JP2011227547A - 遠隔健康管理システムに用いられる情報処理サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】効率的な問診を行うための情報処理サーバ等を提供する。
【解決手段】ユーザ端末,病院端末,管理端末,関係者端末に接続され、各端末と通信可能な情報処理サーバにおいて、サーバは、前記各端末と送受信を行う通信手段と、種々の処理を行う制御手段と、前記ユーザの個人情報を有するデータベースとを備え、前記制御手段は、前記ユーザ端末から診断値情報を受信したときに、前記データベースに記憶し、前記診断値情報が異常値であるか否かを判断し、異常値である場合は、前記ユーザ端末,前記管理端末,前記関係者端末に、異常値である旨を示す異常通知情報を送信し、前記病院端末に、前記異常通知情報及び緊急の問診を促す問診指示情報を送信すると共に、各ユーザの過去数回分の診断値情報と定期健康診断結果情報に基づき、健康状態ランクに応じ、問診スケジュールを作成し、前記病院端末及び前記管理端末に、前記問診スケジュール情報を送信する。
【選択図】図12
【解決手段】ユーザ端末,病院端末,管理端末,関係者端末に接続され、各端末と通信可能な情報処理サーバにおいて、サーバは、前記各端末と送受信を行う通信手段と、種々の処理を行う制御手段と、前記ユーザの個人情報を有するデータベースとを備え、前記制御手段は、前記ユーザ端末から診断値情報を受信したときに、前記データベースに記憶し、前記診断値情報が異常値であるか否かを判断し、異常値である場合は、前記ユーザ端末,前記管理端末,前記関係者端末に、異常値である旨を示す異常通知情報を送信し、前記病院端末に、前記異常通知情報及び緊急の問診を促す問診指示情報を送信すると共に、各ユーザの過去数回分の診断値情報と定期健康診断結果情報に基づき、健康状態ランクに応じ、問診スケジュールを作成し、前記病院端末及び前記管理端末に、前記問診スケジュール情報を送信する。
【選択図】図12
Description
本発明は、在宅者の健康管理を遠隔で行うことができる遠隔健康管理システムに用いられる情報処理サーバ等に関する。
情報化,ネットワーク化に伴って、在宅の患者に対して遠隔診断を行うシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、患者のみならず、健常者についても在宅による健康管理が望まれている。
また、患者のみならず、健常者についても在宅による健康管理が望まれている。
ところで、病院側は、遠隔システム(テレビ電話等)を用いて、各在宅者(ユーザ)の問診を行う場合がある。この場合に病院は、多くのユーザを有するため、どのような順序で問診を行うかが問題となる。
例えば、診断値が悪い人とそうではない人がいる場合には、診断値が悪い人を優先的に問診する必要がある。また、各ユーザによって、正常値が異なるため、問診の順序(スケジュール)を決定するには、多くの手間がかかる。
例えば、診断値が悪い人とそうではない人がいる場合には、診断値が悪い人を優先的に問診する必要がある。また、各ユーザによって、正常値が異なるため、問診の順序(スケジュール)を決定するには、多くの手間がかかる。
本発明は、効率的な問診を行うための情報を提供することができる情報処理サーバ等を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、ユーザが保有するユーザ端末,病院が保有する病院端末,管理者が保有する管理端末,前記ユーザの関係者が保有する関係者端末に接続され、前記各端末と通信可能な情報処理サーバにおいて、前記情報処理サーバは、前記各端末と情報の送受信を行う通信手段と、種々の処理を行う制御手段と、前記ユーザの個人情報を有するデータベースとを備え、前記制御手段は、前記通信手段を介して前記ユーザ端末から診断値情報を受信したときに、前記診断値情報を前記データベースに記憶し、前記診断値情報が異常値であるか否かを判断し、前記診断値情報が異常値である場合は、前記ユーザ端末,前記管理端末,前記関係者端末に、異常値である旨を示す異常通知情報を送信し、前記病院端末に、前記異常通知情報及び緊急の問診を促す問診指示情報を送信すると共に、所定の時刻になったときに、前記データベースを参照して、各ユーザの診断値情報と各ユーザの定期健康診断結果情報に基づき判定された健康状態ランクとに応じて、問診スケジュール情報を作成し、前記病院端末及び前記管理端末に、前記問診スケジュール情報を送信し、前記ユーザ端末及び前記関係者端末に、前記問診スケジュール情報のうち、当該ユーザ端末にユーザ自身に関する情報を送信すべく構成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記制御手段は、前記通信手段を介して前記ユーザ端末から問い合わせ信号を受信したとき、当該問い合わせ信号に基づいて前記データベースを参照して回答信号を作成し、当該ユーザ端末に対して前記回答信号を送信することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記制御手段は、前記所定時刻前に、前記データベースを参照して前記ユーザ端末が診断値情報を送信したか否かを判断し、当該診断値情報を送信していないユーザ端末に、診断値情報の送信を促す診断指示情報を送信することを特徴とする。
本発明によれば、病院の医師や看護師は、情報処理サーバから送信された情報に基づいて、効率的に各ユーザの問診を行うことができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態に係る情報処理サーバについて、図面を参照しつつ説明する。
[1.情報処理サーバの概要]
まず、本発明の一実施形態に係る情報処理サーバの概要について、図1を参照しつつ説明する。図1に示すように、情報処理サーバには、ユーザ端末,病院端末,管理者端末,関係者端末がインターネットを介して接続されている。すなわち、情報処理サーバは、ユーザ端末,病院端末,管理者端末,関係者端末の各種端末とインターネットを介して各種情報の送受信を行う。
まず、本発明の一実施形態に係る情報処理サーバの概要について、図1を参照しつつ説明する。図1に示すように、情報処理サーバには、ユーザ端末,病院端末,管理者端末,関係者端末がインターネットを介して接続されている。すなわち、情報処理サーバは、ユーザ端末,病院端末,管理者端末,関係者端末の各種端末とインターネットを介して各種情報の送受信を行う。
情報処理サーバは、各端末と情報の送受信を行う通信手段と、種々の処理を行う制御手段と、ユーザの個人情報を有するデータベースとを備えている。
各ユーザは、ユーザ端末に接続している体組成測定装置や血圧測定装置や尿糖測定装置や血糖値測定装置や体温測定装置等を用いて、診断値情報を測定する。ユーザ端末は、各測定装置から送信された診断値情報を記録して、インターネットを介して情報処理サーバに送信する。この診断値情報には、例えばユーザが血圧測定装置で測定した血圧の上下の値であり、以下の説明においては、血圧測定装置で測定した血圧値を例に説明する。
なお、体組成測定装置は体重、体脂肪量、骨量、筋肉量、体脂肪率、基礎代謝量を測定するものであり、血圧測定装置は血圧、脈拍を測定するものであり、尿糖測定装置は尿糖値を測定するものであり、血糖値測定装置は血糖値を測定するものであり、体温測定装置は体温を測定するものである。
情報処理サーバの制御手段は、通信手段を介して各ユーザ端末から各診断値情報を受信したときに、この診断値情報をデータベースに記憶し、各診断値情報が異常値であるか否かを判断している。この判断は、データベースに記憶している各ユーザの正常値(例えば、3日分の平均値)を考慮して判断する。
この判断において、ユーザの診断値情報が異常値である場合、情報処理サーバの制御手段は、ユーザ端末,管理端末,関係者端末に、異常値である旨を示す異常通知情報を送信する。また、情報処理サーバの制御手段は、病院端末に、異常通知情報及び緊急の問診を促す問診指示情報を送信する。
ユーザの診断値情報に異常値がなく、診断値情報が正常値である場合、情報処理サーバの制御手段は、所定の時刻、例えば、毎日朝10時になったときに、データベースを参照して、各ユーザの当日の診断値情報(或は過去数回分の診断値情報)及び各ユーザの健康状態ランクに応じて、問診スケジュール情報を作成する。この問診スケジュール情報とは、例えば、全ユーザの中から健康状態のすぐれないユーザが優先的に問診できるように自動的に決定された問診順序の情報である。
なお、健康状態ランクとは、全ユーザが年1回受診した定期健診結果を情報処理サーバのデータベースに登録しており、このデータベースの定期健診結果情報を基に医師や看護師等が判定したユーザごとの健康状態を示すランクである。この初期の健康状態ランクは、毎日測定される診断値情報に基き、情報処理サーバが更新することとなる。例えば、ランクAのユーザは、正常であり、ランクBのユーザは、要注意であり、ランクCのユーザは、慢性疾患等のため対応が必要である。例えばランクCのユーザは、ランクBやランクAのユーザよりも問診順序が早くなるようにプログラムがセットされている。
定期健診結果情報とは、(1)問診結果、診察結果(医師による病歴問診や聴打触診などの診察結果)、(2)身体測定結果(身長、体重、血圧、BMI)、(3)聴力検査結果(オージーメーターによる難聴検査)、(4)心電図検査結果(標準12誘導心電図)、(5)胸部X線検査結果(肺癌、肺結核、心肥大などの検査)、(6)尿検査結果(糖、蛋白、潜血、ウロピリノーゲン、pH)、(7)血液一般検査結果(白・赤血球数、血色素量、Ht、血小板数)、(8)生化学検査結果(GOT、GPT、ALP、γGTP、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、血糖)などの情報である。
情報処理サーバの制御手段は、病院端末及び管理端末に、全ユーザの問診スケジュール情報を送信する。また、情報処理サーバの制御手段は、ユーザ端末及び関係者端末に、問診スケジュール情報のうち、当該ユーザ端末にユーザ自身に関する情報、例えば、ユーザAさんの端末には、Aさんの問診時間(或は問診順序)のみを送信する。
また、情報処理サーバの制御手段は、通信手段を介してユーザ端末から問い合わせ信号を受信したとき、当該問い合わせ信号に基づいてデータベースを参照して回答信号を作成し、当該ユーザ端末に対して回答信号を送信するようにしてもよい。例えば、ユーザがデータベースに記録されている定期健診結果情報のうちの(6)尿検査結果を確認した際には、ユーザがユーザ端末を操作して尿検査結果を問い合わせる信号を情報処理サーバに送信する。情報処理サーバの制御手段が問い合わせ信号を受信し、この問い合わせ信号に基づいて、データベースに保存されていた尿検査結果から所定の回答信号を作成し、ユーザ端末にこの回答信号を送信する。ユーザ端末は所定の回答信号を受信し、ユーザは、尿検査結果を見ることができる。
また、情報処理サーバの制御手段は、所定時刻前に、例えば9時30分に、データベースを参照してユーザ端末が診断値情報を送信したか否かを判断し、当該診断値情報を送信していないユーザ端末に、診断値情報の送信を促す診断指示情報を送信するようにしてもよい。
これにより、病院の医師や看護師は、情報処理サーバから送信された情報に基づいて、効率的に各ユーザの問診を行うことができる。
また、ユーザや関係者(親族等)は、自身の状態を知ることができる。
[2.遠隔健康管理システムの具体的構成]
次に、本実施形態の情報処理サーバを有する遠隔健康管理システムについて、図1を参照しつつ具体的に説明する。図1に示すように、遠隔健康管理システムは、情報処理サーバ10と、管理者端末30と、病院端末40と、ユーザ端末50と、関係者端末70とから構成されている。なお、ユーザ端末50,管理者端末30は複数有しても良い。
次に、本実施形態の情報処理サーバを有する遠隔健康管理システムについて、図1を参照しつつ具体的に説明する。図1に示すように、遠隔健康管理システムは、情報処理サーバ10と、管理者端末30と、病院端末40と、ユーザ端末50と、関係者端末70とから構成されている。なお、ユーザ端末50,管理者端末30は複数有しても良い。
情報処理サーバ10は、ユーザ端末50と、病院端末40と、管理者端末30と、関係者端末70とインターネットを介して接続されている。また、情報処理サーバ10、管理者端末30は、それぞれ健康管理システムの管理会社によって管理されている。ユーザ端末50は各ユーザの自宅に配置されている。また、病院端末40は、病院内に配置されている。また、関係者端末70は、関係者の自宅に配置されている。ユーザ端末50と、病院端末40と、管理者端末30と、関係者端末70は、それぞれインターネットに接続され、ユーザ端末50は、情報処理サーバ10にアクセスすることができる。また、ユーザ端末50や病院端末40や管理者端末30には、テレビ電話機能が搭載されている。
[3.遠隔健康管理システムを構成する各構成要素の具体的構成]
次に、遠隔健康管理システム1を構成する上記構成要素の具体的構成について順に説明する。
次に、遠隔健康管理システム1を構成する上記構成要素の具体的構成について順に説明する。
[3−1.ユーザ端末]
まず、ユーザ端末50について図2を参照して説明する。ユーザ端末50は、家庭内に設置され、ユーザが操作する。たとえば、ユーザ端末50は、血圧値等の健康状態を計測する測定装置59を接続する機能を有する。なお、図39に示すように、各種の測定装置59からの情報を受信する送受信装置60を備えるようにしてもよい。
まず、ユーザ端末50について図2を参照して説明する。ユーザ端末50は、家庭内に設置され、ユーザが操作する。たとえば、ユーザ端末50は、血圧値等の健康状態を計測する測定装置59を接続する機能を有する。なお、図39に示すように、各種の測定装置59からの情報を受信する送受信装置60を備えるようにしてもよい。
また、入力部52aにタッチパネルを用いることにより、操作性を向上させることができる。
なお、ユーザ端末50の送信には、送受信装置60を介して中継サーバ80に送信され、その後、情報処理サーバ10に接続する既存のシステムを用いるようにしてもよい。この遠隔健康管理システムとしては、図38に示すように測定装置59からの情報を受信すると共に受信した情報を中継サーバ80に送信する送受信装置60と、ユーザから集めた情報を情報処理サーバ10に送信する中継サーバ80とを備える。情報処理サーバ10は、中継サーバ80に集められたユーザの測定装置59からの情報を基にして後述する各種処理を行うこととなる。すなわち、ユーザが計測した健康情報は、このようなシステムを介して情報処理サーバ10に送信される。このように構成することにより、開発を削減することができる。
なお、ユーザ端末50の送信には、送受信装置60を介して中継サーバ80に送信され、その後、情報処理サーバ10に接続する既存のシステムを用いるようにしてもよい。この遠隔健康管理システムとしては、図38に示すように測定装置59からの情報を受信すると共に受信した情報を中継サーバ80に送信する送受信装置60と、ユーザから集めた情報を情報処理サーバ10に送信する中継サーバ80とを備える。情報処理サーバ10は、中継サーバ80に集められたユーザの測定装置59からの情報を基にして後述する各種処理を行うこととなる。すなわち、ユーザが計測した健康情報は、このようなシステムを介して情報処理サーバ10に送信される。このように構成することにより、開発を削減することができる。
また、ユーザ端末50は、病院側の医師や看護師とテレビ電話ができるように構成されている。
ユーザ端末50に接続する血圧値等の健康状態を計測する測定装置59について説明する。
測定装置59には、体組成測定装置や血圧測定装置や尿糖測定装置や体温測定装置や万歩計(登録商標)等があり、これら測定装置59は、ユーザの各種の診断値を測定して、この診断値情報をユーザ端末50に送信する。
測定装置59には、体組成測定装置や血圧測定装置や尿糖測定装置や体温測定装置や万歩計(登録商標)等があり、これら測定装置59は、ユーザの各種の診断値を測定して、この診断値情報をユーザ端末50に送信する。
なお、体組成測定装置は体重、体脂肪量、骨量、筋肉量、体脂肪率、基礎代謝量を測定するものであり、血圧測定装置は血圧、脈拍を測定するものであり、尿糖測定装置は尿糖値を測定するものであり、体温測定装置は体温を測定するものである。
図2に示すように、ユーザ端末50は、情報処理サーバ10と通信を行うための通信部51と、ユーザの操作に基いて種々の情報を入力するタッチパネル式の入力部52aと、種々の情報を表示する表示部52bと、各種の測定装置59からの情報を入出力するための入出力部53と、CPU(Central Processing Unit)54、作業用RAM(Random Access Memory)55及び各種プログラムを記録するROM56等から構成された制御部57とを備えて構成される。制御部57は、CPU54がROM56に記憶された各種プログラムを読み出して実行することにより、ユーザ端末50全体を統括制御する。また、各構成要素はシステムバス58を介して相互に接続されている。
[3−2.病院端末]
次に、病院端末40について図3を参照して説明する。病院端末40は、病院内に設置され、医者や看護師や事務員等が操作するものである。例えば、病院端末40にはユーザとテレビ電話ができるように構成されている。なお、全ユーザは、年1回定期健診を受診し、この定期健診結果を情報処理サーバ10のデータベースに登録している。このデータベースの定期健診結果情報を基に医師や看護師等が病院端末40を操作してユーザごとに健康状態をランク付けする。このランク付けされた「健康状態ランク」が情報処理サーバ10のデータベースに設定される。また、病院端末40では各ユーザの健康状態ランクを診断値情報に基きに見直し再設定することができる。
次に、病院端末40について図3を参照して説明する。病院端末40は、病院内に設置され、医者や看護師や事務員等が操作するものである。例えば、病院端末40にはユーザとテレビ電話ができるように構成されている。なお、全ユーザは、年1回定期健診を受診し、この定期健診結果を情報処理サーバ10のデータベースに登録している。このデータベースの定期健診結果情報を基に医師や看護師等が病院端末40を操作してユーザごとに健康状態をランク付けする。このランク付けされた「健康状態ランク」が情報処理サーバ10のデータベースに設定される。また、病院端末40では各ユーザの健康状態ランクを診断値情報に基きに見直し再設定することができる。
図3に示すように、病院端末40は、情報処理サーバ10と通信を行うための通信部41と、オペレータの操作に基いて種々の情報を入力する入力部42と、種々の情報を表示する表示部43と、CPU(Central Processing Unit)44、作業用RAM(Random Access Memory)45及び各種プログラムを記録するROM46等から構成された制御部47とを備えて構成される。制御部47は、CPU44がROM46に記憶された各種プログラムを読み出して実行することにより、病院端末40全体を統括制御する。また、各構成要素はシステムバス48を介して相互に接続されている。
[3−3.管理者端末]
次に、管理者端末30について図4を参照して説明する。管理者端末30は、情報処理サーバ10を管理するものである。
次に、管理者端末30について図4を参照して説明する。管理者端末30は、情報処理サーバ10を管理するものである。
図4に示すように、管理者端末30は、情報処理サーバ10と通信を行うための通信部31と、オペレータの操作に基いて種々の情報を入力する入力部32と、種々の情報を表示する表示部33と、CPU(Central Processing Unit)34、作業用RAM(Random Access Memory)35及び各種プログラムを記録するROM36等から構成された制御部37とを備えて構成される。制御部37は、CPU34がROM36に記憶された各種プログラムを読み出して実行することにより、管理者端末30全体を統括制御する。また、各構成要素はシステムバス38を介して相互に接続されている。
[3−4.関係者端末]
次に、関係者端末70について図5を参照して説明する。関係者端末70は、ユーザの親族等が有するコンピュータであり、パソコンでもよく、また、携帯電話でもよい。
次に、関係者端末70について図5を参照して説明する。関係者端末70は、ユーザの親族等が有するコンピュータであり、パソコンでもよく、また、携帯電話でもよい。
親族等の関係者は、情報処理サーバ10から送信された情報によりユーザの健康状態を知ることができる。たとえば、関係者は一人暮らしの高齢者(ユーザ)の健康情報を把握することができる。
図5に示すように、関係者端末70は、情報処理サーバ10と通信を行うための通信部71と、オペレータの操作に基いて種々の情報を入力する入力部72と、種々の情報を表示する表示部73と、CPU(Central Processing Unit)74、作業用RAM(Random Access Memory)75及び各種プログラムを記録するROM76等から構成された制御部77とを備えて構成される。制御部77は、CPU74がROM76に記憶された各種プログラムを読み出して実行することにより、関係者端末70全体を統括制御する。また、各構成要素はシステムバス78を介して相互に接続されている。
[3−5.情報処理サーバ]
次に、情報処理サーバ10の具体的な構成について図6を参照して説明する。
情報処理サーバ10は、上記各ユーザ端末50、病院端末40、管理者端末30、関係者端末70と接続されているものであり、各種の情報の送受信を行う。
また、受信した各情報に基づいて、情報処理サーバで実行される処理は、制御手段が行うものである。
また、情報処理サーバ10は、データベースを有しており、後述するように、各ユーザの各情報を記憶している。
次に、情報処理サーバ10の具体的な構成について図6を参照して説明する。
情報処理サーバ10は、上記各ユーザ端末50、病院端末40、管理者端末30、関係者端末70と接続されているものであり、各種の情報の送受信を行う。
また、受信した各情報に基づいて、情報処理サーバで実行される処理は、制御手段が行うものである。
また、情報処理サーバ10は、データベースを有しており、後述するように、各ユーザの各情報を記憶している。
図6に示すように、情報処理サーバ10は、CPU11、作業用RAM12及び各種プログラムを記録するROM13等から構成された制御部14と、管理者端末30、病院端末40、ユーザ端末50及び関係者端末70と通信を行うための通信部15と、オペレータの操作に基いて種々の情報を入力する入力部16と、ユーザ基本情報19、定期健康診断情報20、本日の診断値情報21、健康状態ランク変更情報22、緊急者の診断値情報23、問診スケジュール情報24等を記憶するデータベース17と、を備えて構成される。制御部14は、CPU11がROM13に記憶された各種プログラムを読み出して実行することにより、情報処理サーバ10全体を統括制御する。また、各構成要素はシステムバス27を介して相互に接続されている。
[3−6.データベース]
次に、各データベース17の構成について図7から図11を参照しつつ説明する。
次に、各データベース17の構成について図7から図11を参照しつつ説明する。
データベース17には、ユーザ基本情報19、定期健康診断情報20、本日の診断値情報21、健康状態ランク変更情報22、緊急者の診断値情報23、問診スケジュール情報24を記憶している。
ユーザ基本情報19には、ユーザ名、ユーザID、連絡先電話番号、住所、関係者名、関係者電話番号が含まれる。
図7に示すように、定期健康診断情報20には、定期健康診断をユーザが病院で受診した際の結果であり、定期健康診断情報20には、ユーザ名、健康状態ランク、健康診断受診日、定期健康診断結果が含まれる。
図8に示すように、本日の診断値情報21には、ユーザ名、健康状態ランク、2日前の血圧値、1日前の血圧値、本日の血圧値、3日分の血圧の平均値が含まれる。
図9に示すように、健康状態ランク変更情報22は、本日の診断値情報(図8参照)における本日の値に基づいて健康状態ランクを変更したものであり、健康状態ランク変更情報22には、ユーザ名、変更後の健康状態ランク、2日前の血圧値、1日前の血圧値、本日の血圧値、3日分の血圧の平均値が含まれる。
図10に示すように、緊急者の診断値情報23は、本日の診断値情報が異常値であるユーザの診断値情報を抽出したものである。緊急者の診断値情報23には、ユーザ名、健康状態ランク、2日前の値、1日前の値、本日の値、平均値が含まれている。
図11に示すように、問診スケジュール情報24は、異常値であるユーザを除いた全ユーザの診断値情報である。問診スケジュール情報24には、ユーザ名、健康状態ランク、2日前の値、1日前の値、本日の値、平均値が含まれ、さらに、この診断値上方における平均値と健康状態ランクに応じてユーザごとの問診順序を決定した情報も含まれる。
[4.情報処理サーバで実行される処理]
次に、情報処理サーバ10の制御部14において実行される処理について図12を参照しながら説明する。以下のフローチャートにおいて、血圧値を診断値情報の一例として説明する。
次に、情報処理サーバ10の制御部14において実行される処理について図12を参照しながら説明する。以下のフローチャートにおいて、血圧値を診断値情報の一例として説明する。
各ユーザには、定期健康診断を受診した結果情報に基いて、医師や看護師によって初期の健康状態ランクが付与されている。図7に示すように健康状態ランクCは健康状態が不良で対応が必要であるAさん、Bさん、Cさんであり、健康状態ランクBは健康状態が要注意であるDさん、Eさん、Fさんであり、健康状態ランクAは健康状態が正常であるGさん、Hさん、Iさんである。この初期の健康状態ランクは、毎日測定される各ユーザの診断値情報に基づき、情報処理サーバ10の制御部14が更新することとなる。
ユーザは、血圧値測定装置で自身の血圧値を測定し、ユーザ端末50に血圧値を送信する。次にユーザ端末50は、血圧値を診断値情報として情報処理サーバ10に送信する。このとき、ユーザ端末50は、受信した血圧値の診断値情報を取得した時点で自動的に情報処理サーバ10に送信してもよいし、或は、ユーザがユーザ端末50を操作して診断値情報を情報処理サーバ10に送信するようにしてもよい。
図12に示すように、S1において、制御部14は、ユーザ端末から送信される血圧値の診断値情報を取得する。
S2において、制御部14は、各ユーザの診断値情報をデータベース17に記憶する。
S3において、制御部14は、後述する問診スケジュール決定処理を開始する所定時刻の前(例えば、午前9時30分)までに、データベース17を参照して、全ユーザ端末からの各診断値情報を全て取得したか否かを判断し、全てのユーザの診断値情報を取得した場合、処理をS4に移す。
S4において、制御部14は、図8に示すように、本日の診断値情報を本日の値の欄に記憶して、2日前の値と1日前の値と本日の値とから3日分の平均値を算出して記憶する。
S3において、全てのユーザの診断値情報を取得完了できてない場合、処理をS5に移す。S5において、診断値情報を未送信のユーザ端末50に対して、診断値情報の送信を促す診断指示情報としての要求メールを送信して、処理をS1に戻す。
初期の健康状態ランクを基にして、毎日、ユーザ毎の健康状態のランク付け見直しを行っている。すなわち、血圧値(上)が130以下をランクA、血圧値(上)が131以上170未満をランクB、血圧値(上)が170以上をランクCに設定されており、この数値に基づいて昇降順にランク変更が実行される。S6において、制御部14は、図8に示す全ユーザの本日の値を基にして、各ユーザの健康状態ランクの見直しを実行する。健康状態ランクの見直しを実行したのちの情報が図9に示されており、Cランクには、Fさん、Aさん、Bさん、Dさんの4名となる。また、Bランクには、Cさん、Eさんの2名となる。さらに、Aランクには、Gさん、Hさん、Iさんの3名となる。ここでは、FさんとCさんとDさんの3名がランクを変更されることとなる。
S7において、制御部14は、図8中の本日の値において、血圧値が緊急度を有するほど異常に高いか否かを判定し、緊急を有する場合は、S8に処理を移す。例えば、図8において、Fさんは、本日の血圧値(上)200、血圧値(下)120となり、ユーザ全員の中でも血圧値が一番高い値を示している。このとき、図10に示すようにFさんの診断値情報を抽出する。なお、ここでは、異常値を血圧値(上)200以上としている。
S8において、制御部14は、ユーザ端末50、管理者端末30、関係者端末70にユーザFさんの血圧値が異常に高い値であることを報知する旨の異常通知情報としての緊急メールを送信する。例えば、緊急メールとしては、「Fさんの本日の血圧値は、高いので注意を要します。」と記載のメールを送信するようにしている(図13参照)。
S9において、制御部14は、さらに、病院端末40に対してもユーザFさんの血圧値が異常に高い値であることを報知する旨の異常通知情報としての緊急メールを送信すると共に緊急の問診を促す問診指示情報を送信する(図14参照)。病院端末40は、情報処理サーバ10からの問診指示情報を受信する。医師が病院端末40により情報処理サーバ10に記憶されているFさんの本日の血圧値を読み出して確認する。ここで、医師がFさんに問診が必要かどうか判断して、問診が必要な場合には病院端末40のテレビ電話機能を使って、Fさんのユーザ端末50に電話し、テレビ問診を実施する。
S7において、緊急を有しないと判定した場合は、S10に処理を移す。S10おいて、制御部14は、所定の時刻、例えば午前10時になったときに情報処理サーバ10のデータベース17を参照する。制御部14は、図11におけるデータにおいて、健康状態ランク及び平均値に応じて、問診スケジュール情報を作成する。すなわち、図11に示すように、緊急度を有するFさんを除くAさんからIさんによる問診スケジュール情報を作成することとなる。血圧値が一番高く、健康状態ランクがCランクであるAさんが問診順序1位となり、問診スケジュール情報は、Aさん、Bさん、Dさん、Cさん、Eさん、Gさん、Hさん、Iさんがこの順序で問診を受診する問診順序の情報である。
S11において、ここで全ユーザの処理が完了したか否かを判断し、全員終了の場合、S12に処理を移し、全ユーザの処理が終わっていない場合、S7に処理を戻す。
S12において、制御部14は、一方の病院端末40及び管理者端末30に全ユーザの問診スケジュール情報を送信する。病院端末40は、全ユーザの問診スケジュール情報を受信し、この全ユーザの問診スケジュール情報にしたがって、医師や看護師は健康状態がすぐれないユーザから問診を行えるメリットがある。他方の各ユーザ端末50及び各関係者端末70に各ユーザ及び関係者ごとの問診スケジュール情報を送信する。この問診スケジュール情報には、問診順序のほかに問診時間や医師名等を含むようにしてもよい。
また、情報処理サーバ10には、ユーザごとの各種の情報がデータベースに記憶されており、データベースの情報の中からユーザが見たい情報(定期健康診断情報や診断値情報等)を自身のユーザ端末で見ることができる。以下、これらの処理について説明する。
例えば、過去数日分のユーザ自身の診断値情報を見たい場合に、ユーザがユーザ端末50を操作する。すなわち、図32における体重ボタン120aをユーザが押すと、ユーザ端末50は問い合わせ信号を情報処理サーバ10に送信する。問い合わせ信号は、例えば所定期間におけるユーザの体重の診断値情報を問い合わせる信号である。
情報処理サーバ10の制御部14は、通信手段を介してユーザ端末50から問い合わせ信号を受信したとき、問い合わせ信号に基づいてデータベース17を参照して、診断値情報に基づいた回答信号を作成する。この回答信号をユーザ端末50に送信する。
ユーザ端末50は、回答信号を受信すると、この回答信号をグラフ化して表示部52bに表示する(図33参照)。ユーザは、グラフ化された過去の診断値情報を見て、自身の健康状態の推移を確認することができ、その後の健康管理に役立てることができる。
[5.病院側の処理]
上述したS9において、病院端末40が情報処理サーバ10から問診指示情報を受信したときの、病院側の処理について説明する。
上述したS9において、病院端末40が情報処理サーバ10から問診指示情報を受信したときの、病院側の処理について説明する。
S9において情報処理サーバ10が病院端末40に問診指示情報を送信すると、病院端末40が、情報処理サーバ10からの問診指示情報を受信する。その後、医師が病院端末40により情報処理サーバ10に記憶されているFさんの本日の血圧値を読み出して確認する。ここで、医師がFさんに問診が必要かどうか判断して、問診が必要な場合には病院端末40のテレビ電話機能を使って、Fさんのユーザ端末50に電話し、テレビ問診を実施する。
ユーザにとっては病院まで足を運ぶことなく、医師の問診を早期に受診できるメリットがあり、病院側にとってはユーザの病状の悪化を未然に防ぐことができるメリットがある。
次に、上述したS12において、病院側が問診スケジュールを受信したときの病院側の処理について説明する。
S12において、情報処理サーバ10の制御部14は、病院端末40に全ユーザの問診スケジュール情報を送信する。病院端末40は、図11に示すように全ユーザの問診スケジュール情報を受信すると、この全ユーザの問診スケジュール情報にしたがって、医師や看護師は、病院端末40のテレビ電話機能をつかって各ユーザの遠隔診断を行う。病院側にとっては、健康状態がすぐれないユーザから先に診断を行えるメリットがある。また、この問診スケジュール情報に問診順序のほかに予定問診時間や医師名等も含まれるようにすることで、より効率的に各ユーザの診断を行うことができる。なお、A,B,Cの各ランクに応じて、医師、看護士、介護士の仕事を分担するようにしてもよい。
ここで各ユーザ端末50及び関係者端末70が情報処理サーバ10から受信したメールの内容について説明する。
図15(a)に示す内容は、図11における問診スケジュール情報における健康状態ランクAのGさん宛てのものである。図15(a)に示すように、「本日の値も、正常です。本日の問診時間は午後2時頃です。」の内容メールがGさんのユーザ端末に表示される。一方、図15(b)に示す内容は、図11における問診スケジュール情報における健康状態ランクCのBさん宛てのものである。図15(b)に示すように、「本日の値は、若干悪いので医師が対応します。本日の問診時間は午前11時頃です。」の内容メールがBさんのユーザ端末に表示される。
図15(a)に示す内容は、図11における問診スケジュール情報における健康状態ランクAのGさん宛てのものである。図15(a)に示すように、「本日の値も、正常です。本日の問診時間は午後2時頃です。」の内容メールがGさんのユーザ端末に表示される。一方、図15(b)に示す内容は、図11における問診スケジュール情報における健康状態ランクCのBさん宛てのものである。図15(b)に示すように、「本日の値は、若干悪いので医師が対応します。本日の問診時間は午前11時頃です。」の内容メールがBさんのユーザ端末に表示される。
次に病院端末40及び管理者端末30が情報処理サーバ10から受信したメールの内容について説明する。図16は、図11における問診スケジュール情報に基づいたメールの内容を示すものである。
病院端末40及び管理者端末30には、図16に示すように、「本日の問診スケジュールを送信します。問診スケジュールは、表で確認ください。」の内容メールと問診スケジュールが病院端末40及び管理者端末30に表示される。
[6.ユーザ端末の構成及びその画面構成、ユーザ端末における処理]
ユーザ端末の構成及びユーザ端末の画面構成について図17から図37を参照しながら説明する。
ユーザ端末の構成及びユーザ端末の画面構成について図17から図37を参照しながら説明する。
図17に示すように、ユーザ端末50は、タッチパネル式の入力部52aと、画像を表示する表示部52bと、各種測定装置59からの情報を入力するための入出力部53(図2参照)を備えており、ユーザ端末50と測定装置59とを無線にて接続している。なお、本例では、ユーザ端末50と測定装置59とを無線で接続したが、有線であってもよいし、不揮発性メモリを媒体として測定装置59の情報をユーザ端末50へ送信するようにしてもよい。
以下のこのユーザ端末50のタッチパネルを操作することで、各種のサービスを受けることができる。
1.ナースコール:提携の病院へ電話をかけることができる。
2.救急車:119番へ電話をかけることができる。
3.留守設定:ボタンを押すだけで提携の病院へ留守にしていることを伝えることができる。
4.メッセージ:提携の病院とメッセージのやりとりができる。
5.お知らせ:提携の病院からのお知らせを受け取ることができる。
6.健康グラフ:日々の体の変化をグラフで確認することができる。
7.コミュニティ:提携の病院主催のコミュニティに参加いただくと、コミュニティの情報が配信される。
8.健康カルテ:ユーザの持病や常備薬などを表示できる。
9.健康に関するホームページ:提携会社が提供する健康に関するホームページを見ることができる。
1.ナースコール:提携の病院へ電話をかけることができる。
2.救急車:119番へ電話をかけることができる。
3.留守設定:ボタンを押すだけで提携の病院へ留守にしていることを伝えることができる。
4.メッセージ:提携の病院とメッセージのやりとりができる。
5.お知らせ:提携の病院からのお知らせを受け取ることができる。
6.健康グラフ:日々の体の変化をグラフで確認することができる。
7.コミュニティ:提携の病院主催のコミュニティに参加いただくと、コミュニティの情報が配信される。
8.健康カルテ:ユーザの持病や常備薬などを表示できる。
9.健康に関するホームページ:提携会社が提供する健康に関するホームページを見ることができる。
図18は、表示部52bに表示される最初の画面100である。画面100には、各画面に移るためにその押し位置を示すボタンが表示されている。ボタンには、管理者からのお知らせ画面に移るためのお知らせメッセージボタン101や、ユーザの診断値情報をグラフにして表示する画面に移るための健康グラフボタン102や、その他の情報を表示するその他ボタン103や、病院にテレビ電話するためのナースコールボタン104や、119番通報をして救急車を手配するための救急車ボタン105や、留守番電話に切替えるための留守ボタン106や、管理者や病院等から届く電子メールを表示しつつ各電子メールの内容を表示する画面に移るための電子メールボタン107や、ユーザが所定時刻の前までに測定装置を使って診断値情報を測定していない場合に表示する画面に移るための未計測ボタン108等がある。
図19は、お知らせメッセージボタン101を押したのちに表示される画面であり、この画面100には、提携の病院からのメッセージやお知らせの一覧が表示される。ここで画面100中の詳細を見るボタンが押されると、図20に示す画面100が表示される。この画面100には、お知らせの詳細の内容が表示される。なお、図19の画面においては、送受信全ての一覧が表示されているが、逆三角印を押すと、絞込み条件の一覧が表示され、ここで表示したい条件を選択して押すと、その条件を満たすお知らせ・メッセージに絞り込まれた一覧が表示されることとなる。
図21は、お知らせ・メッセージ詳細におけるメッセージの画面100であり、この画面100には、メッセージの詳細欄170にメッセージが表示される。このメッセージに対しては、返信するボタンを押すと、図22に示す画面100が表示される。この画面100には、メッセージ返信が表示され、返信メッセージ欄170a中のいずれかの選択ボタンを選択したのちに確認画面へボタンを押すと、図23に示す画面100が表示される。この画面100には、選択した選択ボタンの内容と、メッセージを入力するための欄170bとが表示され、この空欄にメッセージを入力したのちに送るボタンを押すことで、図24に示すメッセージ送信完了の画面100が表示される。このとき、ユーザ端末50から病院端末40へこれらのメッセージが送信される。なお、このお知らせ・メッセージ詳細におけるメッセージの画面100には、病院からの緊急メール等の各種のメールも表示されることとなる。
図25は、未計測ボタン108を押したのちに表示される画面であり、この画面100には、ユーザに対して測定装置を使って診断値情報を測定することを促す内容が表示される。
図26は、S5における情報処理サーバ10からの要求メールをユーザ端末50が受信した際に表示される要求メールの画面である。この画面100には、ユーザに診断値情報を測定して、情報処理サーバ10に送信することを促す内容が表示される。
図27は、初期画面のその他ボタン103を押したのちに表示される画面である。この画面100には園芸等の趣味のホームページを表示するコミュニティボタン110や、ユーザのカルテを見るためのマイカルテボタン111や、提携会社が提供する健康に関するホームページを見るための健康に関するホームページボタン112が表示される。
コミュニティボタン110を押すとコミュニティ画面100が表示される(図28参照)。この画面100における詳しく見るボタンを押すと、図29に示すコミュニティのホームページの画面200が表示される。
マイカルテボタン111を押すとマイカルテ画面100が表示される(図30参照)。この画面100には、ユーザの生年月日、病院の初回来院日、かかりつけ病院、服用している薬、定期健康診断情報、病院における診断結果等の内容が表示される。すなわち、ユーザ端末50は、マイカルテボタン111に対応した問い合わせ信号を情報処理サーバ10に送信する。情報処理サーバ10は、問い合わせ信号に基づいてデータベース17を参照して、各種の情報に基づいた回答信号を作成する。この回答信号をユーザ端末50に送信する。ユーザ端末50は、回答信号に基づいて、ユーザの生年月日、病院の初回来院日、かかりつけ病院、服用している薬、定期健康診断情報、病院における診断結果等の内容をマイカルテとして表示する。
健康に関するホームページボタン112を押すと、図31に示す健康に関するホームページの画面300が表示される。この画面300には、提携の会社が提供する健康に関する各種情報が表示される。
図32は、初期の画面の健康グラフボタン102を押したのちに表示される画面であり、この画面100には、情報処理サーバ10のデータベースに記憶されているユーザの診断値情報をグラフ化して表示するための各種ボタンが表示される。ここで体重ボタン120aを押したのちに、グラフを見るボタン120を押す。このときユーザ端末50は、問い合わせ信号を情報処理サーバ10に送信する。情報処理サーバ10は、問い合わせ信号を受信したとき、問い合わせ信号に基づいてデータベース17を参照して、診断値情報に基づいた回答信号を作成する。この回答信号をユーザ端末50に送信する。ユーザ端末50は、回答信号に基づいて診断値情報をグラフとして表示する。
図33に示すように、ユーザ端末50の表示部52bの画面には、体重のグラフが表示される。この画面の前の期間へのボタン130aを押すとさらに前の期間に測定した体重がグラフとして表示される。130bは次の期間のグラフを表示するためのボタンであり、130cは他のグラフを見るためのボタンであり、130dは期間の変更をするためのボタンである。
先ほどの図32中の各種のボタンを押すと、ユーザ端末50は、各種のボタンに対応した問い合わせ信号を情報処理サーバ10に送信する。情報処理サーバ10は、問い合わせ信号に基づいてデータベース17を参照して、各種の診断値情報に基づいた回答信号を作成する。この回答信号をユーザ端末50に送信する。ユーザ端末50は、回答信号に基づいて各種の診断値情報をグラフとして表示する。このようにしてユーザは、自身のさまざまな診断値情報をグラフにして見ることができる。
図33に示す画面100における他のグラフを見るボタン130cを押すと、図32の画面100を表示する。ここで、血圧ボタン120gを押すと、図34の血圧の画面100が表示される。このとき、ユーザ端末50は、血圧ボタン120gに対応した問い合わせ信号を情報処理サーバ10に送信する。情報処理サーバ10は、問い合わせ信号に基づいてデータベース17を参照して、ユーザ個人の血圧の診断値情報に基づいた回答信号を作成する。この回答信号をユーザ端末50に送信する。ユーザ端末50は、回答信号に基づいて血圧の診断値情報をグラフとして表示する。このようにしてユーザは、自身の血圧値の変移をグラフにして見ることができる。
また、図32に示す画面100中の体脂肪率ボタン120bを選択しグラフを見るボタン120押すと、図35に示す体脂肪率画面100が表示される。ここで、グラフの横軸の表示期間を7日間から30日間に変更する際には、期間の変更ボタン130dを押す。図36に示す健康グラフ期間の変更画面100が表示される。ここで表示したい期間が期間変更の欄190a中30日間ボタンを選択して、設定変更ボタンを押すと、図37に示す横軸の表示期間が30日間となった体脂肪率画面100が表示される。ユーザは、長期、短期にわたる健康状態の推移をグラフとしてビジュアル的に認識して、自身の健康管理に反映することができる。
また、ユーザが留守にする場合に、図18中の初期の画面における黄色の留守ボタン106を押すとユーザ端末50が留守設定となる。このときユーザ端末50は、情報処理サーバ10に留守信号を送信するために、例えば、情報処理サーバ10から催促の要求メールが送信されない。なお、留守設定されると留守ボタン106は、黄色ランプから赤色ランプの留守中と表示されることとなる。
[7.本システムを用いた応用例]
本システムを用いることで、リハビリテーション支援や在宅看護・訪問看護支援を行うこともできる。
本システムを用いることで、リハビリテーション支援や在宅看護・訪問看護支援を行うこともできる。
理学療法士が上述した病院端末40と同様の端末を用いてユーザに対して遠隔指導によるリハビリ運動を指導するようにしてもよい。ユーザは、自宅で一人で簡単にリハビリ運動を行える。また、ユーザは通所リハビリと組み合わせてより効率的なリハビリテーションを受けることができる。
訪問看護師やヘルパーが上述した病院端末40と同様の端末を用いてユーザの状況を事前に把握したのち、適切なサービスをユーザに行うようにしてもよい。訪問看護師がユーザを訪問中に、ユーザに突発的な異変が生じた場合に、訪問看護師がユーザ端末50のテレビ電話機能を使って病院端末40に連絡して、病院の医師から指示を受けて、適切な処置を行うことができる。
以上説明した第1実施形態によれば、在宅しながら必要に応じて、遠隔地からの医者の問診を受けることができる。病院側は、効率的な検診等を行うことができ、業務の効率化を促進させることができる。関係者は、ユーザの健康状態を把握することができる。
以下、老人ホームのユーザごとにユーザ端末を設置した場合について説明する。医者が老人ホームに設置したユーザ端末を用いて問診を行えるようになるために、老人ホームの各ユーザを毎日訪問することなく、ユーザ、医者の双方にとって待ち時間、準備時間を短縮することができる。老人ホーム側としては、ホームのユーザの健康管理を適切にかつシステム的に行える。
以上説明した実施形態によれば、低コストで老人ホームに適用することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはいうまでもない。
また、上述した各フローチャートは単なる一例であり、該各フローチャートの処理と同等の結果を得ることできるものであれば、他のフローチャートによって処理を実現してもよい。
また、遠隔管理システム全体としても本発明は実現可能であり、また、情報処理サーバ及び遠隔健康管理システムに係る方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、当該プログラムを記録した記録媒体等としても本発明は実現可能である。
10 情報処理サーバ
30 管理者端末
40 病院端末
50 ユーザ端末
70 関係者端末
30 管理者端末
40 病院端末
50 ユーザ端末
70 関係者端末
Claims (3)
- ユーザが保有するユーザ端末,病院が保有する病院端末,管理者が保有する管理端末,前記ユーザの関係者が保有する関係者端末に接続され、前記各端末と通信可能な情報処理サーバにおいて、
前記サーバは、前記各端末と情報の送受信を行う通信手段と、種々の処理を行う制御手段と、前記ユーザの個人情報を有するデータベースとを備え、
前記制御手段は、前記通信手段を介して前記ユーザ端末から診断値情報を受信したときに、前記診断値情報を前記データベースに記憶し、前記診断値情報が異常値であるか否かを判断し、
前記診断値情報が異常値である場合は、前記ユーザ端末,前記管理端末,前記関係者端末に、異常値である旨を示す異常通知情報を送信し、前記病院端末に、前記異常通知情報及び緊急の問診を促す問診指示情報を送信すると共に、
所定の時刻になったときに、
前記データベースを参照して、各ユーザの診断値情報と各ユーザの定期健康診断結果情報に基づき判定された健康状態ランクとに応じて、問診スケジュール情報を作成し、前記病院端末及び前記管理端末に、前記問診スケジュール情報を送信し、前記ユーザ端末及び前記関係者端末に、前記問診スケジュール情報のうち、当該ユーザ端末にユーザ自身に関する情報を送信すべく構成した
ことを特徴とする情報処理サーバ。 - 前記制御手段は、前記通信手段を介して前記ユーザ端末から問い合わせ信号を受信したとき、当該問い合わせ信号に基づいて前記データベースを参照して回答信号を作成し、当該ユーザ端末に対して前記回答信号を送信する
ことを特徴とする請求項1の情報処理サーバ。 - 前記制御手段は、前記所定時刻前に、前記データベースを参照して前記ユーザ端末が診断値情報を送信したか否かを判断し、当該診断値情報を送信していないユーザ端末に、診断値情報の送信を促す診断指示情報を送信する
ことを特徴とする請求項1または請求項2の情報処理サーバ。
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---|---|---|---|
JP2010093901A JP2011227547A (ja) | 2010-04-15 | 2010-04-15 | 遠隔健康管理システムに用いられる情報処理サーバ |
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