞り21bを調整してイメージセンサ22により撮影画像の取得を行う。また、制御部60は、ジャイロセンサ51、52を駆動して上下方向及び左右方向の角速度を取得し、撮影した画像データの手ぶれ補正等を行う。
ここで、このデジタルカメラ10の制御プログラム100には、撮影モードの場合に撮影の設定状態に応じてジャイロセンサ51、52のサンプリングレートを可変して電力消費量を節約する節電処理を含む撮影プログラムが含められている。
次に、この撮影プログラム実行時の動作を説明する。図3は、この場合の動作を示すフローチャートである。まず、制御部60は、撮影モードか否かを判定し(ステップS1)、撮影モードでない場合は(ステップS1)、当該処理を終了する一方、撮影モードの場合はセルフタイマが設定されているか否かを判定する(ステップS2)。
次に、この撮影プログラム実行時の動作を説明する。図3は、この場合の動作を示すフローチャートである。まず、制御部60は、撮影モードか否かを判定し(ステップS1)、撮影モードでない場合は(ステップS1)、当該処理を終了する一方、撮影モードの場合はセルフタイマが設定されているか否かを判定する(ステップS2)。
続いて、制御部60は、セルフタイマが設定されていない場合(ステップS2:N)、デフォルトのサンプリングレートR1を設定する一方(ステップS3)、セルフタイマが設定されている場合には(ステップS2:Y)、上記サンプリングレートR1より低いサンプリングレートR2を設定する(ステップS4)。このサンプリングレートR1又はR2の設定後、制御部60は、ジャイロセンサ51、52を起動し(ステップS5)、ジャイロセンサ51、52から角速度を取得して直前の数サンプルの角速度をRAM63に格納する処理を開始する。
なお、上記サンプリングレートR2はジャイロセンサ51、52毎に異なる値を採用してもよく、また、一方のジャイロセンサだけにサンプリングレートR1より低いサンプリングレートを適用し、他方のジャイロセンサにはサンプリングレートR1と同一の値を適用してもよい。
なお、上記サンプリングレートR2はジャイロセンサ51、52毎に異なる値を採用してもよく、また、一方のジャイロセンサだけにサンプリングレートR1より低いサンプリングレートを適用し、他方のジャイロセンサにはサンプリングレートR1と同一の値を適用してもよい。
次いで、制御部60は、撮影を開始するか否かを判定し(ステップS6)、シャッターボタン41aの操作による撮影開始指示を入力する毎に、当該制御部60が自動設定或いはユーザが手動設定した撮影条件(シャッター速度、絞り値)で撮影処理を実行すると共に、RAM63に格納された角速度からぶれ方向及びぶれ量を求め、撮影した画像データに手ぶれ補正処理を施してリムーバブルメモリ80に記録させる(ステップS7)。
続いて、制御部60は、撮影が終了すると(ステップS8:Y)、ジャイロセンサ51、52を停止し(ステップS9)、ステップS1の処理に移行する。これにより、撮影モードの場合、上記ステップS1〜S8の処理が循環的に繰り返され、セルフタイマの設定/非設定に応じてジャイロセンサ51、52のサンプリングレートが可変される。
なお、上記手ぶれ補正は、撮影した画像データへの画像処理による手ぶれ補正に限らず、それ以外の電子式手ぶれ補正や、光学系21内の可動レンズを駆動して手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正等を適用することが可能である。
続いて、制御部60は、撮影が終了すると(ステップS8:Y)、ジャイロセンサ51、52を停止し(ステップS9)、ステップS1の処理に移行する。これにより、撮影モードの場合、上記ステップS1〜S8の処理が循環的に繰り返され、セルフタイマの設定/非設定に応じてジャイロセンサ51、52のサンプリングレートが可変される。
なお、上記手ぶれ補正は、撮影した画像データへの画像処理による手ぶれ補正に限らず、それ以外の電子式手ぶれ補正や、光学系21内の可動レンズを駆動して手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正等を適用することが可能である。
以上説明したように、本施形態では、撮影モード中にセルフタイマが設定されていない場合には、ジャイロセンサ51、52のサンプリングレートが、比較的高いデフォルトのサンプリングレートR1に設定されるので、撮影時点のぶれを最適なタイミングで取得でき、手ぶれが生じた場合でもその手ぶれを精度良く補正することができる。
また、撮影モード中にセルフタイマが設定されている場合には、デジタルカメラ10が三脚等に固定されている可能性が高いため、手ぶれが生じる可能性が低く、この場合にジャイロセンサ51、52のサンプリングレートを、上記サンプリングレートR1より低いサンプリングレートR2に設定して消費電力を低減しても、ぶれのない画像を撮影可能である。
また、撮影モード中にセルフタイマが設定されている場合には、デジタルカメラ10が三脚等に固定されている可能性が高いため、手ぶれが生じる可能性が低く、この場合にジャイロセンサ51、52のサンプリングレートを、上記サンプリングレートR1より低いサンプリングレートR2に設定して消費電力を低減しても、ぶれのない画像を撮影可能である。
従って、本実施形態では、撮影モードの場合でも、セルフタイマ設定時にジャイロセンサ51、52のサンプリングレートを下げるので、サンプリングレートを下げる分だけ消費電力を低減することができ、かつ、このサンプリングレートの低下が手ぶれ補正に及ぼす悪影響を回避することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るデジタルカメラ10は、撮影プログラム中の節電処理が異なる点を除いて第1実施形態に係るデジタルカメラ10と略同一である。以下、撮影プログラム実行時の動作を説明する。図4はこの場合の動作を示すフローチャートである。
まず、制御部60は、撮影モードか否かを判定し(ステップS11)、撮影モードでない場合は(ステップS11)、当該処理を終了する一方、撮影モードの場合は、撮影済み画像の確認中か否かを判定する(ステップS12)。
ここで、撮影済み画像の確認中は、ユーザが撮影操作以外の操作を行った状態に相当し、すぐに撮影する可能性が極めて低い状態である。このため、本実施形態では、撮影済み画像の確認中の場合には(ステップS11:Y)、ジャイロセンサ51、52を停止し(ステップS13)、消費電力を低減させている。
第2実施形態に係るデジタルカメラ10は、撮影プログラム中の節電処理が異なる点を除いて第1実施形態に係るデジタルカメラ10と略同一である。以下、撮影プログラム実行時の動作を説明する。図4はこの場合の動作を示すフローチャートである。
まず、制御部60は、撮影モードか否かを判定し(ステップS11)、撮影モードでない場合は(ステップS11)、当該処理を終了する一方、撮影モードの場合は、撮影済み画像の確認中か否かを判定する(ステップS12)。
ここで、撮影済み画像の確認中は、ユーザが撮影操作以外の操作を行った状態に相当し、すぐに撮影する可能性が極めて低い状態である。このため、本実施形態では、撮影済み画像の確認中の場合には(ステップS11:Y)、ジャイロセンサ51、52を停止し(ステップS13)、消費電力を低減させている。
また、撮影済み画像の確認中でない場合(ステップ12:N)、制御部60は、ユーザがシャッターボタン41aに触れた状態か否かを判定する(ステップS14)。具体的には、本構成では、圧力センサ等の接触を検知可能なセンサによりシャッターボタン41aにユーザの指が触れた状態か否かを検出し、制御部60は、シャッターボタン41aに指が触れていない場合には(ステップS14:N)、ユーザが撮影を開始する可能性が低いため、ジャイロセンサ51、52のサンプリングレートをデフォルトのサンプリングレートR1より低いサンプリングレートR2に設定し(ステップ15)、ジャイロセンサ51、52を起動し(ステップ16)、ジャイロセンサ51、52から角速度を取得して直前の数サンプルの角速度をRAM63に格納する処理を開始する。
また、シャッターボタン41aに指がふれている場合(ステップS14:N)、制御部60は、当該制御部60が自動設定或いはユーザが手動設定したシャッター速度が、ぶれを回避可能なシャッター速度か否かを判定する(ステップS17)。そして、制御部60は、ぶれを回避可能なシャッター速度の場合(ステップ17:Y)、ジャイロセンサ51、52を停止する(ステップS13)。一方、ぶれる可能性のあるシャッター速度の場合には(ステップS17:N)、制御部60は、ジャイロセンサ51、52のサンプリングレートをデフォルトのサンプリングレートR1に設定し(ステップ18)、ジャイロセンサ51、52を起動し(ステップ16)、ジャイロセンサ51、52から角速度を取得して直前の数サンプルの角速度をRAM63に格納する処理を開始する。
次に、制御部60は、撮影を開始するか否かを判定し(ステップS19)、シャッターボタン41aの操作による撮影開始指示を入力する毎に、当該制御部60が自動設定或いはユーザが手動設定した撮影条件(シャッター速度、絞り値)で撮影処理を実行すると共に、ジャイロ動作中であれば(ステップ20:Y)、RAM63に格納された角速度からぶれ方向及びぶれ量を求め、撮影した画像データに手ぶれ補正処理を施してリムーバブルメモリ80に記録する一方(ステップS21)、ジャイロ非動作中であれば(ステップS20:N)、撮影した画像データをそのままリムーバブルメモリ80に記録する。
続いて、撮影が終了すると(ステップS22:Y)、制御部60は、ステップS11の処理に移行する。これにより、撮影モードの場合、上記ステップS11〜S22の処理が循環的に繰り返され、撮影操作以外の操作状態(撮影画像確認中)及び撮影時にぶれが生じ難い撮影設定状態(ぶれないシャッター速度が設定)の場合には、ジャイロセンサ51、52が停止して消費電力を低減することができる。この場合、撮影操作以外の操作の後に撮影操作が行われたとしても、撮影操作が可能な状態に移行するまでの操作(撮影画像の確認終了操作等)の間に、ステップS12の判定結果が肯定結果となるため、ジャイロセンサ51、52が起動され、その起動後に撮影が行われて撮影画像の手ぶれ補正を適切に行うことができる。
また、撮影モードの場合に、撮影操作に係わる状態を検出前の状態(シャッターボタン41aに指がふれていない状態)の際には、ジャイロセンサ51、52のサンプリングレートを下げるので、デフォルトのサンプリングレートR1の場合よりも消費電力を低減することができる。
一方、撮影モードの場合にシャッター速度がぶれる可能性のあるシャッター速度の際には、デフォルトのサンプリングレートR1が設定されるので、撮影時のぶれを最適なタイミングで取得でき、手ぶれが生じた場合でもその手ぶれを精度良く補正することができる。
一方、撮影モードの場合にシャッター速度がぶれる可能性のあるシャッター速度の際には、デフォルトのサンプリングレートR1が設定されるので、撮影時のぶれを最適なタイミングで取得でき、手ぶれが生じた場合でもその手ぶれを精度良く補正することができる。
これにより、本実施形態では、撮影モードの場合でも、撮影操作以外の操作状態(撮影画像確認中)、撮影時にぶれが生じ難い撮影設定状態(ぶれを回避可能なシャッター速度が設定)及び撮影操作に係わる状態を検出前の検出前状態(シャッターボタン41aに指がふれていない)の間は、ジャイロセンサ51、52を停止或いはサンプリングレートを下げるので、消費電力を低減することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るデジタルカメラ10は、撮影プログラム中の節電処理が異なる点と、予め定めた音声を検出する音声検出部とを備える点を除いて第1実施形態に係るデジタルカメラ10と略同一である。ここで、音声検出部は、マイク等からなる音声集音部と、この音声集音部を介して入力した音声信号が、撮影操作に係わる音声か否か、具体的には、シャッターボタン41aの操作前に撮影者等が発する音声(「はい、チーズ」)か否かを音声認識可能な音声認識部とを備えている。なお、この音声認識部は制御部60が兼用してもよい。
第3実施形態に係るデジタルカメラ10は、撮影プログラム中の節電処理が異なる点と、予め定めた音声を検出する音声検出部とを備える点を除いて第1実施形態に係るデジタルカメラ10と略同一である。ここで、音声検出部は、マイク等からなる音声集音部と、この音声集音部を介して入力した音声信号が、撮影操作に係わる音声か否か、具体的には、シャッターボタン41aの操作前に撮影者等が発する音声(「はい、チーズ」)か否かを音声認識可能な音声認識部とを備えている。なお、この音声認識部は制御部60が兼用してもよい。
次に、撮影プログラム実行時の動作を説明する。図5はこの場合の動作を示すフローチャートである。
まず、制御部60は、撮影モードか否かを判定し(ステップS31)、撮影モードでない場合は(ステップS31)、当該処理を終了する一方、撮影モードの場合は、ジャイロセンサ51、52のサンプリングレートをデフォルトのサンプリングレートR1より低いサンプリングレートR2に設定し(ステップ32)、ジャイロセンサ51、52を起動して(ステップ33)、ジャイロセンサ51、52から角速度を取得して直前の数サンプルの角速度をRAM63に格納する処理を開始する。
まず、制御部60は、撮影モードか否かを判定し(ステップS31)、撮影モードでない場合は(ステップS31)、当該処理を終了する一方、撮影モードの場合は、ジャイロセンサ51、52のサンプリングレートをデフォルトのサンプリングレートR1より低いサンプリングレートR2に設定し(ステップ32)、ジャイロセンサ51、52を起動して(ステップ33)、ジャイロセンサ51、52から角速度を取得して直前の数サンプルの角速度をRAM63に格納する処理を開始する。
続いて、制御部60は、「はい、チーズ」の音声を検出したか否かを判定し(ステップS34)、検出しない場合はステップS1の処理に移行する一方、検出した場合は、ジャイロセンサ51、52のサンプリングレートをデフォルトのサンプリングレートR1に設定する(ステップS35)。
次いで、制御部60は、上記音声(「はい、チーズ」)入力時に自動で撮影を行うオートシャッタが設定されているか否かを判定し(ステップS36)、設定済みの場合には(ステップS36:Y)、撮影処理を実行して(ステップS37)、RAM63に格納された角速度に基づき撮影した画像データに手ぶれ補正処理を施してリムーバブルメモリ80に記録し(ステップS38)、その後、ジャイロセンサ51、52を停止してステップS1の処理に移行する。
次いで、制御部60は、上記音声(「はい、チーズ」)入力時に自動で撮影を行うオートシャッタが設定されているか否かを判定し(ステップS36)、設定済みの場合には(ステップS36:Y)、撮影処理を実行して(ステップS37)、RAM63に格納された角速度に基づき撮影した画像データに手ぶれ補正処理を施してリムーバブルメモリ80に記録し(ステップS38)、その後、ジャイロセンサ51、52を停止してステップS1の処理に移行する。
一方、オートシャッタが未設定の場合(ステップS36:N)、制御部60は、撮影を開始するか否かを判定し(ステップS39)、シャッターボタン41aの操作による撮影開始指示を入力する毎に、撮影処理を実行してRAM63に格納された角速度に基づき撮影した画像データに手ぶれ補正処理を施してリムーバブルメモリ80に記録し(ステップS40)、撮影が終了すると(ステップS41:Y)、ジャイロセンサ51、52を停止してステップS1の処理に移行する。
本実施形態では、撮影モードの場合に、撮影操作に係わる音声(「はい、チーズ」)を検出前の検出前状態の際には、ジャイロセンサ51、52のサンプリングレートを下げるので、消費電力を低減することができ、上記音声を検出すると、ジャイロセンサ51、52のサンプリングレートを上げるので、撮影時のぶれを最適なタイミングで取得でき、手ぶれが生じた場合でもその手ぶれを精度良く補正することができる。
なお、オートシャッタが設定されている場合、デジタルカメラ10が三脚等に固定されている可能性が比較的高い。このため、かかる場合はサンプリングレートをデフォルトのサンプリングレートR1より下げるようにしてもよい。
なお、オートシャッタが設定されている場合、デジタルカメラ10が三脚等に固定されている可能性が比較的高い。このため、かかる場合はサンプリングレートをデフォルトのサンプリングレートR1より下げるようにしてもよい。
(応用例)
上述の実施形態では、サンプリングレートを低くして消費電力を低減する場合を説明したが、これに限らず、このサンプリングレートを低くする態様に代えて、ジャイロセンサを停止させてもよい。これによれば、サンプリングレートを低くする場合よりも消費電力を低減することができる。
また、上述の実施形態では、サンプリングレートを2段階で変更する場合を説明したが、これに限らず、3多段以上に変更してもよい。さらに、サンプリングレートを低い値に設定した場合でも、サンプリングレートをその設定した値から徐々に上げてデフォルトのサンプリングレートまで変化させるようにしてもよい。これによれば、撮影開始指示を入力するまでの間はサンプリングレートを低くして省電力化を図ることができる一方、撮影時にはサンプリングレートを高くして撮影時のぶれを精度良く取得することが可能になる。
上述の実施形態では、サンプリングレートを低くして消費電力を低減する場合を説明したが、これに限らず、このサンプリングレートを低くする態様に代えて、ジャイロセンサを停止させてもよい。これによれば、サンプリングレートを低くする場合よりも消費電力を低減することができる。
また、上述の実施形態では、サンプリングレートを2段階で変更する場合を説明したが、これに限らず、3多段以上に変更してもよい。さらに、サンプリングレートを低い値に設定した場合でも、サンプリングレートをその設定した値から徐々に上げてデフォルトのサンプリングレートまで変化させるようにしてもよい。これによれば、撮影開始指示を入力するまでの間はサンプリングレートを低くして省電力化を図ることができる一方、撮影時にはサンプリングレートを高くして撮影時のぶれを精度良く取得することが可能になる。
また、上述の実施形態において、節電を図る撮影状態に相当する撮影操作以外の操作状態には、撮影済み画像の確認中に限らず、シャッターボタン41a以外の他の操作キーにふれている場合を広く適用することが可能である。
また、上述の実施形態において、節電を図る撮影状態に相当する撮影時にぶれが生じ難い撮影設定状態には、ぶれを回避可能なシャッター速度が設定されている場合に限らず、被写体との焦点距離がぶれない値に設定される場合等を適用することが可能である。
また、上述の実施形態では、上下方向(X軸)及び左右方向(Y軸)のぶれをジャイロセンサで検出する場合を説明したが、これに限らず、さらに、奥行き方向(Z軸)のぶれを検出してもよいし、また、上記いずれか1つの方向の手ぶれを検出してもよい。また、ジャイロセンサに限らず、加速度センサ等の他のぶれ検出手段を適用してもよい。
また、上述の実施形態において、節電を図る撮影状態に相当する撮影時にぶれが生じ難い撮影設定状態には、ぶれを回避可能なシャッター速度が設定されている場合に限らず、被写体との焦点距離がぶれない値に設定される場合等を適用することが可能である。
また、上述の実施形態では、上下方向(X軸)及び左右方向(Y軸)のぶれをジャイロセンサで検出する場合を説明したが、これに限らず、さらに、奥行き方向(Z軸)のぶれを検出してもよいし、また、上記いずれか1つの方向の手ぶれを検出してもよい。また、ジャイロセンサに限らず、加速度センサ等の他のぶれ検出手段を適用してもよい。
また、上述の実施形態では、デジタルカメラに本発明を適用した場合を例示したが、これに限らず、要は、ぶれ量が問題となる機器に広く適用が可能である。例えば、デジタルカメラ以外の撮影装置に広く適用することが可能であり、具体的には、カメラ付き携帯電話機、銀塩カメラ、及び、カメラ付き或いはカメラを外付け可能なPDAやノート型パソコン等に適用可能である。さらに、これらの機器内にぶれ検出機能や節電機能を備える構成(角速度検出部50や制御部60等)が予め内蔵されている場合に限らず、上記構成を備えるぶれ検出装置を別体で構成してもよい。
10…デジタルカメラ(撮影装置)、20…撮影部(撮影手段)、30…表示部、40…操作部、41a…シャッターボタン(撮影操作用の操作子)、50…角速度検出部(ぶれ検出手段)、51、52…ジャイロセンサ、60…制御部(節電手段)、70…外部記録再生部、80…リムーバブルメモリ、100…制御プログラム、110…記録媒体。
Claims (9)
- 撮影部のぶれを検出するぶれ検出手段と、
前記撮影部によりぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、前記ぶれ検出手段のサンプリングレートを下げ、或いは、前記ぶれ検出手段の駆動を停止させ、前記撮影状態を脱すると、前記サンプリングレートを上げ、或いは、停止させた前記ぶれ検出手段を起動する節電手段と
を備えることを特徴とするぶれ検出装置。 - 前記予め定めた撮影状態は、撮影時にぶれが生じ難い撮影設定状態、撮影操作以外の操作状態、又は、撮影操作に係わる状態を検出前の検出前状態の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載のぶれ検出装置。
- 前記撮影設定状態は、セルフタイマの設定状態、又は、シャッター速度がぶれを回避可能な値に設定された状態の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項2に記載のぶれ検出装置。
- 前記操作状態は、撮影モード中における撮影済み画像の確認操作状態であることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載のぶれ検出装置。
- 撮影開始前に放音される予め定めた音声を検出する音声検出手段を有し、
前記検出前状態は、前記音声検出手段が前記音声を検出前の状態であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のぶれ検出装置。 - 撮影部のぶれを検出するぶれ検出部を有するぶれ検出装置の制御方法において、
前記撮影部によりぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、前記ぶれ検出部のサンプリングレートを下げ、或いは、前記ぶれ検出部の駆動を停止させ、前記撮影状態を脱すると、前記サンプリングレートを上げ、或いは、停止させた前記ぶれ検出部を起動することを特徴とするぶれ検出装置の制御方法。 - 画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段のぶれを検出するぶれ検出手段と、
前記撮影手段によりぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、前記ぶれ検出手段のサンプリングレートを下げ、或いは、前記ぶれ検出手段の駆動を停止させ、前記撮影状態を脱すると、前記サンプリングレートを上げ、或いは、停止させた前記ぶれ検出手段を起動する節電手段と
を備えることを特徴とする撮影装置。 - 撮影部を有するコンピュータを、
前記撮影部のぶれを検出するぶれ検出手段と、
前記撮影部によりぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、前記ぶれ検出手段のサンプリングレートを下げ、或いは、前記ぶれ検出手段の駆動を停止させ、前記撮影状態を脱すると、前記サンプリングレートを上げ、或いは、停止させた前記ぶれ検出手段を起動する節電手段として機能させるための制御プログラム。 - 撮影部を有するコンピュータを、
前記撮影部のぶれを検出するぶれ検出手段と、
前記撮影部によりぶれた画像が撮影される可能性が低い予め定めた撮影状態の場合に、前記ぶれ検出手段のサンプリングレートを下げ、或いは、前記ぶれ検出手段の駆動を停止させ、前記撮影状態を脱すると、前記サンプリングレートを上げ、或いは、停止させた前記ぶれ検出手段を起動する節電手段として機能させるための制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006025215A JP2007206382A (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | ぶれ検出装置、その制御方法、撮影装置、制御プログラム及び記録媒体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2006-02-02 JP JP2006025215A patent/JP2007206382A/ja active Pending
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