JP5346613B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、支持体に対して扉体ががたつくと、両者の間に隙間が生じやすくなり、こうした隙間から工具等を侵入させて不正が行われる可能性がある。そこで、特許文献1に示す遊技機においては、磁気吸引力によって扉体と支持体とのがたつきをなくすようにしている。
一方で、特許文献2には、モーターと、モーターの駆動力によって可動する施錠機構とが扉体に設けられ、モーターの駆動力によって扉体の開閉を行う遊技機が開示されている。この遊技機のように、モーターの駆動力によって施錠を行えば、遊技盤やガラス等の重たい部材を保持する扉体を、確実にかつ強固に支持体に密着させることができ、磁気吸引力に比べて、施錠状態における両者間のがたつきを軽減させることができると考えられる。
このように、従来の遊技機によれば、長期的にも扉体が支持体に対してがたつきにくく、確実な不正対策の向上を図ることができないという問題があった。
また、支持体に対する扉体の枢支は、ヒンジ等の何らかの部材を介して実現してもよいし、あるいは両者の一部を接合させて実現してもよい。このとき、扉体が支持体に直接枢支されるようにしてもよいし、他の部材や部品を介して間接的に枢支されるようにしてもよい。
本発明の駆動源は、モーターやソレノイド等、係止部材が可動する動力を供給するものであればよい。また、駆動源は、係止部材を解錠位置から施錠位置まで移動させる動力を供給すれば、係止部材を施錠位置から解錠位置まで移動させる動力の供給の有無は問わない。
しかも、駆動源や係止部材を支持体側に設けたので、これら駆動源や係止部材を設けたことによる重量増に起因して、扉体が支持体に対して歪むことがなくなり、長期的にがたつきの軽減を実現することができる。
図1に示すように、遊技機1は、支持体2と、この支持体2に回転可能に枢支された扉体3とを備えている。支持体2は、上板2a、下板2b、側板2c,2dによって四辺を構成する枠体からなる。各板2a〜2dは、変形や歪みが生じにくい木材等を材質とするもので、略長方形状に囲繞空間が形成されるように連結金具によって連結されている。
そして、これら連結金具のうち、上板2aと側板2cとを連結する金具および側板2cと下板2bとを連結する金具には、一対のヒンジ4a,4bが、遊技機1の前面側に突出した位置で対面するように固定されている。
図1および図2からも明らかなように、透過部材保持枠5の上辺5aおよび下辺5bは、支持体2の上板2aおよび下板2bと長さを等しくしており、透過部材保持枠5を閉じて、支持体2および透過部材保持枠5が略平行になったとき(透過部材保持枠5が閉位置にあるとき)に、上辺5aが上板2aに、側辺5c,5dが側板2c,2dに、それらの外周面が面一の状態で重なる。したがって、遊技機1を正面から見たときに、支持体2の上板2aおよび側板2c,2dは、透過部材保持枠5に覆われて見えなくなる。ただし、側辺5c,5dは、側板2c,2dよりも短く形成されており、支持体2の下板2bが遊技機1の正面側に露出する。支持体2の下板2bは、上板2aや側板2c,2dに比べて厚く形成されており、その正面側に装飾部材15が固定されている。
説明の都合上、図1においては遊技盤17を省略しているが、遊技盤17の背面には遊技の進行を制御するさまざまな制御基板が固定されている。また、遊技盤保持枠6において、遊技盤17の固定位置の下方には、スピーカー19や、操作ハンドル10の操作に応じて遊技領域に遊技球を発射する発射装置20等が固定され、その背面にはさらに各種の制御基板が固定されている。
図4は、透過部材保持枠5の背面を簡略化して示した平面図である。透過部材保持枠5の背面には、側辺5dの長手方向に沿って金属板21が固定されている。この金属板21には、本発明の被係止部を構成する被係止孔22が形成されている。詳しくは後述するが、この被係止孔22に、支持体2に設けられた鉤部材78の鉤片82が掛け止められることにより、透過部材保持枠5が支持体2に施錠される(図17参照)。
なお、被係止孔22は金属板21を貫通しているが、透過部材保持枠5の平面やこの平面に設けられた装飾用の部材等により、遊技機1の正面からは被係止孔22が見えないようになっている(図2参照)。
図5は、錠機構30の中立状態を示している。金属板21に固定された固定板31にはシリンダS(図5においては不図示、図15〜図18参照)が設けられており、このシリンダSに形成された鍵穴32を透過部材保持枠5の前面に露出させている(図2参照)。このシリンダSにはピン33が連結しており、鍵穴32に所定の鍵を挿入して回転させると、ピン33が回転するとともに、このピン33に固定された回転部材34が回転する。
なお、中板37は、ガイドピン35に固定されており、スプリング39や鍵の操作によって移動することはない。
また、前板36および後板38は、長穴36bおよび長穴38bの範囲内で上下方向に可動可能であるが、図示の中立状態においては、前板36は可動範囲の中でもっとも上方に位置し、後板38は可動範囲の中でもっとも下方に位置している。
なお、図6または図7に示すように、後板38が上方に押し上げられた状態または前板36が下方に押し下げられた状態で、鍵穴32に挿入された鍵から手を離すと、スプリング39の弾性力によって、前板36および後板38は図5に示す中立状態に復帰する。
また、図8に示すように、遊技盤保持枠6には、側辺6dの前面であって上記第1保持手段40に対面する位置に透過部材保持枠掛け止め片50が設けられている。この透過部材保持枠掛け止め片50は、先端から基端に向かって上方に傾斜する傾斜面50aと、この傾斜面50aに連続するとともに、側辺6dの前面と平行な保持面50bとを有している。
この状態で、透過部材保持枠5を遊技盤保持枠6にさらに押し付けると、図9(b)に示すように、透過部材保持枠掛け止め片50の傾斜面50aに沿って第1保持部材40aが上方に移動する。上述のとおり、第1保持部材40aは後板38に一体成形されているため、第1保持部材40aが上方に移動すると、後板38もスプリング39の弾性力に抗して一体的に上方に移動する。つまり、第1保持部材40aと傾斜面50aとの間に生じる抵抗力と、スプリング39の弾性力との合成力以上の押圧力で透過部材保持枠5を遊技盤保持枠6に押し付けることにより、第1保持部材40aは、傾斜面50aに沿うようにして上方に移動する。
そして、第1保持部材40aが傾斜面50aの終端にまで到達すると、今度はスプリング39の弾性力と自重によって後板38と一体的に第1保持部材40aが下方に押し下げられる。これにより、図9(c)に示すように、透過部材保持枠掛け止め片50の保持面50bと、遊技盤保持枠6の側辺6dの前面との間に第1保持部材40aが進入し、透過部材保持枠5に遊技盤保持枠6が保持されることとなる。
これに対して透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6を互いに開放する場合には、図9(c)に示す状態から、鍵穴32に挿入した鍵を上記x方向に回転させ、後板38を上方に押し上げたまま透過部材保持枠5を開けばよい(図6)。後板38が上方に押し上げられると、これと一体となって第1保持部材40aが上方に移動して透過部材保持枠掛け止め片50の移動軌跡上から退避し、透過部材保持枠5を遊技盤保持枠6に対して開くことができる。
なお、図5〜図7に示すように、後板38には、透過部材保持枠5を閉じる方向(透過部材保持枠5の背面)に垂直に起立する解錠阻止片41が設けられている。この解錠阻止片41には、上方から下方に向かって徐々に起立高さが高くなるように、阻止面41aが形成されている。この阻止面41aは、透過部材保持枠5が支持体2に施錠された状態で、後板38が上方に移動するのを阻止するために設けられているが、その詳細については後述する。
さらに、前板36には、ロック解除片42の下方に保持解除片43が設けられている。この保持解除片43は、遊技盤保持枠6の背面に設けられた第2保持手段52に連係するもので、前板36と一体となって図5に示す位置から図7に示す位置まで移動する。
図10は、図9(c)に示すように、透過部材保持枠5の背面に設けられた第1保持手段40に、遊技盤保持枠6の前面に設けられた透過部材保持枠掛け止め片50が掛け止められた状態を、遊技盤保持枠6の背面側から見た図である。つまり、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とが所定の間隔を維持して略平行に対面した状態を、遊技盤保持枠6の背面側から見た図である。ただし、図10においては、遊技盤17や、遊技盤保持枠6に取り付けられるスピーカー19、発射装置20等を省略している。
すでに説明したとおり、遊技盤保持枠6は透過部材保持枠5よりも一回り小さく形成されており、しかも、側辺6d側の外縁を一部切り欠いて、透過部材保持枠5に設けられた金属板21の被係止孔22,22が露出するようにしている。
また、遊技盤保持枠6の側辺6d側下部には貫通孔51が形成されており、この貫通孔51を、透過部材保持枠5の背面に設けられた錠機構30の解除阻止片41、ロック解除片42、保持解除片43が貫通し、遊技盤保持枠6の背面側に露出するようにしている。
図11は、錠機構30の中立状態すなわち前板36の中立状態を示しているが、この中立状態において、前板36に設けられた保持解除片43の下辺に、L型先端部54aが接触している。
また、図13(a)は、支持体2の側板2dを上方から見た状態を簡易的に示した部分断面図であり、図13(b)は、支持体2の側板2dを外方から見た状態を簡易的に示した部分側面図である。この図に示すように、支持体2には、側板2dの内側面であって上記第2保持手段52に対面する位置に遊技盤保持枠掛け止め片60が設けられている。この遊技盤保持枠掛け止め片60は、先端から基端に向かって下方に傾斜する傾斜面60aと、この傾斜面60aに連続するとともに側板2dの長手方向に沿った保持面60bとを有している。
この状態で、遊技盤保持枠6を支持体2にさらに押し付けると、図14(c)に示すように、遊技盤保持枠掛け止め片60の傾斜面60aに沿って第2保持手段52の第2保持部材54が下方に移動する。つまり、第2保持部材54と傾斜面60aとの間に生じる抵抗力と、第2保持部材54に対して上方に作用するスプリングの弾性力との合成力以上の押圧力で遊技盤保持枠6を支持体2に押し付けることにより、第2保持部材54は、傾斜面60aに沿うようにして下方に移動する。
これに対して遊技盤保持枠6を支持体2に対して開く場合には、図14(d)に示す状態で、鍵穴32に挿入した鍵を上記y方向に回転させ、前板36を下方に押し下げたまま遊技盤保持枠6を開けばよい。前板36が下方に押し下げられると、これと一体となって第2保持手段52の第2保持部材54が下方に移動するとともに、第2保持部材54が遊技盤保持枠掛け止め片60の移動軌跡上から退避して、遊技盤保持枠6を支持体2に対して開くことができる(図7、図12)。
ただし、これらの構造だけでは、工具等を使って容易に両枠5,6が開放されてしまう。本実施形態においては、上記の構造によって透過部材保持枠5や遊技盤保持枠6を仮止めしているに過ぎず、遊技機1の本来の施錠は、後述する係止部材70によって行うようにしている。以下に、遊技機1の施錠つまり透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6の支持体2に対する施錠について説明する。
係止部材70は、支持体2の側板2d内側に、その長手方向に沿って固定されるガイド金具71を備えている。このガイド金具71には、平面71aよりも凹んだガイド溝71bが、その長手方向に沿って形成されており、このガイド溝71bに沿ってスライド部材72がスライドするようにしている。
スライド部材72は、その幅をガイド溝71bの幅よりも僅かに狭く、かつ、ガイド金具71よりも短く形成された細長形状の金属板によって構成されている。スライド部材72には、長孔73が複数形成されており、この長孔73を貫通するように、ガイドピン74がガイド金具71に固定されている。したがって、スライド部材72は、長孔73の範囲内で上下方向にスライド可能となる。
そして、ガイド金具71の平面部71aには、所定の間隔をあけて一対の鉤部材78が設けられている。図16からも明らかなように、この鉤部材78は、回動ピン79によってガイド金具71の平面部71aに回動可能に取り付けられている。また、鉤部材78には、長孔80が形成されており、この長孔80を貫通するように、平面部71aにガイドピン81が固定されている。したがって、鉤部材78は、回動ピン79を支点にして長孔80の範囲内で回動可能となる。
なお、スライド部材72には、鉤部材78を上下方向から挟み込む挟持片83a,83bが設けられており、スライド部材72が上下方向にスライドすると、挟持片83a,83bが鉤部材78を押し上げたり押し下げたりして、鉤部材78が回動することとなる。本実施形態においては、スライド部材72および鉤部材78が図15および図16に示すように静止する位置を係止部材70の解錠位置という。
すなわち、スライド部材72が下方に押し下げられると、挟持片83aが鉤部材78に接触して、回動ピン79を支点にして図17および図18に示す位置まで回動する。この鉤部材78の回動過程で、鉤片82が被係止孔22に掛け止められるとともに、透過部材保持枠5が金属板21と一体的に支持体2に引きつけられて施錠される。
そして、遊技機1を施錠する際には、まず、図19(a)に示すように、鉤部材78を非係止位置に位置させる。また、透過部材保持枠5を閉位置まで回転させ、鉤片82が被係止孔22を貫通するとともに、この被係止孔22を当接面82aの移動軌跡上に進入させる。なお、支持体2に対して透過部材保持枠5を閉じるときに、金属板21に鉤片82が接触しないような寸法関係が維持されている。
そして、係止部材70が解錠位置にあるとき、ロック部材84は図15および図16に示す退避位置にあるが、係止部材70の移動過程において、ロック部材84は、図17および図18に示す抑止位置まで移動する。
そして、上記のようにして保持解除片43が図中下方に押し下げられると、図12に示すように、遊技盤保持枠6の背面に設けられた第2保持手段52のL型先端部54aが下方に押し下げられる。このようにして第2保持部材54が下方に押し下げられると、支持体2に設けられた遊技盤保持枠掛け止め片60の掛け止め状態が解除される(図13、図14参照)。
以上のように、遊技機1の施錠状態すなわち係止部材70の施錠位置において、鍵穴32に鍵を挿入してy方向に回転させると、ロック部材84が抑止位置から退避位置へ移動するとともに、鉤部材78が係止位置から非係止位置へ移動する。したがって、係止部材70は、施錠位置から解錠位置へと移動することとなり、透過部材保持枠5を支持体2から開放することが可能となる。
したがって、例えば、遊技盤17の遊技領域において生じた球詰まりを解消したり、遊技盤17に配設された釘等を調整したりするために、透過部材保持枠5と遊技盤保持枠6とを互いに開くためには、次の操作が必要となる。
つまり、上記のように、解錠阻止片41が、ロック解除用突片84bに対して、それを下方から上方へ押し上げるように作用しても、ロック部材84は反時計回り方向に回転しないように設計されている。したがって、鍵をx方向に回転させても、ロック部材84は図示の抑止位置に静止したままとなり、係止部材70は施錠位置に保たれることとなる。
そして、図15〜図18においてはモーター装置Mに隠れているが、スライド部材72の最下端には、図21に示すように、モーター装置Mの連係ピン93に連係する被連係部材88が固定されている。この被連係部材88は、連係ピン93の回転軌跡上に接触面88aを臨ませており、連係ピン93がその回転過程で接触面88aにあたり、モーター装置Mの駆動力によって、被連係部材88が下方に押し下げられるようにしている。
係止部材70が解錠位置にあるとき、スライド部材72は付勢手段75の付勢力によって上方に押し上げられている。すでに説明したとおり、このとき、図22(a)に示すように、ロック用突部84aがロック片87に接触して、ロック部材84は退避位置に静止している。
一方、詳しくは後述するが、遊技機1が解錠されて透過部材保持枠5が開放されると、後述する制御手段100がモーター装置Mを駆動して、連係ピン93を図示の位置に到達させる。この位置においては、連係ピン93と被連係部材88の接触面88aとが非接触状態に保たれている。
また、図22(b)に示す位置から図22(c)に示す位置までスライド部材72が移動する過程で、ロック片87と、ロック部材84のロック用突部84aとの接触が断たれるとともに、スプリング86の弾性力によってロック部材84が時計回り方向に回動し、ロック用突部84aがロック片87の上方に進入する。
なお、連係ピン93と接触面88aとの接触が断たれた後、図22(e)に示す位置まで連係ピン93が回転したところで、被検出体96が終点検出センサ95に検出される。終点検出センサ95によって被検出体96が検出されると、制御手段100がモーター装置Mの駆動を停止し、連係ピン93が図22(e)に示す位置で停止することとなる。
本実施形態のように、係止部材70の施錠位置において、係止部材70とモーター装置Mとの連係を断たせておけば、速やかに解錠することができ、また、上記のような不具合が生じることもなくなる。
制御手段100は、基板にCPU101、ROM102およびRAM103を備えており、その入力側に始点検出センサ94、終点検出センサ95および扉検知センサ104が接続され、その出力側にモーター駆動装置Mが接続されている。
扉検知センサ104は、支持体2の側板2dに設けられた磁気センサからなり、透過部材保持枠5の側片5dに設けられた磁石105が近接したり離間したりしたときに信号を出力する(図1)。なお、本実施形態においては、係止部材70が透過部材保持枠5を係止可能な範囲内、言い換えれば、鉤部材78における鉤片82の当接面82aが被係止孔22に当接可能な範囲内で透過部材保持枠5が開閉したときに、扉検知センサ104が信号を出力する。この扉検知センサ104と磁石105とによって本実施形態の検知手段が構成される。ただし、透過部材保持枠5が、係止部材70に係止されうる範囲内で開閉したことを検知できれば、検知手段の構成や配置は特に限定されない。
なお、本実施形態においては、遊技盤保持枠6に被覆部材としての機能を併用させたが、遊技盤保持枠6とは別に、専用の被覆部材を設けるようにしてもよい。例えば、ロック部材84の前面を被覆する金属製の薄板部材からなる被覆部材を支持体2に固定する。このとき、被覆部材が、解錠阻止片41、ロック解除片42、および保持解除片43と干渉せず、また、ロック解除用突片84bとロック解除片42との連係、およびロック部材84の回動を阻害しないような形状にすれば、上記と同様に、不正な解錠を困難にすることができる。
しかも、人手による鍵の操作によって透過部材保持枠5や遊技盤保持枠6を開放することができるので、透過部材保持枠5や遊技盤保持枠6の開放時にモーター装置Mを作動させる必要がなくなり、速やかな開放ならびにメンテナンス作業を実現することができる。このように、本実施形態によれば、モーター装置Mの動力を用いた施錠操作による不正対策の強化と、錠機構30を用いた解錠操作による速やかなメンテナンス作業とを両立することができる。
なお、本実施形態においては、支持体2および扉体3を、矩形の囲繞空間を有する枠体で構成したが、これらは枠体に限らず、例えば板状の平面部材等で構成してもよい。
2 支持体
2a 上板
2b 下板
2c,2d 側板
3 扉体
4a,4b ヒンジ
5 透過部材保持枠
5a 上辺
5b 下辺
5c,5d 側辺
6 遊技盤保持枠
6a 上辺
6b 下辺
6c,6d 側辺
7 透過部材
8 補強金具
9 装飾ランプ
10 操作ハンドル
11 上皿
12 スピーカー
13 供給路
14 制御基板
15 装飾部材
16a,16b 枢支軸
17 遊技盤
18 液晶表示装置
19 スピーカー
20 発射装置
21 金属板
22 被係止孔
30 錠機構
31 固定板
32 鍵穴
33 ピン
34 回転部材
34a 起立壁
35 ガイドピン
36 前板
36a フック
36b 長穴
36c 切り欠き部
37 中板
37c 切り欠き部
38 後板
38a フック
38b 長穴
38c 切り欠き部
39 スプリング
40 第1保持手段
40a 第1保持部材
40b 第1ガイド
41 解錠阻止片
41a 阻止面
42 ロック解除片
42a 解除面
43 保持解除片
50 透過部材保持枠掛け止め片
50a 傾斜面
50b 保持面
51 貫通孔
52 第2保持手段
53 第2ガイド
54 第2保持部材
54a L型先端部
60 遊技盤保持枠掛け止め片
60a 傾斜面
60b 保持面
70 係止部材
71 ガイド金具
71a 平面
71b ガイド溝
72 スライド部材
73 長孔
74 ガイドピン
75 スプリング
76 ストッパー
77 段部
78 鉤部材
79 回動ピン
80 長孔
81 ガイドピン
82 鉤片
82a 当接面
83a,83b 挟持片
84 ロック部材
84a ロック用突部
84b ロック解除用突片
85 回動ピン
86 スプリング
87 ロック片
88 被連係部材
88a 接触面
90 ケース
91 モーター固定板
92 回転体
93 連係ピン
94 始点検出センサ
95 終点検出センサ
96 被検出体
100 制御手段
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 扉検知センサ
105 磁石
シリンダ S
モーター装置 M
Claims (2)
- 支持体と、
該支持体に回転可能に枢支され、遊技盤を保持する遊技盤保持枠と、
該遊技盤保持枠または上記支持体に回転可能に枢支され、上記遊技盤の前面を覆う透過部材を保持する透過部材保持枠と、を備え、
上記支持体、透過部材保持枠および遊技盤保持枠のそれぞれが略平行に対面し、かつ、上記支持体と透過部材保持枠との間に遊技盤保持枠が位置した状態で、これら各部材が施錠される遊技機であって、
上記透過部材保持枠に設けられた被係止部と、
上記支持体に設けられ、上記透過部材保持枠と上記支持体が略平行に対面した状態にあるときに、上記被係止部に係止する施錠位置と上記係止が解除される解錠位置との間を移動する係止部材と、
上記係止部材に連係し、少なくとも上記被係止部との係止が解除される上記解錠位置から上記被係止部に係止する上記施錠位置まで上記係止部材を移動する駆動力を付与する駆動源と、
を備えたことを特徴とする遊技機。 - 上記駆動源は、上記支持体の幅方向中央を境にして上記支持体の枢支位置よりも、上記透過部材保持枠の開放側に固定されてなることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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