JP5531309B2 - 光ディスクの修復方法及び修復装置 - Google Patents

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本発明は、CD、DVD、ブルーレイディスク(以下BDと記す)等の光ディスクの読み出し面に生じた擦り傷等を修復する方法及びそのための装置に関する。
CD、DVD、BD等の光ディスクは、透明(但し、一部の製品は可視光線に対して着色されている)な樹脂でできており、一般に厚さ約1.2mm、直径は120mmであって、中心部に直径15mmの孔が設けられている。
図17は、一般的な光ディスク100の構造を示す図であり、図17(a)は平面図、図17(b)は(a)のX−X矢視断面図であり、いずれも右半分がCD及びDVD、左半分がBDを示している。また、図18は単層BDの断面を読み出し面を上にして拡大した図であり、約1.1mmのポリカーボネート樹脂等による基板120の上に情報記録層130が設けられ、その上に約0.1mmのカバー層140と3〜5umのハードコート層150が設けられている。
光ディスクが保持する情報は、例えばCDの場合は読み出し面の反対側の面に、DVDの場合は読み出し面より約0.6mm下の層に、BDは読み出し面より0.1mm下の層に記録されており、読み出し面から前記情報を保持した情報記録層へレーザ光線を照射し、該情報記録層からの反射光を検出することによって情報が読み取られる。
このような原理上、光ディスクの読み出し面に傷が付くと、情報読み取り用のレーザ光や情報記録層から反射してきた光が該傷の部分で反射・散乱するため、情報を正確に読み取ることができなくなる。
但し、上述したように、光ディスクが保持する情報は読み出し面ではなくその下の情報記録層に記録されているため、読み出し面の傷が情報そのものを傷付けているわけではない。よって、情報記録層に障害がなければ、読み出し面の傷を修復することにより、再び情報を再生できるようになる。
そこで、光ディスクを研磨することによって読み出し面に付いた傷の修復を行う光ディスク修復装置が従来知られている(例えば、特許文献1を参照)。このような光ディスク修復装置は、例えば、修復対象とする光ディスクが載置される回転テーブルと円盤状の研磨体等を有し、該研磨体を光ディスクの読み出し面と接触させて該研磨体及び前記回転テーブルを回転させることにより該光ディスクの読み出し面を研磨する構成となっている。
特開2005-310211号公報
上記のような従来の光ディスク修復装置では、光ディスクの読み出し面を傷の深さと概ね同じ厚さだけ削り取り鏡面に磨くことで該光ディスクを修復している。従って、修復する度に光ディスクの厚さが薄くなることとなり、修復回数に限界がある。
この削り取れる厚さの限界は、読み出し面から情報記録層まで距離が1.2mmあるCDの場合は略0.4mm、読み出し面から情報記録層まで距離が0.6mmのDVDの場合は略0.2mmであり、修復できる回数は深い傷の場合、CDで約40回、DVDで約20回である。一方、BDは読み出し面から情報記録層までの距離が0.1mmしかなく、切削できる限界は略0.02mmしかない。その上、読み出し面の表面に傷を生じ難くするための数umのハードコート層が付加されており、このハードコート層を除去してしまうと傷が生じやすくなるため、ハードコート層内の浅い傷しか修復できないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、修復回数に限界がなく、BDのような情報記録層までの距離が短い光ディスクであっても多数回の修復を行うことが可能な光ディスクの修復方法及び修復装置を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明の第1の態様に係る光ディスクの修復方法は、
a)光ディスクの読み出し面を研磨する研磨ステップと、
b)研磨中及び/又は研磨後の光ディスクを洗浄する洗浄ステップと、
c)洗浄後の光ディスクの読み出し面を所定のコーティング剤でコーティングするコーティングステップと、
を有することを特徴としている。
上記本発明に係る光ディスクの修復方法は、光ディスクの読み出し面に生じた擦り傷等を研磨剤などを用いて切削研磨することで略除去し、その後、該読み出し面を透明樹脂等から成るコーティング剤でコーティングするものである。このとき、前記研磨ステップにおいて減少する厚さと、前記コーティングステップにおいて増加する厚さとが同程度となるようにすることで、修復の前後で光ディスクの厚さに大きな変化が生じないようにすることができる。また、前記コーティング剤として、硬化後の硬度が研磨前の読み出し面の表面硬度と同程度である素材を用いることにより、修復後も修復前と同様の表面硬度を確保することが可能となる。
図1に本発明に係る光ディスク修復方法の概略を示す。図1(a)〜(c)は、いずれも光ディスクの読み出し面を上にした状態の拡大断面図であり、図18中の円Aで囲んだ領域に相当する。図1(a)は読み出し面表面に傷160が付いた状態を示し、図1(b)は傷160が付いた表面を削り取った状態を、図1(c)は削り取った厚さに相当するコーティング剤170を表面に塗布した状態を示している。
なお、前記コーティング剤としては、情報読み取り用レーザ光の波長において透明な樹脂を使用することが望ましい。特に、BDの修復を行う際には、該コーティング剤として、硬化時の硬度が上述のハードコード層と同程度の硬度(例えば、鉛筆硬度で2H相当以上)である透明樹脂を用いることが望ましい。また、上記研磨ステップにおける光ディスクの研磨方法は特に限定されず、例えば、サンドペーパ等の目の粗い研磨体を用いる方法や、液体状の研磨剤(コンパウンド)と布又はスポンジ製のバフと呼ばれる研磨体を使用する方法、又はこれらの方法を組み合わせた方法などを用いることができる。
また、上記課題を解決するためになされた本発明の第2の態様に係る光ディスク修復装置は、
a)光ディスクの読み出し面を研磨する研磨手段と、
b)研磨中及び/又は研磨後の光ディスクの読み出し面に洗浄液を供給する洗浄手段と、
c)洗浄後の光ディスクの読み出し面に所定のコーティング剤を塗布するコーティング剤塗布手段と、
を有することを特徴としている。
上記本発明に係る光ディスク修復装置は、上記本発明に係る光ディスクの修復方法を実現するための装置である。ここで、前記研磨手段は、特に限定されるものではないが、例えば、サンドペーパ等の研磨体を保持する研磨体保持手段と光ディスクを保持するディスク保持手段を有し、光ディスクに研磨体を押し付けた状態で前記研磨体保持手段及び/又はディスク保持手段を回転駆動することにより、該ディスクの読み出し面を研磨するものなどとすることができる。また、サンドペーパ等の目の粗い研磨体に加えて又は代えて布製やスポンジ製の研磨体(バフ)と液体状の研磨剤を用いた研磨を行う構成としてもよい。また、前記コーティング剤塗布手段によって塗布されるコーティング剤としては、上記同様に情報読み出し用レーザ光の波長において透明な樹脂を使用することが望ましい。
なお、上記本発明に係る光ディスク修復装置は、光ディスクを装置内の一定位置に載置した状態で上記各手段による処理を行う構成としてもよいが、処理効率の点では、上記各手段による処理をそれぞれ装置内の異なる位置で行うものとし、所定の移載機構によって前記各位置へ光ディスクを順次移載しながら一連の処理を行う構成とすることが望ましい。
上記のような移載機構には、所定位置に載置された光ディスクを取り上げるための取り上げ機構が必要となる。従来の光ディスク修復装置では、光ディスクを移載する場合に真空吸着パッドによって読み出し面を吸着することでディスクを取り上げるのが一般的であった。しかしながら、本発明に係る修復装置は、研磨後の光ディスクにコーティング剤を塗布する構成となっているため、このような真空吸着パッドを用いる方式の取り上げ機構では、コーティング剤が硬化する前の光ディスクを取り上げることができないという問題が生じる。そこで、本発明は、上記本発明の修復装置における光ディスクの移載に好適なディスク取り上げ機構も提供する。
即ち、本発明の第3の態様に係るディスク取り上げ機構は、
a)鉛直方向に延伸した複数のディスク支持棒と、
b)該複数のディスク支持棒を上下方向に駆動する第1駆動手段と、
c)前記複数のディスク支持棒が互いに接近又は離間するように各ディスク支持棒を水平方向に駆動する第2駆動手段と、
を有し、前記第2駆動手段によって前記ディスク支持棒を互いに接近させた状態で前記第1駆動手段によって前記複数のディスク支持棒を駆動することにより各ディスク支持棒の下端を水平に載置された光ディスクの中心孔に挿入し、その後、前記第2駆動手段によって各ディスク支持棒を互いに離間させて前記各ディスク支持棒の周面を前記中心孔の内壁と当接させることにより該光ディスクを支持することを特徴としている。
上記構成から成るディスク取り上げ機構によれば、光ディスクをその中心孔で支持することができるため、コーティング剤の塗布直後の光ディスクであってもコーティングを損なうことなく取り上げることが可能となる。
なお、上記本発明の第3の態様に係るディスク取り上げ機構は、前記各ディスク支持棒が、前記光ディスクの支持時に該光ディスクの中心孔内壁と対向する側に、該光ディスクの外周に向かって下方に傾斜する傾斜部を有し、該傾斜部において前記光ディスクの中心孔内壁の下端と当接することによって該光ディスクを下方から支持するものとすることが望ましい。
また、上記本発明に係るディスク取り上げ機構には、更に、前記ディスク支持棒によって光ディスクを支持した際に該光ディスク上面の中心孔周縁部に当接する複数の上側規制部材を備えたものとすることが望ましい。
このような構成によれば、光ディスクの中心孔周辺を上下から支持することができるため、該光ディスクを安定して支持することができる。
あるいは、上記のような上側規制部材を設ける替わりに、前記複数のディスク支持棒の少なくとも一部において前記傾斜部の上方に前記光ディスクの外周方向に突出した突出部を設け、前記ディスク支持棒によって光ディスクを支持した際に該突出部の下面で該光ディスク上面の中心孔周縁部に当接するようにしてもよい。
以上で説明したように、上記本発明に係る光ディスクの修復方法及び修復装置によれば、光ディスクの厚さに大きな変化を生じることなく修復を行うことができるため、修復回数に限界がなく、BDのように読み出し面から情報記録層までの厚さが薄いものであっても多数回の修復を行うことが可能となる。また、前記コーティング剤として修復前の光ディスクの読み出し面と同程度の硬度を有する素材を用いることにより、修復後においても修復前と同程度の表面硬度を確保することができる。
本発明に係る光ディスク修復方法の概略を示す模式図であって、(a)は読み出し面に傷が付いた状態を、(b)は傷が付いた表面を削り取った状態を、(c)はコーティング剤を塗布した状態を示す。 本発明の一実施例に係る光ディスク修復装置を示す斜視図。 同実施例に係る光ディスク修復装置の平面図。 同実施例の光ディスク修復装置におけるディスク支持機構の側面図。 同ディスク支持機構の解放状態を示す底面図。 同ディスク支持機構の保持状態を示す底面図。 同ディスク支持機構の先端部を示す図であり、(a)は解放状態、(b)は保持状態を示しており、それぞれ上段が平面図、下段が上段のX−X矢視断面図である。 同実施例の光ディスク修復装置による修復処理の流れを示すフローチャート。 中心軸の先端部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のX−X矢視断面図である。 ディスク取り上げ時における中心軸とディスク支持機構を示す縦断面図であり、(a)は解放状態、(b)は保持状態を示す。 図1の円Bで囲まれた領域に相当する拡大断面図であり、研磨時に残った傷をコーティング剤が埋める様子を示している。 ディスク支持機構の第1の変形例を示す図であり、(a)は解放状態、(b)は保持状態を示しており、それぞれ上段が平面図、下段が上段のX−X矢視断面図である。 ディスク支持機構の第2の変形例を示す図であって、(a)は解放状態、(b)は保持状態を示しており、それぞれ上段が平面図、下段が上段のX−X矢視断面図である。 ディスク支持機構の第3の変形例を示す図であって、(a)は正面図、(b)は底面図である。 ディスク支持機構の第3の変形例の動作を説明する模式図であって、(a)は保持状態、(b)は解放状態を示している。 ディスク支持機構の第4の変形例を示す模式図であって、(a)は保持状態、(b)は解放状態を示している。 一般的な光ディスクの構造を示す図であり、(a)が平面図、(b)は(a)のX−X矢視断面図であって、それぞれ右半分がCD及びDVDで左半分がBDを表す。 単層BDの拡大断面図。
以下、本発明に係る光ディスク修復装置及び該装置を用いた光ディスクの修復方法について実施例を用いて説明する。
図2は、本実施例に係る光ディスク修復装置の要部構成を示す斜視図であり、図3は該修復装置の平面図である。なお、簡略化のため架台や軸受け等は図示を省略している。
本実施例に係る修復装置は、大きく分けて、処理対象とする光ディスク100を供給する供給部10と、光ディスク100の研磨、洗浄、及び該ディスク100へのコーティング剤の塗布を行う修復部20、前記コーティング剤を硬化させる硬化部30、処理済みの光ディスク100が排出される排出部40、及び前記各部の間で光ディスク100を移載する移載機構50とで構成されており、これらは一つの筐体90内に収容されている。なお、光ディスク100への塵芥の付着を防止するため、該筐体90の内部にはHEPA等のフィルタを通過させた清浄な空気を満たすことが望ましい。
供給部10には中央部に円柱状のセンターポール12を備えた供給用載置台11が設けられており、供給用載置台11の上には昇降駆動モータ14と回転直動変換機構15によって上下に駆動可能な昇降板13が設けられている。処理前の光ディスク100は、センターポール12を中心孔に挿通させた状態で供給用載置台11上の昇降板13の上に複数枚重ねて載置される。
修復部20には、光ディスク100が載置される修復テーブル21と、修復テーブル21を回転させる修復テーブル駆動モータ23が設けられており、更に、修復テーブル21の上方には、光ディスク100の表面を切削・研磨するための研磨パッド24と、該研磨パッドを保持するパッド保持部25及びパッド保持部25を回転駆動するパッド駆動モータ26が設けられている。なお、図中では省略しているが、修復部20には、研磨パッド24及び/又は修復テーブル21を昇降させることで光ディスク100と研磨パッド24を必要な圧力で押し付ける押し圧機構も設けられている。
修復部20には、更に、水等の冷却及び洗浄用の液体(以下、「洗浄液」と呼ぶ)を給液タンク27aから給液パイプ27b、給液ポンプ27c、給液ノズル27dを経て修復テーブル21上の光ディスク100の表面に供給する給液機構を備えている。この給液機構によって適宜洗浄液を供給することにより、光ディスク100の表面を切削・研磨する際に生じる熱や切削屑を除去したり、光ディスク100の表面を洗浄したりすることができる。
硬化部30には、コーティング剤として用いられる光硬化性樹脂を硬化させるための光源34と、コーティング剤が塗布された光ディスク100を保持する硬化テーブル31と、光ディスク100への均一な光照射のために硬化テーブル31を回転駆動する硬化テーブル駆動モータ33を備えている。なお、硬化部30には更に、硬化時に光源34と光ディスク100とを接近させるために、光源34及び/又は硬化テーブル31を昇降させる昇降機構(図示略)が設けられている。
排出部40には、中央にセンターポール42を備えた排出用載置台41が設けられており、該排出用載置台41には、一連の処理が完了した光ディスク100が順次載置される。
移載機構50は、回転アーム51と、該回転アーム51を回転駆動するアーム回転機構52とを含んでおり、前記回転アーム51及びアーム回転機構52は、モータ53a及び回転直動変換機構53bから成る昇降機構によって上下に昇降可能となっている。また、回転アーム51の先端部には、2本の開閉アーム61を備えたディスク支持機構60が設けられている(詳細は後述する)。移載機構50は、修復装置の中央に配置されており、供給部10から光ディスク100を取り出し、該ディスク100を回転アーム51の回転軌道上に配置された修復部20、硬化部30、排出部40へと順次搬送する。
また、前記移載機構50の回転アーム51の先端部には、コーティング剤吐出ノズル70が設けられており、該ノズル70はチューブ71を介してコーティング剤供給機構に接続されている。コーティング剤供給機構には、コーティング剤を収容したシリンジ72aがセットされ、シリンジ72aに嵌挿されたピストン72bをモータ72cと回転直動変換機構72d等によって駆動してコーティング剤を吐出させる構成となっている。なお、コーティング剤吐出ノズル70は、必ずしも回転アーム51に取り付ける必要はなく、回転アーム51とは別に設けた専用のアームや修復部20に設けた専用の昇降機構等に取り付けるようにしてもよい。
ここで、上記移載機構50に設けられたディスク支持機構60について詳細に説明する。
従来の修復装置で光ディスクを搬送する場合には、一般に真空吸着パッドによって読み出し面を吸着して光ディスクを支持している。しかしながら、本実施例に係る修復装置は、研磨後の光ディスクにコーティング剤を塗布するものとなっており、従来の真空吸着パッドを用いる方式では、コーティング剤が硬化する前の光ディスクを搬送することができないという問題がある。
そこで、本実施例の修復装置におけるディスク支持機構60は、光ディスク100の中心孔110を利用して該ディスク100を支持する構成となっている。
図4〜図6に上前記ディスク支持機構60の構成を示す。ディスク支持機構60は水平方向に延伸する2本の開閉アーム61と、開閉アーム61を開く(即ち、両アームの先端を離間させる)ためのバネ62と、開閉アーム61を閉じる(即ち、両アームの先端を接近させる)ためのロータリソレノイド63a(又はステッピングモータ)及びカム63b等から成るアーム閉鎖機構63とを備えている。
図7は開閉アーム61の先端部を表す拡大図であり、(a)が光ディスクを支持していない状態(以下、「解放状態」と呼ぶ)を、(b)が光ディスクを支持している状態(以下、「保持状態」と呼ぶ)を示している。各開閉アーム61の先端には下方向に伸びる1本のディスク支持ピン64と、同じく下方向に伸びる2本の上規制ピン65が設けられている。これらのディスク支持ピン64及び上規制ピン65はいずれも円柱形状を有しており、ディスク支持ピン64の方が僅かに長くなっている。
ディスク支持ピン64の下端には下広がりのテーパー部64aが形成されており、該テーパー部64aの周面でディスクの中心孔110の内壁下端と接するようになっている。また、上規制ピン65は該ピン65の下端面で光ディスク上面(即ち、読み出し面)の中心孔110の周縁部と接するようになっている。即ち、上記本実施例に係るディスク支持機構60によれば、光ディスク100を合計6点(上4点と下2点)で支えて確実に保持することができる。
なお、本実施例に係る光ディスク修復装置においては、パッド保持部25とパッド駆動モータ26、及び修復テーブル21と修復テーブル駆動モータ23が本発明における研磨手段に相当し、給液機構が本発明における洗浄手段に、コーティング剤吐出ノズル70とコーティング剤供給機構が本発明におけるコーティング剤塗布手段に相当する。また、ディスク支持機構60と、モータ53a及び回転直動変換機構53bが本発明におけるディスク取り上げ機構に相当し、更に、ディスク支持ピン64が本発明におけるディスク支持棒に、テーパー部64aが傾斜部に、上規制ピン65が上側規制部材に、モータ53a及び回転直動変換機構53bが第1駆動手段に、バネ62及びアーム閉鎖機構63が第2駆動手段に相当する。
続いて、上記本実施例に係る修復装置の動作手順を図8のフローチャートを参照しつつ説明する。
(1)供給部へディスク支持機構を移動(ステップS11)
まず、移載機構50の回転アーム51を回動させてディスク支持機構60を供給部10の直上に移動させ、更に、ディスク支持ピン64がセンターポール12に略接触する位置まで回転アーム51を下降させる。
(2)昇降板の上昇(ステップS12)
その後、昇降駆動モータ14を駆動して昇降板13を上昇させることにより、供給用載置台11に載置された光ディスク群の一番上のディスク100の下面がセンターポール12よりも僅かに上になる位置まで該光ディスク群を持ち上げる。これにより、ディスク支持機構60のディスク支持ピン64の先端部は、図7(a)のように、前記光ディスク群の一番上のディスク100の下面よりも、やや下方に達することになる。
(3)光ディスクの取り上げ(ステップS13)
続いて、ディスク支持機構60のカム63bを図6のように回転させ、バネ62の力によって開閉アーム61を開く。このとき、ディスク支持ピン64の下端は上記の通り一番上の光ディスク100の底面よりも下まで到達しているため、開閉アーム61を開くと、ディスク支持ピン64のテーパー部64aの傾斜によって前記ディスク100を上方向に引き上げる力が働くことになる。そして、図7(b)のように移載機構50を上方に移動させることにより、供給部10から1枚の光ディスク100を取り上げることができる。
なお、開閉アーム61を開いた際に、ディスク支持ピン64の下端が上から2枚目の光ディスク100まで到達していた場合、該ディスク支持ピン64はテーパー部64aの周面ではなく該テーパー部64a下端のエッジで該2枚目の光ディスク100の中心孔110内壁に接触することとなる。しかしながら、該内壁は垂直に立ち滑らかであるため、ディスク支持ピン64によって強く支持することはできない。そのため、ディスク支持機構60を上方に移動させると、2枚目の光ディスク100の重量をディスク支持ピン64によって支えることができず、該2枚目のディスク100は脱落する。これにより、2枚目の光ディスク100を最上部の光ディスク100から分離させて該最上部の光ディスク100のみを供給部から取り上げることができる。なお、このような光ディスク100の分離をより確実に行うために、開閉アーム61を開いて光ディスク100を保持した後に、振動や上下動を加えて2枚目の光ディスク100を落下させるようにしてもよい。また、上下動ではなく水平方向の運動を与えて2枚目の光ディスク100の中心孔110をセンターポール12と干渉させるようにすれば、より確実に2枚目の光ディスク100を分離させることができる。
(4)修復部への光ディスクの搬送(ステップS14)
続いて、移載機構50の回転アーム51を回動させて光ディスク100を修復部20へと搬送する。そして、回転アーム51を修復テーブル21直上の適当な高さまで下降させた上で、アーム閉鎖機構63によって開閉アーム61を閉じる。これにより、開閉アーム61によるディスク100の保持が解除され、修復テーブル21上にディスク100が載置される。
なお、修復テーブル21の中心軸22の上端には、図9に示すように、ディスク支持機構60のディスク支持ピン64と干渉しないための2つの凹部22aが設けられており、修復テーブル駆動モータ23を適切に制御することにより、該凹部22aがディスク支持ピン64と正対するように修復テーブル21の停止位置が決定される。なお、上記凹部22aはディスク支持ピン64を進入及び退出させることができるよう、中心軸22の上面側及び周面側が開放されている。
なお、上記のような凹部22aを設ける代わりに、中心軸22を上下駆動する機構を設け、ディスク支持ピン64を修復テーブル21に接近させた際に中心軸22を能動的に下方に退避させるようにしてもよい。また、中心軸22をバネ等の力で上方に付勢しておき、ディスク支持ピン64が該中心軸に接触して下方に押圧することにより該中心軸22が受動的に下方に移動するように構成してもよい。
(5)研磨及び洗浄(ステップS15)
続いて、修復部20の研磨パッド24が下降して修復テーブル21上の光ディスク100に適当な圧力で押し付けられ、パッド保持部25と修復テーブル21が回転することにより光ディスク100の表面(読み出し面)が研磨・切削される。なお、この研磨・切削の間、給液ノズル27dから光ディスク100の表面に洗浄液が供給され、切削によって生じる熱と切削屑を除去すると共に、光ディスク100の表面を洗浄する。
なお、図11に示すように、研磨時に光ディスク100表面の傷が完全に消失しなくても、残った傷160が小さければ、後の工程でコーティング剤170を塗布した際に、該コーティング剤170が傷160の中まで入り込むことで傷を消失させることができる。従って、この時点では必ずしも傷が完全に消失するまで研磨を行う必要はない。
(6)乾燥(ステップS16)
研磨が完了すると、研磨パッド24を上昇させた上で洗浄液の供給を停止し、修復テーブル21を高速回転させる。これにより、光ディスク100上に残った洗浄液が遠心力によって該ディスク100の表面から除去され、更に、高速回転によって生じる風によって光ディスク100が乾燥する。
(7)コーティング剤の塗布(ステップS17)
その後、回転アーム51の先端に設けられたコーティング剤吐出ノズル70を光ディスク100上方の適当な位置まで移動させ、修復テーブル21を所定の速度で回転させながらコーティング剤を吐出することにより、光ディスク100の表面にコーティング剤を均一に塗布する。なお、このコーティング工程におけるコーティング剤の吐出量や修復テーブル21の回転速度、該回転速度の変化、該変化の速度、及び回転維持時間等は、使用するコーティング剤の種類や気温、塗布したい厚さなどに応じて適宜決定する。
(8)硬化部への光ディスクの搬送(ステップS18)
以上によりコーティング剤が塗布された光ディスク100は、移載機構50によって硬化部30に移載される。具体的には、まず、回転アーム51を回動させてディスク支持機構60を修復テーブル21の上方に位置させた後、ディスク支持ピン64が中心軸22の凹部22aに陥入する位置まで回転アーム51を下降させる(図10(a))。続いて、開閉アーム61を開き、修復テーブル21上の光ディスク100をディスク支持ピン64及び上規制ピン65によって支持した状態で回転アーム51を上昇させ(図10(b))、その後、回転アーム51を回動させて該ディスク100を硬化部30へと搬送する。そして、回転アーム51を硬化テーブル31上方の所定の高さまで下降させ、開閉アーム61を閉じて光ディスク100の保持を解除することにより硬化テーブル31上に光ディスク100を載置する。本実施例の修復装置におけるディスク支持機構60は、上記のように光ディスク100を中心孔110で支持する構成となっているため、硬化前のコーティング剤を損なうことなく光ディスク100を硬化部30へ搬送することができる。
(9)コーティング剤の硬化(ステップS19)
硬化テーブル31に光ディスク100が載置されると、光源34が光ディスク100の近傍まで下降して点灯し、これにより該ディスク100に塗布された光硬化性樹脂が光源34からの光を受けて硬化する。このとき、硬化が均一に進むよう、硬化テーブル駆動モータ33によって硬化テーブル31を回転させながら上記光源34による光照射を行う。なお、このコーティング剤の硬化工程と並行して修復部20において次の光ディスクの研磨やコーティングを行うことが望ましい。これにより、処理効率を向上し短時間で多くの光ディスクを修復することが可能となる。
(10)修復済みディスクの排出(ステップS20)
硬化部30において所定時間に亘る光照射が完了すると、硬化処理後の光ディスク100が移載機構50によって硬化テーブル31から排出部40の排出用載置台41へと移載される。なお、硬化テーブル31の中心軸32にも、上記修復テーブル21の中心軸22と同様の凹部が設けられており、ディスク支持ピン64と中心軸32の干渉によって開閉アーム61の動作が妨げられないような構成となっている。
排出部40の排出用載置台41は複数枚の光ディスク100を重ねて保持できるようになっており、一連の処理が完了したディスクは順次排出用載置台41上に積み上げられる。その後、供給部10に載置された全てのディスク100について上記一連の処理が完了すると、修復装置の筐体90の全体又は一部が開放され、排出部40に載置された修復済みのディスク100が修復装置外へと取り出される。
以上のように、本実施例に係る光ディスク修復装置及びそれを用いた修復方法によれば、傷が生じた光ディスクについて、その読み出し面を傷が概ね消失するまで削り取り、その上に削り取った厚さに相当する透明樹脂を塗布することにより、光ディスクの厚さを殆んど変えることなく修復することができる。このため半永久的に修復を繰り返すことができることになる。
また、このとき塗布する透明樹脂として硬化後の硬度がBDの規定する硬度を満たすものを用いることにより、修復後の表面硬度もBDの規格を満足することが可能になるため、従来困難であったBDの修復にも好適に用いることができる。
また、本実施例に係るディスク修復装置によれば、従来法で修復を繰り返したことにより表面が大きく歪曲したり、厚みが規定値以下になったりして再利用できなくなった光ディスクであっても、必要に応じて歪曲が消失するまで表面を研削してから規定値より薄くなった分に相当する厚さでコーティングを施すことによって再利用可能となるため、資源の有効活用が可能になる。
また、本実施例に係る修復装置では、研磨、洗浄、コーティング剤の塗布、及び硬化を一つの装置内で行う構成となっているため、コーティング時の不具合の原因となる光ディスク表面の塵芥や汚れを洗浄工程で除去し、清浄な状態となった光ディスクをそのまま後段のコーティング工程に供することができる。そのため、本実施例の修復装置は無塵室等でなく一般のオフィスや工場等で使用することができる。
なお、ディスク支持機構60の構成は上記の図4〜7に示したものに限定されるものではなく、例えば、図12、13に示すような構成とすることもできる。なお、いずれの図においても(a)が解放状態を、(b)が保持状態を示す。
図12は、開閉アーム61の各アームの先端に2本のディスク支持ピン64を設けると共に、各ディスク支持ピン64のテーパー部64aの上方に光ディスク100の上面を支持するための突出部64bを設けたものである。このような構成によれば、光ディスクの中心孔110の内壁下端がテーパー部64aで支持されると共に、光ディスク100上面の中心孔110周縁部が前記突出部64bの下面と接触するため、上規制ピン65を設けることなく光ディスク100を上下から支持することができる。
図13は、上規制ピン65を開閉アーム61からではなく、回転アーム51上に別途設けた板状部材54に取り付けた例である。
なお、ディスク支持ピン64の本数は以上で示した例に限定されず、開閉アーム61の一方のアームに1本、他方のアームに2本の計3本を設けたり、合計4本以上設けたりしてもよい。
また、図4〜7に示したディスク支持機構60は水平方向に延伸した開閉アームを備えているが、図14〜16に示すように開閉アーム61を鉛直方向に延伸させた構成としてもよい。
図14、15に示すディスク支持機構60は、3本の開閉アーム80と、その上方に設けられたソレノイド84(又はエアシリンダ)及び該ソレノイド84によって上下方向に駆動される円筒形カム85とを有している。円筒形カム85は磁性体から成り、上側領域85aと該上側領域よりも径の小さい下側領域85b、及び両者の間に位置し、径が連続的に変化する中間領域85cを備えている。この例では、開閉アーム80が上記実施例におけるディスク支持ピン64の役割を兼ねるものとなっており、該開閉アーム80の下端には下広がりのテーパー部83が設けられ、該テーパー部83、及び該テーパー部83とアーム本体82との段差部分によって光ディスクを上下から支持する構成となっている。各開閉アーム80はその中間部に設けられた回転軸81を中心に回動可能に構成されており、各アーム80の上端には、円筒形カム85と対向する側に永久磁石86が埋め込まれている。ソレノイド84の働きによって円筒形カム85が上方に移動すると、各アーム80の永久磁石86は径の小さい下側領域85bに吸着する。これにより各アームはその下端が互いに遠ざかるように回動し、開閉アーム80が開かれた状態となる(図15(a))。一方、円筒形カム85が下方に移動すると、各アーム80の永久磁石86は径の大きい上側領域85aに吸着し、これにより各アーム80はその下端を互いに近づけるように回動してアーム80が閉じられた状態となる(図15(b))。
図16に示すディスク支持機構は、図14、15に示したもの同様に鉛直方向に延伸した3本の開閉アーム80、ソレノイド84、及び円柱型のカム85を有しているが、円筒形カム85は非磁性体から成り、上端から下端まで同一径となっている。なお、同図(及び図15)では、簡略化のため前記3本の開閉アームのうち、1本のみを図示している。各アーム80の上端には所定の極をカム85側に向けた状態で永久磁石86が埋め込まれており、カム85の下端側には、前記所定の極と異なる極をアーム80側に向けた状態で永久磁石87aが埋め込まれている。一方、カム85の上端側には、前記所定の極と同一の極をアーム80側に向けた状態で永久磁石87bが埋め込まれている。ソレノイド84の働きによって円筒形カム85が上方に移動すると各アーム80の永久磁石86がカム85下端の永久磁石87aと引き合い、各アームはその下端が互いに遠ざかるように回動してアーム80が開かれた状態となる(図16(a))。一方、カム85が下方に移動すると、各アーム80の永久磁石86はカム85上端の永久磁石87bと反発し、これにより各アーム80はその下端を互いに近づけるように回動してアーム80が閉じられた状態となる(図16(b))。なお、アーム80上端の近傍には、アーム80の回動を規制するためのストッパ88が設けられており、磁石の反発によって回動したアーム80は該ストッパ88と接触する位置までしか回動しないようになっている。
以上、実施例を用いて本発明を実施するための形態について説明を行ったが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で適宜変更が許容される。
例えば、上記実施例では、光ディスク100を2つの回転テーブル21、31及び2つの載置台11、41の間で搬送する移載機構50を備え、光ディスクを自動的に複数枚連続処理できる構成としたが、このような移載機構を設けず、単一の回転テーブル上で研磨、洗浄、コーティング、及び硬化の一連の処理を行う構成としてもよい。この場合、例えば、1枚のディスクの処理が完了する毎にユーザが回転テーブルから処理済みのディスクを取り外し、次の光ディスクを該テーブル上にセットする。
あるいは、回転テーブルを3つ以上備えた構成として、更なる処理効率の向上を図るようにしてもよい。例えば、上記実施例では光ディスクの研磨とコーティング剤の塗布を同一の回転テーブル上で行う構成としたが、これらをそれぞれ別の回転テーブル上で実行するものとすれば、一方のテーブルでコーティング剤の塗布を行う間に、他方のテーブルで次の光ディスクの研磨を行うといったことが可能となる。
また、上記実施例では光ディスクを載置した修復テーブル21と研磨パッド24をそれぞれモータ23、26によって能動的に回転させる構成としたが、光ディスク100に接触させた研磨パッド24のみをモータ等で回転させることにより、修復テーブル21を受動的に回転させる構成としてもよい。逆に、修復テーブル21のみを能動的に回転させ、その応力で研磨パッド24を受動的に回転させる構成としてもよい。
10…供給部
11…供給用載置台
13…昇降板
20…修復部
21…修復テーブル
23…修復テーブル駆動モータ
24…研磨パッド
26…パッド駆動モータ
27d…給液ノズル
30…硬化部
31…硬化テーブル
33…硬化テーブル駆動モータ
34…光源
40…排出部
41…排出用載置台
50…移載機構
51…回転アーム
52…アーム回転機構
53a…モータ
53b…回転直動変換機構
61…開閉アーム
62…バネ
63…アーム閉鎖機構
64…ディスク支持ピン
64a…テーパー部
64b…突出部
65…上規制ピン
70…コーティング剤吐出ノズ
00…光ディスク
110…中心孔
160…傷
170…コーティング剤

Claims (3)

  1. a)光ディスクの情報記録層上の読み出し面の全面を該読み出し面を上に向けた状態で研磨する研磨ステップと、
    b)研磨中及び/又は研磨後の光ディスクの読み出し面に洗浄液を供給することで該光ディスクを洗浄する洗浄ステップと、
    c)洗浄後の光ディスクの情報記録層上の読み出し面の全面をコーティング剤でコーティングするコーティングステップと、
    を有することを特徴とする光ディスクの修復方法。
  2. 読み出し面に傷を有する光ディスクを請求項1に記載の方法によって修復することにより修復ディスクを製造することを特徴とする修復ディスクの製造方法。
  3. a)光ディスクの情報記録層上の読み出し面の全面を該読み出し面を上に向けた状態で研磨する研磨手段と、
    b)研磨中及び/又は研磨後の光ディスクの読み出し面に洗浄液を供給する洗浄手段と、
    c)洗浄後の光ディスクの情報記録層上の読み出し面の全面にコーティング剤を塗布するコーティング剤塗布手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク修復装置。
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