JP5542525B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、蒸気を用いて食品の加熱調理を行う加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、水を蒸発させる蒸発部を設け、この蒸発部の水容器内の水をヒータにより加熱することで飽和蒸気を発生させるものがある(特開平8−49854号公報、図8(特許文献1))。
ところが、上記加熱調理器では、蒸発部の空焚き防止のため、調理が終了するまで、蒸発部の水位がヒータの上端よりも高い所定の水位になるように、蒸発部に給水されるようになっている。このため、調理終了時に蒸発部内の水が多くなって、調理終了後に蒸発部を清掃する等のため、蒸発部内の水を排水容器に排水する場合に、排水される水の量が多くなる。このため、使用者が加熱調理器の排水容器に収容された水を処分する回数が多くなって、不便であるという問題がある。
特開平8−49854号公報、図8
そこで、本発明の課題は、調理終了時における水容器内の水の量を減らすことができて、使用者が排水容器に収容された水を棄てる回数を減らすことができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
被加熱物を加熱するための加熱室と、
水容器と、この水容器内の水を加熱する加熱部とを有して、上記加熱室に供給する蒸気を発生する蒸気発生部と、
上記水容器の水位を検出する水位センサと、
上記水容器から水を排出するための排水弁と、
上記水容器に給水するための給水タンクと、
上記水容器から排水された水を収容する排水容器と、
上記水位センサの出力に基づいて、上記水容器内の水位が、予め定められた目標水位よりも高くなるように、上記給水タンクから上記水容器への給水を制御する給水制御部と、
調理終了の前から、上記蒸気発生部の上記加熱部を駆動しながら、上記給水制御部による給水動作を停止させて、上記水容器内の水位を目標水位よりも低い予め定められた水位になるように制御する水位低下制御部と
を備えることを特徴としている。
上記構成の加熱調理器によれば、上記水位低下制御部は、調理終了の前から、上記蒸気発生部の加熱部を駆動しながら、上記水容器への給水動作を停止させて、上記水容器内の水位を目標水位よりも低い予め定められた水位になるように制御する。このように、上記加熱部を駆動しながら水容器への給水を停止するので、調理終了時における水容器内の水位が目標水位よりも低い予め定められた水位になり、水容器から排水容器へ排水される水の量を減らすことができる。したがって、使用者が排水容器に収容された水を棄てる回数を減らすことができる。
また、上記水位低下制御部は、調理終了の前から水容器への給水動作を停止するので、上記給水タンクから水容器へ給水する水の量を減らすことができて、給水タンクの水の使用量を減らすことができる。したがって、使用者が給水タンクに給水する回数も減らすことができる。
一実施形態では、
上記水位低下制御部は、調理終了の前から予め定められた設定時間の間、動作する。
上記実施形態によれば、上記水位低下制御部は、調理終了の前から予め定められた設定時間、上記加熱部を駆動しながら、上記給水制御部による給水動作を停止する。このように、単に、設定時間の間だけ給水動作を停止するという簡単な制御で、調理終了後に、水容器内の水位を目標水位よりも低い水位に、簡単かつ確実にすることができる。したがって、簡単かつ確実に調理終了後に排水される水の量を減らすことができる。
また、一実施形態では、
上記蒸気発生部の加熱部は、上記水容器内に設けられたヒータであり、
上記目標水位は、上記ヒータが水没するよりも高い水位であり、
上記設定時間は、調理終了の時点で、上記ヒータの下端よりも上記水容器内の水位が下がらないような時間である。
上記実施形態によれば、上記設定時間は、調理終了の時点で、水容器内に設けられたヒータの下端よりも上記水容器内の水位が下がらないような時間時間である。したがって、上記ヒータは、調理終了の時点まで、水容器内の水と接触している。このため、ヒータが過加熱されることがない。したがって、安全であり、また、調理中にヒータの過加熱が検知されて、調理が途中で中断されて、貴重な食品の調理に失敗してしまう恐れもない。
また、一実施形態では、
上記水位低下制御部が動作する上記設定時間は、調理の種類毎に予め設定されている。
上記実施形態によれば、上記水位低下制御部は、調理の種類毎に予め定められた設定時間の間、動作するので、調理の種類に対応して、適切な時間だけ水位低下制御をすることができる。したがって、上記排水される水の量を所定の量だけ、より確実に減らすことができる。
また、一実施形態では、
上記水位低下制御部は、上記水位センサの水位検出動作を停止させて、上記水容器内の水位が目標水位よりも高いとして制御する。
上記実施形態によれば、上記水位低下制御部は、上記水位センサの水位検出動作を停止させて、水容器内の水位が目標水位よりも高いとして制御し、これによって、給水動作を停止する。したがって、簡単かつ確実に上記給水制御部による給水動作を停止させて、調理終了時に水容器内の水位を目標水位よりも低い水位にすることができる。
また、一実施形態では、
上記水位低下制御部の動作は、調理開始毎に、および、使用者の操作によって、再度設定し直される。
上記実施形態によれば、上記水位低下制御部の動作は、調理開始毎に、および、使用者の操作によって、再度設定し直されるので、水位低下制御部を調理毎等の必要なときに、確実に動作させることができる。したがって、加熱調理器の信頼性を向上できる。
また、一実施形態では、
上記加熱部は、水容器内に設けられたヒータであり、
上記水位低下制御部は、調理終了の前から、上記蒸気発生部の上記ヒータを駆動しながら、上記給水制御部による給水動作を停止させ、かつ、上記水位センサの出力に基づいて、上記水容器内の水位が目標水位よりも低い予め定められた低水位になると、上記ヒータの駆動を停止する。
上記実施形態によれば、上記水位低下制御部は、調理終了の前から給水動作を停止させると共に、上記水容器内の水位が目標水位よりも低い予め定められた低水位になると、上記ヒータの駆動を停止する。
このように、調理終了時に、上記水容器内の水位が目標水位よりも低い予め定められた低水位にすることができるので、上記排水される水の量を、より確実に減らすことができる。
また、上記水位低下制御部は、上記水容器内の水位が目標水位よりも低い予め定められた低水位になると、上記ヒータの駆動を停止する。このため、この低水位をヒータから離間しない水位とすることによって、ヒータが確実に過加熱されることがないようにすることができる。したがって、調理中にヒータが過加熱されることがなくて安全で、また、過加熱が検知されて、調理が途中で中断されて、貴重な食品の調理に失敗してしまう恐れもない。
本発明の加熱調理器によれば、調理終了の前から、上記加熱部を駆動しながら上記水容器への給水動作を停止するので、調理終了後における水容器内の水の量を減らすことができて、上記排水容器へ排水される水の量を減らすことができる。したがって、使用者が排水容器に収容された水を処分する、つまり、棄てる回数を減らすことができる。
また、本発明によれば、調理終了の前から、水容器への給水動作を停止するので、上記給水タンクから水容器へ給水する水の量を減らすことができて、無駄に排水される水の量を減らし、給水タンクの水の使用量を減らすことができる。したがって、使用者が給水タンクに給水する回数も減らすことができる。
本発明の一実施形態の加熱調理器の概略構成図である。 上記実施形態の蒸気発生装置の模式断面図である。 上記実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。 上記実施形態の水容器の調理終了時における状態を説明するための模式断面図である。 上記水容器における水位の変化と、上記実施形態の給水弁の開閉状態と、上記排水弁の開閉状態を示す図である。 上記実施形態の制御装置の給水制御および水位低下制御についてのフローチャートである。 上記実施形態の制御装置の水位低下制御についての変形例を示すフローチャートである。
以下、この発明を図示の実施形態により詳細に説明する。
この加熱調理器10は、図1に示すように、本体ケーシング1内に、被加熱物7を加熱するための加熱室2を設けている。この加熱室2の上部に、過熱ヒータ4によって過熱蒸気を生成する過熱蒸気生成室40を設け、加熱室2の下方に、排水容器の一例としてのつゆ受け9を設けている。上記加熱室2の右方には、この加熱室2に供給する蒸気を発生する蒸気発生部101を設けている。
この蒸気生成部101からの蒸気は、通路20を通して、循環通路8に供給され、この循環通路8内の循環ファン19によって、過熱蒸気生成室40に供給される。この過熱蒸気生成室40で過熱ヒータ4によって生成された過熱蒸気は、加熱室2の上方に設けられた第1噴出口16から加熱室2に供給されると共に、加熱室2の側方に設けられた第2噴出口17と第3噴出口18から加熱室2に供給される。なお、上記加熱室2内の蒸気は、循環ファン19によって、循環吸気口15から循環通路8に吸引される。
上記蒸気発生部101には、給水タンク102から水を供給する。また、上記蒸気発生部101から水を排出するための排水弁117を通して、排水経路14を経由して、つゆ受け9に水が排水されるようになっている。
図2に示すように、上記蒸気発生部101は、深部115と浅部116とを有し、上方がフード形状をした水容器105と、この水容器105の浅部116に設けた加熱部の一例としての水加熱ヒータ103とを有している。上記浅部116には、金属製の収容ケース118が配置され、この収容ケース118に水加熱ヒータ103が収容されている。さらに、上記収容ケース118は、貫通孔121が形成された底部120を有している。これにより、収容ケース118外の水が貫通孔121を通って収容ケース118内に入ってくるようになっている。なお、上記水加熱ヒータ103はシーズヒータを渦巻状に巻いたものである。
上記水容器105の深部115の上方には、水位センサ123を設けている。この水位センサ123は、下端の位置が互いに異なる3本の電極棒を有して、水容器105の3つの水位を検出する(図4の水位H0、L0、L1を参照)。
また、上記水容器105の深部115の上方には、バッファ容器106も設けている。このバッファ容器106には、例えば、電磁弁からなる給水弁200を設けている。この給水弁200は、弁体201と、ソレノイドおよびスプリング等を含む駆動部203と、上記弁体201と駆動部203とを連結する連結軸202とを有して、駆動部203で弁体201を上下させて、バッファ容器106の底の貫通孔163を開閉するようにしている。この給水弁200によって、水容器105内の水位が目標水位になるように、給水タンク102からバッファ容器106を介して、水容器105への給水を制御するようになっている。
上記バッファ容器106に設けた水位センサ124で、バッファ容器106に連通する上記給水タンク102の水位を検出する。
なお、上記バッファ容器106を設けないで、上記給水タンク102から、図示しない弁を介して、上記水容器105に直接給水するようにしてもよい。上記バッファ容器106は、給水タンク102の一部とみなしうるものである。
一方、図1および図3に示す制御装置5は、上記過熱ヒータ4、水加熱ヒータ103、給水弁200、排水弁117を制御する。また、上記制御装置5は、上記水容器105の水位センサ123の出力を受けて、水加熱ヒータ103および給水弁200を制御するようになっている。
上記制御装置5は、図3に示すように、CPU(中央処理装置)34、メモリ部35、および、図示しない入出力回路などを含んでいる。このCPU34は、メモリ部35に記憶されている命令を取り出して実行したり、各種入力機器から入力されるデータに対し、算術演算、論理演算、比較などの演算を行う。また、CPU34は、カウント機能および計時機能を有しており、各種動作時間の判定や各種動作回数の判定を行う。一方、上記メモリ部35には、水加熱ヒータ103および給水弁200などを制御するためのプログラムが記憶されている。また、上記メモリ部35は、水容器105の水位センサ123などから得た情報を記憶することができる。
上記制御装置5は、図6に示すソフトウェアで構成された給水制御部(ステップS101〜S106)および水位低下制御部(ステップS107〜S109)を含んでいる。詳しくは、図6中のステップS101、S102、…S106は、上記水位センサ123の出力に基づいて、上記水容器105内の水位が、予め定められた目標水位よりも高くなるように、給水タンク102からバッファ容器106を介し、水容器105への給水を制御する給水制御部を構成し、ステップS107〜S109は、調理終了の前から、上記蒸気発生部101の水加熱ヒータ103を駆動しながら、上記給水制御部による給水動作を停止させて、水容器105内の水位を目標水位よりも低くなるように制御する水位低下制御部を構成する。
なお、上記制御装置5は、上記水加熱ヒータ103、給水弁200、過熱ヒータ4等の他に、上記循環ファン19、図示しない表示部なども制御するが、本発明の要旨とは関係しないので、これらについての説明は省略する。
上記構成の加熱調理器の作動を図4乃至図6を参照しながら、詳細に説明する。
今、上記水容器105には、図4に示すように、水容器105内の水位が予め定められた水位である高水位H0になるように給水されているとする。ここで、上記高水位H0は、図4に示すように、上記水加熱ヒータ103の上端よりも僅かに高く、水加熱ヒータ103が水没する水位である低水位、つまり目標水位L0よりも一定値高い水位である。
上記水容器105の水加熱ヒータ103による加熱により、水容器105内の水が沸騰を開始すると、図5に示すように、水の蒸発量に応じて水容器105内の水位は高水位H0から下降する(図5(a)中の沸騰→時点t1)。上記制御装置5は、上記水容器105の水位センサ123の出力に基づいて、水容器105内の水位が目標水位である低水位L0以上か否かを判断する(図6中のステップS102)。水容器105内の水位が低水位L0以上と判断すると(ステップS102)、ステップS107へ進む。ここで、目標水位、つまり上記低水位L0は、図4に示すように、水加熱ヒータ103の上端の高さよりも僅かに高い水位である。
一方、上記制御装置5は、上記水容器105内の水位が低水位L0以上でないと判断すると(ステップS102)、上記給水弁200を開状態にする(図6中のステップS103、図5(b)中の時点t1)。これにより、水容器105に給水されて、水容器105内の水位が上昇する。次に、制御装置5は、水容器105の上記水位センサ123によって水容器105内の水位を検出して(ステップS104)、水位センサ123の出力に基づいて、水容器105内の水位が高水位H0以上か否かを判断する(ステップS105)。水容器105内の水位が高水位H0以上でないと判断すると(ステップS105)、上記ステップS104に戻る。一方、水容器105内の水位が高水位H0以上であると判断すると(ステップS105)、給水弁200を閉状態にして(図6中のステップS106、図5(b)中の時点t2)、ステップS107へ進む。これにより、水容器105への給水が停止して、水容器105内の水位の上昇は停止する(図5(a)中の時点t1→時点t2)。
次に、上記制御装置5は、上記給水制御から上記水位低下制御への切り替えを判断するため、調理終了の3分前が経過しているか否かを判断する(ステップS107)。この3分は、上記水位低下制御が動作する、調理の種類毎に予め定められた設定時間である。また、この3分は、調理終了の時点で、上記水容器105内の水位が、図4に示すように、上記目標水位L0よりも低くて、上記水加熱ヒータ103の下端の高さよりも僅かに高い水位L1になっている時間である。
このように、上記制御装置5は、調理終了の前から3分間、上記水位低下制御が動作、つまり、上記水加熱ヒータ103を駆動しながら、給水動作を停止する。したがって、単に、3分間だけ給水動作を停止するという簡単な制御で、調理終了後に、上記水容器105内の水位を目標水位、つまり、低水位L0よりもさらに低い水位L1にすることができるので、簡単かつ確実に、調理終了後に水容器105から上記排水弁117を介して上記つゆ受け9に排水される水の量を減らすことができる。
また、上記水位低下制御によって低下された水位L1は、上記水加熱ヒータ103の下端の高さよりも極く僅かに高い水位である。このため、水加熱ヒータ103は、調理終了の時点まで、水容器105内の水と接触しているので、作動中の水加熱ヒータ103が過加熱されることがない。したがって、安全であり、また、調理中に水加熱ヒータ103の過加熱が検知されて、調理が途中で中断されて、貴重な食品の調理に失敗してしまう恐れがない。
また、上記水位低下制御は、調理の種類毎に予め定められた設定時間である、例えば3分間動作するので、調理の種類に対応して、適切な時間だけ水位低下制御をすることができる。したがって、上記排水される水の量を所定の量だけ、より確実に減らすことができる。なお、上記設定時間は、3分間に限らず、5分、8分等でもよい。
上記制御装置5は、上記調理終了の3分前が経過していないと判断すると(ステップS107)、給水制御が継続され、上記ステップS101に戻る。水容器105に給水された水は低温であるため、水容器105の水の温度は下がって沸騰が一端停止し、再度沸騰するまで水位が変化すること無く時間が経過する(図5(a)中の時点t2 → 時点t3)。水が沸騰を開始すると、以後、上述の動作(図6中のステップS101〜S107)を繰り返して、給水タンク102から水容器105への給水制御が行われる。この給水制御が行われている給水制御時間T1中、水容器105内の水位は低水位L0〜高水位H0の間に保たれる(図5(a)中の時点t3→時点t4)。上述のようにして、水容器105において、水の沸騰・蒸発・給水が繰り返される。
一方、上記制御装置5は、調理終了の3分前が経過していると判断すると(ステップS107)、上記給水制御から上記水位低下制御へ切り替わる。具体的には、上記水容器105の水位センサ123の水位検出動作を停止させて、水容器105内の水位が低水位L0以上であるとして制御し、これによって、給水動作を停止する(図6中のステップS108、図5(a)中の時点t4)。上記水位低下制御がなされる水位低下制御時間T2(3分)中、水容器105内の水位は、水の蒸発量に応じて低下し、調理の終了時に低水位L0よりもさらに低い水位L1の位置にある(図5(a)中の時点t4→t5)。
このように、上記制御装置5は、上記水容器105の水位センサ123の水位検出動作を停止させて、水容器105内の水位が目標水位である低水位L0以上であるとして制御し、これによって、給水動作を停止する。したがって、制御装置5は、簡単かつ確実に給水動作を停止させて、調理終了時に水容器105内の水位を低水位L0よりもさらに低い水位L1にすることができる。
次に、上記制御装置5は、調理が終了しているか否かを例えば経過時間に基づいて判断する(ステップS109)。そして、調理が終了したと判断されたら、図示しない表示部に調理が完了したことを表示し、上記水位低下制御を終了する。調理終了後、例えば上記排水弁117が開となり、上記水容器105内の水は、排水弁117を通って、上記排水経路14を経由して、上記つゆ受け9に全て排水される(図5(a)および(b)中の時点t5→時点t6)。
なお、調理の終了1分前より、蒸気発生装置3から加熱室2への蒸気の供給は停止される。
また、制御装置5の動作は、調理開始毎に、および、使用者の操作によって、再度設定し直される。制御装置5の動作が再度設定し直されることで、制御装置5を調理毎等の必要なときに、確実に動作させることができる。したがって、加熱調理器の信頼性を向上できる。
このように、上記制御装置5は、調理終了時に、水容器105内の水位が、目標水位である低水位L0よりもさらに低い水位L1になるように制御するので、調理終了時における水容器105内の水位が目標水位(低水位)L0よりも低くなり、水容器105からつゆ受け9へ排水される水の量を減らすことができる。そして、つゆ受け9の容量が一定であることから、使用者がつゆ受け9に収容された水を棄てる回数を減らすことができる。
また、上記制御装置5は、調理終了の前から、水容器105への給水動作を停止するので、上記給水タンク102から水容器105へ給水する水の量を減らすことができて、給水タンク102の水の使用量を減らすことができる。したがって、使用者が給水タンク102に給水する回数も減らすことができる。
上記実施形態において、水位低下制御は、上記水加熱ヒータ103を駆動しながら、上記水容器105の水位センサ123の水位検出動作を停止させて、水容器105内の水位が目標水位(低水位)L0以上であるとして制御しているが、変形例の水位低下制御部は図7のステップS201、S202、S204により構成していて、水位センサ123で検出動作を続けながら(ステップS202)、水容器105内の水位が水位L1よりさらに低くなると、水加熱ヒータ103の駆動を停止する(ステップS204)。
このとき、上記制御装置5は、調理終了後に、図4に示すように、水容器105内の水位を目標水位L0よりもさらに低い水位L1に確実にすることができるので、上記排水される水の量をより確実に減らすことができる。また、制御装置5は、水容器105内の水位が水位L1よりさらに低くなると、水加熱ヒータ103の駆動を停止する(ステップS204)。このため、確実に、水加熱ヒータ103が過加熱されることがないので、調理中に水加熱ヒータ103の過加熱が検知されて、調理が途中で中断されて、貴重な食品の調理に失敗してしまう恐れもない。
上記実施形態では、水位低下制御において、水位検知動作を停止して、上記水容器105内の水位が高水位H0にあるとして制御していたが、例えば、上記出力を低水位L0と高水位H0との間の或る水位に固定してもよい。
また、上記実施形態では、上記給水制御および上記水位低下制御は、ソフトウェアで構成したが、スイッチ、タイマー、比較器、および増幅器等のハードウェアで構成してもよいことは、勿論である。
また、上記実施形態では、上記水容器105に溜まった水を水中に配置した上記水加熱ヒータ103で直接加熱していたが、水容器105に溜まった水を水容器105の外側に設けたヒータ、あるいは水容器105に埋設したヒータで加熱するようにしてもよい。
2…加熱室
5…制御装置
9…つゆ受け
101…蒸気発生部
102…給水タンク
103…水加熱ヒータ
105…水容器
117…排水弁
123…水位センサ
200…給水弁

Claims (7)

  1. 被加熱物を加熱するための加熱室と、
    水容器と、この水容器内の水を加熱する加熱部とを有して、上記加熱室に供給する蒸気を発生する蒸気発生部と、
    上記水容器の水位を検出する水位センサと、
    上記水容器から水を排出するための排水弁と、
    上記水容器に給水するための給水タンクと、
    上記水容器から排水された水を収容する排水容器と、
    上記水位センサの出力に基づいて、上記水容器内の水位が、予め定められた目標水位よりも高くなるように、上記給水タンクから上記水容器への給水を制御する給水制御部と、
    調理終了の前から、上記蒸気発生部の上記加熱部を駆動しながら、上記給水制御部による給水動作を停止させて、上記水容器内の水位を目標水位よりも低い予め定められた水位になるように制御する水位低下制御部と
    を備えることを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記水位低下制御部は、調理終了の前から予め定められた設定時間の間、動作することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項2に記載の加熱調理器において、
    上記蒸気発生部の加熱部は、上記水容器内に設けられたヒータであり、
    上記目標水位は、上記ヒータが水没するよりも高い水位であり、
    上記設定時間は、調理終了の時点で、上記ヒータの下端よりも上記水容器内の水位が下がらないような時間であることを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項2または3に記載の加熱調理器において、
    上記水位低下制御部が動作する上記設定時間は、調理の種類毎に予め設定されていることを特徴とする加熱調理器。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記水位低下制御部は、上記水位センサの水位検出動作を停止させて、上記水容器内の水位が目標水位よりも高いとして制御することを特徴とする加熱調理器。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記水位低下制御部の動作は、調理開始毎に、および、使用者の操作によって、再度設定し直されることを特徴とする加熱調理器。
  7. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記加熱部は、上記水容器内に設けられたヒータであり、
    上記水位低下制御部は、調理終了の前から、上記蒸気発生部の上記ヒータを駆動しながら、上記給水制御部による給水動作を停止させ、かつ、上記水位センサの出力に基づいて、上記水容器内の水位が目標水位よりも低い予め定められた低水位になると、上記ヒータの駆動を停止することを特徴とする加熱調理器。
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