JP2005099162A - 静止画撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 予め計測したぶれ量の最大値及び最小値とから、ぶれ量の基準値を算出することにより、常にぶれの少ない静止画映像を撮影する。
【解決手段】 ぶれ計測部8は装置のぶれ量を計測する。制御部7は静止画記録指示が出される時点までの装置のぶれ量の最大値及び最小値を得る。また、前記指示が出された直後に装置の撮影設定情報を取得して第1のぶれ量評価基準値を算出する。また、第1のぶれ量評価基準値と、ぶれ量の最大値及び最小値とから第2のぶれ量評価基準値を算出する。さらに、前記指示が出された時点以降の装置の撮影段階のぶれ量を得る。さらに、該撮影段階のぶれ量が、第2のぶれ量評価基準値より小となるまで待って静止画を撮影する。また、該ぶれ量が第1のぶれ量評価基準値以上の時は「画像がぶれている」旨の通知、及び/または該ぶれ量を、モニタ12に表示する。
【選択図】 図1


Description

本発明は静止画撮像装置に係り、特に、CCD等の微細な画素により構成された撮像素子を結像面に配置したビデオカメラ、デジタルカメラ等の撮像装置において、撮像品位を向上することを意図した静止画撮像装置に関する。
従来の静止画撮像装置の分野では、近年、CCD等の微細な画素により構成された撮像素子の進展に伴い、高品位の画像を記録する撮影時の画像のぶれ量を評価した上で撮影する装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、前述の特許文献1に基づき、図面を用いて説明する。但し、従来例の課題部分を重点的に説明するため、以下の説明では、特許文献1の図面に若干の修正を加えている。
図3は、特許文献1に示された従来の静止画撮像装置の全体構成を示すブロック図である。
同図において、特許文献1に示された従来の静止画撮像装置は、被写体からの光を集光する集光レンズ10と、集光レンズ10からの光を受けて結像した画像を電気信号に変換するCCD1と、カメラ画像のフロントエンドで電気信号に変換された信号にAGCを掛けるカメラ前段回路2と、カメラ前段回路2でAGCを掛けられた信号をアナログデジタル変換するA/D回路3と、A/D回路3でA/D変換されたデジタル画像データを一時保存する一時メモリ4と、一時メモリに保存されたデータを所定の画像フォーマットになるように画像加工修正を加える画像処理部5を備える。
また、上記静止画撮像装置は、所定の画像フォーマットのファイルを恒久保存する記録部6と、主要な回路を制御する制御部7と、撮影画面の横方向と縦方向に対応するぶれ量をそれぞれ計測するぶれ計測部8と、ユーザが撮影する瞬間に押下するSW9(撮影ボタン)とを備える。
以下、特許文献1に示された従来の静止画撮像装置の動作を説明する。
制御部7は、SW9、ぶれ計測部8、CCD1、カメラ前段回路2、A/D回路3、一時記憶用メモリ4、画像処理部5、記録部6、及びぶれ計測部8を制御する。
ぶれ計測部8は、直交する2本の角速度センサまたは角加速度センサから成り、撮影画面の横方向と縦方向に対応するぶれ量をそれぞれ計測する。
SW9は、ユーザが静止画を撮影する瞬間に押下される撮影ボタンである。
レンズ10を通った映像光は、CCD1で電気信号に変換され、カメラ前段回路2で所定のAGCが掛けられ、A/D回路3でデジタル信号に変換される。
さらに、A/D回路3でデジタル信号に変換された画像データは一時記憶用メモリ4に一時保管される。その後、画像処理部5で所定の画像フォーマットに変換されて記録部6に保存される。
セット(装置)のぶれ量は、制御部7からの測定開始指示を受けてぶれ計測部8で計測されて制御部7に入力される。ぶれ計測部分については、ぶれ計測部8により、画面上のX,Y方向のぶれに対応する角速度または角加速度センサを用いて垂直周期(V周期)(16.6ms)に対して十分高速なサンプリングが行われる。ぶれ計測部分としては上記のX,Y方向測定値の合成値を出力する。
静止画撮影のためのSW9は、撮影時に、ユーザによって押下され、その信号が制御部7に入力され、これを受けて制御部7はぶれ計測部8に前述の計測開始指示を送出すると共に、ぶれ量が十分小さくなった時点で、撮影の制御動作を開始する。
ユーザが静止画撮影のためのSW9を押下すると、制御部7は、ぶれ計測部8に前述の計測開始指示を送出し、ぶれ計測部8から入力されたぶれ量Ainを逐次確認し、ぶれ量として十分小さな値A1と比較し、Ain<A1が成立する時点まで待機する。ここで、A1は、セットのぶれ量から推定した固定値である。
ユーザーが静止画撮影のためのSW9を押下した後、計測部8は、常にぶれ量を計測し、また、制御部7は、Ain<A1、即ち、ぶれ量が十分小さくなった時点で、カメラ前段回路2、A/D回路3、一時記憶用メモリ4を制御することで、静止画が撮影される。その後、撮影された静止画は、記録部6に保存される。このように構成することで、ぶれの少ない画像を撮影している。
図4は、特許文献1に示された従来の静止画撮像装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図3を参照しながら、図4に示されたフローチャートを使用して、特許文献1に示された従来の静止画撮像装置の動作を説明する。
まず、スタート後、制御部7は、ユーザによる静止画撮影のためのSW9が押下されるまで待機し、SW9が押下されたら、ぶれ計測部8に計測開始指示を送出する(ステップX1)。ぶれ計測部8は、制御部7からの上記計測開始指示を受けて、以後、常にぶれ量Ainを計測し、計測したぶれ量を制御部7に送出する(ステップX2)。
次に、制御部7は、ぶれ量基準値A1と、ぶれ量の計測値Ainとを比較し、A1よりAinが大であったら、計測部8から繰り返してぶれ量を入力し、A1よりAinが小であったらステップX4に移る(ステップX3)。
ステップX4では、制御部7の制御により、静止画の取り込みを行う。より具体的には、制御部7が、CCD1、カメラ前段回路2、及びA/D回路3を静止画撮影モードにして撮影し、撮像データをA/D回路3でデジタルデータとし、このデジタルデータを一時記憶用メモリ4に一時保存し、さらに、画像処理部5で画像フォーマットに合わせた変換処理を行い、最後に、記録部6に保存する。
この動作により、ぶれ量が予想される範囲内であれば、ぶれない静止画像を撮影することができる。
特開平04−274677号公報
しかしながら、上記背景技術で述べた従来の静止画撮像装置にあっては、撮影条件、ユーザの熟練度等によって、基準とするぶれ量が、計測される実際のセットのぶれ量と大きく異なる場合が生じる場合の対応がなされていない。このため、基準のぶれ量A1よりも、測定したぶれ量Ainの方が小さくならなかった場合には、撮影できない場合が発生するといった問題点があった。
また、そもそも基準に選んだぶれ量も、レンズ焦点距離や、シャッタースピード等によって変化するものであるため、これらの要因を考量しておくことも必要な課題であった。
さらに、撮影するユーザに対して、撮影後に、ぶれた映像が撮影されたことを知らせる手段を設け、これにより、再撮影を促すことも一つの課題であった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、予め計測したぶれ量の最大値及び最小値とから、ぶれ量の基準値を算出することにより、ぶれの少ない静止画映像を撮影することできる静止画撮像装置を提供することを目的としている。
本発明の他の目的は、予め計測したぶれ量の最大値及び最小値とから、ぶれ量の基準値を算出することにより、ユーザに対して、保存された静止画のぶれ度合い情報を伝えることができる静止画撮像装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る静止画撮像装置は、撮像手段を備え、ユーザから出される静止画記録指示を受けて被写体を撮像し、得られた静止画像を記録する静止画撮像装置において、装置のぶれ量を計測するぶれ量計測手段と、装置の電源投入時点から前記静止画記録指示が出される時点までの所定期間若しくは所定回数の前記ぶれ量計測手段による計測により、装置のぶれ量の最大値及び最小値を得る手段と、前記静止画記録指示が出された直後に装置の撮影設定情報を取得して、第1のぶれ量評価基準値を算出する手段と、前記第1のぶれ量評価基準値と、前記ぶれ量の最大値及び最小値とから、第2のぶれ量評価基準値を設定する手段と、前記静止画記録指示が出された時点以降の前記ぶれ量計測手段による計測により、装置の撮影段階のぶれ量を得る手段と、前記装置の撮影段階のぶれ量が、前記第2のぶれ量評価基準値より小となるまで、静止画の撮影を保留する手段と、前記装置の撮影段階のぶれ量が、前記第2のぶれ量評価基準値より小となったタイミングで、静止画を撮影する手段とを備えたことを特徴とする。
このような構成により、撮影段階で装置(セット)のぶれ量が大きい場合は、装置のぶれ量が鎮静化する(前記第2のぶれ量評価基準値より小となる)まで待ってから静止画撮影を許可するように制御するので、常にぶれの少ない静止画像を撮影することができる静止画撮像装置を提供することができる。
また、前記静止画撮像装置において、前記タイミングを与える前記装置のぶれ量が、前記第1のぶれ量評価基準値以上である場合に、「画像がぶれている」旨の通知、及び/または前記タイミングを与える前記装置のぶれ量を表示する手段を備えたことを特徴とする。
このような構成により、撮影が許可されたぶれ量が、装置の撮影設定情報から計算される前記第1のぶれ量評価基準値以上である場合は、「画像がぶれている」旨のメッセージや、撮影が許可されたぶれ量の大きさを、ユーザに知らせることができる静止画撮像装置を提供することができる。
また、前記装置の撮影設定情報には、少なくとも撮影レンズの標準焦点距離と、シャッター速度とを含めることができる。
また、前記撮像手段は、撮像画像をデジタル信号の画像データに変換して出力する手段を備えており、かつ、前記デジタル信号の画像データは、画像処理手段により、所定の画像フォーマットに変換して保存することができる。
さらに、前記ぶれ量計測手段は、少なくとも直交する2本の角速度センサまたは角加速度センサから成り、撮影画面の横方向と縦方向に対応するぶれ量をそれぞれ計測することができる。
以上説明したように、本発明の静止画記録装置によれば、撮影段階で装置(セット)のぶれ量が大きい場合は、装置のぶれ量が鎮静化する(前記第2のぶれ量評価基準値より小となる)まで静止画撮影の許可を保留にするので、常にぶれの少ない静止画像を撮影することができる効果がある。
また、撮影が許可されたぶれ量が、装置の撮影設定情報から計算される前記第1のぶれ量評価基準値以上である場合には、ユーザに対して、保存された静止画のぶれ度合い情報を伝えることが可能になり、使用上の利便性を高めることができる効果がある。
以下、本発明の静止画記録装置の最良の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の実施形態に係る静止画記録装置の全体構成を示すブロック図である。同図において、図3(従来例)と重複する部分には同一の符号を附して説明を省略する。
同図において、本実施形態の静止画記録装置は、図3(従来例)に示す静止画記録装置の構成要素に加えて、静止画記録指示前(撮影動作前)に計測されたぶれ量の最大値と最小値とを記憶する制御部用記憶部11と、ユーザに対して撮影された画像がぶれているか否かを表示するモニタ(表示部)12とを備える。
以下、本実施形態の静止画記録装置が有する各構成要素について説明する。
制御部7は、SW9、ぶれ計測部8、CCD1、カメラ前段回路2、A/D回路3、一時記憶用メモリ4、画像処理部5、記録部6、ぶれ計測部8、制御部用記憶部12、及びモニタ(表示部)12を制御する。
制御部用記憶部11は、制御部7用のメモリであり、静止画記録指示前(撮影動作前)に計測されたぶれ量の最大値と最小値とを、それぞれ記憶する。
モニタ(表示部)12は、OSD(On Screen Display)であり、ユーザ(撮影者)に対して、本装置の情報を伝えるが、この発明では、モニタの画面上に撮影された画像がぶれているか否かの情報を伝える。この情報は、文字情報または図式化されたキャラクタ情報を表示することによってユーザに伝えられる。このモニタ(表示部)12に代わる手段として、音声によるガイドが可能な装置を使用してもよい。
レンズ10を通った映像光は、CCD1で電気信号に変換され、カメラ前段回路2で所定のAGCが掛けられ、A/D回路3でデジタル信号に変換される。
さらに、A/D回路3でデジタル信号に変換された画像データは一時記憶用メモリ4に一時保管される。その後、画像処理部5(画像処理手段)で所定の画像フォーマットに変換されて記録部6に保存される。
本装置の場合は、ぶれ計測部8は、ユーザが静止画記録指示を出す時点を待たずに、ぶれ量の最大値と最小値とを計測している。その後、ユーザがSW9(静止画記録指示スイッチ)を押下すると、この押下時点までのぶれ量の最大値と最小値とを制御部用記憶部11に保存する構成となっている。
静止画記録指示が出された後も、セットのぶれ量は、常にぶれ計測部8で計測されて制御部7に入力される。
なお、上記の静止画記録指示のタイミングは、ユーザがSW9を押下することによって制御部7で判断されるものとする。
以下、撮影時に使用するぶれ量の評価基準値A2(第2のぶれ量評価基準値)の算出方法の1例を示す。
このぶれ量の評価基準値A2は、制御部7が、静止画を撮像すべきタイミングであるか否かを判断する際に使用される。
まず、静止画記録指示直後の設定情報から、計算により求めることが可能なぶれ量の評価基準値A1(第1のぶれ量評価基準値)を算出する。このぶれ量の評価基準値A1は、制御部7が、画像がぶれているかの表示を出力すべきか否かを判断する際に使用される。
このぶれ量の評価基準値A1は、標準焦点距離F、シャッタースピードS時のぶれ量の評価基準値をA0とし、静止画記録指示直後における装置のレンズ10の焦点距離をf、シャッタースピードをsとして、数式(2)により計算することができる。前記シャッタースピードsが速くなるほど(値が大きくなるほど)ぶれ基準値を大きくできる。
また、前記焦点距離fが大きくなるほど、ぶれ易くなるので、ぶれ基準値を小さくする必要がある。このことから、シャッタースピードsの時のぶれの評価基準値A1は(F/f)*(s/S)となり、感度係数bとオフセット値cを考量すると、シャッタースピードsの時のぶれ量の評価基準値A1は、まず、数式(1)で与えられる。
A1=b*((F*s)/(f*S))+c (1)
次に、(1)式を、シャッタースピードS時のぶれ量の基準値A0を取り入れた形式にすると、ぶれ量の評価基準値A1は、
A1=b*(s/f)*A0+c (2)
と表すことができる。
次に、ユーザが静止画記録指示のSW9を押下する時点までの前述のぶれ量の最大値をAmax、最小値をAminによって表す。このぶれ量の最大値及び最小値が、直近の撮影条件でのぶれ変動量となる。所定のサンプリング回数(例えば、50回)中のぶれ量を計測することで、前述のぶれの最大値Amaxと、最小値Aminとを計測する。その後、上記のぶれ基準値A1、前述のぶれ量の最大値Amax、及びぶれ量の最小値Aminとから、最終的に、前述の求めるぶれ量の評価基準値A2を算出する。以下、その方法について説明する。
例えば、(1)式で算出したぶれ量の評価基準値A1と、前述の最小値Aminとを比較し、最小値Aminの方が大きかった場合には、静止画撮影時のぶれ量が評価基準値A1以下に収まることは期待できない。
また、例えば、三脚固定等により、前述のぶれ量の最大値Amaxが、前述のシャッタースピードsの時のぶれ量の評価基準値A1よりも小さい場合には、ぶれ量の評価基準値A2は、A1若しくはAmaxでよいことになる。
一般には、撮影時に使用するぶれ量の評価標準値A2は、前述のA1、Amin、及びAmaxから以下のように設定できる。
(1) A1<Amin<Amaxの時は、A2=Aminとする。
(2) Amin<A1<Amax時の時は、A2=A1とする。
(3) Amin<Amax<A1時は、A2=A1とする。
なお、静止画記録指示となるSW9が押下された時点以降に計測されるぶれ量をAin(装置の撮影段階のぶれ量)とすると、制御部7は、A2>Ainの時には、A2≦Ainとなるまで静止画撮影を保留する。また、静止画撮影が許可されても、許可された時点のぶれ量Ainが前述のA1以上であれば、制御部7は、モニタ(表示部)12の画面上に、「ぶれた画像が撮影された」とOSD表示する。なお、この時、さらに前述のぶれ量Ainを表示することも可能である。
図2は、本発明の実施形態に係る静止画記録装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図1を参照しながら、図2に示すフローチャートを使用して、本実施形態に係る静止画記録装置の動作を説明する。
まず、ユーザが装置の電源を入れてカメラを起動した後、ぶれ計測部8にて装置のぶれ量を計測し、この計測値を制御部7に送出する(ステップS1)。
次に、制御部7では、この計測値を受けて、ぶれ量の最大値と最小値を算出する(ステップS2)。この処理を、静止画記録指示であるSW9が押下されるまで繰り返す(ステップS3)。
その後、静止画記録指示となるSW9が押下されると、次の動作に移り、少なくとも本装置のレンズ10の標準焦点距離F、シャッタースピードS時のぶれ量の評価基準値をA0、撮影時の焦点距離f、シャッタースピードsとから、ぶれ評価基準値A2を算出する(ステップS4)。
次に、静止画記録指示が出された後のぶれ量Ainを計測し(ステップS5)、前述の撮影時に使用するぶれ量の評価標準値A2と比較し(S6)、AinがA2より小の場合は、ステップS7に移る。また、AinがA2以上の場合は、ステップS5に戻る。
ステップS7では、ぶれ量が小さいと判断し、内部のメモリ領域A3に上記Ainの値を保存する(Ainの値は、この後も更新される)。
次に、静止画撮影を開始する(ステップS8)。ここで、上記の静止画撮影とは、CCD1、カメラ前段回路2、A/D回路3を駆動して、CCD1上に結像している画像をCCD1により電気信号に変換し、その後、カメラ前段回路2でAGCを掛け、これをA/D回路3でデジタル化し、一時記憶用メモリ4に一時保存し、画像処理部5で画像フォーマットに合致するように変換し、記録部6へ保存するまでの処理が該当するものとする。
次に、前述の静止画撮影の完了後、ステップS7でメモリ領域A3に保存していた撮影時のぶれ量と前述のA1とを比較し(ステップS9)、撮影時のぶれ量(A3)が、前述のぶれ量評価基準値A1以上である時は、モニタ(表示部)12の画面上に「ぶれた画像が撮影された」とOSD表示するか、若しくは他の手段により、音声によるガイドを出して、ユーザにぶれた画像が保存されていることを報知する(ステップS10)。なお、この時、前述のぶれ量Ainを表示してもよい。また、撮影時のぶれ量(A3)が、前述のぶれ量評価基準値A1よりも小である時は、処理を終了する。
なお、本発明に係る静止画撮像装置の原理は、動画像撮像装置に対しても適用することが可能である。
また、本発明に係る静止画撮像装置の制御部7の処理の少なくとも一部をコンピュータ制御により実行するものとし、かつ、上記処理を、図2のフローチャートで示した手順によりコンピュータに実行せしめるプログラムは、半導体メモリを始め、CD−ROMや磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくともマイクロコンピュータ,パーソナルコンピュータ,汎用コンピュータを範疇に含むコンピュータが、上記の記録媒体から上記プログラムを読み出して、実行するものとしてもよい。
本発明は、静止画撮像装置に適用することが可能であり、特に、CCD等の微細な画素により構成された撮像素子を結像面に配置したビデオカメラ、デジタルカメラ等の撮像装置に適用することが可能である。
本発明の実施形態に係る静止画記録装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る静止画記録装置の動作を示すフローチャートである。 特許文献1に示された従来の静止画撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 特許文献1に示された従来の静止画撮像装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 CCD
2 カメラ前段回路
3 A/D回路
4 一時記憶用メモリ(記憶部)
5 画像処理部
6 記録部
7 制御部
8 ぶれ計測部
9 SW(スイッチ)
10 レンズ
11 制御部用記憶部
12 モニタ(表示部)

Claims (5)

  1. 撮像手段を備え、ユーザから出される静止画記録指示を受けて被写体を撮像し、得られた静止画像を記録する静止画撮像装置において、
    装置のぶれ量を計測するぶれ量計測手段と、
    装置の電源投入時点から前記静止画記録指示が出される時点までの所定期間若しくは所定回数の前記ぶれ量計測手段による計測により、装置のぶれ量の最大値及び最小値を得る手段と、
    前記静止画記録指示が出された直後に装置の撮影設定情報を取得して、第1のぶれ量評価基準値を算出する手段と、
    前記第1のぶれ量評価基準値と、前記ぶれ量の最大値及び最小値とから、第2のぶれ量評価基準値を設定する手段と、
    前記静止画記録指示が出された時点以降の前記ぶれ量計測手段による計測により、装置の撮影段階のぶれ量を得る手段と、
    前記装置の撮影段階のぶれ量が、前記第2のぶれ量評価基準値より小となるまで、静止画の撮影を保留する手段と、
    前記装置の撮影段階のぶれ量が、前記第2のぶれ量評価基準値より小となったタイミングで、静止画を撮影する手段と、
    を備えたことを特徴とする静止画撮像装置。
  2. 前記タイミングを与える前記装置のぶれ量が、前記第1のぶれ量評価基準値以上である場合に、「画像がぶれている」旨の通知、及び/または前記タイミングを与える前記装置のぶれ量を表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の静止画撮像装置。
  3. 前記装置の撮影設定情報には、少なくとも撮影レンズの標準焦点距離と、シャッター速度とが含まれていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の静止画撮像装置。
  4. 前記撮像手段は、撮像画像をデジタル信号の画像データに変換して出力する手段を備え、かつ、前記デジタル信号の画像データは、画像処理手段により、所定の画像フォーマットに変換されて保存されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の静止画撮像装置。
  5. 前記ぶれ量計測手段は、少なくとも直交する2本の角速度センサまたは角加速度センサから成り、撮影画面の横方向と縦方向に対応するぶれ量をそれぞれ計測することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の静止画撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101431541B1 (ko) 2008-01-18 2014-08-19 삼성전자주식회사 디지털 카메라에서 유효한 영상을 분류하는 방법

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