JP5522182B2 - 電源回生装置、電力変換装置および電源回生方法 - Google Patents

電源回生装置、電力変換装置および電源回生方法 Download PDF

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Description

開示の実施形態は、電源回生装置、電力変換装置および電源回生方法に関する。
従来、電源回生装置として、例えば、モータを制御するインバータ装置と3相交流電源との間に配置される電源回生コンバータが知られている。電源回生コンバータは、モータの減速時に、モータからインバータ装置を介して供給される電力をスイッチング素子によって交流電力へ変換して3相交流電源へ供給する電源回生を行う。
電源回生装置における通電方式として、120度通電方式が広く採用されている。かかる120度通電方式では、例えば、3相交流電源の中で最も電圧が高い相と最も電圧が低い相の間に回生電流を流し込むようにスイッチング素子を制御する(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−254684号公報
しかしながら、上記従来の電源回生装置では、電源回生装置から3相交流電源に流れる電流において大きなスパイク電流が発生し、かかるスパイク電流が大きいとスイッチング素子にかかる負荷が大きくなる。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、スイッチング素子にかかる負荷を低減することができる電源回生装置、電力変換装置および電源回生方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る電源回生装置は、電力変換部と、駆動制御部と、位相調整部とを備える。前記電力変換部は、直流電圧を交流電圧に変換出力するための複数のスイッチング素子を有し、交流電源に接続される。前記駆動制御部は、120度通電方式による前記電力変換部の駆動を行い、前記交流電源に同期した交流電圧を前記電力変換部から前記交流電源へ出力させる。前記位相調整部は、前記交流電圧の出力位相を、前記電力変換部と前記交流電源との間に流れる無効電流の増減に基づいて調整する。
実施形態の一態様によれば、スイッチング素子にかかる負荷を低減することができる電源回生装置、電力変換装置および電源回生方法を提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る電源回生装置および電力変換装置の構成を示すブロック図である。 図2は、3相交流電源と同位相で120度通電制御を行った場合の出力電流波形の模式図である。 図3は、出力電圧のd軸成分とq軸成分の状態を説明するための図である。 図4は、出力電圧ベクトルがq軸に対して−30度、0度および+30度の位相差である場合の電源回生時の模式ベクトル図である。 図5は、第1の実施形態に係る電源回生装置の制御部のブロック図である。 図6は、120度通電制御についての説明図である。 図7は、位相調整部の構成を示すブロック図である。 図8は、正相接続時および逆相接続時における模式ベクトル図である。 図9は、第2の実施形態に係る電源回生装置の構成を示すブロック図である。 図10は、第2の実施形態に係る電力変換部の構成を示す図である。
以下、図面を参照して、本願の開示する電源回生装置、電力変換装置および電源回生方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る電源回生装置および電力変換装置を説明する。図1は、第1の実施形態に係る電源回生装置および電力変換装置の構成を示すブロック図である。なお、第1の実施形態に係る電源回生装置は、電源回生インバータ装置の一例に相当する。
図1に示すように、第1の実施形態に係る電源回生装置1は、3相交流電源2とインバータ装置3との間に配置され、3相交流電源2とインバータ装置3との間で双方向(交流⇔直流)に電力変換を行う。電源回生装置1およびインバータ装置3によって電力変換装置100が構成され、かかる電力変換装置100は、モータ4を駆動させる力行運転状態と、3相交流電源2へ電源回生を行う回生運転状態とを切り替えて実行する。
力行運転時には、電源回生装置1はコンバータ装置として機能し、3相交流電源2から供給される交流電力を一旦直流電力へ変換する。インバータ装置3は、電源回生装置1によって変換された直流電力を交流電力へ変換してモータ4へ供給することによってモータ4を駆動する。
一方、回生運転時には、インバータ装置3は、モータ4の減速によってモータ4に生じる誘導起電力を直流電力へ変換するように内部のスイッチング素子を駆動し、直流電力を電源回生装置1へ供給する。電源回生装置1は、直流電力を交流電力へ変換して3相交流電源2へ供給することによって電源回生を行う。
電源回生装置1は、3相交流電源2とインバータ装置3との間に配置される電力変換部10と、電力変換部10を制御する制御部20と、3相交流電源2の各相と電力変換部10との間に配置される各リアクタンス(Lr、Ls、Lt)を有するフィルタ30とを備える。
電力変換部10は、6個のダイオード(後述するダイオードD1〜D6)を三相ブリッジ接続し、それぞれのダイオードごとにスイッチング素子(後述するスイッチング素子Q1〜Q6)を逆並列に接続した三相ブリッジ回路12と、平滑コンデンサC1とを備える。
三相ブリッジ回路12は、力行運転時において3相交流電源2から出力される交流電圧を整流し、三相ブリッジ回路12によって整流された電圧は平滑コンデンサC1によって平滑される。かかる動作によって、平滑コンデンサC1に直流電力が蓄積され、インバータ装置3へ直流電力が供給される。
三相ブリッジ回路12は、モータ4からインバータ装置3を介して供給される電力を3相交流電源2へ供給する電源回生を行う機能も備えており、インバータ装置3から供給されて平滑コンデンサC1に蓄積された直流電力を交流電力へ変換して3相交流電源2へ供給する。
三相ブリッジ回路12は制御部20によって制御される。制御部20は、三相ブリッジ回路12による3相交流電源2への電源回生を120度通電方式によって実行させる。かかる120度通電方式では、例えば3相交流電源2の電圧位相と同位相で通電を行う場合、3相交流電源2の中で最も電圧が高い相と最も電圧が低い相の間に回生電流を流し込むように三相ブリッジ回路12内のスイッチング素子が制御される。
制御部20は、3相交流電源2のR相、S相およびT相の各相の電圧値V、V、Vに基づいて、3相交流電源2の電圧位相を検出し、かかる電圧位相に基づいて、三相ブリッジ回路12による120度通電制御を行う。
3相交流電源2の電圧位相と同位相で120度通電制御を行った場合、図2に示すように、電力変換部10から3相交流電源2へ流れる電流(以下、出力電流と記載する)に大きなスパイク電流が発生することがある。図2は、3相交流電源2と同位相で120度通電制御を行った場合の出力電流波形の一例を示す模式図である。
出力電流に含まれるスパイク電流が大きいと三相ブリッジ回路12内のスイッチング素子への負荷が大きくなる。かかるスパイク電流は、電力変換部10と3相交流電源2との間に流れる電流のうち無効電流として流れている。
3相交流電源2の電圧位相に同期して回転するdq軸直交座標系(q軸に対して90度遅れた軸位置をd軸とする)を定義し、q軸上に3相交流電源2の電源電圧ベクトルVsを設定した場合、スパイク電流は、d軸成分の電流として現れる。なお、3相交流電源2のd軸成分は零であるものとする。
3相交流電源2および電力変換部10から出力される交流電圧(以下、出力電圧と記載する)を含む電圧方程式は、相間抵抗値を小さいので無視すると、下記式(1)に示すように表現できる。
Figure 0005522182
上記式(1)においては、出力電圧のd軸成分、q軸成分をそれぞれVd_out、Vq_outとし、リアクタンスをLとしている。また、3相交流電源2と電力変換部10との間に流れる電流のd軸成分、q軸成分をそれぞれId、Iqとし、3相交流電源2の電圧(以下、電源電圧と記載する)の角周波数をωとしている。
ここで、一般的には、力率は比較的良好な状態で運転されるので便宜上、Id=0とみなすことができ、q軸の電圧成分は変動が少ないので、d/dt・Iq=0とみなすことができる。したがって、上記式(1)は、下記式(2)に示すように表現できる。
Figure 0005522182
上記式(2)から、d軸に関する電圧方程式は、下記式(3)に示すように表現でき、q軸に関する電圧方程式は、下記式(4)に示すように表現できる。
Figure 0005522182
図3は、出力電圧のd軸成分Vd_outとq軸成分Vq_outの状態を説明するための図である。図3に示すように、出力電圧のd軸成分Vd_outは、3相交流電源2の電圧周期Taの1/6の周期で負方向から正方向へ変化する。一方、出力電圧のq軸成分Vq_outは、上記式(4)から分かるように、電源電圧ベクトルVsと一致する。なお、相間抵抗等の存在のために、図3に示すように出力電圧のq軸成分Vq_outは電源電圧ベクトルVsとは完全には一致しないが、ここでは、説明の簡略化のために、かかる不一致を無視している。また、図3中の「VRS」は、R相とS相との間の線間電圧を示す。
このように出力電圧のd軸成分Vd_outが遷移するため、出力電圧のd軸成分とq軸成分の合成ベクトルである出力電圧ベクトルVoutは、図4に示すように、q軸に対する位相差が±30度の範囲で遷移することになる。図4(a)〜(c)は、それぞれ出力電圧ベクトルVoutがq軸に対して−30度、0度および+30度の位相差である場合の電源回生時の模式ベクトル図である。
電源回生時においては、電力変換部10から3相交流電源2へ電流が流れ、Iqは負方向の電流である。そのため、図4(a)〜(c)では、−ωLIqは、d軸において正方向のベクトルとなり、|Vd_out|<−ωLIqである場合には、L・d/dt・Idは、負方向のベクトルとなる。
図4(a)〜(c)から分かるように、q軸に対する出力電圧ベクトルVoutの位相差が+30度に近づくほどL・d/dt・Idが大きくなる。L・d/dt・IdのうちリアクタンスLは一定値であり、したがって、q軸に対する出力電圧ベクトルVoutの位相差が+30度に近づくほど、d/dt・Idが負方向に大きくなる。
このように、Idの微分成分であるd/dt・Idが負方向に大きくなると、その積分値であるd軸成分の電流値Idも負方向に増大することになり、大きなスパイク電流の発生要因となる。これは、換言すれば、d/dt・Idの増加を防止することができれば、大きなスパイク電流を抑制することができるということである。
d/dt・Idは、図4に示すように、q軸に対する出力電圧ベクトルVoutの位相差が正側(q軸に対して遅れる方向)に大きくなる程、負方向に大きくなることから、d軸成分Vd_outをd軸の負側(q軸に対して進む方向)へシフトさせることで、d/dt・Idの負方向への増加(いいかえれば、Idの負方向への増加)を抑制することができる。逆の言い方をすれば、d/dt・Idの負方向への増加(いいかえれば、Idの負方向への増加)に応じてd軸成分Vd_outをd軸の負方向側へシフトさせることで、d/dt・Idの増加を防止することができる。
出力電圧のd軸成分Vd_outは、出力電圧のうち無効電圧に対応する成分であることから、例えば、3相交流電源2の電圧位相に対して出力電圧の位相を進ませることによって、出力電圧のd軸成分Vd_outをd軸の負方向側へシフトさせることができる。
そこで、本実施形態に係る電源回生装置1は、3相交流電源2の電圧位相に対して出力電圧の位相を調整して120度通電を行うようにしている。これにより、d/dt・Idの増加を防止するようにしている。
具体的には、電源回生装置1の制御部20は、無効電流であるd軸成分の電流値Idに応じて出力電圧の位相を調整し、調整した位相に同期して120度通電方式による電力変換部10の駆動を行う。例えば、制御部20は、電流値Idの負方向への増加に応じて、出力電圧の位相を進ませたり、電流値Idの正方向への増加に応じて、出力電圧の位相を遅らせたりすることができる。
以下、第1の実施形態に係る電源回生装置1の制御部20の構成について、図5を参照してさらに具体的に説明する。図5は、制御部20のブロック図である。
図5に示すように、電源回生装置1の制御部20は、交流電源電圧検出部21と、直流母線電圧検出部22と、位相検出部23と、実効値算出部24と、減算器25と、回生制御選択部26と、位相調整部27と、駆動制御部28と、乗算器29とを備える。
交流電源電圧検出部21は、3相交流電源2の電圧を検出する。具体的には、交流電源電圧検出部21は、3相交流電源2のR相、S相およびT相の各相と各リアクトルLr、Ls、Ltとの間の接続点を監視し、3相交流電源2の相電圧値V、V、Vを検出する。交流電源電圧検出部21は、検出した相電圧値V、V、Vを固定座標上の直交した2軸のαβ成分へ変換して、α軸方向の電圧値Vαとβ軸方向の電圧値Vβとをベクトル成分とするαβ軸座標系の固定座標電圧ベクトルを求める。
直流母線電圧検出部22は、電力変換部10のインバータ装置3側の直流電圧を検出する。具体的には、直流母線電圧検出部22は、平滑コンデンサC1の端子間電圧値を直流電圧値Vpnとして検出し、減算器25へ出力する。
位相検出部23は、交流電源電圧検出部21から出力される電圧値Vα、Vβに基づいて、3相交流電源2の電圧位相を検出し、電圧位相検出値θaとして出力する。例えば、位相検出部23は、交流電源電圧検出部21から出力されるαβ軸座標系の成分をdq軸直交座標系のdq成分へ変換した場合にd軸成分が零となるようにdq軸直交座標系の位相を演算する。位相検出部23は、このように演算したdq軸直交座標系の位相を電圧位相検出値θaとして出力する。
実効値算出部24は、交流電源電圧検出部21から出力される電圧値Vα、Vβに基づいて、3相交流電源2の実効電圧値Vseを検出する。例えば、実効値算出部24は、位相検出部23によって検出された電圧位相検出値θaに基づき、交流電源電圧検出部21から出力されるαβ軸座標系の成分を変換することでdq軸回転座標系のq軸成分を演算する。実効値算出部24は、このように演算したq軸成分を3相交流電源2の実効電圧値Vseとして出力する。なお、実効値算出部24は、3相交流電源2の無効電圧を零とした場合、電圧位相検出値θaを用いずに、電圧値Vα、Vβから3相交流電源2の実効電圧値Vseを算出することもできる。
減算器25は、直流母線電圧検出部22から出力される直流電圧値Vpnから、実効値算出部24から出力される実効電圧値Vseに√2を乗じる乗算器29によって算出された値√2・Vseを減算し、差分電圧値Vgとして回生制御選択部26へ出力する。
回生制御選択部26は、減算器25から出力される差分電圧値Vgが予め設定された閾値V1以上となった場合に、駆動制御部28へ回生指令を出力する。また、回生制御選択部26は、回生指令を出力している状態で、減算器25から出力される差分電圧値Vgが予め設定された閾値V2以下となった場合に、駆動制御部28へ停止指令を出力する。なお、閾値V2は、閾値V1よりも小さい値である。
位相調整部27は、位相調整量演算部40と、加算部50とを備え、位相検出部23によって検出された電圧位相検出値θaを、電力変換部10と3相交流電源2との間に流れる無効電流であるd軸成分の電流値Idに応じて調整する。
位相調整量演算部40は、電流検出部31r、31tから出力されるR相電流値IおよびT相電流値Iに基づいて、出力電圧の位相シフト量γを演算し、加算部50へ出力する。かかる位相調整量演算部40については、後で詳述する。
加算部50は、位相検出部23によって検出された電圧位相検出値θaを位相調整量演算部40によって演算された位相シフト量γだけシフトして生成した値を調整電圧位相値θbとして、駆動制御部28へ出力する。
駆動制御部28は、位相調整部27から出力される調整電圧位相値θbに基づき、120度通電制御を行って、3相交流電源2に同期した交流電圧を変換出力する。具体的には、駆動制御部28は、調整電圧位相値θbに基づき、電力変換部10の三相ブリッジ回路12を構成するスイッチング素子Q1〜Q6の制御端子へそれぞれ印加する6つの駆動信号S1〜S6を生成して、スイッチング素子Q1〜Q6へ出力する。スイッチング素子Q1〜Q6として、例えば、IGBTやMOSFETなどの自己消弧形の半導体素子が用いられる。なお、駆動信号S1〜S6は、Highレベルのときにスイッチング素子Q1〜Q6をオン状態にするオン指令となる。
ここで、制御部20が行う120度通電制御について、図6を参照して具体的に説明する。図6は、120度通電制御についての説明図である。
駆動制御部28は、位相調整部27から出力される調整電圧位相値θbに基づき、図6に示すように、スイッチング素子Q1〜Q6を制御する駆動信号S1〜S6を生成する。図6に示す駆動信号S1〜S6は、3相交流電源2の中で最も電圧が高い相と最も電圧が低い相の間に回生電流を流し込むようにスイッチング素子Q1〜Q6を制御する制御パターンに対して、位相シフト量γだけ位相が進んだ制御パターンである。
駆動制御部28は、例えば、駆動信号S1、S6、S2、S4、S3、S5の順に120度の位相幅かつ60度の位相間隔で順にONになる基本制御パターンを出力する出力回路を設けることで構成することができる。この場合、例えば、入力される調整電圧位相値θbが30度、90度、150度、210度、270度、330度のときに、それぞれ駆動信号S1、S6、S2、S4、S3、S5を120度の位相幅でHighレベルにする。
このように、駆動制御部28は、調整電圧位相値θbに基づいて駆動信号S1〜S6を生成することによって、出力電圧を位相シフト量γだけ位相をシフトするようにしている。これにより、d軸成分の電流値Idが大きな値になることを抑制することができ、その結果、スイッチング素子Q1〜Q6にかかる負荷を低減することができる。
次に、上述した位相シフト量γを生成する位相調整量演算部40について、図7を参照してさらに具体的に説明する。図7は、位相調整量演算部40のブロック図である。
図7に示すように、位相調整量演算部40は、周期算出器41と、dq座標変換器42と、積算器43と、シフト量演算器44とを備える。
周期算出器41は、入力される電圧位相検出値θaに基づいて、3相交流電源2の電圧周期Ta毎にリセット信号Sretおよび制御信号Ssを出力する。例えば、周期算出器41は、電圧位相検出値θaが0度となる毎に、制御信号Ssおよびリセット信号Sretを順次出力する。
dq座標変換器42は、電流検出部31r、31tから出力されるR相電流値IおよびT相電流値Iに基づいて、d軸成分の電流値Idを求める。具体的には、dq座標変換器42は、R相電流値IおよびT相電流値IからS相電流値Iを求め、これらの相電流値I、I、Iを、固定座標上の直交した2軸のαβ成分へ変換して、α軸方向の電流値Iαとβ軸方向の電流値Iβを求める。さらに、dq座標変換器42は、電流値Iα、Iβを、電圧位相検出値θaに基づいて、3相交流電源2の電圧位相に応じて同期回転するdq軸回転座標系のd軸成分へ変換し、d軸成分の電流値Idを求める。
積算器43は、dq座標変換器42から出力されるd軸成分の電流値Idを積算して電流値Idの積算値Id1を求め、シフト量演算器44へ出力する。積算器43は、周期算出器41からのリセット信号Sretが入力された場合、積算値Id1をリセットして零にするように動作する。
シフト量演算器44は、周期算出器41から出力される制御信号Ssに基づいて、3相交流電源2の電圧周期Ta毎に動作し、積算器43から出力される積算値Id1に基づき、3相交流電源2の電圧周期Ta毎に位相シフト量γを生成して出力する。かかるシフト量演算器44は、サンプル&ホールド(S/H)器45と、符号判定器46と、移動平均演算器47と、乗算器48と、積算器49とを備える。
S/H器45は、積算器43から出力される積算値Id1をサンプリングしてホールドする。S/H器45がサンプリングするタイミングは、周期算出器41から制御信号Ssが出力されたタイミングである。この制御信号Ssは、リセット信号Sretの直前に周期算出器41から出力されるため、S/H器45がサンプリングする積算値Id1は、積算器43が電流値Idを電圧周期Ta分積算した値である。
符号判定器46は、S/H器45によってサンプリングされた積算値Id1の符号を判定し、判定結果を符号情報Sfとして移動平均演算器47へ出力する。例えば、符号判定器46は、積算値Id1が負である場合に符号情報Sfとして「−1」を出力し、積算値Id1が正である場合に符号情報Sfとして「+1」を出力する。また、符号判定器46は、積算値Id1が零である場合に符号情報Sfとして「0」を出力する。
なお、積算値Id1が閾値Idx(>0)を超えている場合に、「+1」を出力し、積算値Id1が閾値Idy(<0)を下回っている場合に、「−1」を出力し、積算値Id1が閾値Idxから閾値Idyの範囲内である場合に、「0」を出力するようにしてもよい。
移動平均演算器47は、符号判定器46から出力される符号情報Sfの移動平均を演算する。例えば、移動平均演算器47は、符号判定器46から今回出力された符号情報Sfと前回出力された符号情報Sfの平均値を移動平均値として演算する。これにより、符号情報Sfの急激な変動を防止することができる。なお、ここでは、移動平均演算器47において2点の移動平均を演算する例を説明したが、移動平均演算器47において3点以上の移動平均を演算することもできる。
乗算器48は、移動平均演算器47から出力される移動平均値にゲインKp[deg]を積算し、シフト値として積算器49へ出力する。例えば、ゲインKp=3[deg]である場合、乗算器48は、3相交流電源2の電圧周期Ta毎に、+3[deg]、−3[deg]、または0[deg]を出力する。なお、乗算器48を設けずに、移動平均演算器47から出力される移動平均値を積算器49へ直接入力するようにしてもよい。この場合、符号情報Sfを例えば、「+3」、「0」、「−3」などとすることで、乗算器48がある場合と同様の情報を積算器49へ出力することができる。
積算器49は、乗算器48から入力されたシフト値[deg]を積算して、かかる積算した値を位相シフト量γとして出力する。積算器49は、シフト値を積算した値が0〜30[deg]の範囲となるように制限をかけている。また、位相シフト量γについては、積算値Id1から直接演算により求める方式でもよい。
このように、位相調整部27は、R相電流値IおよびT相電流値Iに基づいて、d軸成分の電流値Idを検出し、この電流値Idの平均値が零になるように位相シフト量γを演算し、演算した位相シフト量γを電圧位相検出値θaに加算する。
そして、駆動制御部28は、電圧位相検出値θaに位相シフト量γが加算されて生成された調整電圧位相値θbに基づいて駆動信号S1〜S6を生成し、これら駆動信号S1〜S6によって三相ブリッジ回路12を駆動させることで、出力電圧の位相をずらす。これにより、d軸成分の電流値Idの平均値が零になるように制御される。
したがって、電源回生装置1では、電流値Idが大きな値となることを抑制することができ、スパイク電流を抑えることが可能となる。その結果、三相ブリッジ回路12内のスイッチング素子Q1〜Q6にかかる負荷を低減することができる。
なお、上述では、制御部20において、電流値Idの平均値(あるいは積算値)が零になるように位相シフト量γを演算することとしたが、位相シフト量γの演算方法はこれに限定されるものではない。例えば、制御部20は、電流値Idの平均値が零に近い値になるにつれて位相シフト量γの調節量を小さく制限していくような演算をすることもできるし、また、Ta/6毎の電流値Idの最終到達値に基づいてIdの大小を判断することでもよい。
また、上述では、周期算出器41は、3相交流電源2の電圧周期Ta毎に、位相シフト量γを更新するようにしたが、位相シフト量γの更新頻度はこれに限定されるものではない。例えば、周期算出器41は、nTa/6毎(nは1以上の整数)に、位相シフト量γを更新するようにしてもよい。このように、周期算出器41は、3相交流電源2の電圧周期Taに同期して、位相シフト量γを更新することができる。
また、上述では、積算器49において、シフト値を積算した値が0〜30[deg]の範囲となるように制限をかけることとしたが、制限をかけないようにすることもできる。また、積算器49は、シフト値を積算した値を制限する範囲を任意に設定することも可能である。
また、上述では、dq座標変換器42を無効電流検出器として無効電流であるd軸成分の電流値Idを検出することとしたが、無効電流の検出方法はこれに限定されるものではない。例えば、電流検出部31rによって検出されたR相電流値Iや電流検出部31tによって検出されたT相電流値Iの変化量などから無効電流を推定する無効電流検出器を設け、かかる無効電流検出器によって推定した無効電流に基づいて位相シフト量γを演算するようにしてもよい。この場合、例えば、d軸成分の電流値Idに代えて、推定した無効電流の電流値を積算器43へ入力することによって位相シフト量γを演算することができる。
また、上述では、S相、T相、R相の順に位相が遅れるように電源回生装置1に3相交流電源2を接続する場合(以下、正相接続と記載する)について説明したが、逆に接続した場合においても同様に、スパイク電流を抑えることができる。すなわち、R相、T相、S相の順に位相が遅れるように電源回生装置1に3相交流電源2を接続した場合(以下、逆相接続と記載する)においても、正相接続時の場合と同様に、スパイク電流を抑えることができる。なお、逆相接続にする場合、積算器49において、例えば、シフト値を積算した値が0〜−30[deg]の範囲となるように制限をかけてもよい。
図8(a)は、正相接続時における模式ベクトル図であり、図8(b)は、逆相接続時における模式ベクトル図である。図8(b)に示すように、逆相接続時の場合、出力電圧ベクトルVoutが正相接続時の場合とは逆方向(正から負)へ遷移し、また、出力電圧の位相が進行する方向も正相接続時の場合とは逆方向になる。
したがって、逆相接続時の場合も、正相接続時の場合と同様に、位相シフト量γを演算し、3相交流電源2の電圧位相に対して位相シフト量γに応じた分だけ出力電圧の位相を移動させることで、スパイク電流を抑えることができる。
以上のように、第1の実施形態に係る電源回生装置1では、無効電流の増減に基づいて出力電圧の位相を調整し、調整した位相に同期して120度通電方式による電力変換部10の駆動を行うことによって、無効電流に含まれるスパイク電流を抑制することができる。そのため、120度通電を行う電力変換部10の三相ブリッジ回路12に含まれるスイッチング素子Q1〜Q6にかかる負荷を低減させることができる。
なお、上述の例では、電源回生コンバータの一例である電源回生装置1に対して、一つのインバータ装置3が接続される電力変換装置100について説明したが、電源回生装置1に対して接続されるインバータ装置は、一つに限られない。すなわち、電源回生装置1に対して複数のインバータ装置を接続して電力変換装置を構成することもできる。
また、上述の例では、調整電圧位相値θbに基づいて生成した駆動信号S1〜S6によって三相ブリッジ回路12を駆動させるようにしたが、三相ブリッジ回路12を駆動させる信号を生成する方法はこれに限定されるものではない。例えば、電圧位相検出値θaに基づいて駆動信号を生成した後、かかる駆動信号を遅延回路によって位相シフト量γ分だけ遅延させた信号に基づいて三相ブリッジ回路12を駆動させるようにしてもよい。このようにした場合であっても、3相交流電源2の電圧位相に対して位相シフト量γに応じた分だけ出力電圧の位相を移動させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る電源回生装置および電力変換装置について説明する。第1の実施形態に係る電源回生装置1では、力行運転時にコンバータとして機能する三相ブリッジ回路12を備える構成を有するが、第2の実施形態に係る電源回生装置では、力行運転時にコンバータとして動作する機能を有しない。
図9は、第2の実施形態に係る電源回生装置の構成を示すブロック図であり、図10は、第2の実施形態に係る電力変換部の構成を示す図である。なお、図9および図10において、図1および図5と同様の機能を有するものに関しては同一符号を付し、重複説明を省略する。
図9に示すように、第2の実施形態に係る電源回生装置1Aは、電力変換部10Aと、制御部20と、フィルタ30とを備える。また、図10に示すように、電力変換部10Aは、三相ブリッジ回路12、平滑コンデンサC1およびダイオードD7を有するが、ダイオードD7の働きにより、力行運転時にコンバータとして動作する機能は有していない。すなわち、電力変換部10Aは、電源回生のみを行い、コンバータとして機能しない。
かかる電源回生装置1Aは、3相交流電源2とコンバータ装置6との接続点とコンバータ装置6とインバータ装置3との接続点の間に接続され、モータ4の減速時にモータ4に発生する誘導起電力を3相交流電源2へ供給する電源回生を主とするものである。
モータ4の減速時、インバータ装置3は、モータ4に発生する誘導起電力をコンバータ装置6側へ出力する。インバータ装置3からコンバータ装置6側へ出力された電力は平滑コンデンサC1に蓄積される。電源回生装置1Aは、平滑コンデンサC1に直流電力が所定以上蓄積されると、120度通電方式によって三相ブリッジ回路12を駆動する。
このとき、電源回生装置1Aの制御部20は、第1の実施形態に係る電源回生装置1の制御部20と同様に、無効電流の増減に基づいて出力電圧の位相を調整し、調整した位相に同期して120度通電方式による電力変換部10Aの駆動を行う。
したがって、電源回生装置1Aも電源回生装置1と同様に、無効電流の増減に基づいて出力電圧の位相を調整し、調整した位相に同期して120度通電方式による電力変換部10Aの駆動を行うことによって、無効電流に含まれるスパイク電流を抑制することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1、1A 電源回生装置
2 3相交流電源
3 インバータ装置
4 モータ
10、10A 電力変換部
12 三相ブリッジ回路
20 制御部
21 交流電源電圧検出部
22 直流母線電圧検出部
23 位相検出部
24 実効値算出部
25 減算器
26 回生制御選択部
27 位相調整部
28 駆動制御部
29、48 乗算器
30 フィルタ
31r、31t 電流検出部
40 位相調整量演算部
41 周期算出器
42 dq座標変換器
43、49 積算器
44 シフト量演算器
45 サンプル&ホールド(S/H)器
46 符号判定器
47 移動平均演算器
50 加算器
100 電力変換装置

Claims (10)

  1. 直流電圧を交流電圧に変換出力するための複数のスイッチング素子を有し、交流電源に接続された電力変換部と、
    120度通電方式による前記電力変換部の駆動を行い、前記交流電源に同期した交流電圧を前記電力変換部から前記交流電源へ出力させる駆動制御部と、
    前記交流電圧の出力位相を、前記電力変換部と前記交流電源との間に流れる無効電流の増減に基づいて調整する位相調整部と
    を備えることを特徴とする電源回生装置。
  2. 前記位相調整部は、
    前記無効電流の負方向への増加に応じて、前記交流電圧の出力位相を進ませることを特徴とする請求項1に記載の電源回生装置。
  3. 前記位相調整部は、
    前記無効電流の正方向への増加に応じて、前記交流電圧の出力位相を遅らせることを特徴とする請求項1または2に記載の電源回生装置。
  4. 前記位相調整部は、
    前記無効電流の電流値を検出する無効電流検出器と、
    前記無効電流検出器によって検出された前記無効電流の電流値を積算し、積算値として出力する積算器と、
    前記積算器から出力される前記積算値に基づいて、前記無効電流の増加方向を判定する判定器と、
    前記判定器による判定結果に基づいて、前記交流電圧の出力位相を調整するための位相シフト量を演算する演算器と
    を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の電源回生装置。
  5. 前記判定器から出力される判定値の移動平均を演算する移動平均演算器を備え、
    前記演算器は、
    前記移動平均演算器によって演算された移動平均値または当該移動平均値に応じた値を積算して、前記位相シフト量を演算することを特徴とする請求項4に記載の電源回生装置。
  6. 前記位相調整部は、
    前記交流電源の電圧周期に同期して、前記交流電圧の出力位相の調整を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の電源回生装置。
  7. 前記電力変換部と前記交流電源との間に流れる電流の値を検出する電流検出部と、
    前記交流電源の電圧位相に同期して回転するdq軸直交座標系において前記交流電源の電圧ベクトル方向をq軸方向と定義し、前記電流検出部によって検出された電流値を前記dq軸直交座標系上の成分に変換することによって、前記電力変換部と前記交流電源との間に流れるd軸成分の電流値を検出する座標変換器と
    を備え、
    前記位相調整部は、
    前記d軸成分の電流値の増減に基づき、前記交流電圧の出力位相を調整することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一つに記載の電源回生装置。
  8. 前記電力変換部は、
    前記交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換する機能を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の電源回生装置。
  9. 電源回生装置と、前記電源回生装置に接続されたインバータ装置とを備え、
    前記電源回生装置は、
    直流電圧を交流電圧に変換出力するための複数のスイッチング素子を有し、交流電源に接続された電力変換部と、
    120度通電方式による前記電力変換部の駆動を行い、前記交流電源に同期した交流電圧を前記電力変換部から前記交流電源へ出力させる駆動制御部と、
    前記交流電圧の出力位相を、前記電力変換部と前記交流電源との間に流れる無効電流の増減に基づいて調整する位相調整部と
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
  10. 直流電圧を交流電圧に変換出力するための複数のスイッチング素子を有して交流電源に接続された電力変換部を120度通電方式によって駆動し、前記交流電源に同期した交流電圧を前記電力変換部から前記交流電源へ出力させる駆動制御工程と、
    前記交流電圧の出力位相を、前記電力変換部と前記交流電源との間に流れる無効電流の増減に基づいて調整する位相調整工程と
    を含むことを特徴とする電源回生方法。
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