JP5525752B2 - 遊技機の施錠機構 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤を保持する遊技盤保持枠およびガラス等を保持する透過部材保持枠を支持体に施錠する遊技機の施錠機構に関する。
特許文献1に示すように、従来の遊技機においては、遊技盤を保持する遊技盤保持枠と、遊技盤の前面を覆うガラスなどからなる透過部材を保持する透過部材保持枠とが支持体に枢支されており、何らかの不具合が生じた際には、遊技盤保持枠や透過部材保持枠を開放してメンテナンスが行われる。こうした遊技機には、当然のことながら施錠機構が設けられているが、遊技盤保持枠の開放と透過部材保持枠の開放とは独立して行われるようにしている。一般的には、支持体と透過部材保持枠との間に遊技盤保持枠が挟持されており、遊技盤保持枠とその前面に位置する透過部材保持枠とが相互に施錠され、遊技盤保持枠とその背面に位置する支持体とが相互に施錠されることで、遊技機の施錠が行われる。
特開2009−22535号公報
遊技盤保持枠は、遊技盤や液晶表示器さらには制御基板等さまざまな部品が取り付けられているため重量が大きく、支持体に対してどうしてもがたつきが生じてしまう。上記の施錠機構においては、こうしたがたつきが生じやすい遊技盤保持枠を介して、透過部材保持枠が支持体に施錠されるため、施錠状態において、透過部材保持枠もがたつきやすくなってしまう。このようにして透過部材保持枠ががたつくことにより、透過部材保持枠と遊技盤保持枠との間に生じる隙間に工具等を侵入させて不正が行われてしまうといった問題があった。
特に、上記のように遊技盤保持枠の前面と透過部材保持枠とを施錠し、遊技盤保持枠の背面と支持体とを施錠する場合には、シリンダの鍵穴に挿入された鍵に連動して解錠動作または施錠動作をする施錠機構が遊技盤保持枠に設けられる。そのため、遊技盤保持枠の重量が一層大きくなってしまい、透過部材保持枠や遊技盤保持枠のさらなるがたつきをもたらすという問題があった。
本発明は、施錠状態にある遊技盤保持枠や透過部材保持枠のがたつきを軽減することにより、不正対策の強化が図られる遊技機の施錠機構を提供することを目的とする。
本発明は、四辺を有する支持体に、遊技盤を保持する遊技盤保持枠と、上記遊技盤の前面を覆う透過部材を保持する透過部材保持枠とがそれぞれ回転可能に枢支され、上記遊技盤保持枠および透過部材保持枠が、上記支持体の四辺の前面に対して略平行な状態であるときに、これら遊技盤保持枠および透過部材保持枠が上記支持体に施錠される遊技機の施錠機構を前提とする。
そして、記遊技盤保持枠および透過部材保持枠の開放側に位置する上記支持体の側辺には、鍵が挿入される鍵穴を有するシリンダと、上記鍵穴に挿入された鍵の操作に連動して可動する連係部材と、該連係部材に連係するとともに、上記鍵穴に挿入された鍵の操作に連動して、少なくとも施錠位置から解錠位置へと移動する第1係止部材および第2係止部材と、が設けられ、上記遊技盤保持枠には、上記支持体の四辺の前面に対して略平行な状態であるときに、上記解錠位置から施錠位置に移動した第1係止部材が係止して当該遊技盤保持枠が施錠される第1被係止部と、上記鍵穴に挿入された鍵の操作に連動して、規制位置から開放位置へと移動する第3係止部材と、が設けられ、上記透過部材保持枠には、上記支持体の四辺の前面に対して略平行な状態であるときに、上記解錠位置から施錠位置に移動した第2係止部材が係止して当該透過部材保持枠が施錠される第2被係止部と、上記第3係止部材が係止して、当該透過部材保持枠と上記遊技盤保持枠との離間が規制される第3被係止部と、が設けられ、上記遊技盤保持枠および透過部材保持枠が施錠された状態で、上記鍵穴に挿入された鍵の操作によって鍵が一方に回転したときには、上記連係部材により上記第1係止部材および第2係止部材の双方を施錠位置から解錠位置へ移動させることによって、上記第1係止部材と第1被係止部との係止関係および第2係止部材と第2被係止部との係止関係が断たれて、上記遊技盤保持枠および透過部材保持枠が開放可能となり、上記遊技盤保持枠および透過部材保持枠が施錠された状態で、上記鍵穴に挿入された鍵の操作によって鍵が他方に回転したときには、上記連係部材により上記第2係止部材のみを施錠位置から解錠位置へ移動させるとともに、当該鍵の回転に連動して上記第3係止部材を規制位置から開放位置へ移動させることによって上記第3係止部材と上記第3被係止部との係止関係が断たれて、上記透過部材保持枠が開放可能となることを特徴とする。
本発明において、遊技盤保持枠および透過部材保持枠の枢支は、ヒンジ等の何らかの部材を介して実現してもよいし、あるいは両者の一部を接合させて実現してもよい。
本発明において、第1係止部材(第2係止部材)および第1被係止部(第2被係止部)の構造や形状は特に限定されない。いずれにしても、係止部材が可動可能に設けられ、その一部が可動によって被係止部に係止して、遊技盤保持枠または透過部材保持枠の開放が抑止されるものであればよい。したがって、孔や凹み、あるいは遊技盤保持枠や透過部材保持枠に一体または別部材で設けられた突起等も、本発明の被係止部に相当する。
本発明において、第1係止部材および第2係止部材は施錠位置と解錠位置との間を移動するが、施錠位置において第1係止部材(第2係止部材)が第1被係止部(第2被係止部)に係止して遊技盤保持枠(透過部材保持枠)を施錠し、解錠位置において第1係止部材(第2係止部材)と第1被係止部(第2被係止部)との係止関係が断たれて遊技盤保持枠(透過部材保持枠)が開放可能となれば、その移動の態様は特に限定されない。したがって、第1係止部材(第2係止部材)は、例えば、往復直線運動を行うものであってもよいし、回転運動するものであっても構わない。
また、第1係止部材および第2係止部材は、鍵の操作によって施錠位置から解錠位置へ移動すればよく、解錠位置から施錠位置への移動は、鍵の操作によって行われてもよいし、その他の方法によって行われてもよい。その他の方法としては、例えば、スプリング等の弾性部材によって、第1係止部材や第2係止部材を常に施錠位置に位置させておき、鍵の操作がなされたときに、弾性部材の弾性力に抗して第1係止部材や第2係止部材が施錠位置から解錠位置へ移動するようにすることが考えられる。また、例えば、遊技盤保持枠や透過部材保持枠を閉じたときに、突起等の所定の部材が第1係止部材や第2係止部材に接触するようにしておき、この所定の部材によって第1係止部材や第2係止部材が施錠位置へ移動するようにしてもよい。あるいは、ソレノイドやモーター等の駆動装置を用いて第1係止部材や第2係止部材を解錠位置から施錠位置へ移動させるようにしても構わない。
本発明によれば、遊技盤保持枠に設けられた第1被係止部および透過部材保持枠に設けられた第2被係止部に対して、支持体に設けられた第1係止部材および第2係止部材がそれぞれ係止して遊技機の施錠が行われる。つまり、遊技盤保持枠および透過部材保持枠の双方が、支持体に対して直接施錠されるので、特に施錠状態にある透過部材保持枠のがたつきが軽減される。したがって、がたつきによって生じる隙間から工具等を侵入させて行う不正が行われにくくなり、不正対策を強化することができる。
また、シリンダや、シリンダの鍵穴に挿入された鍵に連動して可動する連係部材、さらには第1係止部材および第2係止部材といった各部材が支持体に設けられるので、遊技盤保持枠や透過部材保持枠の重量が軽減され、これら保持枠のがたつきを一層軽減することができる。
本実施形態の遊技機の斜視図である。 遊技機の正面図である。 透過部材保持枠の背面図である。 透過部材保持枠の背面に設けられる施錠用補強金具の斜視図である。 遊技盤保持枠の正面図である。 遊技盤保持枠の背面側の斜視図である。 遊技盤保持枠の背面側の部分拡大図である。 透過部材保持枠および遊技盤保持枠が互いに略平行になった状態を示す図である。 支持体の開放側の側辺を上方から見た図である。 支持体の開放側の側辺を内側から見た図である。 支持体の開放側の側辺を内側から見た部分拡大図である。 連係部材、第1係止部材および第2係止部材を示す斜視図である。 支持体の開放側の側辺を内側から見た図であり、遊技盤保持枠が閉じられた状態を示す図である。 支持体の開放側の側辺を内側から見た図であり、遊技盤保持枠および透過部材保持枠が閉じられた状態を示す図である。 支持体に対して遊技盤保持枠および透過部材保持枠が施錠された状態を、支持体の開放側の側辺の外方から見た側面図である。 支持体に対して遊技盤保持枠および透過部材保持枠が施錠された状態を、支持体の開放側の側辺の内側から見た斜視図である。 図16の一点鎖線aで示す部分の部分拡大図である。 図16の一点鎖線bで示す部分の部分拡大図である。 図16の一点鎖線cで示す部分の部分拡大図である。 図19を他の方向から見た図である。 支持体に対して遊技盤保持枠および透過部材保持枠が閉じられた状態において、所定の解錠操作が行われた状態を支持体の開放側の側辺の内側から見た斜視図である。 図21の一点鎖線aで示す部分の部分拡大図である。 図21の一点鎖線bで示す部分の部分拡大図である。 図21の一点鎖線cで示す部分の部分拡大図である。 図24を他の方向から見た図である。 支持体に対して遊技盤保持枠および透過部材保持枠が閉じられた状態において、他の解錠操作が行われた状態を支持体の開放側の側辺の内側から見た斜視図である。 図26の一点鎖線aで示す部分の部分拡大図である。 図26の一点鎖線bで示す部分の部分拡大図である。 図26の一点鎖線cで示す部分の部分拡大図である。 図29を他の方向から見た図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1に示すように、遊技機1は、支持体2と、この支持体2に回転可能に枢支された扉体3とを備えている。支持体2は、上辺2a、下辺2b、側辺2c,2dによって四辺を構成する枠体からなる。各辺2a〜2dは、変形や歪みが生じにくい木材やアルミ等の金属を材質とする板部材からなり、略長方形状に囲繞空間が形成されるように連結金具によって連結されている。
そして、これら連結金具のうち、上辺2aと側辺2cとを連結する金具および側辺2cと下辺2bとを連結する金具には、一対のヒンジ4a,4bが、遊技機1の前面側に突出した位置で対面するように固定されている。
そして、一対のヒンジ4a,4bには、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6によって構成される扉体3が回転可能に枢支されている。なお、図1は、支持体2に対して透過部材保持枠5が開放され、遊技盤保持枠6が支持体2に対して閉じられた状態を示している。これら透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6は、その背面の一部または全部を支持体2の前面に接触させた状態、言い換えれば、支持体2の四辺の前面に対して略平行な状態を維持したときに施錠される。また、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6は、それぞれ独立して開閉可能なように枢支されており、上記の施錠位置から支持体2の側辺2d側が徐々に開放されるように回転することとなる。
透過部材保持枠5は、支持体2と同様に、上辺5a、下辺5b、側辺5c,5dからなる四辺によって略長方形状の囲繞空間が形成される枠体からなり、後述する遊技盤17の前面を覆う透過部材7が囲繞空間に固定される。本実施形態においては、透明のガラス板によって透過部材7を構成しているが、この透過部材7を介して後述する遊技盤17が見えるものであれば、その材質や形状は特に問わず、例えば合成樹脂等によって構成してもよい。また、透過部材保持枠5の材質も特に問わないが、軽量化や装飾性の向上の目的から合成樹脂性とすることが望ましく、特にこの場合には、図示のように補強金具8を固定して歪みや変形を防止するとよい。
なお、図2に示すように、遊技機1の前面すなわち透過部材保持枠5の前面には、装飾ランプ9、遊技球を発射するための操作ハンドル10、払い出された賞球を溜める上皿11、スピーカー12が固定されている。また、図1に示すように、上記の補強金具8や、上皿11に賞球を送球する供給路13、装飾ランプ9の照射方向を変更するためのモーター等を制御する制御基板14が、透過部材保持枠5の背面側に位置するように設けられている。
図1および図2からも明らかなように、透過部材保持枠5の上辺5aおよび下辺5bは、支持体2の上辺2aおよび下辺2bと長さを等しくしており、透過部材保持枠5を閉じて、支持体2および透過部材保持枠5が略平行になったときに、上辺5aが上辺2aに、側辺5c,5dが側辺2c,2dに、それらの外周面が面一の状態で重なる。したがって、遊技機1を正面から見たときに、支持体2の上辺2aおよび側辺2c,2dは、透過部材保持枠5によって見えなくなる。ただし、側辺5c,5dは、側辺2c,2dよりも短く形成されており、支持体2の下辺2bが遊技機1の正面側に露出する。支持体2の下辺2bは、上辺2aや側辺2c,2dに比べて厚く形成されており、その正面側に装飾部材15が固定されている。
そして、透過部材保持枠5には、側辺5cの上方に突出する枢支軸16a、および側辺5cの下方に突出する枢支軸16bが固定されており、枢支軸16aがヒンジ4aに、枢支軸16bがヒンジ4bに回転可能に枢支されている。これにより、透過部材保持枠5が支持体2に対して開閉可能に支持されることとなる。なお、透過部材保持枠5を支持体2に回転可能に枢支する構造は上記に限らず、例えば、透過部材保持枠5の側辺5cの一部を凸状に形成し、この凸状部分をヒンジ4a,4bや支持体2に直接嵌合させて枢支するようにしてもよい。
また、ヒンジ4a,4bには、透過部材保持枠5と同様に、遊技盤保持枠6が回転可能に枢支されている。図1に示すように、遊技盤保持枠6は、上辺6a、下辺6b、側辺6c,6dからなる四辺によって略長方形状の囲繞空間が形成される枠体からなり、この囲繞空間に図2に示す遊技盤17が固定される。遊技盤17の前面には、複数の釘や風車、遊技球が入球可能な各種の入賞口、演出用の役物等が設けられており、その略中央部分に形成された孔に演出用の液晶表示装置18が固定されている。透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6が閉じられて遊技が可能な状態では、遊技盤17に所定の間隔を維持して略平行に透過部材7が対面するとともに、遊技盤17の前面が透過部材7によって覆われる。
説明の都合上、図1においては遊技盤17を省略しているが、遊技盤17の背面には遊技の進行を制御するさまざまな制御基板が固定されている。また、遊技盤保持枠6において、遊技盤17の固定位置の下方には、スピーカー19や、操作ハンドル10の操作に応じて遊技領域に遊技球を発射する発射装置20等が固定され、その背面にはさらに各種の制御基板が固定されている。
次に、上記の構成からなる透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6の施錠機構について説明する。
図3は、透過部材保持枠5の背面図である。上記したように、透過部材保持枠5は、側辺5c側が支持体2に回転可能に枢支されるため、側辺5d側が透過部材保持枠5の開放側となる。
この透過部材保持枠5の開放側の背面には、金属製の施錠用補強部材30が側辺5dに沿って固定されている。この施錠用補強部材30は、第1部材31と第2部材32とに分割されており、これら両部材31,32は、所定の間隔を維持して透過部材保持枠5の背面に固定される。図4に示すように、第1部材31および第2部材32は、断面をコの字型に屈曲させたコ字状部31a,32aを有しており、透過部材保持枠5に固定されたときに、コ字状部31a,32aと透過部材保持枠5の背面とによって囲繞される空間が形成されるようにしている。
なお、第1部材31と第2部材32との間の間隔には、図3に示すように、透過部材保持枠5に形成されたシリンダ挿通孔21が臨むようにしている。このシリンダ挿通孔21は、透過部材保持枠5を閉じたときに、後述するシリンダSの前面に設けられた鍵穴65を、透過部材保持枠5の前面に露出させるものである(図2参照)。
そして、第1部材31のコ字状部31aには、切り欠き33が所定の間隔を維持して一対設けられ、第2部材32のコ字状部32aには、切り欠き34が設けられている。第1部材31に設けられた一対の切り欠き33,33のそれぞれには、鉤部材からなる第2被係止部35,35が設けられている。詳しくは後述するが、この第2被係止部35,35は、透過部材保持枠5が閉じられたときに、支持体2に設けられた第2係止部材63の第2鉤片74が係止することにより、当該透過部材保持枠5を支持体2に施錠する機能を有している。
また、第2部材32は、第1部材31よりも幅広に形成されており、上記のコ字状部32aから、その幅方向に連続するコ字状部32bが設けられている。そして、この第2部材32のコ字状部32bには、貫通孔からなる第3被係止部36が設けられている。詳しくは後述するが、この第3被係止部36は、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とが互いに略平行な状態となったとき(透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とが相互に閉じられたとき)に、遊技盤保持枠6に設けられた第3係止部材47の第3鉤片47cが係止することにより、当該透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とが互いに離間するのを規制する機能を有している。
図5は、遊技盤保持枠6の正面図、図6は、遊技盤保持枠6の背面側斜視図、図7は、遊技盤保持枠6の背面側の下方の部分拡大図である。なお、図5以降の各図面においては、遊技盤保持枠6に設けられる各部品を省略するとともに、遊技盤17やスピーカー19等が配設された際の厚さ等を示す目的で、遊技盤保持枠6を長方形状の板部材として表している。
上記したように、遊技盤保持枠6は、側辺6c側が支持体2に回転可能に枢支されるため、側辺6d側が遊技盤保持枠6の開放側となるが、この側辺6dには、その上方から所定の間隔を維持して切り欠き41〜44が設けられている。
また、図6に示すように、遊技盤保持枠6の側辺6dの背面には、上記切り欠き41〜44に沿うようにして金属製の施錠用補強部材45が固定されている。この施錠用補強部材45は、側辺6dの背面に固定される平面45aと、この平面45aから遊技盤保持枠6が閉じる方向(背面側)に起立する起立面45bとを備えている。
そして、施錠用補強部材45には、切り欠き41,44において、遊技盤保持枠6の背面側から前面側に向かって突出する鉤部材からなる一対の第1被係止部46,46が設けられている。これら第1被係止部46,46は、施錠用補強部材45に一体成形されており、図5に示すように、遊技盤保持枠6の正面視において、切り欠き41,44の上部側に露出している。
そして、図6および図7に示すように、施錠用補強部材45の起立面45bの下端には、第3係止部材47が可動可能に設けられている。図7からも明らかなように、この第3係止部材47は、起立面45bの下端近傍の形状に沿った形状からなり、不図示のスプリング等からなる弾性部材の弾性力が下方から上方に向かって付与されて、通常は図示の位置に静止している。また、この第3係止部材47にはガイド孔47aが設けられており、このガイド孔47aに、起立面45bに固定されたガイドピン48を挿通させている。そして、第3係止部材47は、上記弾性部材の弾性力に抗する力が遊技盤保持枠6の側辺6dの上方から下方に向かって作用することにより、上記側辺6dの長手方向に沿って下方にスライドすることとなる。
なお、詳しくは後述するが、第3係止部材47の上端には押し出し片47bが設けられており、この押し出し片47bの上方には、所定の空間が形成されるようにしている。この空間、すなわち押し出し片47bの上方には、遊技盤保持枠6を支持体2に対して閉じたとき、言い換えれば、遊技盤保持枠6が支持体2の四辺に対して略平行な状態となったときに、支持体2に設けられた連係部材67が配置される。この連係部材67は、シリンダSの鍵穴65から挿入された鍵の操作に連動して可動するもので、遊技盤保持枠6が閉じられた状態で鍵の操作がなされたときに、連係部材67に連係して押し出し片47bが下方に押し下げられるようにしている。
また、第3係止部材47の下端には、遊技盤保持枠6が開く方向(遊技盤保持枠6の前面)に突出する第3鉤片47cが設けられており、この第3鉤片47cが貫通する貫通孔49が、遊技盤保持枠6の側辺6dの下端に設けられている。
図8は、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6を互いに略平行な状態としたときに、施錠用補強部材30の各構成要素と、遊技盤保持枠6の側辺6d側に設けられた各構成要素との相対位置関係を示している。
この図からも明らかなように、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6を互いに略平行な状態としたとき、施錠用補強部材30の一対の切り欠き33,33は、遊技盤保持枠6の切り欠き41,42に一致し、施錠用補強部材30の切り欠き34は、遊技盤保持枠6の切り欠き44に一致する。また、施錠用補強部材30を構成する第1部材31と第2部材32との間の間隔は、遊技盤保持枠6の切り欠き43に一致する。
さらに、上記の状態においては、施錠用補強部材30を構成する第2部材32に形成された貫通孔からなる第3被係止部36が、遊技盤保持枠6の側辺6dに形成された貫通孔49に一致する。そして、遊技盤保持枠6の背面に可動可能に設けられた第3係止部材47の第3鉤片47cは、上記の第3被係止部36,49を貫通して遊技盤保持枠6の前面側に露出することとなる。
なお、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とを、それら両者が離間した状態から互いに近づく方向に回転させると、第3鉤片47cの先端に設けられた傾斜部47cが、施錠用補強部材30(第2部材32)に設けられた貫通孔からなる第3被係止部36の上辺に接触する寸法関係が維持されている。したがって、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とが互いに近づく過程で、貫通孔からなる第3被係止部36の上辺が、下方から上方に向かって付与される弾性部材の弾性力に抗して上記傾斜部47cを下方に押し下げる。このように、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とが互いに近づく過程では、第3鉤片47c(第3係止部材47)が下方に押し下げられながら、第3被係止部36を貫通して施錠用補強部材30(第2部材32)の前面に進入することとなる。
そして、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とが略平行な状態となったところで、第3鉤片47cの傾斜部47cが完全に施錠用補強部材30(第2部材32)の前面側に露出するとともに、再び第3係止部材47を上方に押し上げる弾性部材の弾性力によって、第3鉤片47cが上方に移動する。これにより、第3鉤片47cが、施錠用補強部材30(第2部材32)に設けられた第3被係止部36の上辺に掛け止められ、両者の離間が規制されることとなる。
なお、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6との離間が規制される位置が第3係止部材47の規制位置であり、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6との離間が可能となる位置が第3係止部材47の開放位置である。
また、施錠用補強部材30の一対の切り欠き33のうち上方に位置する切り欠き33と、切り欠き34とには、幅方向に切り欠かれた逃げ孔33a,34aがそれぞれ連続して形成されている。そして、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とが略平行な状態となったときに、遊技盤保持枠6の背面側から前面側に突出する第1被係止部46の先端が、これらの逃げ孔33a,34aを貫通して、施錠用補強部材30の前面側に僅かに突出するようにしている。
上記の構成からなる透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6を支持体に対して閉じたとき、すなわち、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6を支持体2の四辺に対して略平行な状態としたときに、第1被係止部46,46および第2被係止部35,35に、後述する第1係止部材62の第1鉤片73および第2係止部材63の第2鉤片74が係止することによって、遊技機1の施錠がなされる。
以下では、これら第1係止部材62および第2係止部材63について詳細に説明する。
図9は、支持体2の側辺2dを上方から見た図であり、図10は、支持体2の側辺2dを内側から見た斜視図である。
図9に示すように、側辺2dは薄板状の部材からなり、強度を向上させるために背面側(図中左側)を内側に90度屈曲させたL字形の断面形状を有している。この側辺2dの内側面には、当該側辺2dと所定の間隔を維持して略平行な状態で対面するように固定板60が固定されている。この固定板60は、側辺2dとの間に架け渡された複数のガイドピンpをかしめることによって側辺2dに固定される。また、固定板60と側辺2dとの間に形成される空間には、側辺2dの長手方向に往復動可能なスライド板61が設けられており、上記のガイドピンpは、このスライド板61をガイドする機能を併せもっている。
また、詳しくは後述するが、スライド板61と固定板60との間には、遊技盤保持枠6を施錠するための第1係止部材62と、透過部材保持枠5を施錠するための第2係止部材63とが配置されている。これら第1係止部材62および第2係止部材63は、上記のガイドピンpにガイドされながら、スライド板61と一体となって側辺2dの長手方向に可動する。
さらに、側辺2dの内側面には、当該側辺2dと所定の間隔を維持して略平行な状態で対面する薄板状の被覆部材64が設けられている。この被覆部材64も、固定板60と同様に、ガイドピンpの先端をかしめることによって側辺2dおよび固定板60に固定される。これにより、固定板60、スライド板61、第1係止部材62および第2係止部材63が、側辺2dと被覆部材64との間に収容されることとなる。このように、スライド板61、第1係止部材62および第2係止部材63を収容することで、隙間から工具等を侵入させて不正に第1係止部材62や第2係止部材63を移動させ、透過部材保持枠5や遊技盤保持枠6の解錠がなされないようにしている。
なお、本実施形態においては、側辺2dとは別部材からなる被覆部材64によって、スライド板61、第1係止部材62および第2係止部材63を収容するようにしたが、断面コ字状に成形した側辺2d内に、スライド板61、第1係止部材62および第2係止部材63を収容するようにしてもよい。いずれにしても、支持体2の外周面に相当する側辺2dと、当該側辺2dに対向する被覆部とが設けられ、側辺2dと被覆部との間にスライド板61、第1係止部材62および第2係止部材63が収容されれば、不正対策を強化することができる。
また、図11は、側辺2dを内側から見た部分拡大図であり、上記の被覆部材64を取り外して、固定板60が露出した状態を示している。この図に示すように、固定板60には、支持体2の前面側(遊技盤保持枠5および透過部材保持枠6が開く方向)に向かって突出するシリンダSが固定されている。
このシリンダSの突出方向先端面には、鍵を挿入するための鍵穴65が形成されており、この鍵穴65に挿入された所定の鍵の操作によって回転するピン66の先端を、シリンダSの基端側から突出させている(図9)。
そして、シリンダSの基端側には、ピン66の先端に固定された連係部材67が設けられている。したがって、鍵穴65に所定の鍵を挿入して回転させると、ピン66を介して当該鍵の操作に連動して連係部材67が回転することとなる。
この連係部材67は、ピン66が固定される回転中心から半径方向外方に向かって等間隔で突出する3つの回転伝達片67a,67b,67cを備えている。また、固定板60において、シリンダSの基端に隣接する位置には孔68が設けられており、上記3つの回転伝達片67a,67b,67cのうち回転伝達片67a,67bが、孔68を介して固定板60よりも外方に進入するようにしている。一方、回転伝達片67cは、図示のとおり、固定板60よりも内方に位置するとともに、回転伝達片67cの面が支持体2の上辺2aおよび下辺2bと略平行となる(側辺2c,2dと略直交する)ように静止している。
そして、図10は、支持体2の側辺2dに被覆部材64が固定された状態を示しているが、この図に示すとおり、被覆部材64にも、固定板60の孔68に一致する孔69が形成されており、連係部材67の回転伝達片67a,67bが接触しないようにしている。
また、被覆部材64には、シリンダSの基端面および連係部材67が臨む位置に、連係部材67の回転伝達片67a,67b,67cを覆うカバー部材70が固定されており、外部から不正な操作が行われないようにしている。
図12は、支持体2の側辺2dを内側から見た図であり、上記した被覆部材64および固定板60を取り外した状態を示している。上記したとおり、側辺2dの内側面には、その長手方向に沿って往復動可能なようにスライド板61が設けられており、このスライド板61に、連係部材67の回転伝達片67a,67bのそれぞれに対面する押し出し片61a,61bが設けられている。
この押し出し片61a,61bおよび回転伝達片67a,67bは、連係部材67が図中x方向に回転したときには、回転伝達片67aが押し出し片61aを上方に押し上げ、連係部材67が図中y方向に回転したときには、回転伝達片67bが押し出し片61bを下方に押し下げるといった関係を有している。
したがって、シリンダSの鍵穴65から挿入した所定の鍵を図中x方向に回転させると、連係部材67を介してスライド板61が上方に移動し、図中y方向に回転させると、連係部材67を介してスライド板61が下方に移動する。このように、スライド板61は、鍵の操作に連動して図示の中立位置から上方または下方に移動することとなる。なお、側辺2dには、不図示のスプリング等の弾性部材が設けられており、この弾性部材の弾性力を常時スライド板61に作用させて、スライド板61が図示の中立位置に保持されるようにしている。
そして、スライド板61と固定板60(図12においては不図示)との間には、一対の第1係止部材62,62および一対の第2係止部材63,63が移動可能に挟持されている。
第1係止部材62および第2係止部材63は薄板状の長板部材からなり、その長手方向とスライド板61の長手方向とを一致させて、第1係止部材62、第2係止部材63およびスライド板61が略平行となるように配置されている。また、第1係止部材62は、側辺2dの前面側(図中右側)において、スライド板61の上端と下端とにそれぞれ配置されている。一方、第2係止部材63は、側辺2dの背面側(図中左側)において、第1係止部材62よりもスライド板61の長手方向中心寄りに配置されている。
一対の第2係止部材63,63は、それぞれ上端をスライド板61に設けられた固定片71,71に固定されているため、スライド板61と一体となって上下方向に移動する。
これに対して、一対の第1係止部材62,62は、スライド板61が下方に移動した場合には、これと一体となって下方に移動するが、スライド板61が上方に移動した場合には、図示の位置に静止したままとなる。具体的には、上方に位置する一方の第1係止部材62は、その上部に連結孔62bが形成されており、この連結孔62bの下面に、スライド板61に設けられた連結片72を接触させている。したがって、スライド板61が下方に移動した場合には、連結片72が連結孔62bの下面を図中下方に押し下げるように作用し、一方の第1係止部材62はスライド板61と一体となって図中下方に移動することとなる。また、このとき下方に位置する他方の第1係止部材62は、その上端面に押し出し片61bを接触させているため、この押し出し片61bによってスライド板61と一体となって図中下方に移動することとなる。
なお、一対の第1係止部材62,62には、不図示のスプリング等の弾性部材の弾性力が常時付与されており、この弾性力によって、通常は図示の位置に静止している。
また、スライド板61が上方に移動した場合には、連結片72は一方の第1係止部材62に形成された連結孔62b内を移動するため、この一方の第1係止部材62は、スライド板61が移動しても図示の位置に静止したままとなる。そして、スライド板61が上方に移動した場合には、押し出し片61bと他方の第1係止部材62の上端面とが離間するため、やはり、図示の位置に静止したままとなる。
このように、本実施形態においては、シリンダSに挿入した鍵をy方向に回転させた場合には、スライド板61が下方に移動するとともに、これと一体となって第1係止部材62,62および第2係止部材63,63が下方に移動する。また、シリンダSに挿入した鍵をx方向に回転させた場合には、スライド板61が上方に移動するとともに、これと一体となって第2係止部材63,63のみが上方に移動し、第1係止部材62,62は図示の位置に静止したままとなる。
なお、詳しくは後述するが、上記第1係止部材62には側辺2dの前面側に突出する第1鉤片73が一体に成形されており、第2係止部材63には側辺2dの前面側に突出する第2鉤片74が一体に成形されている。
また、図13は、支持体2の側辺2dを内側から見た図であり、遊技盤保持枠6が閉じられた状態を示しており、図14は、支持体2の側辺2dを内側から見た図であり、遊技盤保持枠6および透過部材保持枠5が閉じられた状態を示している。ただし、図14においては、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6にそれぞれ設けられた施錠用補強部材30,45のみを示しており、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6は省略している。
図13、図14に示すように、遊技盤保持枠6を閉じた状態では、遊技盤保持枠6の側辺6dの背面に設けられた第3係止部材47が、支持体2の側辺2dに設けられた連係部材67の下方に位置する関係を維持している。より詳細には、遊技盤保持枠6を閉じた状態では、連係部材67の回転伝達片67cの真下に第3係止部材47が位置するとともに、回転伝達片67cの下面に、第3係止部材47の押し出し片47bの上面がちょうど面接触するか、または僅かな隙間をもって臨んでいる。
したがって、遊技盤保持枠6を閉じた状態で、上記と同様にシリンダSの鍵穴65に挿入した所定の鍵をx方向に回転させると、回転伝達片67cが押し出し片47bを下方に押し下げ、第3係止部材47が図中下方に移動することとなる。このようにして、第3係止部材47が図中下方に押し下げられれば、第3鉤片47cと、透過部材保持枠5に設けられた貫通孔からなる第3被係止部36との係止関係が断たれて、遊技盤保持枠6と透過部材保持枠5とを互いに離間させることが可能となる。
次に、支持体2に対して透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6が閉じられて、支持体2の四辺の前面に対して透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6が略平行となった状態、すなわち施錠状態において解錠操作がなされた場合について説明する。
図15、図16は、支持体2に対して透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6が施錠された状態を示し、図15は、支持体2の側辺2dの外側から見た側面図、図16は、支持体2の側辺2dの内側を示す斜視図である。ただし、図15、図16においては、遊技盤保持枠6の側辺6dおよび透過部材保持枠5の施錠用補強部材30のみを一体に示し、遊技盤保持枠6および透過部材保持枠5の他の部材は省略している。なお、図16においては、説明の都合上、支持体2の側辺2dから、固定板60および被覆部材64を取り外した状態を示している。
図16に示すように、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6が支持体2に施錠された状態では、すでに説明したとおり、スライド板61が図示の中立位置にあり、第1係止部材62,62および第2係止部材63,63は図示の施錠位置にある。また、遊技盤保持枠6の背面に設けられた第3係止部材47は、連係部材67の下方において図示の規制位置にある。このとき、図16において一点鎖線a〜cで囲まれた部分を、図17〜図20に示す。
図17は、図16の一点鎖線aで囲まれた部分の部分拡大図である。この図に示すように、第1係止部材62が施錠位置にあるときには、第1係止部材62に設けられた第1鉤片73が、遊技盤保持枠6に設けられた第1被係止部46に係止している。より詳細には、第1鉤片73は、突出方向先端から上方に向かって傾斜する傾斜部73aと、この傾斜部73aから下方に連続する当接部73bとを有しており、この当接部73bに第1被係止部46の先端が接触状態で係止している。したがって、遊技盤保持枠6を支持体2に対して開放しようとしても、遊技盤保持枠6に設けられた第1被係止部46が、支持体2に設けられた第1鉤片73の当接部73bに衝突し、遊技盤保持枠6を開放することができなくなっている。
また、第2係止部材63が施錠位置にあるときには、第2係止部材63に設けられた第2鉤片74が、透過部材保持枠5の施錠用補強部材30に設けられた第2被係止部35に係止している。より詳細には、第2鉤片74は、突出方向先端に90度屈曲した当接部74aを有しており、この当接部74aに、鉤部材からなる第2被係止部35の先端が臨んで係止している。したがって、透過部材保持枠5を支持体2に対して開放しようとしても、透過部材保持枠5に設けられた第2被係止部35が、支持体2に設けられた第2鉤片74の当接部74aに衝突し、透過部材保持枠5を開放することができなくなっている。
なお、図18は、図16の一点鎖線bで囲まれた部分の部分拡大図であるが、この図に示すように、一対の第2係止部材63,63のうち下方に位置する第2係止部材63の第2鉤片74も、上記と同様に第2被係止部35に係止している。
図19および図20は、図16の一点鎖線cで囲まれた部分の部分拡大図である。一対の第1係止部材62,62は常に同じ動きをするため、下方にある第1係止部材62も上記と同様に施錠位置にある。そして、下方にある第1係止部材62が施錠位置にあるときには、この第1係止部材62に設けられた第1鉤片73が、上記と同様に、遊技盤保持枠6に設けられた第1被係止部46に係止している。なお、この第1鉤片73の構造や第1被係止部46との係止関係は上記と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
一方、支持体2に対して透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6が施錠された状態では、遊技盤保持枠6の背面に設けられた第3係止部材47が、図示の規制位置にある。この規制位置においては、第3係止部材47の第3鉤片47cが、透過部材保持枠5に設けられた施錠用補強部材30(第2部材32)の貫通孔からなる第3被係止部36に係止している。より詳細には、第3鉤片47cは、突出方向先端から上方に向かって傾斜する傾斜部47cと、この傾斜部47cから下方に連続する当接部47cとを有しており、この当接部47cが、施錠用補強部材30(第2部材32)の貫通孔からなる第3被係止部36に係止している。このように、第3鉤片47cによって、透過部材保持枠5は、遊技盤保持枠6に対しても開放が規制されることとなる。
以上のようにして、遊技盤保持枠6は、支持体2に設けられた第1係止部材62,62が施錠位置にあるときに、これら第1係止部材62,62の第1鉤片73,73によって支持体2に施錠される。また、透過部材保持枠5は、支持体2に設けられた第2係止部材63,63が施錠位置にあるときに、これら第2係止部材63,63の第2鉤片74,74によって支持体2に施錠される。しかも、このとき、遊技盤保持枠6に設けられた第3係止部材47が規制位置にあるため、透過部材保持枠5は、第3係止部材47の第3鉤片47cによっても、その開放が制限されることとなる。
上記の施錠状態から、シリンダSの鍵穴65に挿入した所定の鍵を図中x方向に回転させると、第1係止部材62,62、第2係止部材63,63および第3係止部材47は、図21に示すように位置する。
すなわち、シリンダSに挿入された所定の鍵が図中x方向に回転すると、この鍵の操作に連動して連係部材67が一体となって図中x方向に回転する。すると、連係部材67の回転伝達片67aが、スライド板61を中立位置に保持しようとする不図示の弾性部材の弾性力に抗して、スライド板61の押し出し片61aを図中上方に押し上げる。これにより、スライド板61が、図示の位置まで上方に移動する。
このようにしてスライド板61が上方に移動すると、固定片71を介してスライド板61に固定された第2係止部材63,63も一体となって図中上方の解錠位置まで移動する。
このとき、スライド板61の上部に設けられた連結片72は、施錠位置に静止する第1係止部材62に形成された連結孔62b内で上方に移動する。また、スライド部材61が上方に移動することから、当該スライド部材61に設けられた押し出し片61bが、施錠位置に静止する下方の第1係止部材62の上端から離間する。したがって、両第1係止部材62,62は、不図示の弾性部材の弾性力によって図示の施錠位置に静止したままとなる。
そして、上記のようにして連係部材67が図中x方向に回転すると、回転伝達片67cが、遊技盤保持枠6の背面に可動可能に設けられた第3係止部材47の押し出し片47bを図中下方に押し下げる。これにより、第3係止部材47は、図16に示す規制位置から、図21に示す解放位置まで下方に移動する。
このように、シリンダSに挿入した鍵を図中x方向に回転させたときの、第1係止部材62,62、第2係止部材63,63および第3係止部材47の係止状態を図22〜図25に示す。
図22は、図21の一点鎖線aで囲まれた部分の部分拡大図である。この図に示すように、シリンダSに挿入した鍵をx方向に回転させたときには、第2係止部材63が施錠位置から解錠位置へと上方に移動する。これにより、第2係止部材63に設けられた第2鉤片74は、透過部材保持枠5の施錠用補強部材30(第1部材31)に設けられた鉤片からなる第2被係止部35の上方にずれて、第2鉤片74と第2被係止部35との係止関係が断たれることとなる。
一方で、シリンダSに挿入した鍵をx方向に回転させたときには、上記したとおり、第1係止部材62が施錠位置に静止したままとなっており、第1鉤片73は、遊技盤保持枠6に設けられた第1被係止部46に係止したままになっている。
なお、図23は、図21の一点鎖線bで囲まれた部分の部分拡大図であるが、この図に示すように、一対の第2係止部材63,63のうち下方に位置する第2係止部材63の第2鉤片74も、上記と同様に第2被係止部35との係止関係が断たれている。
図24および図25は、図21の一点鎖線cで囲まれた部分の部分拡大図である。一対の第1係止部材62,62は常に同じ動きをするため、下方にある第1係止部材62も上記と同様に施錠位置にある。そして、下方にある第1係止部材62が施錠位置にあるときには、この第1係止部材62に設けられた第1鉤片73が、上記と同様に、遊技盤保持枠6に設けられた第1被係止部46に係止している。
一方、シリンダSに挿入した鍵をx方向に回転させたときには、遊技盤保持枠6の背面に設けられた第3係止部材47が、図19および図20に示す規制位置から図24および図25に示す開放位置まで下方に移動する。このように、第3係止部材47が開放位置へ移動すると、第3係止部材47と一体となって第3鉤片47cも下方へ移動し、当該第3鉤片47cと、透過部材保持枠5に設けられた施錠用補強部材30(第2部材32)の貫通孔からなる第3被係止部36との係止関係が断たれる。
以上のようにして、シリンダSに挿入された鍵がx方向に回転した場合には、第1係止部材62,62が施錠位置に静止したままとなり、その結果、支持体2に設けられた第1係止部材62,62の第1鉤片73,73が、遊技盤保持枠6に設けられた第1被係止部46,46に係止したままとなる。したがって、遊技盤保持枠6は、支持体2に施錠されたままとなり、その開放が制限されたままとなる。
また、シリンダSに挿入された鍵がx方向に回転した場合には、第2係止部材63,63が施錠位置から解錠位置へ移動し、その結果、支持体2に設けられた第2係止部材63,63の第2鉤片74,74と、透過部材保持枠5に設けられた第2被係止部35,35との係止関係が断たれる。しかも、これと同時に、第3係止部材47が規制位置から開放位置へ移動するので、遊技盤保持枠6に設けられた第3係止部材47の第3鉤片47cと、透過部材保持枠5に設けられた第3被係止部36との係止関係も断たれる。したがって、透過部材保持枠5は、支持体2に対して解錠されるとともに、遊技盤保持枠6に対して開放可能となり、遊技盤保持枠6が施錠されたまま、透過部材保持枠5のみを開くことが可能となる。
一方、図16〜図20に示す上記の施錠状態から、シリンダSの鍵穴65に挿入した所定の鍵を図中y方向に回転させると、第1係止部材62,62、第2係止部材63,63および第3係止部材47は、図26に示すように位置する。
すなわち、シリンダSに挿入された所定の鍵が図中y方向に回転すると、この鍵の操作に連動して連係部材67が一体となって図中y方向に回転する。すると、連係部材67の回転伝達片67bが、スライド板61を中立位置に保持しようとする不図示の弾性部材の弾性力に抗して、スライド板61の押し出し片61bを図中下方に押し下げる。これにより、スライド板61が、図示の位置まで下方に移動する。
このようにしてスライド板61が下方に移動すると、固定片71を介してスライド板61に固定された第2係止部材63,63も一体となって図中下方の解錠位置まで移動する。
このとき、スライド板61の上部に設けられた連結片72は、施錠位置に静止する第1係止部材62に形成された連結孔62bの下面を図中下方に押し下げるように作用する。また、上記のようにスライド部材61の押し出し片61bが下方に押し下げられると、当該押し出し片61bの下面に接触する第1係止部材62も下方に押し下げられる。このように、両第1係止部材62,62が、スライド部材61と一体となって施錠位置から解錠位置へと下方に移動することとなる。
そして、上記のようにして連係部材67が図中y方向に回転すると、回転伝達片67cが、遊技盤保持枠6の背面に可動可能に設けられた第3係止部材47の押し出し片47bと離間するように上方へ向かって回転する。したがって、第3係止部材47は、図16〜図20に示すのと同様に、規制位置に静止したままとなる。
このように、シリンダSに挿入した鍵を図中y方向に回転させたときの、第1係止部材62,62、第2係止部材63,63および第3係止部材47の係止状態を図27〜図30に示す。
図27は、図26の一点鎖線aで囲まれた部分の部分拡大図である。この図に示すように、シリンダSに挿入した鍵をy方向に回転させたときには、第2係止部材63が施錠位置から解錠位置へと下方に移動する。これにより、第2係止部材63に設けられた第2鉤片74は、透過部材保持枠5の施錠用補強部材30(第1部材31)に設けられた鉤片からなる第2被係止部35の下方にずれて、第2鉤片74と第2被係止部35との係止関係が断たれることとなる。
また、シリンダSに挿入した鍵をy方向に回転させたときには、上記したとおり、第1係止部材62が施錠位置から解錠位置へと下方に移動する。これにより、第1係止部材62に設けられた第1鉤片73が下方へ移動し、当該第1鉤片73と、遊技盤保持枠6に設けられた第1被係止部46との係止関係が断たれることとなる。
なお、図28は、図26の一点鎖線bで囲まれた部分の部分拡大図であるが、この図に示すように、一対の第2係止部材63,63のうち下方に位置する第2係止部材63の第2鉤片74も、上記と同様に第2被係止部35との係止関係が断たれている。
図29および図30は、図26の一点鎖線cで囲まれた部分の部分拡大図である。一対の第1係止部材62,62は常に同じ動きをするため、下方にある第1係止部材62も上記と同様に施錠位置から解錠位置へ移動する。そして、下方にある第1係止部材62が解錠位置に移動すれば、この第1係止部材62に設けられた第1鉤片73と、遊技盤保持枠6に設けられた第1被係止部46との係止関係も断たれることとなる。
一方、シリンダSに挿入した鍵をy方向に回転させたときには、遊技盤保持枠6の背面に設けられた第3係止部材47は、図19および図20に示すのと同様に、不図示の弾性部材の弾性力によって、図24および図25に示す規制位置に静止したままとなる。このように、第3係止部材47が規制位置にあれば、第3鉤片47cが、透過部材保持枠5に設けられた施錠用補強部材30(第2部材32)の貫通孔からなる第3被係止部36に係止したままとなる。
以上のようにして、シリンダSに挿入された鍵がy方向に回転した場合には、第1係止部材62,62が解錠位置へ移動し、その結果、支持体2に設けられた第1係止部材62,62の第1鉤片73,73と、遊技盤保持枠6に設けられた第1被係止部46,46との係止関係が断たれることとなる。したがって、遊技盤保持枠6は、支持体2から解錠され、その開放が可能となる。
また、シリンダSに挿入された鍵がy方向に回転した場合には、第2係止部材63,63も施錠位置から解錠位置へ移動し、その結果、支持体2に設けられた第2係止部材63,63の第2鉤片74,74と、透過部材保持枠5に設けられた第2被係止部35,35との係止関係が断たれる。したがって、透過部材保持枠5も支持体2から解錠され、その開放が可能となる。
ただし、シリンダSに挿入された鍵がy方向に回転した場合には、第3係止部材47が規制位置に静止したままとなるので、遊技盤保持枠6に設けられた第3係止部材47の第3鉤片47cと、透過部材保持枠5に設けられた第3被係止部36との係止関係は維持されたままとなっている。つまり、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とは、互いに離反するような回転が規制されたままとなっている。したがって、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とは、支持体2から一体的に開放することが可能となり、それぞれを独立して開放することはできない。
仮に、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とを独立してそれぞれ開放したい場合には、シリンダSに挿入された鍵をy方向に回転させて、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6を支持体2から一体的に開放した後、遊技盤保持枠6の背面に位置する第3係止部材47を下方に押し下げればよい。
透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とを支持体2から開放したときに、シリンダS、第1係止部材62,62および第2係止部材63,63は支持体2に残されるので、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6の開放側の重量を軽減することができる。しかも、施錠および解錠用の各部材が支持体2に残されても、第3係止部材47は遊技盤保持枠6に設けられているので、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6の開放後に、上記のように第3係止部材47を下方に押し下げるだけで、容易に両者を互いに開放することが可能となる。
なお、本実施形態においては、遊技盤保持枠6に第3係止部材47が設けられ、透過部材保持枠5に第3被係止部47が設けられているが、これとは逆に、遊技盤保持枠に第3被係止部を設け、透過部材保持枠に第3係止部材を設けても構わない。いずれにしても、遊技盤保持枠および透過部材保持枠を支持体に対して閉じたときに、第3係止部材が連係部材に連係可能となれば、第3係止部材および第3被係止部は、遊技盤保持枠および透過部材保持枠のいずれに設けても構わない。
なお、本実施形態においては、第1係止部材および第2係止部材をそれぞれ一対設けるようにしたが、これらはそれぞれ1つずつであっても構わない。
また、本実施形態においては、鍵穴65に挿入された所定の鍵を一方に回転させたときに透過部材保持枠5のみが解錠され、他方に回転させたときに透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6が解錠されることとしたが、解錠操作は上記に限らない。例えば、鍵穴に挿入された所定の鍵を、挿入方向や挿入方向に直交する方向に移動させるような操作によって、透過部材保持枠5や遊技盤保持枠6が解錠されるようにしてもよい。ただし、この場合にも、透過部材保持枠5のみを解錠する操作と、透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6を同時に解錠する操作とが異なるのは当然である。
そして、本実施形態においては、鍵穴65から挿入された所定の鍵の操作に連動して、連係部材67が回転するとともに、この連係部材67の回転運動に連動して第1係止部材62,62および第2係止部材63,63が往復動することとしたが、これらの動作は上記実施形態に限らない。例えば、連係部材67を、鍵の操作に連動して往復動するようにしてもよいし、また、第1係止部材62,62および第2係止部材63,63が回転運動するものであってもよい。
いずれにしても、各構成部材の形状や構造、作用は上記実施形態に限定されることはなく、適宜設計すればよい。
1 遊技機
2 支持体
2a 上辺
2b 下辺
2c 枢支側の側辺
2d 開放側の側辺
5 透過部材保持枠
6 遊技盤保持枠
7 透過部材
17 遊技盤
35 第2被係止部
36 第3被係止部
46 第1被係止部
47 第3係止部材
62 第1係止部材
63 第2係止部材
64 被覆部材
65 鍵穴
67 連係部材
S シリンダ



Claims (1)

  1. 四辺を有する支持体に、遊技盤を保持する遊技盤保持枠と、上記遊技盤の前面を覆う透過部材を保持する透過部材保持枠とがそれぞれ回転可能に枢支され、上記遊技盤保持枠および透過部材保持枠が、上記支持体の四辺の前面に対して略平行な状態であるときに、これら遊技盤保持枠および透過部材保持枠が上記支持体に施錠される遊技機の施錠機構において、
    上記遊技盤保持枠および透過部材保持枠の開放側に位置する上記支持体の側辺には、
    鍵が挿入される鍵穴を有するシリンダと、
    上記鍵穴に挿入された鍵の操作に連動して可動する連係部材と、
    該連係部材に連係するとともに、上記鍵穴に挿入された鍵の操作に連動して、少なくとも施錠位置から解錠位置へと移動する第1係止部材および第2係止部材と、が設けられ、
    上記遊技盤保持枠には、上記支持体の四辺の前面に対して略平行な状態であるときに、上記解錠位置から施錠位置に移動した第1係止部材が係止して当該遊技盤保持枠が施錠される第1被係止部と、
    上記鍵穴に挿入された鍵の操作に連動して、規制位置から開放位置へと移動する第3係止部材と、が設けられ、
    上記透過部材保持枠には、上記支持体の四辺の前面に対して略平行な状態であるときに、上記解錠位置から施錠位置に移動した第2係止部材が係止して当該透過部材保持枠が施錠される第2被係止部と、
    上記第3係止部材が係止して、当該透過部材保持枠と上記遊技盤保持枠との離間が規制される第3被係止部と、が設けられ、
    上記遊技盤保持枠および透過部材保持枠が施錠された状態で、上記鍵穴に挿入された鍵の操作によって鍵が一方に回転したときには、上記連係部材により上記第1係止部材および第2係止部材の双方を施錠位置から解錠位置へ移動させることによって、上記第1係止部材と第1被係止部との係止関係および第2係止部材と第2被係止部との係止関係が断たれて、上記遊技盤保持枠および透過部材保持枠が開放可能となり、
    上記遊技盤保持枠および透過部材保持枠が施錠された状態で、上記鍵穴に挿入された鍵の操作によって鍵が他方に回転したときには、上記連係部材により上記第2係止部材のみを施錠位置から解錠位置へ移動させるとともに、当該鍵の回転に連動して上記第3係止部材を規制位置から開放位置へ移動させることによって上記第3係止部材と上記第3被係止部との係止関係が断たれて、上記透過部材保持枠が開放可能となることを特徴とする遊技機の施錠機構。
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