JP5525966B2 - 連続鋳造用鋳型 - Google Patents

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本発明は、鋳片を製造するために使用する連続鋳造用鋳型に関する。
従来、鋳片の製造において、上下方向に貫通する空間部が形成された冷却部材を有する連続鋳造用鋳型(以下、単に鋳型ともいう)を使用し、空間部に溶鋼を供給して冷却しながら凝固させている。ここで、溶鋼の凝固過程においては凝固収縮が発生するため、鋳片の引き抜き方向へ向けて、冷却部材内面と溶鋼の冷却部材接触面側に形成される凝固シェルとの間に隙間が生じ、鋳片のコーナー部の冷却効率が他の部分よりも低下して、凝固遅れが発生していた。そこで、特許文献1のように、冷却部材内面(溶鋼接触面側)の形状を、鋳片の凝固プロフィールに対応させた形状、即ちマルチテーパとした鋳型が提案されている。
特開2008−49385号公報
しかしながら、冷却部材内面の形状を鋳片の凝固プロフィールに対応させたマルチテーパとするには、冷却部材内面を鋳造方向全体に渡って、少しずつ異なる寸法の形状加工を施す必要があった。このため、加工がしづらく、製造コストが上昇するという問題がある。また、冷却部材内面の形状を決定するには、複雑な計算を行って決定した数値に基づいて形状加工を行うため、加工が複雑となり、製造コストの上昇を招いている。更に、冷却部材の溶鋼接触面側の形状をマルチテーパとしても、冷却部材を均一に冷却することができないため、冷却部材の熱変形が均一に起こらず、鋳造を開始して時間が経過すると、冷却部材内面に形成したマルチテーパの形状が徐々に変化して、冷却部材内面の形状が鋳片の凝固プロフィールに対応しなくなる。その結果、冷却部材内面と凝固シェルとの間に隙間が生じ、鋳片のコーナー部で凝固遅れが発生するという問題が生じている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、加工が容易で製造コストが低く、しかも、鋳片のコーナー部での凝固遅れを抑制して良好な品質の鋳片の製造が可能な連続鋳造用鋳型を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る連続鋳造用鋳型は、上下方向に貫通した空間部を内側に形成し、外面側が冷却水により冷却される冷却部材と、該冷却部材の外面側にそれぞれ上下方向に並べて配置された複数の締結手段からなる締結手段群によって、該冷却部材を取付ける支持部材とを有し、前記空間部に溶鋼を供給して冷却しながら鋳片を製造する連続鋳造用鋳型において、
前記冷却部材の内面側に、溶鋼湯面位置を上位置とし、該上位置から下方へ300mm以上を下位置として前記空間部側へ張り出す膨出部を設け、該膨出部の縦断面の内側線を、前記上位置から前記下位置まで3つ以上8つ以下の連続する直線部で構成し、しかも、前記隣り合う直線部のなす角を、174度以上179.97度以下の範囲内とし、前記上位置と前記下位置を結ぶ直線を底辺とする前記膨出部の最大高さを0.2mm以上5mm以下の範囲内とし、
前記冷却部材の外面側の上下方向に設けられ、冷却水が流れる導水溝は、該冷却部材の幅方向に隣り合う前記締結手段群の間に形成された窪み部と、前記冷却部材に向けて突出して、その先端面が前記冷却部材の前記窪み部の底面に当接する仕切り部が設けられた前記支持部材とで形成され、
しかも前記導水溝のうち、少なくとも前記冷却部材の溶鋼湯面位置直下に位置する前記締結手段の側方部分の前記導水溝の内幅を、上下方向に隣り合う前記締結手段間の前記導水溝の内幅よりも狭くして3mm以上40mm以下とし、かつ前記側方部分の前記導水溝の深さを、上下方向に隣り合う前記締結手段間の前記導水溝の深さよりも深くして3mmを超え20mm以下としている。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、前記冷却部材の前記上位置より上側の縦断面の内側線を、前記膨出部を構成する最上の前記直線部を延長して形成することが好ましい。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、前記隣り合う直線部の連接箇所は、前記冷却部材の上下方向に均等な間隔で設けられ、前記隣り合う直線部のなす角は、同一角度であることが好ましい。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、前記冷却部材は、間隔を有して対向配置された一対の短辺と、該短辺を幅方向両側から挟み込んだ状態で対向配置された一対の長辺とで構成され、前記一対の短辺及び前記一対の長辺のいずれか一方又は双方に、前記膨出部を設けることが好ましい。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、前記冷却部材はチューブ状であることが好ましい。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、前記冷却部材の溶鋼接触面側には、コーティング層が形成されていることが好ましい。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、少なくとも前記冷却部材の前記溶鋼湯面位置の直下に位置する前記締結手段の側方部分の前記導水溝の底部に、冷却効率を増大させる水平突起からなるフィンを設けることが好ましい。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、前記溶鋼湯面位置は、前記冷却部材の上端から下方へ50mm以上150mm以下の範囲内にあり、しかも前記フィンを、前記溶鋼湯面位置の上方50mmの位置から、該溶鋼湯面位置の下方150mm位置までの範囲内に設けることが好ましい。
本発明に係る連続鋳造用鋳型においては、冷却部材内面(溶鋼接触面)に、溶鋼の湯面位置を上位置とし、上位置から下方へ300mm以上を下位置とする範囲に膨出部を設けることで、冷却部材内面の形状を鋳片の凝固プロフィールに対応させた形状に近づけるので、冷却部材内面を簡単な形状にでき、加工が容易になって製造コストの低減が図れる。
また、冷却部材の溶鋼湯面位置直下に位置する締結手段の側方部分の導水溝の内幅を、上下方向の締結手段間の導水溝の内幅よりも狭くし、かつ側方部分の導水溝の深さを、上下方向の締結手段間の導水溝の深さよりも深くするので、従来温度が高くなり易かった部分の冷却効率を高めることができる。その結果、冷却部材の下部から上部へかけて冷却水の流れを安定にでき、冷却部材に熱変形が均一に生じて、鋳造を開始して時間が経過しても冷却部材内面の形状を鋳片の凝固プロフィールに対応させた形状に維持することができ、鋳片のコーナー部での凝固遅れが抑制されて良好な品質の鋳片を製造できる。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、冷却部材の上位置より上側の縦断面の内側線を、膨出部を構成する最上の直線部を延長して形成する場合、冷却部材の溶鋼接触面側の形状を簡単にでき、製造コストの更なる低減が図れる。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、隣り合う直線部の連接箇所を、冷却部材の上下方向に均等な間隔で設け、隣り合う直線部のなす角を、同一角度とする場合、膨出部の形状を更に簡単にでき、鋳型の製造を更に容易にできる。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、冷却部材が、間隔を有して対向配置された一対の短辺と、短辺を幅方向両側から挟み込んだ状態で対向配置された一対の長辺とで構成され、一対の短辺及び一対の長辺のいずれか一方又は双方に、膨出部を設けた場合、上下方向に貫通した空間部を簡便に形成することができる。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、冷却部材がチューブ状である場合、鋳型の組立が容易になる。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、冷却部材の溶鋼接触面側に、コーティング層が形成されている場合、冷却部材接触面側に形成される凝固シェルとの接触で磨耗するのはコーティング層部分なので、残存するコーティング層を除去して再度コーティング層を形成することで、冷却部材の再生を容易に行うことができる。
本発明に係る連続鋳造用鋳型において、少なくとも冷却部材の溶鋼湯面位置直下に位置する締結手段の側方部分の導水溝の底部に、冷却効率を増大させる水平突起からなるフィンを設ける場合、熱負荷が大きい湯面近傍の冷却部材の温度の上昇を抑制でき、冷却部材でのクラックの発生を抑制でき、鋳型の長寿命化を図ることができる。
ここで、フィンを、溶鋼湯面位置の上方50mmの位置から、溶鋼湯面位置の下方150mm位置までの範囲内に設ける場合、冷却部材におけるクラックの発生を更に抑制できる。
本発明の一実施の形態に係る連続鋳造用鋳型の長辺の縦断面図である。 (A)は同連続鋳造用鋳型の溶鋼湯面位置の直下に位置する締結手段近傍の部分平断面図、(B)は同連続鋳造用鋳型の上下方向に隣り合う締結手段間の部分平断面図である。 (A)は同連続鋳造用鋳型の長辺の裏面側の説明図、(B)は(A)のa−a矢視断面図、(C)は(A)のb−b矢視断面図である。 (A)は同連続鋳造用鋳型のバックプレートの正面側の説明図、(B)は(A)のc−c部分矢視断面図、(C)は(A)のd−d部分矢視断面図である。 (A)、(B)はそれぞれ第1、第2の変形例に係る連続鋳造用鋳型の長辺の縦断面図である。 (A)は第3の変形例に係る長辺の裏面側の部分拡大図、(B)は(A)のe−e矢視断面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1〜図4に示すように、本発明の一実施の形態に係る連続鋳造用鋳型(以下、単に鋳型ともいう)10は、上下方向に貫通した空間部11を内側に形成し、外面側(裏面側)が冷却水により冷却される冷却部材12と、冷却部材12が取付けられる支持部材の一例であるバックプレート(冷却箱又は水箱ともいう)13とを有している。ここで、冷却部材12は、間隔を有して対向配置された図示しない一対の短辺(短片ともいう)と、この短辺を幅方向両側から挟み込んだ状態で対向配置された一対の長辺(長片ともいう)14とで構成されている。そして、短辺及び長辺14は、その裏面(溶鋼と接する面とは反対側の面)側にそれぞれ上下方向(鋳造方向)に並べて配置された複数の締結手段15、16からなる締結手段群によって、バックプレート13に取付けられている。
これにより、バックプレート13の下部に設けられた給水部17から、短辺と長辺14の裏面側に上下方向に設けられた多数の導水溝18〜20を介して、バックプレート13の上部に設けられた排水部21へ冷却水を流し、短辺及び長辺14で構成される冷却部材12の空間部11に供給した溶鋼22を冷却し凝固させながら下方へ引き抜き鋳片を製造するものである。
短辺は、例えば、厚みが5mm以上100mm以下程度、幅が50mm以上300mm以下程度で、上下方向の長さが600mm以上1200mm以下程度である。また、長辺14は、例えば、厚みが5mm以上100mm以下程度、対向配置される一対の短辺の間隔(鋳片と接触する幅)を、600mm以上3000mm以下の範囲で変更可能とすることのできる幅を有し、上下方向の長さは短辺と同程度である。なお、短辺と長辺14は、銅又は銅合金で構成されている。これにより、例えば、幅が600mm以上3000mm以下程度、厚みが50mm以上300mm以下程度のスラブを製造できる。なお、短辺と長辺14は、その幅のみが異なって他の構成は略同様であり、また一対の長辺14は鏡面対称であるため、以下、図1〜図4に示す長辺14の構成を主として、以下、詳細に説明する。
冷却部材12を構成する一対の短辺及び一対の長辺14の双方の溶鋼接触面23側(すなわち、冷却部材12の内面側)に、その幅方向に渡って、溶鋼22の溶鋼湯面位置(メニスカス位置、単に湯面位置という場合もある)を上位置P1とし、上位置P1から下方へ300mm以上を下位置P2として空間部11側へ張り出す膨出部24が設けられている。この溶鋼湯面位置は、長辺14(短辺も同様)の上端位置を基点として、下方へ50mm以上150mm以下の範囲内(ここでは、100mm程度)にある。なお、膨出部24の空間部11側への張り出し量は僅かであるが、説明の便宜上、図1、図5(A)、(B)においては、誇張して示している。
ここで、膨出部24の上位置P1を、湯面位置としたのは、溶鋼22の冷却の起点位置だからである。また、膨出部24の下位置P2を、上位置P1から下方へ300mm以上の位置としたのは、溶鋼22の鋳型接触面側に形成される凝固シェルと冷却部材12内面との間に隙間が生じる範囲が、この範囲内であることによる。以上のことから、膨出部24の形成位置を、溶鋼22の湯面位置を上位置P1とし、上位置P1から下方へ300mm以上の下位置P2までとしたが、下位置P2を、上位置P1から下方へ500mm以上の位置、更には短辺及び長辺14の下端位置とすることが好ましい。なお、図5(A)に示す長辺25は、膨出部26の形成位置を、溶鋼の湯面位置を上位置P1とし、上位置P1から下方へ300mm以上の下位置P2までとし、図5(B)に示す長辺27は、膨出部28の形成位置を、溶鋼の湯面位置を上位置P1とし、下位置P2を長辺27の下端位置としている。
膨出部24の縦断面の溶鋼接触面23側の輪郭線(内側線)は、上位置P1から下位置P2まで3つ以上8つ以下(本実施の形態では、3つ)の連続する直線部L1〜L3で構成されており、長辺14の溶鋼接触面23が、傾斜角度の異なる3段以上8段以下の傾斜面で構成されている。ここで、膨出部を構成する直線部が3つ未満(2つ以下)の場合、直線部の数が少な過ぎて、膨出部の縦断面形状が、部分的に突出する極端な形状となり、鋳片との接触抵抗が大きくなって、膨出部に摩耗損傷が発生し易くなる。一方、直線部の数が8つを超える(9つ以上)場合、直線部の数が多過ぎて、膨出部の加工が複雑となり、製造コストの増大を招く。以上のことから、膨出部24を、3つの直線部L1〜L3で構成したが、直線部の数の下限を4つとすることが好ましく、また上限を6つとすることが好ましい。なお、図5(A)に示す長辺25は、膨出部26を、3つの直線部M1〜M3で構成し、図5(B)に示す長辺27は、膨出部28を4つの直線部N1〜N4で構成している。
なお、長辺14(短辺も同様)の溶鋼接触面23側であって、長辺14の上位置P1より上側の縦断面の内側線は、膨出部24を構成する最上の直線部L1を延長して形成されている。この上位置P1より上側の縦断面は、図5(A)に示すように、長辺25(短辺も同様)の溶鋼接触面側であって、長辺25の上位置P1より上側の縦断面の内側線を、膨出部26を構成する最上の直線部M1を延長して形成することなく、長辺25の裏面側と平行な垂直状態(傾斜角度0度)にしてもよい。
直線部L1〜L3については、最上の直線部L1と、この直線部L1に隣接する上から2番目の直線部L2のなす角θ1、この直線部L2と上から3番目の直線部L3のなす角θ2を、それぞれ174度以上179.97度以下の範囲内としている。なお、各角θ1、θ2は、同一角度であるが、異なる角度にしてもよい。ここで、隣り合う直線部のなす角θが174度未満の場合、膨出部の側断面視した形状が、部分的に突出する極端な形状となり、鋳片との接触抵抗が大きくなって、膨出部に摩耗損傷が発生し易くなる。一方、隣り合う直線部のなす角θが179.97度を超える場合、直線部の数が多くなって膨出部の加工が複雑となり、製造コストの増大を招く。以上のことから、隣り合う直線部L1〜L3のなす角θ1、θ2を、それぞれ174度以上179.97度以下の範囲内としたが、下限を178.0度、更には179.0度とすることが好ましく、上限を179.90度とすることが好ましい。
上記した最上の直線部L1と次の直線部L2の連接箇所X1と、直線部L2と次の直線部L3の連接箇所X2と、下位置P2は、長辺14(短辺も同様)の上端位置から、長辺14の上下方向に異なる間隔H1〜H3で設けられている。また、図5(B)に示す長辺27も、直線部N1と直線部N2の連接箇所Y1と、直線部N2と直線部N3の連接箇所Y2と、直線部N3と直線部N4の連接箇所Y3と、下位置P2とを、長辺27の上下方向で異なる間隔K1〜K4で設けている。なお、各連接箇所X1、X2と下位置P2は、長辺14(短辺も同様)の上下方向の一部又は全部について、均等な間隔Hで設けてもよい。ここで、均等な間隔Hとは、各間隔の平均値に対して、±20%(好ましくは±5%)の範囲内で、各間隔が異なる場合も含む。
図1に示すように、上位置P1と下位置P2を結ぶ直線L4を底辺とする膨出部24の最大高さh(ここでは、上から1番目の直線部L1と2番目の直線部L2との連接箇所X1の高さ)を、0.2mm以上5mm以下の範囲内としている。ここで、最大高さhが0.2mm未満の場合、膨出部の空間部側への張り出し量が小さ過ぎて、膨出部の表面形状がスラブの凝固収縮に追従できず、膨出部の表面と溶鋼の鋳型接触面側に形成される凝固シェルとの間に隙間が生じる。一方、最大高さhが5mmを超える場合、膨出部の縦断面が、部分的に突出する極端な形状となり、鋳片との接触抵抗が大きくなって、膨出部に摩耗損傷が発生し易くなる。以上のことから、膨出部24の最大高さhを0.2mm以上5mm以下の範囲内としたが、下限を0.5mm、更には0.55mmとすることが好ましく、上限を2.5mm、更には2.2mmとすることが好ましい。
以上に示した膨出部の形成位置、膨出部を構成する直線部の数、隣り合う直線部のなす角、及び膨出部の最大高さhは、以下に示す条件を考慮したり、また実際に測定した結果を基にして、3次元のスラブの凝固収縮及び鋳型の熱変形を考慮したFEM解析(有限要素法を用いた解析)により、前記した範囲内で決定するのがよい。
1)スラブの形状、スラブのサイズ、又は鋳込み条件(例えば、鋳込み温度、引き抜き速度、鋳型冷却条件等)。
2)鋳込み鋼種の成分に由来する物理量(例えば、液相温度、固相温度、変態温度、線膨張率、剛性値等)。
3)鋳型とスラブ間の接触熱移動量(スラブの収縮量は、この量に大きく影響される)。
この接触熱移動量については、特開2008−49385号公報に開示されているため、その詳細内容については省略する。
短辺及び長辺14の溶鋼接触面23側には、例えば、溶射によりコーティング層が形成されている。溶射を行うコーティング層は、同一種類の成分を、短辺及び長辺14に使用する銅板(又は銅合金板、以下同様)の表面全体に亘って形成してもよく、また、複数種類の成分を、銅板の上下方向の異なる領域に、各成分の機能に応じてそれぞれ形成してもよい。以上に示した短辺及び長辺14は、銅板を、前記した形状に従来公知の機械加工を行って加工した後、その表面にコーティング層を形成し、必要に応じて更に仕上げ加工を行う。このコーティング層としては、機械加工した短辺及び長辺14の表面に溶射を行った後に、熱処理して使用するヒュージングタイプのものと、熱処理することなく使用するヒュージングレスタイプのものがある。
ヒュージングタイプの材料には、Ni又はCoをベースとしたCr−Si−B系の合金を使用でき、必要に応じてこれにサーメットを添加したものを使用できる。また、ヒュージングレスタイプの材料には、Co、Ni、又はこれらの合金に、WC(タングステンカーバイト)等の炭化物系、TiN等の窒化物系、及びCrB等の硼化物系のいずれか1又は2以上を添加したものを使用できる。なお、短辺と長辺14には、上記したいずれのタイプの材料を適用することもできるが、熱処理が終了した後の銅板の形状変化を考慮すれば、短辺にヒュージングタイプの材料を、長辺14にヒュージングレスタイプの材料を、それぞれ適用することが好ましい。なお、コーティング層はめっきでもよい。このめっきの材料としては、例えば、Co−NiのようなCo合金、Ni−FeのようなNi合金、又はNiを使用できる。
図2(A)、(B)、図3(A)〜(C)、図4(A)〜(C)に示すように、長辺14の裏面側に設けられた導水溝18〜20は、長辺14の幅方向に隣り合う締結手段群の間に形成された窪み部29と、バックプレート13とで形成されている。この窪み部29は、長辺14を薄肉化して、この部分の長辺14の厚みT1を、3mm以上30mm以下とするようにして形成する。ここで、薄肉化した部分の長辺の厚みが3mm未満の場合、長辺の繰り返し使用時における研削代が減少して鋳型使用回数の低下が生じる。一方、厚みが30mmを超える場合、厚みが厚くなり過ぎ、鋳型温度の上昇と締結の拘束による発生応力の増加により、塑性ひずみの発生量が増大する。以上のことから、薄肉化した長辺の厚みT1を、3mm以上30mm以下としたが、上限を20mm、更には12mmとすることが好ましく、下限を5mm、更には7mmとすることが好ましい。
長辺14の裏面側には、薄肉化されなかった部分(即ち、締結手段群の上下に隣り合う締結手段15、16を連結する領域)が、長辺14の上下方向に渡って長辺14の裏面側に突出する固定部30として残されている。なお、幅方向に隣り合う締結手段群の間隔Sは、例えば、50mm以上200mm以下程度である。また、締結手段群を構成する締結手段15と締結手段16は、形状のみが異なるものである。一方、バックプレート13には、長辺14の裏面側に向けて長辺14の上下方向に渡って突出して、その先端面が長辺14の窪み部29の底面に当接する仕切り部31、32が設けられている。このとき、長辺14に設けた固定部30の先端面は、締結手段群の列を横切って隣り合う仕切り部31、32の間に形成される凹面33に当接する。
これにより、隣り合う締結手段群間に、それぞれ複数(ここでは、3本)の導水溝18〜20が形成される。この導水溝18〜20のうち、締結手段群に隣接する導水溝18、20は、長辺14の上下方向に渡ってその断面形状が、締結手段15の側方に位置する部分と、他の部分(固定部30の側方に位置する部分)とで異なっている。なお、導水溝18、20の間に位置する導水溝19は、長辺14の上下方向に渡ってその断面形状が同一である。
図2(A)に示すメニスカス直下に位置する締結手段15の側方部分の導水溝18(導水溝20も同様)の内幅W1は、図1(B)に示す上下方向に隣り合う締結手段15間の導水溝18の内幅W2よりも狭く、かつ図2(A)に示す側方部分の導水溝18の深さD1は、図2(B)に示す上下方向に隣り合う締結手段15間の導水溝18の深さD2よりも深くなっている。具体的には、W1が3mm以上40mm以下、D1が3mmを超え20mm以下であり、しかもこのとき、D1/W1が、0.075を超え5以下の関係を満足している。また、W2が10mm以上80mm以下、D2が3mm以上10mm以下であり、しかもこのとき、D2/W2が、0.075以上1以下の関係を満足している。これにより、締結手段15近傍の冷却効率を高めることができる。なお、図2(A)は冷却部材のメニスカス直下に位置する締結手段の側方部分の導水溝を示しているが、本実施の形態ではメニスカス直下以外に位置する締結手段の側方部分の導水溝も同様の形状となっている。
ここで、導水溝18の締結手段15の側方部分の領域Aと、上下方向に隣り合う締結手段15間の領域Bとの接続部は、領域Bから領域Aへ向け、その内幅を連続的(曲面的)に徐々に幅狭にしている。また、接続部は、領域Bから領域Aへ向け、その深さを徐々に深くしている。なお、締結手段15の側方部分の導水溝18(領域A)の平断面積は、上下方向に隣り合う締結手段15間の導水溝18(領域B)の平断面積と同じ、又は−20%以上+20%以下(好ましくは、上限を+5%、下限を−5%)の範囲内である。これにより、導水溝18を流れる冷却水の流速を、長辺14の下部から上部まで略均一にできるが、締結手段の側方部分の導水溝の平断面積を、上下方向に隣り合う締結手段間の導水溝の平断面積より小さくして、導水溝における冷却効率を高めることもできる。
更に、図6(A)、(B)に示すように、長辺34の窪み部29と、バックプレート13の仕切り部31、32によって形成された導水溝35〜37のうち、締結手段群に隣接する導水溝35、37のメニスカス直下に位置する締結手段15の側方部分の底部に、冷却効率を増大させる水平突起からなるフィン38、39を設けてもよい。なお、長辺34は、フィン38、39が設けられたこと以外は、前記した長辺14と同一構成である。
このフィン38、39は、導水溝35、37が形成される領域の底面に対して、長辺34の幅方向に、例えば、ボールエンドミル(図示しない)を動かすことで形成できる。このフィン38、39は、側断面視して波状に形成されており、長辺34の上下方向のピッチPが1mm以上5mm以下程度、深さD3が、フィン38、39を形成する前の底面に対して、0.5mm以上2mm以下程度である。なお、フィンは、導水溝35、37の全体に渡って又は部分的に設けてもよく、また、メニスカスの上方50mmの位置から、メニスカスの下方150mm位置までの範囲内に渡って全体的に、又は部分的に設けてもよい。なお、メニスカスは、長辺34の上端から下方へ50mm以上150mm以下の範囲内にある。
以上に示した長辺14の裏面側(冷却面とは反対側)には、複数の締結手段15、16を使用して、例えば、ステンレス製のバックプレート13(例えば、厚みが50mm以上500mm以下程度)が取付けられる。この取付けに際しては、バックプレート13の周辺部に、バックプレート13の給水部17、排水部21、及び長辺14の導水溝18〜20を囲むように溝(図示しない)が形成され、ここにOリング(図示しない)を配置することで、長辺14とバックプレート13の密着性を向上させ、導水溝18〜20からの冷却水の漏れを防止している。この締結手段15、16は、長辺14に形成されている雌ねじ部40と、雌ねじ部40に螺合してバックプレート13を締着する雄ねじ(図示しない)を有している。また、雄ねじを取付けるため、バックプレート13に形成された孔41には、予め防水可能なシール座金が配置されており、雄ねじを取付けた部分からの冷却水の漏れを防止している。この雌ねじ部40は、バックプレート13側へ突出しており、この先端面がバックプレート13の孔41が形成されている凹んだ凹面33に当接している。
続いて、発明の一実施の形態に係る連続鋳造用鋳型10の作用について説明する。
連続鋳造用鋳型10においては、バックプレート13に取付けられている冷却部材12の内面(溶鋼接触面側)に、溶鋼湯面位置を上位置とし、上位置から下方へ300mm以上を下位置とする範囲に膨出部24を設けている。これにより、冷却部材12の内面の形状を、容易かつ安価に鋳片の凝固プロフィールに対応させた形状に近づけることができる。
また、冷却部材12の溶鋼湯面位置直下に位置する締結手段15、16の側方部分の導水溝20、18の内幅を、上下方向の締結手段15、16間の導水溝20、18の内幅よりも狭くし、かつ側方部分の導水溝20、18の深さを、上下方向の締結手段15、16間の導水溝20、18の深さよりも深くするので、従来温度が高くなり易かった部分の冷却効率を高めることができる。更に、溶鋼湯面位置直下に位置する締結手段15、16の側方部分の導水溝20、18の平断面積を、上下方向の締結手段15、16間の導水溝20、18の平断面積に対して−20%以上+20%以下(好ましくは、上限を+5%、下限を−5%)の範囲内に規定するので、導水溝20、18内を通過する冷却水の圧力損失の上昇を抑制できる。その結果、冷却部材12の下部から上部へかけて冷却水の流れを安定にでき、冷却部材12に発生する熱変形を均一にでき、鋳造を開始して時間が経過しても冷却部材12内面の形状を鋳片の凝固プロフィールに対応させた形状に維持することができる。これにより、鋳片のコーナー部での凝固遅れが抑制されて良好な品質の鋳片を製造でき、冷却部材12の熱変形も小さいため、冷却部材12の寿命を延ばすことができる。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
例えば、膨出部を、一対の短辺及び一対の長辺のいずれか一方に設けてもよい。
また、冷却部材を、チューブ状とすることもできる。
そして、前記実施の形態においては、鋳片の一例であるスラブを製造する鋳型の構成について説明したが、形状と寸法の異なる他の鋳片、例えば、ブルームを製造する鋳型に、本願発明を適用することも勿論可能である。
10:連続鋳造用鋳型、11:空間部、12:冷却部材、13:バックプレート、14:長辺、15、16:締結手段、17:給水部、18、19、20:導水溝、21:排水部、22:溶鋼、23:溶鋼接触面、24:膨出部、25:長辺、26:膨出部、27:長辺、28:膨出部、29:窪み部、30:固定部、31、32:仕切り部、33:凹面、34:長辺、35、36、37:導水溝、38、39:フィン、40:雌ねじ部、41:孔

Claims (8)

  1. 上下方向に貫通した空間部を内側に形成し、外面側が冷却水により冷却される冷却部材と、該冷却部材の外面側にそれぞれ上下方向に並べて配置された複数の締結手段からなる締結手段群によって、該冷却部材を取付ける支持部材とを有し、前記空間部に溶鋼を供給して冷却しながら鋳片を製造する連続鋳造用鋳型において、
    前記冷却部材の内面側に、溶鋼湯面位置を上位置とし、該上位置から下方へ300mm以上を下位置として前記空間部側へ張り出す膨出部を設け、該膨出部の縦断面の内側線を、前記上位置から前記下位置まで3つ以上8つ以下の連続する直線部で構成し、しかも、前記隣り合う直線部のなす角を、174度以上179.97度以下の範囲内とし、前記上位置と前記下位置を結ぶ直線を底辺とする前記膨出部の最大高さを0.2mm以上5mm以下の範囲内とし、
    前記冷却部材の外面側の上下方向に設けられ、冷却水が流れる導水溝は、該冷却部材の幅方向に隣り合う前記締結手段群の間に形成された窪み部と、前記冷却部材に向けて突出して、その先端面が前記冷却部材の前記窪み部の底面に当接する仕切り部が設けられた前記支持部材とで形成され、
    しかも前記導水溝のうち、少なくとも前記冷却部材の溶鋼湯面位置直下に位置する前記締結手段の側方部分の前記導水溝の内幅を、上下方向に隣り合う前記締結手段間の前記導水溝の内幅よりも狭くして3mm以上40mm以下とし、かつ前記側方部分の前記導水溝の深さを、上下方向に隣り合う前記締結手段間の前記導水溝の深さよりも深くして3mmを超え20mm以下としたことを特徴とする連続鋳造用鋳型。
  2. 請求項1記載の連続鋳造用鋳型において、前記冷却部材の前記上位置より上側の縦断面の内側線を、前記膨出部を構成する最上の前記直線部を延長して形成することを特徴とする連続鋳造用鋳型。
  3. 請求項1又は2記載の連続鋳造用鋳型において、前記隣り合う直線部の連接箇所は、前記冷却部材の上下方向に均等な間隔で設けられ、前記隣り合う直線部のなす角は、同一角度であることを特徴とする連続鋳造用鋳型。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の連続鋳造用鋳型において、前記冷却部材は、間隔を有して対向配置された一対の短辺と、該短辺を幅方向両側から挟み込んだ状態で対向配置された一対の長辺とで構成され、前記一対の短辺及び前記一対の長辺のいずれか一方又は双方に、前記膨出部を設けたことを特徴とする連続鋳造用鋳型。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の連続鋳造用鋳型において、前記冷却部材はチューブ状であることを特徴とする連続鋳造用鋳型。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の連続鋳造用鋳型において、前記冷却部材の溶鋼接触面側には、コーティング層が形成されていることを特徴とする連続鋳造用鋳型。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の連続鋳造用鋳型において、少なくとも前記冷却部材の前記溶鋼湯面位置直下に位置する前記締結手段の側方部分の前記導水溝の底部に、冷却効率を増大させる水平突起からなるフィンを設けることを特徴とする連続鋳造用鋳型。
  8. 請求項7記載の連続鋳造用鋳型において、前記溶鋼湯面位置は、前記冷却部材の上端から下方へ50mm以上150mm以下の範囲内にあり、しかも前記フィンを、該溶鋼湯面位置の上方50mmの位置から、該溶鋼湯面位置の下方150mm位置までの範囲内に設けることを特徴とする連続鋳造用鋳型。
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