JP5544886B2 - 車載情報蓄積装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両に設置され、車内および車外の情報を取得し管理する車載情報蓄積装置に関する。
車載情報を蓄積する装置として、車両周辺の状況をカメラ撮影しながら同時に周辺車両との事故の危険性が発生したか否かを判定し、事故の危険性が発生したと判定された場合に、カメラ映像の記録を開始させるシステムが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−237764号公報
しかし、従来技術においては、カメラ映像記録制御を、車両周辺監視装置から得られる周辺車両との車間距離や相対速度差といった情報と予め定められたそれぞれの基準値との比較に基づき判定される危険性(危険あり/危険なし)という物理的な事象から求められる判定結果で一意的行っているため、場面や状況によってはユーザーにとって不必要な情報までを記録してしまう、という問題があった。
また、従来技術においては、記録するデータが、カメラ映像、日時情報および位置情報がセットで一意的に定まっているため、場面や状況によっては日時情報や位置情報のみで良いとされる場合においては、不必要であるカメラ映像まで記録されることとなり、限られた資源であるデータ記憶領域を無駄に使用してしまうという問題があった。
さらに、従来技術においては、データを取得する条件および取得するデータに対して、ユーザーの求める条件を反映することができないため、要求の異なるユーザーへの対応、または要求の異なる用途への対応ができないという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、記録するデータを場面や状況によって切り替えるとともに、その場面や状況に必要なデータのみを記録し、不要なデータの記録をなくすことで保存データ量を低減させることを目的とする。
本発明に係る車載情報蓄積装置は、外部の機器から複数の種類のデータを常時取得するデータ取得手段と、取得した複数の種類のデータを一時的に保管するメモリバッファと、取得した複数の種類のデータのうち、所定の条件の基に、所定の種類のデータのみ選択するデータ記録手段と、所定の種類のデータのうち、前記データ記録手段によって選択されたデータを記録するデータ記憶領域と、前記メモリバッファに一時的に蓄積された情報から、車両自体及び周辺の複数の場面や状況を判断する場面状況判断手段と、前記場面状況判断手段によって判断された前記複数の場面および状況を前記所定の条件として、前記データ記領域に記録させるデータの種類を前記データ記録手段に対して指定する取得データ切り替え手段と、前記場面状況判断手段における用途に沿った場面状況判断基準と、前記取得データ切り替え手段が取得する、前記データ記憶領域に記録させるデータの種類との条件を変更するユーザー設定手段を備えたものである。
本発明によれば、外部の機器から複数の種類のデータを常時取得するデータ取得手段と、取得した複数の種類のデータを一時的に保管するメモリバッファと、取得した複数の種類のデータのうち、所定の条件の基に、所定の種類のデータのみ選択するデータ記録手段と、所定の種類のデータのうち、前記データ記録手段によって選択されたデータを記録するデータ記憶領域と、前記メモリバッファに一時的に蓄積された情報から、車両自体及び周辺の複数の場面や状況を判断する場面状況判断手段と、前記場面状況判断手段によって判断された前記複数の場面および状況を前記所定の条件として、前記データ記領域に記録させるデータの種類を前記データ記録手段に対して指定する取得データ切り替え手段を備えたので場面や状況によって必要なデータのみを記録することができるためデータ記憶領域を効率良く使用することができる。
実施の形態1における車載情報蓄積装置1の構成図。 実施の形態1における車載情報蓄積装置1の用途・分野の一覧と、用途によって実行される各アプリ番号における、用途に沿った場面・状況判断基準を示す図。 実施の形態1における車載情報蓄積装置1の用途・分野の一覧と、用途に沿った場面・状況判断基準に一致した場合に該当する取得データの種類の関係テーブルを示す図。 実施の形態1における車載情報蓄積装置1の動作におけるフローチャート。 実施の形態1における車載情報蓄積装置1のアプリ起動時の動作を示すフローチャート。 実施の形態1における場面・状況判断手段6の場面・状況判断を行うフローチャート。 実施の形態1におけるアプリ1における場面・状況判断手段6の場面・状況判断を行うフローチャート。 図5のS203における取得データ切り替えの詳細フローチャート。 実施の形態1におけるデータ記録手段4がデータ記憶領域5に各データの記録の実行フローチャート。 実施の形態2における車載情報蓄積装置1の構成図。
実施の形態1.
実施の形態1では、車両の場面および状況に応じて、車両に搭載される各種コントロールユニット(以下、コントロールユニットをECUと称す)または車両に搭載される情報機器から取得する、車両情報、位置や時間情報、周辺情報、ドライバ情報など、これらの情報から場面や状況を判定する場面・状況判断手段と、判定された場面や状況に応じて必要とされる情報を選択して保存する車載情報蓄積装置について説明する。
図1は、実施の形態1における車載情報蓄積装置1の構成図を示す。
車載情報蓄積装置1は、外部の機器から複数の種類のデータを常時取得するデータ取得手段2と、取得した複数の種類のデータを一時的に保管するメモリバッファ3と、取得した複数の種類のデータのうち、所定の条件の基に、所定の種類のデータのみ選択するデータ記録手段4と、所定の種類のデータのうち、前記データ記録手段によって選択されたデータを記録するデータ記憶領域と、メモリバッファ3に一時的に蓄積された情報から、車両自体及び周辺の複数の場面や状況を判断する場面・状況判断手段6と、場面・状況判断手段6によって判断された複数の場面および状況を所定の条件として、データ記領域5に記録させるデータの種類をデータ記録手段4に対して指定する取得データ切り替え手段7を備える。
メモリバッファ3は揮発性メモリで一時保管用として使用し、データ記憶領域5は不揮発性メモリでデータ保存用として使用する。データ記憶領域5は、例えばHDDやSDカードなどが該当する。
車載情報蓄積装置1は、外部の機器である、複数台のカメラ(1)10、カメラ(N)11(Nは自然数)と接続される。また、エンジンECU、車両制御ECU、車両周辺監視装置ECU、ゲートウェイECU、ナビECU、ヘッドユニットECU、通信端末ECUなど、各種複数のECU(1)12、ECU(2)13、ECU(N)14とも接続される。なお、ここでは便宜上カメラを2台、ECUを3台について図1に記載しているが、外部機器の接続台数に制限はない。また、接続される外部機器は車内LANを経由しても構わない。よって、車内LANを経由する全ての外部機器を車載情報蓄積装置1との接続対象としても良い。
次に、車両の場面・状況、すなわち車載情報蓄積装置1の用途・分野に応じて実行される実行環境ソフト(以下、アプリと記す)における、場面・状況判断基準及び取得データ内容との関係について説明する。
図2は、実施の形態1における車載情報蓄積装置1の用途・分野の一覧と、用途によって実行される各アプリ番号における、用途に沿った場面・状況判断基準を示し、図3は、実施の形態1における車載情報蓄積装置1の用途に沿った場面・状況判断基準に一致した場合に該当する取得データの種類の関係テーブルを示す。
図2、図3の最上段は、車載情報蓄積装置1を利用したい分野を示している。従前までは、ドライブレコーダのような主に、事故、データロガーのような単なる調査に限られていたが、本実施の形態において車載情報蓄積装置1が記録する分野は、事故、事故につながりそうな事故予備状態となるヒヤリハット、安全運転支援、エコ運転支援、道路の舗装状態等を調査するための道路環境調査、エンターテイメントなど、さまざまな分野に適用可能となる。
図2、図3の2段面は、記録するための分野に応じた用途を示しており、その用途ごとに実行環境(記録条件、記録内容、記録時間など)が異なるため、それぞれ図2、図3の3段目に示すようにアプリ番号が付与されている。
図2の4段目の起動フラグは、車載情報蓄積装置1が起動したときに、上記アプリ番号に対応したアプリの起動許可を与えるフラグである。図2ではすべてONとなっているが、使用者の意図や、初期設定などにより部分的にOFFとすることもできる。
また、データを取得する時間範囲を示すデータ記録条件を示している。図3中の取得データ欄には、外部機器から出力され車載情報蓄積装置1に入力されるデータが列挙される。図3中の○印は、各アプリにおいて場面・状況判断基準に一致した場合に取得して記憶するデータを示している。
図2の左欄5段目場面・状況判断基準であり、データの記録のトリガとなる条件を示す。左欄6段目はデータ記録条件であり、そのうち右側上段はデータの記録のトリガとなってからどれくらい過去からデータの記録を行うかを示すデータ開始部で、右側下段側はデータの記録のトリガとなってからどれくらいの時間・条件でデータの記録を終了させるかを示すデータ終了部である。
図3の左欄4段目以降取得データ欄の右欄には、車両情報、車内情報、周辺情報、カメラ情報などについて外部機器から出力され車載情報蓄積装置1に入力されるデータが列挙されている。対応する図3中の○印は、各アプリにおいて場面・状況判断基準に一致した場合に取得するデータを示している。
例えば、車両情報欄での時間情報/位置情報は、時間及び位置の各々の情報をGPS衛星からの受信情報などをもとに、ナビECUから取得することを意味している。
また、速度、加速度/角加速度、アクセル開閉度、エンジン回転数/ギアポジション、燃料消費量、バッテリー情報は、エンジンECUから取得される。
さらに、ブレーキ踏力、操舵角、ABS動作/横滑り防止機能動作は、車両制御ECUから取得される。
図3中の車内情報は、ナビ操作/案内内容/表示内容については、ナビECUから取得されるが、その他はヘッドユニットECUから取得される。
図3中の周辺情報は、VICS情報及び安全運転支援情報は、ナビECUから取得されるが、その他は車両周辺監視装置ECUから取得される。
図3中のカメラ情報は、主にカメラから取得される。
図3中に表示されているその他については、料金支払い情報は通信端末ECUから取得され、その他は主にナビECUから取得される。
車載情報蓄積装置1は、この表にしめされる情報すべてを最初から取得する必要はなく、起動しうるアプリが保存する可能性のある情報のみを入力してもよい。
図2、図3に記載のアプリ番号1は、車載情報蓄積装置1を事故記録の用途として利用するものである。事故記録用なので、車載情報蓄積装置1に接続される外部機器から得られる加速度情報が予め定めた基準値A1以上となった場合、または車載情報蓄積装置1に接続される外部機器から得られるエアバッグ展開情報が展開を示した場合をその判断基準とし、その時点のT1A秒前からその時点のT1B秒後までの期間の、車両情報(図3にて○のついているもの、時間情報、位置情報(ナビECUの地図データと連動した場所情報(住所、道路名など)も含めることもできる)、速度、加速度、角速度、・・・ギアポジション、操舵角、ABS動作、横滑り防止機能動作)、車内情報、周辺情報、カメラ情報のうち該当するデータ記憶領域5に記憶させる。記録する各情報の追加、削除は、設定などによって可能である。
アプリ1で記録されたデータは、事故の原因解析などに用いられることを想定している。事故は、他のアプリの発生頻度と比較すると非常に頻度は少なく、かつ事故の解析には多くの情報が残っていることが望ましい。このような観点から、アプリ1は、他のアプリと比較して最も多種のデータを取得する設定としている。
図2、図3に記載のアプリ2は、車載情報蓄積装置1を事故、事故につながりそうな事故予備状態となるヒヤリハット記録の用途として利用するものである。アプリ1(事故記録)は記録する対象が事故であるのに対して、アプリ2(ヒヤリハット)で対象としているのは、事故には至らなかったが事故へ至る可能性のあったヒヤリハット事象である。ヒヤリハット事象を記録したデータは、安全装置開発のためのデータ、安全教育のための素材として使用されることを想定している。ヒヤリハット事象は、事故に比べ発生頻度は高い。また、ヒヤリハットデータは、事故と比較すれば1件あたりの情報量は少なくてもより多くの件数の記録が望まれる。このような観点から、アプリ2においては、取得データの種類が事故記録より少ない設定としている。ヒヤリハットであることの検出は、外部機器から得られる加速度情報が、基準値A2以上の加速度を検出した場合、または外部機器から得られるブレーキ踏力あるいは操舵角の変化が予め定めた基準値を超えた場合とする。
尚、アプリ1やアプリ2の場面・状況判断基準自体は、事故と事故予備状態との関係から連動している。また、図3には示していないが、場面・状況判断基準自体を、車間距離がアプリ1の場合、D1メートル以下、アプリ2の場合D2メートル以下とし、相対速度をアプリ1がS1キロ・メートル以上、アプリ2がS2キロメートル・以上といった条件と設定したり、また上記に記載した条件に追加する形として設定してもよい。
図2、図3に記載のアプリ3は、車載情報蓄積装置1を安全運転支援分野において、特に右折時の操作状況データ蓄積の用途として利用するものである。これは、右折事故が多い交差点での問題点解析や、右折の操作状態をドライバ本人が後から確認しそれ以降の操作に役立てる手段として用いることを想定している。右折時には、自車両の情報の他、他車両や歩行者との距離情報、車外や車内の情報が重要になるとの観点から、取得データとしては、車両情報に分類されるデータ数種類と、周辺情報に分類されるデータ数種類、カメラ情報として前方カメラおよび車内カメラを設定している。右折時であることの検出は、外部機器から得られる車両位置情報が地図上の交差点付近を示していること、および外部機器から得られる角加速度情報が予め定めた基準値以上の変化を示した場合とする。
図2、図3に記載のアプリ4は、車載情報蓄積装置1を安全運転支援分野において、特にバック駐車時の操作状況データ蓄積の用途として利用するものである。これも、アプリ3と同じようにバック駐車時の操作状態をドライバ本人が後から確認しそれ以降の操作に役立てる手段として用いることを想定している。但し、アプリ3とは注目すべき対象が異なるため、取得するデータも異なる設定としている。例えば、アプリ4では、カメラ情報であれば、前方カメラのデータを取得せず後方カメラのデータを取得する。バック時であることは、外部機器から得られるギアポジション情報がリバースとなった場合とする。
図2、図3に記載のアプリ5は、車載情報蓄積装置1をエコ運転支援分野において、特に非エコ運転記録の用途として利用するものである。これは、事業者あるいは個人ユーザーが、非エコ運転としてどこでどのような操作をしたかを把握することで、以降の操作に役立てる手段として用いることを想定している。このため、アプリ5では、位置や場所情報、燃料消費量情報の他に、燃料消費量に大きく関わるアクセルやブレーキ操作、エアコン動作、ルート情報を取得する。非エコ運転状態であることは、外部機器から得られる加速度情報が基準値A3以上の加速度を検出した場合、および外部機器から得られる燃料消費量が予め定めた基準値以上の変化を示した場合とする。
図2、図3に記載のアプリ6は、車載情報蓄積装置1を道路環境調査分野で、特に道路の凹凸箇所調査の用途として利用するものである。これは、車両をセンサーと見立て、複数の車両から得られるデータを集計して、道路状態の確認する手段として用いることを想定している。このため、アプリ6では、位置情報とナビECUの地図データと連動した場所情報(住所、道路名などナビ表示に利用されるオブジェクト情報)、道路の凸凹によって生じる振動を示す加速度情報を取得する。道路の凸凹箇所は、外部機器から得られる加速度情報が基準値A4以上の加速度を検出した場合とする。
図2、図3に記載のアプリ7は、車載情報蓄積装置1をエンターテイメント分野で、特にサーキット走行時の操作確認の用途として利用するものである。これは、安全運転支援や非エコ運転と同様に、サーキットコースやテストコースなどのコース内のどこでどのような操作をしたかを把握し、以降の操作に役立てる手段として用いることを想定している。アプリ7では、車両情報とカメラ情報を取得する。コース内を走行している状態は、外部機器から得られる位置情報が地図上でコース内を示している場合とする。
図2、図3に記載のアプリ8は、車載情報蓄積装置1をエンターテイメント分野で、特に旅行記録の用途として利用するものである。これは旅の様子を映像や音などで記録し電子的なアルバムのような形に残すことを想定している。アプリ8では、位置、時間情報の他に、カメラ情報、車内音、ルート情報を取得する。アプリ8における記録は、旅の特徴的な場面や車内の雰囲気を記録対象とするために、外部機器から得られる位置情報が予め設定される名所の位置情報に近づいた場合、または車内で盛りあがった時を想定して、外部機器から得られる車内音が予め定める基準値を超えた場合に実行する。
このように複数のアプリが同時に計測を行うことで、例えば、以下のような連動した情報を提供することもできる。例えば、アプリ1,2,6にて収集した情報を、カーナビを利用して表示する際に、ナビECUの地図データと連動した位置情報及び場所情報を記録しているため、ナビ表示との連動が可能である。したがって、事故、ヒヤリハット、凹凸箇所調査のデータ収集結果などを反映したハザードマップをナビ画面などに表示させることができる。
以下、動作について説明する。
図4は、実施の形態1における車載情報蓄積装置1の動作におけるフローチャートを示す。
最初に、S100において、車載情報蓄積装置1は、外部の機器からデータの取得をする。具体的には、図1において、車載情報蓄積装置1のデータ取得手段2は、カメラ10、11および各種ECU12、13、14などからデータを周期的に受信する。
次に、S101において、車載情報蓄積装置1は、外部の機器から取得されたデータをメモリバッファ3へ格納する。具体的には、図1において、メモリバッファ3へ格納される取得データは、図2中における取得データ欄に記載の全データ、または起動しうるアプリが保存する可能性のあるすべての情報、となる。なお、メモリバッファ3は例えばリングバッファの要領でデータを格納していく。
次に、S102において、車載情報蓄積装置1は、アプリ1起動し、S103において、アプリ2を起動する。そして、図示しないが、順にアプリ3〜7まで順に起動したあと、S104において最後にアプリ8を起動する。アプリの数が9以上あるときには、この工程において、すべてのアプリを起動することとなる。尚、アプリ1〜8の起動は、図2における起動フラグがONであった場合についてであり、一部のアプリの起動フラグがOFFであった場合は、そのアプリは起動しないこととなる。また、このアプリは、図1でいうデータ記録手段4、場面・状況判断手段6、取得データ切り替え手段7を用いて実施される。S102〜S104の工程中には、起動した各アプリ中の場面・状況判断手段6がデータ記録条件に合致したと判断したら、取得データ切り替え手段7が、その用途に応じた種類の各データを選択し、データ記録手段4に用途に応じた種類の各データを伝達しし、データ記録手段4がデータ記憶領域5に記録させる用途に応じた種類の各データを決定して、各アプリの終了の工程まで含まれる。
S105において、データ記録手段4がデータ記憶領域5に各データの記録を常時周期的に行う。詳細は後述する。
また、条件によって複数のアプリが同期間起動する場合がありうるが、その場合、メモリバッファ3に入力されたデータに基づいて、各々のアプリごとに取得データの切り替えを実施し、各々のアプリごとにデータ記憶領域5に記録することとなる。
次に、図4における各アプリが起動する時の動作の詳細について説明する。
図5は、実施の形態1における車載情報蓄積装置1の各アプリ起動時の動作を示すフローチャートである。まず、図5で使用するS200に記載のデータ記録フラグと、同じく図5で使用するS202に記載の場面・状況該当フラグは、起動時はOFF設定として使用するものとする。
S201において、データ記録フラグがOFFの場合は、場面・状況判断手段6は、場面・状況判断を実行する。場面・状況判断の詳細については後述する。
次に、S202において、取得データ切り替え手段7が、場面・状況該当フラグがONかどうかを判断する。ここで場面・状況該当フラグがONの場合は、S203において、取得データ切り替え手段7が、取得データ切り替えを行う。取得データ切り替えの詳細についても後述する。OFFの場合は終了する。
取得データ切り替え手段7が、取得データ切り替えを終えた後は、S204において、場面・状況該当フラグをOFFとし、アプリの起動を終了する。
上記で述べた場面・状況判断の詳細について説明する。
図6は、実施の形態1における場面・状況判断手段6の場面・状況判断を行うフローチャートである。
S300において、場面・状況判断手段6は、場面・状況判断基準に該当するかの判断について、図4記載のS101によってメモリバッファに格納された値が、図2の各アプリ番号に対応した場面・状況判断基準に一致するか判断する。条件が一致し“該当する”となれば、S301において、上記図5のS202における、場面・状況該当フラグをONとして、終了する。S300において図2の各アプリ番号に対応した場面・状況判断基準に該当しなければ、そのまま、終了となる。
例えば、図2、図3のアプリ1での場面・状況判断手段6の実際の例について説明する。図7は、実施の形態1におけるアプリ1における場面・状況判断手段6の場面・状況判断を行うフローチャートである。
S600において、場面・状況判断手段6は、メモリバッファ3に含まれている各種データから加速度データが予め定めた基準値A1以上の加速度を検出したかどうかを判断し、検出していたら、場面・状況該当フラグをONとする。また、検出していなくても、S601において、場面・状況判断手段6は、エアバッグ展開情報によりエアバッグが展開したかどうかを判断し、エアバックが展開されていたら、S602において、上記図5のS202における場面・状況該当フラグをONとして、終了となる。また、加速度もエアバック展開もしていなくても、そのまま終了となる。
図5におけるS203における取得データ切り替え手段7が行う取得データ切り替えの詳細について説明する。図8は、図5のS203における取得データ切り替えの詳細フローチャートである。
図5のS203における取得データ切り替えは、図8に示すように、S400における取得データ登録と、S401におけるデータ記録フラグON操作の処理に分解される。
取得データ切り替えでは、まずS600において、取得データ切り替え手段7が取得データ登録を行う。この取得データ登録は、図4のS105におけるデータ記録で、どんなデータを記録するかを定めるために、取得データ切り替え手段7が、図3の取得データ欄で該当アプリでの記録データ(図3中の○印のデータ)を読み出し、データ記録手段4への引渡すための情報として登録し保持する。
アプリ1の内容に当てはめれば、登録する情報は、時間情報、位置情報、速度、加速度、角加速度、アクセル開閉度、ブレーキ踏力、エンジン回転数、ギアポジション、操舵角、ABS動作、横滑り防止機能動作、シートベルト装着、ウインカー操作、ワイパー操作、ライト操作、エアバッグ展開、ナビ操作、ナビ案内内容、ナビ表示内容、ドライバ覚醒度、他車両との距離、他車両との速度差、歩行者との距離、歩行者との速度差、VICS情報、安全運転支援情報、外気温、前方カメラ、後方カメラ、側方カメラ、車内カメラが該当する。
図8のS400における取得データ切り替え手段7が、その用途に応じた種類の各データを選択し、取得データ登録をデータ記録手段4へ行った後、S401において、取得データ切り替え手段7が、データ記録フラグをONとして終了する。
なお、場面・状況判断について、ここではアプリ1の内容に当てはめた例を図8で説明したが、アプリ2〜8についても同じ要領で、図2における場面・状況判断基準を当てはめて用いる。また、取得データ登録についても、ここではアプリ1の内容に当てはめた例を示したが、アプリ2〜8についても同じ要領で、図3における取得データ欄から各アプリで○印がついたデータを読み出して登録する。
図4のS105におけるデータ記録の実行の詳細について説明する。
図9は、実施の形態1におけるデータ記録手段4がデータ記憶領域5に各データの記録の実行フローチャートである。
まず、S500において、図8のS401にて処理されたデータ記録フラグがONであるかどうかをチェックする。データ記録フラグがONの場合は、S501において、記録終了条件が一致するかどうかをチェックする。この記録終了条件とは、図2におけるデータ記録条件の記録終了部に該当する。例えば、アプリ1の場合は、基準加速度検知時またはエアバッグ展開時からT1B秒後となる。記録終了条件が一致しなければ、終了となり、開始からそのまま処理を続ける。すなわち、アプリ1が起動し続けている間、この処理が継続されることとなる。
S501において、記録終了条件が一致した場合は、起動しているアプリが終了し、メモリバッファ3から、データ記録手段4が、取得データの読み出しを行う(S502)。ここで読み出すデータの種類は、取得データとして登録(S400)されたものである。また、読み出す範囲は、図2におけるデータ記録条件の記録開始条件から記録終了部の範囲である。S502で読み出したデータは、データ記録手段4がデータ記憶領域5へ保存する(S503)。データ記憶領域5へのデータ保存処理が終了したら、データ記フラグをOFFする(S504)。
したがって、本実施の形態では、車載情報蓄積装置1は、外部の機器から複数の種類のデータを常時取得するデータ取得手段2と、取得した複数の種類のデータを一時的に保管するメモリバッファ3と、取得した複数の種類のデータのうち、所定の条件の基に、所定の種類のデータのみ選択するデータ記録手段4と、所定の種類のデータのうち、前記データ記録手段によって選択されたデータを記録するデータ記憶領域と、メモリバッファ3に一時的に蓄積された情報から、車両自体及び周辺の複数の場面や状況を判断する場面・状況判断手段6と、場面・状況判断手段6によって判断された複数の場面・状況を所定の条件として、データ記領域5に記録させるデータの種類をデータ記録手段4に対して指定する取得データ切り替え手段7を備えたので、記録するデータを場面や状況によって切り替え、その場面や状況に必要なデータのみを記録しすることで、不要なデータの記録をなくすことができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1に対して、ユーザーが諸条件設定できる場合について説明する。
図10は、実施の形態2における車載情報蓄積装置1の構成図である。
実施の形態1の車載情報蓄積装置1に対し、本実施の形態では、ユーザー設定手段8を追加したものである。また、ユーザー設定手段8には、ユーザーがアクセス可能な形態としてHMI9が接続される。なお、ここではユーザー設定手段8に対するアクセス手段としてHMI9を備えたが、アクセス手段はHMIに限らず、例えばナビや無線通信端末といった外部機器からの通信、データ記憶領域5などをアクセス手段としても良い。
ユーザー設定手段8は、図9の場面・状況判断手段6と取得データ切り替え手段7の設定変更を行う。設定変更する内容は、図2及び図3の項目または内容であり、アプリ自体の追加や削除に関わる変更、起動フラグのON/OFF設定の変更、取得データの種類の追加や削除に関わる変更、取得データの変更、をさす。さらに、場面・状況判断基準やデータ記録条件の変更を含めても良い。
ユーザーによる設定は、ユーザーがHMI9にその変更内容を入力し、通信によってユーザー設定手段8にその変更内容について伝達させる。HMI9は、例えばモニタと操作キーを装備し、そのモニタ上には車載情報蓄積装置1における図2の設定状態を表示させる機能、操作キーにはモニタに表示された項目に対し、内容を入力または選択といった変更機能を持たせる。ユーザーは、そのモニタを見ながら操作キーを介して図2、図3の設定を変更する。
例えば、車載情報蓄積装置1を図2におけるアプリ1の事故記録のみに使用したいというユーザーは、HMI9を介して図2の起動フラグをアプリ1のみONに設定し、残りのアプリの起動フラグをOFFに設定すれば良い。この時、車載情報蓄積装置1は、図3におけるアプリ1(S102)のみ処理を実行し、アプリ2(S103)からアプリ8(S104)の処理をキャンセルさせる。
また、バック駐車時における車両の前方の様子も把握したいと考えたユーザーは、HMI9を介して、図2のアプリ4におけるカメラ情報の前方カメラも取得データとして設定すれば良い。このとき、車載情報蓄積装置1は、アプリ4を起動した場合、図6の取得データ登録(S400)において、図2に記載の取得データに加えて前方カメラも登録する。
したがって、実施の形態2によれば、ユーザーによるアプリの起動および取得データの選択が可能となり、ユーザーの要求するデータのみを保存することが可能となる。これにより、限りあるデータ保存領域をより効率的に使用することができる。
さらに、このような実施の形態2によれば、様々なユーザーに対して、ユーザーの目的に則したデータを保存することが可能となり、車載情報蓄積装置1としてのユーザビリティが向上する。
1 車載情報蓄積装置
2 データ取得手段
3 メモリバッファ
4 データ記録手段
5 データ記憶領域
6 場面・状況判断手段
7 取得データ切り替え手段
8 ユーザー設定手段
9 HMI
10 カメラ(1)
11 カメラ(N)
12 ECU(1)
13 ECU(2)
14 ECU(N)

Claims (7)

  1. 車両に搭載される外部の機器から複数の種類のデータを常時取得するデータ取得手段と、
    取得した複数の種類のデータを一時的に保管するメモリバッファと、
    取得した複数の種類のデータのうち、所定の条件の基に、所定の種類のデータのみ選択するデータ記録手段と、
    所定の種類のデータのうち、前記データ記録手段によって選択されたデータを記録するデータ記憶領域と、
    前記メモリバッファに一時的に蓄積された情報から、車両自体及び周辺の複数の場面や状況を判断する場面状況判断手段と、
    前記場面状況判断手段によって判断された前記複数の場面および状況を前記所定の条件として、前記データ記憶領域に記録させるデータの種類を前記データ記録手段に対して指定する取得データ切り替え手段と
    前記場面状況判断手段における用途に沿った場面状況判断基準と、前記取得データ切り替え手段が取得する、前記データ記憶領域に記録させるデータの種類との条件を変更するユーザー設定手段と
    を備えたことを特徴とする車載情報蓄積装置。
  2. 前記場面状況判断手段が判断する場面には、判断する車両自体及び周辺の複数の場面や状況のうち、少なくとも、事故記録となる場面が含まれることを特徴とする請求項1に記載の車載情報蓄積装置。
  3. 前記場面状況判断手段が、判断する車両自体及び周辺の複数の場面や状況のうち、少なくとも、事故記録となる場面を判断する場合に、所定の加速度以上またはエアバックが展開したことを判断条件として用いることを特徴とする請求項2に記載の車載情報蓄積装置。
  4. 前記場面状況判断手段が、判断する車両自体及び周辺の複数の場面や状況のうち、少なくとも、事故記録となる場面を判断する場合に、車間距離が所定距離以下または相対速度が所定速度以上を判断条件として用いることを特徴とする請求項2または3に記載の車載情報蓄積装置。
  5. 前記場面状況判断手段が判断する車両自体及び周辺の複数の場面や状況には、少なくとも、事故記録となる場面と、事故予備状態、安全運転支援、エコ運転支援、道路の凹凸箇所調査、サーキット走行、旅行となる場面のうちいずれかと、が含まれることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の車載情報蓄積装置。
  6. 前記場面状況判断手段が判断する車両自体及び周辺の複数の場面や状況には、少なくとも、事故記録となる場面、事故予備状態、及び道路の凹凸箇所調査が含まれ、前記データ記録手段が前記データ記領域に記録させるデータのうち、位置情報については、ナビ画面に表示可能な地図データと連動した場所情報として記録されることを特徴とする請求項5に記載の車載情報蓄積装置。
  7. 前記ユーザー設定手段は、外部の入力手段からの指示によって、変更する用途に沿った場面状況判断基準と、前記データ記憶領域に記録させるデータの種類とを設定することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の車載情報蓄積装置。
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