JP5533056B2 - Hdd用衝撃吸収体 - Google Patents
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る材質の開発は困難であった。
ポリカーボネート系ジオールとポリイソシアネートを反応させて得られたプレポリマーに、炭素数が4〜16のグリコールからなる鎖伸長剤を加えて鎖伸長反応を行って得られたポリウレタンエラストマー(但し、下記一般式(I)又は一般式(II)で示される環構造であるポリオールを含むポリオール化合物を反応させて得られたものは除く。)からなり、
硬度(JIS−A)が90〜99であることを特徴とするHDD用衝撃吸収体。
一般式(I)
〔式中、R 1 〜R 8 はそれぞれ独立にハロゲン原子、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1〜20の炭化水素基(R 1 〜R 8 のうち2つ以上が連結し環を形成してもよい。)、シアノ基、水酸基、アルコキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基、ホルミル基、カルボキシル基(2個のカルボキシル基から酸無水物を形成してもよい。)またはシリル基を表す。〕
一般式(II)
〔式中、R 9 〜R 16 は独立にハロゲン原子、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1〜20の炭化水素基(R 11 とR 12 、R 13 とR 14 はそれぞれの組で独立に、合わせてアルキリデン基でもよく、R 9 〜R 16 のうち2つ以上が連結し環を形成してもよい。)、シアノ基、水酸基、アルコキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基、ホルミル基、カルボキシル基(2個のカルボキシル基から酸無水物を形成してもよい。)またはシリル基を表す。〕
ポリイソシアネートが、ジイソシアネートであることを特徴とする請求項1記載のHDD用衝撃吸収体。
0〜35℃における反発弾性率が45%以下、35〜60℃における反発弾性率が60%以下であることを特徴とする請求項1又は2記載のHDD用衝撃吸収体。
ポリカーボネートジオールであるプラクセルCD−220[ダイセル化学工業(株)製]100重量部と、TODI[日本曹達(株)製:CAS No.91−97−4]50重量部を100〜140℃の温度範囲において30〜90分間反応させ、プレポリマー[1’]を得た。
プラクセルCD−220 100重量部と、芳香族ジイソシアネートであるTODI 50重量部を100〜140℃の温度範囲において30〜90分間反応させ、プレポリマーを得た。それに1,4−BD[三菱化学製(1,4−ブタンジオール)]11.0重量部を加えて、100〜140℃の温度範囲で鎖伸長反応を行い、ポリウレタンエラストマー2を得た。
ポリライトODX−705R[DIC(株)製 ポリラクトンジオール]100重量部と、TODI 50重量部を100〜140℃の温度範囲において30〜90分間反応させ、プレポリマーを得た。それに1,4−ブタンジオール 10.6重量部を加えて、100〜140℃の温度範囲で鎖伸長反応を行い、比較ポリウレタンエラストマー1を得た。
ポリライトODX−705R 100重量部と、コスモネートPH[三井東圧製:CAS NO.101−68−8]34.5重量部を100〜140℃の温度範囲において30〜90分間反応させ、プレポリマーを得た。それにBHEB[サンテクノケミカル製 CAS No.104−38−1]14.9重量部を加えて、100〜140℃の温度範囲で鎖伸長反応を行い、比較ポリウレタンエラストマー2を得た。
PTG1400SN[保土ヶ谷化学工業製 ポリエーテルグリコール]100重量部と、TODI 41重量部を100〜140℃の温度範囲において30〜90分間反応させ、プレポリマーを得た。それにBHEB15.07重量部を加えて、100〜140℃の温度範囲で鎖伸長反応を行い、比較ポリウレタンエラストマー3を得た。
上記得られたポリウレタンエラストマー1、2及び比較ポリウレタンエラストマー1〜3を成型して、試験片を作成し、以下の物性値を測定した。その結果を表1に示す。
ゴム硬度Hs(ショアA):JIS K6253に準拠し、タイプAデュロメーターで測定した。
引張応力100%モジュラス(MPa):JIS K6251に準拠(5号ダンベル)
引張強さTB(MPa):JIS K6251に準拠(5号ダンベル)
伸びEB(%):JIS K6251に準拠(5号ダンベル)
2.日本工業社製のJHS−100を用いて濃縮する。具体的には、250℃で15分間、Tenax缶に吸着されたVOCを脱着させ、−60℃に冷却されたガラスウールに再吸着させる。
3.濃縮したVOCをGC/MSにて定性・定量する。具体的には日本工業社製のJHS−100を用いてガラスウールに吸着されたVOCを255℃で30秒間加熱し、そのVOCをGC/MS装置に注入する。
Claims (3)
- ポリカーボネート系ジオールとポリイソシアネートを反応させて得られたプレポリマーに、炭素数が4〜16のグリコールからなる鎖伸長剤を加えて鎖伸長反応を行って得られたポリウレタンエラストマー(但し、下記一般式(I)又は一般式(II)で示される環構造であるポリオールを含むポリオール化合物を反応させて得られたものは除く。)からなり、
硬度(JIS−A)が90〜99であることを特徴とするHDD用衝撃吸収体。
一般式(I)
〔式中、R 1 〜R 8 はそれぞれ独立にハロゲン原子、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1〜20の炭化水素基(R 1 〜R 8 のうち2つ以上が連結し環を形成してもよい。)、シアノ基、水酸基、アルコキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基、ホルミル基、カルボキシル基(2個のカルボキシル基から酸無水物を形成してもよい。)またはシリル基を表す。〕
一般式(II)
〔式中、R 9 〜R 16 は独立にハロゲン原子、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1〜20の炭化水素基(R 11 とR 12 、R 13 とR 14 はそれぞれの組で独立に、合わせてアルキリデン基でもよく、R 9 〜R 16 のうち2つ以上が連結し環を形成してもよい。)、シアノ基、水酸基、アルコキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基、ホルミル基、カルボキシル基(2個のカルボキシル基から酸無水物を形成してもよい。)またはシリル基を表す。〕 - ポリイソシアネートが、ジイソシアネートであることを特徴とする請求項1記載のHDD用衝撃吸収体。
- 0〜35℃における反発弾性率が45%以下、35〜60℃における反発弾性率が60%以下であることを特徴とする請求項1又は2記載のHDD用衝撃吸収体。
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