JP2007108093A - 被写体までの距離を測定する装置およびその方法 - Google Patents
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Abstract
【目的】比較的簡単に被写体までの距離を算出する。
【構成】カメラDSCの前方の距離Dに人物の顔h0がある。顔の幅はS0,人物がいる場所の撮像範囲の半分の幅をW0,画角をθとすると,tan=W0/Dが成立する。被写体h0を撮像して得られた被写体像から検出される顔画像の幅をS1,被写体像の半分の幅をW1とすると,W1/S1=W0/S1が成立する。これらの2式からD×S1=W1×S0/tan(θ/2)が成立する。実際の顔の幅S0はほぼ一定であるから,被写体までの距離Dを算出できる。
【選択図】図1
【構成】カメラDSCの前方の距離Dに人物の顔h0がある。顔の幅はS0,人物がいる場所の撮像範囲の半分の幅をW0,画角をθとすると,tan=W0/Dが成立する。被写体h0を撮像して得られた被写体像から検出される顔画像の幅をS1,被写体像の半分の幅をW1とすると,W1/S1=W0/S1が成立する。これらの2式からD×S1=W1×S0/tan(θ/2)が成立する。実際の顔の幅S0はほぼ一定であるから,被写体までの距離Dを算出できる。
【選択図】図1
Description
この発明は,被写体までの距離を測定する装置およびその方法に関する。
被写体像を合焦させる自動合焦制御においては,被写体を撮像して被写体像を表す画像データを用いて行うものがある。たとえば,被写体像の中から目の画像を検出し,その目の画像を合焦させる(特許文献1)。このように画像データを用いて合焦制御を行う場合には,被写体までの距離を測定する測距センサなどが不要となるが,画像データを用いて撮像レンズの位置決めを行うから合焦するまでに時間がかかることがある。
特開平5−128156号公報
また,測距センサを用いて被写体までの距離を測定し,得られた距離にもとづいて被写体像が合焦するように撮像レンズを位置決めするものもある(特許文献2)。さらに,顔の画像を検出し,被写体のうち,検出された顔の画像に相当する被写体部分までの距離を,測距センサを用いて測定するものもある。測定された距離にもとづいて合焦制御が行われる(特許文献3)。しかしながら,いずれも測距センサを設けなければならないので,コスト・アップとなってしまう。
特開2001-166198号公報
特開2001-304855号公報
この発明は,測距センサを用いずに被写体までの距離を測定することを目的とする。
第1の発明による被写体までの距離を測定する装置は,被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを出力する撮像手段,上記撮像手段から出力された画像データによって表される被写体像から顔画像を検出する顔画像検出手段,上記顔画像検出手段によって検出された顔画像のサイズを算出する顔画像サイズ算出手段,ならびに上記顔画像サイズ算出手段によって算出された顔画像サイズ,上記撮像手段から出力された画像データによって表される被写体像のサイズ,顔の一般的なサイズおよび上記撮像手段によって上記被写体を撮像したときの画角にもとづいて上記被写体までの距離を測定する測距回路を備えていることを特徴とする。
第1の発明は,上記被写体までの距離を測定する装置に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを得,得られた画像データによって表される被写体像から顔画像を検出し,検出された顔画像のサイズを算出し,算出された顔画像サイズ,得られた画像データによって表される被写体像のサイズ,顔の一般的なサイズおよび上記被写体を撮像したときの画角にもとづいて上記被写体までの距離を測定するものである。
第1の発明によると,被写体が撮像され,被写体像を表す画像データが得られる。被写体像から顔画像が検出され,検出された顔画像のサイズ(大きさ,幅,画素数)が算出される。算出された顔画像のサイズ,被写体像のサイズ,被写体が撮像されたときの画角および実際の顔の一般的なサイズにもとづいて被写体までの距離が測定される。この発明によると,被写体までの距離を測定するまで測距センサが不要となるので,コスト・ダウンを図ることができる。また,得られた被写体までの距離にもとづいて合焦制御を行う場合でも画像データにもとづいて合焦制御を行う場合に比べて迅速に合焦制御を行うことができる。顔の一般的なサイズは,あらかじめ設定されていてもよいし,入力できるようにしてもよい。
上記撮像手段の前方に配置され,上記撮像手段の光軸方向に移動自在な撮像レンズ,および上記測距回路において測定された上記被写体までの距離にもとづいて上記撮像レンズを位置決めする撮像レンズの位置制御手段をさらに備えてもよい。測定された被写体までの距離にもとづいて自動合焦制御を行うことができる。
第2の発明による被写体までの距離を測定する装置は,第1の被写体を撮像し,第1の被写体像を表す第1の画像データを出力する撮像手段,上記撮像手段の前方に配置され,上記第1の光軸方向に移動自在な撮像レンズ,上記撮像手段から出力された第1の画像データにもとづいて上記撮像レンズを位置決めする撮像レンズ位置制御手段,上記撮像レンズ位置制御手段によって位置決めされた上記撮像レンズ位置にもとづいて,上記第1の被写体までの距離を算出する第1の距離算出手段,上記第1の撮像手段から出力された第1の画像データによって表される第1の被写体像から第1の顔画像を検出する第1の顔画像検出手段,上記第1の顔画像検出手段によって検出された第1の顔画像のサイズを算出する第1の顔画像サイズ算出手段,第2の被写体を撮像し,第2の被写体像を表す第2の画像データを出力するように上記撮像手段を制御する撮像制御手段,上記撮像制御手段の制御により上記撮像手段から出力された第2の画像データによって表される第2の被写体像の中から顔の画像を検出する第2の顔画像検出手段,上記第2の顔画像検出手段によって検出された第2の顔画像のサイズを算出する第2の顔画像サイズ算出手段,ならびに上記第1の距離算出手段によって算出された上記第1の被写体までの距離,上記第1の顔画像サイズ算出手段によって算出された第1の顔画像のサイズおよび上記第2の顔画像サイズ算出手段によって算出された第2の顔画像のサイズにもとづいて,上記第2の被写体までの距離を算出する第2の距離算出手段を備えていることを特徴とする。
第2の発明は,上記被写体までの距離を算出する装置に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,撮像手段を用いて,第1の被写体を撮像し,第1の被写体像を表す第1の画像データを得,上記撮像手段から出力された第1の画像データにもとづいて,上記撮像手段の前方の配置され,上記第1の撮像手段の光軸方向に移動自在な撮像レンズを位置決めし,位置決めされた上記撮像レンズ位置にもとづいて,上記第1の被写体までの距離を算出し,撮像によって上記撮像手段から得られた第1の画像データによって表される第1の被写体像から第1の顔画像を検出し,検出された第1の顔画像のサイズを算出し,第2の被写体を撮像し,第2の被写体像を表す第2の画像データを出力するように上記撮像手段を制御し,上記撮像手段から出力された第2の画像データによって表される第2の被写体像の中から顔の画像を検出し,上記第2の顔画像検出手段によって検出された第2の顔画像のサイズを算出し,算出された上記第1の被写体までの距離,算出された第1の顔画像のサイズおよび算出された第2の顔画像のサイズにもとづいて,上記第2の被写体までの距離を算出するものである。
第2の発明によると,第1の被写体が撮像されて,第1の被写体像を表す第1の画像データが得られる。第1の画像データによって表される第1の被写体像から第1の顔画像が検出される。検出された第1の顔画像のサイズが算出される。第1の画像データにもとづいて合焦位置に撮像レンズが位置決めされる。位置決めされた撮像レンズの位置から第1の被写体までの距離が算出される。また,第2の被写体が撮像され,第2の被写体像を表す第2の画像データが得られる。第2の画像データによって表される第2の被写体像から第2の顔画像が検出され,第2の顔画像のサイズが算出される。得られた第1の被写体までの距離,第1の顔画像のサイズおよび第2の顔画像のサイズにもとづいて,第2の被写体までの距離が算出される。第2の発明においても測距センサを設けることなく,第2の被写体までの距離が得られる。
この実施例は,被写体までの距離を測定するものである。まず,被写体までの距離を測定する原理を説明する。この実施例では,被写体は人間の顔に限定される。
図1は,被写体とその被写体を撮像しようとするディジタル・スチル・カメラとの関係を示している。
撮像しようとする被写体である人物(顔)h0が,ディジタル・スチル・カメラ(ディジタル・スチル・カメラに限らずディジタル・ムービ・カメラでもよい)DSCの前方の距離Dにいるとする。撮像の画角をθ,人物h0がいる位置(ディジタル・スチル・カメラDSCの前方の距離Dでの場所)での撮影範囲の幅の1/2をW0,被写体である人物h0の顔の幅をS0とする。すると,次の式1が成立する。
tan(θ/2)=W0/D・・・式1
tan(θ/2)=W0/D・・・式1
図2は,撮像によって得られた被写体像の一例である。
この被写体像I1は,図1に示す位置関係において被写体である人物h0を,ディジタル・スチル・カメラDSCを用いて撮像して得られたものである。
被写体像I1の中には,人物h0の画像である人物像h1が含まれている。被写体像I1について顔検出処理が行われることにより,人物像h1の中の顔画像A1が検出される。検出された顔画像A1の幅(大きさ,画素数)をS1とする。また,被写体像I1の横幅の半分の幅(大きさ,画素数)をW1とする。
図2に示す被写体像I1における顔画像A1の幅S1および被写体像I1の横幅の半分の幅W1と,図1に示す被写体である人物h0の顔の幅S0および人物h0がいる場所での撮影範囲の幅の1/2の幅W0との幾何学的な関係から次の式2が成立する。
W0/S0=W1/S1・・・式2
W0/S0=W1/S1・・・式2
式1と式2から,人物h0が実際にいる場所での撮影範囲の幅の1/2の幅W0を消去して式を整理すると,次の式3が成立する。
D×S1=W1×S0/tan(θ/2)・・・式3
式3において,顔画像A1の幅S1は算出することができ,被写体像I1の半分の幅W1は解像度に応じて決定できる。また,人物h0の顔の幅S0は,人それぞれに関係なく一定値(例えば,15cm程度)と考えられる。さらに,画角θは,撮像レンズに応じて決定される(ズーム・レンズであってもズーム・レンズ位置に応じて決定される)。したがって,式3から被写体までの距離Dを算出することができる。
図3は、ディジタル・スチル・カメラDSCの電気的構成を示すブロック図である。
このディジタル・スチル・カメラDSCは,上述したように,被写体が人物の顔の場合に被写体までの距離を測定できるものである。測定された被写体までの距離にもとづいて人物の顔が合焦するように撮像レンズが位置決めされる。
ディジタル・スチル・カメラDSCの全体の動作は,制御回路20によって統括される。この制御回路20には,CPU21,ディジタル・スチル・カメラDSCの動作プログラム,所定のデータなどが記憶されているROM22およびデータを一時的に記憶するRAM23が含まれている。
ディジタル・スチル・カメラDSCには,二段ストローク・タイプのシャッタ・レリーズ・ボタンなどのボタン,スイッチが含まれる操作装置5が設けられており,この操作装置5から出力される操作信号は,制御回路20に与えられる。
CCD3の前方には絞り2および撮像レンズ1が設けられている。撮像レンズ1の光軸は,CCD3の受光面の光軸と一致しており,その光軸方向に移動自在に支持されている。撮像レンズ1の位置は,レンズ駆動回路11によって,被写体像がCCD3の受光面上に合焦するように制御される。絞り2は,絞り駆動回路12によって適正な露光量となるように絞り値が制御される。被写体が撮像されると,CCD3の受光面上に結像した被写体像を表す映像信号が撮像素子制御回路13の制御のもとに出力される。CCD3から出力された映像信号は,アナログ信号処理回路4に入力する。これらのレンズ駆動回路11,絞り駆動回路12および撮像素子制御回路13は,制御回路20によって制御される。
映像信号は,アナログ信号処理回路4において白バランス調整などの所定のアナログ信号処理が行われる。アナログ信号処理回路4から出力した映像信号は,アナログ/ディジタル変換回路5においてディジタル画像データに変換されてディジタル信号処理回路6および制御回路20に入力する。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラDSCでは,上述したように被写体までの距離を測定し,その測定した距離にもとづいて撮像レンズ1を合焦位置に位置決めできるほかに画像データを用いて撮像レンズ1を合焦位置に位置決めすることもできる。このために,制御回路20に入力した画像データから高周波数成分が抽出されることにより合焦データが得られる。得られた合焦データが,画像全体または画像の一部分の領域内において積算されることにより合焦評価値が得られる。得られた合焦評価値にもとづいて,CCD3の受光面上に被写体像が合焦するような位置に撮像レンズ1がレンズ駆動回路11によって制御される。
また,画像データはディジタル信号処理回路6においてガンマ補正などの所定のディジタル信号処理が行われる。ディジタル信号処理回路6から出力された画像データはメモリ7を介して表示装置10に与えられる。表示装置10の表示画面上に被写体像が表示される。
ディジタル信号処理回路6から出力された画像データは,顔検出回路14にも入力する。顔検出回路14において,画像データによって表される被写体像の中に含まれる顔の画像が抽出された顔の画像の位置,大きさなどを表すデータは制御回路20に与えられる。顔画像の大きさを利用して,上述のように被写体までの距離が算出される。
シャッタ・レリーズ・ボタンの第一段階の押下があると,撮像レンズ1が合焦位置となるように位置決めされる。シャッタ・レリーズ・ボタンの第二段階の押下があると,上述のようにしてディジタル信号処理回路6から出力された画像データはメモリ7に与えられ,一時的に記憶される。画像データはメモリ7から読み取られ,記録制御回路8によってメモリ・カード9に記録される。
図4は,撮像レンズ1を合焦位置に位置決めする処理手順を示すフローチャートである。
シャッタ・レリーズ・ボタンの第一段階の押下があり,被写体が撮像される(ステップ31)。得られた被写体像の顔画像が検出される(ステップ32)。
顔画像が検出されると(ステップ33でYES),その検出された顔画像のサイズ(顔画像の横幅S1)が算出される(ステップ34)。算出された顔画像のサイズ,被写体像のサイズ,実際の顔の一般的なサイズおよび画角から被写体までの距離が算出される(ステップ35)。算出された被写体までの距離にもとづいて撮像レンズが合焦位置に位置決めされる(ステップ36)。
被写体像から顔画像が検出されなければ(ステップ33でNO),被写体像を表す画像データから撮像レンズが合焦位置に位置決めされる(ステップ37)。
このようにして撮像レンズが合焦位置に位置決めされると,シャッタ・レリーズ・ボタンの第二段階の押下に応じて被写体が撮像され,撮像によって得られた画像データがメモリ・カードに記録されることとなる。
図5から図8は,他の実施例を示すものである。上述した実施例においては実際の顔の一般的なサイズが入力または設定されていたが,この実施例においては,実際の顔の一般的なサイズの入力等が不要となるものである。
図5は,ディジタル・スチル・カメラDSCと被写体との関係を示している。
ディジタル・スチル・カメラDSCの前方の距離dに一の被写体である人物(第1の被写体)h2がいて,ディジタル・スチル・カメラDSCの前方の距離Dに他の被写体である人物(第2の被写体)h0がいるものとする。一の被写体の人物h2の顔の実際の大きさはS2(実細の顔の大きさはほぼ一定と見なしているからS2=S0である)である。一の被写体の人物h2がいる場所での撮影範囲の幅の半分の幅をW2とする。
図6は,ディジタル・スチル・カメラDSCの前方の距離dにいる一の被写体の人物h2を撮像して得られた被写体像の一例である。
被写体像I3には,一の被写体の人物h2の人物像h3が含まれている。被写体像I3の顔画像検出処理が行われることにより顔画像A3が検出される。この顔画像A3の大きさ(幅,画素数)をS3とする。式3が一定であるから,次の式4が成立する。
D×S1=d×S3・・・式4
D×S1=d×S3・・・式4
一の被写体h2の被写体像h3が合焦するように,被写体像の高周波数成分にもとづいて撮像レンズが合焦位置に位置決めされると,その位置決めされたから一の被写体h2までの距離dを算出することができる。すると,他の被写体像の顔画像の幅S1および一の被写体像の顔画像の幅S3は分かるから,算出された距離dを用いて式4から,他の被写体h0までの距離Dを算出することができる。算出された距離Dを用いて他の被写体h0の被写体像h1が合焦するように撮像レンズの位置を位置決めできる。
上述した実施例では,同じ撮像範囲内に一の被写体と他の被写体とが含まれているが必ずしもこれらの2つの被写体が含まれていなくともよい。一の被写体までの距離dおよびその被写体を撮像して得られる顔画像の幅S3を記憶しておくことにより,式4を用いて,他の被写体までの距離Dを算出できることは理解されよう。とくに,動画記録モードやシャッタ・レリーズ・ボタンの押下前のいわゆるスルー画を得る場合のように一定周期で複数人の人物を時間的に前後して撮像するときには,一人の人物を撮像して,式4で示す一定値(被写体までの距離にその被写体の顔画像の大きさを乗じたもの)を記憶しておくことにより,二人目以降の人物までの距離を測定できるようになる。
図7および図8は,上述のようにして被写体までの距離を測定する処理手順を示すフローチャートである。
一の被写体が撮像される(ステップ41)。上述のように被写体像を表す画像データから高周波数成分が抽出され,高周波数成分が最大値となるような位置が合焦位置であるとして撮像レンズが位置決めされる(ステップ42)。撮像レンズの合焦位置から一の被写体までの距離が算出される(ステップ43)。この算出は,公知の方法で行うことができるのはいうまでもない。
また,一の被写体像において顔画像の検出処理が行われ(ステップ44),検出された位置の顔画像のサイズが算出される(ステップ45)。
次に他の被写体が撮像され(ステップ46),その他の被写体像から顔画像が検出される(ステップ47)。
他の顔画像が検出されると(ステップ48でYES),検出された他の顔画像のサイズが算出される(ステップ49)。
検出された一の顔画像のサイズ,検出された他の顔画像のサイズ,算出された一の被写体までの距離(これらのサイズ,距離は,記憶されているのはいうまでもない)から他の被写体までの距離が式4にもとづいて算出される(ステップ50)。算出された他の被写体までの距離にもとづいて,他の被写体の被写体像が合焦するように撮像レンズが位置決めされる(ステップ51)。このようにしても他の被写体までの距離を算出でき,他の被写体像を合焦させることができる。
他の顔画像が検出されなければ(ステップ48でNO),他の被写体を撮像することにより得られる他の被写体像を表す画像データの高周波数成分にもとづいて,撮像レンズが合焦位置に位置決めされる(ステップ52)。
1 撮像レンズ
3 CCD
11 レンズ駆動回路
14 顔検出回路
20 制御回路
D 被写体までの距離
h0 被写体
3 CCD
11 レンズ駆動回路
14 顔検出回路
20 制御回路
D 被写体までの距離
h0 被写体
Claims (5)
- 被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを出力する撮像手段,
上記撮像手段から出力された画像データによって表される被写体像から顔画像を検出する顔画像検出手段,
上記顔画像検出手段によって検出された顔画像のサイズを算出する顔画像サイズ算出手段,ならびに
上記顔画像サイズ算出手段によって算出された顔画像サイズ,上記撮像手段から出力された画像データによって表される被写体像のサイズ,顔の一般的なサイズおよび上記撮像手段によって上記被写体を撮像したときの画角にもとづいて上記被写体までの距離を測定する測距回路,
を備えた被写体までの距離を測定する装置。 - 上記撮像手段の前方に配置され,上記撮像手段の光軸方向に移動自在な撮像レンズ,および
上記測距回路において測定された上記被写体までの距離にもとづいて上記撮像レンズを位置決めする撮像レンズの位置制御手段,
をさらに備えた請求項1に記載の被写体までの距離を測定する装置。 - 第1の被写体を撮像し,第1の被写体像を表す第1の画像データを出力する撮像手段,
上記撮像手段の前方に配置され,上記第1の撮像手段の光軸方向に移動自在な撮像レンズ,
上記撮像手段から出力された第1の画像データにもとづいて上記撮像レンズを位置決めする撮像レンズ位置制御手段,
上記撮像レンズ位置制御手段によって位置決めされた上記撮像レンズ位置にもとづいて,上記第1の被写体までの距離を算出する第1の距離算出手段,
上記第1の撮像手段から出力された第1の画像データによって表される第1の被写体像から第1の顔画像を検出する第1の顔画像検出手段,
上記第1の顔画像検出手段によって検出された第1の顔画像のサイズを算出する第1の顔画像サイズ算出手段,
第2の被写体を撮像し,第2の被写体像を表す第2の画像データを出力するように上記撮像手段を制御する撮像制御手段,
上記撮像制御手段の制御により上記撮像手段から出力された第2の画像データによって表される第2の被写体像の中から顔の画像を検出する第2の顔画像検出手段,
上記第2の顔画像検出手段によって検出された第2の顔画像のサイズを算出する第2の顔画像サイズ算出手段,ならびに
上記第1の距離算出手段によって算出された上記第1の被写体までの距離,上記第1の顔画像サイズ算出手段によって算出された第1の顔画像のサイズおよび上記第2の顔画像サイズ算出手段によって算出された第2の顔画像のサイズにもとづいて,上記第2の被写体までの距離を算出する第2の距離算出手段,
を備えた被写体までの距離を測定する装置。 - 被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを得,
得られた画像データによって表される被写体像から顔画像を検出し,
検出された顔画像のサイズを算出し,
算出された顔画像サイズ,得られた画像データによって表される被写体像のサイズ,顔の一般的なサイズおよび上記被写体を撮像したときの画角にもとづいて上記被写体までの距離を測定する,
被写体までの距離を測定する方法。 - 撮像手段を用いて,第1の被写体を撮像し,第1の被写体像を表す第1の画像データを得,
上記撮像手段から出力された第1の画像データにもとづいて,上記撮像手段の前方の配置され,上記第1の撮像手段の光軸方向に移動自在な撮像レンズを位置決めし,
位置決めされた上記撮像レンズ位置にもとづいて,上記第1の被写体までの距離を算出し,
撮像によって上記撮像手段から得られた第1の画像データによって表される第1の被写体像から第1の顔画像を検出し,
検出された第1の顔画像のサイズを算出し,
第2の被写体を撮像し,第2の被写体像を表す第2の画像データを出力するように上記撮像手段を制御し,
上記撮像手段から出力された第2の画像データによって表される第2の被写体像の中から顔の画像を検出し,
上記第2の顔画像検出手段によって検出された第2の顔画像のサイズを算出し,
算出された上記第1の被写体までの距離,算出された第1の顔画像のサイズおよび算出された第2の顔画像のサイズにもとづいて,上記第2の被写体までの距離を算出する,
を備えた被写体までの距離を測定する方法。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080709 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090204 |