JP5542844B2 - ハイドロスタティック式のファン駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の、内燃機関に用いられるハイドロスタティック式(流体静力学式)のファン駆動装置、すなわち「油圧ファン駆動装置」に関する。
内燃機関では、しばしばかなりの量となる損失熱を導出するために、冷却が必要となる。この冷却はたいてい、回転するファンホイールによって増幅される。ファンホイールは内燃機関の副出力シャフトもしくはパワーテイクオフシャフト(Nebenabtriebswelle)によって直接に駆動されるか、またはハイドロリック回路を介して駆動される。この場合、このハイドロリック回路は、パワーテイクオフシャフトにより駆動されるポンプと、ファンホイールを駆動するモータとを有している。
ドイツ連邦共和国特許第4321637号明細書には、内燃機関に用いられるハイドロスタティック式のファン駆動装置が開示されている。この公知のハイドロスタティック式のファン駆動装置は内燃機関によって駆動される可変容量形ポンプを有しており、この可変容量形ポンプは定容量形モータを介してファンホイールを駆動する。可変容量形ポンプの回転数は内燃機関の出力軸もしくはパワーテイクオフシャフトの回転数と直接に関連しているので、ファン出力は可変容量形ポンプの圧送容量の調節によって制御される。
米国特許第6311488号明細書には、比較可能なファン駆動装置が開示されている。この場合、定容量形モータの他に、ファンホイールに結合された可変容量形モータも開示されている。これにより、ファン駆動装置の改善された制御可能性が達成される。
このようなハイドロスタティック式のファン駆動装置において不都合となるのは、内燃機関が遮断されていると、ファン作動を可能にしない、駆動側の内燃機関へのファン駆動装置の連結である。さらに、内燃機関により最大出力が呼び出された場合にも、内燃機関の出力送出は減じられる。
これに対して、本発明の根底を成す課題は、内燃機関が遮断されている場合でもファン作動を可能にするような、内燃機関に用いられるハイドロスタティック式のファン駆動装置を提供することである。さらに、ファン作動にもかかわらず、内燃機関の過渡的に(uebergangsweise)最大に呼出し可能となる出力の向上が達成されることが目標とされる。
この課題は、請求項1に記載の、内燃機関に用いられるハイドロスタティック式のファン駆動装置または請求項22〜24に記載の、ハイドロスタティック式のファン駆動装置を作動させるための方法により解決される。
本発明の別の有利な実施態様は、請求項2〜21もしくは請求項25に記載されている。
本発明による、内燃機関に用いられるハイドロスタティック式のファン駆動装置は、内燃機関によって駆動可能である一次ユニットと、ファンモータとを有しており、このファンモータによってファン車もしくはファンホイールが駆動可能である。この場合、一次ユニットをファンモータに接続する高圧管路にハイドロアキュムレータが接続されている。したがって、内燃機関が遮断されている場合でも、ファン作動を可能にする、内燃機関に用いられるハイブリッド・ファン駆動装置が提供される。さらに、過渡的に、ファン作動にもかかわらず、内燃機関の、高められた、最大呼出し可能な出力が提供されている。なぜならば、このような場合(過渡的)には、ハイブリッドアキュムレータによってファンモータに圧力媒体を供給することができるからである。
本発明の特に有利な改良形では、高圧管路とハイドロアキュムレータとを接続する接続管路にアキュムレータ遮断弁が配置されている。これにより、たとえばハイドロアキュムレータが充填されている場合に、ハイドロアキュムレータを分離し、そして必要とされた場合にのみ、ハイドロアキュムレータを再び接続することができる。
一次ユニットが、調節可能な可変容量形のアキシャルピストン機械であると、特に有利である。ファン出力のこのような一次調節により、ファン出力を制御するための、損失を伴う圧力減少弁を不要にすることができる。
ファン遮断弁を備えた本発明によるファン駆動装置の特に有利な改良形では、内燃機関が、陸上車両の少なくとも1つのホイールまたは水上車両の少なくとも1つのスクリュもしくはプロペラに連結されている。このような車両において本発明によるファン駆動装置が使用されると、車両の制動時にブレーキエネルギの少なくとも一部が、連結された内燃機関と(ポンプとして運転される)アキシャルピストン機械とを介してハイドロアキュムレータ内にチャージされ得る。
調節可能な可変容量形のアキシャルピストン機械を備えた本発明によるファン駆動装置の特に有利な変化形では、アキシャルピストン機械が、回転方向を維持したままゼロを越えて調節可能であり、したがってポンプとして、かつモータとして利用可能である。この場合、高圧管路の、ファンモータをハイドロアキュムレータもしくは接続管路に接続する区分にファン遮断弁が配置されている。これにより、チャージされたハイドロアキュムレータのエネルギを、モータとして使用されるアキシャルピストン機械を介して内燃機関に再び供給することもでき、これにより、たとえば内燃機関を始動させるか、または(過渡的に)その最大出力を高めることができる。
この場合、ファン遮断弁が、2ポート2位置弁により形成されており、該2ポート2位置弁の弁体が、ばねによりプリロードをかけられた基本位置においてアキシャルピストン機械の高圧接続部を、高圧管路を介してファンモータの高圧接続部に接続しており、それに対して、切換位置においては前記弁体がこの接続を遮断していると、さらに有利である。
本発明によるファン駆動装置のさらに別の特に有利な変化形では、ファンモータが、コスト理由から、定容量形のアキシャルピストンモータであり、該アキシャルピストンモータが、高圧管路に接続された高圧接続部と、タンク管路を介してタンクに接続された低圧接続部とを有している。
アキュムレータ遮断弁が、3ポート3位置弁により形成されており、該3ポート3位置弁の弁体が、その第1の切換位置において接続管路を介して高圧管路をハイドロアキュムレータに接続していて、タンク管路に通じた接続管路を閉鎖している。前記弁体の第2の切換位置では、高圧管路がタンク管路に接続されており、ハイドロアキュムレータは遮断されている。前記弁体の、ばねによりセンタリングされた基本位置においては、ハイドロアキュムレータが遮断されているとともに、高圧管路とタンク管路との接続も遮断されている。第1の切換位置により、ハイドロアキュムレータをチャージまたは放出することができ、そして第2の切換位置および基本位置により、ハイドロアキュムレータは(たとえばチャージされた状態において)遮断される。
択一的には、アキュムレータ遮断弁が、コスト理由から、2ポート2位置弁により形成されていてよい。その場合、該2ポート2位置弁の弁体は、その切換位置においては接続管路を介して高圧管路をハイドロアキュムレータに接続しており、ばねによりプリロードをかけられた基本位置においては、この接続を遮断している。
本発明によるファン駆動装置の別の特に有利な変化形では、ファンモータが、調節可能な可変容量形のアキシャルピストンモータであり、該アキシャルピストンモータの回転数が、旋回角度の調節によって調節可能である。この場合、ファンモータの第1の接続部が、第1の作業管路を介して、ファンモータの第2の接続部が、第2の作業管路を介して、それぞれ反転弁に接続されており、該反転弁が、高圧管路を介して一次ユニットに接続されていて、タンク管路を介してタンクに接続されている。これにより、たとえばラジエータのリブまたはフィンからゴミ等の汚れを吹き出すために、ファンホイールの回転方向を変えることができる。
この場合、前記反転弁が、2ポート2位置弁により形成されており、該2ポート2位置弁の弁体が、ばねによってプリロードをかけられた基本位置において、高圧管路を第1の作業管路に接続し、第2の作業管路をタンク管路に接続しており、前記弁体が、その切換位置において、高圧管路を第2の作業管路に接続し、第1の作業管路をタンク管路に接続していると有利になる。
本発明によるファン駆動装置の第3の特に有利な変化形では、ファンモータが、調節可能な可変容量形のアキシャルピストンモータであり、該アキシャルピストンモータの回転数および回転方向が、旋回角度の調節によって調節可能であり、該ファンモータの高圧接続部が、高圧管路に接続されており、該ファンモータの低圧接続部が、タンク管路を介してタンクに接続されている。これにより、やはり、たとえばラジエータのリブまたはフィンからゴミ等の汚れを吹き出すために、ファンホイールの回転方向を変えることができる。
圧力を制限するために、もしくは安全性の理由に基づき、接続管路の、ハイドロアキュムレータに隣接した区分に、タンクに向かって放圧を行う圧力制限弁(プレッシャリリーフバルブ)が設けられていてよい。
本発明によるファン駆動装置は、さらに別の特に有利な改良形では、電子制御装置を有しており、該電子制御装置を介して一次ユニットの旋回角度および/またはファン遮断弁とアキュムレータ遮断弁と反転弁との各弁体の位置および場合によってはファンモータの旋回角度が調節可能である。
前記電子制御装置が、内燃機関の電子式のエンジン制御装置に接続されていると有利である。
接続管路の、アキュムレータ遮断弁とハイドロアキュムレータとの間に配置された区分に、または接続管路の、アキュムレータ遮断弁と高圧管路との間に配置された区分に、圧力センサが設けられていると有利である。この圧力センサは、やはり前記電子制御装置に接続されている。
さらに別の有利な実施態様では、ファンホイールまたはファンモータに回転数センサが配置されており、該回転数センサもやはり前記電子制御装置に接続されている。
ファン遮断弁および/または反転弁および/またはアキュムレータ遮断弁が、連続的に調節可能な比例弁であると有利になる。これにより、絞られた通流が形成可能となり、このような通流は、たとえばパティキュレートフィルタを再生させるために必要となる、内燃機関の運転温度もしくは排ガス温度の迅速な増大のために調節され得る。さらに、ファン遮断弁および反転弁においては、衝撃なしの切換によってファンモータおよびファンホイールの保護が達成される。
ファン駆動装置の、一層高いまたは一層長い熱発生に対しても適している改良形では、タンク管路に冷却器が配置されており、この場合、安全性の理由から、該冷却器に対して並列に配置されたバイパス管路に、ばねプリロードをかけられた逆止弁が設けられており、この逆止弁は、所定の最低圧が超えられると、バイパス管路を開放する。
安全性の理由から、アキシャルピストンポンプに隣接した高圧管路に、アキシャルピストンポンプからハイドロアキュムレータとファンモータとに向かって開く逆止弁が設けられていると、パワートレーンへのトルク伝達が不可能となる。それと同時に、ファン作動時にハイドロアキュムレータを経由する漏れも減じられる。
本発明によるファン駆動装置を、陸上車両の制動時に制御するための方法においては、アキシャルピストンポンプの旋回角度が、目標ブレーキトルクを介して調節され、ファンモータの旋回角度が、目標回転数およびファン・圧力・回転数特性線を介して調節される。
本発明によるファン駆動装置を、陸上車両の加速時に制御するための方法においては、ハイドロアキュムレータ内の圧力が、ファンモータの目標回転数のために十分となると、ファンモータの旋回角度が、ファン・圧力・回転数特性線を介して調節されると同時に、アキシャルピストンポンプの旋回角度がゼロにセットされる。これにより、内燃機関は負荷軽減される。
可変容量形のポンプおよび可変容量形のファンモータにより、ポンプの旋回角度およびファンモータの旋回角度を、ファンの目標回転数と、これによって規定されたファンモータのトルクとに関連して、効率が最適になるように調節することが可能になる。
このことは、理想的には特性マップ(ファンモータの回転数およびポンプの回転数に関連した)を介して行われる。
以下に、本発明の種々の実施形態を図面につき詳しく説明する。
本発明によるハイドロスタティック式のファン駆動装置の第1実施形態を示す回路図である。 本発明によるハイドロスタティック式のファン駆動装置の第2実施形態を示す回路図である。 本発明によるハイドロスタティック式のファン駆動装置の第3実施形態を示す回路図である。
図1には、本発明によるハイドロスタティック式のファン駆動装置、すなわち油圧ファン駆動装置の第1実施形態のブロック回路図が示されている。このファン駆動装置は主として、調節可能な、つまり可変容量形のアキシャルピストン機械1を有している。このアキシャルピストン機械1はシャフト2を介して内燃機関4に結合されている。
さらに、このファン駆動装置は、一定の、つまり定容量形のアキシャルピストンモータとして形成されたファンモータ6を有している。このファンモータ6は出力シャフト8を介してファンホイール10を駆動する。このファンホイール10により、冷却用の空気が、内燃機関4のラジエータ(図示しない)を通って搬送される。
アキシャルピストン機械1とファンモータ6とは、タンクTを備えた開いたハイドロリック回路内に配置されている。タンクTは吸込管路12を介してアキシャルピストン機械1の低圧接続部1aに接続されていて、さらに高圧管路14a,14bを介してアキシャルピストン機械1の高圧接続部1bを、ファンモータ6の高圧接続部6aに接続している。さらに、ファンモータ6は低圧接続部6bを有しており、この低圧接続部6bはタンク管路16a,16bを介してタンクTに接続されている。
高圧管路14a,14bからは、接続管路18a,18b,19が分岐している。本発明によれば、この接続管路18a,18b,19を介して高圧管路14a,14bにハイドロアキュムレータ20が接続されている。接続管路18a,18b,19には、連続的に調節可能な3方向切換弁22が配置されている。この3方向切換弁22は3位置弁として形成されている。3方向切換弁22は接続管路の両区分18b,19と、タンク管路16a,16bに通じた別の接続管路24とに接続されている。
タンク管路16a,16bへの前記接続管路24の開口部の下流側では、タンク管路16a,16bに冷却器26が配置されており、さらにこの冷却器26に対して並列にバイパス管路28が配置されている。このバイパス管路28には、逆止弁30が設けられている。この逆止弁30は、予め規定された圧力になると、タンクTに向かう方向で、ばねに抗して開く。
高圧管路14a,14bの、ハイドロアキュムレータ20の接続部よりも上流側の区分14bには、ファン遮断弁32が配置されている。このファン遮断弁32は2ポート2位置弁として形成されている。この弁の弁体は、ばねによりプリロードもしくは予荷重をかけられた基本位置(0)において、アキシャルピストン機械1の高圧接続部1bを、高圧管路14a,14bを介してファンモータ6の高圧接続部6aに接続している。ファン遮断弁32のソレノイドもしくは電磁石32aが操作されると、ファン遮断弁32の弁体はばねに抗して切換位置(a)へ移動させられるので、高圧管路14a,14bは遮断される。
内燃機関4を制御するために、この内燃機関4は電子式のエンジン制御装置34を有している。
図1に示した本発明によるファン駆動装置を制御するために、このファン駆動装置は電子制御装置36を有している。この電子制御装置36は回転数センサ38から、出力シャフト8とファンホイール10とを備えたファンモータ6の回転数に関する測定信号を受信する。さらに、電子制御装置36は圧力センサ40から、ハイドロアキュムレータ20内の圧力に関する測定信号を受信し、センサ42からアキシャルピストン機械1の旋回角度に関する測定信号を受信する。
電子制御装置36はアキシャルピストン機械1の旋回角度調節装置44と、ファン遮断弁32および3ポート3位置弁22の電磁石32a,22a,22bとに制御信号を送信する。
以下に、図1につき、本発明によるファン駆動装置の機能を説明する。
ファン駆動装置の標準運転では、内燃機関4がシャフト2を介して、ポンプとして作動されるアキシャルピストン機械1を駆動する。このアキシャルピストン機械1はタンクTから吸込管路12と高圧管路14a,14bとを介して圧力媒体をファンモータ6へ圧送する。これにより、このファンモータ6はファンホイール10を駆動する。このときに、ファン遮断弁32の弁体は、ばねプリロードをかけられた基本位置(0)に位置している。ファンモータ6から圧力媒体はタンク管路16a,16bを介してタンクTに流れ戻る。このときに、圧力媒体は冷却器26を介して流れるか、または流れ抵抗が高すぎる場合にはバイパス管路28を通って流れる。その場合には、このバイパス管路28に設けられた逆止弁30がばねに抗して開く。
ファンホイール10における出力は、旋回角度調節装置44を介してアキシャルピストン機械1のピストン行程を調節することにより制御される。
ファン出力が、必要以上に高い場合、または内燃機関4が、最適以下もしくは準最適(suboptimal)の下側負荷範囲で運転される場合、3ポート3位置弁22の弁体を位置aの方向に調節することができるので、高圧管路14aから接続管路18a,18b,19を介して圧力媒体がハイドロアキュムレータ20へ流れ、このハイドロアキュムレータ20をチャージする。
ハイドロアキュムレータ20のチャージ後に、3ポート3位置弁22は接続管路18a,18b,19を再び閉鎖することができる。
たとえば、内燃機関4が遮断されているにもかかわらずファン出力が要求された場合、または内燃機関4を最大出力で運転したい場合には、ハイドロアキュムレータ20がチャージされた状態において3ポート3位置弁22を開放することができる。このときにファン遮断弁32が開放されていると、内燃機関4が停止しているか、またはアキシャルピストン機械1を介して十分な圧力媒体が圧送されない場合でも、ファンモータ6に圧力媒体を供給することができる。それに対して、ファン遮断弁32が閉鎖されていると、ハイドロアキュムレータ20の圧力媒体をアキシャルピストン機械1の高圧接続部1bに供給することができるので、アキシャルピストン機械1はモータとして運転される。このときにアキシャルピストン機械1の旋回角度が0゜を超えて調節されると、シャフト2の回転方向は、前で説明した運転状態の回転方向に相当する。したがって、内燃機関4は本発明によるファン駆動装置によって付加的に駆動されるか、もしくはアシストされる。このことは、内燃機関4を最大負荷で運転したい場合に特に有利になる。
図2には、本発明によるファン駆動装置の第2実施形態の回路図が示されている。このファン駆動装置は調節可能な、つまり可変容量形のアキシャルピストン機械1を有している。このアキシャルピストン機械1はシャフト2を介して内燃機関4によって駆動される。これにより、アキシャルピストン機械1はタンクTから吸込管路12と高圧管路14a,14bと作業管路115とを介して、可変容量形のファンモータ106に圧力媒体を圧送する。このファンモータ106の出力シャフト8はファンホイール10を駆動する。低圧側では、ファンモータ106から別の作業管路117とタンク管路16a,16bとを介して圧力媒体がタンクTに流れ戻る。このときに、高圧管路14a,14bと作業管路115との間もしくは作業管路117とタンク管路16a,16bとの間には、反転弁132が配置されている。この反転弁132は2ポート2位置弁として形成されており、この2ポート2位置弁は、ばねプリロードをかけられた基本位置(0)において、高圧管路14bを作業管路115に接続し、作業管路117をタンク管路16aに接続し、それに対して切換位置(a)においては、高圧管路14bを作業管路117に接続し、作業管路115をタンク管路16aに接続する。
高圧管路14a,14bからは、接続管路18a,18b,19が分岐している。この接続管路18a,18b,19を介してハイドロアキュムレータ20が高圧管路14a,14bに接続されている。接続管路18a,18b,19には、アキュムレータ遮断弁122が配置されており、このアキュムレータ遮断弁122は、2ポート2位置弁として形成されている。このアキュムレータ遮断弁122は、ばねプリロードをかけられた基本位置(0)において接続管路18a,18b,19を閉鎖し、切換位置(a)において接続管路18a,18b,19を開放し、ひいては高圧管路14a,14bをハイドロアキュムレータ20に接続する。
2ポート2位置弁であるアキュムレータ遮断弁122とハイドロアキュムレータ20との間では、接続管路18a,18b,19から1つの管路が分岐しており、この管路には、調節可能な圧力制限弁134が配置されている。この圧力制限弁134は、ハイドロアキュムレータ20内の予め規定された圧力が超過されると、ばねに抗して開き、このときにタンクTに向かって放圧を行う。
高圧管路14a,14bと2ポート2位置弁もしくはアキュムレータ遮断弁122との間には、圧力センサ140が配置されている。
図2に示した本発明によるファン駆動装置を制御するためには、このファン駆動装置が電子制御装置136を有している。この電子制御装置136は圧力センサ140から、接続管路18a,18b内の圧力に関する測定信号、ひいては高圧管路14a,14b内の圧力に関する測定信号を受信する。電子制御装置136はアキシャルピストン機械1とファンモータ106とにその旋回角度に関する作動信号を送信する。さらに、電子制御装置136は反転弁132および2ポート2位置弁もしくはアキュムレータ遮断弁122の電磁石132a,122aに作動信号を伝送する。
本発明によるファン駆動装置の第2実施形態は、直接にファンモータ106においても、その旋回角度を変えることによってファン出力の調節を可能にする。
反転弁132の弁体を切換位置(a)へ切り換えることにより、たとえばラジエータ(図示しない)のリブまたはフィンからゴミ等を吹き出すために、ファンホイール10の回転方向の反転が達成される。
図3には、本発明によるファン駆動装置の第3実施形態の回路図が示されている。この第3実施形態は図2に示した第2実施形態とほぼ同じであるが、しかし特に、可変容量形のアキシャルピストン機械1の代わりに、可変容量形のアキシャルピストンポンプ101が設けられている点、および可変容量形のファンモータ206がその0゜位置を超えても調節可能であるので、この第3実施形態においても、反転弁(図2参照)が必要となることなしに、上で挙げた利点を有するファンホイール10の回転方向の反転が達成され得る点で、第2実施形態とは異なっている。
ハイドロアキュムレータ20の近傍における接続管路19には、圧力センサ241が配置されている。この圧力センサ241は電子制御装置236に接続されている。圧力センサ241は、とりわけ本発明によるファン駆動装置が配置されている車両の停止後(イグニッションオフ)の自動的な排出の際の圧力の診断のために働くか、または2ポート2位置弁もしくはアキュムレータ遮断弁122が閉鎖された状態におけるハイドロアキュムレータ20の目下のチャージ状態を算出するために働く。
図3に示した第3実施形態においても、内燃機関4のための燃料を節約することができる。なぜならば、ハイドロアキュムレータ20内に蓄えられたエネルギをファン10,206の駆動のために利用することができるので、このエネルギを内燃機関4によって付与しなくて済むからである。
さらに、第3実施形態は、バスのディーゼルエンジンを冷却するために働く既存のハイドロリック式のファン駆動装置へ、大きな安全措置なしに組み込むことを可能にする。このことは、以下の理由によってのみ達成され得る。すなわち、ハイドロアキュムレータ20内に蓄えられたエネルギがファン10,206の作動のために働くのであって、パワートレーンへ戻し供給されるのではないからである。
ハイドロアキュムレータ20のチャージもしくは本発明によるファン駆動装置を備えた内燃機関4もしくはディーゼルエンジンが配置されている車両もしくはバスの制動は、アキシャルピストンポンプ101の容量V pumpが、圧力センサ140のポンプ圧pに関連して所望のトルクに調節されることにより行われる。
g_pump=Mpump_desired・2π/p
内燃機関4の回転数nengineおよび内燃機関4からアキシャルピストンポンプ101への変速比により、旋回角度αpumpをVg_pumpから算出することができる。
それと同時に、同じく可変のファンモータ106,206のVg_fanも、ファンホイール10のトルク・回転数の関係を介して、要求された回転数nfan_desiredが生じるように調節される。
g_fan=Mfan(nfan_desired)・2π/p
次いで、nfan_desiredを用いて、ファンモータ106,206の旋回角度αfanを算出することができる。
すなわち、アキシャルピストンポンプ101およびファンモータ106,206はそれぞれトルク制御されている。
ファンモータ106,206は回転数制御されていてもよく、そのためには図1に示した回転数センサ38が必要となる。
減速トルクの要求は、アクセルペダルの負荷軽減、ブレーキペダルおよび内燃機関4の運転点シフトを考慮する上位の制御によって行われる。このためには、ファン制御により、可能な表示可能なトルクMpump_possibleに関する情報が提供される。
しかし、表示可能なブレーキトルクはアキシャルピストンポンプ101を介して、エンジンブレーキ運転におけるディーゼルエンジンの引きずり出力のオーダ内で運動するので、アクセルペダルがアイドリング位置(負荷軽減)にあり、車両が減速している(実際速度>0)場合に、ブレーキ運転の作動が簡単化されても行なわれ得る。これによって、内燃機関4の支持トルクは高められる。このことは、極めて簡単な組込みの利点を有している。
図1および図2に示した実施形態は、ファン遮断弁32とアキシャルピストン機械1とを有しており、アキシャルピストン機械1の旋回角度は0゜位置を越えて可変である。図1に示したアキシャルピストン機械1は、モータとして利用可能であり、これにより内燃機関4を始動させるか、または内燃機関4の最大出力を向上させることができる。
さらに、第1実施形態および第2実施形態のファン遮断弁32と、第2の実施形態の反転弁132と、第2実施形態および第3実施形態のアキュムレータ遮断弁122とは、連続的に調節可能に形成されていてよい。これにより、ファン駆動装置は圧力ピークおよびトルク衝撃から保護される。
第1の実施形態の定容量形のファンモータ6は、図2に示した可変容量形のファンモータ106または図3に示した可変容量形の、0゜位置を超えて旋回可能なファンモータ206として形成されていてもよい。ファンモータ206の、最後に挙げた変化形は、ゴミ等の汚れを吹き出すためにファンホイール10が両方向に回転可能でなければならない場合にのみ必要となる。
図1および図2で見て、ファンの回転数は、高圧管路14a内の圧力レベルが、ファンにより必要とされるよりも高く形成されている場合に、弁32によっても制御され得る。弁32はこの場合、流れ制御弁または圧力減少弁である。流れ制御弁により、直接にファンモータ6,106のための通流量が制御される。圧力減少弁により、ファンモータ6,106の圧力レベル、ひいては回転数が制御される。なぜならば、ファン回転数とファンモータ6,106の作業圧との間には、固定の関係が存在するからである。ある所定のファン回転数は、ある所定のトルクを必要とする(すなわち、ファンモータ6,106のための圧力)。この関係は、一方の座標軸にファン回転数をとり、他方の座標軸にファントルクをとる座標系にファン特性線として表すことができる。
弁32の調節は電子制御装置36によって設定される。
内燃機関に用いられるハイドロスタティック式のファン駆動装置であって、内燃機関によって駆動可能である一次ユニットと、ファンモータとが設けられていて、該ファンモータによってファンホイールが駆動可能である形式のものが開示されている。この場合、一次ユニットをファンモータに接続する高圧管路にハイドロアキュムレータが配置されている。したがって、内燃機関が遮断されている場合でもファン作動を可能にする、内燃機関に用いられるハイブリッド・ファン駆動装置が提供される。さらに、過渡的に、ファン作動にもかかわらず、内燃機関の高められた最大呼出し可能な出力が提供される。なぜならば、ファンモータにはこの場合(過渡的に)ハイドロアキュムレータによって圧力媒体が供給され得るからである。
1 アキシャルピストン機械
1a 低圧接続部
1b 高圧接続部
2 シャフト
4 内燃機関
6 ファンモータ
6a 高圧接続部
6b 低圧接続部
8 出力シャフト
10 ファンホイール
12 吸込管路
14a,14b 高圧管路
16a,16b タンク管路
18a,18b,19 接続管路
20 ハイドロアキュムレータ
22 3ポート3位置弁
22a,22b 電磁石
24 接続管路
26 冷却器
28 バイパス管路
30 逆止弁
32 ファン遮断弁
32a 電磁石
34 エンジン制御装置
36 制御装置
38 回転数センサ
40 圧力センサ
42 センサ
44 旋回角度調節装置
101 アキシャルピストンポンプ
106 ファンモータ
115 作業管路
117 作業管路
122 2ポート2位置弁
122a 電磁石
132 反転弁
132a 電磁石
134 圧力制限弁
136 制御装置
140 圧力センサ
206 ファンモータ
206a 高圧接続部
206b 低圧接続部
236 制御装置
238 逆止弁
241 圧力センサ
T タンク

Claims (23)

  1. 内燃機関(4)に用いられるハイドロスタティック式のファン駆動装置であって、内燃機関(4)によって駆動可能である一次ユニット(1;101)と、ファンモータ(6;106;206)とが設けられており、該ファンモータ(6;106;206)によってファンホイール(10)が駆動可能である形式のものにおいて、一次ユニット(1;101)をファンモータ(6;106;206)に接続する高圧管路(14a,14b)にハイドロアキュムレータ(20)が接続されており、高圧管路(14a,14b)とハイドロアキュムレータ(20)とを接続する接続管路(18a,18b,19)にアキュムレータ遮断弁(22;122)が配置されており、一次ユニット(1;101)が、調節可能な可変容量形のアキシャルピストン機械(1)または調節可能な可変容量形のアキシャルピストンポンプ(101)であることを特徴とする、内燃機関に用いられるハイドロスタティック式のファン駆動装置。
  2. 内燃機関(4)が、陸上車両の少なくとも1つのホイールまたは水上車両の少なくとも1つのプロペラに作用結合されている、請求項1記載のファン駆動装置。
  3. アキシャルピストン機械(1)が、ゼロを超えて調節可能であって、ポンプとして、かつモータとして利用可能であり、高圧管路の、ハイドロアキュムレータ(20)または接続管路(18a,18b,19)をファンモータ(6)に接続する区分(14b)にファン遮断弁(32)が配置されている、請求項1または2記載のファン駆動装置。
  4. ファン遮断弁(32)が、調節可能な2ポート2位置弁(32)により形成されており、該2ポート2位置弁(32)の弁体が、ばねによりプリロードをかけられた基本位置(0)においてアキシャルピストン機械(1)の高圧接続部(1b)を、高圧管路(14a,14b)を介してファンモータ(6,106)の高圧接続部(6a;106a,106b)に接続しており、切換位置(a)においてこの接続を遮断している、請求項3記載のファン駆動装置。
  5. ファンモータ(6)が、定容量形のアキシャルピストンモータ(6)であり、該アキシャルピストンモータ(6)が、高圧管路(14a,14b)に接続された高圧接続部(6a)と、タンク管路(16a,16b)を介してタンク(T)に接続された低圧接続部(6b)とを有している、請求項4記載のファン駆動装置。
  6. アキュムレータ遮断弁(22)が、調節可能な3ポート3位置弁(22)により形成されており、該3ポート3位置弁(22)の弁体が、第1の位置(a)において接続管路(18a,18b,19)を介して高圧管路(14a,14b)をハイドロアキュムレータ(20)に接続していて、タンク管路(16a,16b)に通じた接続管路(24)を閉鎖しており、前記弁体が、第2の位置(b)において高圧管路(14a,14b)をタンク管路(16a,16b)に接続していて、ハイドロアキュムレータ(20)を遮断しており、前記弁体が、ばねによりセンタリングされた基本位置(0)においてハイドロアキュムレータ(20)と、タンク管路(16a,16b)に通じた接続管路(24)と、高圧管路(14a,14b)に通じた接続管路(18a,18b,19)とを遮断している、請求項1から5までのいずれか1項記載のファン駆動装置。
  7. アキュムレータ遮断弁(122)が、2ポート2位置弁(122)により形成されており、該2ポート2位置弁(122)の弁体が、その切換位置(a)において接続管路(18a,18b,19)を介して高圧管路(14a,14b)をハイドロアキュムレータ(20)に接続しており、前記弁体が、ばねによりプリロードをかけられた基本位置(0)において、この接続を遮断している、請求項1から5までのいずれか1項記載のファン駆動装置。
  8. ファンモータ(106)が、調節可能な可変容量形のアキシャルピストンモータ(106)であり、該アキシャルピストンモータ(106)の回転数が、旋回角度の調節によって調節可能であり、ファンモータ(106)の第1の接続部が、第1の作業管路(115)を介して、ファンモータ(106)の第2の接続部が、第2の作業管路(117)を介して、それぞれ反転弁(132)に接続されており、該反転弁(132)が、高圧管路(14a,14b)を介して一次ユニット(1)に接続されていて、タンク管路(16a,16b)を介してタンク(T)に接続されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のファン駆動装置。
  9. 前記反転弁(132)が、2ポート2位置弁(132)により形成されており、該2ポート2位置弁(132)の弁体が、ばねによりプリロードをかけられた基本位置(0)において、高圧管路(14b)を第1の作業管路(115)に接続し、第2の作業管路(117)をタンク管路(16a,16b)に接続しており、前記弁体が、その切換位置(a)において、高圧管路(14b)を第2の作業管路(117)に接続し、第1の作業管路(115)をタンク管路(16a,16b)に接続している、請求項8記載のファン駆動装置。
  10. ファンモータ(206)が、調節可能な可変容量形のアキシャルピストンモータ(206)であり、該アキシャルピストンモータ(206)の回転数および回転方向が、旋回角度の調節によって調節可能であり、該ファンモータ(206)の高圧接続部(206a)が、高圧管路(14b)に接続されており、該ファンモータ(206)の低圧接続部(206b)が、タンク管路(16a,16b)を介してタンク(T)に接続されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のファン駆動装置。
  11. 接続管路(19)の、ハイドロアキュムレータ(20)に隣接した区分に、タンク(T)に向かって放圧を行う圧力制限弁(134)が配置されている、請求項1から10までのいずれか1項記載のファン駆動装置。
  12. 電子制御装置(36;136;236)が設けられており、該電子制御装置(36;136;236)を介して一次ユニット(1;101)の旋回角度および/またはファン遮断弁(32)とアキュムレータ遮断弁(22;122)と反転弁(132)との各弁体の位置が調節可能である、請求項1から11までのいずれか1項記載のファン駆動装置。
  13. 前記電子制御装置(136;236)を介して、ファンモータ(106;206)の旋回角度が調節可能である、請求項12記載のファン駆動装置。
  14. 前記電子制御装置(36)が、内燃機関(4)のエンジン制御装置(34)に接続されている、請求項12または13記載のファン駆動装置。
  15. 接続管路(19)の、アキュムレータ遮断弁(22;122)とハイドロアキュムレータ(20)との間に配置された区分に、または接続管路(18a,18b)の、アキュムレータ遮断弁(22;122)と高圧管路(14a,14b)との間に配置された区分に、圧力センサ(40;140;241)が配置されており、該圧力センサ(40;140;241)が、前記電子制御装置(36;136;236)に接続されている、請求項12から14までのいずれか1項記載のファン駆動装置。
  16. ファンホイール(10)またはファンモータ(6)に回転数センサ(38)が配置されており、該回転数センサ(38)が、電子制御装置(36)に接続されている、請求項12から15までのいずれか1項記載のファン駆動装置。
  17. 2ポート2位置弁により形成されたファン遮断弁および/または2ポート2位置弁により形成された反転弁および/または2ポート2位置弁または3ポート3位置弁により形成されたアキュムレータ遮断弁が、連続的に調節可能な比例弁である、請求項4、6、7または9記載のファン駆動装置。
  18. タンク管路(16a,16b)に冷却器(26)が配置されており、該冷却器(26)に対して並列に配置されたバイパス管路(28)に、ばねプリロードをかけられた逆止弁(30)が設けられている、請求項1から17までのいずれか1項記載のファン駆動装置。
  19. アキシャルピストンポンプ(101)に隣接した高圧管路(14a)に、アキシャルピストンポンプ(101)からハイドロアキュムレータ(20)とファンモータ(206)とに向かって開く逆止弁(238)が設けられている、請求項1から18までのいずれか1項記載のファン駆動装置。
  20. 請求項1、2または10記載のファン駆動装置を、陸上車両の制動時に制御するための方法において、アキシャルピストンポンプ(101)の旋回角度を目標ブレーキトルクを介して調節し、ファンモータ(206)の旋回角度を、目標回転数およびファン・圧力・回転数特性線を介して調節することを特徴とする、ファン駆動装置を制御するための方法。
  21. 請求項1、2または10記載のファン駆動装置を、陸上車両の加速時に制御するための方法において、ハイドロアキュムレータ(20)内の圧力が、ファンモータ(206)の目標回転数のために十分となると、ファンモータ(206)の旋回角度を、ファン・圧力・回転数特性線を介して調節すると同時に、アキシャルピストンポンプ(101)の旋回角度をゼロに調整することを特徴とする、ファン駆動装置を制御するための方法。
  22. 請求項1または10記載のファン駆動装置を制御するための方法において、アキシャルピストンポンプ(101)の旋回角度およびファンモータ(206)の旋回角度を、ファンモータ(206)の目標回転数と、これによって規定されたファンモータ(206)のトルクとに関連して調節することを特徴とする、ファン駆動装置を制御するための方法。
  23. アキシャルピストンポンプ(101)の旋回角度と、ファンモータ(206)の旋回角度とを、ファンモータ(206)の回転数とアキシャルピストンポンプ(101)の回転数とに関連した特性マップを介して調節する、請求項22記載の方法。
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