JP5527646B2 - ナースコール装置およびナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、看護記録が容易に行えるナースコール装置およびナースコールシステムに関する。
医療現場(特に、病棟看護)において、看護師は患者に対して行った行為を全て記録に残すよう義務付けられている。しかしながら、予定を立て実施を行った行為に関しては、殆どのものが記録されているが、予定外で行った行為の多くが記録されていないのが現象である。予定外の行為は、そのトリガとなるのが患者からのナースコールである。
ナースコールに応答して、看護師が応答した通話内容の音声を文字に変換して記録するものとして、ナースコール親機に、ナースコール子機からの呼び出しに応答する看護師や医師が携行するIDカードのID情報を受信するID受信部と、音声情報を文字情報に変換する音声/文字変換部と、応答履歴を記憶する看護情報記録部とを設け、親機CPUに受信したID情報から応答者を判別させると共に、応答者情報、呼出操作した患者の患者情報、文字情報に変換した通話内容等を看護情報記録部に記録ものが発明されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−33559号公報
上記した特許文献1の発明では、看護師が応答した通話内容の音声を文字に変換して記録するために、音声情報を文字情報に変換する音声/文字変換部や応答履歴を記憶する看護情報記録部を必要とし、非常に高価なシステムとなっている。
また、医療現場では、ナースコールに応答した看護師は作業中の仕事が急ぎであった場合などは手が離せず、患者への対応を他の看護師に依頼したりすることが良くある。したがって、呼び出しに応答した看護師だけの記録では不十分な場合がある。また、現場での作業も患者の依頼事項だけでなく、その場その場で的確な対応することが求められることから、それらの対応も漏れなく記録する必要がある。したがって、会話応答の記録だけでは十分は記録が残せないと言う問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたのもで、ナースコール装置と病院情報コンピュータを連携させることにより、ナースコール装置の操作内容をそのまま看護記録として漏れなく自動記録することができるナースコール装置およびナースコールシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のナースコール装置は、少なくともナースコール応答用の受話器と、各看護師名に対応して少なくともナースコールに対応できる状態および離席又は離業務状態のいずれかの状態に属するかが表示されると共に、前記ナースコールに対応できる状態の前記看護師名だけを選択することができる職員選択手段と、
看護師の看護行為および介護行為に関する複数の看護記録項目が表示されるとともに、前記ナースコールに応じた前記看護記録項目を選択することができる項目選択手段と、これらを制御する制御部と、を有し、前記制御部は患者からの前記ナースコールに応答して前記受話器で聴取したときの日時、および前記職員選択手段および前記項目選択手段の操作により入力される前記看護師名および前記看護記録項目を含む情報を当該患者のナースコール記録として自動作成することを特徴とする。
また、本発明のナースコール装置は、少なくともナースコール応答用の受話器と、
各看護師名に対応して少なくともナースコールに対応できる状態および離席又は離業務状態のいずれかの状態に属するかが表示されると共に、前記ナースコールに対応できる状態の前記看護師名だけを選択することができる職員選択手段と、看護師の看護行為および介護行為に関する複数の看護記録項目が表示されるとともに、前記ナースコールに応じた前記看護記録項目を選択することができる項目選択手段と、ナースコール記録を表示する表示手段と、これらを制御する制御部と、を有し、前記制御部は患者からの前記ナースコールに応答して前記受話器で聴取したときの日時、および前記職員選択手段および前記項目選択手段の操作により入力される前記看護師名および前記看護記録項目を含む情報を当該患者の前記ナースコール記録として自動作成して前記表示手段に表示することを特徴とする。

本発明のナースコールシステムによれば、ナースコール装置と病院情報コンピュータHISを連携させて、ナースコール装置の操作内容をそのまま看護記録として漏れなく自動記録することができる。
本発明に係るナースコールシステムの全体構成を示す図。 実施形態の病院情報コンピュータHISの構成例を示すブロック図。 実施形態のナースコール装置の記録パネルの一例を示す図。 実施形態のナースコール装置の職員パネルの一例を示す図。 実施形態のナースコールシステムを用いて看護記録の第1の具体例を示す図。 実施形態のナースコールシステムを用いて看護記録の第1の具体例を示す図。
以下、本発明に係るナースコールシステムの実施形態を、図面を参照して説明する。
(実施例)
図1は、本発明に係るナースコールシステムの構成を示すブロック図である。
実施形態のナースコールシステムは、ナースコール装置100と医療機関の病院情報コンピュータ200により構成される。ナースコール装置100は、患者ネームプレート10、応答用受話器20、記録パネル30、職員パネル40、表示パネル50、制御部60などによって構成されている。制御部60は、患者ネームプレート10、応答用受話器20、記録パネル30、職員パネル40、および表示パネル50を制御すると共に、看護記録情報を作成して表示パネル50へ表示する。
そして、ナースコール装置100は、医療機関の病院情報コンピュータ200とローカルエリアネットワークLANによって接続されている。制御部60は、生成した看護記録情報を病院情報コンピュータ200へ送信することができる。
は、医療機関の病院情報コンピュータ200の構成例を示すブロック図である。
病院情報コンピュータ200は、ローカルエリアネットワークLANに、複数の医師用端末200a、複数の看護師用端末200b、複数の薬剤用端末200c、および各種のデータベースが接続されて構成されている。データベースDBとしては、患者情報DB20d1、電子カルテ情報DB200d2、医師・看護師等の勤務情報DB200d3、薬剤情報DB200d4、看護記録DB200d5が接続されている。
図3は、ナースコール装置100の記録パネル30の詳細な構成を示す図である。
記録パネル30は、記録内容の表示部301,302,303‥と、それに対応する選択ボタン30a,30b,30c‥とで構成されている。例えば、図2に示した表示例では、右上1行目には、選択ボタン30aに対応して「点滴終了」301が表示されている。また、2行目には、選択ボタン30bに対応して「排泄介助」302が表示されている。また、3行目には、選択ボタン30cに対応して「移動介助」303が表示されている。また、4行目には、選択ボタン30dに対応して「疼痛」304が表示されている。また、5行目には、選択ボタン30eに対応して「ADL介助」305が表示されている。なお、表示部30a,30b,30c‥に選択ボタン機能を付加して、1つのキーボードとして構成しても良い。
この他、記録パネル30には、看護行為および介助行為に関する約20種程度の項目が表示されるようになっている。表示部301,302,303‥の設定は、ナースコール装置100に接続される病院情報コンピュータ200の看護記録DB200d5からの出力に応じて表示されている。
また、記録パネル30には緊急(HELP)ボタン350が設けられている。この緊急(HELP)ボタン350は、患者の症状の変化により重大な事項が発生したことを医師・看護師に伝達するために用いられる。
図4は、ナースコール装置100の職員パネル40の詳細な構成を示す図である。
職員パネル40は、職員名の表示部(看護師のネームプレート)401,402,403‥と、それに対応する職員選択ボタン40a,40b,40c‥と、職員の状態を表す状態表示部421,422,423‥と、状態切替ボタンを構成する「On」状態切替ボタン451、「Out」状態切替ボタン452、「Off」状態切替ボタン453、「解除」状態切替ボタン454と、職員IDの入力部を構成するID表示部461、ID入力用テンキー462とから構成される。なお、表示部職員選択ボタン40a,40b,40c‥に選択ボタン機能を付加して、1つのキーボードとして構成しても良い。
図4に示す表示例では、左欄の職員名の表示部401乃至405の看護師A1乃至A5の状態表示部421乃至425は「On」状態が表示されている。この表示から、看護師A1乃至A5は勤務中であることが一目で分かるようになっている。
一方、右欄では、左欄と同様に、看護師B1と看護師B3と看護師B5は、状態表示部が「On」状態であるから勤務中であることが一目で分かる。また、看護師B2の状態表示部432は「Out」状態であるから、患者搬送、又は物品搬送など看護業務ではあるが病棟を離れるためナースコールに対応できない状態が一目で分かる。また、看護師B4の状態表示部434は「Off」状態であるから、休憩、又は会議、又は研修など患者看護業務外の状態が分かる。
これらの看護師の勤務は、職員IDの入力部を構成するID表示部461、ID入力用テンキー462からの入力操作で設定される。
例えば、看護師A1が職場に出勤すると、ID表示部461の表示を見ながらID入力用テンキー462を操作して自分の職員ID番号を入力し、「On」状態切替ボタン451を押す。すると、当該職員名の表示部401に対応する状態表示部421が「On」状態に表示される。また、対応する職員選択ボタン40aが選択可能な状態に変化する。
例えば、看護師B2が患者搬送、又は物品搬送など看護業務ではあるが病棟を離れるためナースコールに対応できない状態の場合、ID表示部461の表示を見ながらID入力用テンキー462を操作して自分の職員ID番号を入力し、「Out」状態切替ボタン452を押す。すると、当該職員名の表示部412に対応する状態表示部432が「Out」状態に表示される。また、対応する職員選択ボタン40pが選択不可能な状態に変化する。
つまり、職員パネル40には、同じフロアのナースコールセンタに勤務する職員の勤務状態が表示されている。よって、この職員パネル40を見れば全職員の勤務状態を一目で把握することができる。また、職員ID番号の入力と、各種の状態切替ボタン451乃至544の操作に応答して、病院情報コンピュータ200の勤務情報DB200d4に記録されるようになっている。
なお、職員IDの入力は、本実施形態に限定されず、例えば、バーコード読取、カードリーダ読取、HIS側システムからの操作と併設、代替も可能である。
次に、職員パネル40の操作に基づく動作について詳細に説明する
(職員の出勤時)
出勤した職員は、ID入力用テンキー462から自分の職員IDを入力し、「On」状態切替ボタン451を押下する。これに入力動作に連動して、制御部60は病院情報コンピュータ200と通信を行い、職員氏名、職員表示順(勤務表の並び順)を獲得し、職員パネル40の職員名の表示部に表示する。同時に、状態表示部を「On」状態とし、職員選択ボタンをアクティブに変更する。そして、職員IDの入力時間を、病院情報コンピュータ200の職員勤務状況を記録する医師・看護師等の勤務情報DB200d3に出勤登録が行われる。
(職員の離席時:患者搬送、又は物品搬送など看護業務ではあるが病棟を離れるためナースコールに対応できない状態)
職員は、ID入力用テンキー462から自分の職員IDを入力(または職員選択ボタンを押下)し、「Out」状態切替ボタン452を押下する。制御部60は、状態表示部を「Out」状態にして、職員選択ボタンをインアクティブに変更する。
職員の離業務時(休憩、会議、研修など患者看護業務外の状態)
職員は、ID入力用テンキー462から自分の職員IDを入力(または職員選択ボタンを押下)し、「Off」状態切替ボタン453を押下する。制御部60は、状態表示部を「Off」状態にして、職員選択ボタンをインアクティブに変更する。また、制御部60は、病院情報コンピュータ200と通信を行う。病院情報コンピュータ200は、職員勤務状況を、職員の患者看護外勤務の開始とみなす。
(職員の業務復帰時:ナースコールに対応できる状態)
職員は、ID入力用テンキー462から自分の職員IDを入力(または職員選択ボタンを押下)し、「On」状態切替ボタン451を押下する。制御部60は、状態表示部を「On」状態にして、職員選択ボタンをアクティブに変更する。また、制御部60は、病院情報コンピュータ200と通信を行う。病院情報コンピュータ200は、職員の患者看護外勤務の終了とみなす。
(職員の退勤時)
職員は、ID入力用テンキー462から自分の職員IDを入力し、「解除」状態切替ボタン452を押下する。制御部60は、職員パネル40の職員名の表示部に表示されていた職員氏名を消去し、状態表示部を「解除」状態に設定し、職員選択ボタンをインアクティブに変更する。制御部60は、職員IDが入力された時間をもって、病院情報コンピュータ200と通信を行う。病院情報コンピュータ200は、職員の退勤登録として医師・看護師等の勤務情報DB200d3に記録する。
上記操作により、職員の出退勤管理、入院基本料の施設基準に関係する患者看護業務時間を正しく病院情報コンピュータ200に送信し、重複入力を回避する。病院情報コンピュータ200側でのデータ修正は可能とする。
次に、職員パネル40の操作に基づくナースコールの動作について説明する
(ナースコール応答時)
患者ネームプレート10からナースコールしている患者を選択し、応答する。また、受話器20を用いて患者の訴えを聴取し、記録パネル30から聴取した内容に該当する項目の記録選択ボタンを押下する。更に、患者への対応者(看護師)を確認し、職員パネル40から該当看護師の職員選択ボタンを押下する。なお、記録パネル30からの記録選択ボタンの押下、職員パネル40からの職員選択ボタンの押下順は問わない。また、どちらもショートカットする機能を保持する。制御部60には、患者ネームプレート10、受話器20、記録パネル30、職員パネル40の操作情報が送信されている。
そして、制御部60は病院情報コンピュータ200と通信を行い、患者ID、職員ID、記録内容(コード)を送信する。病院情報コンピュータ200は、受取った情報から看護記録を看護記録DB200d5に保存する。
患者からのナースコールにおいて、患者の容態が急変したような異常事態を告げるものである場合、対応者は記録パネル30に設けられた緊急(HELP)ボタン350を直ちに押下する。これにより、患者の異常事態の発生状況が職員全員(医師・看護師)に通知されることになる。この場合の通知手段としては、他の入院患者などに動揺を与えるものであってはならない。したがって、緊急サイレンなどの報知手段によるものではなく、予め取決められている異常報知用可動手段を作動させるように設定しておく。よって、緊急(HELP)ボタン350は、緊急報知用可動部品の動作スイッチとして機能するものである。なお、可動物による報知手段の構成は、例えば特開2008−119042号公報の技術を取り入れることができる。即ち、同公報に記載される可動物を異常報知用可動手段とし、これを記録パネル30に設けられた緊急(HELP)ボタン350と連携するように構成すれば良い。ここでは、緊急(HELP)ボタン350を記録パネル30に設ける構造としたが、ナースコール装置100の任意の位置に設けることができる。
(記録の追加・修正・削除など)
制御部60は、病院情報コンピュータ200にログインし、看護記録DB200d5から対応したナースコール記録を一覧表示する。そして、編集対象となる記録情報を選択し、記録の追記・修正・削除を行うことができる。
次に、ナースコールシステムを用いた看護記録の動作例をいくつか説明する。
(1)患者Aが「移動介助」を求めるためにナースコールが行われ、看護師B1が当該ナースコールに応答し、患者Aの対応は看護師A2を行うケースを想定する。下表1には、想定(1)の動作行為の時系列の流れを分かり易く示している。
Figure 0005527646
次に、このケース(1)におけるナースコールシステムの操作及び動作を説明する。
このケースで、例えば、11:25分に患者Aからナースコールが行われると、ナースコール装置100の受話器20に呼び出しが掛かる。看護師B1は、患者ネームプレート10の患者Aを選択して受話器20を取る。そして、患者Aと対話することにより、「移動介助」の依頼を受け付ける。
看護師B1は、ナースコール装置100の記録パネル30の「移動介助」303を押下する。看護師B1は他の用事で手が離せないことを告げて、看護師A2へ患者Aの「移動介助」を依頼する。看護師A2が依頼を了承して患者Aの病室に向いことを確認すると、看護師B1は、職員パネル40から看護師A2(402)に対応する職員選択ボタン40bを押下して応答を終了する。
図5は、上述した患者ネームプレート10、記録パネル30、職員パネル40の一連の操作に応答して作成され、表示パネル50に表示されたナースコール記録を示す図である。
即ち、ナースコール装置100の制御部60は、患者ネームプレート10、記録パネル30、職員パネル40の一連の操作に応答して看護記録を作成して、表示パネル50に表示することができる。
先ず、制御部60は、ナースコールに応じて患者ネームプレート10の患者Aを選択する操作により、記録画面50aに患者Aを記録する。また、受話器20の操作によって「ナースコール」を選択し、呼び出し時刻50bを記録する。また、記録パネル30の「移動介助」303を押下によって「移動介助」50cを記録する。そして、記録内容50dに「ナースコールあり」を記録する。また、記録内容50eに職員パネル40の看護師A2(402)に対応する職員選択ボタン40bを押下によって「看護師A2対応」を記録する。なお、記録内容には適宜行を挿入して看護記録を追記することができる。最後に登録ボタンを押下することにより、表示パネル50に記録された看護記録が図示しない内部メモリに記録される。
そして、制御部60は、このようにして記録した記録情報を、病院情報コンピュータ200へ送信する。病院情報コンピュータ200は、送信された記録情報を看護記録DB200d5に保存する。
(2)患者Aがナースコール(目的不明)、看護師B1がナースコール応答し、自ら患者対応を行うケースを想定する。同様に、下表2には、想定(2)の動作行為の時系列の流れを分かり易く示している。
Figure 0005527646
次に、このケース(2)におけるナースコールシステムの操作及び動作を説明する。
このケースで、例えば、11:25分に患者Aからナースコールが行われると、ナースコール装置100の受話器20に呼び出しが掛かる。看護師B1は、患者ネームプレート10の患者Aを選択して受話器20を取る。そして、患者Aと対話を開始する。
患者Aからの呼び出しであるので、記録パネル30の選択ボタンおよび職員パネル40の職員選択ボタンを押下しないで、応答を終了する。
図6は、上述した一連の操作に応答して作成され、表示パネル50に表示されたナースコール記録を示す図である。
先ず、制御部60は、ナースコールに応じて患者ネームプレート10の患者Aを選択する操作により、記録画面50fに患者Aを記録する。また、受話器20の操作によって「ナースコール」を選択し、呼び出し時刻50gを記録する。記録内容50hに「ナースコールあり」を記録する。患者Aとの対応処理を終えると、記録内容hに看護記録を記録して、最後に登録ボタンを押下する。これにより、表示パネル50に記録された看護記録が図示しない内部メモリに記録される。
そして、制御部60は、このようにして記録した記録情報を、病院情報コンピュータ200へ送信する。病院情報コンピュータ200は、送信された記録情報を看護記録DB200d5に保存する
本発明によれば、ナースコール装置に設けられている患者ネームプレート、記録パネル、職員パネルの操作に応答して看護記録が自動作成されるようになっているため、看護師の作成負担を著しく軽減することができる。また、作成された内容は、表示パネルに表示されて追加記録することもでき、その看護記録は病院情報コンピュータに保存することができる。
また、患者からのナースコールに応答して、患者の異常事態を異常報知用可動手段によって日常と変わらぬ雰囲気の中で全職員に報知することができる。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。また、各実施形態を適宜組み合わせても良い。
10‥患者ネームプレート、20‥応答用受話器、30‥記録パネル、40‥職員パネル、50‥表示パネル、60‥制御部、100‥ナースコール装置、200‥病院情報コンピュータ、200a‥複数の医師用端末、200b‥複数の看護師用端末、200c‥複数の薬剤用端末、200d1‥患者情報DB、200d2‥電子カルテ情報DB、200d3‥医師・看護師等の勤務情報DB、200d4‥薬剤情報DB、200d5‥看護記録

Claims (5)

  1. 少なくともナースコール応答用の受話器と、
    各看護師名に対応して少なくともナースコールに対応できる状態および離席又は離業務状態のいずれかの状態に属するかが表示されると共に、前記ナースコールに対応できる状態の前記看護師名だけを選択することができる職員選択手段と、
    看護師の看護行為および介護行為に関する複数の看護記録項目が表示されるとともに、前記ナースコールに応じた前記看護記録項目を選択することができる項目選択手段と、
    これらを制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は患者からの前記ナースコールに応答して前記受話器で聴取したときの日時、および前記職員選択手段および前記項目選択手段の操作により入力される前記看護師名および前記看護記録項目を含む情報を当該患者のナースコール記録として自動作成することを特徴とするナースコール装置。
  2. 少なくともナースコール応答用の受話器と、
    各看護師名に対応して少なくともナースコールに対応できる状態および離席又は離業務状態のいずれかの状態に属するかが表示されると共に、前記ナースコールに対応できる状態の前記看護師名だけを選択することができる職員選択手段と、
    看護師の看護行為および介護行為に関する複数の看護記録項目が表示されるとともに、前記ナースコールに応じた前記看護記録項目を選択することができる項目選択手段と、
    ナースコール記録を表示する表示手段と、
    これらを制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は患者からの前記ナースコールに応答して前記受話器で聴取したときの日時、および前記職員選択手段および前記項目選択手段の操作により入力される前記看護師名および前記看護記録項目を含む情報を当該患者の前記ナースコール記録として自動作成して前記表示手段に表示することを特徴とするナースコール装置。
  3. 少なくともナースコール応答用の受話器と、各看護師名に対応して少なくともナースコールに対応できる状態および離席又は離業務状態のいずれかの状態に属するかが表示されると共に、前記ナースコールに対応できる状態の前記看護師名だけを選択することができる職員選択手段と、看護師の看護行為および介護行為に関する複数の看護記録項目が表示されるとともに、前記ナースコールに対応した前記看護記録項目を選択することができる項目選択手段と、これらを制御する制御部と、を有し、前記制御部は患者からの前記ナースコールに応答して前記受話器で聴取したときの日時、および前記職員選択手段および前記項目選択手段の操作により入力される前記看護師名および前記看護記録項目を含む情報を当該患者のナースコール記録として自動作成するナースコール装置と、
    前記ナースコール装置で作成された前記ナースコール記録が時系列に保存される看護記録データベースを有する病院情報コンピュータと、
    を有することを特徴とするナースコールシステム。
  4. 少なくともナースコール応答用の受話器と、各看護師名に対応して少なくともナースコールに対応できる状態および離席又は離業務状態のいずれかの状態に属するかが表示されると共に、前記ナースコールに対応できる状態の前記看護師名だけを選択することができる職員選択手段と、看護師の看護行為および介護行為に関する複数の看護記録項目が表示されるとともに、前記ナースコールに対応した前記看護記録項目を選択することができる項目選択手段と、ナースコール記録を表示する表示手段と、これらを制御する制御部と、を有し、前記制御部は患者からの前記ナースコールに応答して前記受話器で聴取したときの日時、および前記職員選択手段および前記項目選択手段の操作により入力される前記看護師名および前記看護記録項目を含む情報を当該患者の前記ナースコール記録として自動作成して前記表示手段に表示するナースコール装置と、
    前記ナースコール装置で作成された前記ナースコールの記録が時系列に保存される看護記録データベースを有する病院情報コンピュータと、
    を有することを特徴とするナースコールシステム。
  5. 前記ナースコールに応答して看護又は介護を他の看護師に依頼するために前記職員選択手段から前記ナースコールに対応できる状態の看護師を選択入力した場合、前記制御部はその入力に応じて当該対応変更を作成して前記病院情報コンピュータの前記看護記録データベースに記録し、
    前記看護師の前記ナースコールに対応できる状態および離席又は離業務状態前記病院情報コンピュータの勤務情報データベースから得ることを特徴とする請求項3又は4に記載のナースコールシステム。
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