JPS6129652A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPS6129652A
JPS6129652A JP15075084A JP15075084A JPS6129652A JP S6129652 A JPS6129652 A JP S6129652A JP 15075084 A JP15075084 A JP 15075084A JP 15075084 A JP15075084 A JP 15075084A JP S6129652 A JPS6129652 A JP S6129652A
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JP
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hot gas
drain pan
evaporator
valve
pan heater
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JP15075084A
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遊二 藤本
青野 雅行
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Daikin Industries Ltd
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は冷凍装置、詳しくはホットガスバイパス路を備
え、蒸発器にホットガスを導いて、コンテナ又は冷蔵庫
などの庫内温度を、例えば−5℃〜−6℃より高い温度
のチルド領域に制御すると共に、デフロスト運転を行な
う一方、ドレンパンヒータを設けて、ドレンパン内の氷
結ドレンを加熱し、ドレン詰りを防ぐごとくした冷凍装
置に関する。
(従来の技術) 従来、圧縮機から吐出されるホットガスの一部又は全量
を凝縮器に供給することな(蒸発器に供給して、該蒸発
器の能力調整とデフロスト運転とが行なえ、また、ホッ
トガスバイパス路に、ドレンパンヒータを介装し、デフ
ロスト運転時、蒸発器からドレンパン内に落下した氷結
ドレンを加熱して液化させるごとくしたものは、例えば
[ダイキン工業株式会社、昭和58年9月発行、ダイキ
ン海上コンテナ冷凍装置サービスガイド、及び、198
3年7月発行、海上コンテナ冷凍装置ダイキンPART
SLISTJに呆されている通り既に知られている。
この従来装置の概略的に示した第4図及び第5図に基づ
いて説明すると、第4図に示すように、圧縮機(A)の
吐出側と凝縮器(C)の入口側とを結ぶ高圧ガス管(B
)の途中に、前記凝縮器(C)及び膨張弁(E V )
を側路するホットガスバイパス路(H)を接続し、この
ホットガスバイパス路()I)の出口を、蒸発器(lの
入口側に接続すると共に、前記ホットガスバイパス路(
H)の前記高圧ガス管(B)との結合部(こ、前記蒸発
器(E)へのホットガス−イノ4ス量を制御して能力調
整を行ない、かつ、フロスト時前記ホットガスを前記蒸
発器(E)に循環させてデフロスト運転を行なうホット
ガス弁(nv)を設けて、このホットガス弁(MY)に
より、前記高圧ガス管CB)内を流れるホットガスの一
部を前記蒸発器(E)に直接供給して前記蒸発器の吹出
空気温度、ひいては庫内温度をチルド領域に制御し、又
、前記ホットガス弁(Hv)により前記ホットガスの全
量を蒸発器(E)に直接供給してデフロスト運転を行な
う一方、前記ホットガスバイパス路(H)の途中に、ド
レンパンヒータ(DH)を介装し、このドレンパンヒー
タ(DH)を、第5図に示すように、前記蒸発器(E)
の下方位置に配設されるドレンパンCD)上に蛇行状に
敷設して、デフロスト運転時、完全に液化することなく
氷結状態でドレンパン(D)に落下した氷結ドレンを前
記ドレンパンヒータ(DH)内を流れるホットガスによ
り氷解して氷結ドレンがドレンパンのドレン排出口を閉
塞するいわゆるドレン詰りを防ぐごとく構成されている
(発明が解決しようとする問題点) 所が、この従来装置は、蒸発器(E)の能力調整時と、
デフロスト運転時との何れの・場合も、ホットガスがド
レンパンヒータ(DH’)を通る構造であるため、蒸発
器(E)の能力調整時、蒸発器ファンCF)から吹出さ
れる空気が、蒸発器(E)を通過した後、ドレンパンC
D)に沿って左右jこ分かれ両側下部からコンテナ庫内
に流通されるために前記蒸発器(E)で冷却された空気
が前記ドレンパンヒータ(DIりで加熱されるのである
。その結果、庫内温度を被冷却物をこ対し最適な温度に
制御する場合、蒸発器(E)による冷却温度を、前記ド
レンパンヒータ(DH)による再熱温度に相当する温度
を見込んで低(設定する必要が生ずるのである。
所が、この蒸発器(lによる冷却温度を低くした場合、
蒸発器(E)での除湿能力が高くなるため、それだけ前
記吹出空気中の湿気が減少し、庫内に収容する例えば野
菜などの被冷却物に目減りが生ずると共に品質低下を来
す問題がある。
本発明は、従来装置において、蒸発器や能力調整時、ド
レンパンヒータの再熱に基因する除湿の問題点を解決し
ようとするもので、ホットガスバイパス路及びホットガ
ス弁とは別に、短絡通路及び弁装置を設けて、蒸発器の
能力調整時、ホットガスをドレンパンヒータに流すこと
な(蒸発器に供給するとと(成すことによって、能力調
整時ドレンパンヒータによる再熱、をなくシ、除湿1こ
よる被冷却物の目減りによる問題及び品質低下による問
題を解決できるようにしたも、のである。
(問題点を解決するための手段) しかして、本発明は、第1図〜第6図に示すように、圧
縮機(1)から吐出されるホットガスを、凝縮器(2)
を側路し蒸発器(4)にバイパスさせるホットガスバイ
パス路(10)と、前記ffi発器(4)へのホットガ
スバイパス量を制御して能力調整を行ない、かつ、フロ
スト時前記ホットガスを前記蒸発器(4)に循環させて
デフロスト運転を行なうホットガス弁(11)と前記ホ
ットガスバイパス路(1D)の途中に介装するドレンパ
ンヒータ(12)とを備え、前記ドレンパンヒータ(1
2)を前記蒸発器(4)の空気吹出側に位置せしめた冷
凍装置において、前記ホットガスバイパスM(10)に
、前記ドレンパンヒータ(12)を側路する短絡通路(
14)を設番する−方、前記ホットガスバイパス路(1
0)に、デフロスト運転時前記ドレンパンヒータ(12
)にホットガスを流し、能力調整時流れを遮断する弁装
置(15)を設けたものである。
前記弁装置(15)は、1個の三方電磁弁を用いるもの
(第1図)、1個の三方電磁弁を用いるもの(第2図)
、2個の三方電磁弁を用いるもの(第6図)のいずれも
含むものである。
(作   用) 蒸発器(4)の能力調整時、前記ホットガス弁(11)
を開(と共に前記弁装置(15)を、ホットガスがドレ
ンパンヒータ(12)へ流通しないように制御し、ホッ
トガスバイパス路(10)及び短絡通路(14)から蒸
発器(4)に供給シ、前記ドレンパンヒータ(12)に
よる空気温度の上昇を防ぎ、空気中の水分が除湿されな
いようにする一方、デフロスト運転時、前記ホットガス
弁(11)を開くと共に前記弁装置(15)をホットガ
スがホットガスバイパス路(10)及びドレンパンヒー
タ(12)から蒸発器(4)へ流通するように制御し、
ドレンパン内の氷結ドレンを加熱氷解するのである。
(実 施 例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示した第1実施例のものはコンテナ用冷凍装置
であって、第1図において(1)は圧縮機、(2)は空
冷凝縮器、(6)は水冷凝縮器、(4)は蒸発器、(5
)は感温部(51)をもつ感温膨張弁、(6)はアキュ
ムレータ1体形の受液器、(7)はドライヤ、(8)は
リキッドインジケータであって、これら各機器は、冷媒
配管(9)によりそれぞれ連結され、前記蒸発器(4)
により庫内空気を冷却する冷凍サイクルを形成している
又、前記圧縮機(1)の吐出側と空冷凝縮器(2)の入
口側とを結ぶ高圧ガス管(9a)には、前記圧縮機(1
)から吐出されるホットガスを、前記各凝縮器(2)、
(3)、受液器(6)及び感温膨張弁(5)を側路して
前記蒸発器(4)に導くホットガスバイパス路(10)
を接続して、その出口を前記膨張弁(5)と蒸発器(4
)との間の低圧液管(9b)に接続し、そして、このホ
ットガスバイパス路(10)の前記高圧ガス管(9a)
への接続部位に、ホットガス弁(11)を設けて、この
ホットガス弁(11)により、前記高圧ガス管(9a)
内のホットガスの一部を、前記ホットガスバイパス路(
10)を介して前記蒸発器(4)に供給し、この蒸発器
(4)の能力調整を行ない、又、前記高圧ガス管(9a
)内のホットガスを、前記ホットガスバイパス路(10
)を介して前記蒸発器(4)に供給し、デフロスト運転
を行なうどと(成す一方、前記ホットガスバイパス路(
10)の途中にドレンパンヒータ(12)を介装して、
デフロスト運転時、完全に液化することなく氷結状態で
ドレンパン(16)内に落下した氷結ドレンを前記ドレ
ンパンヒータ(12)により氷解するごとく成している
前記ホットガス弁(11)は、主として電動三方弁であ
って、電圧に比例して前記ホットガスバイパス路(10
)への弁開度を0%〜100%に制御可能とし、前記蒸
発器(4)へのホットガスバイパス量を制御して能力調
整を行なうと共に、フロスト時循環する冷媒の全量を前
記ホットガスバイパス路(10)に流通させるとと(成
した比例制御弁を用い、コントローラ(110)でPI
D制御がなされるようになっている。
このPID制御(Proportional−plug
 −gr  p       e contol)とは
、制御信号が偏差信号とその積分およびその関数の和に
比例する制御をいう。
しかして、この冷凍装置は、前記ホットガスバイパスM
(10)に、前記ドレンパンヒータ(12)を側路する
短絡通路(14)を設ける一方、前記ホットガスバイパ
ス路(10)に、デフロスト運転時前記ドレンパンヒー
タ(12)にホットガスを流し、能力調整時ホットガス
のドレンパンヒータ(12)への流れを遮断する弁装置
(15)を設けたのである。
第1図に示した実施例では、前記ホットガスハイハスM
(10)におけるドレンパンヒータ(12)の入口と短
絡通路(14)の入口との間に一前記弁装置(15)を
介装して、デフロスト運転時は、前記ホットガス弁(1
1)及び主として三方電磁弁から成る弁装置(15)を
開いて、ホットガスをドレンパンヒータ(12)に流通
せしめ、このドレンパンヒータ(12)から前記蒸発器
(4)に供給するのである。
また、能力調整時は、前記ホットガス弁(11)を開く
一方、前記弁装置(15)である三方電磁弁を閉じて、
ホットガスを短絡通路(14)に流し、この短絡通路(
14)から蒸発器(4)に供給するようにして、ホット
ガスが前記ドレンパンヒータ(12)には流通しないよ
うに成している。
又、前記短絡通路(14)は、そのホットガスの流通抵
抗を、前記ドレンパンヒータ(12)における流通抵抗
より大きくして、具体的Iこは、例えば短絡通路(14
)の外径を9・5zに形成し、ドレンパンヒータ(12
)の外径を12.7$1m形成して、デフロスト運転時
、ホットガスが、短絡通路(14)よりもドレンパンヒ
ータ(12)に多量に流れるようにして、ドレンパンヒ
ータ(12)の加熱量を十分確保できるようにしている
しかして、能力調整9時、ホットガスをドレンパンヒー
タ(12)に流すことなく、ホットガスバイパス路(1
0)及び短絡通路(14)から蒸発器(4)に供給して
能力調整を行なうことができるので、換言すると、蒸発
器(4)を出た空気がドレンパンヒータ(12)で加熱
されない状態で能力調整を行なうことができるので、そ
の結果、従来のどと(蒸発器(4)による冷却温度を被
冷却物に対し最適な庫内温度より低(設定する必要がな
いので、庫内に収容する野菜などの被冷却物が目減りし
たり品質低下を防止できるのであるまた、第2図に示し
た第2実施例では、励記弁装置(15)として三方電磁
弁を用い、この三方電磁弁を前記短絡通路(14)にお
ける入口の前記ホットガスバイパス路(10)との接続
部位に設番すて、デフロスト運転時は、ホットガスの短
絡通路(14)への流れを遮断し、ドレンパンヒータ(
12)にのみホットガスを流すごとく成し、一方、能力
調整時は、デフロスト運転時とは逆に切換制御できるよ
うに成したのである。斯くした場合、デフロスト運転時
′、ホットガスを全量ドレンパンヒータ(12)へ流通
できるので、ドレンパンヒータ(12)の能力を第1図
のものに比軸して高めることかで′き、ドレンパン内の
氷結ドレンの氷解時間を短くすることができるのである
。能力調整時は、第1実施例と同様空気の再熱を防止で
きる。
又、第6図に示した第6実施例では、前記弁装置(15
)として2個の三方電磁弁を用い、これら三方電磁弁を
、ホットガスバイパス路(10)(トおけるドレンパン
ヒータ(12)の入口箇所及び短絡通路(14)の入口
箇所にそれぞれ介装し、デフロスト運転時、ドレンパン
ヒータ(12)側の電磁弁を開く一方、短絡通路(14
)側の電磁弁を閉じて、ホットガスの短絡通路(14)
への流れを遮断し、ドレンパンヒータ(12)にのみホ
ットガスを流すとと(成したのである。この場合も、第
2図の場合と同様、氷結ドレンの氷解時間を短(するこ
とができるのである。能力調整時は、第1j第2実施例
と同様、空気の再熱を防止できる。
尚、第1図に示した第1実施例の冷凍装置には、前記凝
縮器(6)の下流側、詳しくは前記リキッドインジケー
タ(8)の下流側に、冷凍運転又は冷蔵運転の停止指令
およびデフロスト運転の開始指令で閉じる電磁開閉弁(
21)を設けて、ポンプダウン運転可能となし、前記凝
縮器(2)、(3)及び受液器(6)の受液部を含む液
溜め部に冷媒を閉じ込めるごとく成すのであり、また、
前記液溜め部に閉じ込めた冷媒のうち、一定量の冷媒を
デフロスト運転を行なうデフロスト回路即ち、圧縮機(
1)、ホットガス弁(11)、ホットガスバイパス路C
l0L蒸発器(4)、受液器(6)のアキュムレータ部
から成るデフロスト回路に流出する定量流出機構(20
)を設けている。
この定量流出機構(20)は、例えば前記開閉弁(21
)の閉鎖によりポンプダウン運転を行なって冷媒を閉じ
込める液溜め部のうち、前記開閉弁(21)を介装する
介装位置に対し、所定の流出量が得られる位置に電磁開
閉弁(22)を介装して構成するのであって、第1図に
おいては、前記開閉弁(21)を、前記リキッドインジ
ケータ(8)と前記膨張弁゛(5)とを結ぶ高圧液管(
9c)における前記膨張弁(5)の入口側に介装すると
共に、前記開閉弁(22)を、前記高圧液管(9c)に
おける前記リキッドインジケータ(8)の出口側に介装
して、前記高圧液管(9c)の前記開閉弁(21)、(
22)間に閉じ込める一定の冷媒量を、前記開閉弁(2
2)を閉じ、前記開閉弁(21)を開くことにより流出
可能としたものである。
前記定量流出機構(20)により設定する冷媒量は、運
転状態如何に拘わらずデフロスト運転路゛了後に行なう
定常運転が常に運転可能範囲に抑えられ、かつ、デフロ
スト時間が畏くなることのない最適量とするのである。
また、前記圧縮機(1)の入口側と前記受液器(6)と
を結ぶ吸入ガス管(9d)の途中に、通電閉の電磁弁(
26)とキャピラリーチューブ(27)とを並列に接続
している。
前記電磁弁(26)は、該電磁弁(26)の閉鎖により
、吸入ガス冷媒を前記キャピラリーチューブ(28)を
介して圧縮機(1)に戻すようにし、冷媒循環量を減少
させるもので、斯(のどと(循環量を減少するのは外気
温度が高い場合、デフロスト終了後定常運転に入ったと
きや、プ篤ルダウン時、冷媒の高圧及び低圧が高くなっ
てオー/(−ロードするのを防止するためであって、前
記循環量の減少により圧縮機(1)の仕事量が減少し、
高圧圧力及び圧縮機モータの電流値が低下して、運転範
囲を拡大できるのである。
又、前記電磁弁(26)は、蒸発器(4)の吸込温度を
検出し、この吸込温度が一定以上になると閉じて循環量
を減少し、また吸込温度が一定値より下がると開(よう
になっている。
以上の構成において前記ホットガス弁(11)は、前記
コントローラ(110)からの出力信号とデフロスト運
転の開始指令とにより制御するごとく成すと共に、前記
デフロスト運転の開始指令により前記開閉弁(21)を
閉じポンプダウン運転を行ない、また、このポンプダウ
ン運転の終了及びデフロスト運転の開始は、主として低
圧スイッチ(63L)を用゛いて制御するのである。
前記デフロスト運転の開始指令は、主としてエアプレッ
シャスイッチと例えば12時間をセット時間とするデフ
ロストタイマーとを用いるのである。この場合前記エア
ープレッシャスイッチは、前記デフロストタイマーに優
先させ、前記エアプレッシャスイッチの作動で、前記デ
フロストタイマーをリセットするとと(成すのである。
前記デフロスト運転の終了は、例えば前記蒸発器(4)
の出口側における低圧ガス管(9θ)に、設定温度の異
なる二つのサーモスタットを付設し、前記低圧ガス管(
9e)の温度を検出して行なうのである。
尚、図中CF、)は前記蒸発器(4)に付設すQL)は
油圧保護スイッチ、(63W)は水圧スイッチである。
次に前記定量流出機構(2o)を設けた場合の作用を説
明する。
運転の開始指令が出ると、前記開閉弁(21)が閉じて
ポンプダウン運転が始まるのである。
このポンプダウン運転で、液冷媒は、前記凝縮器(2)
・(6)及び受液器(6)の受液部及び前記開閉弁(2
1)に至る液管部分(9C)に閉じ込められると共に、
圧縮機(1)の吸入側の低圧圧力が低下することになり
、低圧圧力が、前記低圧スイッチ(63L)の設定値よ
り低くなると、前記低圧スイッチ(63L)がオフし、
前゛配圧縮機(1)が停止し、ポンプダウン運転が終了
するのである。
そして前記ホットガス弁(11)が100%開度に切換
えられ、かつ、室内ファンモータ(M’+ )が停止し
、同時に前記開閉弁(22)が閉じると共に、前記開閉
弁(21)が開くのである。
以上の如(前記開閉弁(22)が閉じ、前記開閉弁(2
1)が開くことにより、高低圧差があるため、これら各
開閉弁(21)、(22)間の高圧液管(9C)に閉じ
込められている一定量の液冷媒はガス化して流′出する
ことになるのである。この液冷媒がガス化して蒸発器(
4)側へ流出する理由は、前記デフロスト回路の容積は
前記定量流出機構(20)で溜められる冷媒量の容積に
比してかなり大きいこと、ポンプダウン運転により蒸発
器(4)出口側冷媒は過熱状態となっているため、膨張
弁(5)は開いていること、開閉弁(21)の開放直後
は圧力低下により液冷媒がふっとうし、このため液ガス
混合の状態で蒸発器(4)側へ流出すること、かりに一
部の液冷媒が残溜したとしても、もともと前記定量流出
機構(20)で溜められる冷媒量は少量であり、前記一
部の液冷媒は高圧液管(9C)自身が保有する熱容量お
よび外気温度から高圧液管(9C)を介してっぽう熱量
で十分蒸発できることによる。
この流出により低圧圧力が上昇して前記低圧スイッチ(
63L)の設定値より高くなるため、前記低圧スイッチ
(63L)がオンし、前記圧縮機(1)が起動され、前
記したニ定量の冷媒がデフロスト回路を、循環し、前記
ホットガスバイパス路(10)から蒸発器(4)に流入
するホットガスによりデフロストが行なえ、るのである
このデフロスト運転は、前記定量流出機構(。
20)により設定した一定量の冷媒により行なうのであ
るから、デフロスト運転の直前における運転状態に関係
なく、常に最適なデフロストが可能となるのである。
尚、このデフロスト運転時、蒸発器(4)で冷媒が一部
液化しても受液器(6)のアキュムレータ部で気液分離
がなされるので、圧縮機(1)への液バツクは起こらな
い。
そして、以上の如くデフロストが終了すると、前記蒸発
器(4)の出口側に設けた二つのサーモスタットのうち
、設定温度の低いサーモスタットが作動するので、前記
デフロストが終了し、前記開閉弁(21)、(22)が
開き、冷凍運転に戻るか又は冷蔵運転時においては前記
ホットガス弁(11)はコントローラ(110)による
開度制御に移行して定常運転に戻るのである。
尚、このデフロスト運転の終了後、定常運転に戻るとき
、蒸発器(′4)の周囲温度は定常運転より高温となっ
ているが、前記デフロスト運転時における冷媒循環量は
一定量に制御しているため、高圧が異常に高くなって高
圧スイッチ(63H)や過電流リレーが作動することな
(、常に確実に定常運転を行なえるのであるが、外気温
度が異常に高い場合など、前記冷媒量を一定量に制御し
ているにも拘わらず、高圧が異常に高(なることもある
。この場合前記冷媒量の設定を少なくすればよいが、非
常にまれなケースであるため第1図に示した実施例では
、前記したごと(吸入ガス管(9d)に前記電磁弁(2
6)とキャピラリーチューブ(27)との並列回路を介
装し、前記電磁弁(26)を吹出空気温度や高圧又は低
圧或いは外気温度を検出して閉じ、キャピラリーチュー
ブ(27)を介して冷媒循環量を絞るごとく成しており
、従って、外気温度が異常に高く、高圧が上昇する運転
条件によっては、前記電磁弁(26)を閉じて、冷媒循
環量を減少して運転可能とし、その運転可能範囲を拡げ
ている。
以上説明した6つの実施例は、ホットガス弁(11)と
して電動三方弁を用いたが二つの二方弁を組合わせても
よい。
また、以上説明した冷凍装置は、第4図のごとく蒸発器
(4)の空気吹出側にドレンパン(16)を設けたコン
テナ用冷凍装置に適用するものであるが、その他冷蔵庫
にも適用できる。
また、前記凝縮器としては、空冷凝縮器(2)と水冷凝
縮器(6)とを併用したが、単一の凝縮器(2)又は(
6)のみでもよい。
(発明の効果/) 以上の如(、本発明は、ドレンパンヒータ(12)を設
けたホットガスバイパス路(10)に、前記ドレンパン
ヒータ(12)を側路する短絡通路(14)を設ける一
方、前記ホットガスバイパス路(10)に、デフロスト
運転時前記ドレンパンヒータ(12)fこホットガスを
流し、能力調整時流れを遮断する弁装置(15)を設け
たから、能力調整時、蒸発器(4)を出た空気が前記ド
レンパンヒータ(12)により加熱されるのを確実に防
止できるのであ′つて、前記蒸発器(4)による冷却温
度を、前記ドレンパンヒータ(12)の再熱量に合わせ
て高(設定する必要がなく、換言すると被冷却物に対応
した最適温度に設定できるのである。従って、従来のご
とく蒸発器(4)による冷却温度を庫内に収容する被冷
却物の最適温度より低く調整する必要がないので、除湿
能力が高まるのを防止できるのであって、被冷却物の目
減り及び品質低下を防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明冷凍装置の第1実施例を示す冷媒配管系
統図、第2図及び第6図は第2.第6実施例を示す一部
を省略した冷媒配管系統図、第4図は従来例の冷媒配管
系統図、第5図は従来例のコンテナの概略構造図である
。 (1)・・・圧縮機 (2)・・・凝縮器 (4)・・・蒸発器 (10)・・・ホットガスバイパス路 (11)・・・ホットガス弁 (12)・・・ドレンパンヒータ (14)・・・短絡通路 (15)・・・弁装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機(1)から吐出されるホットガスを、凝縮
    器(2)を側路し蒸発器(4)にバイパスさせるホット
    ガスバイパス路(10)と、前記蒸発器(4)へのホッ
    トガスバイパス量を制御して能力調整を行ない、かつ、
    フロスト時前記ホットガスを前記蒸発器(4)に循環さ
    せてデフロスト運転を行なうホットガス弁(11)と前
    記ホットガスバイパス路(10)の途中に介装するドレ
    ンパンヒータ(12)とを備え、前記ドレンパンヒータ
    (12)を前記蒸発器(4)の空気吹出側に位置せしめ
    冷凍装置において、前記ホットガスバイパス路(10)
    に、前記ドレンパンヒータ(12)を側路する短絡通路
    (14)を設ける一方、前記ホットガスバイパス路(1
    0)に、デフロスト運転時前記ドレンパンヒータ(12
    )にホットガスを流し、能力調整時流れを遮断する弁装
    置(15)を設けたことを特徴とする冷凍装置。
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