JP5528689B2 - 等速自在継手組立方法 - Google Patents
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Description
セグメントの内径面の中央部をブーツバンドの外径面に接触させた状態で、かつ、周方向に隣り合うセグメントの側面間に隙間を有する状態において、ブーツバンドの外径面におけるセグメント中央部接触部位の半径をRとし、セグメントの内径面の曲率半径をrとしたときに、比率(r/R)を1.00〜1.30として、rをRよりも大きくし、rがRよりも大きくなるブーツバンドを縮径させた加締では、セグメントの内径面の曲率中心がブーツバンドの中心に対してこのセグメントと径方向反対側にずれるように、各セグメントを径方向内方側へ移動させて、セグメントの内径面の中央部でブーツバンドを内径側へ押圧して、セグメントの内径面の周方向端部とブーツバンドの外径面との間に隙間を生じさせないようにして、全セグメントの内径面で形成される円弧面にて、縮径したブーツバンドの外径全周円弧面を形成するものである。
本発明の第2の等速自在継手組立方法は、ブーツのバンド装着部に外嵌されたブーツバンドの外径側に、内径面が円弧面とされた複数のセグメントを周方向に沿ってリング状に配設し、各セグメントを径方向内方側へ移動させて、ブーツバンドを縮径させることによって加締めて、ブーツを装着する等速自在継手組立方法であって、セグメントの周方向端部をブーツバンドの外径面に接触させた状態において、ブーツバンドの外径面におけるセグメント周方向端部接触部位の半径をRとし、セグメントの内径面の曲率半径をrとしたときに、比率(r/R)を0.90〜0.99として、rをRよりも小さくし、rがRよりも小さくなるブーツバンドを縮径させた加締にて、セグメントの内径面の曲率中心がブーツバンドの中心に対してこのセグメント側の径方向にずれるように、各セグメントを径方向内方側へ移動させて、セグメントの内径面の周方向端部でブーツバンドを内径側へ押圧して、セグメントの内径面の中央部とブーツバンドの外径面との間に隙間を生じさせないようにして、全セグメントの内径面で形成される円弧面にて、縮径したブーツバンドの外径全周円弧面を形成する
ものである。
18 ブーツバンド
18a 外径面
31 セグメント
32 内径面
Claims (8)
- ブーツのバンド装着部に外嵌されたブーツバンドの外径側に、内径面が円弧面とされた複数のセグメントを周方向に沿ってリング状に配設し、各セグメントを径方向内方側へ移動させて、ブーツバンドを縮径させることによって加締めて、ブーツを装着する等速自在継手組立方法であって、
セグメントの内径面の中央部をブーツバンドの外径面に接触させた状態で、かつ、周方向に隣り合うセグメントの側面間に隙間を有する状態において、ブーツバンドの外径面におけるセグメント中央部接触部位の半径をRとし、セグメントの内径面の曲率半径をrとしたときに、比率(r/R)を1.00〜1.30として、rをRよりも大きくし、
rがRよりも大きくなるブーツバンドを縮径させた加締では、セグメントの内径面の曲率中心がブーツバンドの中心に対してこのセグメントと径方向反対側にずれるように、各セグメントを径方向内方側へ移動させて、セグメントの内径面の中央部でブーツバンドを内径側へ押圧して、セグメントの内径面の周方向端部とブーツバンドの外径面との間に隙間を生じさせないようにして、全セグメントの内径面で形成される円弧面にて、縮径したブーツバンドの外径全周円弧面を形成することを特徴とする等速自在継手組立方法。 - ブーツのバンド装着部に外嵌されたブーツバンドの外径側に、内径面が円弧面とされた複数のセグメントを周方向に沿ってリング状に配設し、各セグメントを径方向内方側へ移動させて、ブーツバンドを縮径させることによって加締めて、ブーツを装着する等速自在継手組立方法であって、
セグメントの周方向端部をブーツバンドの外径面に接触させた状態において、ブーツバンドの外径面におけるセグメント周方向端部接触部位の半径をRとし、セグメントの内径面の曲率半径をrとしたときに、比率(r/R)を0.90〜0.99として、rをRよりも小さくし、
rがRよりも小さくなるブーツバンドを縮径させた加締にて、セグメントの内径面の曲率中心がブーツバンドの中心に対してこのセグメント側の径方向にずれるように、各セグメントを径方向内方側へ移動させて、セグメントの内径面の周方向端部でブーツバンドを内径側へ押圧して、セグメントの内径面の中央部とブーツバンドの外径面との間に隙間を生じさせないようにして、全セグメントの内径面で形成される円弧面にて、縮径したブーツバンドの外径全周円弧面を形成することを特徴とする等速自在継手組立方法。 - セグメントの内径面のブーツバンド接触面の硬度をHRC45〜HRC65とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の等速自在継手組立方法。
- 前記ブーツバンド接触面に耐摩耗性表面処理を施したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の等速自在継手組立方法。
- 前記ブーツが樹脂製であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の等速自在継手組立方法。
- 前記ブーツがゴム製であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の等速自在継手組立方法。
- 前記ブーツバンドがアルミニウム製であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の等速自在継手組立方法。
- 前記ブーツバンドが鉄製であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の等速自在継手組立方法。
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