JP5534983B2 - シートスライドレールのロック構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のシートをスライド自在に支持するシートスライドレールのロック構造に係り、特に車両の前部に運転席と助手席が配置された自動車の運転席および助手席のシートスライドレールのロック構造に係るものである。
車両のシートは、運転者の身長などに応じて最適な運転ポジションを確保するために、車両の前後にスライド可能に取り付けられたものが提案されている。特許文献1には、係合溝が設けられたロアレールと、アッパレールに配置され、ロアレールの係合溝と係合する係合体が操作体の操作によって変形することで、ロックが解除されるシートスライドのロック機構が開示されている。
図7にこのシートスライドロック機構100の概略を説明する。フロアパネルに固定されたロアレール101には、ベアリングやコロ113でアッパレール108を摺動可能に配置できる摺動子127が両端に配置されている。アッパレール108には、ハンドル120が固定された操作体125が、その中央付近にヒンジピン137で枢支されている。操作体125の一端には弾性を持った係合体136が配置されていて、ロアレール101の係合溝107に係合している。
ハンドル120を持ち上げると、操作体125が係合体136を変形させ、ロアレールの係合溝107から脱離するので、ロアレール101とアッパレール108のロックが解除される。
特開平9−104264号公報
特許文献1のシートスライドレールのロック機構では、ハンドルに固定された操作体は、ヒンジピンを枢軸として揺動することで、係合体を変形させロックを解除する構造となっている。そのため、ヒンジピンに係る部品が必要になることと、操作体が枢着されるアッパレールとの間で、ヒンジピンをカシメ固定する必要があり、このための部品セットおよびカシメ工程が必要となっていた。
本発明は、上記の課題に鑑みて想到されたものであり、具体的には、パネルフロアに固定されたロアレールと、前記ロアレールにスライド可能に配置されたアッパレールと、前記アッパレールに固定されシートが取り付けられるレールブラケットと、前記アッパレール上に枢支され前記ロアレールと前記アッパレールを同時に係止若しくは解放する係合体と、前記係合体を操作する操作部とハンドルを固定するハンドルホルダ部と前記操作部と前記ハンドルホルダ部の間に設けられ、前記レールブラケットと前記アッパレールの間に形成された枢支窓に揺動可能に保持される枢支板部を有するハンドルブラケットからなるシートスライドレールのロック構造である。
また、本発明のシートスライドレールのロック構造は、前記ハンドルブラケットの枢支板部の先端には落下防止爪が形成されている。
本発明によれば、カシメピンを不要としたので、部品のセット工程およびカシメ工程が不要になるとともに、カシメピンが不要となる。そのため、製造工程の簡略化と重量減少という効果を得る事ができる。
本発明のシートスライドロック構造を示す図である。 図1のB方向から見たシートスライドロック構造を示す図である。 図2の拡大図である。 図1のハンドルブラケットだけを示した図である。 図1のC方向から見たシートスライドロック構造を示す図である。 図1のA−A方向の断面図を示す図である。 従来例のシートスライドロック機構を示す図である。
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明のシートスライドレールのロック構造を示す図である。本発明のシートスライドレールロック構造1は、ロアレール2とアッパレール3とレールブラケット4と、ハンドルブラケット10とハンドル11と、係合体12を含む。
本発明のシートスライドレールのロック構造の概略は以下の通りである。ロアレール2と、ロアレール2上にスライド可能に載置されたアッパレール3との間には、これらをロック若しくは解除する係合体12が配置される。ハンドル11を引き上げると、操作部10cが係合体12を押下して、係合体12は、ロアレール2とアッパレール3のロックを解除する位置に操作される。この時、ハンドルブラケット10は、アッパレール3とレールブラケット4の間に設けた隙間(枢支窓40)に、ハンドルブラケット10から突設された板状の突片を、空間的な余裕を持って揺動可能に狭持されている。これによって、ハンドルブラケット10の枢支については、ヒンジピンを要しない構造となっている。以下詳細な説明を行う。
<ロアレール2>
ロアロール2は図示しないフロアパネルにボルト若しくは溶接などの方法で固定される。ロアレール2とフロアパネルとの間は、取付金具を介して固定されていてもよい。また、ロアレール2の前後端には、特許文献1で説明されているのと同様に、コロとボールベアリング等を配置した揺動子などを一例とするスライド可能なスライド機構が配置されている。
ここで図6を参照する。図6は、図1のA−Aの断面図を示す。ロアレール2は、略水平なロアレール基片2aと、ロアレール基片2aの両側面から立ち上がる左右のロアレール側片2bと、左右のロアレール側片2bの上端部で折り返したロアレール折返し2cを有する。ロアレール2はこのような断面形状で引抜部材状に延設された形状に形成されている。このロアレール折返し2cにはロックを決める際に用いられるノッチ20が所定間隔で形成されている(図1参照)。
<アッパレール3>
再び、図1に戻って、アッパレール3は、ロアレール2上に配置された際に、ロアレール基片2aに平行となるアッパレール上面片3aと、アッパレール上面片3aの両端から垂下するアッパレール側片3bと、アッパレール側片3bの端部からアッパレール上面片3aの外側に折り上げ返すアッパレール折上げ3cを有する。アッパレール3は、このような断面形状で引抜部材状に延設された形状に形成されている。
そして、アッパレール3は、アッパレール折上げ3cとアッパレール側片3bとの間にロアレール2のロアレール折返し2cを挟み込むように嵌合される(図6も参照)。この嵌合状態で、アッパレール3は、ロアレール2の図示しないスライド機構上に脱離しないように固定され、車両前後方向にスライド可能な状態で乗員やシートの荷重を支持することができる。
また、アッパレール3には、ロアレール2のノッチ20が形成されたロアレール折返し2c側にロックを決める際に用いる貫通孔であるロック孔30を有している。
<レールブラケット4>
図2は図1のB側から見た側面図である。図2を参照して、レールブラケット4は、アッパレール3上にボルトで固定されており、断面略L字状の部材である(図1も参照)。より具体的には、アッパレール3のアッパレール上面片3aと突き合わされる底面4aと、底面4aにおいてハンドルブラケット10が配置される側に立ちあがり面を有する壁体4bからなる。
レールブラケット4は、アッパレール3との間で、ハンドルブラケット10をヒンジピンなしで枢支するための枢支窓40と、レールをロックさせるための係合体12の一部をハンドルブラケット10の操作部10cで操作するための空間を確保するために、操作窓41が少なくとも形成されている。より具体的には、枢支窓40と操作窓41は、底面4aの横断方向に形成された凹みとアッパレール3のアッパレール上面片3aとの間にできた隙間である。
レールブラケット4の壁体4bの上部にはシートを固定するためのボルト穴が形成されている。また、枢支窓40と操作窓41の間の壁体4bには、ハンドルブラケット10を保持する保持窓42が形成されている。
<ハンドルブラケット10>
図4には、ハンドルブラケット10だけを示す。ハンドルブラケット10は、板材から形成されたものである。ハンドルブラケット10は、一端にハンドル11を固定するハンドルホルダ10aと、その他端にロックを決める係合体12の揺動を操作する操作部10cとを有する略長方形部材である。ハンドルホルダ10aは、ハンドルブラケット10の一端を折上げて、円形の貫通孔を形成した部分であり、ハンドル11がこの貫通孔に挿着される。
ハンドルホルダ10aからは、基体10bが操作部10cまで続く。この方向をハンドルブラケット10の長手方向と呼ぶ。ハンドルホルダ10aに続く基体10bには、ハンドルブラケット10を枢支する枢支板部10dが形成される。枢支板部10dは、ハンドルブラケット10の長手方向に対して直角方向に突設された略長方形の平坦な突片である。後述するように、この枢支板部10dをアッパレール3とレールブラケット4の間に形成された枢支窓40の間に隙間を持って狭持させることで、ハンドルブラケット10自体を枢支する。また、枢支板部10dには、落下防止のための落下防止爪10jが設けられている。
また、基体10bの枢支板部10dが突設された側には、垂設された固定補助部10eが形成されている。固定補助部10eには、ハンドルブラケット10をレールブラケット4に保持するための保持爪10fが形成される。保持爪10fは、固定補助部10eから枢支板部10d側に向けて階段状に形成された突片である。
また、基体10bの枢支板部10dと反対側および固定補助部10eのハンドルホルダ10a側には、支持用爪10g、10hが形成されている。
再び図2を参照して、ハンドルブラケット10は、枢支板部10dをアッパレール3とレールブラケット4の間に形成された枢支窓40に隙間を持って挟持される。図3(a)は図2の拡大図を示し、図3(b)はさらに枢支窓40の部分の拡大図を示す。図3(b)を参照して、「隙間を持って狭持される」とは、枢支窓40の高さ40hが、枢支板部10dの厚みtより十分長いということである。このように構成することで、枢支板部10dは、枢支窓40の中で枢支窓40との当接点10Rを枢軸とし、角度θだけ揺動することができる。なお、枢支板部10dの突端に設けられた落下防止爪10jは、枢支窓40の高さ40hより高く設定されている。ハンドルブラケット10がアッパレール3に沿った位置から離れないためである。
また、ハンドルブラケット10は、レールブラケット4に形成された保持窓42に、固定補助部10eから階段状に突設させた保持爪10fを挿入することでも、アッパレール3に沿った位置から落下しないように保持されている。保持窓42は高さ方向に寸法余裕を持った貫通孔であり、ハンドルブラケット10が揺動した際に、保持爪10fの揺動方向の動きを規制しないようにしている。
<ハンドルブラケット10とハンドル11>
図5には、図1のC方向から見た斜視図を示す。ハンドルブラケット10には、ハンドル11が固定される。ハンドル11は、操作桿11aと主軸11bが略L字状に屈曲されたパイプ部材で形成されており、座席下部中央付近にL字の下側に当たる操作桿11aが配置される。また、ハンドル11の操作桿11aと反対側には、固定用の溝11cがパイプ部材に形成されている。
ハンドル11は、ハンドルブラケット10のハンドルホルダ10aの貫通孔に、固定用の溝11cが形成された端部を挿入し、固定溝と支持用爪10hの間にワイヤなどで固定される。また、ハンドルブラケット10は、支持用爪10gや10hを用いて、ねじりバネなどで、ハンドル11の操作桿11aが、アッパレール3に対して下方およびハンドルブラケット10の長手方向に向かって付勢され、かつハンドルブラケット10がアッパレール3に沿った位置に維持されるように保持されている。この状態では、ハンドルブラケット10の操作部10cは、上向きに付勢されており、後述する係合体12の操作端12cを押し下げない状態にある。
<係合体12>
再び図1を参照して、ロアレール2とアッパレール3のロックを決める係合体12は、ロアレール2のロアレール側片2bに形成されたノッチ20と、アッパレール3のアッパレール側片3bに形成されたロック孔30を重ねて貫通する係合爪12aと、アッパレール3のアッパレール上面片3aに固定された枢軸3dに枢支される枢軸ブラケット12bと、操作端12cを有する。枢軸ブラケット12bは、枢軸3dの長さ方向に少なくとも2か所配置されており、同軸の貫通孔が形成されている。これら同軸の貫通孔は、枢軸3dに挿入固定されており、これによって係合体12は、枢軸3dの周囲に回転可能に固定される。また、係合体12は、枢軸3dに挿入されたねじりバネによって操作端12cが上がる方向に付勢されている。
係合体12は、アッパレール3とレールブラケット4の間に形成された操作窓41と同じ位置に配置される。操作窓41は、操作端12cを操作するための空間だからである。また、係合体12の操作端12cは、ハンドルブラケット10の操作部10cと一部重なって、操作部10cよりも下方に位置するように形成されている。言い換えると、図6を参照して、操作端12cは、アッパレール3のアッパレール上面片3aより高く、ハンドルブラケット10の操作部10cと重なった状態で操作部10cより低い位置に配置されている。操作部10cの下方運動によって操作端12cを付勢に逆らって押下するためである。操作部10cと操作端12cの重なり部分は、操作窓41の中であっても外であってもよい。重なり部分が操作窓41の中にある場合は、操作窓41の高さは、ハンドルブラケット10の操作部10cの位置より高く形成する必要がある。
図6を参照して、係合爪12aは、係合体12の枢軸ブラケット12bからJ字状に突設された突片である。図6の断面では係合爪12aは1つであるが、アッパレールの長さ方向に複数あってもよい。操作端12cは、枢軸ブラケット12bに対して係合爪12aと反対側に形成された突片である。
次に本発明のシートスライドレールのロック構造について動作を説明する。図1、図2、図3、図5、図6を参照して、ロアレール2上にアッパレール3がロックされている状態では、ハンドル11は実線の状態になっている。この際には、ハンドルブラケット10も実線の状態であり、操作部10cは、操作窓41の上端まで上がっている。そして係合体12の操作端12cも上方に上がっており、係合爪12aは、ロアレール2のノッチ20とアッパレール3のロック孔30を共に貫通している。このため、ロアレール2とアッパレール3は、スライドすることができない。すなわち、ロアレール2とアッパレール3は係止して固定されており、ロック状態にある。この状態の係合体12の位置を「ロック位置」と呼ぶ。
乗員がシートに座ったまま、ハンドル11の操作桿11aを引き上げると、ハンドル11は二点鎖線となる。図3(b)を参照して、この際には、枢支窓40で狭持された枢支板部10dが枢支窓40と枢支板部10dが当接する当接点10Rを枢軸として、枢軸窓40の高さ40h分だけ(角度θだけ)ハンドルブラケット10が回転する。このハンドルブラケット10の回転により、操作部10cがロアレール2側に下がる。
この操作部10cのロアレール2側への移動は、係合体12の操作端12cを押下する。言い換えると、係合体12の操作端12cは、押し下げられる。操作端12cが押し下げられると、係合体12は、枢軸3dの周囲に回転し、係合爪12aはアッパレール3の内側に引き込まれ、結果、アッパレール3のロック孔30とロアレール2のノッチ20から離脱する。これによってアッパレール3とロアレール2は拘束がなくなり、スライド自在に摺動可能となる。この状態の係合体12の位置を「ロック解除」(若しくは単に「解除」)位置と呼ぶ。
以上のように本発明のシートスライドレールのロック構造によれば、ハンドルブラケット10に突設させた枢支板部10dをアッパレール3とレールブラケット4の間に形成した枢支窓40で隙間をもって枢支したので、枢支窓40の高さ分だけハンドルブラケット10が枢支窓40の端を枢軸として回転し、ロックを解除することができるので、ヒンジピンを使うことなく、シートスライドレールのロック構造を構成することができる。
本発明は、車両のシートスライドレールのロック構造に好適に用いることができる。
1 シートスライドレールロック構造
2 ロアレール
2a ロアレール基片
2b ロアレール側片
2c ロアレール折返し
3 アッパレール
3a アッパレール上面片
3b アッパレール側片
3c アッパレール折上げ
3d 枢軸
4 レールブラケット
4a 底面
4b 壁体
10 ハンドルブラケット
10a ハンドルホルダ
10b 基体
10c 操作部
10d 枢支板部
10e 固定補助部
10f 保持爪
10g 支持用爪
10h 支持用爪
10j 落下防止爪
10R ハンドルブラケットの回転軸
11 ハンドル
11a 操作桿
11b 主軸
11c 溝
12 係合体
12a 係合爪
12b 枢軸ブラケット
12c 操作端
20 ノッチ
30 ロック孔
40 枢支窓
40h 枢支窓の高さ
41 操作窓
42 保持窓

100 従来のシートスライドロック機構
101 ロアレール
107 係合溝
108 アッパレール
113 コロ
120 ハンドル
125 操作体
127 摺動子
136 係合体
137 ヒンジピン

Claims (2)

  1. パネルフロアに固定されたロアレールと、
    前記ロアレールにスライド可能に配置されたアッパレールと、
    前記アッパレールに固定されシートが取り付けられるレールブラケットと、
    前記アッパレール上に枢支され前記ロアレールと前記アッパレールを同時に係止若しくは解放する係合体と、
    前記係合体を操作する操作部とハンドルを固定するハンドルホルダ部と前記操作部と前記ハンドルホルダ部の間に設けられ、前記レールブラケットと前記アッパレールの間に形成された枢支窓に揺動可能に保持される枢支板部を有するハンドルブラケットからなるシートスライドレールのロック構造。
  2. 前記ハンドルブラケットの枢支板部の先端には落下防止爪が形成されている請求項1に記載されたシートスライドレールのロック構造。
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