JP5525963B2 - 集塵装置付き電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、集塵装置をアタッチメントとして装着した例えば電動ドリルやハンマードリル等の電動工具に関する。
電動ドリルやハンマードリル等の電動工具には、アタッチメントとして、穿孔作業等の際に被加工材から発生する粉塵を集塵して回収する集塵装置が装着される場合がある。この集塵装置付き電動工具として、例えば特許文献1には、電動工具であるハンマードリルのハウジングに、モータの回転軸に設けた集塵ファンと連通する集塵用ハウジングを設け、その集塵用ハウジングの開口に、対角線上に係合部を設けた集塵ケースを着脱可能に装着する発明が開示されている。また、このような集塵装置の装着構造としては、電動工具に対して集塵装置をレール等を用いて直線的にスライドさせ、スライドの終端で一方に設けた係止部を他方に設けた被係止部に係止させてロックするスライド結合も知られている。
特開2008−207360号公報
上記スライド結合においては、集塵装置が結合位置まで確実にスライドされないまま使用されてしまうことがある。この場合、集塵装置が脱落して落下し、破損してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、集塵装置のスライド結合が不完全であっても、集塵装置の落下による破損を好適に防止できる集塵装置付き電動工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ハウジングの所定位置に集塵装置をスライド結合させると共に、ハウジングと集塵装置との何れか一方に、集塵装置の結合位置で他方に設けた被係止部に係脱可能な係止部をその係止方向へ付勢して設けて、係止部による被係止部への係止によって集塵装置を固定する集塵装置付き電動工具であって、当該他方に、結合位置の手前となる集塵装置の少なくとも1つのスライド位置で係止部が係止可能な第2の被係止部を設けて、第2の被係止部への係止部の係止によってスライド位置でも集塵装置をハウジングに対して固定可能として、ハウジングと集塵装置とに、結合位置で互いに電気的接続して電動工具側から集塵装置に電力供給し、スライド位置で互いに離間する電源端子をそれぞれ設けたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、ハウジングの所定位置に集塵装置をスライド結合させると共に、ハウジングと集塵装置との何れか一方に、集塵装置の結合位置で他方に設けた被係止部に係脱可能な係止部をその係止方向へ付勢して設けて、係止部による被係止部への係止によって集塵装置を固定する集塵装置付き電動工具であって、当該一方に、結合位置の手前となる集塵装置の少なくとも1つのスライド位置で被係止部に係止可能な第2の係止部を設けて、被係止部への第2の係止部の係止によってスライド位置でも集塵装置をハウジングに対して固定可能として、ハウジングと集塵装置とに、結合位置で互いに電気的接続して電動工具側から集塵装置に電力供給し、スライド位置で互いに離間する電源端子をそれぞれ設けたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、ハウジングの所定位置に集塵装置をスライド結合させると共に、ハウジングと集塵装置との何れか一方に、集塵装置の結合位置で他方に設けた被係止部に係脱可能な係止部をその係止方向へ付勢して設けて、係止部による被係止部への係止によって集塵装置を固定する集塵装置付き電動工具であって、ハウジングと集塵装置との何れか一方に、結合位置の手前となる集塵装置の少なくとも1つのスライド位置で他方に設けた第2の被係止部に係脱可能な第2の係止部を、その係止方向へ付勢して設けて、第2の係止部による第2の被係止部への係止によってスライド位置でも集塵装置をハウジングに対して固定可能としたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項の構成において、ハウジングと集塵装置とに、結合位置で互いに電気的接続して電動工具側から集塵装置に電力供給し、スライド位置で互いに離間する電源端子をそれぞれ設けたことを特徴とするものである。
請求項1乃至3の発明によれば、集塵装置のスライド結合が不完全であっても、集塵装置が電動工具から脱落することがない。よって、集塵装置の落下による破損を好適に防止できる。
特に、請求項1,2の発明によれば、集塵装置のスライド結合が不完全な状態で集塵装置が作動するおそれはなくなる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項の効果に加えて、集塵装置のスライド結合が不完全な状態で集塵装置が作動するおそれはなくなる。
集塵装置付きハンマードリルの縦断面図である。 ハンマードリルの底面図である。 装着部の下部分の横断面図である。 案内溝内での係止爪の位置を示す説明図で、(A)が結合位置、(B)がその手前のスライド位置をそれぞれ示す。 集塵装置がスライド位置にあるハンマードリルの縦断面図である。 係止部及び被係止部の変更例を示す説明図で、(A)が結合位置、(B)がスライド位置をそれぞれ示す。 係止部及び被係止部の変更例を示す説明図で、(A)が結合位置、(B)がスライド位置をそれぞれ示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、集塵装置を電動工具であるハンマードリルに結合した例を示している。まずハンマードリル1は、左右一対の半割ハウジングを組み付けてなるハウジング2の前側(図1の左側を前方とする。)下部にモータ3を、出力軸4を上向きにして収容しており、その上方でベベルギヤ5,5を介してトルク伝達される中間軸6に、前方から第1ギヤ7、クラッチ8、ボススリーブ9を備えている。中間軸6の上方には、先端にビット10を挿着可能なツールホルダ11が中間軸6と平行に軸支されて、その後方に遊挿されたピストンシリンダ12の後端に、ボススリーブ9にスワッシュベアリングを介して外装されたアーム13が連結されている。ピストンシリンダ12の内部には、空気室14を介してストライカ15が前後移動可能に外装されて、その前方に設けたインパクトボルト16を打撃可能としている。第1ギヤ7は、ツールホルダ11に装着された第2ギヤ17と噛合している。
一方、ハウジング2の後側上部には、スイッチ19及びスイッチレバー20を備えたハンドル18が形成されており、ハンドル18の下方には、電源となるバッテリーパック21が装着されている。また、ハウジング2の前側下部は、前面が傾斜面部23となってバッテリーパック21の前方に突出し、集塵装置40が結合される装着部22となっている。この装着部22の内部に、モータ3のコイル、スイッチ19、バッテリーパック21と図示しないリード線で電気的接続されるコントローラ24が収容されると共に、傾斜面部23に設けた差込口25の後方に、コントローラ24と図示しないリード線で電気的接続される電源端子である正負のメス端子26が設けられている。
また、装着部22の下面には、図2,3に示すように、左右両面が下向きに広がるテーパ面となるレール部27が形成されて、そのレール部27内の左右方向の略中央に、前端及び下面が開放する案内溝28が前後方向に形成されている。この案内溝28の左側面において、後端とのその前方との二箇所には、溝幅が左側へ広くなる前係止凹部29と後係止凹部30とがそれぞれ所定間隔をおいて形成されて、前係止凹部29の後面には、後方へ行くに従って溝幅を狭くする傾斜面31が形成されている。同様に、案内溝28の前端左側面にも、溝幅を前方へ行くに従って広くする傾斜面32が形成されている。この後係止凹部30が被係止部、前係止凹部29が第2の被係止部となる。
そして、集塵装置40は、左右の半割ケーシングを組み付けてなるケーシング41を備え、そのケーシング41の後方上部に、ハンマードリル1の装着部22の傾斜面部23及び下面に当接して嵌合する嵌合凹部42を形成している。ケーシング41の後方には、出力軸44を前方へ向けたモータ43が横向きに収容されると共に、その後方にコントローラ45が設けられている。また、出力軸44には集塵ファン46が固着されて、ケーシング41内に区画形成されて側面に図示しない排気口を備えた吸気室47内に収容されている。48は、吸気室47の前方で後述するダストボックス57を結合する結合部で、前方のみ開口した凹状を呈し、結合部48の底となる仕切壁49には、集塵ファン46の同軸上で結合部48を吸気室47と連通させる連通孔50が形成されている。
結合部48の上方には、前端が開口し後端がU字状にターンして結合部48の後方へ回り込む案内通路51が前後方向に形成されており、その案内通路51の前端に、L字状のノズル52が連結されて、前後に開口する筒状の吸込部53を有する先端を上向きに突出させている。この吸込部53の後部は、上方へ行くに従って軸方向に短くなる傾斜状にカットされて、後部の開口に、ビット10が貫通するキャップ54が嵌着されている。
また、案内通路51内には、前端がノズル52に接続されるフレキシブルホース55が収容されており、フレキシブルホース55の後端には、案内通路51の後端形状に沿ってU字状に折り返した四角筒状のダクト56が連結されている。このダクト56の先端部は、仕切壁49を貫通して結合部48内に突出している。ダストボックス57は、ボックス本体58にヒンジ結合される蓋体59にフィルタユニット60を備え、結合部48への装着状態で、ダクト56の先端部が蓋体59に設けた入口61を貫通すると共に、出口62が連通孔50に対向するようになっている。
さらに、結合部48の後方には、装着部22への集塵装置40の装着状態で差込口25を介してメス端子26に電気的接続される電源端子である正負のオス端子63が設けられている。
そして、嵌合凹部42を形成するケーシング41の後部上面には、装着部22への集塵装置40の結合位置で装着部22の下面に設けられたレール部27が嵌合する左右一対のガイド部64,64(図3,5)が前後方向に突設されている。すなわち、レール部27をガイド部64,64間に位置させてケーシング41を装着部22に対して後方へスライドさせることで、装着部22が嵌合凹部42に嵌合する結合位置へ案内される構造である。
一方、ケーシング41内には、左右方向へスライド可能な軸状のスライダ65が設けられて、スライダ65の上面に突設した係止部としての係止爪66が、ケーシング41の後部上面に設けた左右方向の長孔67を貫通してガイド部64,64間に突出している。この係止爪66は、集塵装置40の結合位置でレール部27に設けた案内溝28の後端に位置するものであるが、スライダ65は、ケーシング41内で図示しないコイルバネによって左側へ付勢されていることから、係止爪66が長孔67の左端にあって後係止凹部30に係止する。コイルバネの付勢に抗してスライダ65を右側へスライドさせると、係止爪66が長孔67の右端に位置して案内溝28内を前後に通過可能となる。68は、ケーシング41の後部上面において係止爪66の前方で前後方向に立設されるガイド板で、係止爪66が長孔67の右端に位置する状態で前後に連続状となって係止爪66と共に案内溝28内を通過可能となる。
以上の如く構成されたハンマードリル1においては、集塵装置40をハンマードリル1に装着する際には、ハンマードリル1のレール部27と集塵装置40のガイド部64,64とを合わせた状態で、装着部22に嵌合凹部42を前方から嵌合させるように集塵装置40を後方へスライドさせる。すると、係止爪66がまず案内溝28の前端の傾斜面32に当接することで、コイルバネの付勢に抗して傾斜面32に沿って中央側へ案内され、そのまま案内溝28内を後方へスライドする。さらに集塵装置40がスライドすると、係止爪66が前係止凹部29に係止するが、後面の傾斜面31の案内によって前係止凹部29から離脱して、図4(A)に示すように後係止凹部30に係止する。このとき、図1に示すように集塵装置40のオス端子63が差込口25からハウジング2内へ進入し、メス端子26に挿通して電気的接続される。
この結合位置で、ハンマードリル1のスイッチレバー20を押し込み操作してスイッチ19をONさせると、モータ3が駆動して中間軸6を回転させる。このとき、ハウジング2の外部からクラッチ8をスライド操作して、第1ギヤ7のみと係合する前進位置、ボススリーブ9のみと係合する後退位置、第1ギヤ7及びボススリーブ9と同時に係合する中間位置の何れかを選択することで、第2ギヤ17を介してツールホルダ11が回転してビット10を回転させるドリルモード、アーム13の揺動によってピストンシリンダ12を往復動させ、連動するストライカ15によってインパクトボルト16を介してビット10を打撃するハンマーモード、ツールホルダ11の回転とインパクトボルト16の打撃とを同時に行うハンマードリルモードの選択が可能となる。
一方、スイッチ19のONによってコントローラ24は、集塵装置40のコントローラ45へ電力を供給する。よって、コントローラ45は、モータ43を駆動させて集塵ファン46を回転させる。これにより、ノズル52の吸込部53から外気が吸引され、フレキシブルホース55及びダクト56を通って入口61からダストボックス57のボックス本体58内に排出され、さらにフィルタユニット60を通過して出口62及び連通孔50を介して吸気室47に至り、吸気室47に設けた排気口から外部へ排出される。従って、回転等するビット10によって被加工材から生じた粉塵は、吸込部53に吸い込まれてノズル52及びフレキシブルホース55、ダクト56を介してボックス本体58内に進入し、フィルタユニット60に捕捉されてボックス本体58内に貯留することになる。
このとき、吸込部53では、後部が傾斜状にカットされているので、内部に空気が滞留することがなく、吸い込まれた粉塵をスムーズに下流側へ送ることができる。よって、粉塵が吸込部53に残留することなく効率良く集塵される。
なお、スイッチレバー20の押し込みを解除してスイッチ19をOFFさせると、モータ3が停止してビット10の回転等が停止する。しかし、コントローラ24は、集塵装置40への通電をスイッチ19のOFFから数秒間遅らせて停止させる遅延機能を備えているため、集塵装置40ではビット停止後数秒間は集塵ファン46が回転を続ける。よって、ノズル52やフレキシブルホース55等に残留した粉塵もダストボックス57へ確実に回収することができる。
そして、ハンマードリル1に対する集塵装置40のスライドが不十分で係止爪66が後係止凹部30に到達しなかった場合、集塵装置40がハンマードリル1に対して固定されないため、ハンマードリル1を下に傾けたりすると、レール部27に対してガイド部64が前方へスライドすることで集塵装置40が移動する。しかし、係止爪66が前係止凹部29に到達するスライド位置では、図4(B)に示すように係止爪66が前係止凹部29に係止するため、集塵装置40のスライドは規制されてハンマードリル1から脱落することはない。なお、この前係止凹部29への係止の際は図5に示すように、オス端子63はメス端子26から離間してハンマードリル1と集塵装置40との電気的接続が解除されるため、例えハンマードリル1のスイッチ19をONしても集塵装置40に電力は供給されない。
一方、集塵装置40の取り外しは、スライダ65をコイルバネの付勢に抗して右側へスライドさせ、係止爪66による前係止凹部29或いは後係止凹部30への係止を解除した状態で、装着時と逆に集塵装置40をハンマードリル1から前方へスライドさせると、集塵装置40をハンマードリル1から取り外すことができる。
このように、上記形態の集塵装置40付きハンマードリル1によれば、ハンマードリル1のハウジング2に、結合位置の手前となる集塵装置40のスライド位置で係止爪66が係止可能な前係止凹部29を設けて、前係止凹部29への係止爪66の係止によってスライド位置でも集塵装置40をハウジング2に対して固定可能としたことで、集塵装置40のスライド結合が不完全であっても、集塵装置40がハンマードリル1から脱落することがない。よって、集塵装置40の落下による破損を好適に防止することができる。
特にここでは、集塵装置40のスライド位置ではオス端子63はメス端子26から離間して集塵装置40への電力供給が遮断されるため、集塵装置40のスライド結合が不完全な状態で集塵装置40が作動するおそれはなくなる。
なお、上記形態では、第2の被係止部となる前係止凹部を1つ設けて1つのスライド位置での集塵装置の固定を図っているが、前係止凹部を2つ以上設けてスライド位置を複数設定することもできるし、スライダの付勢方向や係止凹部を設ける側を左右逆にすることもできる。
また、ハンマードリルと集塵装置とでレール部とガイド部とを互いに逆に設けたり、係止部と被係止部とを互いに逆に設けたりしても差し支えない。
一方、結合位置の手前のスライド位置での集塵装置の固定は、他の構造によっても可能である。以下、他の形態を説明するが、係止部と被係止部とに係る部分を除いてハンマードリルや集塵装置の構造は上記形態と同じであるので、重複する説明は省略して係止部と被係止部との構造を中心に説明する。
図6(A)に示す形態では、ハウジング2側の案内溝28に、被係止部となる係止凹部70を、集塵装置40に、結合位置でコイルバネ72の付勢によって係止凹部70に係止する係止部としての係止爪71をそれぞれ設けるのに加えて、集塵装置40における係止爪71の後方に、コイルバネ74の付勢によって案内溝28の左側面へ押圧される第2の係止部としての第2係止爪73をさらに設けている。75は、スライダ65に連結されて2つの係止爪71,73をコイルバネ72,74の付勢に抗して同時に右側へスライドさせるための二叉状の押圧板である。
よって、この形態においても、結合位置の手前のスライド位置で係止爪71が係止凹部70に係止しないことがあっても、図6(B)に示すように、第2係止爪73が係止凹部70に係止することで、当該スライド位置でも集塵装置40をハウジング2に対して固定可能となる。従って、集塵装置40の落下による破損が防止可能となる。
なお、この形態でも第2係止爪を集塵装置40のスライド方向に2つ以上並設して、集塵装置40が固定可能なスライド位置を複数設定してもよい。
図7(A)に示す形態では、ハウジング2側の案内溝28に被係止部としての係止凹部70を、集塵装置40に係止部としての係止爪71をそれぞれ設けるのに加えて、ハウジング2における係止凹部70の前方に、第2の被係止部となる第2係止凹部76を、集塵装置40における係止爪71の前方に、結合位置の手前のスライド位置でコイルバネ78の付勢によって第2係止凹部76に係止する第2の係止部としての第2係止爪77をそれぞれ設けている。
よって、この形態においても、結合位置の手前のスライド位置で係止爪71が係止凹部70に係止しないことがあっても、図7(B)に示すように、第2係止爪77が第2係止凹部76に係止することで、当該スライド位置でも集塵装置40をハウジング2に対して固定可能となる。従って、集塵装置40の落下による破損が防止可能となる。
なお、この形態でも第2係止凹部及び第2係止爪を集塵装置40のスライド方向に2つ以上並設して、集塵装置40が固定可能なスライド位置を複数設定してもよい。
その他、係止部と被係止部との係脱も、上記各形態では係止爪を直線移動させて係止凹部に係脱させているが、例えばフック形状の係止爪を回転移動させて係止突部に係脱させるような形態であっても、係止突部を複数設けたり、1つの係止突部に対して複数の係止爪を位置を変えて設けたり、少なくとも1つのスライド位置で係脱する別の係止爪と係止突部との組を設けたりすることで、上記各形態と同じ作用効果を得ることができる。
さらに、集塵装置の構成も上記形態に限らず、例えばオス端子とメス端子との関係を逆にしたり、これらの端子をなくして集塵装置自身に電源を持たせたり等適宜変更可能である。勿論電動工具もハンマードリルに限らず、電動ドリルや電動ハンマ等の他の種類の工具であっても本発明の適用は可能である。
1・・ハンマードリル、2・・ハウジング、3,43・・モータ、4,44・・出力軸、6・・中間軸、10・・ビット、11・・ツールホルダ、21・・バッテリーパック、22・・装着部、24,45・・コントローラ、26・・メス端子、27・・レール部、28・・案内溝、29・・前係止凹部、30・・後係止凹部、31,32・・傾斜面、40・・集塵装置、41・・ケーシング、42・・嵌合凹部、46・・集塵ファン、48・・結合部、50・・連通孔、52・・ノズル、53・・吸込部、55・・フレキシブルホース、57・・ダストボックス、63・・オス端子、64・・ガイド部、65・・スライダ、66,71・・係止爪、70・・係止凹部、73,77・・第2係止爪、76・・第2係止凹部。

Claims (4)

  1. ハウジングの所定位置に集塵装置をスライド結合させると共に、前記ハウジングと集塵装置との何れか一方に、前記集塵装置の結合位置で他方に設けた被係止部に係脱可能な係止部をその係止方向へ付勢して設けて、前記係止部による前記被係止部への係止によって前記集塵装置を固定する集塵装置付き電動工具であって、
    前記他方に、前記結合位置の手前となる前記集塵装置の少なくとも1つのスライド位置で前記係止部が係止可能な第2の被係止部を設けて、前記第2の被係止部への前記係止部の係止によって前記スライド位置でも前記集塵装置を前記ハウジングに対して固定可能として、
    前記ハウジングと集塵装置とに、前記結合位置で互いに電気的接続して前記電動工具側から前記集塵装置に電力供給し、前記スライド位置で互いに離間する電源端子をそれぞれ設けたことを特徴とする集塵装置付き電動工具。
  2. ハウジングの所定位置に集塵装置をスライド結合させると共に、前記ハウジングと集塵装置との何れか一方に、前記集塵装置の結合位置で他方に設けた被係止部に係脱可能な係止部をその係止方向へ付勢して設けて、前記係止部による前記被係止部への係止によって前記集塵装置を固定する集塵装置付き電動工具であって、
    前記一方に、前記結合位置の手前となる前記集塵装置の少なくとも1つのスライド位置で前記被係止部に係止可能な第2の係止部を設けて、前記被係止部への前記第2の係止部の係止によって前記スライド位置でも前記集塵装置を前記ハウジングに対して固定可能として、
    前記ハウジングと集塵装置とに、前記結合位置で互いに電気的接続して前記電動工具側から前記集塵装置に電力供給し、前記スライド位置で互いに離間する電源端子をそれぞれ設けたことを特徴とする集塵装置付き電動工具。
  3. ハウジングの所定位置に集塵装置をスライド結合させると共に、前記ハウジングと集塵装置との何れか一方に、前記集塵装置の結合位置で他方に設けた被係止部に係脱可能な係止部をその係止方向へ付勢して設けて、前記係止部による前記被係止部への係止によって前記集塵装置を固定する集塵装置付き電動工具であって、
    前記ハウジングと集塵装置との何れか一方に、前記結合位置の手前となる前記集塵装置の少なくとも1つのスライド位置で他方に設けた第2の被係止部に係脱可能な第2の係止部を、その係止方向へ付勢して設けて、前記第2の係止部による前記第2の被係止部への係止によって前記スライド位置でも前記集塵装置を前記ハウジングに対して固定可能としたことを特徴とする集塵装置付き電動工具。
  4. 前記ハウジングと集塵装置とに、前記結合位置で互いに電気的接続して前記電動工具側から前記集塵装置に電力供給し、前記スライド位置で互いに離間する電源端子をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項に記載の集塵装置付き電動工具。
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