JP5527065B2 - 携帯型エンジン作業機 - Google Patents

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本発明は、エンジンにより駆動されるチェンソー、ヘッジトリマー、ブロワ等の携帯型エンジン作業機に関する。
エンジンで駆動されるチェンソーを使用する場合、チェンソーの周辺に木材の切削屑等が大量に飛散する。このため、エンジン吸気用の空気をそのままエアクリーナ室へ取入れると、切削屑等がエアクリーナ室に混入し、エアクリーナ室に設けられたエアクリーナが目詰まりしてしまう。このため、例えば特許文献1に示すように、エアクリーナ室に空気を導入するために2つの導風路を設け、一方の導風路は冷却ファンの冷却風を分岐させる構成を備え、エアクリーナに供給される空気に含まれるゴミ等の異物の混入を減らしてエアクリーナ室に設けられたエアクリーナの目詰まりを抑えるものがある。
実開平7−25268号公報
ところで、上述の構成では、空気取入口からエアクリーナ室までを複雑な形状の導風路によって接続する等、導風路の構造が複雑化するため、部品点数が増加し、製造作業における工程数が増加するとともに組立作業が煩雑化し、製造コストが上昇する。また、複雑な導風路を形成するために冷却ファンが空気を取り込む部分の開口面積が減少して冷却風の風量が減少するという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、単純でコンパクトな構造で、エアクリーナに供給される空気への異物の混入を抑制するとともにエンジンの冷却風を十分確保することが出来る携帯型エンジン作業機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる携帯型エンジン作業機は、
ロープを介してスタータハンドルが接続される始動のためのリコイルスタータと該リコイルスタータよりエンジン側に配置される冷却ファンとがクランクシャフトの端部近傍に取付けられ、エンジンカバーに収容されるエンジンと、
前記エンジンカバーの外側に設けられ、前記冷却ファンを覆うファンカバーと、
該ファンカバーの外側に設けられ、前記リコイルスタータを覆い、前記ロープが巻取られた状態における前記スタータハンドルを支持するスタータハンドル支持部が設けられるファンケースカバーと、
前記エンジンカバーと前記ファンカバーとの間に開口する空気取入口と、前記冷却ファンの径方向の外側に延びてエアクリーナ室に接続する連通路と、を有し、前記空気取入口と前記連通路とが前記クランクシャフトの軸方向視において前記スタータハンドル支持部と重なるように配置される導風路と、を備える、
ことを特徴とする。
また、前記空気取入口は、前記冷却ファンの径方向の外側に向かって開口することが好ましい。
さらに、前記導風路は、前記ファンケースカバーと前記ファンカバーとの間で、前記空気取入口から前記冷却ファンの径方向内側に向かう折返部を更に有することが好ましい。
また、前記スタータハンドル支持部は、前記スタータハンドルを前記クランクシャフトの軸方向に支持する軸方向支持部を備え、
前記空気取入口と前記連通路とが前記クランクシャフトの軸方向視において前記スタータハンドルの前記軸方向支持部と重なることが好ましい。
さらに、前記クランクシャフトの軸方向視において、前記リコイルスタータと、前記導風路と、前記エアクリーナ室とが、略同一直線上に配置されてもよい。
また、前記ファンケースカバーは、前記連通路の延出方向に延びる2つの凹部と、それぞれの前記凹部の両隣に隣接し前記ファンケースカバーから前記ファンカバーに向かって突出するファンケースカバー側リブとを有し、
前記ファンカバーは、それぞれの前記凹部に向かって前記ファンカバーから突出し、前記ファンケースカバーと前記ファンカバーとの間で前記連通路の延出方向の壁面を形成するファンカバー側リブを有し、
前記連通路は、前記連通路の延出方向に、前記ファンケースカバーと、前記ファンカバーと、前記ファンカバー側リブと、前記2つの凹部の間に位置する前記ファンケースカバー側リブとに囲まれてもよい。
本発明によれば、冷却ファンの風をエアクリーナ室に導く導風路が、エンジンカバーとファンカバーとの間に開口する空気取入口と、冷却ファンの径方向の外側に延びてエアクリーナ室に接続する連通路と、を有し、空気取入口と連通路とがクランクシャフトの軸方向視においてスタータハンドル支持部と重なるように配置されるので、単純でコンパクトな構造で、エアクリーナに供給される空気への異物の混入を抑制するとともにエンジンの冷却風を十分確保することができる。
本発明に係るエンジンチェンソーの側面図。 図1のII−II線断面図。 図2のIII−III線断面図。 図1のチェンソーのファンケースカバーをエンジン側からみた側面図 図1のチェンソーのファンカバーの側面図 図1のチェンソーのファンカバーをエンジン側からみた側面図。
以下、本発明の実施形態を添付の図1乃至図6に沿って説明する。図1に示すように、チェンソー(携帯型エンジン作業機)1は、2サイクルエンジン等のエンジン2を収容するエンジンカバー3を備える。エンジンカバー3の外側には、エンジン2のクランクシャフトの端部近傍に取付けられて図中の矢印Aの方向に回転する冷却ファン4を覆うファンカバー5が設けられる。また、ファンカバー5の外側には、冷却ファン4を介してクランクシャフトに接続されエンジン2を始動するためのリコイルスタータを覆うファンケースカバー6が設けられる。ファンカバー5は、冷却ファン4と前記ファンケースカバー6との間に配置され、冷却ファン4の外部からの空気の吸い込み効率を向上させる。エンジンカバー3内には、エンジン1に混合気を供給するキャブレター7と、キャブレター7に清浄な空気を供給するエアクリーナ室8内に取付けられるエアクリーナ9とが設けられる。エンジンカバー3には、エンジンカバー3の前方(図の左方)に向かって突出するソーチェン10を案内する平板状のガイドバー11が取付けられる。また、エンジンカバー3には、エンジンカバー3の上方(図の上方)に向かって延びるフロントハンドガード12とエンジンカバー3の上方で作業者が把持するフロントハンドル13と、エンジンカバー3のガイドバー11の突出方向とは逆方向である後方(図の右方)に向かって突出するキャブレター7にストッロルケーブルを介して接続されエンジン2の出力を調整するトリガ14を備えたリアハンドル15が設けられる。ファンケースカバー6の外部にはリコイルスタータを駆動するために図中の矢印Bの方向に操作されるスタータハンドル16が設けられ、スタータハンドル6はファンケースカバー6に支持される。
図2に示すように、冷却ファン4は、エンジンカバー3とファンカバー5との間に、エンジン2のクランクケース17から外部(図の上方)に突出するクランクシャフト18の端部に固定される。また、冷却ファン4のクランクシャフト18の軸19方向に関してエンジン2から離れる側には、ファンカバー5とファンケースカバー6に覆われるリコイルスタータ20が取付けられる。リコイルスタータ20はクランクシャフト18の軸19方向に関して、エンジン2側でラチェット21を介してクランクシャフト18に固定された冷却ファン4に取付けられる一方、エンジン2から離れる側ではファンケースカバー6に取付けられる。リコイルスタータ20のリール22にはロープ23が巻き回され、ロープ23はファンケースカバー6の外側に設けられるスタータハンドル16に取付けられる。リール22はスプリング24によりロープ23をリールに巻き取り、スタータハンドル16をファンケースカバー6に押付ける方向(図の左方)に付勢される。ファンケースカバー6には、クランクシャフト18の軸19と略平行に延びる平坦面状の第1スタータハンドル支持部25と第1スタータハンドル支持部25からクランクシャフト18の軸19から離れる方向(図の右方)に伸びる平坦面状の第2スタータハンドル支持部26とが形成される。そして、ロープ23が巻き取られた状態(図の状態)において、スプリング24によりロープ23を介してクランクシャフト18に向かって引っ張られるスタータハンドル16は、第1スタータハンドル支持部25に当接して支持されると同時に、第2スタータハンドル支持部26に当接して支持される。ファンケースカバー6には、外部から空気を吸入する複数の貫通孔27が形成される。また、ファンカバー5のリコイルスタータ20と冷却ファン4との間には開口28が形成される。冷却ファン4の半径方向外側には、冷却ファン4により生じる空気流を整流するためのボリュート部29が、エンジンカバー3とファンカバー5との間に設けられる。ボリュート部29は、ファンケースカバー6の貫通孔27からファンカバー5の開口28を経て吸引された空気が流れる冷却ファン4の外周に沿う環状のラウンド部30と、ラウンド部30を流れる空気をラウンド部30からエンジン2の高温となるシリンダブロック側に導く直状部31とから構成される。ボリュート部29の直状部31のファンカバー5には、整流した冷却用の空気の一部をエンジン2の吸気のためにエアクリーナ室8に導くための空気取入口32が形成される。空気取入口32は、冷却ファン4の径方向の外側に向かって開口する。空気取入口32には、ファンケースカバー6とファンカバー5との間で、空気取入口32から冷却ファン4の径方向の内側(クランクシャフト18に近づく方向であって図の左方)に向かう折返部33が接続される。そして、折返部33には、折返部33から冷却ファン4の径方向の外側(クランクシャフト18から離れる方向であって図の右方)に延びる連通部(連通路)34が接続され、連通部34にはエアクリーナ室8に接続する曲折部(連通路)35が接続される。空気取入口32、折返部33、連通部34、曲折部35は、ボリュート部29の直状部31とエアクリーナ室8とを連通する導風路36を構成する。導風路36は、空気取入口32と折返部33と連通部34とがクランクシャフト18の軸19方向視において、ロープ23が巻き取られた状態におけるスタータハンドル16と重なるように、つまり、第1スタータハンドル支持部25および第2スタータハンドル支持部26と重なるように配置される。なお、クランクシャフト18の軸19方向視において(図1参照)、リコイルスタータ20と、導風路36と、エアクリーナ室8とは、略同一直線上(図のII−II線上)に配置される。
図3に示すように、ファンケースカバー6には、連通部36の延出方向に関して、連通部36の延出方向に延びる2つの凹部37と、それぞれの凹部37の両隣に隣接しファンケースカバー6からファンカバー5に向かって突出するファンケースカバー側リブ38が形成される。また、ファンカバー5には、ファンケースカバー6の凹部37に向かってファンカバー5から突出するファンカバー側リブ39が形成される。そして、導風路36の連通部34は、連通部34の延出方向に、ファンケースカバー6と、ファンカバー5と、ファンカバー側リブ39と、2つの凹部37の間に位置するファンケースカバー側リブ38とに囲まれて構成される。
図4に示すように、ファンケースカバー6に形成された貫通孔27は、クランクシャフト18の軸19方向視において、スタータハンドル16を支持する第1スタータハンドル支持部25および第2スタータハンドル支持部26の周囲を除いたリコイルスタータ20が取付けられるリコイルスタータ取付部40の周囲に放射状に配置される。また、リコイルスタータ取付部40の上方(図の上方)には、ロープ23(図2参照)巻き取り時にスタータハンドル16が当接する第1スタータハンドル支持部25がファンケースカバー6の外側に配置される。そして、ファンケースカバー6の内側(エンジン2側)には、クランクシャフト18の軸19方向視において、第1スタータハンドル支持部25と一部が重なるように、2つのファンケースカバー側リブ38とその間に位置する凹部37とで囲まれる導風路36の連通部34の一部を構成する連通部34のファンケースカバー側壁面41が配置される。また、ファンケースカバー側壁面41と第2スタータハンドル支持部26とは、クランクシャフト18の軸19方向視において、一部が重なるように配置される。
図5に示すように、クランクシャフト18の軸19方向視において、外側から見たファンカバー5には、開口28の周囲にボリュート部29のラウンド部30と直状部31が配置される。そして、直状部31内の領域には、エンジンカバー3との間に開口する導風路36の空気取入口32と、ファンケースカバー6との間で空気取入口32から開口28に向かって流入した空気の向きを開口28から離れる方向に導く導風路36の折返部33と、導風路36の連通部34の一部を構成する連通部34のファンカバー側壁面42が配置される。そして、直状部31の外側には導風路36の曲折部35が配置される。これらの導風路36を構成する折返部33、ファンカバー側壁面42、曲折部35はファンカバー側リブ39により囲まれる。
また、図6に示すように、クランクシャフト18の軸19方向視において、内側(エンジン2側)から見たファンカバー5には、直状部31内の領域に、エンジンカバー3側(図2参照)に向かって空気取入口32が突出して開口28から離れる側を向いて開口する。そして、空気取入口32は、冷却ファン4(図2参照)により冷却ファン4の径方向外側、つまり開口28の外側に向かって流れる空気を、流れ方向に向く空気取入口32により取り入れる。また、空気取入口32より開口28側には折返部33を形成するようエンジンカバー3側に突出する突出壁43が形成される。
このように構成されたチェンソー1によれば、エンジン2が始動して冷却ファン4が回転すると、チェンソー1の外部からファンケースカバー6の貫通孔27を通って空気がファンケースカバー6内に流入する。そして、ファンケースカバー6内に流入した空気は、ファンカバー5の開口28から冷却ファン4の半径方向外側であってファンカバー5とエンジンカバー3との間に形成されたボリュート部29に流入する。ボリュート部29に流入した空気は、ボリュート部29の直状部31によりエンジン2のシリンダブロック側に導かれてエンジン2を冷却する一方、一部の空気は吸気のために導風路36を通ってエアクリーナ室8に流入する。ここで、導風路36は、エンジンカバー3とファンカバー5との間で冷却ファン4の径方向の外側であって冷却ファン4の径方向の外側に向かって開口する空気取入口32を有している。このため、冷却ファン4によって冷却ファン4の径方向外側に送られる空気が直接空気取入口32に流入することが無くなり、異物の混入を抑制することが可能となる。また、導風路36の空気取入口32は、空気取入口32の開口方向とは逆側の冷却ファン4の径方向の内側に向かう折返部33に接続される。このため、図2に矢印で示すように空気取入口32から流入する空気の流れが逆方向に曲げられることになる。したがって、仮に空気取入口32から導風路36内に異物が混入した場合であっても、折返部33で流れ方向が変わるため、異物は折返部33に留まることになり、異物がさらに下流に流れることを抑制することができる。したがって、冷却ファン4の径方向の外側に向かって開口する空気取入口32と空気取入口32に接続される折返部33を有する単純でコンパクトな構造でありながら、異物の混入を大幅に抑制した空気を、空気取入口32から折返部33、連通路34、曲折部35を経てエアクリーナ室8に導入し、エアクリーナ室8のエアクリーナ9からエンジン2に供給することができる。
また、導風路36の空気取入口32、折返部33、および、連通路34が、クランクシャフト18の軸19方向視において、スタータハンドル16を支持するファンケースカバー6に設けられた第1スタータハンドル支持部25および第2スタータハンドル支持部26と重なるように配置される。これは、導風路36を、引っ張って手を離した直後にスプリング24の付勢力により引き戻されるスタータハンドル16が衝突したり、支持するために強度を確保する必要があり貫通孔27の形成がし難い部分に重ねるものである。したがって、導風路36は、ファンケースカバー6の貫通孔27の面積の減少を抑制すると同時に強度を維持することができるよう配置される。したがって、導風路36のこのような配置により、ファンケースカバー6の強度を落とすことなくチェンソー1の外部からファンケースカバー6の貫通孔27を通ってエンジン2を冷却する空気を十分確保することが可能となる。
さらに、クランクシャフト18の軸19方向視において(図1参照)、リコイルスタータ20と、導風路36と、エアクリーナ室8とは、略同一直線上(図のII−II線上)に配置される。したがって、導風路36の形状を略直線状に延びる単純な構成とすることが可能となり、導風路36を形成するファンカバー5およびをファンケースカバー6の製造コストの上昇を抑制することもできる。
また、ファンケースカバー6は、導風路36の連通部34の延出方向に関して、延出方向に延びる2つの凹部37と、それぞれの凹部37の両隣に隣接しファンケースカバー6からファンカバー5に向かって突出するファンケースカバー側リブ38を有している。また、ファンカバー5は、凹部37に向かってファンカバー5から突出して凹部37内に入り込み、ファンケースカバー6とファンカバー5との間で連通部34の延出方向の壁面を形成するファンカバー側リブ39を有している。そして、連通部34は、連通部34の延出方向に関して、ファンケースカバー6のファンケースカバー側壁面41と、ファンカバー5のファンカバー側壁面42と、ファンカバー側リブ39と、2つの凹部37の間に位置するファンケースカバー側リブ38とに囲まれる。したがって、連通部34は、凹部37とファンケースカバー側リブ38とファンカバー側リブ39とにより、導風路36の連通部34の延出方向に関して、ファンケースカバー6とファンカバー5との接続部分をラビリンス状に囲むことが可能となり、空気の漏れを抑制することが可能となる。また、ファンケースカバー6にはファンケースカバー側リブ38が第1スタータハンドル支持部25および第2スタータハンドル支持部26と重なる位置に2重に形成される。したがって、スタータハンドル16を支持するファンケースカバー6に設けられた第1スタータハンドル支持部25および第2スタータハンドル支持部26の強度を向上させることが可能となる。
なお、本発明に係るチェンソーは、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
1 チェンソー
2 エンジン
3 エンジンカバー
4 冷却ファン
5 ファンカバー
6 ファンケースカバー
8 エアクリーナ室
9 エアクリーナ
16 スタータハンドル
18 クランクシャフト
20 リコイルスタータ
25 第1スタータハンドル支持部
26 第2スタータハンドル支持部
27 貫通孔
28 開口
29 ボリュート部
30 ラウンド部
31 直状部
32 空気取入口
33 折返部
34 連通部
35 曲折部
36 導風路
37 凹部
38 ファンケースカバー側リブ
39 ファンカバー側リブ

Claims (6)

  1. ロープを介してスタータハンドルが接続される始動のためのリコイルスタータと該リコイルスタータよりエンジン側に配置される冷却ファンとがクランクシャフトの端部近傍に取付けられ、エンジンカバーに収容されるエンジンと、
    前記エンジンカバーの外側に設けられ、前記冷却ファンを覆うファンカバーと、
    該ファンカバーの外側に設けられ、前記リコイルスタータを覆い、前記ロープが巻取られた状態における前記スタータハンドルを支持するスタータハンドル支持部が設けられるファンケースカバーと、
    前記エンジンカバーと前記ファンカバーとの間に開口する空気取入口と、前記冷却ファンの径方向の外側に延びてエアクリーナ室に接続する連通路と、を有し、前記空気取入口と前記連通路とが前記クランクシャフトの軸方向視において前記スタータハンドル支持部と重なるように配置される導風路と、を備える、
    ことを特徴とする携帯型エンジン作業機。
  2. 前記空気取入口は、前記冷却ファンの径方向の外側に向かって開口している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型エンジン作業機。
  3. 前記導風路は、前記ファンケースカバーと前記ファンカバーとの間で、前記空気取入口から前記冷却ファンの径方向内側に向かう折返部を更に有する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯型エンジン作業機。
  4. 前記スタータハンドル支持部は、前記スタータハンドルを前記クランクシャフトの軸方向に支持する軸方向支持部を備え、
    前記空気取入口と前記連通路とが前記クランクシャフトの軸方向視において前記スタータハンドルの前記軸方向支持部と重なる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯型エンジン作業機。
  5. 前記クランクシャフトの軸方向視において、前記リコイルスタータと、前記導風路と、前記エアクリーナ室とが、略同一直線上に配置される、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の携帯型エンジン作業機。
  6. 前記ファンケースカバーは、前記連通路の延出方向に延びる2つの凹部と、それぞれの前記凹部の両隣に隣接し前記ファンケースカバーから前記ファンカバーに向かって突出するファンケースカバー側リブとを有し、
    前記ファンカバーは、それぞれの前記凹部に向かって前記ファンカバーから突出し、前記ファンケースカバーと前記ファンカバーとの間で前記連通路の延出方向の壁面を形成するファンカバー側リブを有し、
    前記連通路は、前記連通路の延出方向に、前記ファンケースカバーと、前記ファンカバーと、前記ファンカバー側リブと、前記2つの凹部の間に位置する前記ファンケースカバー側リブとに囲まれる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯型エンジン作業機。
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