JP5541084B2 - クレードル - Google Patents

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Description

本発明は、クレードルに係り、特に、放射線画像撮影装置のバッテリの充電を行うクレードルに関するものである。
従来、医療用の放射線画像を得る手段として、照射された放射線を検出しデジタル画像データとして取得する検出器、すなわち放射線画像撮影装置として、FPD(Flat Panel Detector)が開発されている。
そして近年では、内部にバッテリを内蔵し、ケーブルレスで駆動可能な可搬型に構成されたカセッテ型の放射線画像撮影装置が開発されている。放射線画像撮影装置をこのように構成した場合、患者のベッドサイド等におけるポータブル撮影をはじめとする自由度の高い撮影が可能となる。
このような放射線画像撮影装置は、その可搬性から、1つの放射線画像撮影装置を各撮影室にわたって共通使用することが想定され、バッテリの充電残量を気にせずに撮影を行うためには、各撮影室等に放射線画像撮影装置のバッテリを充電するためのクレードルを配置して簡易に充電を行うようにすることが好ましい。
この点、特許文献1には、こうした可搬型の放射線画像撮影装置のバッテリを充電する充電手段としては、放射線画像撮影装置を水平方向に挿入するクレードル(特許文献1において「カセッテスタンド」)が記載されている。
特開2000−206636号公報
しかしながら、放射線画像撮影装置はかなり重量のある板状の部材であり、このような放射線画像撮影装置が勢いよくクレードルに挿入されると、放射線画像撮影装置がクレードルの内壁等に衝突する等により衝撃を受け、放射線画像撮影装置内部の構造体が損傷を受けるおそれがある。
また、放射線画像撮影装置がクレードル側の充電用コネクタに衝突する等により、クレードル側の充電用コネクタが劣化したり破損したりするおそれもある。
また、前記のようにかなり重量のある放射線画像撮影装置を充電手段であるクレードルの挿入口に水平方向に挿入することは容易でなく、撮影現場における作業効率を低下させてしまう。さらに、放射線画像撮影装置を水平方向にクレードルに挿入する場合には、充電用のコネクタとのコネクティングを保持するためのロック機構なども必要となり、クレードル装置の巨大化や機構の複雑化などのデメリットがある。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、放射線画像撮影装置を簡易迅速に挿入することができるとともに、放射線画像撮影装置挿入時の衝撃を緩和させて放射線画像撮影装置やクレードル側の充電用コネクタが損傷を受けることを防止することのできるクレードルを提供することを目的とするものである。
前記の問題を解決するために、本発明のクレードルは、
バッテリを内蔵し、照射された放射線に応じて電気信号を生成する変換素子が2次元状に配置され、当該変換素子により生成された電気信号を画像信号として読み取る放射線画像撮影装置の前記バッテリの充電を行うクレードルであって、
前記放射線画像撮影装置が挿入される装置挿入口と、
前記装置挿入口から挿入された前記放射線画像撮影装置を収容する装置収容部と、
前記装置収容部内に配置され、前記放射線画像撮影装置側のコネクタと接続可能なクレードル側コネクタと、
前記装置挿入口と前記クレードル側コネクタとの間に配置され、前記装置挿入口から挿入された前記放射線画像撮影装置を保持する装置保持手段と、を備え、
前記装置保持手段は、一端がヒンジを介して装置収容部の内側面に取り付けられ前記放射線画像撮影装置を保持し得る保持位置から前記放射線画像撮影装置の保持を解除する退避位置まで回動可能な板状の保持部を有し、前記ヒンジには、前記放射線画像撮影装置の挿入方向に所定値以上の荷重が加えられることにより前記保持部による前記放射線画像撮影装置の保持を解除させる方向に前記ヒンジを回動させるトルク機構が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、装置挿入口から装置収容部に挿入された放射線画像撮影装置が、装置保持手段の保持部上に一端保持された後、放射線画像撮影装置の挿入方向に所定値以上の荷重を加えることによりヒンジが回動して保持部による放射線画像撮影装置の保持が解除されるようになっている。このため、放射線画像撮影装置が勢いよく装置収容部の底部まで落ちることがなく、放射線画像撮影装置に対してクレードル挿入時の落下による強い衝撃が加わることを防止することができるとの効果を奏する。
また、このように、放射線画像撮影装置を保持部によって一端保持した後、放射線技師等の操作者(ユーザ)が装置収容部内に放射線画像撮影装置を押し込むことにより所定値以上の荷重を加えられたときにはじめて放射線画像撮影装置がクレードル側コネクタと接続可能な位置まで収納されるため、放射線画像撮影装置の急激な落下によるクレードル側コネクタの劣化や破損等を防止することが可能となる。
本実施形態に係る放射線画像撮影システムの全体構成を示す図である。 本実施形態に係る放射線画像撮影システムの別の全体構成を示す図である。 コンソールを1つだけ備える放射線画像撮影システムの全体構成を示す図である。 コンソールを1つだけ備える放射線画像撮影システムの別の全体構成を示す図である。 本実施形態に係る放射線画像撮影装置の外観斜視図である。 図5におけるA−A線に沿う断面図である。 図5の放射線画像撮影装置の内部構成を示す平面図である。 放射線画像撮影装置の基板の構成を示す平面図である。 図8の基板上の小領域に形成された放射線検出素子とTFT等の構成を示す拡大図である。 COFやPCB基板等が取り付けられた基板を説明する側面図である。 放射線画像撮影装置の等価回路を表すブロック図である。 放射線画像撮影装置のコネクタと通知手段のコネクタとが接続された状態を表す外観斜視図である。 撮影室の構成を示す図である。 本実施形態におけるクレードルの斜視図である。 図14のクレードルに放射線画像撮影装置が挿入された状態を示す斜視図である。 図14のクレードルに放射線画像撮影装置を挿入している状態を示す模式的断面図である。 図16のクレードルに放射線画像撮影装置が挿入された状態を示す模式的断面図である。 装置収容部及び電子部品等を放射線画像撮影装置の挿入方向から見た平面図である。 保持部が保持位置にある状態の装置保持手段を示す斜視図である。 保持部が退避位置にある状態の装置保持手段を示す斜視図である。 撮影オーダ情報の一例を示す図である。 コンソールの表示部に表示される撮影オーダ情報が表示された選択画面の一例を示す図である。 コンソールの選択画面に表示されるブッキー装置や放射線画像撮影装置に対応するアイコンの一例を示す図である。 コンソールの選択画面に表示されるブッキー装置や放射線画像撮影装置に対応するアイコンの一例を示す図である。 図23の選択画面から番号3の放射線画像撮影装置に対応するアイコンが削除された状態を表す図である。
以下、本発明に係るクレードルの実施の形態について、図面を参照して説明する。ただし、本発明は以下の図示例のものに限定されるものではない。
本実施形態に係るクレードル60は、病院や医院内で行われる放射線画像撮影を想定した放射線画像撮影システム100において用いられるものであり、放射線画像撮影システム100内の可搬型放射線画像撮影装置を充電することが可能に構成されている。放射線画像撮影システム100は、撮影室RとコンソールCと管理装置Sとを備えており、クレードル60は、図1等に示すように、各撮影室Rに配置されている。
なお、本実施形態では、図1に示すように、放射線画像撮影システム100が、複数の撮影室R(R1〜R4)と複数のコンソールC(C1〜C3)とが所定の接続の仕方で接続されており、複数のコンソールCと、放射線画像撮影システム100内の情報等を管理するサーバ等からなる管理装置SがネットワークNを介して接続されている場合について説明する。
しかし、放射線画像撮影システム100は、図1に示した構成のほか、例えば、図2に示すように、複数の撮影室R(R1〜R4)と複数のコンソールC(C1〜C3)と管理装置S等がそれぞれネットワークNを介して接続されるように構成することも可能である。
また、図3や図4に示すように、複数の撮影室R(R1〜R4)と1つのコンソールCとが所定の接続の仕方で或いはネットワークNを介して接続されており、コンソールCと管理装置SとがネットワークNを介して接続されている場合や、さらに、後述する図13に例示するように、1つの撮影室Rと1つのコンソールCとが接続されている場合にも本発明を適用することが可能である。
また、上記の構成例ではコンソールCと管理装置Sとを別体として示しているが、コンソールCに管理装置Sの機能を持たせる等して、コンソールCと管理装置Sとを一体的に構成することも可能である。特に、コンソールCを1つだけで使用するような場合には有効である。
さらに、図示を省略するが、ネットワークNにさらにHIS(Hospital Information System)やRIS(Radiology Information System)が接続されるように構成することも可能である。また、ネットワークNには、例えばコンソールCから出力された画像データに基づいて放射線画像をフィルムなどの画像記録媒体に記録して出力するイメージャ等(図示せず)が適宜接続される。
ここで、まず、放射線画像撮影システム100で放射線画像撮影に用いられ、クレードル60により充電が行われる可搬型放射線画像撮影装置について説明する。
なお、以下、可搬型放射線画像撮影装置を単に放射線画像撮影装置1と表す。また、以下では、放射線画像撮影装置1として、シンチレータ等を備え、放射された放射線を可視光等の他の波長の電磁波に変換して電気信号を得るいわゆる間接型の放射線画像撮影装置について説明するが、本発明は、シンチレータ等を介さずに放射線を放射線検出素子で直接検出する、いわゆる直接型の放射線画像撮影装置に対しても適用することができる。
図5は、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1の外観斜視図であり、図6は、図5のA−A線に沿う断面図である。放射線画像撮影装置1は、図6に示すように、筐体状の筐体2内にシンチレータ3や基板4等で構成されるセンサパネルSPが収納されている。
図5に示すように、本実施形態において、筐体2は、放射線入射面Rを有し長辺側の両端部に開口部を有する中空の角筒状のハウジング本体部2Aと、このハウジング本体部2Aの両側の開口部を閉塞する蓋部材2B、2Cとを備えている。
ハウジング本体部2Aは、例えば放射線を透過するカーボン板やプラスチック等の材料で形成されており、このハウジング本体部2Aの両側の開口部を蓋部材2B、2Cで閉塞することにより筐体2が形成されている。
なお、ハウジング本体部2Aの開口部は長辺側に設けられているものに限定されない。また、筐体2は、図5に示したいわゆるモノコック型に限定されない。このようなモノコック型として形成する代わりに、例えば、フレーム板とバック板とで形成された、いわゆる弁当箱型とすることも可能である。
図5に示すように、筐体2の一方側の蓋部材2Bには、電源スイッチ37や、選択スイッチ38、後述するクレードル60のコネクタ632(図16等参照)や通知手段51bのコネクタ51c(図12参照)が接続されるコネクタ39、後述するバッテリ24の充電状態や放射線画像撮影装置1の稼働状態等を表示するLED等で構成されたインジケータ40等が配置されている。
本実施形態において、コネクタ39の周囲には、溝部39aが形成されている。この溝部39aは、放射線画像撮影装置1のコネクタ39が後述するクレードル60側のコネクタ632に接続された際にコネクタ632の周囲に形成されている保護枠部材632a(図19及び図20参照)と嵌合するようになっている。
なお、コネクタ39に通信用のケーブル等の各種ケーブル等が接続される場合には、これら接続先のコネクタにもクレードル60側のコネクタ632と同様の保護枠部材を設け、溝部39aはこれらの保護枠部材とも同様に嵌合可能に構成されることが好ましい。
また、蓋部材2Bや蓋部材2Cの一端部には、画像データ等をコンソールCに無線で転送するための通信手段であるアンテナ装置41(図11参照)が埋め込まれている。アンテナ装置41の数は特に限定されないが、各種の設置状況に対応できるように複数個所に設けられていることが好ましい。なお、画像データ等をコンソールCに有線方式で転送するように構成することも可能であり、その場合、例えば、前述したコネクタ39にケーブル等を接続して送受信するように構成される。
筐体2の内部には、図6に示すように、センサパネルSPの基板4の下方側に図示しない鉛の薄板等を介して基台31が配置され、基台31には、電子部品32(例えばシグナルインターフェース基板32a、ゲートインターフェース基板32b、コントロール基板32c、電源基板32d等。図7参照)等が配設されたPCB基板33や放射線画像撮影装置1の各機能部に電力を供給するバッテリ24等が取り付けられている。また、図示は省略するが、基台31には、センサパネルSP等に衝撃が加わることを防止するための緩衝部材等が適宜取り付けられる。
図7は、基台31を放射線入射面Rの反対側からみた平面図である。
本実施形態において、放射線画像撮影装置1の短辺側の両端には後述する読み出しIC16が複数並んで配置されている。また、放射線画像撮影装置1の長辺側の一端には後述するゲートドライバ15b(ゲートIC)が複数並んで配置されている。
各読み出しIC16は、シグナルインターフェース基板32aを介して後述する制御手段22を構成するコントロール基板32cと接続されている。また、各ゲートドライバ15b(ゲートIC)は、ゲートインターフェース基板32bを介してコントロール基板32cと接続されている。
バッテリ24は、充電可能なものであり、例えばニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、小型シール鉛電池、鉛蓄電池等の充電自在な二次電池や、リチウムイオンキャパシタ(LIC)、電気二重層コンデンサ等の蓄電素子等を適用することができる。
このうち、特に、リチウムイオンキャパシタは、蓄電効率に優れるとともに、大電流(例えば5〜10アンペア)による高速充電が可能であり、充電時間を大幅に短縮することができるため、好ましい。すなわち、充電時間は、充電電流の大きさにほぼ反比例するため、充電電流を大きくすれば、その分充電時間を短くすることができる。
本実施形態では、図7に示すように、2つのバッテリ24が設けられている。
バッテリ24は、電源基板32dと接続されており、充電時にバッテリ24に対して送られる電流の電流値や各機能部に供給される電力等が調整されるようになっている。
なお、本実施形態では、基板4やシンチレータ3の放射線入射面R側には、それらを保護するためのガラス基板35が配設されている。また、本実施形態では、センサパネルSPと筐体2の側面との間に、それらがぶつかり合うことを防止するための緩衝材36が設けられている。
シンチレータ3は、基板4の後述する検出部Pに貼り合わされるようになっている。本実施形態では、シンチレータ3は、例えば、蛍光体を主成分とし、放射線の入射を受けると300〜800nmの波長の電磁波、すなわち可視光を中心とした電磁波に変換して出力するものが用いられる。
基板4は、本実施形態では、ガラス基板で構成されており、図8に示すように、基板4のシンチレータ3に対向する側の面4a上には、複数の走査線5と複数の信号線6とが互いに交差するように配設されている。基板4の面4a上の複数の走査線5と複数の信号線6により区画された各小領域rには、放射線検出素子7がそれぞれ設けられている。
このように、走査線5と信号線6で区画された各小領域rに二次元状に配列された複数の放射線検出素子7が設けられた領域r全体、すなわち図8に一点鎖線で示される領域が検出部Pとされている。
本実施形態では、放射線検出素子7としてフォトダイオードが用いられているが、この他にも例えばフォトトランジスタ等を用いることも可能である。各放射線検出素子7は、図8の拡大図である図9に示すように、スイッチ手段であるTFT8のソース電極8sに接続されている。また、TFT8のドレイン電極8dは信号線6に接続されている。
そして、TFT8は、後述する走査駆動手段15から走査線5を介してゲート電極8gにオン電圧が印加されるとオン状態となり、ソース電極8sやドレイン電極8dを介して放射線検出素子7内に蓄積されている電荷を信号線6に放出させるようになっている。また、TFT8は、接続された走査線5を介してゲート電極8gにオフ電圧が印加されるとオフ状態となり、放射線検出素子7から信号線6への電荷の放出を停止して、放射線検出素子7内に電荷を保持するようになっている。
本実施形態では、図9に示すように、列状に配置された複数の放射線検出素子7にそれぞれバイアス線9が接続されており、図8に示すように、各バイアス線9は、基板4の検出部Pの外側の位置で1本の結線10に結束されている。
また、各走査線5や各信号線6、バイアス線9の結線10は、それぞれ基板4の端縁部付近に設けられた入出力端子(パッドともいう)11に接続されている。各入出力端子11には、図10に示すように、IC12a等のチップが組み込まれたCOF(Chip On Film)12が異方性導電接着フィルム(Anisotropic Conductive Film)や異方性導電ペースト(Anisotropic Conductive Paste)等の異方性導電性接着材料13を介して接続されている。
また、COF12は、基板4の裏面4b側に引き回され、裏面4b側で前述したPCB基板33に接続されるようになっている。このようにして、放射線画像撮影装置1のセンサパネルSPの基板4部分が形成されている。なお、図10では、電子部品32等の図示が省略されている。
ここで、図11を用いて放射線画像撮影装置1の回路構成について説明する。
各放射線検出素子7の一方の電極にはそれぞれバイアス線9が接続されており、各バイアス線9は結線10に結束されてバイアス電源14に接続されている。バイアス電源14は、結線10および各バイアス線9を介して各放射線検出素子7の電極にそれぞれバイアス電圧(本実施形態では逆バイアス電圧)を印加するようになっている。
また、各放射線検出素子7の他方の電極はTFT8のソース電極8s(図11中ではSと表記されている。)に接続されており、各TFT8のゲート電極8g(図11中ではGと表記されている。)は、走査駆動手段15のゲートドライバ15bから延びる走査線5の各ラインL1〜Lxにそれぞれ接続されている。また、各TFT8のドレイン電極8d(図11中ではDと表記されている。)は各信号線6にそれぞれ接続されている。
走査駆動手段15は、ゲートドライバ15bにオン電圧やオフ電圧を供給する電源回路15aと、走査線5の各ラインL1〜Lxに印加する電圧をオン電圧とオフ電圧の間で切り替えるゲートドライバ15bとを備えている。ゲートドライバ15bは、前述したように、走査線5の各ラインL1〜Lxを介してTFT8のゲート電極8gに印加する電圧をオン電圧とオフ電圧との間で切り替えて、各TFT8のオン状態とオフ状態とを制御するようになっている。
また、各信号線6は、読み出しIC16内に形成された各読み出し回路17にそれぞれ接続されている。読み出し回路17は、増幅回路18と、相関二重サンプリング(Correlated Double Sampling)回路19と、アナログマルチプレクサ21と、A/D変換器20とで構成されている。
例えば、放射線画像撮影で被写体を介して放射線画像撮影装置1に放射線が照射され、シンチレータ3で放射線が他の波長の電磁波に変換されて、その直下の放射線検出素子7に照射される。そして、放射線検出素子7で照射された放射線の線量(電磁波の光量)に応じて電荷(電気信号)が発生する。
各放射線検出素子7からの電荷の読み出し処理においては、走査駆動手段15のゲートドライバ15bから走査線5の各ラインL1〜Lxを介してゲート電極8gにオン電圧が印加されたTFT8がオン状態となり、放射線検出素子7から信号線6に電荷が放出される。そして、放射線検出素子7から放出された電荷量に応じて増幅回路18から電圧値が出力され、それを相関二重サンプリング回路19で相関二重サンプリングしてアナログ値の画像データがマルチプレクサ21に出力される。マルチプレクサ21から順次出力された画像データは、A/D変換器20で順次デジタル値の画像データに変換され、記憶手段23に出力されて順次保存されるようになっている。
制御手段22は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピュータや、FPGA(Field Programmable Gate Array)等により構成されている。専用の制御回路で構成されていてもよい。
制御手段22は、放射線画像撮影装置1の各部材の動作等を制御するようになっている。また、各放射線検出素子7のリセット処理や各放射線検出素子7からの電荷の読み出し処理、オフセット補正値を算出するために放射線を照射しない状態で放射線画像撮影装置1を放置した後に読み出し処理と同様に各放射線検出素子7に蓄積された暗電荷を読み出すダーク読取処理等の各処理を行うようになっている。
制御手段22には、DRAM(Dynamic RAM)等で構成される記憶手段23や、放射線画像撮影装置1の各機能部に電力を供給するバッテリ24が接続されている。
また、制御手段22には、前述したアンテナ装置41が接続されており、また、図11では図示を省略するが、前述した電源スイッチ37や選択スイッチ38、コネクタ39等(図5参照)が接続されている。
制御手段22は、放射線技師等の操作者により選択スイッチ38が押下されると、自らが選択されたことを示す選択信号をアンテナ装置41を介してコンソールCに送信するようになっている。また、後述するように、放射線画像撮影装置1がクレードル60に挿入された際に、コネクタ39がクレードル側のコネクタ632に接続されると、制御手段22は、当該放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテID等の情報をクレードル60に通知するようになっている。
また、コネクタ39が後述する通知手段51b(図12参照)のコネクタ51cに接続されると、制御手段22は、通知手段51bから後述するブッキー装置51の識別情報であるブッキーID等の情報を取得し、ブッキーIDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとをともにコンソールCに送信するようになっている。
ところで、前述したように、本実施形態では、放射線画像撮影装置1をスクリーン/フィルムカセッテやCRカセッテ用のブッキー装置51に装填することが想定されており、放射線画像撮影装置1は、CRカセッテにおけるJIS規格サイズ(すなわち従来のスクリーンフィルム用のカセッテにおけるJIS規格サイズ。対応する国際規格はIEC 60406。)に準拠する14インチ×17インチ(半切サイズ)等の寸法で形成されている。また、放射線入射方向の厚さは15mm+1mm〜15mm−2mmの範囲内になるように形成されている。
しかし、スクリーン/フィルムカセッテやCRカセッテ用のブッキー装置を用いない場合には、放射線画像撮影装置1を上記の寸法で形成する必要はなく、放射線画像撮影装置1を任意の大きさや形状に形成することができる。また、その際には、ブッキー装置51は、放射線画像撮影装置1を装填することができるように、放射線画像撮影装置1の形状にあわせて形成される新規なブッキー装置を設置する必要がある。
次に、図1等に示す放射線画像撮影システム100における撮影室Rの構成を詳しく説明する。
撮影室Rは、患者の身体の一部である被写体(患者の撮影対象部位)に放射線を照射して放射線画像撮影を行う部屋であり、図13に示すように、被写体に放射線を照射するための放射線照射装置の放射線発生装置52等が配置され、放射線の撮影室外への漏洩防止が施された、いわゆる撮影室Raと、放射線技師等の操作者が操作する放射線照射装置の操作卓57等が配置された前室(操作室等ともいう。)Rbとを備えている。
なお、図13では、1つの撮影室Rに1つのコンソールCが接続されている場合が示されているが、前述したように、これは、撮影室Rの構成を説明する際に、撮影室RとコンソールCとが1:1に接続される場合をあわせて例示したものであり、本発明をこの場合に限定するものではない。
本実施形態では、撮影室Raには、前述した放射線画像撮影装置1を装填可能なブッキー装置51や、被写体に照射する放射線を発生させるX線管球等の放射線源(図示せず)を備える放射線発生装置52が設けられている。
前述したように、ブッキー装置51は、本実施形態ではカセッテ保持部(カセッテホルダ)51aにCRカセッテを装填して用いるように形成された既存のブッキー装置であり、CRカセッテのみならず放射線画像撮影装置1もカセッテ保持部51aに装填して用いることができるようになっている。
また、既存のブッキー装置51には、当該ブッキー装置51の識別情報であるブッキーID等の情報を放射線画像撮影装置1に通知する、電源やブッキーID情報を記憶する不揮発性メモリ、通信制御用CPU(いずれも図示を省略。)等を有する通知手段51bが新規に設けられている。通知手段51bは、ブッキー装置51に取り付けられるように設けられてもよく、或いは、ブッキー装置51の近傍に設けられてもよい。
放射線画像撮影装置1のコネクタ39に通知手段51bのコネクタ51cが接続されると、通知手段51bは、当該通知手段51bに対応するブッキー装置51のブッキーID等の情報を放射線画像撮影装置1に通知するようになっている。
そして、前述したように、放射線画像撮影装置1がブッキー装置51に装填される前に、図12に示すように通知手段51bのコネクタ51cがコネクタ39に接続され、通知手段51bからブッキー装置51の識別情報であるブッキーID等の情報が通知されてくると、放射線画像撮影装置1の制御手段22は、ブッキーIDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとをともにコンソールCに送信するようになっている。
なお、通知手段51bのコネクタ51cは、放射線画像撮影装置1がブッキー装置51に装填される際には取り外されるが、コネクタ51cをコネクタ39に接続したまま放射線画像撮影装置1をブッキー装置51に装填できる場合には接続されたまま装填するように構成してもよい。
また、放射線画像撮影装置1のコネクタ39が通知手段51bのコネクタ51cと接続された際、当該通知手段51bに対応付けられたブッキー装置に関連する放射線発生装置52Aがまだ起動されていない場合には、接続された段階で自動的に放射線発生装置52Aが起動し、当該ブッキー装置51にあわせてその位置や放射線の照射方向等を調整するようになっている。
図13に示すように、本実施形態では、撮影室Raには、ブッキー装置51として立位撮影用のブッキー装置51Aと臥位撮影用のブッキー装置51Bの設置されている。しかし、例えば、立位撮影用のブッキー装置51Aのみのように、撮影室Ra内に1つのブッキー装置51のみが設けられている場合にも本発明は適用される。
また、本実施形態では、放射線発生装置52のうち、1つの放射線発生装置52Aは、その位置や照射線の照射方向を変えることで、立位撮影用のブッキー装置51Aや臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填された放射線画像撮影装置1に対して放射線を照射して放射線画像撮影を行うことができるようになっている。
また、本実施形態では、立位撮影用や臥位撮影用のブッキー装置51A、51Bには対応付けられていないポータブルの放射線発生装置52Bも設けられている。ポータブルの放射線発生装置52Bは、撮影室Ra内のいかなる場所にも持ち運びでき、任意の方向に放射線を照射できるようになっており、放射線画像撮影装置1を単独の状態(すなわちブッキー装置51に装填しない状態)で被写体である患者の身体の部分にあてがったり、臥位撮影用のブッキー装置51Bや図示しないベッドと患者の身体との間に差し込んだりした状態で、適切な距離や方向から放射線を照射することができるようになっている。
撮影室Ra内で照射された放射線が外部に漏出しないように、撮影室Raは鉛などでシールドされている。そのため、撮影室Ra内で放射線画像撮影装置1からアンテナ装置41を介して画像データ等の情報を送受信しようとしても、そのままでは送受信できない。そこで、本実施形態では、放射線画像撮影装置1とコンソールCとが無線通信する際に、これらの通信を中継する無線アンテナ53を備えた基地局(無線アクセスポイント)54が設けられている。
基地局54は、通信を中継する際、中継する情報に自らの基地局ID等の情報を付加するように構成されており、情報に付加された基地局54の基地局IDを見ることで、その情報がどの撮影室R(R1〜R4)から送信された情報であるかを判別することができるようになっている。すなわち、基地局54は、各撮影室Rに1つずつ設けられているため、基地局54の基地局IDが送信されてくると、それを受信した側が当該基地局54が設置された撮影室Rから送信された情報であると判別することができ、基地局54の基地局IDが撮影室Rの識別情報に相当している。
なお、図13では、各ブッキー装置51と基地局54とがケーブル等で接続されているように表されているが、これはそれらの間をケーブル等の有線方式で接続することを意味するものではなく、撮影室Rにもともとそれらを結ぶケーブル等が存在しない場合には新たに設ける必要はない。
また、基地局54には、クレードル60が接続されている。クレードル60は、通常、放射線画像撮影装置1等を保管したりバッテリ24の充電を行うために用いられるものである。また、本実施形態では、クレードル60は、内部に挿入された放射線画像撮影装置1のカセッテIDを読み取り、当該カセッテIDと、自らのクレードルIDとをコンソールC等に送信する通信機能を備えている。なお、クレードル60が外部機器との通信を行う通信機能を備えていることは本発明の必須の構成要素ではなく、通信機能を備えず、バッテリ24を充電する充電機能のみを有する構成としてもよい。
ここで、図14から図20を参照しつつ、本実施形態におけるクレードル60の構成について、詳細に説明する。
図14は、クレードル60の外観を示す斜視図であり、図15は、図14に示すクレードル60に放射線画像撮影装置1が挿入された状態を示した斜視図である。また、図16及び図17は、クレードル60の内部構成を模式的に示した図であり、図16はクレードル60に放射線画像撮影装置1を挿入しようとする状態を示しており、図17はクレードル60に放射線画像撮影装置1が挿入された状態を示している。
図14及び図15に示すように、クレードル60はほぼ直方体形状に形成され上面に開口部611を有する筐体61と、この筐体61の開口部611を被覆する被覆部材62とを備えている。
筐体61の一端部には、クレードル60を動作させる各種のスイッチ613が設けられている。
筐体61の内部には、筐体61の長手方向に延在し、放射線画像撮影装置1を鉛直方向に収容する装置収容部63が設けられている。また、筐体61には基板681上に配置された各種電子部品682が収納されている。電子部品682は、例えば放射線画像撮影装置1のバッテリ24を充電するための充電回路や、放射線画像撮影装置1のカセッテIDを読み取る処理を行うための回路等を含んでいる。
図18は、装置収容部63及び基板上681に設けられた電子部品682を放射線画像撮影装置1の挿入方向(すなわち、図16及び図17における上側)から見た平面図である。
図16から図18に示すように、装置収容部63は、装置収容部63の側壁を構成する前側壁部材64と奥側壁部材65とを備えている。前側壁部材64の上端部と奥側壁部材65の上端部とによって放射線画像撮影装置1が挿入される装置挿入口630(図18参照)が形成されている。
奥側壁部材65の内側面には、放射線画像撮影装置1が挿入された際にその衝撃を吸収する緩衝部材651が長手方向の全面に亘って設けられている。なお、本実施形態では緩衝部材651が長手方向に全面に設けられている例を示しているが、緩衝部材651は放射線画像撮影装置1が挿入された際の衝撃を吸収することができるものであればよく、その形状や設けられる範囲は図示例に限定されない。
前側壁部材64の内側部には、放射線画像撮影装置1を挿入する際に放射線画像撮影装置1を装置収容部63内部に案内する案内部材641が取り付けられている。
装置収容部63内であって装置収容部63の底部には、放射線画像撮影装置1側のコネクタ39と接続可能なクレードル60側のコネクタ632が配置されている。クレードル60側のコネクタ632は、ケーブル683を介して電子部品682と電気的に接続されている。
クレードル60側のコネクタ632の周囲には、コネクタ632の上端部よりも高い高さ寸法に形成され、放射線画像撮影装置1側のコネクタ39がクレードル側のコネクタ632に接続された際に放射線画像撮影装置1側のコネクタ632の周囲に形成された溝部39aと嵌合する保護枠部材632aが配置されている。なお、保護枠部材632aは本発明の必須の構成要素ではなく、保護枠部材632aを備えない構成とすることもできる。
なお、装置収容部63は、その厚み方向の内寸法が放射線画像撮影装置1の厚み方向の外寸法に合わせた寸法となっており、放射線画像撮影装置1を装置挿入口630から装置収容部63内に挿入し収容することにより、放射線画像撮影装置1側のコネクタ39がクレードル側のコネクタ632に接続可能な位置に位置決めされるように構成されている。
また、装置収容部63の底部であって、装置収容部63の延在方向におけるクレードル側のコネクタ632の延長線上には、2つの貫通孔635が形成されており、この貫通孔635には、それぞれオイルダンパー636が装置収容部63の下方から装置収容部63の内側に貫通している。
オイルダンパー636は、装置挿入口630から挿入される放射線画像撮影装置1の端部をクレードル側のコネクタ632の上端部よりも高い位置で受ける衝撃吸収手段である。オイルダンパー636は、押圧力のかからない状態において、その上端部がクレードル側のコネクタ632の上端部よりも高い位置に位置するようになっており、放射線画像撮影装置1が挿入されて放射線画像撮影装置1の端部により上方から押圧された際に、その押圧力により上端部が緩やかに下降してクレードル側コネクタ632の上端部よりも低い高さとなるようになっている。
なお、オイルダンパー636の設けられる位置や、数、上端部の形状等は図示例に限定されない。また、衝撃吸収手段は放射線画像撮影装置1が挿入された際の衝撃を吸収可能なものであればよく、オイルダンパー636に限定されない。例えば衝撃吸収手段として弾性部材等を配置してもよい。
また、装置収容部63の底部の端部には、放射線画像撮影装置1を装置収容部63に挿入する際に発生する磨耗粉等の粉塵を装置収容部63の外部に排出するための貫通孔633が設けられていることが好ましい。
装置挿入口630とクレードル側コネクタ632との間には、装置挿入口630から挿入された放射線画像撮影装置1を一時的に保持する装置保持手段67が配置されている。
図19及び図20は、装置保持手段67の斜視図である。
図19及び図20に示すように、装置保持手段67は、放射線画像撮影装置1を一時的にその上に保持する板状の保持部672を有している。保持部672は、装置収容部63の長手方向に延在して設けられており、一端がヒンジ671と連結ギア(図示せず)を介して装置収容部63の内側面に回動自在に取り付けられている。
保持部672は、装置挿入口630から挿入された放射線画像撮影装置1を保持し得る保持位置(図19参照)から放射線画像撮影装置1の保持を解除する退避位置(図20参照)まで回動可能となっている。
また、本実施形態では、保持部672の回動側の端部には放射線画像撮影装置1が挿入方向に押し込まれた際にその側面に当接して放射線画像撮影装置1との摩擦を軽減するローラ674が設けられている。
ヒンジ671は、放射線画像撮影装置1の挿入方向に所定値以上の荷重が加えられるまでは保持部672を保持位置に維持させるトルク機構が設けられた負荷トルクヒンジとなっている。これにより、ヒンジ671は、放射線画像撮影装置1の挿入方向に所定値以上の荷重が加えられることによりはじめて保持部672による放射線画像撮影装置1の保持を解除させる方向に回動するようになっている。
本実施形態において、保持部672による放射線画像撮影装置1の保持を解除させる方向にヒンジ671を回動させるための所定値以上の荷重とは、例えば放射線画像撮影装置1の重量プラス数百g程度である。
すなわち、例えば放射線画像撮影装置1の重量が3.7kg程度であれば、4kg程度の荷重がかかった場合にヒンジ671が回動するように構成されている。
なお、本実施形態におけるクレードル60は、各種サイズの放射線画像撮影装置1に対応可能となっており、ヒンジ671を回動させるための所定値以上の荷重は、クレードル60に挿入される放射線画像撮影装置1のうち最大サイズの放射線画像撮影装置1の重量よりも数百g程度大きい荷重であることが好ましい。
このように所定値以上の荷重がかかった場合にヒンジ671が回動するように構成することにより、単に放射線画像撮影装置1を挿入したのみでは放射線画像撮影装置1が保持部672により保持位置に保持されて、保持部672より下方に落下せず、放射線技師等の操作者(ユーザ)が放射線画像撮影装置1を押圧して装置収容部63内に押し込むことによりはじめて放射線画像撮影装置1が装置収容部63の底部まで挿入されるようになっている。
また、ヒンジ671には、放射線画像撮影装置1が装置収容部63内から取り出されたときに保持部672を初期位置である保持位置(図19参照)まで戻すための保持部戻しバネ673が設けられている。
なお、本実施形態では、ヒンジ671が保持部672の長手方向の一方側端部のみに設けられている場合を例示しているが、ヒンジ671は保持部672の長手方向の両側端部に設けられていてもよい。
被覆部材62は、装置挿入口を被覆する蓋部材621と、この蓋部材621を、装置挿入口630を被覆する位置から装置挿入口630にかからない退避位置までスライド移動させるスライド機構625とを備えている。スライド機構625は、例えば蓋部材621の裏面に設けられたスライド用のレール及び蓋部材621を退避位置から初期位置である装置挿入口630を被覆する位置に戻すためのバネ等の付勢手段(いずれも図示せず)等で構成される。
蓋部材621は、装置挿入口630から挿入される放射線画像撮影装置1の端部により蓋部材621の一端部が押圧されることにより、スライド機構625により、筐体61の開口部611を被覆する位置から装置挿入口630を覆わない退避位置までスライド移動するようになっている。
なお、本実施形態では、蓋部材621における放射線画像撮影装置1の挿入側端部に、放射線画像撮影装置1の挿入時に蓋部材621の一端部が押圧されたときに蓋部材621の端部と放射線画像撮影装置1の端部とが摩擦を生じることにより放射線画像撮影装置1の挿入が妨げられないように、摩擦を軽減するためのローラ623が設けられている。
また、本実施形態において、装置挿入口630は、複数方向から放射線画像撮影装置1を挿入可能に構成されている。
すなわち、図14及び図15に示すように筐体61及び被覆部材62の側部であってクレードル60の長手方向における装置挿入口630の延長線上に当たる位置には、挿入用切り欠き部612、622が設けられており、クレードル60は、図15に示すように、上方向から放射線画像撮影装置1を挿入することも可能である他、図14及び図15に示す挿入用切り欠き部612、622から放射線画像撮影装置1をスライドさせて装置挿入口630に挿入することも可能に構成されている。なお、この挿入用切り欠き部612、622には、放射線画像撮影装置1が当接することによる衝撃を緩和するための緩衝部材(図示せず)が配置されていることが好ましい。
また、蓋部材621には、放射線画像撮影装置1の挿入される側の端部に円弧状部621aが設けられており、放射線画像撮影装置1を円滑に挿入することができるようになっている。
なお、本実施形態におけるクレードル60を設置する位置は特に限定されない。クレードル60は撮影室Raと前室Rbのいずれに設置されてもよく、撮影室Raに設置される場合には、放射線発生装置52から照射される放射線が到達しない位置、すなわち、例えば各コーナー部等に設置される。
撮影室Raや前室Rb内に置かれた各種装置と壁の間等、狭い隙間にクレードル60を設置してもよく、この場合には、挿入用切り欠き部612、622(図14及び図15参照)から放射線画像撮影装置1をスライドさせて装置挿入口630(図18参照)に挿入するようにしてもよい。
クレードル60は、装置挿入口630から装置収容部63に放射線画像撮影装置1が収容され、放射線画像撮影装置1側のコネクタ39がクレードル側コネクタ632に接続されると、クレードル60に接続されている図示しない外部電源から放射線画像撮影装置1のバッテリ24を充電するための充電電流を放射線画像撮影装置1に対して供給するようになっている。
また、本実施形態では、クレードル60は挿入された放射線画像撮影装置1の登録を行うためにも用いられるようになっている。
具体的には、本実施形態では、放射線画像撮影装置1が撮影室Ra内に持ち込まれてクレードル60に挿入され、図17に示すように、放射線画像撮影装置1のコネクタ39とクレードル60の装置収容部63内に設けられたコネクタ632とが接続すると、登録手段であるクレードル60が放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテIDを読み取り、このカセッテIDとクレードル60自身の識別情報であるクレードルIDとを対応付けて、基地局54を介して対応するコンソールCや管理装置S(図1等参照)に通知するようになっている。
図13に示すように、前室Rbには、放射線発生装置52に対して放射線の照射開始等を指示するためのスイッチ手段56等を備えた放射線の照射を制御する操作卓57が設けられている。なお、図13では図示が省略されているが、操作卓57や撮影室Ra内に、後述するようにコンソールCから送信されてくる撮影オーダ情報のリストを表示するモニタ等の表示手段を備えるように構成することも可能である。
コンソールC(図1等参照)は、図示しないCPUやROM、RAM、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピュータ等で構成されている。ROMには所定のプログラムが格納されており、コンソールCは、必要なプログラムを読み出してRAMの作業領域に展開してプログラムに従って各種処理を実行するようになっている。
コンソールCには、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部Caが設けられており、その他、キーボードやマウス等の図示しない入力手段等が接続されている。また、コンソールCには、ハードディスク等で構成された記憶手段Cbが接続されており、記憶手段Cbには、各撮影室Rにおける放射線画像撮影で使用可能な放射線画像撮影装置1のカセッテIDや、シンチレータの種類情報やサイズ情報、解像度等の情報が対応付けられたテーブルが予め記憶されている。
また、記憶手段Cbには、撮影室Rの識別情報である撮影室IDと、撮影室R内に設けられた基地局54の基地局IDとが対応付けられたテーブルが予め記憶されており、コンソールCは、基地局54を介して画像データ等の情報が送信されてくると、テーブルを参照して情報に付加されている基地局54の基地局IDに対応する撮影室Rの撮影室IDを割り出し、当該情報が割り出された撮影室Rから送信された情報であると判別するようになっている。
図1等に示したように、各コンソールC(C1〜C3)には、各撮影室R(R1〜R4)が所定の接続の仕方で接続されており(図1の場合)、或いはネットワークNを介して接続されている(図2の場合)。すなわち、各コンソールC(C1〜C3)には、各撮影室R(R1〜R4)の各基地局54や各操作卓57(図1等では図示を省略。図13参照)が所定の接続の仕方で或いはネットワークNを介して接続されている。
後述するように、コンソールCでは、所定の撮影室Rで行う各放射線画像撮影の内容を表す撮影オーダ情報が撮影室単位に管理され、当該撮影オーダ情報がコンソールCから撮影室Rの操作卓57に送信されることで、各撮影時の管電流や管電圧等の撮影条件が放射線発生装置52に自動設定可能となるよう、コンソールCと撮影室Rとが対応付けられるようになっている。
放射線画像撮影に先立って、ネットワークNに接続されたHISやRISから予め生成されていた放射線画像撮影の撮影オーダ情報がリスト形式で各コンソールCに送信されるようになっている。操作者は、いずれかのコンソールC上で、このリストから、各撮影室で撮影を行うオーダ情報を選択する。
本実施形態では、撮影オーダ情報は、図21に例示するように、患者情報としての「患者ID」P2、「患者氏名」P3、「性別」P4、「年齢」P5、「診療科」P6及び撮影条件としての「撮影部位」P7、「撮影方向」P8を含んで構成されるようになっている。そして、撮影オーダを受け付けた順に、各撮影オーダ情報に対して「撮影オーダID」P1が自動的に割り当てられるようになっている。
なお、撮影オーダ情報に書き込む患者情報や撮影条件の内容は、上記のものに限定されず、例えば、患者の生年月日、診察回数、放射線の線量、太っているか痩せているか等の情報を含むように構成することも可能であり、適宜設定することができる。
HISやRISから放射線画像撮影の撮影オーダ情報を取得すると、コンソールCの表示部Caには、図22に示すように、リスト形式の各撮影オーダ情報の一覧が選択画面H1として表示されるようになっている。本実施形態では、選択画面H1には、各撮影オーダ情報の一覧を表示するための撮影オーダ情報表示欄h11が設けられており、撮影オーダ情報表示欄h11の左側には、目的の撮影室Rで撮影する予定の撮影オーダ情報を選択するための選択ボタンh12が各撮影オーダ情報に対応して設けられている。また、撮影オーダ情報表示欄h11の下側には、決定ボタンh13及び戻るボタンh14が設けられている。
操作者は、選択ボタンh12をクリックして目的の撮影室Rで撮影する予定の撮影オーダ情報を単数または複数選択し、決定ボタンh13をクリックする。そして、図示を省略するが、決定ボタンh13をクリックした後に表示される撮影室R1〜R4を選択する画面で目的の撮影室Rを選択する。各撮影オーダ情報と目的の撮影室Rとが選択されると、選択された各撮影オーダ情報のリストが目的の撮影室Rの撮影室IDと対応付けられて記憶手段Cbに保存される。
また、それとともに、操作者が操作したコンソールCから選択された各撮影オーダ情報のリストが目的の撮影室Rの操作卓57等に送信される。このように、撮影オーダ情報のリストがコンソールCから目的の撮影室Rに送信されることで、前述したように、コンソールCと目的の撮影室Rとが対応付けられるようになっている。
なお、撮影オーダ情報のリストを作成する前に、目的の撮影室Rを先に選択してコンソールCと目的の撮影室Rとを対応付けるように構成することも可能である。また、図1のコンソールC1と撮影室R1のように、コンソールCと撮影室Rとが予め1対1に対応付けられている場合には、操作者が決定ボタンh13をクリックした後の撮影室Rを選択する画面の表示を省略するように構成することも可能である。
撮影室Rを選択する画面で目的の撮影室Rが選択されると、コンソールCは、続いて、管理装置S(図1等参照)から当該目的の撮影室R内に現時点で存在する放射線画像撮影装置1の情報を入手して、表示部Caに、図23や図24に例示するように、各種のアイコンIを表示するようになっている。
具体的には、本実施形態では、図23や図24に示すように、選択画面H2の左側に、「立位」および「臥位」の表記を矩形状の枠線で囲む状態で、立位撮影用のブッキー装置51Aと臥位撮影用のブッキー装置51Bに対応するアイコンI−51A、I−51Bがそれぞれ表示されている。また、選択画面H2の右側には、撮影室Ra内に存在する放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1a〜I−1cがそれぞれ表示されており、各アイコンI−1a〜I−1cのそれぞれの矩形状の枠線内に1〜3の番号が付されて表示されている。
本実施形態では、コンソールCは、放射線画像撮影装置1がブッキー装置51に装填されていなければ、当該ブッキー装置51に対応するアイコンIの枠線を破線で表示して(図23の「立位」I−51A、「臥位」I−51Bおよび図24の「立位」I−51A参照)、そのブッキー装置51には放射線画像撮影装置1が装填されていないことを表示するようになっている。
また、コンソールCは、放射線画像撮影装置1がブッキー装置51に装填されている場合(より正確には撮影室R内で放射線画像撮影装置1のコネクタ39が通知手段51bのコネクタ51cに接続された場合)には、当該ブッキー装置51に対応するアイコンIの枠線を実線で表示し、枠線内を所定の色で着色して表示して(図24の「臥位」I−51B参照)、そのブッキー装置51に放射線画像撮影装置1が装填されていることをアイコン表示するようになっている。なお、図24では、「臥位」のアイコンI−51Bの近傍に、臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填されている放射線画像撮影装置1の番号や解像度等が表示されている。
本実施形態では、例えば図23や図24に示した放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1をクリックすることにより、当該放射線画像撮影装置1をこれから使用する放射線画像撮影装置であるとして選択することができるようになっている。前述したように、放射線画像撮影装置1の選択スイッチ38を押下した場合も同様に、当該放射線画像撮影装置1をこれから使用する放射線画像撮影装置であるとして選択することができる。
また、コンソールCは、対応付けられた撮影室Rに新たに放射線画像撮影装置1が持ち込まれる等して、撮影室Rの登録手段であるクレードル60から当該放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテIDが通知されてくると、コンソールCの表示部Caの選択画面H2上に、当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を新たに表示させるようになっている。
また、例えば、図23に示した番号3の放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1cをクリックした後、臥位撮影用のブッキー装置51Bに対応するアイコンI−51Bをクリックしたり、或いは、アイコンI−1cをアイコンI−51B上にドラッグアンドドロップすることにより、番号3の放射線画像撮影装置1を臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填することを予め指定することができるようになっている。このように操作すると、選択画面H2は図23の状態から図24の状態に切り替わる。
本実施形態では、このようにしてコンソールCの選択画面H2上でブッキー装置51に装填される放射線画像撮影装置1が予め指定されると、その時点でコンソールCから選択された撮影室Rに当該ブッキー装置51が指定されたことを表す信号が当該撮影室Rの操作卓57に送信されるようになっている。
そして、操作卓57は、信号が送信されてくると、放射線発生装置52A(図13参照)を起動させるとともに、送信されてきた信号に基づいて指定されたブッキー装置51(例えば臥位撮影用のブッキー装置51B)に放射線を適切に照射できるように放射線発生装置52Aを移動させ、放射方向を調整し、また、ブッキー装置51の所定の範囲内に放射線が照射されるように図示しない絞りを調整し、適切な線量の放射線が照射されるように放射線発生装置52を調整するようになっている。
このように構成すれば、コンソールCでの操作で予め放射線発生装置52を起動させておくことが可能となり、操作者が撮影室Rに移動した段階で即座に放射線画像撮影を行うことが可能となるといった利点がある。なお、上記のように、コンソールCの選択画面H2上で放射線画像撮影装置1をブッキー装置51に装填することを指定したにもかかわらず、撮影室Rに移動した操作者が、当該放射線画像撮影装置1を当該ブッキー装置51に装填せずに撮影を行おうとした場合に、例えば音声を発して警告する等の処理が行われるように構成することも可能である。
また、図23や図24では図示を省略したが、撮影室R内にポータブルの放射線発生装置52B(図13参照)が存在する場合には、それに対応するアイコンIをコンソールCの選択画面H2上に表示し、上記の放射線発生装置52Aの場合と同様にして、ポータブルの放射線発生装置52BをコンソールCの操作によって起動させるように構成することも可能である。
なお、以上は、放射線画像撮影に先立って操作者がコンソールCを操作する際の状況であるが、操作者が撮影室Rに移動した後、例えば、放射線画像撮影装置1の選択スイッチ38を押下して放射線画像撮影装置1から自らが選択されたことを示す選択信号が送信されてくると、コンソールCは、その選択画面H2上で当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が着色されて表示される等して当該放射線画像撮影装置1が選択されたことを表示するようになっている。
また、前述したように、操作者により撮影室R内で放射線画像撮影装置1のコネクタ39に通知手段51bのコネクタ51cが接続されて(図12参照)、放射線画像撮影装置1からアンテナ装置41を介してブッキーIDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとがコンソールCに送信されてくる。その際、例えば、図23の番号3の放射線画像撮影装置1が臥位撮影用のブッキー装置51Bに対応する通知手段51bと接続されると、コンソールCは、選択画面H2を、図23に示した状態から当該放射線画像撮影装置1が臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填されたことを表す図24に示した状態に切り替えるようになっている。
一方、対応付けられた撮影室Rで撮影オーダ情報に基づく放射線画像撮影が終了した段階で、放射線画像撮影装置1からアンテナ装置41や基地局54を介して画像データやダーク読取処理で読み取られたダーク読取値等のデータが送信されてくると、コンソールCは、撮影オーダ情報に基づいて撮影された画像データやダーク読取値を当該撮影オーダ情報に対応付けて記憶手段Cbに保存するようになっている。
また、コンソールC上では、画像データやダーク読取値に基づいて画像処理が行われ、当該撮影オーダ情報に基づく最終的な画像データが生成されるが、この最終的な画像データが生成されると、コンソールCはその最終的な画像データも当該撮影オーダ情報に対応付けて記憶手段Cbに保存するようになっている。
なお、本実施形態では、放射線画像撮影装置1が例えば撮影室R1から撮影室R2に持ち運ばれ、当該放射線画像撮影装置1が撮影室R2の登録手段であるクレードル60に挿入されて、クレードル60から当該放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテID及びクレードル60の識別情報であるクレードルIDが管理装置SやコンソールCに通知されてきた場合に、撮影室R2に対応付けられたコンソールCでは選択画面H2上に当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を新たに表示させ、撮影室R1に対応付けられたコンソールCでは選択画面H2上から当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が削除されるが、この点については、以下で説明する管理装置Sの説明の中で詳しく説明する。
管理装置S(図1等参照)は、図示しないCPUやROM、RAM、入出力インターフェース等がバスに接続されたサーバコンピュータ等で構成されている。また、管理装置Sには、ハードディスク等で構成された記憶手段Saが接続されており、記憶手段Saには、撮影室Rの識別情報である撮影室IDと、撮影室R内に設けられた基地局54の基地局IDとが対応付けられたテーブルが予め記憶されている。
そして、管理装置Sは、基地局54を介し、図1に示すシステムではコンソールCを介し、図2に示すシステムではネットワークNを介して種々の情報が送信されてくると、テーブルを参照して情報に付加されている基地局54の基地局IDに対応する撮影室Rの撮影室IDを割り出し、当該情報が割り出された撮影室Rから送信された情報であると判別するようになっている。
管理装置Sは、放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテID及びクレードル60の識別情報であるクレードルIDと撮影室Rの識別情報である撮影室IDとを対応付けて、放射線画像撮影装置1が複数の撮影室R1〜R4のうちのいずれの撮影室Rに存在するかを管理するようになっている。
具体的には、放射線画像撮影装置1が撮影室Rに持ち込まれて登録手段であるクレードル60に挿入され、クレードル60から基地局54を介して放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテID及びクレードル60の識別情報であるクレードルIDが基地局54の基地局IDとともに通知されてくると、管理装置Sは、当該基地局54の基地局IDに対応する撮影室Rの識別情報である撮影室IDを割り出し、撮影室IDと放射線画像撮影装置1のカセッテIDとを対応付けて記憶手段Saに保存する。
その際、当該放射線画像撮影装置1がこの放射線画像撮影システム100に新たに導入されたような場合には、上記のようにして撮影室IDと新たに導入された放射線画像撮影装置1のカセッテIDとが対応付けられて記憶手段Saに保存されるだけである。しかし、当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDが既に放射線画像撮影システム100で使用されていて、それ以前に、他の撮影室Rの撮影室IDと対応付けられていた場合には、記憶手段Saにおける以前の撮影室Rの撮影室IDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとの対応付けを破棄するようになっている。
ところで、前述したように、撮影室Rに新たに放射線画像撮影装置1が持ち込まれる等して当該撮影室Rのクレードル60から当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDが通知されてくると、当該撮影室Rに対応付けられたコンソールCは、自ら選択画面H2上に当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を新たに表示させる。
しかし、当該放射線画像撮影装置1がそれ以前に存在していた他の撮影室Rに対応付けられたコンソールCは、当該撮影室Rから当該放射線画像撮影装置1が持ち出されたことを把握できない。そのため、放射線画像撮影装置1は撮影室Rにはもはや存在しなくなったにもかかわらず、撮影室Rに対応付けられたコンソールCの選択画面H2上には、依然として当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が表示され続ける状態となる。
このような状態で、例えば、コンソールCの選択画面H2上で撮影室Rにはもはや存在しない放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1がブッキー装置51に対応するアイコンI−51(すなわち本実施形態ではI−51AまたはI−51B。以下同じ。)にドラッグアンドドロップする等の操作がなされて当該放射線画像撮影装置1を例えば臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填することが指定されてしまうと、コンソールCがブッキー装置51に放射線を照射できるように放射線発生装置52Aが起動されてしまい、無駄な電力が消費されたり、誤って放射線が照射されてしまう等の不都合が生じる虞れがある。
そこで、管理装置Sは、上記のように撮影室Rのクレードル60から通知されてきた放射線画像撮影装置1のカセッテIDが、それ以前に、他の撮影室Rの撮影室IDと対応付けられていた場合、記憶手段Saにおける当該他の撮影室Rの撮影室IDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとの対応付けを破棄すると同時に、当該他の撮影室Rに対応付けられたコンソールCに対して、削除信号とともに当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDを送信し、コンソールCに、選択画面H2上から当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDに対応するアイコンI−1を削除させるようになっている。
すなわち、コンソールCの表示部Caの選択画面H2上に、図23に示したように放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1a〜I−1cが表示されていたとすると、例えば、その中から番号3の放射線画像撮影装置1が当該撮影室Rから他の撮影室Rに持ち運ばれた場合には、撮影室Rに対応付けられたコンソールCの選択画面H2上に新たに番号3の放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1cが表示され、元のコンソールCの選択画面H2上からは、図25に示すように番号3の放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1cが削除される。
また、番号3の放射線画像撮影装置1が図24に示したように例えば臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填されているように表示されていた場合でも、番号3の放射線画像撮影装置1が撮影室Rから他の撮影室Rに持ち運ばれてクレードル60で登録された場合には、元のコンソールCの選択画面H2上からは、図25に示したように、番号3の放射線画像撮影装置1が装填されている臥位撮影用のブッキー装置51BのアイコンI−51Bから当該放射線画像撮影装置1が装填されていることを示す表示(すなわちアイコンI−51Bの枠線の実線化および着色)が削除され、臥位撮影用のブッキー装置51Bに対応するアイコンI−52Bは元の破線の状態(すなわち放射線画像撮影装置1が装填されていない状態)に戻る。
このように構成すれば、当該放射線画像撮影装置1が持ち込まれてクレードル60に挿入された撮影室Rに対応するコンソールCでは、その選択画面H2上に新たに当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が表示されるとともに、当該放射線画像撮影装置1が持ち出された撮影室Rに対応するコンソールCの選択画面H2からは、当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が削除される。
なお、管理装置Sから元のコンソールCに対して削除信号と当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとが送信された際に、元のコンソールCの表示部Caに選択画面H2が表示されていない場合もある。その場合、元のコンソールCは、削除信号等を受信すると、選択画面H2として表示する内容の情報が一時的に保存されている自己のメモリ中から当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1の情報を削除することで、次に選択画面H2の表示が指示された際に、選択画面H2上に当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を表示しないようになっている。
次に、本実施形態に係るクレードル60の作用について説明する。
放射線技師等の操作者(ユーザ)は、撮影室Rに放射線画像撮影装置1を持ち込むと、当該撮影室Rに設置されているクレードル60に放射線画像撮影装置1を挿入する。
この場合、クレードル60の上方から放射線画像撮影装置1を挿入する場合には、図16に示すように、放射線画像撮影装置1を斜め上方向からクレードル60に挿入する。このとき、放射線画像撮影装置1の端部が蓋部材621のローラ623に接触し、ローラ623を回転させながら蓋部材621を押圧する。放射線画像撮影装置1の端部によって押圧された蓋部材621はスライド機構625によって装置挿入口630にかからない退避位置までスライド移動する。
蓋部材621が退避位置まで移動して放射線画像撮影装置1が装置挿入口630に到達すると、放射線画像撮影装置1は、その端部が奥側壁部材65の緩衝部材651に突き当てられて装置挿入口630から装置収容部63の中に鉛直方向に挿入される。
また、クレードル60の側方から放射線画像撮影装置1を挿入する場合には、放射線画像撮影装置1を鉛直方向に立てた状態で挿入用切り欠き部612,622からクレードル60の長手方向にスライドさせる。このとき、蓋部材621に設けられている円弧状部621aが放射線画像撮影装置1の角部によって押圧されることにより蓋部材621がスライド機構625によって装置挿入口630にかからない退避位置までスライド移動する。放射線画像撮影装置1が装置挿入口630の真上まで移動すると、放射線画像撮影装置1が装置挿入口630から装置収容部63の中に鉛直方向に挿入される。
装置挿入口630から装置収容部63の中に挿入された放射線画像撮影装置1は、案内部材641に案内されながら装置収容部63内を下降していき、その端部が装置保持手段67の保持部672に突き当たる。
保持部672は、ヒンジ671のトルク機構に所定値以上の荷重がかかるまでは放射線画像撮影装置1を保持する保持位置(図19参照)に維持される。このため、装置収容部63の中に挿入された放射線画像撮影装置1は、保持部672に突き当たると保持部672の上で一時的に保持される。そして、放射線技師等の操作者(ユーザ)が放射線画像撮影装置1を押し込むことにより、ヒンジ671のトルク機構に所定値以上の荷重(例えば4kg)がかかると、ヒンジ671が、保持部672を放射線画像撮影装置1の保持を解除する方向に回動し、放射線画像撮影装置1は、その側面にローラ674が当接することにより摩擦を軽減させながら装置収容部63内に下降していく。
装置収容部63内に挿入された放射線画像撮影装置1の端部は、オイルダンパー636の上端部によって受け止められ、降下の衝撃を緩和されながらゆっくりと装置収容部63の底部まで挿入されて、放射線画像撮影装置1側のコネクタ39がクレードル側コネクタ632と接続する。これにより、放射線画像撮影装置1側のコネクタ39はクレードル60と電気的に接続され、クレードル60と接続されている外部電源から充電電流の供給を受けることができる。また、クレードル60は、挿入された放射線画像撮影装置1のカセッテIDを読み取り、当該カセッテIDと、自らのクレードルIDとをコンソールC等に送信する。これにより、コンソールCにおいて、当該放射線画像撮影装置1の登録処理が行われる。
以上のように、本実施形態に係るクレードル60によれば、装置挿入口630とクレードル側コネクタ632との間に、装置挿入口630から挿入された放射線画像撮影装置1を一時的に保持する装置保持手段67を備え、装置保持手段67の保持部672はヒンジ671に設けられたトルク機構により、放射線画像撮影装置1の挿入方向に所定値以上の荷重が加えられるまで、放射線画像撮影装置1を保持する保持位置に維持される。このため、放射線技師等の操作者(ユーザ)が放射線画像撮影装置1を押し込むことにより、ヒンジ671のトルク機構に所定値以上の荷重がかかったときに、はじめて、ヒンジ671が保持部672を放射線画像撮影装置1の保持を解除する方向に回動するため、放射線画像撮影装置1が装置収容部63内に急激に落下するのを回避することができる。
また、装置収容部63は、放射線画像撮影装置1を鉛直方向に収容するものであるため、重量のある放射線画像撮影装置1でも簡易迅速にクレードル60に挿入することができる。そして、このように放射線画像撮影装置1を鉛直方向にクレードル60内に挿入する場合には、放射線画像撮影装置1が急激にクレードル60内に落下して衝撃を受けるおそれがあるが、上記のような装置保持手段67を設けることにより、落下の衝撃を緩和して、放射線画像撮影装置1の破損やクレードル側のコネクタ632の劣化・破損を防止することができる。
さらに、本実施形態では、装置挿入口630を被覆する蓋部材621と、この蓋部材621を、装置挿入口630を被覆する位置から装置挿入口630にかからない退避位置までスライド移動させるスライド機構とを有する被覆部材62を備えているため、放射線技師等の操作者(ユーザ)が勢いよく放射線画像撮影装置1をクレードル60内に挿入しようとしても挿入できないようになっている。このため、放射線画像撮影装置1がクレードル60内に急激に落下することをより確実に防止することができ、放射線画像撮影装置1の破損やクレードル側コネクタ632の劣化・破損を防止することができる。
また、本実施形態では、装置挿入口630は、複数方向から放射線画像撮影装置1を挿入できるように構成されているため、クレードル60を狭い場所に設置した場合でも簡易円滑に放射線画像撮影装置1を装置挿入口630に挿入することができる。
また、蓋部材621には、放射線画像撮影装置1の挿入される側の端部に円弧状部621aが設けられているため、放射線画像撮影装置1を円滑に挿入することができる。
また、本実施形態のクレードル60は、装置収容部63の底部に、装置挿入口630から挿入される放射線画像撮影装置1の端部をクレードル側コネクタ632の上端部よりも高い位置で受けるオイルダンパー636を備えている。このため、装置挿入口630から挿入される放射線画像撮影装置1の端部をまずオイルダンパー636が受け止めることにより、放射線画像撮影装置1の端部が勢いよくクレードル側コネクタ632の上に落下することを防止することができ、過度の衝撃が加わることによる放射線画像撮影装置1の破損、クレードル側のコネクタ632の劣化や損壊を防ぐことができる。
また、クレードル側のコネクタ632の周囲にこのクレードル側コネクタ632の上端部よりも高い高さ寸法に形成された保護枠部材632aが配置されているため、放射線画像撮影装置1の端部等がクレードル側コネクタ632に直接衝突する等によりクレードル側コネクタ632が劣化・破損することをより確実に防止することができる。
また、装置収容部63の内側面に、衝撃を吸収する緩衝部材651が設けられているため、放射線画像撮影装置1をクレードル60に収容する際に放射線画像撮影装置1が破損することを防止することができる。
さらに、装置収容部63は、その厚み方向の内寸法が放射線画像撮影装置1の厚み方向の外寸法に合わせた寸法となっており、放射線画像撮影装置1は、装置収容部63に収容されることにより、放射線画像撮影装置1側のコネクタ39が前記クレードル側コネクタ632に接続可能な位置に位置決めされる。このため、放射線画像撮影装置1を簡易迅速にクレードル60に収容することができる。
なお、本実施形態では、クレードル60に放射線画像撮影装置1を挿入する装置挿入口630が1個設けられている例が示されているが、装置挿入口630は2個以上設けられていてもよい。
また、本実施形態では、クレードル60に、放射線画像撮影装置1を鉛直方向に収容する装置収容部63が設けられている場合を例示しているが、装置収容部63は放射線画像撮影装置1を水平方向や斜めに傾斜した状態で収容するものであってもよい。
また、クレードル60は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示手段を備えていてもよい。クレードル60が表示手段を備えている場合には、基地局54を介してコンソールCから各種データが転送されてくると、これを表示手段に表示するようになっていてもよい。
さらに、クレードル60にテンキー等を設けたり、タッチパネルと一体となった表示手段を設ける等して、クレードル60に入力手段を設けるように構成することも可能である。
また、その他、本発明が本実施の形態に限定されず、適宜変更可能であることはいうまでもない。
1 放射線画像撮影装置(可搬型放射線画像撮影装置)
6 クレードル
41 アンテナ装置(通信手段)
51 ブッキー装置
51b 通知手段
52 放射線発生装置
63 装置収容部
67 装置保持手段
100 放射線画像撮影システム
621 蓋部材
621a 円弧状部
632 コネクタ(クレードル側コネクタ)
636 オイルダンパー
C コンソール
Ca 表示部
H2 選択画面
I アイコン
R 撮影室
S 管理装置

Claims (8)

  1. バッテリを内蔵し、照射された放射線に応じて電気信号を生成する変換素子が2次元状に配置され、当該変換素子により生成された電気信号を画像信号として読み取る放射線画像撮影装置の前記バッテリの充電を行うクレードルであって、
    前記放射線画像撮影装置が挿入される装置挿入口と、
    前記装置挿入口から挿入された前記放射線画像撮影装置を収容する装置収容部と、
    前記装置収容部内に配置され、前記放射線画像撮影装置側のコネクタと接続可能なクレードル側コネクタと、
    前記装置挿入口と前記クレードル側コネクタとの間に配置され、前記装置挿入口から挿入された前記放射線画像撮影装置を保持する装置保持手段と、を備え、
    前記装置保持手段は、一端がヒンジを介して装置収容部の内側面に取り付けられ前記放射線画像撮影装置を保持し得る保持位置から前記放射線画像撮影装置の保持を解除する退避位置まで回動可能な板状の保持部を有し、前記ヒンジには、前記放射線画像撮影装置の挿入方向に所定値以上の荷重が加えられることにより前記保持部による前記放射線画像撮影装置の保持を解除させる方向に前記ヒンジを回動させるトルク機構が設けられていることを特徴とするクレードル。
  2. 前記装置収容部は、前記放射線画像撮影装置を鉛直方向に収容するものであることを特徴とする請求項1に記載のクレードル。
  3. 前記装置挿入口を被覆する蓋部材と、
    前記装置挿入口から挿入される前記放射線画像撮影装置の端部により前記蓋部材の一端部が押圧されることにより、前記蓋部材を、前記装置挿入口を被覆する位置から前記装置挿入口にかからない退避位置までスライド移動させるスライド機構と、
    を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクレードル。
  4. 前記装置挿入口は、複数方向から前記放射線画像撮影装置を挿入可能に構成されており、
    前記蓋部材には、前記放射線画像撮影装置の挿入される側の端部に円弧状部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のクレードル。
  5. 前記装置収容部の底部に、前記装置挿入口から挿入される前記放射線画像撮影装置の端部を前記クレードル側コネクタの上端部よりも高い位置で受ける衝撃吸収手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のクレードル。
  6. 前記クレードル側コネクタの周囲に前記クレードル側コネクタの上端部よりも高い高さ寸法に形成され、前記放射線画像撮影装置側のコネクタが前記クレードル側コネクタに接続された際に前記放射線画像撮影装置側のコネクタの周囲に形成された溝部と嵌合する保護枠部材を配置したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のクレードル。
  7. 前記装置収容部の内側面に、衝撃を吸収する緩衝部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のクレードル。
  8. 前記装置収容部は、その厚み方向の内寸法が前記放射線画像撮影装置の厚み方向の外寸法に合わせた寸法となっており、
    前記放射線画像撮影装置は、前記装置収容部に収容されることにより、前記放射線画像撮影装置側のコネクタが前記クレードル側コネクタに接続可能な位置に位置決めされることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のクレードル。
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