JP5534401B2 - 流体機械及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は流体機械に関し、特に構造が簡単で摺動によるエネルギー損失が少なく、低振動、低騒音の膨張機及び圧縮機を備えた流体機械及び冷凍サイクル装置に関する。
例えば、従来の膨張機及び圧縮機を備えた流体機械は、両端面を閉塞部材により閉塞されたシリンダを貫通する回転軸と、回転軸の偏心部に嵌合されシリンダ内に収納されることによりシリンダ内に膨張室を形成するロータと、回転軸の副偏心部に嵌合された公転部材とを備えている。公転部材と一方の閉塞部材とは対向する平面が接して摺動するように配置され、回転軸の回転に伴って公転部材が公転したときの特定のタイミングで、公転部材に形成された開口と閉塞部材に形成された吸入口とが連通され、膨張室内で膨張し、膨張して低圧となった後に吐出される(特許文献1)。
また、特許文献2に記載された流体機械の膨張機は、両端面を閉塞部材により閉塞されたシリンダと、シリンダを貫通する回転軸と、回転軸の偏心部に嵌合されシリンダ内に収納されることによりシリンダ内に膨張室を形成するロータと、偏心部に形成された連通路を備えている。偏心部は、連通路が形成された面が一方の閉塞部材の面に接して摺動するように配置され、回転軸の回転角が所定の範囲である間だけ、閉塞部材に形成された導入通路やロータの連通路を介して膨張室内で膨張し、低圧となった後に吐出される(特許文献2)。
特開2001−153077 特開2004−44569
特許文献1に記載された流体機械の膨張機は、回転軸に副偏心部を設ける必要があり、さらに、副偏心部に嵌合された公転部材の自転を防止するためのオルダム機構を設ける必要があり、構造が複雑になって低コスト化を図ることが困難である。また、公転部材が閉塞部材と面接触した状態で公転しているため、その摺動部分でのエネルギー損失は大きくなっている。
特許文献2に記載された流体機械の膨張機では、偏心部に連通路を形成するためには、偏心部の偏心量を大きくする必要があり、設計的に制約が大きくなっている。
前記いずれの流体機械も膨張機と圧縮機が離れて設けられており、偏心部の回転による振動、騒音が大きくなっている。
本発明の特徴は、膨張機と圧縮機を備えた流体機械において、内周面を有する膨張機シリンダと、前記膨張機シリンダ内に膨張機側偏心部を有し、前記膨張機シリンダ内を貫通して設けられた回転軸と、前記膨張機シリンダの一端面を閉塞する仕切板と、前記膨張機シリンダの他端面を閉塞する閉塞部材と、によって形成された膨張室と、前記回転軸の膨張機偏心部に嵌合され、前記膨張機シリンダの内周面に接して前記膨張室内を公転するローラと、前記ローラの公転に対応して往復運動し、前記膨張室内を高圧ガス流入側と低圧ガス吐出側とに2分するブレードを有する膨張機と、内周面を有し、前記仕切板の他端面に設けられた圧縮機シリンダと、前記圧縮機シリンダ内に圧縮機側偏心部を有し、貫通して設けられた前記回転軸と、前記圧縮機シリンダの他端面を閉塞する閉塞部材と、前記仕切板と、によって形成された圧縮室と、前記回転軸の偏心部に嵌合され、前記圧縮機シリンダの内周面に接して前記圧縮室内を公転するローラと、前記ローラの公転に対応して往復運動し、前記圧縮室内を低圧ガス流入側と高圧ガス吐出側とに2分する圧縮機ブレードとを有する圧縮機と、前記膨張室への高圧冷媒の流入を断続させる規制手段とを備え、前記規制手段は膨張用吸込ガスを導入する通路を前記圧縮機ブレードの往復運動により開閉する流体機械とである。
前記流体機械と、圧縮機と、膨張機と、を備えた冷凍サイクル装置である。
本発明は構造が簡単化され、運転時における部材間の摺動によるエネルギー損失と振動及び騒音を低減する圧縮機と膨張機を備えた流体機械及び、この流体機械備えた冷凍サイクル装置を提供することが出来る。
本発明の一実施形態の流体機械を示す縦断面図である。 図1に組み込まれる圧縮機の要部斜視図である。 図1の流体機械における圧縮機と膨張機の動作図である。 本発明の第2実施形態の流体機械における圧縮機と膨張機の動作図である。 本発明の流体機械を用いた冷凍サイクル装置の冷凍サイクル図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
図1に示す流体機械1は冷凍サイクル装置の一部として用いられるもので、電動機2と、圧縮機3と、膨張機4と、これらの電動機2と圧縮機3と膨張機4とを収納するケース5とを備えている。ケース5には圧縮機3で圧縮された高温・高圧の冷媒を吐出する吐出管6と、冷凍サイクル装置の凝縮器33(図5参照)で放熱された高圧冷媒を、圧縮機シリンダ10に設けられた膨張用吸込ガス導入通路22を通し、膨張機4に流入させる流入管7と、膨張機4で膨張された冷媒を吐出する吐出管8と、冷凍サイクル装置の蒸発器34で吸熱された低圧冷媒が圧縮機3に向けて流入する流入管9とが設けられている。
電動機2は、回転軸12に固定されたロータ13と、ケース5の内壁面に固定支持されたステータ14とを有し、ステータ14に電流が流れることで、ロータ13を介して前記回転軸12に回転動力が与えられるようになっている。
圧縮機3は圧縮機シリンダ10と、閉塞部材としての上軸受15、仕切板19と、回転軸12及び回転軸12に一体形成された圧縮機側偏心部12aと、圧縮機ローラ20と、圧縮機ブレード16と、規制手段17(図3参照)を有している。
尚、図2に前記圧縮機シリンダ10を示す。
圧縮機3は、圧縮機シリンダ10と、圧縮機シリンダ10の上下端面に設けられた上軸受15及び仕切板19によって形成された圧縮室18内に、圧縮機ローラ20と回転軸12の圧縮機偏心部12aが設けられるとともに、前記回転軸12が前記圧縮機シリンダ10を貫通している。圧縮機3を貫通した回転軸12は前記上軸受15と下軸受21とにより回転自在に支持されている。
圧縮機シリンダ10には膨張機4へ高圧の冷媒を導入するための膨張用吸込ガス導入通路22が形成されており、前記膨張用吸込ガス導入通路22は、仕切板に形成された仕切板ガス導入通路29及び流入管7と連通している。
前記膨張用吸込ガス導入通路22は、圧縮機シリンダ10の下端面に形成された溝と、この溝を覆う仕切板19とからなり、圧縮機シリンダ10に形成された圧縮機ブレード16が往復運動する圧縮機ブレード溝26と交差して設けられている。
圧縮機ブレード16には往復運動により前記膨張用吸込ガス導入通路22を開閉する連通路25が形成されており、高圧冷媒の流入を断続させる規制手段17(図3参照)となっている。
膨張機4は膨張機シリンダ11と閉塞部材としての仕切板19、下軸受21と、回転軸12、膨張機ローラ23と膨張機ブレード28を有している。
膨張機シリンダ11は略円筒状に形成されて内周面11aを有しており、膨張機シリンダ11の上側の端面が仕切板19で閉塞され、膨張機シリンダ11の下側の端面が下軸受21で閉塞され、膨張機シリンダ11における仕切板19と下軸受21で閉塞された領域が膨張室24となっている。
回転軸12は、膨張機シリンダ11と仕切板19と、下軸受21とを貫通して設けられており、回転軸12における膨張室24内に位置する部分に膨張機側偏心部12bが形成され、この膨張機側偏心部12bに膨張機ローラ23が回転可能に嵌合されている。膨張機ローラ23は回転軸12の回転に伴い膨張機シリンダ11の内周面11aに接しながら膨張室24内を公転する。
膨張機ブレード28は、膨張機シリンダ11に形成された膨張機ブレード溝31内に摺動可能に収容され、摺動方向の一端を膨張機ローラ23の外周面に当接するように、スプリング27により押圧付勢され、膨張機ローラ23の公転に対応して膨張機ブレード溝31内を往復移動する。膨張機ブレード28が膨張機ローラ23の外周面に当接されることにより、膨張室24は膨張機ローラ23と膨張機ブレード28とにより二分され、一方は、流入管7と圧縮機シリンダ10に形成された膨張用吸込ガス導入通路22と、仕切板19に形成された仕切板ガス導入通路29を経由した高圧冷媒が流入する流入側膨張室24a(図3参照)と連通しており、他方は、吐出側膨張室24bと吐出通路30と吐出管8とが連通している。
前記回転軸12の圧縮機側偏心部12aと膨張機側偏心部12bの偏心方向は位相差が設けられ、前記圧縮機ブレード16と前記膨張機ブレード28は同一の摺動方向に設けられている。
前記位相差は圧縮機ブレード16と膨張機ブレード28の位置及び膨張機ガス流入量と膨張機ガス流入のタイミングにより決定するものであり、本実施例では圧縮機偏心部12aの偏心方向に対して膨張機偏心部12bの偏心方向を回転軸12の反回転方向に90°ずらして設ける。
このような構成において、膨張機2の膨張動作を図3に基づいて説明する。尚、図3(a)ないし図3(e)の上側に圧縮室18、下側に膨張室24の横断面図を示し、回転軸12が90°回転する毎の様子を示す。回転軸12は矢印方向に回転し、圧縮機ローラ20,23はその回転方向と同じ方向に公転する。
膨張機偏心部12bの偏心方向が膨張機ブレード28の摺動方向と一致し、膨張機ブレード28が膨張室24から最も後退するときの回転軸12の回転角度を0°として、図3(a)に示すように回転軸12の回転角度が略0°(360°)になったとき、圧縮機ブレード16が圧縮室18に入り込む方向に移動し、圧縮機ブレード16により遮断されていた膨張用吸込ガス導入通路22は連通路25を介して連通開始状態となり、高圧冷媒が流入管7、膨張用吸込ガス導入通路22、仕切板ガス導入通路29を経由して膨張室24に流入可能となる。
回転軸12が図3(a)の位置から回転し図3(b)に示すように回転軸12の回転角度が略90°となったときには、膨張用吸込ガス導入通路22は連通路25を介して連通状態が維持される。また、このとき圧縮機ブレード16は圧縮室方向に最も移動した状態となり、連通路25での膨張用吸込ガスの通路断面積は最大となる。
回転軸12が回転し図3(c)に示すように、回転軸12の回転角度が180°となったときには、膨張用吸込ガス導入通路22は圧縮機ブレード16により遮断され、高圧の冷媒が膨張室に供給されることはない。このときに流入側膨張室24aの高圧冷媒の膨張が開始する。
回転軸12が回転し図3(d)に示すように、回転軸12の回転角度が270°となったときには、膨張用吸込ガス導入通路22は圧縮機ブレード16による遮断状態が維持される。また、このとき圧縮機ブレード16は反圧縮室方向に最も移動した状態となる。
回転軸12が回転し図3(e)に示すように、回転軸12の回転角度が360°となり、図3(a)と同様の状態になる。膨張用吸込ガス導入通路22は連通路25を介して連通状態となる。また、このときには、流入側膨張室24aが吐出側膨張質24bに替わり、膨張後の低圧の冷媒が収容されている吐出側膨張室24bが吐出通路30に連通され吐出通路30と吐出管8を経由して低圧冷媒の吐出が開始する。
ここで、この圧縮機3と膨張機4は、圧縮機ローラ20、膨張機ローラ23の外周面に圧縮機ブレード16、膨張機ブレード28の一端を当接させ、圧縮機ローラ20、膨張機ローラ23の公転に伴って圧縮機ブレード16、膨張機ブレード28を摺動させ、さらに、圧縮機ブレード16の往復移動動作によって流入側膨張室24aへの高圧冷媒の流入を断続させる構成であるため、膨張機の構造を簡単化することが出来る。
また、膨張機4の運転時において、背景技術に記載の副偏心部がなく、部材間の摺動によるエネルギー損失を低減することが出来る。ケース5内部下方には潤滑油32が封入してあり、膨張機4が潤滑油面32aより低い位置に設けられているため、膨張機4の潤滑性が高い。
本流体機械の膨張機は高圧冷媒の膨張エネルギーの一部を動力として回収するものであり、圧縮室18と膨張室24の容積では圧縮室18が大きく、膨張機側偏心部12bよりも圧縮機側偏心部12aの偏心重量が大きい。このために回転軸12に回転アンバランスが生じ、この回転アンバランスを相殺するために電動機部のロータ13の上下にバランスウェイトを設ける。圧縮機3を電動機2と膨張機4の間に設けることで、前記バランスウェイトの重量を小さくすることができる。
次に本発明の第2の実施形態に係る流体機械ついて、図面に基いて説明する。なお、流体機械の構成は下記の構成を除いて図1ないし図3で説明した実施例1同一であり、同一符号を付して説明は省略する。第2の実施形態に係る流体機械は、回転軸12の圧縮機側偏心部12aと回転軸12の膨張機側偏心部12bの偏心方向は180°の位相差で形成されており、膨張機ブレード28は圧縮機ブレード16に対して回転軸12軸心を中心に回転方向とは逆方向に90°回転した位置に設けられている。このような構成において、膨張機2の膨張動作を図4に示す。回転軸12は矢印方向に回転し、圧縮機ローラ20、膨張機ローラ23はその回転方向と同じ方向に公転し、回転に伴う高圧ガス流入の規制手段とタイミングは実施例1と同様である。
図4(a)ないし図4(e)に圧縮機3と膨張機4のローラ回転角度の関係を示す。上側に圧縮室18、下側に膨張室24の横断面図を示し、回転軸12の回転角が90°回転する毎の様子を示す。
膨張機偏心部12bの偏心方が膨張機ブレード28の摺動方向と一致し、膨張機ブレード28が膨張室24から最も後退するときの回転軸12の回転角度を0°として、図4(a)に示すように回転軸12の回転角度が略0°(360°)になったとき、圧縮機ブレード16が圧縮室18に入り込む方向に移動し、圧縮機ブレード16により遮断されていた膨張用吸込ガス導入通路22は連通路部25を介して連通状態となり、高圧の冷媒が仕切板ガス導入通路29を経由して膨張室24に流入可能となる
図4(b)に示すように、回転軸12が図4(a)の状態から回転し回転軸12の回転角度が略90°となったときには、膨張用吸込ガス導入通路22は連通路部25を介して連通状態が維持される。また、このとき圧縮機ブレード16の圧縮室方向に移動しきった状態となり、連通路25での高圧冷媒の流路断面積は最大となる。
図4(c)に示すように、回転軸12の回転角度が180°となったときには、膨張用吸込ガス導入通路22は圧縮機ブレード16により遮断され、高圧の冷媒が膨張室に供給されることはない。このときに高圧冷媒の膨張が開始する。
図4(d)に示すように、回転軸12の回転角度が270°となったときには、膨張用吸込ガス導入通路22はブレード16による遮断状態が維持される。また、このとき圧縮機ブレード16は反圧縮室方向に移動しきった状態となる。
図4(e)に示すように、回転軸12の回転角度が360°となり、図4−aと同様の状態になる。膨張用吸込ガス導入通路22は連通路25を介して連通状態となる。また、このときには、膨張後の低圧の冷媒が収容されている吐出側膨張室24bが吐出通路30に連通され、吐出通路30と吐出管8を経由して低圧冷媒の吐出が開始する。
本実施例では前記実施例1の効果に加え、圧縮機側偏心部12a、膨張機側偏心部12bの偏心方向の位相差を180°とし、偏心部の偏心回転による回転アンバランス力が相殺され、低振動、低騒音化を図ることができる。
なお、前記実施例1及び実施例2においては、圧縮機ブレード16と圧縮機ローラ20及び膨張機ローラ23と膨張機ブレード28の少なくとも一方を一体形成または一体的に形成したスイングタイプとしても良い。
図5に前記実施例1及び実施例2の流体機械1を用いた冷凍サイクル装置の冷凍サイクルの概念図を示す。
図5に示すように、本発明に係る冷凍サイクル装置は、流体機械1の圧縮機3の吐出管6と、凝縮器33と、膨張機4の流入管7、膨張機4の吐出管8と、蒸発器34と、流体機械の圧縮機部の流入管9と、を順次接続してなる。
1…流体機械、2…電動機、3…圧縮機、4…膨張機、5…ケース、6…吐出管、7…流入管、8…吐出管、9…流入管、10…圧縮機シリンダ、11…膨張機シリンダ、12…回転軸、13…ロータ、14…ステータ、15…上軸受、16…圧縮機ブレード、17…規制手段、18…圧縮室、19…仕切板、20…圧縮機ローラ、21…下軸受、22…膨張用吸込ガス導入路、23…膨張機ローラ、24…膨張室、25…連通路、26…圧縮機ブレード溝、27…スプリング、28…膨張機ブレード、29…仕切板ガス導入路、30…吐出通路、31…膨張機ブレード溝、32…潤滑油、33…凝縮器、34…蒸発器

Claims (7)

  1. 内周面を有する膨張機シリンダと、前記膨張機シリンダ内に膨張機側偏心部を有し、前記膨張機シリンダ内を貫通して設けられた回転軸と、前記膨張機シリンダの一端面を閉塞する仕切板と、前記膨張機シリンダの他端面を閉塞する閉塞部材と、によって形成された膨張室と、前記回転軸の膨張機側偏心部に嵌合され、前記膨張機シリンダの内周面に接して前記膨張室内を公転するローラと、前記ローラの公転に対応して往復運動し、前記膨張室内を高圧ガス流入側と低圧ガス吐出側とに2分するブレードを有する膨張機と、
    内周面を有し、前記仕切板の他端面に設けられた圧縮機シリンダと、前記圧縮機シリンダ内に圧縮機側偏心部を有し、貫通して設けられた前記回転軸と、前記圧縮機シリンダの他端面を閉塞する閉塞部材と、前記仕切板と、によって形成された圧縮室と、前記回転軸の圧縮機側偏心部に嵌合され、前記圧縮機シリンダの内周面に接して前記圧縮室内を公転するローラと、前記ローラの公転に対応して往復運動し、前記圧縮室内を低圧ガス流入側と高圧ガス吐出側とに2分する圧縮機ブレードとを有する圧縮機と、
    前記膨張室への高圧冷媒の流入を断続させる規制手段を備え、
    前記規制手段は膨張用吸込ガスを導入する通路を前記圧縮機ブレードの往復運動により開閉することを特徴とする流体機械。
  2. 前記規制手段は前記圧縮機シリンダに形成された圧縮機ブレード溝と交差する膨張用吸込ガス導入通路と、前記圧縮機ブレードに設けられ、この圧縮機ブレードが所定の摺動範囲を摺動するときに前記膨張用吸込ガス導入通路を連通状態とする連通路部を備えた請求項1に記載の流体機械。
  3. 前記連通路部は前記圧縮機ブレードが前記圧縮室内に最も入り込んだ場合において、前記連通状態の連通面積が最大となる位置に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の流体機械。
  4. 前記膨張用吸込ガス導入通路は、前記圧縮機シリンダの前記仕切板側の端面に形成された凹状の溝を前記仕切板で覆うことにより形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の流体機械。
  5. 前記回転軸に設けられた圧縮機側偏心部と膨張機側偏心部が180°の位相差で設けられ、圧縮機シリンダが膨張機シリンダに対して回転軸の回転方向に90°回転して設けられた請求項1ないし4のいずれか記載の流体機械。
  6. 前記回転軸を駆動させる電動機部と前記膨張機と前期圧縮機を収納し、前記電動機と前記膨張機の間に前記圧縮機を設けたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の流体機械。
  7. 請求項1ないし6のいずれか記載の流体機械と、凝縮器と、蒸発器と、を備えた冷凍サイクル装置。
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