JP5534314B2 - レベルシフト回路及びそれを用いた発振器用集積回路 - Google Patents

レベルシフト回路及びそれを用いた発振器用集積回路 Download PDF

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本発明は、発振アンプ出力の正弦波を矩形波に整形し、出力振幅を電源電圧(VDD)レベルまで持ち上げるレベルシフト回路に関し、特に低電圧動作が可能なレベルシフト回路に関するものである。
従来のレベルシフト回路は、例えば、特許文献1に開示されている(図4参照)。これは、CMOS( Complementary Metal Oxide Semiconductor)トランジスタを用いたレペルシフタ回路の例である。2つのPMOS(P-channel Metal Oxide Semiconductor) トランジスタP1、P2のソース端子が電源電圧VDD2に接続されており、2つのNMOS(N-channel Metal Oxide Semiconductor) トランジスタN1、N2のソース端子が接地GND2に接続されている。これらのトランジスタの内、一組のP、NMOSトランジスタP1、N1のドレイン同士が接続され、さらに他のPMOSトランジスタP2のゲートに接続されている。また、他の一組のP、NMOSトランジスタP2、N2のドレイン同士が接続され、前記一組のトランジスタのうちPMOSトランジスタP1のゲートに接続されている。レベルシフト回路の入力信号は、別の電源(電圧VDD1、接地GND1)で動作する非反転バッファを介してNMOSトランジスタN1のゲートに、また別の電源(電圧VDD1、接地GND1)で動作する反転バッファを介して他のNMOSトランジスタN2のゲートに入力される。ここでは、他の一組のP、NMOSトランジスタP2、N2のドレインが出力となり、P、NMOSトランジスタP3、N3で構成されるインバータを介して外部へ出力電圧を供給している。
このレベルシフト回路の動作を説明する。回路の入力信号が“L”レベルのとき交差対トランジスタN1、P2がオフとなり、トランジスタN2、P1はオンとなるので、出力は“L”となる。また、入力信号が“H”レベルのときは逆にトランジスタ対のN1、P2がオンとなり、トランジスタ対のN2、P1がオフとなるので、出力は“H”となる。これから、電源系統VDD1、GND1での信号が、電源系統VDD2、GND2での出力信号にレベルシフトされる。なおこの出力信号から、さらにインバータを介して外部へ出力電圧を供給しているのは、外部からのレベルシフト回路への影響を排除するためである。
このレベルシフト回路では、構成している素子数が多くなるのと、クロスカップルしている出力を反転させるために、入力を受けるNMOSトランジスタは、駆動能力が大きいものを必要とする。すなわち、短時間に大量の電荷を移動させる能力が必要となる。このために、素子サイズの増大と、消費電流の増加が問題となっていた。また、クロスカップルをしていることにより、電源電圧が低下したときの特性では、ある電源電圧を境に急激にトランジスタが反転しなくなり、悪化する傾向がある。ノイズについては、出力を反転させるためのN型トランジスタが電源ノイズの影響を受け易く、ドレイン・ソース間電圧が低下し、出力が誤作動してしまうことがあった。
特許文献2には、低電圧、低消費電力動作を行うCMOSインバータが開示されている。CMOSインバータは、例えば、レベルシフト回路に用いられる。図5は、この従来のレベルシフト回路を用いた水晶発振器である。
発振器は、水晶振動子300及び発振アンプ100を備えており、発振器は、レベルシフト回路200を介して出力される。レベルシフト回路200は、正弦波を入力し、出力振幅をVDDレベルまで持ち上げ、矩形波に整形して出力する。
図5において、レベルシフト回路200は、電源端子VDDにソースを接続した第1のPMOSトランジスタP1と、接地端子GNDにソースを接続した第1のNMOSトランジスタN1と、第1のPMOSトランジスタP1のドレインと第1のNMOSトランジスタN1のドレインとの接続点に接続された出力端子OUTと、第1のPMOSトランジスタP1及び第1のNMOSトランジスタN1のゲートに接続された入力端子INと、電源端子VDDにソースを接続し、第1のPMOSトランジスタP1のゲートにドレイン及びゲートを接続し、当該ドレインを第2の抵抗R2を介して接地端子GNDに接続した第2のPMOSトランジスタP2と、第3のPMOSトランジスタP3と、第2のNMOSトランジスタN2とを有している。レベルシフト回路200は、更に、第1のPMOSトランジスタP1のゲートと第2のPMOSトランジスタP2のゲートとの間に第1の抵抗R1を接続し、第1の抵抗R1と第1のPMOSトランジスタP1のゲートとの接続点に、一端が入力端子INに接続された、第1の容量C1の他端を接続し、第1のNMOSトランジスタN1のゲートと第2のNMOSトランジスタN2のゲートとの間に第3の抵抗R3を接続し、第3の抵抗R3の一端と入力端子INとの間に第2の容量C2を接続する。
また、第3のPMOSトランジスタP3は、ゲートが第1の抵抗R1及び第2のPMOSトランジスタP2のゲート及びドレインに接続され、ソースが電源端子VDDに接続され、ドレインが第2のNMOSトランジスタN2のドレインに接続されている。第2のNMOSトランジスタN2は、ゲートが第3の抵抗R3の他端及び第3のPMOSトランジスタP3のドレインに接続され、ソースが接地端子GNDに接続されている。図5に示す発振器において、発振回路100から信号がレベルシフト回路200の入力端子INに入力され、出力端子OUTから出力される。入力端子INに入力される信号は、正弦波であり、正弦波は、レベルシフト回路200で整形され、矩形波として出力する。このレベルシフト回路200は、低電源電圧下でしきい値電圧の影響なく高速動作が可能である。
特開2007−180671号公報 特開2002−290230号公報
特許文献1に記載のレベルシフト回路は、上述したように、構成素子数が多く、クロスカップルしている出力を反転させるために駆動能力の大きいトランジスタを要するため、回路面積の増大と消費電流の増加を招いていた。また、クロスカップルしていることにより、低電圧下においてトランジスタが反転しなくなることがあり、動作特性の悪化を招いていた。また、図5に示すレベルシフト回路は、低電圧動作を可能にしたものであるが、電源ノイズの影響を受けると出力波形が不安定になるという問題があった。すなわち、第1のPMOSトランジスタP1のゲート(B点)には、電源(VDD)ノイズ(図6(a))の影響を防ぎ、低電圧動作のために該ゲート(B点)にしきい値電圧に応じた信号を入力するために設けた容量と抵抗により、ノイズの除去された信号が入力される(図6(c))。一方、第1のPMOSトランジスタP1のソースには電源ノイズの影響を受けた信号が入力される。そのため、第1のPMOSトランジスタP1のゲート−ソース電圧(VGS)は、ノイズの影響を受けた信号となる(図6(d))。このような従来のレベルシフト回路においては、PMOSトランジスタのしきい値電圧境界付近におけるPMOSトランジスタのVGSが不安定であることによって、レベルシフト回路出力に波形割れや波形抜けが生じ(図6(e)、図7(a))、周辺回路に異常な周波数の信号を出力してしまって、誤動作を招く恐れがあり、また、ジッタの影響が大きかった。
本発明は、このような事情によりなされたもので、出力波形の割れや抜けを無くし、回路の誤動作が防止される低電圧動作のレベルシフト回路を提供する。
本発明のレベルシフト回路の一態様は、電源端子にソースを接続した第1のPMOSトランジスタと、接地端子にソースを接続した第1のNMOSトランジスタと、前記第1のPMOSトランジスタのドレインと前記第1のNMOSトランジスタのドレインとの接続点に接続された出力端子と、前記第1のNMOSトランジスタのゲートに接続された入力端子と、前記第1のNMOSトランジスタの前記ゲートに一端が接続され、他端にバイアス電圧が供給される第1の抵抗と、当該第1の抵抗と前記第1のNMOSトランジスタの前記ゲートとの間に一端が接続され、他端が前記入力端子に接続された第1の容量と、前記電源端子にソースを接続し、前記第1のPMOSトランジスタの前記ゲートにドレイン及びゲートを接続し、当該ドレインを第2の抵抗を介して接地端子に接続した第2のPMOSトランジスタとを具備し、前記第1のPMOSトランジスタの前記ゲートと前記第2のPMOSトランジスタの前記ゲートとの間に接続された第3の抵抗と、当該第3の抵抗と前記第1のPMOSトランジスタの前記ゲートとの間に一端が接続され、他端が前記電源端子に接続された第2の容量とを有することを特徴としている。
また、前記バイアス電圧を供給する手段として、ゲートが前記第3の抵抗及び前記第2のPMOSトランジスタのゲート及びドレインに接続され、ソースが前記電源端子に接続された第3のPMOSトランジスタと、ゲートが前記第1の抵抗の他端及び前記第3のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが前記接地端子に接続され、ドレインが前記第3のPMOSトランジスタのドレインに接続された第2のNMOSトランジスタを具備するようにしても良い。
さらに、本発明の発振器用集積回路は、振動子が並列に接続される発振回路と、当該発振回路の出力信号が入力され、その出力振幅を電源電圧まで持ち上げ、その出力波形を矩形波に整形して出力する前記レベルシフト回路とを具備したことを特徴としている。
本発明のレベルシフト回路は、出力波形の割れや抜けが無くなり、回路の誤動作が防止され、ジッタ低減がはかれる。また、本発明のレベルシフト回路は、第1のPMOSトランジスタのゲートにつながる第2の容量により、電源ノイズの揺れを第1のPMOSトランジスタに伝わり易くし、第2の容量と共に第3の抵抗を用いることで熱雑音が除去できる。
実施例1に係るレベルシフト回路の回路図。 実施例2に係るレベルシフト回路を用いた水晶発振器の回路図。 図2に係るレベルシフト回路を流れる信号波形を示す波形図。 特許文献1に記載された従来のレベルシフト回路の回路図。 特許文献2に記載された従来のCMOSインバータを適用した水晶発振器の回路図。 図5のレベルシフト回路を流れる信号波形を示す波形図。 出力波形の抜け対策を説明する図2及び図5のレベルシフト回路の出力波形図。
本発明は、NMOSトランジスタのゲートに入力信号が入力される端子を接続すると共にレベルシフト回路をカレントミラー負荷アンプ型とし、カレントミラー回路を構成するPMOSトランジスタのゲートに印加される電圧がソース側の電源ノイズの揺れに追従するよう構成することを特徴としている。
以下、実施例を参照して発明の実施の形態を説明する。
図1、図3及び図7を参照して実施例1を説明する。
図1は、この実施例に係るレベルシフト回路の回路図、図3は、図2に係るレベルシフト回路を流れる信号波形を示す波形図、図7は、出力波形の抜け対策を説明する図2及び図5のレベルシフト回路の出力波形図である。図3(c)は、本発明の目的の1つである出力波形の割れ対策を施した後の状態を示し、図7(b)は、同じく、抜け対策を施した後の状態を示している。
レベルシフト回路は、電源端子VDDにソースを接続した第1のPMOSトランジスタP1と、接地端子GNDにソースを接続したNMOSトランジスタN1と、第1のPMOSトランジスタP1のドレインとNMOSトランジスタN1のドレインとの接続点に接続された出力端子OUTと、NMOSトランジスタN1のゲートに接続された入力端子INと、電源端子VDDにソースを接続し、第1のPMOSトランジスタP1のゲートにドレイン及びゲートを接続し、このドレインを第2の抵抗R2を介して接地端子GNDに接続した第2のPMOSトランジスタP2とを有している。そして、第1のPMOSトランジスタP1及び第2のPMOSトランジスタP2は、カレントミラー回路を構成している。入力端子INとNMOSトランジスタN1のゲートとの間には、容量C1と、バイアスが供給される第1の抵抗R1とから構成されるフィルタ回路が挿入されている。
本発明に係るレベルシフト回路は、第2のPMOSトランジスタP2によって電源ノイズ(図6(a))を含んだ入力波(図3(a))をそのまま第1のPMOSトランジスタP1のゲートに入力させることにより、これを第1のPMOSトランジスタP1のソースに混入する電源ノイズの揺れに追従させて、第1のPMOSトランジスタP1のゲート−ソース電圧(VGS)を安定化させる(図3(b))ことを特徴としている。
この実施例では、このような構成により、レベルシフト回路の出力波形の割れや抜けがなくなって(図3(c)、図7(b)参照)、回路の誤動作を防止することが可能になる。
また、第1の抵抗R1を介してNMOSトランジスタN1のゲートにバイアス回路を接続してこのゲートにDC直結ではないバイアス電圧を供給することにより、NMOSトランジスタN1の利得を確保でき、低振幅での立ち上がり立ち下がり特性を良くし、電源ノイズ耐性を持たせることができる。また、容量C1と第1の抵抗R1とはフィルタ回路を構成し、このフィルタ回路を挿入することにより回路の耐ノイズ特性を維持させることができる。
次に、図2、図3及び図7を参照して実施例2を説明する。
図2は、実施例2に係るレベルシフト回路を用いた水晶発振器の回路図である。この実施例では、レベルシフト回路を発振器に組み込んでおり、振動子としては、水晶を用いる。水晶発振器は、水晶振動子3及びこの水晶振動子3に並列に接続された発振回路1を備え、発振信号は、発振回路1からレベルシフト回路2を介して出力される。レベルシフト回路2は、正弦波を入力し、出力振幅をVDDレベルまで持ち上げ、矩形波に整形して出力する。
レベルシフト回路2は、電源端子VDDにソースを接続した第1のPMOSトランジスタP1と、接地端子GNDにソースを接続した第1のNMOSトランジスタN1と、第1のPMOSトランジスタP1のドレインと第1のNMOSトランジスタN1のドレインとの接続点に接続された出力端子OUTと、第1のNMOSトランジスタN1のゲートに接続された入力端子INと、電源端子VDDにソースを接続し、第1のPMOSトランジスタP1のゲートにドレイン及びゲートを接続し、当該ドレインを第2の抵抗R2を介して接地端子GNDに接続した第2のPMOSトランジスタP2と、バイアス回路を構成する第3のPMOSトランジスタP3、第2のNMOSトランジスタN2とを有している。
レベルシフト回路2は、更に、第1のPMOSトランジスタP1のゲートと第2のPMOSトランジスタP2のゲートとの間に第3の抵抗R3を接続し、第3の抵抗R3と第1のPMOSトランジスタP1のゲートとの接続点に、一端が電源端子VDDに接続された、第2の容量C2の他端を接続し、第1のNMOSトランジスタN1のゲートと入力端子INとの間に第1の抵抗R1の一端を接続するとともに第1の容量C1を接続する。第1の容量C1第1の抵抗R1とはフィルタ回路を構成し、このフィルタ回路は、回路の耐ノイズ特性を維持する。
バイアス回路はCMOSインバータの第1のNMOSトランジスタN1のゲートにバイアスを供給して低振幅での立ち上がり立ち下がり特性を良くし、電源ノイズ耐性を持たせる。バイアス回路を構成する第3のPMOSトランジスタP3は、ゲートが第3の抵抗R3及び第2のPMOSトランジスタP2のゲート及びドレインに接続され、ソースが電源端子VDDに接続され、ドレインが第2のNMOSトランジスタN2のドレインに接続されている。また、同じくバイアス回路を構成する第2のNMOSトランジスタN2は、ゲートが第1の抵抗R1の他端及び第3のPMOSトランジスタP3のドレインに接続され、ソースが接地端子GNDに接続されている。バイアス回路は、レベルシフト回路の低振幅での立上がり立ち下がり特性を良くし、電源ノイズ耐性を持たせる。
第1のPMOSトランジスタP1及び第1のNMOSトランジスタN1は、CMOSインバータを構成している。レベルシフト回路2に入力する信号は、第1のNMOSトランジスタN1のゲートに入力し、第1のPMOSトランジスタP1のゲートには入力せず、第1のPMOSトランジスタP1のゲートには、発振回路1からの正弦波が入力されない。また、第1のPMOSトランジスタP1は、第2のPMOSトランジスタP2と組み合わせてカレントミラー回路を構成している。第1のPMOSトランジスタP1のゲートには図3(a)に示すようなノイズを含む波形の信号が入力される。
一方、第1のPMOSトランジスタP1のソースにはノイズを含む電源電圧(VDD)が供給されるので、第1のPMOSトランジスタP1のゲートに印加される電圧がソースにおける電源ノイズの揺れに追従するようになるため、ノイズが相殺されて、第1のPMOSトランジスタP1のゲートソース電圧(VGS)が図3(b)に示すように平坦な信号となる。レベルシフト回路2の出力端子OUTからは、第1のPMOSトランジスタP1からの信号と第1のNMOSトランジスタN1からの信号とが交互に出力して矩形波が出力される。第1のPMOSトランジスタP1のゲートソース電圧が平坦な信号である結果、レベルシフト回路2から出力される矩形波には、従来技術では生じる傾向にあった、立上がり立ち下がり近傍の波形の割れが生じることがなくなる(図3(c)参照)とともに、低周波数のノイズが混入したときに発生していた波形の抜けがなくなり(図7(b)参照)、周辺回路に異常な周波数の信号が出力しないので誤動作を招く恐れがなくなった。
なお、第1のPMOSトランジスタP1のゲートにつながる第2の容量C2は、電源ノイズの揺れが第1のPMOSトランジスタP1に伝わり易くし、第3の抵抗R3とともに熱雑音を除去するために接続される。
実施例2において用いた発振器は、水晶振動子を用いたが、本発明では、水晶以外の他の圧電素子を振動子に用いても同じような効果が得られる。
1・・・発振回路
2・・・レベルシフト回路
3・・・水晶振動子

Claims (3)

  1. 電源端子にソースを接続した第1のPMOSトランジスタと、接地端子にソースを接続した第1のNMOSトランジスタと、前記第1のPMOSトランジスタのドレインと前記第1のNMOSトランジスタのドレインとの接続点に接続された出力端子と、前記第1のNMOSトランジスタのゲートに接続された入力端子と、前記第1のNMOSトランジスタの前記ゲートに一端が接続され、他端にバイアス電圧が供給される第1の抵抗と、当該第1の抵抗と前記第1のNMOSトランジスタの前記ゲートとの間に一端が接続され、他端が前記入力端子に接続された第1の容量と、前記電源端子にソースを接続し、前記第1のPMOSトランジスタの前記ゲートにドレイン及びゲートを接続し、当該ドレインを第2の抵抗を介して接地端子に接続した第2のPMOSトランジスタとを具備し、前記第1のPMOSトランジスタの前記ゲートと前記第2のPMOSトランジスタの前記ゲートとの間に接続された第3の抵抗と、当該第3の抵抗と前記第1のPMOSトランジスタの前記ゲートとの間に一端が接続され、他端が前記電源端子に接続された第2の容量とを有することを特徴とするレベルシフト回路。
  2. 前記バイアス電圧を供給する手段として、ゲートが前記第の抵抗及び前記第2のPMOSトランジスタのゲート及びドレインに接続され、ソースが前記電源端子に接続された第3のPMOSトランジスタと、ゲートが前記第の抵抗の他端及び前記第3のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが前記接地端子に接続され、ドレインが前記第のPMOSトランジスタのドレインに接続された第2のNMOSトランジスタを具備したことを特徴とする請求項に記載のレベルシフト回路。
  3. 振動子が並列に接続される発振回路と、当該発振回路の出力信号が入力され、その出力振幅を電源電圧まで持ち上げ、その出力波形を矩形波に整形して出力する請求項1又は請求項2に記載されたレベルシフト回路とを具備したことを特徴とする発振器用集積回路。
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