JP2014186564A - 遠隔健康管理システム - Google Patents

遠隔健康管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014186564A
JP2014186564A JP2013061158A JP2013061158A JP2014186564A JP 2014186564 A JP2014186564 A JP 2014186564A JP 2013061158 A JP2013061158 A JP 2013061158A JP 2013061158 A JP2013061158 A JP 2013061158A JP 2014186564 A JP2014186564 A JP 2014186564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
resident
side terminal
processing server
charge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013061158A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Kamogawa
慶吾 加茂川
Toshiaki Yoshigami
俊彰 由上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKURIKU SOFTWARE KAIHATSU KK
MRC JAPAN KK
Original Assignee
HOKURIKU SOFTWARE KAIHATSU KK
MRC JAPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOKURIKU SOFTWARE KAIHATSU KK, MRC JAPAN KK filed Critical HOKURIKU SOFTWARE KAIHATSU KK
Priority to JP2013061158A priority Critical patent/JP2014186564A/ja
Publication of JP2014186564A publication Critical patent/JP2014186564A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】入居者の容態悪化の予兆を察知する可能性を高めると共に、入居者に対して適切に対処したという情報を見守りサービスに関与する者全員が共有できる遠隔健康管理システムを提供する。
【解決手段】情報処理サーバの制御部は、施設側端末から情報処理サーバに送信された入居者のバイタルサイン値が入居者独自のバイタルサインの上下限値を超えている場合には施設側端末及び病院側端末に警告を通知すると共にデータベースに要対処情報として格納する。したがって、入居者の容態悪化の予兆を察知する可能性を高めることができる。また、警告を受信した担当医師等から送信される対処指令情報をデータベースに格納し、スタッフ等が対処指令情報に基づいて対処したあとに送信する対処済み情報もデータベースに格納する。スタッフ、担当医師及び担当看護師が各端末を介して情報処理サーバにアクセスすることで各情報を共有できる。
【選択図】図1

Description

本発明は遠隔健康管理システムに関する。
従来、健常者が自身の脈拍(心拍数)、呼吸数、血圧、体温等のいわゆるバイタルサインを計測し、これを遠隔地の医師や看護師が確認し、必要に応じて往診するシステムや、バイタルサインが異常値の場合に医師等に自動的に警報を送信するシステム(以後、「遠隔健康管理システム」と総称する。)が種々提案されている(例えば特許文献1及び2参照)。
ところで、近年要介護者や高齢者世帯が増加したことに伴い、高齢者の安定確保に関する法律において「サービス付き高齢者向け住宅」の登録制度が開始された。
サービス付き高齢者向け住宅は、高齢者が日常生活する住居において医療、介護、食事提供等の高齢者生活支援サービスを受けられる点に特徴を有しており、当該施設を設置する際には住宅・サービス・契約に関する登録基準を満たす必要がある。
サービスに関する登録基準では、入居者の状況把握・安否確認・緊急時の対応(見守りサービス)と生活相談サービスを提供することが要件になっており、社会福祉法人、医療法人若しくは指定居宅サービス事業所等の職員又は医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員若しくはヘルパー2級以上の資格を有する者が少なくとも日中常駐してサービスを提供すると共に、常駐しない時間帯は緊急通報システムで対応することが義務付けられている。
上記見守りサービスでは、施設に常駐するスタッフが入居者のバイタルサインを毎日計測し、健康状態を確認している。
サービス付き高齢者向け住宅で上記遠隔健康管理システムを用いることにすれば、スタッフが計測した入居者のバイタルサインが標準的な上限値/下限値を超えた場合には遠隔地の医師や看護師に自動的に警報を送り、その対処法についての指示を仰ぐことができ、見守りサービスの信頼を高めることができる。
特開2011−227547号公報 特開2009−17994号公報
しかし、次のような問題が発生する可能性がある。
すなわち、バイタルサインを構成する血圧等の各パラメータには標準的な上下限値は規定されているものの、各入居者の個人レベルでは各パラメータの値がずれていることがある。つまり、例えば標準値と比較して高めの血圧や低めの体温にもかかわらず、その値が特定の入居者にとっては正常値になるというケースが存在する。
サービス付き高齢者向け住宅では、各入居者のバイタルサインを複数のスタッフで計測するのが一般的である。つまり、必ずしも特定のスタッフが特定の入居者を毎日専属的に計測するわけではなく、1人の入居者に対して日毎に異なるスタッフが計測する場合が多い。
入居者は高齢であるため計測時には問題がなくてもその後突然容態が悪化することがある。したがって各スタッフは各入居者の上記パラメータのずれ(入居者毎の正常値のずれ)を全て把握した上で、各入居者のバイタルサインの日毎の変化を敏感に読み取ることができれば、容態悪化の予兆を察知できる可能性があるが、このような対応は現実的には極めて困難である。
また、各スタッフの能力は一様ではないため、経験豊富なベテランスタッフであれば気付くことができる程度のバイタルサインの日毎の変化であっても新人スタッフは気付くことができないという問題もある。
このように、計測時には問題がなくてもその後容態が急変し、病院への緊急搬送等を行った場合には、入居者自身及びその家族等に対して当該施設の見守りサービスに対する信用の低下を招くという問題がある。
また、上述の通り、サービス付き高齢者向け住宅で遠隔健康管理システムを用いることを想定すると、入居者のバイタルサインが上下限値を超えた場合にはその対処法について遠隔地の病院に居る医師や看護師の指示を仰ぎ、この指示にしたがって施設のスタッフが対応することになるが、当該施設において実際に指示通りの対処を、誰が、いつ行なったか、あるいは対処後の入居者の様子はどうか等の各種情報を、見守りサービスに関与するスタッフ、医師・看護師・薬剤師、更には必要に応じて入居者の家族等が把握できる仕組みにはなっていないという問題がある。
また、上述の問題はサービス付き高齢者向け住宅のみならず、例えば有料老人ホームや長期滞在型宿泊施設等、入居者の健康管理を行うスタッフが常駐しているあらゆる施設で共通して存在するものである。
本発明はこのような問題に鑑み、入居者の容態悪化の予兆を察知する可能性を高めると共に、入居者に対して適切に対処したという情報を見守りサービスに関与する者全員が共有できる遠隔健康管理システムを提供することを課題とする。
本発明は、少なくとも、施設入居者のバイタルサイン値を測定するスタッフが使用する施設側端末と、前記入居者の担当医師及び/又は担当看護師が使用する病院側端末と、これら端末と通信可能な情報処理サーバとを備える遠隔健康管理システムにおいて、前記情報処理サーバは、前記各端末と情報の送受信を行う通信部と、受信した情報に対して種々の処理を行う制御部と、各入居者独自のバイタルサインの上下限値を格納するデータベースとを備えており、前記制御部は、前記施設側端末から情報処理サーバに送信された入居者のバイタルサイン値が前記入居者独自のバイタルサインの上下限値を超えている場合には前記各端末に警告を通知すると共に前記データベースに要対処情報として格納し、更に、当該警告を受信した前記担当医師及び/又は担当看護師から情報処理サーバに送信される対処指令情報を前記データベースに格納し、更に、前記スタッフ、担当医師及び/又は担当看護師が前記対処指令情報に基づいて対処したあとに各端末から情報処理サーバに送信する対処済み情報を前記データベースに格納し、前記スタッフ、担当医師及び担当看護師が前記各端末を介して前記情報処理サーバにアクセスすることで前記データベースに格納されている前記各情報を共有することを特徴とする。
また、スタッフが入居者の状態を観察し、担当医師及び/又は担当看護師の指示を仰ぐ必要があると判断した際には、その旨を前記情報処理サーバに送信することで、前記制御部が要対処情報を作成して前記データベースに格納することを特徴とする。
また、更に、入居者の親族が使用する親族側端末と、薬局の薬剤師が使用する薬局側端末のうち少なくとも一つを備え、当該端末が前記情報処理サーバと通信可能であることを特徴とする。
また、前記制御部が、前記施設側端末、病院側端末、親族側端末及び薬局側端末に対して、情報の種類に応じて前記データベースへのアクセスを制限することを特徴とする。
本発明では、施設のスタッフによって測定された入居者のバイタルサイン値が、入居者独自のバイタルサインの上下限値を超えている場合には、情報処理サーバの制御部が各端末に警告を通知すると共にデータベースに要対処情報として格納する。したがって、入居者の容態悪化の予兆を察知する可能性を高めることができる。
また、本発明では、担当医師及び/又は担当看護師から施設のスタッフに対して対処指令情報が送信されるだけではなく、当該対処指令情報に基づいてスタッフ等が適切に対処したことが対処済み情報としてデータベースに格納される。したがって、見守りサービスに関与する者全員(スタッフ、担当医師及び担当看護師)が各端末を介して情報処理サーバにアクセスすることで、対処指令に適切に対処したという情報を共有できる。
また、スタッフが担当医師及び/又は担当看護師の指示を仰ぐ必要があると判断した際には、独自の判断でその旨を情報処理サーバに送信することで、制御部によって要対処情報が作成され、データベースに格納されるので、入居者のバイタルサイン値に問題がない場合でも入居者の容態悪化の予兆を察知する可能性を高めることができる。
また、親族側端末や薬局側端末も備えることにすれば、より多くの関係者間で情報を共有できる。
また、各端末に対して、情報の種類に応じてデータベースへのアクセスを制限することにすれば入居者の機密情報の漏洩を防止できる。
本発明の遠隔健康管理システムの構成を示すブロック図 情報処理サーバの制御部が要対処情報をデータベースに格納し、警告を送信するまでの処理を示すフローチャート 情報処理サーバの制御部が対処指令情報と対処済み情報をデータベースに格納する処理を示すフローチャート 要対処情報が表示された状態を示す図 対処指令情報を入力する際のための別画面表示の図 対処指令情報が表示された状態を示す図 「アラート対処完了」ボックスを示す図 対処済み情報が表示された状態を示す図
本発明の遠隔健康管理システムは、サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホーム等の施設において、当該施設のスタッフが見守りサービスの一環として行なう施設入居者(高齢者)の健康管理の用途に使用されるものである。
図1に示すように、本発明の遠隔健康管理システム1は施設側端末10、病院側端末20及び情報処理サーバ30から概略構成されており、情報処理サーバ30は各端末とインターネット等の情報通信網を介して相互に各種情報の送受信が可能になっている。
施設側端末10は、スタッフが血圧計や体温計等の各種測定装置40を用いて測定した入居者のバイタルサイン値の入力等を行う際に使用する。施設側端末10は施設内に複数配置してもよい。
測定装置40としては、脈拍(心拍数)、呼吸数、血圧、体温等のバイタルサインを測定するための周知の装置以外に、体組成測定装置、尿糖測定装置、歩数計、血中酸素濃度測定器等であってもよい。
施設側端末10は入力部11、表示部12、通信部13、制御部14等から概略構成される。
入力部11は、スタッフが毎日測定する各入居者のバイタルサイン値、各入居者独自のバイタルサインの上下限値、後述する対処済み情報等の各種情報を入力するために用いられる。入力された各種情報は後述する制御部14のROMに記憶されると共に情報処理サーバ30に送信される。なお、入力部11にタッチパネル機能を持たせることにすれば入力時の操作性を高めることができる。また、各種測定装置40を施設側端末10に有線又は無線で接続し、これら測定装置40で測定した各入居者の毎日のバイタルサイン値が施設側端末10に送信されることにしてもよい。
表示部12はROMに格納されている各種情報や、情報処理サーバ30から送信される各種情報を表示するために用いられる。
通信部13は情報処理サーバ30と各種情報を送受信するために用いられる。
制御部14はCPU、RAM及びROMから構成されている。
ROMには各種プログラム、入力部11を介して入力された各入居者の毎日のバイタルサイン値、各入居者独自のバイタルサインの上下限値等の各種情報、更には情報処理サーバ30から送信された各種情報が格納されており、CPUがこれらプログラム及び各種情報を読み出して適宜実行することにより施設側端末10を統括制御するようになっている。
病院側端末20は、施設から離れた遠隔地の病院内に設置されており、医者、看護師及び必要に応じて病院の事務員等の病院関係者が使用する。
病院側端末20は入力部21、表示部22、通信部23、制御部24等から概略構成される。
入力部21は担当医師や担当看護師が後述する対処指令情報等を入力するために用いられる。入力された各種情報は後述するROMに記憶されると共に情報処理サーバ30に送信される。入力部21としてはキーボードやタッチパネルを使用することができる。
表示部22はROMに格納されている各種情報や、情報処理サーバ30から送信される各種情報を表示するために用いられる。
通信部23は情報処理サーバ30と各種情報を送受信するために用いられる。
制御部24はCPU、RAM及びROMから構成されている。
ROMには各種プログラム、入力部を介して入力された対処指令情報等の各種情報や情報処理サーバ30から送信された各種情報が格納されており、CPUがこれらプログラム及び各種情報を読み出して適宜実行することにより病院側端末20を統括制御するようになっている。
情報処理サーバ30は上記施設側端末10及び病院側端末20とインターネット等を介して接続されており、これら各端末と情報の送受信を行う。情報処理サーバ30の設置場所は入居者の施設内、病院内或いは施設及び病院とは異なる施設内でもよい。
情報処理サーバ30は、上記各端末と情報の送受信を行う通信部31と、受信した情報に対して種々の処理を行う制御部32と、各入居者独自のバイタルサインの上下限値等の各種情報を格納するデータベース33を備えている。
制御部32はCPU、RAM及びROMから構成されており、CPUがROMに格納されている各種プログラム及びデータベース33に格納されている各種情報を読み出して適宜実行することにより情報処理サーバ30を統括制御するようになっている。
詳しい説明は後述するが、制御部32は施設側端末10から情報処理サーバ30に送信された入居者のバイタルサイン値と、データベース33に格納されている入居者独自のバイタルサインの上下限値とを比較し、バイタルサイン値が上下限値を超えている場合には各端末に警告を通知すると共にデータベース33に要対処情報として格納する。また、当該警告を受信した担当医師や担当看護師から送信される対処指令情報と、スタッフ、担当医師、担当看護師らが対処指令情報に基づいて対処したあとに各端末から情報処理サーバ30に送信する対処済み情報をデータベース33に格納する。
データベース33には、上述した各入居者のバイタルサイン値、入居者独自のバイタルサインの上下限値、要対処情報、対処指令情報、対処済み情報以外にも、例えばバイタルサインを構成する血圧等の各パラメータに関する標準的な上下限値、入居者の連絡先住所・氏名・年齢等の基本情報、定期健康診断情報、問診スケジュール情報等が格納される。
次に、情報処理サーバ30の制御部32で実行される処理について、図2及び図3のフローチャートを用いて説明する。
上述の通り、情報処理サーバ30のデータベース33には予め各入居者独自のバイタルサインの上下限値が格納されている。この各入居者独自のバイタルサインの上下限値は、担当医師又は担当看護師が、入居者の過去の診断情報、健康診断情報、生活環境等を踏まえて決定し、これを当該担当医師、担当看護師又は施設のスタッフが各端末を介してデータベース33に送信するものとする。バイタルサインの上下限値は適宜変更してもよい。また、独自のバイタルサインの上下限値を設定する必要がない入居者については、データベース33に登録されている標準的なバイタルサインの上下限値を用いることにすればよい。
まずステップS1において、スタッフは施設内において入居者のバイタルサイン値を測定して施設側端末10に入力する。これと併せてスタッフは入居者の容態、すなわち血色、食事量、便通の具合、会話の様子等を総合的に観察し、例えばバイタルサイン値に異常は見られないものの、容態に変化が見られるため病院へ緊急連絡して医師等の指示を仰ぐ必要があると判断した場合には(ステップS2でYES)、施設側端末10を介してその旨を情報処理サーバ30に送信する。
また、病院へ緊急連絡する必要がない場合には(ステップS2でNO)、施設側端末10は入力されたバイタルサイン値を情報処理サーバ30に送信し、これを受信した情報処理サーバ30の制御部32はデータベース33に格納されている当該入居者独自のバイタルサインの上下限値と、受信したバイタルサイン値とを比較する(ステップS3)。なお、入居者独自のバイタルサインの上下限値が設定されていない入居者の場合、標準的なバイタルサインの上下限値と、測定したバイタルサイン値とを比較することになる。
そして、測定したバイタルサイン値が入居者独自のバイタルサインの上下限値の範囲内であった場合には(ステップS4においてYES)、そのまま終了する。
一方、ステップS4においてNO、すなわち測定したバイタルサイン値が入居者独自のバイタルサインの上下限値を超えている場合又はステップS2においてYES、すなわちスタッフが病院へ緊急連絡して医師等の指示を仰ぐ必要があると判断した場合には、ステップS5において制御部32は要対処情報を作成すると共にこれをデータベース33に格納し、更にステップS6において施設側端末10及び病院側端末20に警告を通知して終了する。
なお、ステップS5とステップS6の順序は逆でもよく、また、制御部32は、上記警告として、スタッフや担当医師等が日常携帯している携帯電話等にEメールを送信することにしてもよい。また、ステップS2でYES、すなわち病院へ緊急連絡して医師等の指示を仰ぐ必要があると判断した場合でも、制御部32がステップS3のバイタルサイン値の比較とステップS4の上下限値の範囲内か否かの判断を併せて行うことにしてもよい。
次に、警告を受信した担当医師や担当看護師が病院側端末20を介して情報処理サーバ30にアクセスすると、情報処理サーバ30の制御部32はデータベース33に格納されている要対処情報を病院側端末20に送信する。病院側端末20では受信した要対処情報25が表示部22に表示される(図4参照)ので、これを確認した担当医師や担当看護師は対処法を決定し、当該対処法を対処指令情報として病院側端末20に入力する。
この際の入力方法は特に限定されるものではないが、例えば担当医師等が病院側端末20の入力部21を操作して表示部22の要対処情報25をクリックすると、図5に示す別画面が表示され、別画面中のコメント欄26に対処指令情報を入力することにしてもよい。
図3に示すように、情報処理サーバ30の制御部32は病院側端末20から対処指令情報が送信されるまで待機しており(ステップS10でNO)、情報処理サーバ30が対処指令情報を受信すると、制御部32は当該対処指令情報をデータベース33に格納する(ステップS11)。
一方、警告を受信したスタッフが施設側端末10を介して情報処理サーバ30にアクセスすると、制御部32はデータベース33に格納した対処指令情報を施設側端末10に送信する。施設側端末10では受信した対処指令情報15が表示部12に表示される(図6参照)ので、これを確認したスタッフは入居者に対して適切に対処する。
そして、スタッフは対処の内容や入居者の様子、新たに測定したバイタルサイン値等を対処済み情報として施設側端末10に入力する。
この際の入力方法は特に限定されるものではないが、例えばスタッフが施設側端末10の入力部11を操作して表示部12の要対処情報25をクリックすると、図5と同様の別画面が表示され、別画面中のコメント欄に対処済み情報を入力することにしてもよい。対処済み情報については図8の符号50を参照。
情報処理サーバ30の制御部32は施設側端末10から対処済み情報が送信されるまで待機しており(ステップS12でNO)、情報処理サーバ30が対処済み情報を受信すると、当該対処済み情報をデータベース33に格納する(ステップS13)。
そして、担当医師や担当看護師から追加の対処指令情報が出されている場合には(ステップS14においてYES)、制御部32は追加の対処指令情報を施設側端末10に送信すると共に、スタッフから対処済み情報が送信されるまで待機する。
なお、要対処情報の内容によっては担当医師や担当看護師が直接施設を訪問して診療するケースが想定される。この場合には、対処指令情報には担当医師等が直接施設を訪問して入居者を診察する旨を記載して、対処済み情報には診察結果を記載すればよい。
データベース33に格納された対処済み情報は担当医師、担当看護師及びスタッフが各端末を介して情報処理サーバ30にアクセスすることで確認できる。
担当医師や担当看護師から追加の対処指令情報が出されていない状態では(ステップS14においてNO)、図7に示すように対処済み情報50を確認した担当医師等によって病院側端末20を介して「アラート対処完了」ボックス27にチェックマークが入れられるまで待機する(ステップS15においてNO)。そして、担当医師等が「アラート対処完了」の位置にチェックマークを入れると(ステップS15においてYES)、その情報が情報処理サーバ30に送信される。この際に担当医師等がコメント欄26に対処が完了したと判断した理由を記載してもよく、この場合には当該理由も情報処理サーバ30に送信される。
そして、情報処理サーバの制御部32は、各表示部12、22の「ステータス」の表記を「未完了」(図4及び図6の符号60参照)から「完了」(図8の符号61参照)に変更する。これによって対処が完了したことになり(ステップS15においてYES)、一連の処理が終了する。
以上の通り、本発明によれば対処指令情報にしたがって適切に対処されたという情報を、ステータスが「未完了」から「完了」に変化することで見守りサービスに関与する者全員(スタッフ、担当医師及び担当看護師)が共有できる。
また、施設側端末10と病院側端末20以外にも、例えば遠隔地にある薬局に居る薬剤師が薬局側端末を使用して情報処理サーバ30に接続できることにしてもよい。更には、入居者の家族や親戚等の親族も親族側端末を用いて情報処理サーバ30に接続できることにしてもよい。
このように、スタッフ、担当医師、担当看護師、薬剤師、親族らが各端末を用いて情報処理サーバ30に接続できるようにする場合にはアクセスできる情報に適宜制限を設けるのが好ましい。例えば、対処済み情報がデータベース33に格納された後、スタッフや担当医師等が当該対処済み情報を親族に知らせてもいいかどうかを判断し、知らせるべきではないと判断した場合には端末を介してその旨を情報処理サーバ30に送信する。制御部32ではデータベース33に格納されている当該対処済み情報に対して親族によるアクセス禁止情報も合わせて格納することで、親族が親族側端末を介して情報処理サーバ30にアクセスした際に、当該情報が親族側端末には送信されないようにすればよい。
また、施設側端末10及び病院側端末20はデータベース33に格納されている他の情報、例えば入居者の過去の診断情報等を確認することもできる。この場合、情報処理サーバ30の制御部32は施設側端末10又は病院側端末20から問い合わせ信号を受信し、当該問い合わせ信号に基づいてデータベース33を参照して回答信号を作成し、端末に対して回答信号を送信することになる。
本発明は入居者の容態悪化の予兆を察知する可能性を高めると共に、入居者に対して適切に対処したという情報を見守りサービスに関与する者全員が共有できる遠隔健康管理システムであり、産業上の利用可能性を有する。
1 遠隔健康管理システム
10 施設側端末
11 入力部
12 表示部
13 通信部
14 制御部
15 対処指令情報
20 病院側端末
21 入力部
22 表示部
23 通信部
24 制御部
25 要対処情報
30 情報処理サーバ
31 通信部
32 制御部
33 データベース
40 測定装置
50 対処済み情報


Claims (4)

  1. 少なくとも、施設入居者のバイタルサイン値を測定するスタッフが使用する施設側端末と、前記入居者の担当医師及び/又は担当看護師が使用する病院側端末と、これら端末と通信可能な情報処理サーバとを備える遠隔健康管理システムにおいて、
    前記情報処理サーバは、前記各端末と情報の送受信を行う通信部と、受信した情報に対して種々の処理を行う制御部と、各入居者独自のバイタルサインの上下限値を格納するデータベースとを備えており、
    前記制御部は、前記施設側端末から情報処理サーバに送信された入居者のバイタルサイン値が前記入居者独自のバイタルサインの上下限値を超えている場合には前記各端末に警告を通知すると共に前記データベースに要対処情報として格納し、更に、当該警告を受信した前記担当医師及び/又は担当看護師から情報処理サーバに送信される対処指令情報を前記データベースに格納し、更に、前記スタッフ、担当医師及び/又は担当看護師が前記対処指令情報に基づいて対処したあとに各端末から情報処理サーバに送信する対処済み情報を前記データベースに格納し、
    前記スタッフ、担当医師及び担当看護師が前記各端末を介して前記情報処理サーバにアクセスすることで前記データベースに格納されている前記各情報を共有することを特徴とする遠隔健康管理システム。
  2. スタッフが入居者の状態を観察し、担当医師及び/又は担当看護師の指示を仰ぐ必要があると判断した際には、その旨を前記情報処理サーバに送信することで、前記制御部が要対処情報を作成して前記データベースに格納することを特徴とする請求項1に記載の遠隔健康管理システム。
  3. 更に、入居者の親族が使用する親族側端末と、薬局の薬剤師が使用する薬局側端末のうち少なくとも一つを備え、当該端末が前記情報処理サーバと通信可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔健康管理システム。
  4. 前記制御部が、前記施設側端末、病院側端末、親族側端末及び薬局側端末に対して、情報の種類に応じて前記データベースへのアクセスを制限することを特徴とする請求項3に記載の遠隔健康管理システム。
JP2013061158A 2013-03-23 2013-03-23 遠隔健康管理システム Pending JP2014186564A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013061158A JP2014186564A (ja) 2013-03-23 2013-03-23 遠隔健康管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013061158A JP2014186564A (ja) 2013-03-23 2013-03-23 遠隔健康管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014186564A true JP2014186564A (ja) 2014-10-02

Family

ID=51834069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013061158A Pending JP2014186564A (ja) 2013-03-23 2013-03-23 遠隔健康管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014186564A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017212995A1 (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 コニカミノルタ株式会社 被監視者監視装置、該方法および該システム
CN109545392A (zh) * 2018-10-26 2019-03-29 平安科技(深圳)有限公司 基于物联网的远程监控方法、装置、设备及介质

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017212995A1 (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 コニカミノルタ株式会社 被監視者監視装置、該方法および該システム
JPWO2017212995A1 (ja) * 2016-06-09 2019-04-04 コニカミノルタ株式会社 被監視者監視装置、該方法および該システム
JP7044060B2 (ja) 2016-06-09 2022-03-30 コニカミノルタ株式会社 被監視者監視装置、該方法および該システム
CN109545392A (zh) * 2018-10-26 2019-03-29 平安科技(深圳)有限公司 基于物联网的远程监控方法、装置、设备及介质
CN109545392B (zh) * 2018-10-26 2024-03-01 平安科技(深圳)有限公司 基于物联网的远程监控方法、装置、设备及介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070156456A1 (en) System for Monitoring Healthcare Related Activity In A Healthcare Enterprise
US20140278552A1 (en) Modular centralized patient monitoring system
US20180189452A1 (en) System and method for remote healthcare
Demiris et al. “Smart homes” for patients at the end of life
Moore et al. Event detection: a clinical notification service on a health information exchange platform
US20240194336A1 (en) Systems, methods, and apparatuses for secure diagnosis and treatments and authenticating diagnosed users
JP2011227547A (ja) 遠隔健康管理システムに用いられる情報処理サーバ
KR101695130B1 (ko) 스마트 환경에서의 실버타운 회원을 위한 건강 모니터링 방법 및 그 시스템
Zhao et al. Interruptions experienced by nurses during pediatric medication administration in China: An observational study
CA3023628A1 (en) System and method for tracking informal observations about a care recipient by caregivers
Thilakarathne Review on the Use of ICT Driven Solutions Towards Managing Global Pandemics.
KR100963698B1 (ko) 의료 네트워크 관리 시스템 및 그 서비스 제공방법
Al Hemairy et al. A comprehensive framework for elderly healthcare monitoring in smart environment
Heath How to optimise the registered nurse contribution in care homes.
Heidbuchel Telemonitoring of implantable cardiac devices: hurdles towards personalised medicine
JP2014186564A (ja) 遠隔健康管理システム
Pepito et al. Caring for older persons in a technologically advanced nursing future
US20140222445A1 (en) Health related social networking
JP2017084211A (ja) 見守り支援システム及びテレビ受像機
Demaerschalk et al. Vascular neurology nurse practitioner provision of telemedicine consultations
KR20010097151A (ko) 원격 건강관리 서비스 시스템 및 그 방법
Wade et al. Carers’ perceptions of the impact of home telehealth monitoring on the provision of care and sustainability of use
Al-mousa et al. An intelligent IoT-Based Architecture Towards Efficient Healthcare Facilities
Ullah et al. IoT Based Nurse Activities Monitoring and Controlling System
JP7096944B2 (ja) 感染症対策システム