JP5544840B2 - コンテナ用冷凍装置 - Google Patents
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Description
次に、コンテナ用冷凍装置(10)の運転動作について説明する。コンテナ用冷凍装置の運転動作は、「冷却運転」と「デフロスト運転」とに大別できる。冷却運転は、コンテナの庫内を比較的低い温度に冷却する運転である。つまり、冷却運転は、コンテナ本体に収容された輸送物(例えば生鮮食品等)を保存するために庫内を冷蔵/冷凍する運転である。また、デフロスト運転は、蒸発器の伝熱管等の表面に付着した霜を融かすための運転である。このデフロスト運転は、例えば冷却運転の開始より所定の設定時間が経過毎に実行され、デフロスト運転の終了後には、冷却運転が再開される。
冷却運転中には、「冷却動作」、「ポンプダウン動作」、及び「加熱動作」が実行される。まず、これらの動作の遷移について、図2を参照しながら説明する。なお、図2におけるSSは、上記吹出温度センサ(71)に検出される吹出空気(庫内空気)の温度であり、SPは、上記目標温度設定部(83)に設定された庫内の目標温度である。
図3に示す冷却動作では、第1開閉弁(SV1)が開放状態となり、第3開閉弁(SV3)が閉鎖状態となる。第2開閉弁(SV2)は、原則として開放状態となる。第1電動弁(MV1)は、全開状態となり、第2電動弁(MV2)及び膨張弁(32)の開度が適宜調節される。また、圧縮機(30)、庫外ファン(35)、及び庫内ファン(36)が運転される。
図4に示すポンプダウン動作では、第1開閉弁(SV1)が開放状態となり、第2開閉弁(SV2)及び第3開閉弁(SV3)が閉鎖状態となる。第1電動弁(MV1)は全開状態となり、第2電動弁(MV2)及び膨張弁(32)は全閉状態となる。また、圧縮機(30)、庫外ファン(35)、及び庫内ファン(36)が運転される。
図5に示す加熱動作は、圧縮機(30)で圧縮した後の高圧ガス冷媒を、凝縮器(31)を介さずにバイパスさせて蒸発器(33)へ供給する、バイパス動作である。上述のように、この加熱動作は、庫内温度が目標温度よりも低くなり、庫内が過剰に冷却されている場合に実行される。また、加熱動作の直前には、上述したポンプダウン動作が実行される。
上述した冷却運転を継続して行うと、蒸発器(33)の伝熱管等の表面に霜が付着し、この霜が徐々に成長して肥大化していく。このため、コンテナ用冷凍装置では、冷却運転が行われてから所定時間が経過する毎に、蒸発器(33)の除霜を行うためのデフロスト運転が実行される。なお、デフロスト運転が実行される直前には、上述したポンプダウン動作が実行される。
上記実施形態では、バイパス回路(22)の主管(50)に1つの開閉弁(SV-3)を設けるようにしている。このため、従来例と比較して、開閉弁の数量を減らすことができる。従って、冷媒回路(20)の簡素化、低コスト化を図ることができる。また、開閉弁(SV-3)のメンテナンスも容易となる。また、バイパス回路(22)では、主管(50)の他端を分岐させて2本の分岐管(51,52)を設けるようにしている。このため、各分岐管(51,52)の配管径を比較的小さくしても、バイパス動作中に十分な流量の冷媒を蒸発器(33)へ送ることができる。このようにして各分岐管(51,52)の配管の径を小さくすることで、冷媒回路(20)のコストを更に削減できる。特に、ドレンパンヒータ(54)を構成する第2分岐管(52)の配管径を小さくすることで、第2分岐管(52)の加工が容易となる。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
20 冷媒回路
22 ホットガスバイパス回路(バイパス回路)
24 高圧ガス配管(配管)
27 低圧液配管(配管)
30 圧縮機
31 凝縮器
32 膨張弁(膨張機構)
33 蒸発器
37 ドレンパン
50 主管
51 第1分岐管
52 第2分岐管
60 高圧圧力スイッチ(冷媒温度検出部)
71 吹出温度センサ(庫内温度検出部)
81 圧縮機制御部
82 弁制御部
83 目標温度設定部
SV-3 第3開閉弁(開閉弁)
Claims (2)
- 圧縮機(30)と、凝縮器(31)と、膨張機構(32)と、庫内に設けられる蒸発器(33)と、上記圧縮機(30)で圧縮した冷媒を上記蒸発器(33)へ送るバイパス動作を行い庫内の空気を加熱する加熱動作を行うためのバイパス回路(22)と、を有して冷凍サイクルを行う冷媒回路(20)を備えたコンテナ用冷凍装置であって、
上記バイパス回路(22)は、一端が上記圧縮機(30)と上記凝縮器(31)との間の配管(24)に接続する1本の主管(50)と、該主管(50)の他端から分岐して上記膨張機構(32)と上記蒸発器(33)との間の配管(27)にそれぞれ接続する少なくとも2本の分岐管(51,52)と、上記主管(50)を開閉する1つの開閉弁(SV-3)とを有し、
上記加熱動作時に上記開閉弁(SV-3)を開放する弁制御部(82)と、
上記加熱動作時に上記圧縮機(30)のモータの回転数を制御する圧縮機制御部(81)と、
上記蒸発器(33)が設けられる庫内の空気の温度を検出するための庫内温度検出部(71)と、
上記庫内の目標温度が設定される目標温度設定部(83)とを備え、
上記圧縮機制御部(81)は、上記加熱動作時に上記庫内温度検出部(71)で検出した庫内空気の温度が上記目標温度に近づくように、上記圧縮機(30)のモータの回転数を制御するように構成され、
上記蒸発器(33)を流れる冷媒と熱交換する庫内の空気を搬送する庫内ファン(36)を備え、
上記加熱動作時には、圧縮機(30)から吐出される冷媒の過熱度が、所定の第1設定温度よりも低い場合、上記庫内ファン(36)が停止する一方、上記圧縮機(30)から吐出される冷媒の過熱度が上記第1設定温度よりも大きい第2設定温度より高い場合、上記庫内ファン(36)のモータの回転数が最大となるように構成されていることを特徴とするコンテナ用冷凍装置。 - 請求項1において、
上記蒸発器(33)の下側に設けられるドレンパン(37)を備え、
上記2本の分岐管(51,52)のうちの一方の分岐管(52)は、上記ドレンパン(37)の底部に沿うように配設されることを特徴とするコンテナ用冷凍装置。
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