JP5524868B2 - 情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の画像を表示する装置に関し、特に、複数の画像をスクロール表示する技術に関する。
近年、被写体像を撮像するDSC(Digital Still Camera)が広く普及しているとともに、DSCに内蔵または取り外し可能な記録媒体に関しては、その記録容量が増大している。記録媒体の記録容量の増加に伴い、蓄積できる画像枚数が増加したため、大量の画像から目的の画像を探して見ること(以下、閲覧検索)がますます困難となっている。
画像の閲覧検索における代表的な方法は、サムネイルとして表示された画像を順番に表示させて、目的の画像を検索させることである。より具体的には、例えば、1画面内に縦3枚横3枚の計9枚の縮小画像をまとめて表示させると共に、操作ボタンの操作によって画面に表示される縮小画像が切り替わることで、目的の画像の閲覧検索が可能となる。
また、グループごとに管理された画像群から、操作キーにより、目的の静止画像を効率的に検索することができるという表示装置・表示方法がある(特許文献1参照)。グループごとに管理し閲覧検索することで、閲覧すべき画像数を少なくすることができるため、検索時間を短縮することができる。
また、1画面内に粒度の違う2軸のタイムライン(例えば、「月」と「日」の次元)を用意し、まず「月」のタイムラインから目的とする月を選択する。そして、その月の写真のみを「日」のタイムライン上で9枚のサムネイル画像として表示することにより、メモリに記憶されている各月に撮像された静止画像を操作キーにより高速にブラウジングすることができる(特許文献2参照)。
特開2006−268010号公報 特開2006−302196号公報
複数画像を閲覧検索するための制御対象として、画像のスクロール速度と画像の表示状況(画像の大きさ/表示ライン数など)がある。画像のスクロール速度は、左右または上下へと画像を連続的にスクロールする際の画像の移動表示速度を表す。例えば、スクロール速度を低速にすることで、複数画像を時間をかけて確認することができる。また、画像の表示状況は、閲覧検索対象としてスクロールする画像の大きさや数や表示ライン数などを表す。例えば、小さい画像を多く表示することで、複数画像を一度に多くの画像を確認することができる。
前述のように、操作キーにより、記録媒体に格納されている画像を検索するという手法はあるが、固定的な画像の大きさでのスクロールであるので、例えば、画像が小さいサイズで固定されている場合にはスクロール表示される画像を見落とす恐れがある。そのため、スクロール表示に係る操作とは別に、スクロール速度の設定変更や表示画像の大きさや表示ライン数等の変更を行う必要がある。しかしながら、スクロール表示に係る操作とは独立した別の操作であるので、これら操作を行うことにユーザは負担を感じる。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、スクロール速度や表示態様の変更を容易に行うことのできる情報表示装置、表示方法、表示用コンピュータプログラム及び集積回路を提供することを目的とする。
上記にて示す目的を達成するために、本発明は、情報表示装置であって、ユーザから、第1軸及び第2軸で定まる二次元上の移動操作を通じてコンテンツ表示に係る指示を受け付ける受付手段と、前記移動操作の前記第1軸方向における移動成分から表示対象のコンテンツの移動速度を、当該移動操作の前記第2軸方向における移動成分から表示対象のコンテンツの表示態様をそれぞれ決定する決定手段と、複数のコンテンツを、前記決定された表示態様で、且つ前記決定された移動速度でスクロールしながら画面に表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
上記にて示す構成によると、情報表示装置は、二次元上の移動操作の第1軸方向における移動成分から移動速度を、第2軸方向の移動成分からコンテンツの表示態様をそれぞれ決定するので、ユーザは一度の操作で、移動速度及び表示態様を指示することができ、ユーザは負担を感じることはない。
ここで、前記決定手段は、前記第1軸の一方向に対する移動成分が多くなるにつれ、スクロール速度が速くなるように表示対象のコンテンツの移動速度を決定し、前記表示手段は、前記第1軸の一方向とは逆の方向に、前記複数の画面を、前記決定された移動速度でスクロールさせて表示するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、第1軸方向の移動量が多くなるほど、移動速度を速くするので、ユーザは、移動操作により第1軸方向の移動量を調整するだけで、所望する移動速度を容易に指示することができる。
ここで、前記コンテンツは、画像であり、前記表示態様は、表示すべき画像の表示サイズであり、前記決定手段は、前記第2軸の一方向に対する移動成分が多くなるにつれ、画像のサイズが小さくなるよう表示対象の画像のサイズを決定するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、第2軸方向の移動量が多くなるほど、画像の表示サイズを小さくするので、ユーザは、移動操作により第2軸方向の移動量を調整するだけで、所望する表示サイズを容易に指示することができる。
ここで、前記決定手段は、さらに、前記移動操作を受け付ける前の画像の表示サイズを基準とする前記決定された画像の表示サイズにおける一辺の長さの拡大率又は縮小率と同一の割合を、前記移動操作を受け付ける前の画像の移動速度に乗じたサイズ対応速度を算出し、前記表示手段は、さらに、前記決定された移動速度に、前記サイズ対応速度を加算した速度で表示対象の画像をスクロール表示するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、表示サイズの拡大又は縮小率に応じたサイズ対応速度を、スクロール表示に加味するので、ユーザは、移動操作による指示後においても、見かけ上、移動操作前と変わらない速度でコンテンツを見ることができる。
ここで、前記コンテンツは、画像であり、前記表示態様は、スクロール方向に直交する方向において表示すべき画像の列数であり、前記決定手段は、前記第2軸の一方向に対する移動成分が多くなるにつれ、列数が多くなるように決定するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、第2軸方向の移動量が多くなるほど、表示すべき画像の列数を小さくするので、ユーザは、移動操作により第2軸方向の移動量を調整するだけで、所望する列数を容易に指示することができる。
ここで、前記画面はタッチパネル機能を有しており、前記移動操作は、前記画面上に指が触れた状態でスライドすることで行われ、前記受付手段は、前記移動操作の開始時に指が触れた画面上の開始位置を特定し、当該移動操作により前記第1軸方向における第1移動成分及び前記第2軸方向における第2移動成分を特定し、前記表示手段は、前記操作開始時において前記特定された開始位置に予め定められた初期図形を表示し、その後、当該初期図形を当該操作において特定された前記第1移動成分及び前記第2移動成分に応じた図形へと変更して表示するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、タッチパネル機能を有しているので、ユーザはタッチパネル上での操作で容易に移動速度、表示態様を指示することができる。また、情報表示装置は、初期図形及び移動操作に応じた図形を表示するので、ユーザは、自身が行った操作、第1移動成分及び第2移動成分を視覚的にすることができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記タッチパネル上でのスライドがなされた後、継続してスライドの終了位置での押下操作を受け付け、前記決定手段は、さらに、前記押下操作に応じて、前記移動操作で決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持するか否かを判断し、前記表示手段は、前記決定手段で決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持しないと判断する場合には、前記決定手段で決定した前記移動速度及び前記表示態様によるスクロール表示を中止するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、押下操作に応じて決定された移動速度及び表示態様を維持するか否かを判断するので、ユーザは押下操作のみで移動速度及び表示態様を維持するかどうかの指示を容易に行うことができる。
ここで、前記決定手段は、前記押下操作において前記終了位置での押下時間が所定時間を経過したと判断する場合には決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持すると判断し、所定時間を経過していないと判断する場合には決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持しないと判断するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、押下時間に応じて決定された移動速度及び表示態様を維持するか否かを判断するので、ユーザは特別な操作を行うことなく、移動速度及び表示態様を維持するかどうかの指示を容易に行うことができる。
ここで、前記表示手段は、さらに、前記操作において前記終了位置での押下時間が所定時間を経過していないと判断する場合には前記操作に応じて変更された図形を前記初期図形へと変更して表示するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、決定された移動速度及び表示態様を維持しないと判断する場合、表示されている図形を初期図形に戻すので、ユーザは、自身が行った押下操作により、移動速度及び表示態様が維持されたか否かを視覚的に知ることができる。
ここで、前記決定手段は、前記終了位置での押下操作がなされている時間を計測し、前記表示手段は、前記受付手段で前記押下操作を受け付けている間、前記計測されている時間、及び前記決定手段で決定した前記移動速度と前記表示態様とを維持するか否かを示す旨のメッセージのうち少なくとも何れか1つを表示するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、押下操作がなされている時間を表示するので、ユーザは、自身の操作意図(移動速度及び表示態様を維持するかどうかの指示)に応じて、押下操作を終了するタイミングを容易に知ることができる。
ここで、前記表示手段は、さらに、現時点で指が触れている位置を起点として次の移動操作が行われたと仮定した場合、前記第1軸に対するスライド方向に応じた移動速度の変更内容、及び第2軸に対するスライド方向に応じた表示態様の変更内容を表示するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、次の移動操作が行われたと仮定した場合における前記第1軸に対するスライド方向に応じた移動速度の変更内容、及び第2軸に対するスライド方向に応じた表示態様の変更内容を表示するので、ユーザは自身が意図する操作を行うために次の行うべき移動操作を視覚的に知ることができる。
ここで、前記画面は、第1の表示領域と第2の表示領域に分割され、前記情報表示装置は、さらに、前記複数のコンテンツの表示に係る表示関連情報を取得する取得手段を備え、前記表示手段は、前記複数のコンテンツを前記第1の表示領域で表示し、前記取得した表示関連情報を前記第2の表示領域で表示するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、表示対象のコンテンツに係る表示関連情報を表示するので、ユーザは表示されているコンテンツとともに表示関連情報を見ることができる。
ここで、前記表示関連情報は、前記複数のコンテンツそれぞれに対応付けられた当該コンテンツを識別するメタデータであり、前記表示手段は、前記第1の表示領域で表示中の1つ以上のコンテンツそれぞれに対応するメタデータを前記第2の表示領域で表示するとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、表示関連情報としてメタデータを表示するので、表示対象のコンテンツの詳細な内容を知ることができる。
ここで、前記コンテンツは、撮影画像であり、前記メタデータは、対応する画像に含まれる人の顔、及び画像全体若しくは一部領域の色合いのうちのの少なくとも何れかを示すものであるとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、メタデータとして、人の顔、及び画像全体若しくはその一部の色合いを表示するので、ユーザは、撮影された画像に含まれる人、色合いを容易に知ることができる。
ここで、前記表示関連情報は、前記決定手段で決定された移動速度を示す速度情報及び表示態様を示す表示形式情報のうちの少なくとも何れかを示すものであるとしてもよい。
この構成によると、情報表示装置は、表示関連情報として速度情報及び表示形式情報のうち少なくとも何れかを表示するので、ユーザは自身が行った指示を視覚を通じて容易に知ることができる。
情報表示装置100の構成を示すブロック図である。 タッチパネルディスプレイ101の構造を示す図である。 ビュー状態変換テーブルT100のデータ構造の一例を示す図である。 スクロール速度の変更、表示状況の変更操作に関する概略図である。 第1の実施の形態に係る情報表示装置100の動作を示すフローチャートである。 複数の画像を表示する際のスクロール速度、表示サイズの変更の具体例を示す図である。 ビュー状態変換テーブルT200のデータ構造の一例を示す図である。 スクロール速度の変更、表示状況の変更操作に関する概略図である。 第2の実施の形態に係る情報表示装置100の動作を示すフローチャートである。 ストリームビューにより複数の画像を表示する際のスクロール速度、表示ライン数の変更の具体例を示す図である。 不動時間を用いたスクロール状態の維持・変更に係る動作を示すフローチャートである。 ドラッグ操作後、継続して不動操作(3秒以上)を行った場合の具体例を示す図である。 ドラッグ操作後、継続して不動操作(3秒未満)を行った場合の具体例を示す図である。 画像スクロール状態及び状態変更に対するユーザ意図を反映する仕組みを示す図である。 第4の実施の形態に係る情報表示装置の動作を示すフローチャートである。 表示画像サイズの変更をスクロール速度の変更に加味した場合としない場合のそれぞれを示す図である。 次操作候補を表示している画面の一例を示す図である。 画像のサイズを小さくしスクロールする際に、スクロール表示される画像に対応するメタデータを表示する具体例を示す図である。 ビュー状態変換テーブルT300のデータ構造の一例を示す図である。 スクロール速度、表示サイズ及び表示ライン数の変更の具体例を示す図である。 ビュー状態変換テーブルT400のデータ構造の一例を示す図である。 表示対象の画像を予め記憶している部分画像へと切り替える画面遷移の具体例を示す図である。 、ビュー状態を初期状態とするか前回のビュー状態で表示するかの何れかの指示を受け付ける場合を示す図である。 メタデータの表示方法の変形例を示す図である。
1.第1の実施の形態
ここでは、本発明に係る情報表示装置100について説明する。
1.1 情報表示装置100の構成
情報表示装置100は、タッチパネル機能付ディスプレイ(以下、「タッチパネルディスプレイ」という。)101を有し、当該装置に記憶している全てのコンテンツをスクロール表示する装置である。
本実施の形態では、情報表示装置100が、当該装置に記憶しているコンテンツをスクロール表示する際における表示すべきコンテンツの移動速度(スクロールの速度)、画面のリサイズに係る操作に関するものである。以下、当該装置に記憶している全てのコンテンツに対するスクロール表示を全画面ビューともいう。また、本実施の形態においては、コンテンツの一例として画像を用いて説明する。
情報表示装置100は、図1に示すように、ユーザ操作判定部1と、要素情報記憶部2と、第一処理要素解析部3と、第二処理要素解析部4と、第三処理要素解析部5と、第一処理部6と、第二処理部7と、コンテンツ情報管理部8と、コンテンツ表示情報形成部9と、UI(ユーザインターフェース)表示情報形成部と10と、タッチパネルディスプレイ101とから構成されている。タッチパネルディスプレイ101は、情報表示部11と座標検出部12とから構成されている。
(1)タッチパネルディスプレイ101
タッチパネルディスプレイ101は、上述したようにタッチパネル機能を有するディスプレイである。
タッチパネルディスプレイ101は、例えば、抵抗膜方式によるタッチパネルディスプレイであり、図2に示すように、ディスプレイ20、抵抗膜方式の座標検出装置21及び保護絶縁層22とを有する。
ここで、ディスプレイ20が、図1に示す情報表示部11の機能に対応し、座標検出装置21が座標検出部12の機能に対応している。
以下、情報表示部11と座標検出部12について説明する。
情報表示部11は、コンテンツ表示情報形成部9及びUI表示情報形成部10から受信した情報に基づき、情報を表示する。なお、コンテンツ表示情報形成部9及びUI表示情報形成部10それぞれの機能については後述する。
座標検出部12は、指による押下の検出し、検出した位置(押下されている地点)の座標位置を特定する。座標検出部12は、押下を検知している旨の検知情報、検知していない旨の未検知情報、及び検知している場合において特定した座標位置を、ユーザ操作判定部1へ出力する。
(2)コンテンツ情報管理部8
コンテンツ情報管理部8は、複数のコンテンツ(ここでは、画像)や、コンテンツ毎に対応付けられた対応情報(メタデータ)を管理(記憶)しており、第一処理部6、第二処理部7、コンテンツ表示情報形成部9の参照要求に応じる。なお、以下において、コンテンツ及び対応情報を総称してコンテンツ情報とも呼ぶ。
(3)ユーザ操作判定部1
ユーザ操作判定部1は、タッチパネルディスプレイ101でのユーザ操作から情報表示装置に対する操作内容(入力情報)を判別する。ここで、入力情報とは、タッチパネルディスプレイ101の押下やドラッグや解放などのユーザ操作により形成され、操作開始/終了指示、ディスプレイ上で押下された位置座標のx軸及びy軸それぞれにおける移動距離、及び押下時間などの物理的パラメータを含むものである。
具体的には、ユーザ操作判定部1は、座標検出部12から出力される検知情報、未検知情報及び座標位置を用いて入力情報を判別する。
例えば、ユーザ操作判定部1は、受け取る情報が未検知情報から検知情報に切り替わると、ユーザ操作が開始されたと判別する。また、受け取る情報が検知情報から未検知情報に切り替わると、ユーザ操作が終了した開始されたと判別する。また、ユーザ操作判定部1は、検知情報を受け取るたびに、座標位置が異なっている場合には、ドラッグ操作が行われていると判別する。さらには、ユーザ操作判定部1は、受け取る座標位置が同一である場合には、同一地点の押下(以下、不動押下という。)がなされていると判別する。
ユーザ操作判定部1は、押下を検出してから未検出となるまでの間、座標検出部12から継続的に検知情報及び検知した座標位置を受け取り、操作開始時の座標位置と、現時点で受け取った座標位置とから、X軸(横軸)に沿ったユーザ操作の第1移動距離、及びY軸(縦軸)に沿った第2移動距離それぞれを算出する。
また、ユーザ操作判定部1は、座標検出部12で押下が検出されると、それをトリガーとしてタイマー(図示せず)を動作開始させ、押下力が0になったこと(押下の解放)が検出されるとタイマーの動作を終了させることで、操作時間を計測する。さらに、ユーザ操作判定部1は、不動操作の操作時間(同一位置での押下時間)である不動時間をも計測する。ここで、不動操作の操作時間とは、ドラッグ操作の終了から押下操作終了までの時間である。不動時間の計測中に、押下の解放がされることなく再度ドラッグ操作が開始されると、ユーザ操作判定部1は、不動時間を初期値“0”へリセットする。
ユーザ操作判定部1は、算出した第1移動距離を第一処理要素解析部3へ、第2移動距離を第二処理要素解析部4へそれぞれ出力する。
また、ユーザ操作判定部1は、計測した不動時間やユーザ操作の中断に係る操作を判別した場合には、これら情報を第三処理要素解析部5へ出力する。
(4)要素情報記憶部2
要素情報記憶部2は、第一処理要素解析部3、第二処理要素解析部4がユーザ操作に基づいた、画像のビュー状態を特定するために用いるビュー状態変換テーブルT100を有している。
ビュー状態変換テーブルT100は、計算した入力領域(x軸及びy軸それぞれに沿った移動距離)における長さに対応した、画像を表示する際のスクロール速度、大きさを示したテーブルであり、図3に示すように、入力領域画素数、スクロール速度及び大きさからなる組を複数記憶するための領域を有している。
入力領域画素数は、x軸及びy軸それぞれに沿った移動距離の範囲に含まれる画素数を示すものである。スクロール速度は、表示すべき画像をスクロールする際の移動速度である。大きさは、一画面に一画像を表示するサイズを基準とした表示すべき画像の縦の長さ及び横の長さそれぞれの縮小率を示すものである。
要素情報記憶部2は、第三処理要素解析部5から要素情報記憶の要求があると、他の処理要素解析部(第一処理要素解析部3、第二処理要素解析部4)からその時点での画像の各ビュー状態に関する情報を取得し、それらを一時記憶する。
第三処理要素解析部5から要素情報伝達の要求があると、要素情報記憶部2は、他の処理要素解析部(第一処理要素解析部3、第二処理要素解析部4)に対して、一時記憶されていた画像の各ビュー状態に関するパラメータ情報を送信する。
(5)第一処理要素解析部3
第一処理要素解析部3は、ユーザ操作判定部1から物理的パラメータ(第1移動距離)を取得する。第一処理要素解析部3は、ビュー状態変換テーブルT100を用いて、取得した第1移動距離に対応するビュー状態(スクロール速度)に関する第1パラメータ情報を決定する。このとき、第一処理要素解析部3は、第1移動距離の値が一の入力領域画素数と他の入力領域画素数の範囲内にあるとき、当該範囲の最小値でもって第1パラメータ情報を決定する。例えば、第1移動距離の値が130である場合には、第一処理要素解析部3は、ビュー状態変換テーブルT100を用いて、入力領域画素数“100”に対応するスクロール速度“5”を第1パラメータ情報とする。
第一処理要素解析部3は、第一処理部6に対しスクロール速度の変更に係る処理の指示を、UI表示情報形成部10に対し速度変更に係るUI表示を示す第1通知をそれぞれ送信する。第1通知は、例えば、ユーザ操作判定部1から受け取った第1移動距離である。
要素情報記憶部2から要素情報の要求があると、第一処理要素解析部3は、要素情報記憶部2に、現時点で保持している第1パラメータ情報を送信する。そして、要素情報記憶部2から要素情報の伝達があると、第一処理要素解析部3は、要素情報記憶部2で保持されている第1パラメータ情報を当該要素情報記憶部2から取得し、取得した第1パラメータ情報に基づいて、第一処理部6にスクロール速度の変更に係る処理の指示を送信する。
(6)第二処理要素解析部4
第二処理要素解析部4は、ユーザ操作判定部1から物理的パラメータ(第2移動距離)を取得する。第二処理要素解析部4は、ビュー状態変換テーブルT100を用いて、取得した第2移動距離に対応するビュー状態(大きさ)に関する第2パラメータ情報を決定する。このとき、第二処理要素解析部4は、第2移動距離の値が一の入力領域画素数と他の入力領域画素数の範囲内にあるとき、当該範囲の最小値でもって第2パラメータ情報を決定する。例えば、第2移動距離の値が120である場合には、第二処理要素解析部4は、入力領域画素数“100”に対応する大きさ“1/2”を第2パラメータ情報とする。
第二処理要素解析部4は、第二処理部7に対し画像のサイズの変更に係る処理の指示を、UI表示情報形成部10に対し画像の表示に対するリサイズに係るUI表示を示す第2通知をそれぞれ送信する。第2通知は、例えば、ユーザ操作判定部1から受け取った第2移動距離である。
要素情報記憶部2からの要素情報の要求があると、第二処理要素解析部4は、要素情報記憶部2に、現時点で保持している第2パラメータ情報を送信する。
要素情報記憶部2からの要素情報の伝達があると、第二処理要素解析部4は、要素情報記憶部2が保持している第2パラメータ情報を当該要素情報記憶部2から取得し、取得した第2パラメータ情報に基づいて、第二処理部7に画像のサイズの変更に係る処理の指示を送信する。
(7)第三処理要素解析部5
第三処理要素解析部5は、入力情報に含まれ、且つ第1移動情報及び第2移動情報以外の情報をユーザ操作判定部1から取得する。第三処理要素解析部5は、ユーザ操作判定部1から取得した情報から要素情報の記憶を行うと判断をした場合に、その通知を要素情報記憶部2に送信する。この時の判断基準は、ユーザ操作の中断である、もしくはユーザ操作の中断時でのある物理的パラメータ(例えば、不動時間)が一定値より大きいことである。そして、その判断基準が後者の場合には、第三処理要素解析部5は、その物理的パラメータ情報、もしくは、その大きさが一定値を超えたという情報をUI表示情報形成部10に送信する。
また、第三処理要素解析部5は、ユーザ操作判定部1から取得した情報から要素情報の伝達を行うと判断した場合に、その通知を要素情報記憶部2に送信する。この時の判断基準は、ユーザ操作の再開を示す情報である。
(8)第一処理部6
第一処理部6は、第一処理要素解析部3から処理の指示を受けると、コンテンツ情報管理部8から関連する情報を取得し、それらの情報に基づいて変換テーブルまたは変換式を用いて、ビュー状態(スクロール速度)に変更する処理を行い、コンテンツ表示情報形成部9にコンテンツ表示に関する情報を送信する。
具体的には、第一処理部6は、第一処理要素解析部3から第1パラメータ情報を受け取ると、表示すべき画像のサイズ容量などを取得する。第一処理部6は、取得したサイズ容量及び第1パラメータ情報が示すスクロール速度とから、確保すべきバッファ容量や表示すべき画像を読み出す時間間隔を決定し、これら情報をコンテンツ表示情報形成部9へ送信する。
(9)第二処理部7
第二処理部7は、第二処理要素解析部4から処理の指示を受けた場合において、コンテンツ情報管理部8から関連する情報を取得し、それらの情報に基づき担当するビュー状態(例えば、表示サイズ、表示枚数)を変更する処理を行い、コンテンツ表示情報形成部9にコンテンツ表示に関する情報を送信する。
具体的には、第二処理部7は、第二処理要素解析部4から第2パラメータ情報を受け取ると、表示すべき画像のサイズ容量などを取得する。第二処理部7は、取得したサイズ容量及び第2パラメータ情報が示す値とから、表示すべき画像の表示サイズ、一画面に表示する画像の数を決定し、これら情報をコンテンツ表示情報形成部9へ送信する。
(10)コンテンツ表示情報形成部9
コンテンツ表示情報形成部9は、第一処理部6、第二処理部7からのコンテンツ表示に関する情報とコンテンツ情報管理部8から取得するコンテンツ情報とに基づき、コンテンツ表示のための情報を形成し、情報表示部11に送信する。
具体的には、コンテンツ表示情報形成部9は、第一処理部6から受け取った確保すべきバッファ容量を確保し、表示すべき画像を読み出す時間間隔で表示すべき画像を逐次読み出して、確保したバッファに格納する。そして、コンテンツ表示情報形成部9は、第二処理部7から受け取った表示すべき画像の表示サイズ、一画面に表示する画像の数に基づいて、一画面に表示すべき情報を形成する。
(11)UI表示情報形成部10
UI表示情報形成部10は、第一処理要素解析部3、第二処理要素解析部4、第三処理要素解析部5から受信したUI表示に関する情報に基づき、UIを表示するための情報を形成し、情報表示部11に送信する。
具体的には、UI表示情報形成部10は、操作開始時点に検出された座標位置を始点とし、第一処理要素解析部3から受け取った第1通知が示す第1移動距離をx軸に沿った辺及び第二処理要素解析部4から受け取った第2通知が示す第1移動距離をx軸に沿った辺とする矩形画像を形成し、情報表示部11に送信する。なお、ここでの矩形画像とは、図形の角が丸みを帯びていているものも含むものとする。
UI表示情報形成部10は、操作開始が検知された場合には、初期図形を形成し、情報表示部11に送信する。初期図形とは、例えば、押下された位置を囲む円形の図形である。
また、第三処理要素解析部5から大きさが一定値を超えたという情報を受け取ると、当該情報を示すメッセージを形成し、情報表示部11に送信する。
1.2 タッチパネル操作の概略
次に、複数の画像を表示する際のスクロール速度の変更処理、表示状況の変更処理について説明する。
図4は、複数の画像を表示する際のスクロール速度の変更、表示状況の変更操作に関する概略図である。ここでは、タッチパネルディスプレイ101の横軸(x軸)方向の操作により、複数画像におけるスクロール速度の変更をし、タッチパネルディスプレイ101の縦軸(y軸)方向の操作により表示状況(画像サイズ)の変更を行っている。さらに、斜めの操作については、縦軸方向と横軸方向に操作量を切り分けることで、スクロール速度と表示状況(画像サイズ)の変更を同時に行っている。これにより、2次元平面状を自由に操作できるUIが実現され、ユーザにとって、より直感的な操作が可能となる。
1.3 動作
図5は、複数の画像を表示する際の情報表示装置100の動作を示すフローチャートである。当該フローチャートは、特に、タッチパネルディスプレイ101を用いたユーザ操作によるスクロール速度及び表示サイズの変更に係る処理についてのものである。
座標検出部12は、ユーザからのタッチパネルの押下操作により、操作開始を検知する(ステップS1)。
座標検出部12は、指の操作開始の座標位置を特定し、操作開始を検知した旨の情報と特定した座標位置とをユーザ操作判定部1へ出力する(ステップS2)。このとき、ユーザ操作判定部1は、操作開始を検知した旨の情報と座標位置とを受け取ることで、ユーザ操作が開始されたことを判別する。
座標検出部12は、スクロール速度と表示状況である画像サイズを同時に変更するための領域の入力を受け付ける(ステップS3)。この入力は、例えば、タッチパネルディスプレイを押下した状態を保持したまま指によるドラッグ操作によって、入力領域を特定することにより行われる。
座標検出部12は、押下状態からの開放操作により操作終了の座標位置を特定する(ステップS4)。
ユーザ操作判定部1は、検出した操作開始の座標位置と操作終了の座標位置から、入力領域における横軸の長さ(第1移動距離)および縦軸の長さ(第2移動距離)を算出する(ステップS5)。
第一処理要素解析部3は、算出した第1移動距離に対応したスクロール速度を決定する(ステップS6)。
第二処理要素解析部4は、算出した第2移動距離に対応した画像の大きさを決定する(ステップS7)。
情報表示部11は、ステップS6及びS7で決定されたスクロール速度及び画像の大きさに基づいて、複数の画像を表示する(ステップS8)。
1.4 スクロール速度変更、及び表示サイズ変更の具体例
図6は、ユーザ操作による、複数の画像を表示する際のスクロール速度、表示サイズの変更を示したものである。画面D1は、操作開始時点を示すものである。上述したように、操作開始時点では、初期図形が表示される。ユーザによるドラッグ操作により、画面D1で示す表示状態から他の画面D2からD9それぞれに示すスクロール状態を変更することができる。
ユーザによるドラッグ操作において、例えば、画面D1から画面D2、D3への遷移、画面D4から画面D2、D3への遷移及び画面D7から画面D8、D9への遷移で示すように、横軸に沿った長さ(第1移動距離)が大きいほど、スクロール速度が大きくなることがわかる。
また、例えば、画面D1から画面D4、D7への遷移、画面D2から画面D5、D8への遷移及び画面D3から画面D6、D9への遷移で示すように、縦軸の長さ(第2移動距離)が大きいほど、表示サイズが小さくなることがわかる。
さらに、ユーザが斜め方向にドラッグ操作した場合、例えば、画面D1から画面D5、D9への遷移及び画面D3から画面D5、D7への遷移で示すように、横軸方向と縦軸方向の長さが座標成分として別軸に切り分けて計算されるため、これにより、スクロール速度、表示サイズの変更を同時に実現できる。
2.第2の実施の形態
以下、図面を参照してこの発明に係る第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、検索結果の一覧表示(以下、ストリームビューという。)におけるスクロール及びストリームラインの変更操作に関するものである。
なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能を有する構成には同じ符号を付し、その説明が適用できるため説明を省略する。また、特に記載のある場合を除いて、情報表示装置の原理的な構成を含めて、第1の実施の形態の構成と同じである。
第1の実施の形態と異なる点は、要素情報記憶部2、第二処理要素解析部4及び第二処理部7のそれぞれの機能が、本実施の形態の要素情報記憶部、第二処理要素解析部及び第二処理部(以降、説明の便宜上、これら構成要素それぞれに符号2a、4a、7aを付与する。)のそれと異なる。
以下、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
2.1 構成
(1)要素情報記憶部2a
要素情報記憶部2aは、第一処理要素解析部3、第二処理要素解析部4がユーザ操作に基づいた、画像のビュー状態を特定するために用いるビュー状態変換テーブルT200を有している。
ビュー状態変換テーブルT200は、計算した入力領域(x軸及びy軸それぞれに沿った移動距離)における長さに対応した、画像を表示する際のスクロール速度、大きさ及び表示ライン数を示したテーブルであり、図7に示すように、入力領域画素数、スクロール速度、大きさ及び表示ライン数からなる組を複数記憶するための領域を有している。
入力領域画素数、及び大きさは第1の実施の形態にて示すビュー状態変換テーブルT100のものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
表示ライン数は、画像を表示する際の列数を示すものである。
要素情報記憶部2aは、第三処理要素解析部5から要素情報記憶の要求がある場合、
要素情報伝達の要求がある場合においては、第1の実施の形態にて示す要素情報記憶部2と同様であるので、ここでの説明は省略する。
(2)第二処理要素解析部4a
第二処理要素解析部4aは、ユーザ操作判定部1から物理的パラメータ(第2移動距離)を取得する。第二処理要素解析部4aは、ビュー状態変換テーブルT200を用いて、取得した第2移動距離に対応するビュー状態(大きさ、表示ライン数)に関する第2パラメータ情報を決定する。このとき、第二処理要素解析部4aは、第2移動距離の値が一の入力領域画素数と他の入力領域画素数の範囲内にあるとき、当該範囲の最小値でもって第2パラメータ情報を決定する。例えば、第2移動距離の値が120である場合には、第二処理要素解析部4aは、入力領域画素数“100”に対応する大きさ“1”及び表示ライン数“2”を第2パラメータ情報とする。
第二処理要素解析部4aは、第二処理部7aに対し画像のサイズの変更に係る処理の指示を、UI表示情報形成部10に対し画像の表示に対するリサイズに係るUI表示を示す第2通知をそれぞれ送信する。第2通知は、例えば、第1の実施の形態と同様に、ユーザ操作判定部1から受け取った第2移動距離である。
要素情報記憶部2aからの要素情報の要求がある場合、要素情報の伝達がある場合においては、第1の実施の形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
(3)第二処理部7a
第二処理部7aは、第二処理要素解析部4aから処理の指示を受けた場合において、コンテンツ情報管理部8から関連する情報を取得し、それらの情報に基づき担当するビュー状態(例えば、表示サイズ、表示枚数、表示ライン数)を変更する処理を行い、コンテンツ表示情報形成部9にコンテンツ表示に関する情報を送信する。
具体的には、第二処理部7aは、第二処理要素解析部4aから第2パラメータ情報を受け取ると、表示すべき画像のサイズ容量などを取得する。第二処理部7aは、取得したサイズ容量及び第2パラメータ情報が示す各値(大きさ、表示ライン数)とから、表示すべき画像の表示サイズ、一画面に表示する画像の数及び表示ライン数に基づく画像の表示順序を決定し、これら情報をコンテンツ表示情報形成部9へ送信する。
2.2 タッチパネル操作の概略
次に、複数の画像を表示する際のスクロール速度の変更処理、表示状況の変更処理について説明する。
図8は、複数の画像を表示する際のスクロール速度の変更、表示状況の変更操作に関する概略図である。ここでは、タッチパネルディスプレイ101の横軸(x軸)方向の操作により、複数画像におけるスクロール速度の変更をし、タッチパネルディスプレイ101の縦軸(y軸)方向の操作により、表示状況(表示ライン数)の変更を行っている。さらに、斜めの操作については、縦軸方向と横軸方向に操作量を切り分けることで、スクロール速度と表示状況(表示ライン数)の変更を同時に行っている。これにより、2次元平面状を自由に操作できるUIが実現され、ユーザにとって、より直感的な操作が可能となる。
2.3 動作
図9は、複数の画像を表示する際の情報表示装置100の動作を示すフローチャートである。当該フローチャートは、特に、タッチパネルディスプレイ101を用いたユーザ操作によるスクロール速度及び表示サイズの変更に係る処理についてのものである。
座標検出部12は、ユーザからのタッチパネルの押下操作により、操作開始を検知する(ステップS11)。
座標検出部12は、指の操作開始の座標位置を特定し、操作開始を検知した旨の情報と特定した座標位置とをユーザ操作判定部1へ出力する(ステップS12)。このとき、ユーザ操作判定部1は、操作開始を検知した旨の情報と座標位置とを受け取ることで、ユーザ操作が開始されたことを判別する。
座標検出部12は、スクロール速度と表示状況である画像サイズを同時に変更するための領域の入力を受け付ける(ステップS13)。この入力は、例えば、タッチパネルを押下した状態を保持したまま指によるドラッグ操作によって、入力領域を特定することにより行われる。
座標検出部12は、押下状態からの開放操作による操作終了の座標位置を特定する(ステップS14)。
ユーザ操作判定部1は、検出した操作開始位置と操作終了位置から、入力領域における横軸の長さ(第1移動距離)および縦軸の長さ(第2移動距離)を算出する(ステップS15)。
第一処理要素解析部3は、算出した第1移動距離に対応したスクロール速度を決定する(ステップS16)。
第二処理要素解析部4aは、算出した第2移動距離に対応した表示ライン数を決定する(ステップS17)。
情報表示部11は、ステップS6及びS7で決定されたスクロール速度及び表示ライン数に基づいて、複数の画像を表示する(ステップS18)。
2.4 スクロール速度変更、及び表示サイズ変更の具体例
図10は、ユーザ操作による、ストリームビューにより複数の画像を表示する際のスクロール速度、表示ライン数の変更を示したものである。
ストリームビューにより画像を表示する場合には、画面は、画像表示領域D20aと検索表示領域D20bとに分割されている。検索表示領域D20bは検索条件等を入力するための画面を表示する領域であり、画像表示領域D20aは入力された検索条件に一致する1つ以上の画像を表示する領域である。また、図中において、画像表示領域D20aで記載されている矩形が検索された画像を示しており、当該矩形内の数字は、コンテンツ情報管理部8から読み出された順序を示す。
画面D21は、操作開始時点を示すものである。第1の実施の形態と同様に、操作開始時点では初期図形が表示される。ユーザによるドラッグ操作により、画面D21で示す表示状態から他の画面D22からD29それぞれに示すスクロール状態を変更することができる。
ユーザによるドラッグ操作において、例えば、画面D21から画面D24、D27への遷移、画面D2から画面D25、D28への遷移及び画面D23から画面D26、D29への遷移で示すように、縦軸に沿ったの長さ(第2移動距離)が大きいほど、複数画像の表示ライン数が多くなることがわかる。さらに、ユーザが斜め方向にドラッグ操作した場合、例えば、画面D21から画面D25、D29への遷移及び画面D23から画面D25、D27への遷移で示すように、横軸方向と縦軸方向の長さが座標成分として別軸に切り分けて計算されるため、これにより、複数画像におけるスクロール速度、表示ライン数の変更を同時に実現できる。また、列数が増えると、画像表示領域D20aの領域が大きくなる反面、検索表示領域D20bの領域が小さくなっていることが分かる。
3.第3の実施の形態
以下、図面を参照してこの発明に係る第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、スクロール状態(ここでは、スクロール速度及び画像の大きさ)に対するユーザ意図を反映する仕組みに関するものである。
なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能を有する構成には同じ符号を付し、その説明が適用できるため説明を省略する。また、特に記載のある場合を除いて、情報表示装置の原理的な構成を含めて、第1の実施の形態のそれと同じである。
第1の実施の形態と異なる点は、第一処理要素解析部3、第二処理要素解析部4及び第三処理要素解析部5のそれぞれの機能が、本実施の形態の第一処理要素解析部、第二処理要素解析部及び第三処理要素解析部(以降、説明の便宜上、これら構成要素それぞれに符号3b、4b、5bを付与する。)のそれと異なる。
以下、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
3.1構成
(1)第三処理要素解析部5b
第三処理要素解析部5bは、第三処理要素解析部5の機能と同様の機能を行うともに、さらに、ユーザ操作で決定されたスクロール状態を、ユーザ操作の終了後(押下状態からの開放操作による操作終了後)においても、決定されたスクロール状態を維持するか否かを判断する。
具体的には、第三処理要素解析部5bは、ユーザ操作判定部1で計測された不動時間が、所定の時間(例えば、3秒)を経過したか否かを判断する。
不動時間が所定時間を経過したと判断する場合には、第三処理要素解析部5bは、決定されたスクロール状態を維持する旨の維持情報を第一処理要素解析部3b及び第二処理要素解析部4bへ出力する。また、このとき、第三処理要素解析部5bは、要素情報の記憶を行う旨の通知を要素情報記憶部2に送信する。
不動時間が所定時間を経過していないと判断する場合には、第三処理要素解析部5bは、決定されたスクロール状態から初期状態へリセットする旨のリセット情報を第一処理要素解析部3b及び第二処理要素解析部4bへ出力する。さらに、第三処理要素解析部5bは、初期図形を表示する旨の通知をUI表示情報形成部10へ送信する。このとき、UI表示情報形成部10で初期図形が生成され、情報表示部11にて表示されることとなる。
また、第三処理要素解析部5bは、第一処理要素解析部3b及び第二処理要素解析部4bへ、維持情報及びリセット情報の何れの情報を出力したかを一時的に記憶しておく。そして、第三処理要素解析部5bは、ユーザ操作判定部1でユーザ操作の開始が再度検出されると、維持情報を出力した旨の情報を一時的に記憶している場合には、要素情報の伝達を行う旨の通知を要素情報記憶部2に送信する。
(2)第一処理要素解析部3b
第一処理要素解析部3bは、第三処理要素解析部5bから維持情報を受け取ると、スクロール速度に関する変更は行わない。
第一処理要素解析部3bは、第三処理要素解析部5bからリセット情報を受け取ると、ビュー状態変換テーブルT100を用いて入力領域画素数“0”に対応するスクロール速度(ここでは、“0”)を取得し、第一処理部6に対しスクロール速度の変更に係る処理の指示を出力する。
要素情報記憶部2から要素情報の要求があると、第一処理要素解析部3bは、要素情報記憶部2に、現時点で保持している第1パラメータ情報及び第1移動距離を送信する。このとき、要素情報記憶部2では、第1パラメータ情報及び第1移動距離が記憶される。
要素情報記憶部2から要素情報の伝達があると、第一処理要素解析部3bは、要素情報記憶部2で保持されている第1パラメータ情報及び第1移動距離を当該要素情報記憶部2から取得し、取得した第1パラメータ情報に基づいて、第一処理部6にスクロール速度の変更に係る処理の指示を、UI表示情報形成部10に、取得した第1移動距離を示す第1通知をそれぞれ送信する。
(3)第二処理要素解析部4b
第二処理要素解析部4bは、第三処理要素解析部5bから維持情報を受け取ると、画像の大きさに関する変更は行わない。
第二処理要素解析部4bは、第三処理要素解析部5bからリセット情報を受け取ると、ビュー状態変換テーブルT100を用いて入力領域画素数“0”に対応する大きさ(ここでは、“1”)を取得し、第二処理部7に対し画像の大きさの変更に係る処理の指示を出力する。
要素情報記憶部2から要素情報の要求があると、第二処理要素解析部4bは、要素情報記憶部2に、現時点で保持している第2パラメータ情報及び第2移動距離を送信する。このとき、要素情報記憶部2では、第2パラメータ情報及び第2移動距離が記憶される。
要素情報記憶部2から要素情報の伝達があると、第二処理要素解析部4bは、要素情報記憶部2で保持されている第2パラメータ情報及び第2移動距離を当該要素情報記憶部2から取得し、取得した第2パラメータ情報に基づいて、第二処理部7に画像の大きさの変更に係る処理の指示を、UI表示情報形成部10に、取得した第2移動距離を示す第2通知をそれぞれ送信する。
3.2 動作
以下、複数の画像を表示する際の情報表示装置100の動作について説明する。
なお、ドラッグ操作によるスクロール速度及び表示サイズの変更に係る処理については、第1の実施の形態で示した図5のフローチャートと同様であるので、ここでの説明は省略する。
ここでは、不動時間を用いたスクロール状態の維持・変更に係る動作について説明する。図11は、その動作のフローチャートである。
ユーザ操作判定部1は、不動時間を計測する(ステップS20)。
第三処理要素解析部5bは、計測された不動時間が所定の時間(例えば、3秒)を経過しているか否かを判断する(ステップS21)。
第三処理要素解析部5bで不動時間が所定時間を経過していると判断する場合(ステップS21における「Yes」)、情報表示部11は、現時点で決定されているスクロール状態(スクロール速度、画像の大きさ)で、複数の画像を表示する(ステップS22)。具体的には、第三処理要素解析部5bは、維持情報を第一処理要素解析部3b及び第二処理要素解析部4bへ出力する。また、第三処理要素解析部5bは、要素情報の記憶を行う旨の通知を要素情報記憶部2に送信する。第一処理要素解析部3bは、第三処理要素解析部5bから維持情報を受け取ると、スクロール速度に関する変更は行わない。 第二処理要素解析部4bは、第三処理要素解析部5bから維持情報を受け取ると、画像の大きさに関する変更は行わない。要素情報記憶部2から要素情報の要求があると、第一処理要素解析部3bは、現時点で保持している第1パラメータ情報及び第1移動距離を要素情報記憶部2に記憶する。また、第二処理要素解析部4bでは、現時点で保持している第2パラメータ情報及び第2移動距離を要素情報記憶部2に記憶する。
第三処理要素解析部5bで不動時間が所定時間を経過していないと判断する場合(ステップS21における「No」)、情報表示部11は、スクロールによる表示を中止し、初期値に基づいた画像表示を行う(ステップS22)。具体的には、第三処理要素解析部5bは、リセット情報を第一処理要素解析部3b及び第二処理要素解析部4bへ出力する。さらに、第三処理要素解析部5bは、初期図形を表示する旨の通知をUI表示情報形成部10へ送信する。このとき、UI表示情報形成部10で初期図形が生成され、情報表示部11にて表示されることとなる。第一処理要素解析部3bは、第三処理要素解析部5bからリセット情報を受け取ると、ビュー状態変換テーブルT100を用いて入力領域画素数“0”に対応するスクロール速度(ここでは、“0”)を取得し、第一処理部6に対しスクロール速度の変更に係る処理の指示を出力する。第二処理要素解析部4bは、第三処理要素解析部5bからリセット情報を受け取ると、ビュー状態変換テーブルT100を用いて入力領域画素数“0”に対応する大きさ(ここでは、“1”)を取得し、第二処理部7に対し画像の大きさの変更に係る処理の指示を出力する。これにより、第一処理部6、及び第二処理部7においては、それぞれが処理すべき初期値に基づいて、ビュー状態(スクロール速度、画像の大きさ)に変更する処理を行うので、情報表示部11では、これら初期値に基づく画像表示を行うことができる。
また、第三処理要素解析部5bは、第一処理要素解析部3b及び第二処理要素解析部4bへ、維持情報及びリセット情報の何れの情報を出力したかを一時的に記憶しておく。そして、第三処理要素解析部5bは、ユーザ操作判定部1でユーザ操作の開始が再度検出されると、維持情報を出力した旨の情報を一時的に記憶している場合には、要素情報の伝達を行う旨の通知を要素情報記憶部2に送信する。要素情報記憶部2から要素情報の伝達があると、第一処理要素解析部3bは、要素情報記憶部2で保持されている第1パラメータ情報及び第1移動距離を当該要素情報記憶部2から取得し、取得した第1パラメータ情報に基づいて、第一処理部6にスクロール速度の変更に係る処理の指示を、UI表示情報形成部10に、取得した第1移動距離を示す第1通知をそれぞれ送信する。要素情報記憶部2から要素情報の伝達があると、第二処理要素解析部4bは、要素情報記憶部2で保持されている第2パラメータ情報及び第2移動距離を当該要素情報記憶部2から取得し、取得した第2パラメータ情報に基づいて、第二処理部7に画像の大きさの変更に係る処理の指示を、UI表示情報形成部10に、取得した第2移動距離を示す第2通知をそれぞれ送信する。これにより、操作再開後においては、前回の操作終了時の矩形画像を表示することができる。
3.3 ユーザ意図を反映した表示状態の変更の具体例
図12、図13は、スクロール状態に対するユーザ意図を反映した処理を示しすものである。
図12の画面D41は、ドラッグ操作後、継続して不動操作を行っている状態を示すものである。画面D42は、画面D41における不動操作を3秒以上行った後に解放操作を行った場合の状態を示すものである。この場合、上述したように、指を離してもそのスクロール状態が維持されるので、維持されたスクロール状態で画像をスライドショー的に鑑賞することができる。
画面D43は、違う位置で操作を再開した場合の状態を示すものである。上述したように、不動操作時点での第1移動距離、第2移動距離に基づく矩形画像が表示されるので、再開前のスクロール状態から状態変更処理を行うことができる。
また、図13の画面D51は、図12の画面D41と同様に、ドラッグ操作後、継続して不動操作を行っている状態を示すものである。画面D42は、画面D41における不動操作を3秒未満行った後に解放操作を行った場合の状態を示すものである。このとき、上述したように、初期図形が表示される。そして、スクロール状態がリセットされ、スクロール速度、画像の大きさとも初期値に基づいて表示対象の画像が表示される。その場合の表示状態を示したものが、画面D53である。
図12、13で示すように、ユーザ操作に応じて、ユーザ意図を反映させることが可能になり、ユーザがより閲覧検索し易くなるという利点がある。
3.4 ユーザ意図を反映する仕組み
図14は、画像スクロール状態及び状態変更に対するユーザ意図を反映する仕組みを示したものである。図14に示すように、ユーザ意図の反映のために3次元の直交座標系(x、y、z軸)を導入することで、画像のスクロール速度をx軸に対応させて変更し、画像のビュー状況をy軸に対応させて変更し、押し下げ時間(不動操作の時間)に対応させてz軸を変更させることが可能となる。これにより、スクロール速度やビュー状態などのスクロール状態に対するユーザの操作意図に加えて、スクロール状態の維持またはスクロール速度及び画像の大きさそれぞれの初期値に基づく表示状態に変更するといったユーザ意図を同時に反映させることができる。
4.第4の実施の形態
以下、図面を参照してこの発明に係る第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、画像の縮小及び拡大に応じた速度(以下、物理速度)でのスクロール速度変更に関するものである。
なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能を有する構成には同じ符号を付し、その説明が適用できるため説明を省略する。また、特に記載のある場合を除いて、情報表示装置の原理的な構成を含めて、第1の実施の形態のそれと同じである。
第1の実施の形態と異なる点は、第一処理要素解析部3、及び第二処理要素解析部4のそれぞれの機能が、本実施の形態の第一処理要素解析部、及び第二処理要素解析部(以降、説明の便宜上、これら構成要素それぞれに符号3c、4cを付与する。)のそれと異なる。
以下、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
4.1構成
(1)第二処理要素解析部4c
第二処理要素解析部4cは、第1の実施の形態の第二処理要素解析部4と同様に、ビュー状態(大きさ)に関する第2パラメータ情報を決定する。
第二処理要素解析部4cは、決定した第2パラメータ情報の現時点までに保持していた(つまり、当該決定の直前に保持していた)第2パラメータ情報に対する比率を算出し、算出した比率を示す比率情報を第一処理要素解析部3cへ出力する。
第二処理要素解析部4cは、第1の実施の形態の第二処理要素解析部4と同様に、第二処理部7に対し画像のサイズの変更に係る処理の指示を、UI表示情報形成部10に対し第2通知をそれぞれ送信する。
また、要素情報記憶部2からの要素情報の要求がある場合、及び要素情報の伝達がある場合についても、第二処理要素解析部4cは、第1の実施の形態の第二処理要素解析部4と同様の処理を行う。
(2)第一処理要素解析部3c
第一処理要素解析部3cは、ユーザ操作判定部1から物理的パラメータ(第1移動距離)を取得し、第二処理要素解析部4cから比率情報を取得する。
第一処理要素解析部3cは、現在保持しているスクロール速度に、取得した比率情報が示す比率を乗算して、サイズ対応速度を算出する。
また、第一処理要素解析部3cは、ビュー状態変換テーブルT100を用いて、取得した第1移動距離に対応するスクロール速度を取得し、算出したサイズ対応速度に加算する。そして、第一処理要素解析部3cは、加算結果をビュー状態(スクロール速度)に関する第1パラメータ情報として決定する。
第一処理要素解析部3cは、第1の実施の形態の第一処理要素解析部3cと同様に、第一処理部6に対し画像のサイズの変更に係る処理の指示を、UI表示情報形成部10に対し第1通知をそれぞれ送信する。
また、要素情報記憶部2からの要素情報の要求がある場合、及び要素情報の伝達がある場合についても、第一処理要素解析部3cは、第1の実施の形態の第一処理要素解析部3と同様の処理を行う。
4.2 動作
図15は、本実施の形態に係る情報表示装置の動作を示すフローチャートである。
座標検出部12は、ユーザからのタッチパネルの押下操作により、操作開始を検知する(ステップS31)。
座標検出部12は、指の操作開始の座標位置を特定し、操作開始を検知した旨の情報と特定した座標位置とをユーザ操作判定部1へ出力する(ステップS32)。このとき、ユーザ操作判定部1は、操作開始を検知した旨の情報と座標位置とを受け取ることで、ユーザ操作が開始されたことを判別する。
座標検出部12は、スクロール速度と表示状況である画像サイズを同時に変更するための領域の入力を受け付ける(ステップS33)。この入力は、例えば、タッチパネルディスプレイを押下した状態を保持したまま指によるドラッグ操作によって、入力領域を特定することにより行われる。
座標検出部12は、押下状態からの開放操作により操作終了の座標位置を特定する(ステップS34)。
ユーザ操作判定部1は、検出した操作開始の座標位置と操作終了の座標位置から、第1移動距離および第2移動距離を算出する(ステップS35)。
第二処理要素解析部4cは、算出した第2移動距離に対応した画像の表示サイズ(大きさ)を決定する(ステップS36)。また、決定した表示サイズの現時点までに保持していた(つまり、当該決定の直前に保持していた)表示サイズに対する比率を算出し、算出した比率を示す比率情報を生成する(ステップS37)。
第一処理要素解析部3cは、比率情報と第1移動距離とに基づいてスクロール速度を決定する(ステップS6)。具体的には、第一処理要素解析部3cは、現在保持しているスクロール速度に比率情報が示す比率を乗算してサイズ対応速度を算出し、算出結果に第1移動距離に対応するスクロール速度を加算してスクロール速度を決定する。
情報表示部11は、ステップS36及びS8で決定されたスクロール速度及び画像の大きさに基づいて、複数の画像を表示する(ステップS39)。
4.3 具体例
図16は、複数の画像を表示する場合において、表示画像サイズの変更をスクロール速度の変更に加味した場合としない場合のそれぞれを示すものである。
図16(a)は、表示画像サイズの変更をスクロール速度の変更に加味しない場合のものである。ここで、表示画像サイズの変更をスクロール速度の変更に加味しない場合の速度を画素速度と呼ぶ。また、第1の実施の形態と同様に、タッチパネルディスプレイ101の縦軸方向で画像サイズや表示ライン数を変更でき、横軸方向でスクロール速度を変更できるものとする。通常、画像サイズを変更しただけ(つまり、ユーザ操作が縦軸方向のみされる場合)では、タッチパネルディスプレイ101上でのスクロール速度は変更されず、スクロール速度は一定時間におけるディスプレイ上の画素の移動量によって決定される。
図16(a)で示す表示サイズ変更前においては、複数の画像が100[画素/sec]の画素速度で移動している。そして、例えば、ユーザ操作により表示サイズが“1/4”と決定された場合、つまり表示サイズとして現時点で表示されている画像の1辺の長さを1/4にした場合、図16(a)の表示サイズ変更後に示すように、画素速度は変わらず100[画素/sec]のまま速度が維持される。しかしながら、表示サイズとして1辺の長さ1/4になっているので、画像1枚辺りの実際の世界で考えた場合のユーザによる見た目の速度は4倍になっている。これは、画像の4画素分が1画素分に縮小されることに起因している。
図16(b)は、表示画像サイズの変更をスクロール速度の変更に加味した場合のものである。
図16(b)の表示サイズ変更前では、図16(a)の表示サイズ変更前と同様に、複数の画像が100[画素/sec]の速度で移動している。そして、例えば、上記と同様に、ユーザ操作により表示サイズが“1/4”と決定された場合、図16(b)の表示サイズ変更後に示すように、ユーザによる見た目の速度が変更しないようにするため、変更前の表示サイズを基準とする変更後の表示サイズの比率を変更前の速度に乗算している。この場合、表示サイズとして1辺の長さが1/4になっているので、1画素辺りの動く速度も1/4にする必要があるため、現状の速さ100[画素/sec]に比率“1/4”を乗算して、速度を25[画素/sec]としている。これにより、スクロール操作中に表示サイズを変更する際に、物理速度(ユーザの見た目の速度)に合うようにスクロール速度を変更することが可能になり、人間の視覚上の遠近感覚に一致する様に画像を表示できるため、ユーザがより閲覧検索し易くなるという利点がある。
5.第5の実施の形態
以下、図面を参照してこの発明に係る第5の実施の形態について説明する。本実施の形態は、スクロール状態のコントロール時における次操作候補表示に関するものである。
なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能を有する構成には同じ符号を付し、その説明が適用できるため説明を省略する。また、特に記載のある場合を除いて、情報表示装置の原理的な構成を含めて、第1の実施の形態のそれと同じである。
第1の実施の形態と異なる点は、UI表示情報形成部10の機能が、本実施の形態のUI表示情報形成部(以降、説明の便宜上、これら構成要素それぞれに符号10dを付与する。)のそれと異なる。
以下、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
5.1構成
(1)UI表示情報形成部10d
UI表示情報形成部10dは、第1の実施の形態で示すUI表示情報形成部10の機能に加えて、以下の機能をも有する。
UI表示情報形成部10dは、現時点で押下されている座標位置において、タッチパネルディスプレイ101のx軸における右方向及び左方向それぞれに対して次のドラッグ操作でスクロール速度がどのように変更されるかの情報を、またy軸における上方向及び下方向それぞれに対して次のドラッグ操作で画像の表示サイズがどのように変更されるかの情報を生成し、情報表示部11に送信する。
例えば、UI表示情報形成部10dは、x軸における右方向にはスクロール速度が速くなる旨の情報を、左方向にはスクロール速度が遅くなる旨の情報を生成する。また、y軸における上方向には表示サイズが大きくなる旨の情報を、下方向には表示サイズが小さくなる旨の情報を生成する。
5.2 具体例
図17は、2軸からなるスクロール状態をコントロール時に次操作候補を表示している画面を示したものである。ここで、第1の実施の形態と同様に、縦軸方向(y軸方向)で画像サイズを変更でき、横軸方向(x軸方向)でスクロール速度を変更できるものとする。図17に示すように、画面D70上において現時点で押下されている座標位置P100を起点として、x軸に沿った右方向に「速」・左方向に「遅」と示すことで、横軸操作で右方向に操作領域を拡大することでスクロール速度が速くなり、左方向に操作領域を縮小することでスクロール速度が遅くなることが一目で分かる。さらに、座標位置P100を起点として、y軸に沿った上方向に「大」・下方向に「小」と示すことで、縦軸操作で上方向に操作領域を縮小することで画像の表示サイズが大きくなり、下方向に操作領域を拡大することで画像の表示サイズが小さくなることが一目で分かる。
これにより、スクロール操作や画面操作に際して、ユーザは次に操作可能な内容を把握できる様になると共に、直感的な操作に対して納得性を持つことが可能となるため、ユーザは操作体系等を覚えることなく、より閲覧検索し易くなるという利点がある。
6.第6の実施の形態
以下、図面を参照してこの発明に係る第6の実施の形態について説明する。本実施の形態は、コンテンツ関連のメタデータの表示に関するものである。例えば、一度に多くの画像を把握するためには、画像サイズを小さくする必要があるが、小さくすることで画像1枚あたりの情報量は少なくなる。そこで、本実施の形態は、画像サイズを小さくすることで余った表示領域にスクロール表示されている画像に対応するメタデータを表示するものである。
なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能を有する構成には同じ符号を付し、その説明が適用できるため説明を省略する。また、特に記載のある場合を除いて、情報表示装置の原理的な構成を含めて、第1の実施の形態のそれと同じである。
第1の実施の形態と異なる点は、コンテンツ情報管理部8及びコンテンツ表示情報形成部9のそれぞれの機能が、本実施の形態のコンテンツ情報管理部及びコンテンツ表示情報形成部(以降、説明の便宜上、これら構成要素それぞれに符号8e、9eを付与する。)のそれと異なる。
以下、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
6.1 構成
(1)コンテンツ情報管理部8e
コンテンツ情報管理部8eは、第1の実施の形態のコンテンツ情報管理部8と同様に、複数のコンテンツ(ここでは、画像)や、コンテンツ毎に対応付けられた対応情報(メタデータ)を管理(記憶)している。ここで、メタデータは、具体的には、管理している各画像を上下に2分割した場合における各領域(上領域及び下領域)に対する代表色(色平均)を示す色情報、及び画像に人物が含まれている場合(認識できる場合)には、当該人物に対する顔画像を含んでいる。なお、以降において、画像の上領域における色情報を第1色情報、下領域における色情報を第2色情報として説明する。
(2)コンテンツ表示情報形成部9e
コンテンツ表示情報形成部9eは、第1の実施の形態で示すコンテンツ表示情報形成部9と同様に、第一処理部6、第二処理部7からのコンテンツ表示に関する情報とコンテンツ情報管理部8eから取得するコンテンツ情報とに基づき、コンテンツ表示のための情報を形成し、情報表示部11に送信する。
具体的には、コンテンツ表示情報形成部9eは、決定されている画像の表示サイズに基づいて、表示画面における当該画像を表示する第1表示領域と、対応するメタデータを表示する少なくとも1つ以上の第2表示領域とを特定する。
コンテンツ表示情報形成部9eは、第一処理部6から受け取った確保すべきバッファ容量を確保し、表示すべき画像を読み出す時間間隔で表示すべき画像及び当該画像に対応するメタデータ(第1色情報、第2色情報、及び当該画像に人物が存在する場合には顔画像)を逐次読み出して、確保したバッファに格納する。そして、コンテンツ表示情報形成部9eは、第二処理部7から受け取った表示すべき画像の表示サイズ、一画面に表示する画像の数に基づいて、一画面に表示すべき情報を形成し、第1領域で表示されるよう情報表示部11の表示を制御し、さらに、表示対象の画像に対するメタデータを第2表示領域で表示されるよう情報表示部11の表示を制御する。
6.2 具体例
次に、複数の画像を表示する際に、画像に関連するメタデータ(第1色情報、第2色情報、及び当該画像に人物が存在する場合には顔画像)も同時に表示する具体例について説明する。
図18は、画像のサイズを小さくしスクロールする際に、スクロール表示される画像に対応するメタデータを表示する具体例を示したものである。
図18では、表示対象の画像の表示サイズに応じて、コンテンツ表示情報形成部9eは、画面D80を当該画像を表示する第1表示領域D81と、対応するメタデータを表示する第2表示領域D82a、82bに分割して、各領域において表示すべき画像、メタデータを表示する。
第1表示領域D81では、画像I100からI104がスクロール表示されている。
第2表示領域D82aは、表示対象の画像に人物が含まれている場合(当該画像に人物が認識できる場合)には、当該人物に対する顔画像を表示する領域であり、ここでは、画像I101、I103それぞれに人物が含まれているので、これら画像に含まれる人物に対する顔画像I110からI113が表示されている。なお、顔画像I110、I111は画像I101に含まれる人物に対するものであり、顔画像I112、I113は画像I103に含まれる人物に対するものである。
また、顔画像I110からI113は、対応する画像I101、I103の真上に位置するように表示される。
第2表示領域D82bは、表示対象の画像に対応する第1色情報及び第2色情報を表示する領域である。図18では、画像I100からI104それぞれに対応する第1色情報I120からI124、及び第2色情報I130からI134が当該画像の真下に位置するように表示されている。
このように、スクロール対象の画像に対応するメタデータ(第1色情報、第2色情報、及び当該画像に人物が存在する場合には顔画像)を表示することで、スクロール表示されている画像の内容を視認し把握し易くすることが可能となる。
7.変形例
なお、本発明を上記各実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)上記第1の実施の形態では第2移動距離に応じて表示サイズのみを変更し、上記第2の実施の形態では第2移動距離に応じて表示の列数のみを変更したが、これら実施の形態を組み合わせて、第2移動距離に応じて表示サイズ及び列数の双方を変更してもよい。
本変形例における情報表示装置の要素情報記憶部は、図19で示すように、第1の実施の形態で示すビュー状態変換テーブルT100と第2の実施の形態で示すビュー状態変換テーブルT200とを組み合わせたビュー状態変換テーブルT300を有する。
また、本変形例における情報表示装置の第二処理要素解析部は、第1の実施の形態の第二処理要素解析部4及び第2の実施の形態の第二処理要素解析部4aそれぞれの機能を有している。
これにより、本変形例の第二処理要素解析部は、ビュー状態変換テーブルT300を用いることで、y軸における第2移動距離に応じて表示サイズ及び表示ライン数を決定することができる。
図20は、ユーザ操作による、複数の画像を表示する際のスクロール速度、表示サイズ及び表示ライン数の変更を示したものである。画面D101は、操作開始時点を示すものである。第1の実施の形態と同様に、操作開始時点では、初期図形が表示される。ユーザによるドラッグ操作により、画面D101で示す表示状態から他の画面D102からD109それぞれに示すスクロール状態を変更することができる。
ユーザによるドラッグ操作において、例えば、画面D101から画面D102、D103への遷移、画面D104から画面D102、D103への遷移及び画面D107から画面D108、D109への遷移で示すように、横軸に沿った長さ(第1移動距離)が大きいほど、第1及び第2の実施の形態と同様に、スクロール速度が大きくなることがわかる。
また、例えば、画面D101から画面D104、D107への遷移、画面10D2から画面D105、D108への遷移及び画面D103から画面D106、D109への遷移で示すように、縦軸の長さ(第2移動距離)が大きいほど、表示サイズが小さくなるとともに、表示ライン数が増えることがわかる。
さらに、ユーザが斜め方向にドラッグ操作した場合、例えば、画面D101から画面D105、D109への遷移及び画面D103から画面D105、D107への遷移で示すように、横軸方向と縦軸方向の長さが座標成分として別軸に切り分けて計算されるため、これにより、スクロール速度、表示サイズ及び表示ライン数の変更を同時に実現できる。
(2)上記各実施の形態において、入力情報には、操作開始/終了指示、ディスプレイ上の押下位置座標などの物理的パラメータを含むとしたが、これに限定されない。
入力情報には、操作開始/終了時におけるタッチパネル上のユーザの押している指の面積量などを含めてもよい。例えば、ユーザ操作判定部1は、面積量“0”の状態から0より大きい面積量を検知することで操作開始と判定し、0より大きい面積量を検知している状態から面積量“0”の状態となることで操作終了と判定する。
(3)上記各実施の形態のおいて、処理要素解析部を3つ、処理部を2つとしたがこれに限らない。例えば、第四処理要素解析部と第三処理部を設け、付加表示するコンテンツに関する情報量(メタデータの表示に関するビュー状態)を変更する処理を行ってもよい。
(4)上記各実施の形態において、各処理要素解析部が担当する物理的パラメータは異なるものとしたが、これに限定されない。
各処理要素解析部が担当する物理的パラメータは、同一のものであってもよい。例えば、上記第1の実施の形態において第一処理要素解析部3と第二処理要素解析部4が共に同一の物理的パラメータ(例えば、第1移動距離)を取得し、異なるビュー状態(例えば、スクロール速度と表示サイズ)に関するパラメータに変換する、としてもよい。
(5)上記各実施の形態において、情報表示装置は、更に、画面状況把握部を設け、画面状況に応じて、処理要素解析部や処理部の数や種類、処理内容等を変更する機構としてもよい。
(6)上記実施の形態では、ビュー状態の変更の対象として、スクロール速度、表示サイズ、表示ライン数としたが、これに限定されない。ビュー状態の変更するものであればよい。
(7)上述したビュー状態変換テーブルT100、T200及びT300の内容は、一例であり、これら内容に限定されない。
例えば、入力領域画素数を50毎に区切って、それぞれに対応するスクロール速度、大きさ、表示ライン数を割り当ててもよい。また、スクロール速度、大きさ、表示ライン数以外のビュー状態を変更する処理要素を付加してもよい。
また、ビュー状態変換テーブルT100、T200及びT300における入力領域画素数は、x軸及びy軸に共通して利用したが、これに限定されない。入力領域画素数をx軸及びy軸それぞれ個別に割り当ててもよい。例えば、ビュー状態変換テーブルT100に対する変形例を図21に示す。図21で示すビュー状態変換テーブルT400は、x軸用項目とy軸用項目から構成されている。さらに、x軸用項目は第1入力領域画素数とスクロール速度とからなり、y軸用項目は第2入力領域画素数と大きさとからなる。これら内容は、第1の実施の形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
ビュー状態変換テーブルT200の変形例としては、図21で示す大きさを表示ライン数へ変更すればよい。また、ビュー状態変換テーブルT200の変形例としては、図21で示すy軸用項目に表示ライン数を追加すればよい。
また、ビュー状態変換テーブルT400を、x軸用項目からなるテーブルとy軸用項目からなるテーブルとに分離してもよい。
(8)上記各実施の形態では、ビュー状態変換テーブルを用いて、ユーザ操作に応じたスクロール速度、表示サイズ及び表示ライン数を決定したが、これに限定されない。
ビュー状態変換テーブルを有しない場合には、入力領域における第1移動距離として入力領域の画素数をLx及び第2移動距離として入力領域の画素数をLy、スクロール速度をV、大きさをS、ライン数をN、比例定数をa、b、cとして成立する以下の数式1、数式2、数式3によって決定されても良い。
Figure 0005524868
Figure 0005524868
Figure 0005524868
なお、上記の各数式は単純な比例・反比例の式のみとしたが、指数関数や三角関数等の関数式で表現できる内容であれば、上記の式に限定されない。
(9)上記各実施の形態において、スクロール速度に対する最大速度、表示サイズに対する最小サイズ及び表示ライン数に対する最大ライン数を設けてもよい。
(10)上記第3の実施の形態において、不動時間が所定時間(3秒)を経過していない場合には、即座に初期状態に戻るとしたが、これに限定されない。
段階的にビュー状態が原点回帰される(初期状態に戻る)としてもよい。例えば、ユーザ操作により決定されたスクロール速度が200であり、表示サイズが1/4である場合には、これらビュー状態を維持しないと判断されると、スクロール速度を200から100、そして0へと段階を経て変更するとともに、表示サイズを1/4から1/2、そして1へと段階を経て変更する。これは、ユーザ操作により決定されたスクロール速度及び表示サイズとビュー状態変換テーブルT100とを用いて、決定されたスクロール速度から0となるまでの間に存在するスクロール速度をビュー状態変換テーブルT100から順次取得するとともに、決定された表示サイズから1となるまでの間に存在する大きさの値をビュー状態変換テーブルT100から順次取得すればよい。
(11)上記第3の実施の形態において、決定されたスクロール時間及び表示サイズを維持するか否かの判定に不動時間を用いたが、これに限定されない。
ユーザの押している指の面積量、不動位置でのクリック(ダブルクリック)操作、押圧量、マルチタッチ操作(始点と終点の両方同時押し)や特定ユーザ操作(円を描く操作、メニュー選択切替)によって、決定されたスクロール時間及び表示サイズを維持するか否かの判定を行ってもよい。
(12)上記第5の実施の形態において、スクロール速度に対する最大速度、表示サイズに対する最小サイズが設けられている場合には、以下のようなUI表示を行ってもよい。
スクロール速度が最大速度に達している場合にはx軸に対しては左矢印のみで「遅」、最小速度(“0”)に達している場合にはx軸に対しては右矢印のみで「速」を表示してもよい。また、表示サイズが、最大サイズ(“1”)に達している場合にはy軸に対して下方向のみで「小」、最小サイズに達している場合にはy軸に対して上方向のみで「大」を表示してもよい。
また、実施の形態3と組み合わせた場合には、スクロール状態自体の変更を示すような操作候補として、「3秒以上長押し:状態維持」や「3秒未満の変更:原点回帰」等を画面上に表示してもよい。
または、画面の状態を変更する際の次操作候補を表示するとしてもよい。
(13)上記第6の実施の形態では、色情報、顔画像がメタデータに含まれるとしたが、これに限定されない。
メタデータには、これらの情報の他に、動物の顔の画像、建物の画像、撮影時間、場所情報や撮影状況等の画像に関連する情報を含んでもよい。
(14)上記第6の実施の形態において、表示対象の画像の画像サイズが小さくなれば、そのサイズ縮小率と比例するように、対応するメタデータの表示サイズを大きくして当該メタデータを表示する、または表示するメタデータの数が増加する等の表示方法を適用してもよい。これにより、小さいサイズの画像をスクロールさせる時に、画像が小さくてもその画像の内容を把握し易くなるため、ユーザはより多くの画像に対して閲覧検索し易くなるという利点がある。
(15)スクロール表示対象の画像に対して最小表示サイズが設定されている場合、以下のような表示態様を行ってもよい。
最小表示サイズに達した以降において、さらに第2移動距離が増加する場合、表示対象の画像に含まれる人物、動物、建物等の部分画像を抽出して、表示対象の画像を表示する代わりに、抽出した部分画像を表示するようにしてもよい。
この場合、例えば、情報表示装置は、コンテンツ情報管理部で管理している画像それぞれに対して、予め用意されている複数のモデリングデータを用いて、当該画像に含まれる特徴的なオブジェクト(人物の顔、動物、建物等)からなる部分画像を抽出し、当該画像と対応付けてコンテンツ情報管理部で管理する。なお、ここでは、管理される部分画像のサイズは、表示する際の最小サイズ以上であるものとする。
そして、第2処理部は、ユーザ操作により表示サイズが最小サイズ以下となると判断する場合、表示対象の画像を予め記憶している部分画像へと切り替えるようコンテンツ表示情報形成部へ指示する。コンテンツ表示情報形成部は当該指示を受け付けると、読み出すべき画像を部分画像へと切り替える。この場合の画面遷移を図22に示す。画面D150は操作開始時点の画像であり、このビュー状態からドラッグ操作により、スクロール速度及び画像の表示サイズを変更することで、画面D151のビュー状態となる。画面D151では、画面D150のビュー状態と比較して、スクロール速度が速くなるとともに、表示サイズが小さくなっている。このビュー状態から、さらに、ドラッグ操作(スクロール速度を速く、且つ表示サイズを小さくする指示)を行うと、表示される画像は、画像I151に含まれている2つのオブジェクト(ここでは、人物、建物)それぞれからなる部分画像I152及びI153の表示に切り替えられる。
通常、画像の表示サイズが小さくなると、当該画像の内容を識別するのが困難となる。そこで、上述したように、画像に含まれるオブジェクトからなる部分画像を、代わりに表示することで、当該画像の内容を識別しやすくなる。
なお、情報表示装置は、複数のモデリングデータにより抽出された部分画像全てを管理してもよいし、予め登録された人物や動物、建物等に絞り込んで管理してもよい。
また、情報表示装置は、頻出する人物、動物、建物等に限定して表示してもよい。
(16)情報表示装置は、操作再開時において、ビュー状態を初期状態とするか、前回のビュー状態で表示するかをユーザに選択させてもよい。
情報表示装置は、操作終了時において、その時点での第1移動距離、第2移動距離、矩形画像の表示位置を要素情報記憶部へ記憶する。また、全画面ビューの場合にはその時点での表示中であった画像を示す画像番号を、ストリームビューによる表示状態である場合にはその時点での検索条件及び検索結果により表示中であった画像を示す画像番号をもあわせて要素情報記憶部へ記憶する。
情報表示装置のUI表示情報形成部は、操作再開時には、メニュー画面として、ビュー状態を初期状態とするか前回のビュー状態で表示するかの画面を表示する。
そして、ユーザ操作判定部は、ビュー状態を初期状態とするか前回のビュー状態で表示するかの何れかの指示を受け付けると、受け付けた指示を第三処理要素解析部へ出力する。
第三処理要素解析部は、ビュー状態を初期状態とする指示を受け付けると、スクロール速度及び表示サイズそれぞれに初期値を割り当てる。
第三処理要素解析部は、前回のビュー状態で表示する指示を受け付けると、要素情報記憶部で記憶している第1移動距離、第2移動距離、矩形画像の表示位置、表示対象の画像番号を読み出す。第三処理要素解析部は、第1移動距離を第一処理要素解析部へ、第2移動距離を第二処理要素解析部へ、矩形画像の表示位置をUI表示情報形成部へ、画像番号をコンテンツ表示情報形成部へそれぞれ出力する。第一処理要素解析部、第二処理要素解析部、UI表示情報形成部及びコンテンツ表示情報形成部それぞれは、受け取った情報に基づいて、第1の実施の形態で示した動作を行うことで、前回のビュー状態の続きからスクロール表示が実現できる。
なお、前回のビュー状態がストリームビューによる表示状態である場合には、第三処理要素解析部は、さらに、検索条件をもコンテンツ表示情報形成部へ出力する。コンテンツ表示情報形成部は、検索条件に基づいて表示対象となる画像を検索し、その後、前回表示中であった画像を、受け取った画像番号で特定して表示する。
この場合における画面遷移を図23に示す。画面D160は操作再開時におけるメニュー画面を示す。画面D160において、ユーザにより“続きから”が押下されると、第三処理要素解析部は、前回のビュー状態で表示する指示を受け付けたと判断する。
第三処理要素解析部は、要素情報記憶部で記憶している第1移動距離、第2移動距離、矩形画像の表示位置、表示対象の画像番号を読み出す。第一処理要素解析部、第二処理要素解析部、UI表示情報形成部及びコンテンツ表示情報形成部それぞれは、第三処理要素解析部で読み出された各情報に基づいて、前回のビュー状態で表示を再開する。画面D161は、全画面ビューでの表示を示している。また、画面D161は、表示対象の画像に、さらに当該画像に対応するメタデータを表示している場合を示す。
このように、前回から続きを表示するようにすることで、ユーザは前回のビュー状態を簡単に想起することができる。
(17)上記第6の実施の形態において、情報表示装置は、表示対象の画像毎に、対応するメタデータを表示するとしたが、これに限定されない。
(17−1)スクロール表示対象となる複数の画像、例えば、全画面ビューにおいてはコンテンツ情報管理部で管理されている全ての画像、ストリームビューにおいてはコンテンツ情報管理部で管理されている全ての画像のうち検索条件を満たす1つ以上の画像において、出現頻度の順に応じて顔画像や物品の画像等を表示するとしてもよい。なお、ここでは、各画像に対応するメタデータには、人の顔、動物、建物、物品等の画像を含むものとする。
情報表示装置のコンテンツ表示情報形成部は、スクロール表示すべき1つ以上の画像それぞれに対応するメタデータを用いて、人物毎、動物等の種別毎に、出現回数をカウントする。例えば、人物A、B、Cの顔画像が存在する場合には、人物Aの出現回数、人物Bの出現回数及び人物Cの出現回数それぞれをカウントする。そして、第6の実施の形態で示したように、第2表示領域でこれら人物の顔画像を出現頻度の高い順に並べて表示する。動物、建物や傘等の物品についても同様である。
図24(a)に、表示の一例を示す。画面D170は、第6の実施の形態と同様に、第1表示領域D171、第2表示領域D172a、D172bに分割される。そして、第2表示領域D172aにおいて、人物の顔画像が出現頻度の高い順に並べられて表示される。また、第2表示領域D172bでは、物品の出現頻度の高い順に並べられて表示される。
(17−2)スクロール表示対象となる複数の画像、例えば、全画面ビューにおいてはコンテンツ情報管理部で管理されている全ての画像、ストリームビューにおいてはコンテンツ情報管理部で管理されている全ての画像のうち検索条件を満たす1つ以上の画像において、表示対象の画像に、顔画像や物品の画像等がスクロール対象の1つ以上の画像に対する出現回数を表示するとしてもよい。
情報表示装置のコンテンツ表示情報形成部が、スクロール表示すべき1つ以上の画像それぞれに対応するメタデータを用いて、人物毎、動物等の種別毎に、出現回数をカウントすることで実現できる。
図24(b)に、表示の一例を示す。画面D180で表示されている画像I180からI182において、メタデータ(顔画像や建物)で識別されるオブジェクトに対して、出現回数が表示されている。例えば、画像I180に含まれる人物は、スクロール表示対象である複数の画像において、合計12回出現していることが分かる。
また、出現回数の代わりに、メタデータ(顔画像や建物)で識別されるオブジェクトを枠で囲んで、表示するようにしてもよい。
この場合、コンテンツ表示情報形成部は、メタデータで識別されるオブジェクトの表示位置を特定し、特定した表示位置をUI表示情報形成部へ出力する。
UI表示情報形成部は、特定された表示位置に基づいて、枠を表示するように情報表示部を制御する。
図24(c)に、この場合の表示の一例を示す。画面D190で表示されている画像I190からI192において、メタデータで識別されるオブジェクトが枠で囲まれて表示されている。例えば、画像I190では、人物がメタデータで識別されるオブジェクトであることがわかる。
(18)上記各実施の形態において、操作開示時に表示される初期図形を円形の図形であるとしたが、これに限定されない。
初期図形は、押下された位置を囲む図形であればよい。
ドラッグ操作中に表示される図形についても、矩形画像に限定されない。ドラッグ操作中に表示される図形は、第1移動距離及び第2移動距離それぞれの長さが分かる図形であればよい。
(19)UI表示情報形成部は、初期図形及び矩形画像の表示に限らない。
UI表示情報形成部は、ドラッグ操作により決定されたスクロール速度、表示サイズ若しくは表示ライン数、不動操作時の不動時間など表示してもよい。
(20)上記各実施の形態において、タッチパネル操作により、スクロール速度、表示サイズ若しくは表示ライン数等のスクロール表示に係る指示を受け付けたが、これに限定されない。
スクロール表示に係る指示は、マウス操作により受け付けられてもよい。例えば、マウス操作によりスクロール表示の操作開始指示を受け付けると、その時点で画面上に表示されているマウスポンタの位置を操作開始位置とし、その後、マウスのドラッグ操作でマウスポインタを移動させることで、操作開始位置を起点とする第1移動距離及び第2移動距離を決定することで実現できる。
または、スクロール表示に係る指示は、2軸又は3軸の加速度センサを設けたリモコンを通じて受け付けられてもよい。例えば、リモコン操作によりスクロール表示の操作開始指示を受け付けると、その時点で画面上に表示されているポインタの位置を操作開始位置とする。その後、リモコンを上下・左右に振ることで、操作開始位置を起点とする第1移動距離及び第2移動距離を決定することで実現できる。
(21)上記各実施の形態、及び各変形例で説明した手法の手順を記述したプログラムをメモリに記憶しておき、CPU(Central Processing Unit)などがメモリからプログラムを読み出して、読み出したプログラムを実行することによって、上記の手法が実現されるようにしてもよい。
(22)上記各実施の形態、及び各変形例で説明した手法の手順を記述したプログラムを記録媒体に格納して、頒布するようにしてもよい。
(23)上記各実施の形態、及び各変形例で説明した各装置が備える各ブロックは、典型的には、集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィグラブル・プロセッサを利用してもよい。さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術により、LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてあり得る。
(24)これらの実施の形態および変形例の組合せであってもよい。
本発明にかかる情報表示装置は、操作体系としてコンテンツのスクロール状態に関する操作軸を複数設け、それぞれの軸でのコントロールを直感的に操作可能となるように、ユーザのアクションを複数軸に切り分けて、各軸に対応したスクロール状態の制御処理を行うことにより、従来のキー操作と比較して、ユーザはより直感的で容易な操作によるコンテンツのスクロール操作が可能である。例えば、写真を操作する際に、ユーザの操作意図を反映したスクロール表示によって、より直感的で容易な操作で写真の見直し、検索、内容把握が可能な情報表示機能を有し、モバイル型の視聴端末機等として有用である。また、DVDレコーダーやTVやパソコンソフト等の用途にも応用できる。
1 ユーザ操作判定部
2 要素情報記憶部
3 第一処理要素解析部
4 第二処理要素解析部
5 第三処理要素解析部
6 第一処理部
7 第二処理部
8 コンテンツ情報管理部
9 コンテンツ表示情報形成部
10 UI表示情報形成部
11 情報表示部
12 座標検出部
20 ディスプレイ
21 座標検出装置
22 保護絶縁層
100 情報表示装置
101 タッチパネルディスプレイ

Claims (16)

  1. 第1軸及び第2軸で定まる二次元上において、ユーザによる1つの移動操作から得られる移動ベクトルから当該第1軸方向及び当該第2軸方向の移動成分を抽出し、抽出した各移動成分に応じたコンテンツ表示に係る指示を受け付ける受付手段と、
    前記移動操作の前記第1軸方向における移動成分から表示対象のコンテンツの移動速度を、当該移動操作の前記第2軸方向における移動成分から表示対象のコンテンツの表示態様をそれぞれ決定する決定手段と、
    複数のコンテンツを、前記決定された表示態様で、且つ前記決定された移動速度でスクロールしながら画面に表示する表示手段とを備え、
    前記画面はタッチパネル機能を有しており、
    前記移動操作は、前記画面上に指が触れた状態でスライドすることで行われ、
    前記受付手段は、さらに、前記タッチパネル上でのスライドがなされた後、継続してスライドの終了位置での押下操作を受け付け、
    前記決定手段は、前記終了位置での押下操作がなされている時間を計測し、計測された時間が所定時間を経過したと判断する場合には決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持すると判断し、所定時間を経過していないと判断する場合には決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持しないと判断し、
    前記表示手段は、前記受付手段で前記押下操作を受け付けている間、前記計測されている時間、及び前記決定手段で決定した前記移動速度と前記表示態様とを維持するか否かを示す旨のメッセージのうち少なくとも何れか1つを表示する
    ことを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記決定手段は、
    前記第1軸の一方向に対する移動成分が多くなるにつれ、スクロール速度が速くなるように表示対象のコンテンツの移動速度を決定し、
    前記表示手段は、
    前記第1軸の一方向とは逆の方向に、前記複数の画面を、前記決定された移動速度でスクロールさせて表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記コンテンツは、画像であり、
    前記表示態様は、表示すべき画像の表示サイズであり、
    前記決定手段は、
    前記第2軸の一方向に対する移動成分が多くなるにつれ、画像のサイズが小さくなるよう表示対象の画像のサイズを決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
  4. 前記決定手段は、さらに、
    前記移動操作を受け付ける前の画像の表示サイズを基準とする前記決定された画像の表示サイズにおける一辺の長さの拡大率又は縮小率と同一の割合を、前記移動操作を受け付ける前の画像の移動速度に乗じたサイズ対応速度を算出し、
    前記表示手段は、さらに、
    前記決定された移動速度に、前記サイズ対応速度を加算した速度で表示対象の画像をスクロール表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報表示装置。
  5. 前記コンテンツは、画像であり、
    前記表示態様は、スクロール方向に直交する方向において表示すべき画像の列数であり、
    前記決定手段は、
    前記第2軸の一方向に対する移動成分が多くなるにつれ、列数が多くなるように決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
  6. 記受付手段は、前記移動操作の開始時に指が触れた画面上の開始位置を特定し、当該移動操作により前記第1軸方向における第1移動成分及び前記第2軸方向における第2移動成分を特定し、
    前記表示手段は、前記操作開始時において前記特定された開始位置に予め定められた初期図形を表示し、その後、当該初期図形を当該操作において特定された前記第1移動成分及び前記第2移動成分に応じた図形へと変更して表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  7. 記表示手段は、
    前記決定手段で決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持しないと判断する場合には、前記決定手段で決定した前記移動速度及び前記表示態様によるスクロール表示を中止する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報表示装置。
  8. 前記表示手段は、さらに、
    計測された時間が所定時間を経過していないと判断する場合には前記操作に応じて変更された図形を前記初期図形へと変更して表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  9. 前記表示手段は、さらに、
    現時点で指が触れている位置を起点として次の移動操作が行われたと仮定した場合、前記第1軸に対するスライド方向に応じた移動速度の変更内容、及び第2軸に対するスライド方向に応じた表示態様の変更内容を表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報表示装置。
  10. 前記画面は、第1の表示領域と第2の表示領域に分割され、
    前記情報表示装置は、さらに、
    前記複数のコンテンツの表示に係る表示関連情報を取得する取得手段を備え、
    前記表示手段は、
    前記複数のコンテンツを前記第1の表示領域で表示し、前記取得した表示関連情報を前記第2の表示領域で表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  11. 前記表示関連情報は、前記複数のコンテンツそれぞれに対応付けられた当該コンテンツを識別するメタデータであり、
    前記表示手段は、前記第1の表示領域で表示中の1つ以上のコンテンツそれぞれに対応するメタデータを前記第2の表示領域で表示する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報表示装置。
  12. 前記コンテンツは、撮影画像であり、
    前記メタデータは、
    対応する画像に含まれる人の顔、及び画像全体若しくは一部領域の色合いのうちのの少なくとも何れかを示すものである
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報表示装置。
  13. 前記表示関連情報は、前記決定手段で決定された移動速度を示す速度情報及び表示態様を示す表示形式情報のうちの少なくとも何れかを示すものである
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報表示装置。
  14. 情報表示装置で用いられる表示方法であって、
    第1軸及び第2軸で定まる二次元上において、ユーザによる1つの移動操作から得られる移動ベクトルから当該第1軸方向及び当該第2軸方向の移動成分を抽出し、抽出した各移動成分に応じたコンテンツ表示に係る指示を受け付ける受付ステップと、 前記移動操作の前記第1軸方向における移動成分から表示対象のコンテンツの移動速度を、当該移動操作の前記第2軸方向における移動成分から表示対象のコンテンツの表示態様をそれぞれ決定する決定ステップと、
    複数のコンテンツを、前記決定された表示態様で、且つ前記決定された移動速度でスクロールしながら画面に表示する表示ステップとを含み
    前記画面はタッチパネル機能を有しており、
    前記移動操作は、前記画面上に指が触れた状態でスライドすることで行われ、
    前記受付ステップは、さらに、前記タッチパネル上でのスライドがなされた後、継続してスライドの終了位置での押下操作を受け付け、
    前記決定ステップは、前記終了位置での押下操作がなされている時間を計測し、計測された時間が所定時間を経過したと判断する場合には決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持すると判断し、所定時間を経過していないと判断する場合には決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持しないと判断し、
    前記表示ステップは、前記受付手段で前記押下操作を受け付けている間、前記計測されている時間、及び前記決定ステップで決定した前記移動速度と前記表示態様とを維持するか否かを示す旨のメッセージのうち少なくとも何れか1つを表示する
    ことを特徴とする表示方法。
  15. 情報表示装置で用いられる表示用コンピュータプログラムであって、
    前記情報表示装置に対して、
    第1軸及び第2軸で定まる二次元上において、ユーザによる1つの移動操作から得られる移動ベクトルから当該第1軸方向及び当該第2軸方向の移動成分を抽出し、抽出した各移動成分に応じたコンテンツ表示に係る指示を受け付ける受付ステップと、
    前記移動操作の前記第1軸方向における移動成分から表示対象のコンテンツの移動速度を、当該移動操作の前記第2軸方向における移動成分から表示対象のコンテンツの表示態様をそれぞれ決定する決定ステップと、
    複数のコンテンツを、前記決定された表示態様で、且つ前記決定された移動速度でスクロールしながら画面に表示する表示ステップとを実行させ
    前記画面はタッチパネル機能を有しており、
    前記移動操作は、前記画面上に指が触れた状態でスライドすることで行われ、
    前記受付ステップは、さらに、前記タッチパネル上でのスライドがなされた後、継続してスライドの終了位置での押下操作を受け付け、
    前記決定ステップは、前記終了位置での押下操作がなされている時間を計測し、計測された時間が所定時間を経過したと判断する場合には決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持すると判断し、所定時間を経過していないと判断する場合には決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持しないと判断し、
    前記表示ステップは、前記受付手段で前記押下操作を受け付けている間、前記計測されている時間、及び前記決定ステップで決定した前記移動速度と前記表示態様とを維持するか否かを示す旨のメッセージのうち少なくとも何れか1つを表示する
    ことを特徴とする表示用コンピュータプログラム。
  16. 情報表示装置で用いられる集積回路であって、
    第1軸及び第2軸で定まる二次元上において、ユーザによる1つの移動操作から得られる移動ベクトルから当該第1軸方向及び当該第2軸方向の移動成分を抽出し、抽出した各移動成分に応じたコンテンツ表示に係る指示を受け付ける受付手段と、
    前記移動操作の前記第1軸方向における移動成分から表示対象のコンテンツの移動速度を、当該移動操作の前記第2軸方向における移動成分から表示対象のコンテンツの表示態様をそれぞれ決定する決定手段と、
    複数のコンテンツを、前記決定された表示態様で、且つ前記決定された移動速度でスクロールしながら画面に表示する表示手段とを備え、
    前記画面はタッチパネル機能を有しており、
    前記移動操作は、前記画面上に指が触れた状態でスライドすることで行われ、
    前記受付手段は、さらに、前記タッチパネル上でのスライドがなされた後、継続してスライドの終了位置での押下操作を受け付け、
    前記決定手段は、前記終了位置での押下操作がなされている時間を計測し、計測された時間が所定時間を経過したと判断する場合には決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持すると判断し、所定時間を経過していないと判断する場合には決定した前記移動速度及び前記表示態様を維持しないと判断し、
    前記表示手段は、前記受付手段で前記押下操作を受け付けている間、前記計測されている時間、及び前記決定手段で決定した前記移動速度と前記表示態様とを維持するか否かを示す旨のメッセージのうち少なくとも何れか1つを表示する
    ことを特徴とする集積回路。
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