JP5525712B2 - 回路基板構造を具備する電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板構造及び該回路基板構造を具備する電子機器に関する。
従来、携帯電話機等の電子機器においては、信号処理機能を有するメイン基板を具備している。このメイン基板は、多層構造(例えば、8層〜10層)を有しており、このメイン基板の両面に、それぞれ、多数(600〜1000点)の電子部品が実装されている。これにより、メイン基板は、信号処理機能を発揮している。
このメイン基板に実装される電子部品には、無線/信号処理回路、音響回路、光学回路、電源回路等、多種類の回路部品が含まれる。そのため、メイン基板に実装された各電子部品の間では、高周波ノイズによる干渉、振動による干渉、音響による干渉等の様々な干渉が生じ、これらの干渉により電子機器の機能低下や性能劣化を招いてしまうという問題があった。
そこで、干渉が生じる電子部品間に干渉低減部材を配置して、干渉を低減させる手法が提案されている。しかしながら、この手法では、メイン基板上に干渉低減部材を配置する領域が必要となるため、電子部品の実装面積が制限されてしまうという問題があった。
また、金属板の両面に絶縁層を介して導体回路を形成した回路基板において、金属板のうち、耐熱性の低い電子部品が実装される部分の周囲に位置する部分に穴を設けて空間部分を形成することで、この耐熱性の低い電子部品に対する他の電子部品からの熱の影響を低減する手法も提案されている(特許文献1参照)。
特開平1−228193号公報
しかしながら、特許文献1で提案された手法では、金属板における耐熱性の低い電子部品の周囲に位置する部分に空間部を設けているので、耐熱性の低い電子部品を実装した面とは異なる面における当該電子部品と厚さ方向に重なる位置に他の電子部品を実装した場合には、この他の電子部品からの熱の影響を低減できないという問題があった。
従って、本発明は、一方の面に実装された電子部品の影響が他方の面に実装された電子部品に及び難い回路基板構造、及び該回路基板構造を備える電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、第1の電極配線を備えた第1基板と、該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、前記第2基板の外面に実装される電子部品と、前記電子部品の前記第2基板への接続を補強するアンダーフィルと、前記第2基板における前記電子部品が実装される位置の近傍に形成され、前記空間部に連通する貫通穴と、を備え、前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され、前記アンダーフィルは、前記第2基板の外面側から前記電子部品の底面と前記第2基板の外面との間に形成される隙間に注入されるとともに、前記貫通穴に注入されて前記第2基板の内面における前記貫通穴の周囲に広がり、前記発熱性電子部品と前記電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器に関する。
本発明は、第1の電極配線を備えた第1基板と、該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、前記第1基板の外面に実装される第1電子部品と、前記第2基板の外面に実装された第2電子部品と、前記第1基板の外面に配置され前記第1電子部品を覆うカバー部材と、頭部及び軸部を有し、該頭部が前記空間部に位置するとともに該軸部が前記第1基板を挿通して該第1基板を前記カバー部材に固定する固定部材と、前記第2基板における前記固定部材と厚さ方向に重なる位置に形成され前記空間部に連通する貫通穴と、を備え、前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記第2電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され、前記発熱性電子部品と前記第2電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器に関する。
本発明は、第1の電極配線を備えた第1基板と、該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、前記第2基板の外面に実装される第1電子部品及び第2電子部品と、前記第1電子部品と前記第2電子部品とを接続し、全部又は一部が前記第2基板の内面に配置される信号線と、前記第1基板の内面における前記信号線に対向する位置に、前記空間部を介して配置されるグランド層と、を備え、前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記第1電子部品及び前記第2電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され、前記発熱性電子部品と前記第1電子部品及び前記第2電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器に関する。
本発明は、第1の電極配線を備えた第1基板と、該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、前記第1基板の外面に実装される第1電子部品と、前記第2基板の外面に実装された第2電子部品と、前記空間部に配置されるとともに前記第1基板の内面に実装され、該第1基板を挿通して前記第1電子部品に電気的に接続されるノイズバイパス部材と、を備え、前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記第2電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され、前記発熱性電子部品と前記第2電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器に関する。
本発明は、第1の電極配線を備えた第1基板と、該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、前記第2基板の外面に実装された電子部品と、前記第1基板の内面と前記第2基板の内面とを環状に接続して前記空間部の少なくとも一部を封止する封止部と、前記第2基板に形成され前記空間部における前記封止部により封止された部分に連通する貫通穴と、発音面が外側を向いた状態で前記貫通穴をふさぐように前記第2基板に実装される発音体電子部品と、を備え、前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され、前記発熱性電子部品と前記電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器に関する。
本発明は、第1の電極配線を備えた第1基板と、該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、前記第2基板の外面に実装された電子部品と、前記第1基板の内面と前記第2基板の内面とを環状に接続して前記空間部の少なくとも一部を封止する封止部と、前記第1基板に形成され前記空間部における前記封止部により封止された部分に連続する第1貫通穴と、前記第2基板における前記第1貫通穴と厚さ方向に重なる位置に形成され前記空間部における前記封止部により封止された部分に連通する第2貫通穴と、発音面が前記第2貫通穴側を向いた状態で前記第1貫通穴をふさぐように前記第1基板に実装される発音体電子部品と、を備え、前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され、前記第2基板の前記電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器に関する。
本発明は、第1の電極配線を備えた第1基板と、該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、前記空間部に配置されるとともに前記第1基板の内面に実装される第1電子部品と、前記第2基板の外面に実装された第2電子部品と、前記第2基板における前記第1電子部品と厚さ方向に重なる位置に形成され前記空間部に連通する貫通穴と、を備え、前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記第2電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され、前記発熱性電子部品と前記第2電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器に関する。
本発明は、第1の電極配線を備えた第1基板と、該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、前記第2基板の外面に実装された電子部品と、を備え、前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され、前記第2基板は、硬質の第1リジッド部及び第2リジッド部と、前記第1リジッド部及び第2リジッド部を接続し屈曲性を有するフレックス部と、を備え、前記複数の接続部材は、前記第2基板における前記第2リジッド部と前記第1基板との間に配置され、前記発熱性電子部品と前記電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器に関する。
また、前記第1リジッド部には、電子部品が実装され、前記第2リジッド部及び/又は前記第1基板には、発熱性電子部品が実装されることが好ましい。
また、前記第1リジッド部には、受音体電子部品が実装され、前記第2リジッド部及び/又は前記第1基板には、発音体電子部品、送信体電子部品又は振動体電子部品が実装されることが好ましい。
また、前記第1リジッド部には、発音体電子部品が実装され、前記第2リジッド部及び/又は前記第1基板には、受信体電子部品又は発振体電子部品が実装されることが好ましい。
また、前記第1リジッド部には、振動体電子部品が実装され、前記第2リジッド部及び/又は前記第1基板には、発振体電子部品又は受信体電子部品が実装されることが好ましい。
また、前記第1リジッド部には、ノイズ発生電子部品が実装され、前記第2リジッド部及び/又は前記第1基板には、受信体電子部品又はアナログ回路電子部品が実装されることが好ましい。
また、前記第2リジッド部は、開口部を有し、前記フレックス部は、前記開口部の周縁部から内方に延出して前記第1リジッド部に接続されており、前記第1リジッド部の平面視における大きさは、前記開口部の大きさよりも小さいことが好ましい。
本発明によれば、一方の面に実装された電子部品の影響が他方の面に実装された電子部品に及び難い回路基板構造、及び該回路基板構造を備える電子機器を提供できる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
先ず、本発明の回路基板構造を具備する電子機器としての携帯電話機1について、図1を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機1の外観斜視図である。
携帯電話機1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを連結するヒンジ機構4と、を備える。
操作部側筐体2は、表面部10に、操作部11とマイク12とを備えて構成される。
操作部11は、各種設定機能や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作ボタン13と、電話番号やメールを入力するための入力操作ボタン14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作ボタン15と、から構成されている。
マイク12は、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声を入力するために用いられる。
操作部側筐体2の内部には、キーシート220(後述の図9参照)、複数の電子部品が実装された回路基板(後述の図2〜図16参照)、この回路基板に電力を供給するバッテリ、回路基板の一方の面側に配置されこの一方の面側に実装された電子部品を覆うカバー部材としてのシールドケース(後述の図4参照)等が収容されている。操作部側筐体2の内部における回路基板構造については後述する。
表示部側筐体3は、図1に示すように、表面部20に、表示部21とレシーバ22と、を備えて構成される。
表示部21は、通話の相手側の電話番号やメールアドレス、メールの内容等の各種情報を表示する。レシーバ22は、通話の相手側の音声を出力する。
表示部側筐体3の内部には、表示部21に各種情報を表示させる液晶モジュール(図示せず)が収容されている。この液晶モジュールは、液晶パネル、この液晶パネルを駆動する駆動回路、液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部等から構成される。
ヒンジ機構4は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが相対的に動くようにこれらを連結している。携帯電話機1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに開いた状態(開状態)にしたり、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを折り畳んだ状態(閉状態)にしたりできる。
次に、上述した操作部側筐体2の内部における回路基板構造の第1実施形態について、図2を参照しながら説明する。
図2は、第1実施形態に係る回路基板構造100を示す断面図である。
第1実施形態の回路基板構造100は、第1基板110と、この第1基板110に積層される第2基板120と、第1基板110と第2基板120との間に介在配置される複数の接続部材130と、を備える。
第1基板110の一方の面及び他方の面は、それぞれ電極配線を備えている。第2基板の一方の面及び他方の面も、それぞれ電極配線を備えている。これら第1基板110及び第2基板120は、表面に電極配線が形成された絶縁層が複数積み重ねられて形成された多層構造を有している。
絶縁層は、硬質の絶縁体基材により構成される。絶縁体基材としては、例えば、ガラス織布にエポキシ樹脂を含浸させたものが挙げられる。電極配線は、絶縁層の表面に所定の配線パターンを印刷することで形成される。
複数の接続部材130は、導電性部材により構成されており、所定高さを有する略円柱形状に形成されている。これら複数の接続部材130は、第1基板110と第2基板120との間に面方向に分散して配置されている。
具体的には、複数の接続部材130は、第1基板110における第2基板120と対向する面に形成された電極配線である第1の電極配線(図示せず)と、第2基板120における第1基板110と対向する面に形成された電極配線である第2の電極配線(図示せず)とをつなぐように配置される。
複数の接続部材130は、第1基板110及び第2基板120と、それぞれ、異方性導電フィルム(図示せず)を介して接続されている。これにより、第1基板110と第2基板120とが固着されるとともに、複数の接続部材130の少なくとも一部により第1の電極配線と第2の電極配線とが電気的に接続されている。
また、第1基板110と第2基板120との間における複数の接続部材130が配置されていない部分には、空間部140が形成される。この空間部140は、所定高さを有するとともに面方向に広がって形成されている。
回路基板構造100における第1基板110の外面111には、電圧変換回路や高周波処理回路等の発熱性電子部品150Aを含む複数の電子部品150が実装されている。
具体的には、第1基板110の外面111に形成された電極配線上の所定の位置に、複数の電子部品が固定されるとともに、これら複数の電子部品150と電極配線とが電気的に接続されている。
複数の電子部品150のうちの発熱性電子部品150Aは、第1基板110の内面側に接続部材130が配置されていない部分に実装されていることが好ましい。
回路基板構造100における第2基板120の外面121にも、複数の電子部品150が実装されている。これら複数の電子部品150のうちの一つは、発熱性電子部品150Aと厚さ方向において重なる位置に実装されている。
以上の構成を有する第1実施形態の回路基板構造100によれば、以下のような効果を奏する。
(1)第1基板110と第2基板120との間に、空間部140を形成した。これにより、第1基板110の外面111に実装した発熱性電子部品150Aから発生した熱の回路基板構造100の厚さ方向への伝達は、空間部140によって抑制される。よって、第1基板110に実装した発熱性電子部品150Aが第2基板120に実装した電子部品に与える熱の影響を低減できる。
その結果、温度センサ、温度補償型発振回路、電圧制御発振回路等の熱の影響を受けやすい電子部品の配置の自由度が向上する。
つまり、第1実施形態の回路基板構造100によれば、一方の面に実装された電子部品150の影響が他方の面に実装された電子部品150に及びにくい。
(2)第1基板110と第2基板120との間に形成される空間部140を、第1基板110及び第2基板120の面方向に広がるように形成した。これにより、第1基板110側から空間部140に到達した熱は、この空間部140において面方向に広く拡散する。よって、第2基板120に実装された電子部品150に与える熱の影響をより低減できる。
(3)発熱性電子部品150Aを、第1基板110の内面側に接続部材130が配置されていない部分に実装した。これにより、発熱性電子部品150Aと厚さ方向に重なる部分においては、接続部材130を介しての熱の厚さ方向への伝達も抑制できる。よって、第2基板120の外面121における発熱性電子部品150Aと厚さ方向に重なる位置に実装した電子部品150に与える熱の影響を更に低減できる。
次に、第2実施形態に係る回路基板構造100について、図3を参照しながら説明する。尚、以下の各実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
図3は、第2実施形態の回路基板構造100を示す断面図である。
第2実施形態の回路基板構造100は、主として、第2基板120側の構成において第1実施形態と異なる。
具体的には、第2基板120の外面121には、BGAやCSP等の複数の接続端子を有する電子部品150Bを含む複数の電子部品150が実装されている。そして、第2実施形態の回路基板構造100は、第2基板120の外面121に実装された電子部品150Bと第2基板120との接続を補強するアンダーフィル160と、第2基板120に形成される複数の貫通穴122と、を備える。
電子部品150Bは、底面に設けられた複数の端子が第2基板120の外面121に形成された電極パターン(図示せず)上に位置するように配置され、この電子部品150Bの複数の接続端子と第2基板120とがはんだ付け等により接続されている。電子部品150Bと第2基板120とがはんだ付け等により接続された状態では、電子部品150Bの底面と第2基板120の外面121との間には、わずかな隙間が形成されている。
複数の貫通穴122は、第2基板120における電子部品150Bが実装される位置の近傍に形成されており、空間部140に連通している。
アンダーフィル160は、熱硬化性樹脂により構成されている。このアンダーフィル160は、流動性を持った状態で第2基板120の外面121側から電子部品150Bの底面と第2基板120の外面121との間に形成される隙間に注入されるとともに、複数の貫通穴122に注入される。これにより、複数の貫通穴122に注入されたアンダーフィル160は、貫通穴122の内部に充填されるとともに、空間部140にも進入して第2基板120の内面における複数の貫通穴122の周囲に広がる。この状態で、アンダーフィル160は熱硬化される。
第2実施形態の回路基板構造100によれば、上述した(1)及び(2)の効果に加え、以下のような効果を奏する。
(4)アンダーフィル160を貫通穴122に注入して、第2基板120の内面における複数の貫通穴122の周囲に広がらせた。これにより、第2基板120の内面において広がって硬化したアンダーフィル160は、貫通穴122を外面121側に容易には移動できない。よって、アンダーフィル160が第2基板120から剥離しにくくでき、電子部品150Bと第2基板120との接続強度を向上できる
次に、第3実施形態に係る回路基板構造100について、図4を参照しながら説明する。図4は、第3実施形態の回路基板構造100を示す断面図である。
第3実施形態の回路基板構造100は、第1基板110の外面111に配置されるカバー部材としてのシールドケース170と、第1基板110をシールドケース170に固定する固定部材としての固定ネジ180と、第2基板120に形成され空間部140に連通する貫通穴123と、を備える。
シールドケース170は、側壁部171及び蓋部172を有している。シールドケース170は、側壁部171の端部側が第1基板110の外面111に当接して第1基板110の外面111に実装された複数の電子部品150を覆っている。
固定ネジ180は、頭部181と軸部182とを備える。この固定ネジ180は、第1基板110とシールドケース170とを、第1基板110の内面側からネジ止めしている。
具体的には、シールドケース170の側壁部171の先端側及び第1基板110における側壁部171が当接する部分には、ネジ穴が形成されており、このネジ穴に固定ネジ180の軸部182が螺合される。これにより、固定ネジ180は、頭部181が空間部140に位置するとともに、軸部182が第1基板110を挿通して第1基板110をシールドケース170に固定している。
尚、図4に示すように、第1基板110の内面における固定ネジ180が配置される部分には、接続部材130は、配置されていない。
貫通穴123は、第2基板120における固定ネジと厚さ方向に重なる位置に形成されている。貫通穴123の直径は、固定ネジ180の頭部181の直径よりも大きく構成されている。
第3実施形態の回路基板構造100によれば、上述の(1)及び(2)の効果に加え、以下のような効果を奏する。
(5)固定ネジ180の頭部181を空間部140に位置させて第1基板110をシールドケース170に固定した。これにより、固定ネジ180の頭部181が第2基板120の外面121側に突出しない。よって、回路基板構造100の薄型化を図れる。
次に、第4実施形態に係る回路基板構造100について、図5を参照しながら説明する。図5は、第4実施形態の回路基板構造100を示す断面図である。
第4実施形態の回路基板構造100は、第2基板120の外面121に実装される第1電子部品150C及び第2電子部品150Dと、第1電子部品150Cと第2電子部品150Dとを接続する信号線190と、第1基板110の内面に配置されるグランド層112と、を備える。
第1電子部品150C及び第2電子部品150Dは、高周波信号の送受信を行う。第1電子部品150C及び第2電子部品150Dとしては、アンテナ素子や高周波処理回路等が挙げられる。
信号線190は、大部分が第2基板120の内面に配置されており、第1電子部品150Cと第2電子部品150Dとの間で高周波信号を伝達する。
詳細には、第2基板120における第1電子部品150C及び第2電子部品150Dそれぞれの近傍には、貫通穴124が形成されている。大部分が第2基板120の内面に配置された信号線190は、一端側及び他端側で、それぞれ貫通穴124を挿通しており、外面121側で第1電子部品150C及び第2電子部品150Dに接続されている。
グランド層112は、第1基板110の内面における信号線190に対向する位置に、空間部140を介して配置されている。このグランド層112は、第1基板110の内面に形成された電極配線により構成されている。
尚、図5に示すように、第1基板110と第2基板120との間における信号線190及びグランド層112が配置されている部分には、接続部材130は、配置されていない。
第4実施形態の回路基板構造100によれば、上述の(1)及び(2)の効果に加え、以下のような効果を奏する。
(6)信号線190を第2基板120の内面に配置するとともに、空間部140を介して、第1基板110の内面にグランド層112を配置した。これにより、信号線190と空間部140とグランド層112とにより、高周波信号を好適に伝達できるマイクロストリップラインと同等の構成を得られる。よって、空間部140を利用して高周波信号を好適に伝達できるので、回路基板構造100の配線効率を向上できる。
次に、第5実施形態に係る回路基板構造100について、図6を参照しながら説明する。図6は、第5実施形態の回路基板構造100を示す断面図である。
第5実施形態の回路基板構造100は、第1基板110の外面111に実装されるスイッチ回路等の信号処理電子部品150Eと、空間部140に配置されて第1基板110の内面に実装されるノイズバイパス部材としての複数のコンデンサ200と、を備える。
信号処理電子部品150Eは、BGAにより構成されており、複数の接続端子により第1基板110に電気的に接続されている。
複数のコンデンサ200は、第1基板110を挿通して信号処理電子部品150Eの接続端子に電気的に接続されている。これら複数のコンデンサ200は、信号処理電子部品150Eの内部回路のスイッチング動作によって発生する輻射ノイズを軽減する。
尚、図6に示すように、第1基板110と第2基板120との間における複数のコンデンサ200が配置されている部分には、接続部材130は、配置されていない。
第5実施形態の回路基板構造100によれば、上述の(1)及び(2)の効果に加え、以下のような効果を奏する。
(7)コンデンサ200を空間部140に配置して、第1基板110の内面に実装した。よって、第1基板110の外面111における電子部品150の実装効率を低下させることなく信号処理電子部品150Eから発生する輻射ノイズを軽減できる。
次に、第6実施形態に係る回路基板構造100について、図7を参照しながら説明する。図7は、第6実施形態の回路基板構造100を示す断面図である。
第6実施形態の回路基板構造100は、空間部140の少なくとも一部を封止する封止部210と、第2基板120に形成される貫通穴125と、この貫通穴125をふさぐように配置されるスピーカ、レシーバ等の発音体電子部品150Fと、を備える。
封止部210は、第1基板110の内面における周縁部と第2基板120の内面における周縁部とを環状に接続している。これにより、第6実施形態では、空間部140の略全域が封止部210により封止されている。
貫通穴125は、空間部140における封止部210に封止された部分に連通している。
発音体電子部品150Fは、発音面150Faを有しており、この発音面150Faが外側を向いた状態で第2基板120の外面121に実装されている。この発音体電子部品150Fは、操作部側筐体2に接続されている。
第6実施形態の回路基板構造100では、発音体電子部品150Fから出力された音は、まず、発音面150Faの後方に位置する空間部140内を伝達される。ここで、空間部140は、封止部210によって封止されているので、この伝達される音は、空間部140内にて共鳴される。そして、空間部140内にて共鳴された音は、発音面150Faから外部に向かって伝達される。
第6実施形態の回路基板構造100によれば、上述の(1)及び(2)の効果に加え、以下のような効果を奏する。
(7)封止部210を設けるとともに第2基板120に貫通穴125を設け、この貫通穴125をふさぐように発音体電子部品150Fを実装した。これにより、空間部140を、発音体電子部品150Fから出力した音を共鳴させる共鳴空間とすることができる。よって、別途共鳴空間を設けることなく回路基板構造100による音響性能を向上できる。
次に、第7実施形態に係る回路基板構造100について、図8を参照しながら説明する。図8は、第7実施形態の回路基板構造100を示す断面図である。
第7実施形態の回路基板構造100は、空間部140の少なくとも一部を封止する封止部210と、第1基板110に形成される第1貫通穴113と、第2基板120に形成される第2貫通穴126と、第1貫通穴113をふさぐように配置される発音体電子部品150Fと、を備える。
封止部210は、第1基板110の内面における周縁部と第2基板120の内面における周縁部とを環状に接続している。これにより、第7実施形態では、空間部140の略全域が封止部210により封止されている。
第1貫通穴113及び第2貫通穴126は、互いに厚さ方向に重なる位置に形成されており、空間部140における封止部210に封止された部分に連通している。
発音体電子部品150Fは、発音面150Faを有しており、この発音面150Faが第2貫通穴126側を向いた状態、つまり、空間部140側を向いた状態で第1基板110の外面111に実装されている。
第7実施形態の回路基板構造100では、発音体電子部品150Fから出力された音は、発音面150Faの前方に位置する空間部140内を伝達される。ここで、空間部140は、封止部210によって封止されているので、この伝達される音は、空間部140内にて共鳴される。そして、空間部140内にて共鳴された音は、発音面150Faの前方に設けられた第2貫通穴126から外部に向かって伝達される。
第7実施形態の回路基板構造100によれば、上述した(7)の効果を奏する。
次に、第8実施形態に係る回路基板構造100について、図9を参照しながら説明する。図9は、第8実施形態の回路基板構造100を示す断面図である。
第8実施形態の回路基板構造100は、空間部140に配置されるとともに第1基板110の内面に実装される複数の電子部品150G,150Hと、第2基板120におけるこれら複数の電子部品150G,150Hと厚さ方向に重なる位置に設けられた複数の貫通穴127と、を備える。
第8実施形態では、第1基板110の内面には、LED等の発光体電子部品150G、及びマイク等の受音体電子部品150Hが実装されている。
また、第2基板120の外面121側には、キーシート220が配置されており、第2基板120及び複数の発光体電子部品150Gの外面側を覆っている。キーシート220における受音体電子部品150Hと厚さ方向に重なる部分には、開口部221が形成されており、外部の音声が入力可能となっている。このキーシート220は、光透過性を有する部材により構成されている。
第8実施形態の回路基板構造100によれば、上述の(1)及び(2)の効果に加え、以下のような効果を奏する。
(8)第1基板110の内面に複数の発光体電子部品150G及び受音体電子部品150Hを配置した。よって、回路基板構造100の薄型化を図れる。
(9)第2基板120における複数の発光体電子部品150G及び受音体電子部品150Hと厚さ方向に重なる位置に複数の貫通穴127設けた。よって、第1基板110の内面に実装された複数の発光体電子部品150Gから出力される光を外部に放出できるとともに、外部の音声を受音体電子部品150Hから入力できる。
次に、第9実施形態に係る回路基板構造100について、図10及び図11を参照しながら説明する。図10は、第9実施形態の回路基板構造100を示す平面図であり、図11は、図10のX−X線断面図である。
第9実施形態の回路基板構造100は、第2基板120がリジッドフレキシブル基板により構成されている。
リジッドフレキシブル基板は、硬質のリジッド基板の多層構造の中に、屈曲性を有するフレキシブル基板を挟み込んで一体化したものであり、リジッド基板及びフレキシブル基板の特徴を併せ持っている。
より具体的には、第2基板120は、硬質の第1リジッド部310及び第2リジッド部320と、第1リジッド部310及び第2リジッド部320を接続し屈曲性を有する一対のフレックス部330と、を備える。
第1リジッド部310及び第2リジッド部320は、図10に示すように、いずれも平面視において矩形形状を有している。第1リジッド部310の大きさは、第2リジッド部320の大きさよりも小さく構成されている。
第2リジッド部320には、矩形形状の開口部340が形成されている。この開口部340は、第1リジッド部310の平面視における大きさよりも大きく形成されており、第1リジッド部310は、この開口部340と厚さ方向に重なる位置に配置されている。
一対のフレックス部330は、第2リジッド部320における開口部340の周縁部から内方に延出して第1リジッド部310に接続されている。より具体的には、一対のフレックス部330は、開口部340の幅方向に延びる一対の縁部からそれぞれ開口部340の長手方向に沿って延びて第1リジッド部310の幅方向に延びる一対の側縁に接続されている。
第9実施形態では、図11に示すように、複数の接続部材130は、第2基板120における第2リジッド部320と第1基板110との間に配置されて、第1基板110と第2基板120とを固定する共に、電気的に接続している。
つまり、第1リジッド部310には、複数の接続部材130は配置されていない。
第1リジッド部310の外面311、第2リジッド部320の外面321、及び第1基板110の外面111には、それぞれ、電子部品150が実装されている。
第1リジッド部310の外面に実装された電子部品150は、温度センサ、温度補償型発振回路、電圧制御発振回路等の熱の影響を受けやすい電子部品である。また、第2リジッド部320の外面321及び第1基板110の外面111には、電圧変換回路や高周波処理回路等の発熱性電子部品150Aが実装されている。
第9実施形態の回路基板構造100によれば、上述の(1)及び(2)の効果に加え、以下のような効果を奏する。
(10)第2基板120を、第1リジッド部310、第2リジッド部320及びこれらを接続するフレックス部330を含んで構成した。これにより、発熱性電子部品150Aから発生した熱の第2基板120における面方向への伝達は、フレックス部330によって抑制される。よって、第2リジッド部320に実装した発熱性電子部品150Aが第1リジッド部310に実装した電子部品に与える熱の影響を低減できる。
その結果、温度センサ、温度補償型発振回路、電圧制御発振回路等の熱の影響を受けやすい電子部品の配置の自由度がより向上する。
(11)第1リジッド部310と第1基板110との間には、接続部材130を配置しない構成とした。よって、第1基板110に実装した電子部品150が第1リジッド部310に実装した電子部品150に与える影響を更に低減できる。
次に、第10実施形態に係る回路基板構造100について、図12を参照しながら説明する。図12は、第10実施形態に係る回路基板構造100の断面図である。
尚、第10実施形態以降の各実施形態では、実装される電子部品の特性が異なる他は、第9実施形態と同様の構成を有する。
第10実施形態の回路基板構造100においては、第1リジッド部310の外面311には、マイク等の受音体電子部品150Hが実装されている。また、第2リジッド部320の外面321には、スピーカ等の発音体電子部品150F及びアンテナ素子や高周波処理回路等の送信体電子部品150I等を含む複数の電子部品150が実装されている。第1基板110の外面111には、バイブレータ等の振動体電子部品150Jを含む複数の電子部品150が実装されている。
第10実施形態の回路基板構造100によれば、上述の(1)、(2)及び(11)の効果に加えて、以下のような効果を奏する。
(12)第1リジッド部310に受音体電子部品150Hを実装させた。よって、第2リジッド部320に実装した発音体電子部品150F及び送信体電子部品150I、並びに第1基板110に実装した振動体電子部品150Jが受音体電子部品150Hに与える音響や高周波ノイズや振動の影響を低減できる。
次に、第11実施形態に係る回路基板構造100について、図13を参照しながら説明する。図13は、第11実施形態に係る回路基板構造100の断面図である。
第11実施形態の回路基板構造100においては、第1リジッド部310の外面311には、スピーカ、レシーバ等の発音体電子部品150Fが実装されている。また、第2リジッド部320の外面321には、受信回路等の受信体電子部品150K及び発振回路等の発振体電子部品150L等を含む複数の電子部品150が実装されている。
第11実施形態の回路基板構造100によれば、上述の(1)、(2)及び(11)の効果に加えて、以下のような効果を奏する。
(13)第1リジッド部310に発音体電子部品150Fを実装させた。よって、発音体電子部品150Fが第2リジッド部320に実装した受信体電子部品150K及び発振体電子部品150Lに与える音響や振動ノイズの影響を低減できる。
次に、第12実施形態に係る回路基板構造100について、図14を参照しながら説明する。図14は、第12実施形態に係る回路基板構造100の断面図である。
第12実施形態の回路基板構造100においては、第1リジッド部310の外面311には、バイブレータ等の振動体電子部品150Jが実装されている。また、第2リジッド部320の外面321には、受信回路等の受信体電子部品150K及び発振回路等の発振体電子部品150L等を含む複数の電子部品150が実装されている。
第12実施形態の回路基板構造100によれば、上述の(1)、(2)及び(11)の効果に加えて、以下のような効果を奏する。
(14)第1リジッド部310に振動体電子部品150Jを実装させた。よって、振動体電子部品150Jが第2リジッド部320に実装した受信体電子部品150K及び発振体電子部品150Lに与える振動ノイズの影響を低減できる。
次に、第13実施形態に係る回路基板構造100について、図15を参照しながら説明する。図15は、第13実施形態に係る回路基板構造100の断面図である。
第13実施形態の回路基板構造100においては、第1リジッド部310の外面311には、スイッチ回路や送信回路等のノイズ発生電子部品150Mが実装されている。また、第2リジッド部320の外面321には、受信回路等の受信体電子部品150K及びアナログ回路電子部品150N等を含む複数の電子部品150が実装されている。
第13実施形態の回路基板構造100によれば、上述の(1)、(2)及び(11)の効果に加えて、以下のような効果を奏する。
(15)第1リジッド部310にノイズ発生電子部品150Mを実装させた。よって、ノイズ発生電子部品150Mが第2リジッド部320に実装した受信体電子部品150K及びアナログ回路電子部品150Nに与えるノイズの影響を低減できる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく種々の形態で実施することができる。
例えば、第9実施形態〜第13実施形態では、第1リジッド部310を、第2リジッド部320に一対のフレックス部330によって接続したが、これに限らない。即ち、図16に示すように、第1リジッド部310を、一つのフレックス部330によって第2リジッド部320に接続してもよい。
これにより、第1リジッド部310の厚さ方向への配置の自由度を向上でき、第1リジッド部310に実装した電子部品150と、他の電子部品150との間で生じる様々な干渉をより低減できる。
また、上述した各実施形態においては、本発明を操作部側筐体2の内部に収容される回路基板に適用しているが、これに制限されず、例えば表示部側筐体3に収容される回路基板に適用してもよい。
また、本発明の電子機器は、上述した各実施形態のようなヒンジ機構4を備える折り畳み式の電子機器ではなく、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式の電子機器であってもよい。また、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(リボルバ)の電子機器であってもよい。
本発明は、携帯電話機以外の携帯電子機器に適用することができ、また携帯電子機器以外の電子機器にも適用することができる。携帯電話機以外の携帯電子機器としては、例えば、PHS(登録商標:Personal Handy phone System)、ポータブルゲーム機、ポータブルナビゲーション装置、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートパソコン、操作部を備えるELディスプレイ又は液晶ディスプレイが挙げられる。
更に、携帯電子機器以外の電子機器としては、例えば、電子辞書、電卓、電子手帳、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ラジオ等が挙げられる。
本発明の一実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図である。 第1実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 第2実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 第3実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 第4実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 第5実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 第6実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 第7実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 第8実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 第9実施形態に係る回路基板構造を示す平面図である。 図10のX−X線断面図である。 第10実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 第11実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 第12実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 第13実施形態に係る回路基板構造を示す断面図である。 本発明の回路基板構造の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 携帯電話機(電子機器)
100 回路基板構造
110 第1基板
112 グランド層
113 第1貫通穴
120 第2基板
122 貫通穴
123 貫通穴
124 貫通穴
125 貫通穴
126 第2貫通穴
127 貫通穴
130 接続部材
140 空間部
150 電子部品
160 アンダーフィル
170 シールドケース(カバー部材)
180 固定ネジ(固定部材)
181 頭部
182 軸部
190 信号線
200 ノイズバイパス部材
210 封止部
310 第1リジッド部
320 第2リジッド部
330 フレックス部
340 開口部

Claims (14)

  1. 第1の電極配線を備えた第1基板と、
    該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、
    該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、
    前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、
    前記第2基板の外面に実装される電子部品と、
    前記電子部品の前記第2基板への接続を補強するアンダーフィルと、
    前記第2基板における前記電子部品が実装される位置の近傍に形成され、前記空間部に連通する貫通穴と、を備え、
    前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され、
    前記アンダーフィルは、前記第2基板の外面側から前記電子部品の底面と前記第2基板の外面との間に形成される隙間に注入されるとともに、前記貫通穴に注入されて前記第2基板の内面における前記貫通穴の周囲に広がり、
    前記発熱性電子部品と前記電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器。
  2. 第1の電極配線を備えた第1基板と、
    該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、
    該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、
    前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、
    前記第1基板の外面に実装される第1電子部品と、
    前記第2基板の外面に実装された第2電子部品と、
    前記第1基板の外面に配置され前記第1電子部品を覆うカバー部材と、
    頭部及び軸部を有し、該頭部が前記空間部に位置するとともに該軸部が前記第1基板を挿通して該第1基板を前記カバー部材に固定する固定部材と、
    前記第2基板における前記固定部材と厚さ方向に重なる位置に形成され前記空間部に連通する貫通穴と、を備え、
    前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記第2電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され
    前記発熱性電子部品と前記第2電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器。
  3. 第1の電極配線を備えた第1基板と、
    該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、
    該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、
    前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、
    前記第2基板の外面に実装される第1電子部品及び第2電子部品と、
    前記第1電子部品と前記第2電子部品とを接続し、全部又は一部が前記第2基板の内面に配置される信号線と、
    前記第1基板の内面における前記信号線に対向する位置に、前記空間部を介して配置されるグランド層と、を備え、
    前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記第1電子部品及び前記第2電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され
    前記発熱性電子部品と前記第1電子部品及び前記第2電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器。
  4. 第1の電極配線を備えた第1基板と、
    該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、
    該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、
    前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、
    前記第1基板の外面に実装される第1電子部品と、
    前記第2基板の外面に実装された第2電子部品と、
    前記空間部に配置されるとともに前記第1基板の内面に実装され、該第1基板を挿通して前記第1電子部品に電気的に接続されるノイズバイパス部材と、を備え、
    前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記第2電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され
    前記発熱性電子部品と前記第2電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器。
  5. 第1の電極配線を備えた第1基板と、
    該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、
    該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、
    前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、
    前記第2基板の外面に実装された電子部品と、
    前記第1基板の内面と前記第2基板の内面とを環状に接続して前記空間部の少なくとも一部を封止する封止部と、
    前記第2基板に形成され前記空間部における前記封止部により封止された部分に連通する貫通穴と、
    発音面が外側を向いた状態で前記貫通穴をふさぐように前記第2基板に実装される発音体電子部品と、を備え、
    前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され
    前記発熱性電子部品と前記電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器。
  6. 第1の電極配線を備えた第1基板と、
    該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、
    該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、
    前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、
    前記第2基板の外面に実装された電子部品と、
    前記第1基板の内面と前記第2基板の内面とを環状に接続して前記空間部の少なくとも一部を封止する封止部と、
    前記第1基板に形成され前記空間部における前記封止部により封止された部分に連続する第1貫通穴と、
    前記第2基板における前記第1貫通穴と厚さ方向に重なる位置に形成され前記空間部における前記封止部により封止された部分に連通する第2貫通穴と、
    発音面が前記第2貫通穴側を向いた状態で前記第1貫通穴をふさぐように前記第1基板に実装される発音体電子部品と、を備え、
    前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され
    前記発熱性電子部品と前記第2基板の前記電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器。
  7. 第1の電極配線を備えた第1基板と、
    該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、
    該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、
    前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、
    前記空間部に配置されるとともに前記第1基板の内面に実装される第1電子部品と、
    前記第2基板の外面に実装された第2電子部品と、
    前記第2基板における前記第1電子部品と厚さ方向に重なる位置に形成され前記空間部に連通する貫通穴と、を備え、
    前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記第2電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され
    前記発熱性電子部品と前記第2電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器。
  8. 第1の電極配線を備えた第1基板と、
    該第1基板に積層されるとともに、第2の電極配線を備えた第2基板と、
    該第1基板と該第2基板との間に空間部を形成するように該第1基板と該第2基板とを固着するとともに、少なくとも一部が前記第1の電極配線と前記第2の電極配線とを電気的に接続する複数の接続部材と、
    前記第1基板の外面に実装された発熱性電子部品と、
    前記第2基板の外面に実装された電子部品と、を備え、
    前記発熱性電子部品と、前記第2基板の前記電子部品とは、厚さ方向において互いに重なる位置に実装され、
    前記第2基板は、硬質の第1リジッド部及び第2リジッド部と、前記第1リジッド部及び第2リジッド部を接続し屈曲性を有するフレックス部と、を備え、
    前記複数の接続部材は、前記第2基板における前記第2リジッド部と前記第1基板との間に配置され
    前記発熱性電子部品と前記電子部品との重畳領域には、前記複数の接続部材が配置されない回路基板構造を具備する電子機器。
  9. 前記第1リジッド部には、前記電子部品が実装され、
    前記第2リジッド部及び/又は前記第1基板には、前記発熱性電子部品が実装される請求項8に記載の回路基板構造を具備する電子機器。
  10. 前記第1リジッド部には、受音体電子部品が実装され、
    前記第2リジッド部及び/又は前記第1基板には、発音体電子部品、送信体電子部品又は振動体電子部品が実装される請求項8に記載の回路基板構造を具備する電子機器。
  11. 前記第1リジッド部には、発音体電子部品が実装され、
    前記第2リジッド部及び/又は前記第1基板には、受信体電子部品又は発振体電子部品が実装される請求項8に記載の回路基板構造を具備する電子機器。
  12. 前記第1リジッド部には、振動体電子部品が実装され、
    前記第2リジッド部及び/又は前記第1基板には、発振体電子部品又は受信体電子部品が実装される請求項8に記載の回路基板構造を具備する電子機器。
  13. 前記第1リジッド部には、ノイズ発生電子部品が実装され、
    前記第2リジッド部及び/又は前記第1基板には、受信体電子部品又はアナログ回路電子部品が実装される請求項8に記載の回路基板構造を具備する電子機器。
  14. 前記第2リジッド部は、開口部を有し、
    前記フレックス部は、前記開口部の周縁部から内方に延出して前記第1リジッド部に接続されており、
    前記第1リジッド部の平面視における大きさは、前記開口部の大きさよりも小さい請求項8から請求項13のいずれか一項に記載の回路基板構造を具備する電子機器。
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