JP5539661B2 - 殺菌消毒剤含有ウェットワイパー - Google Patents
殺菌消毒剤含有ウェットワイパー Download PDFInfo
- Publication number
- JP5539661B2 JP5539661B2 JP2009071723A JP2009071723A JP5539661B2 JP 5539661 B2 JP5539661 B2 JP 5539661B2 JP 2009071723 A JP2009071723 A JP 2009071723A JP 2009071723 A JP2009071723 A JP 2009071723A JP 5539661 B2 JP5539661 B2 JP 5539661B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- wet wiper
- quaternary ammonium
- aqueous solution
- polyoxyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
第四級アンモニウム塩の殺菌効果については、次の様に考えられている。第四級アンモニウム塩は陽電荷を有し、菌体の細胞膜は陰電荷を帯びているため、菌体表面に第四級アンモニウム塩が集積する。菌体表面に集積した第四級アンモニウム塩が、菌体タンパク質を変性させることにより、殺菌効果を発揮する。
具体的には、第四級アンモニウム塩の殺菌メカニズムとして、清浄作用や角質溶解作用、乳化作用により、第四級アンモニウム塩は、細胞壁に取り込まれ、細胞膜の表面張力を低下させて殺菌効果を発揮すると考えられている。
また、特許文献1及び特許文献2に開示された殺菌消毒剤においても、第四級アンモニウム塩を均一に含浸させることは困難である。
[1]ウッドパルプ繊維及び合成繊維の組成からなる不織布と、前記不織布に含浸させた第四級アンモニウム塩を含む殺菌消毒剤水溶液と、を含有するウェットワイパー。
[2]前記第四級アンモニウム塩がアルキルベンジルジメチルアンモニウム塩である、前記[1]に記載のウェットワイパー。
[3]前記アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩のアルキル基がオクチル基、ラウリル基、ミリスチル基、及びセチル基からなる群から選択される少なくとも1種である、前記[2]に記載のウェットワイパー。
[4]前記合成繊維がポリエステル繊維である、前記[1]〜[3]のいずれかに記載のウェットワイパー。
[5]吸着溶解率が均一に0.5%以上である、前記[1]〜[4]のいずれかに記載のウェットワイパー。
[6]吸着溶解率の最大/最小比率が5以下である、前記[1]〜[5]のいずれかに記載のウェットワイパー。
[7]前記不織布がロール状に巻き取られた形態である、前記[1]〜[6]のいずれかに記載のウェットワイパー。
[8]ウイルスに対する殺菌効果を有する、前記[1]〜[7]のいずれかに記載のウェットワイパー。
本実施の形態における殺菌消毒剤水溶液は、殺菌消毒作用を有する有効成分として、第四級アンモニウム塩を含む水溶液である。
第四級アンモニウム塩は、四級アンモニウム塩構造を分子内に有していれば、特に限定されるものではないが、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ポリオキシエチレンアルキルメチルアンモニウム塩、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩などが挙げられ、下記式(1)〜(4)で示される第四級アンモニウム塩が挙げられる。
[R(CH3)3N+]lX ・・・・式(1)
[R(CH3)N+(CH2CH2O)mH[(CH2CH2O)nH]]lX ・・・・式(2)
[R(CH3)2N+CH2C6H5]lX ・・・・式(3)
[RPy+]lX ・・・・式(4)
(式中、Rは、それぞれ独立して、アルキル基を表し、Xは、それぞれ独立して、1価又は2価の陰イオンを表す。lは、それぞれ独立して、1又は2の整数を表し、m及びnは、それぞれ独立して、2〜40の整数を表す。)
本実施の形態における第四級アンモニウム塩において、アルキル基としては、長鎖アルキル基であることにより著しい殺菌力を示すため、炭素数8〜18の飽和炭化水素基であることが好ましく、オクチル基、ラウリル基、ミリスチル基、及びセチル基であることがより好ましく、ラウリル基であることがさらに好ましい。
第四級アンモニウム塩は、F−、Cl−、Br−、I−等のハロゲン化物イオン、NO−、及びSO4 2−などとの塩であり、電気陰性度が高いCl−などとの塩であることが好ましい。
本実施の形態において、これらの第四級アンモニウム塩を1種単独で又は2種類以上を組み合わせて用いることができる。
本実施の形態において、第四級アンモニウム塩の殺菌効果により、ウェットワイパーとして清浄、殺菌、及び除菌作用などを有する。また、第四級アンモニウム塩が、殺菌消毒剤水溶液として、不織布に含浸されていることにより、不織布による拭き取り効果と、第四級アンモニウム塩の殺菌効果により、ウェットワイパーとして清浄、殺菌、及び除菌作用などを有する。本実施の形態のウェットワイパーは、第四級アンモニウム塩の揮発等による殺菌効果の低下が少ないため、長期間に渡り殺菌効果を持続する。
ノニオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、モノステアリン酸グリセリン等のグリセリン脂肪酸エステル類、モノオレイン酸ポリグリセリル、ペンタオレイン酸ポリグリセリル、デカオレイン酸ポリグリセリル、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸デカグリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノイソステアリン酸デカグリセリル等のポリグリセリン脂肪酸エステル類、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、モノラウリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット等のポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類、ショ糖ラウリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンソルビットミツロウ等のポリオキシエチレンラノリン・ラノリンアルコール・ミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油類、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル等のポリオキシエチレンステロール・水素添加ステロール類、モノステアリン酸エチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール等のポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンステアリン酸アミド等のポリオキシエチレンアルキルアミン・脂肪酸アミド類、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ステアリルジメチルアミンオキシド等のアルキルジメチルアミンオキシド類などが挙げられる。
本実施の形態において、これらの界面活性剤を1種単独で又は2種類以上を組み合わせて用いることができる。
本実施の形態において、これらの低級アルコールを1種単独で又は2種類以上を組み合わせて用いることができる。
本実施の形態において、これらのキレート剤を1種単独で又は2種類以上を組み合わせて用いることができる。
本実施の形態において、これらの防腐剤を1種単独で又は2種類以上を組み合わせて用いることができる。
本実施の形態における殺菌消毒剤水溶液を含浸させる不織布は、ウッドパルプ繊維及び合成繊維の組成からなるものである。
本実施の形態において、これらのウッドパルプ繊維を1種単独で又は2種類以上を組み合わせて用いることができる。
本実施の形態において、これらの合成繊維を1種単独で又は2種類以上を組み合わせて用いることができる。
本実施の形態において、不織布の目付量は薄すぎても厚すぎても使用しにくいため10〜120g/m2であることが好ましく、15〜80g/m2であることがより好ましい。
本実施の形態において、不織布に均一に含浸されるとは不織布表面に殺菌消毒剤水溶液が偏らずに存在することを意味し、不織布に均一に殺菌消毒剤水溶液が含浸されることにより局部的なかびの発生を防止することができる。
例えば、不織布に殺菌消毒剤溶液を含浸させて、殺菌消毒剤溶液における溶媒を必要に応じて蒸留などにより留去し、次いで、水を含浸させることによっても、本実施の形態のウェットワイパーとすることができる。また、不織布に殺菌消毒剤水溶液を含浸させて、殺菌消毒剤水溶液における溶媒を必要に応じて蒸留などにより留去することによっても、本実施の形態のウェットワイパーとすることができる。留去される溶媒は、ウェットワイパーに残存していてもよい。
本実施の形態における吸着溶解率(%)とは、殺菌消毒剤水溶液を含浸させた不織布を水に浸漬させた時に、水に溶解した第四級アンモニウム塩の質量を算出し、不織布質量との比率として求めたものである。
吸着溶解率は、均一に0.5%以上であることが好ましい。本実施の形態において、吸着溶解率が均一に0.5%以上であるとは、不織布の任意の部分において、吸着溶解率が0.5%以上であることを意味する。吸着溶解率が0.5%以上であることにより、防かび性に優れるウェットワイパーとすることができる。
吸着溶解率は、清拭後の拭き残りや、不織布を触った際のぬめり感の観点から0.5〜5.0%であることが好ましく、より好ましくは1.0〜3.0%である。
吸着溶解率の最大/最小比率が5以下であることにより、均一に殺菌消毒剤水溶液が含浸したウェットワイパーとすることができる。
本実施の形態の殺菌消毒剤水溶液を含浸させたウェットワイパーは、ウイルスの感染予防にも利用できる。中でも、ノロウイルスなどのエンベロープ(外殻)を有さないウイルスに対する殺菌効果に優れるため、ノロウイルスなどのエンベロープ(外殻)を有さないウイルスに対する感染予防に好適に利用できる。
なお、本実施の形態で用いられる評価方法及び測定方法は下記のとおりである。
ロール状に巻き取られた不織布をボトル容器にロール状の面が接するように配置した場合の上方部から底部までの4ヶ所から試験片を切り取り、水中に30分間浸漬させ抽出した後に、水中に溶解した第四級アンモニウム塩の濃度を高速液体クロマトグラフ(UV検出器SPD−6AV 検出波長 256nm 島津製作所製)、カラムにODSカラム(CAPCELL PAK UG80型 資生堂製)、移動相にはアセトニトリルと1.3%過塩素酸ナトリウム水溶液の混合物(混合比55/45)を用いて定量した。吸着溶解率を下記計算式より求めた。
[計算式]
吸着溶解率(%)=試験片中から水に抽出された第四級アンモニウム塩の質量(W1)/試験片不織布の質量(W2)×100
W1=試験片の抽出水溶液中の第四級アンモニウム塩の濃度(質量%)×{抽出水の質量(W4)+試験片不織布中の水の質量(W3)}
ロール外側、ロール中央、ロール内側のシートよりそれぞれ上方部から底部までの4ヶ所の試験片における吸着溶解率の最大値と最小値から、各シートにおける吸着溶解率の最大/最小比率を求めた。
ここで、n枚のロール巻きとした場合に、ロール外側とは、外側から数えて1枚目を意味し、ロール中央とは、n/2枚目を意味し、ロール内側とは、n枚目のロール巻きの最中心のシートを意味する。
ロール状に巻き取られた不織布から上記と同様に切り取った試験片をポリデキストロース寒天培地(栄研化学株式会社製)に貼付し、カビ懸濁液(クラドスポリウムかび106〜107cfu/mL)1mLを滴下しコンラージ棒で広げ培養を行った。培養時間は25℃で2週間とした。評価基準は以下の通りである。
○:試験片不織布にかびが全く発生しない。
△:試験片不織布の3分の1未満がかびで覆われている。
×:試験片不織布の3分の1以上がかびで覆われている。
殺菌消毒剤として50質量%ラウリルベンジルジメチルアンモニウムクロライド水溶液1.5質量部と精製水98.5質量部をステンレス容器に投入し、15分間、300rpmで攪拌を行い、0.75質量%殺菌消毒剤水溶液を調整した。
上記の0.75質量%殺菌消毒水溶液1mLにネコカリシウイルス浮遊液0.1mLを添加し、室温で30分間作用させた後、細胞維持培地(新生コウシ血清2%添加Eagle MEN)にてウイルス感染価(50%組織培養感染量:TCID50)をReed−Muench法により測定する。評価基準は下記の通りである。
ノロウイルスは、エンベロープを有さない一本鎖RNAウイルスである、カリシウイルス科ノロウイルス属に属するウイルスである。本実施例では、人工培養が確立されていないノロウイルスに代えて、ノロウイルス不活性化の一般的な評価方法として、ネコカリシウイルスを用いて評価を行った。
A:試験開始時のウイルス感染価(TCID50)の対数値
B:30分後のウイルス感染価(TCID50)の対数値
○:AからBを引いた差が3以上
×:AからBを引いた差が3未満
目付量51g/m2のパルプ系不織布(組成比 ウッドパルプ/ポリエステル=54/46 デュポン社製 style8838)を幅14cmのシート状に裁断し、図1に示すように長さ方向に18cmごとにミシン目2を入れて1枚のウェットワイパー1とし、90枚のロール巻きとした。このロール巻きの質量に対して2.5倍量の殺菌消毒剤水溶液を上方ロール面側から含浸させてウェットワイパーを製造した。
ボトル容器に入れて蓋をして、14日間放置後、図1のように不織布の含浸方向より不織布をロール外側(1枚目)、ロール中央(45枚目)、ロール内側(90枚目)より各々4箇所(上方部から底部へ、A,B,C,D)として3.5cm×4.5cmの大きさに切り取り線3を入れて試験片4を切り取り、それぞれの吸着溶解率及び防かび性を表1及び表2に示す。
実施例1と同じ不織布の90枚のロール巻きを使用し、このロール巻きの質量に対して3.5倍量の殺菌消毒剤水溶液を上方ロール面側から含浸させてウェットワイパーを製造した。実施例1と同様に評価を実施した。測定結果を表1及び表2に示す。
目付量40g/m2のレーヨン系不織布(組成比 ビスコースレーヨン/ポリプロピレン・ポリエチレン=80/20 大和紡績株社製 AS40)を幅14cmのシート状に裁断し、長さ方向に20cmごとにミシン目2を入れて1枚のウェットワイパー1とし、60枚のロール巻きとした。このレーヨン系不織布に対して質量で2.5倍量の殺菌消毒剤水溶液を上方ロール面側から含浸させてウェットワイパーを製造した。
ボトル容器に入れて蓋をして、14日間放置後、図1のように不織布の含浸方向より不織布をロール外側(1枚目)、ロール中央(30枚目)、ロール内側(60枚目)より各々4箇所(上方部から底部へ、A,B,C,D)として3.5cm×5.0cmの大きさに切り取り線3を入れて試験片4を切り取り、それぞれの吸着溶解率及び防かび性を表1及び表2に示す。
一方、レーヨン及び合成繊維の組成を有する不織布に含浸させた比較例1のウェットワイパーは、ロール外側からロール内側までの不織布の測定部位Dにおいて吸着溶解率は0.5%未満であり、殺菌消毒剤水溶液を均一に不織布に含浸できるものではなく、不織布の測定部位Dにおいては、かびの発生が認められた。
0.75質量%殺菌消毒剤水溶液1mLのノロウイルス不活性化の評価を実施した。測定結果を表3に示す。評価結果が○であり、ノロウイルスの感染予防に効果があると考えられた。
[比較例2]
0.75質量%殺菌消毒剤水溶液1mLの代わりに精製水を用いてノロウイルス不活性化の評価を実施した。測定結果を表3に示す。評価結果が×であり、ノロウイルスの感染予防に効果がないと考えられた。
2 ミシン目
3 切り取り線
4 試験片
Claims (5)
- ウッドパルプ繊維及びポリエステル繊維の組成からなる不織布と、前記不織布に含浸させた第四級アンモニウム塩を含む殺菌消毒剤水溶液と、を含有し、
前記不織布がロール状に巻き取られた形態であり、
吸着溶解率が0.5〜5.0%である、ウェットワイパー。 - 前記第四級アンモニウム塩がアルキルベンジルジメチルアンモニウム塩である、請求項1に記載のウェットワイパー。
- 前記アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩のアルキル基がオクチル基、ラウリル基、ミリスチル基、及びセチル基からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項2に記載のウェットワイパー。
- 吸着溶解率の最大/最小比率が5以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のウェットワイパー。
- ウイルスに対する殺菌効果を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のウェットワイパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009071723A JP5539661B2 (ja) | 2008-03-24 | 2009-03-24 | 殺菌消毒剤含有ウェットワイパー |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008076743 | 2008-03-24 | ||
JP2008076743 | 2008-03-24 | ||
JP2009071723A JP5539661B2 (ja) | 2008-03-24 | 2009-03-24 | 殺菌消毒剤含有ウェットワイパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009256338A JP2009256338A (ja) | 2009-11-05 |
JP5539661B2 true JP5539661B2 (ja) | 2014-07-02 |
Family
ID=41384231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009071723A Active JP5539661B2 (ja) | 2008-03-24 | 2009-03-24 | 殺菌消毒剤含有ウェットワイパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5539661B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2516402A (en) * | 2012-05-14 | 2015-01-21 | Nordichug Oy | Aqueous disinfectant composition |
JP2016175879A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 旭化成株式会社 | ウェットワイパー及びその製造方法 |
JP6795889B2 (ja) * | 2016-01-14 | 2020-12-02 | 日本製紙クレシア株式会社 | ウエットティッシュのロール体 |
JP6886252B2 (ja) * | 2016-07-29 | 2021-06-16 | 旭化成アドバンス株式会社 | ウェットワイパー |
JP2018015442A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 旭化成アドバンス株式会社 | ウェットワイパー |
JP2020032255A (ja) * | 2019-11-21 | 2020-03-05 | 旭化成アドバンス株式会社 | ウェットワイパー |
CN114788521B (zh) * | 2022-03-23 | 2024-01-26 | 广州先进技术研究所 | 一种复合增效多功能消毒剂及其制备方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06102604B2 (ja) * | 1985-08-27 | 1994-12-14 | 武田薬品工業株式会社 | 殺菌消毒剤 |
JPH0741062B2 (ja) * | 1990-06-19 | 1995-05-10 | 和光堂株式会社 | 外皮用組成物 |
JPH0967750A (ja) * | 1995-08-28 | 1997-03-11 | Oji Paper Co Ltd | 抗菌性吸水性シート |
JPH10127516A (ja) * | 1996-11-06 | 1998-05-19 | Pigeon Corp | 清拭液組成物および湿潤清拭繊維集合体 |
JP2000191521A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Wakoudou Kk | 殺菌消毒剤 |
US6653274B1 (en) * | 1999-09-27 | 2003-11-25 | The Proctor & Gamble Company | Detergent composition comprising a soil entrainment system |
US20020115370A1 (en) * | 2000-11-10 | 2002-08-22 | Gustavo Palacio | Hydroentangled nonwoven composite structures containing recycled synthetic fibrous materials |
JP2003081709A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-19 | Asahi Denka Kogyo Kk | 殺菌消毒液組成物及び殺菌消毒材 |
US7838447B2 (en) * | 2001-12-20 | 2010-11-23 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Antimicrobial pre-moistened wipers |
JP2003319887A (ja) * | 2002-05-01 | 2003-11-11 | Kenji Nakamura | 殺菌性ウェットティッシュ及びその製造方法 |
US7094743B2 (en) * | 2003-07-29 | 2006-08-22 | 3M Innovative Properties Company | Composition, wipe and method for cleaning, protecting and imparting gloss to a substrate |
JP2006069919A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 殺菌消毒剤 |
JP2007308442A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 防カビ・カビ取りシート |
-
2009
- 2009-03-24 JP JP2009071723A patent/JP5539661B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009256338A (ja) | 2009-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5539661B2 (ja) | 殺菌消毒剤含有ウェットワイパー | |
MX2008014905A (es) | Composicion y metodo para controlar la transmision de norovirus. | |
US20080267904A1 (en) | Compositions Having A High Antiviral And Antibacterial Efficacy | |
MX2008015189A (es) | Composiciones antimicrobianas que contienen alcohol que tienen eficiencia mejorada. | |
US9603361B2 (en) | Virucidal composition | |
JP2008156329A (ja) | 水性殺菌消毒剤 | |
WO2007101445A1 (en) | Biocidal cleaning compositions | |
US20110287074A1 (en) | Antimicrobial Compositions, Methods of Manufacture Thereof and Articles Comprising the Same | |
KR20150115757A (ko) | 항미생물성 조성물, 와이프, 및 방법 | |
JP2019097756A (ja) | ウェットワイパー | |
JP7078819B2 (ja) | ウェットワイパー | |
US20080063679A1 (en) | Nanocomposites with residual biocidal and biostatic properties | |
US20080095814A1 (en) | Compositions Having a High Antiviral and Antibacterial Efficacy | |
JP2018015442A (ja) | ウェットワイパー | |
JP6886252B2 (ja) | ウェットワイパー | |
AU2016408394B2 (en) | Anti-adherent compositions and methods of inhibiting the adherence of microbes to a surface | |
BR112019022785A2 (pt) | Composição, lenço, e, método para inibir o crescimento microbiano em um produto. | |
JP2006069919A (ja) | 殺菌消毒剤 | |
CN102037989A (zh) | 消毒和/或杀菌用水性组合物 | |
JP6796910B2 (ja) | ウェットワイパー | |
JP2022016360A (ja) | 抗菌・抗ウイルス剤組成物および抗菌・抗ウイルス性を有する繊維製品 | |
JP6796370B2 (ja) | ウェットワイパー | |
JP6796369B2 (ja) | ウェットワイパー | |
KR20110032718A (ko) | 소독성분을 함유한 물티슈 | |
JP2010285387A (ja) | ノロウイルス不活性化剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130206 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130408 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130930 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140207 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140409 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5539661 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140501 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |