JP5521037B2 - 広告管理システム - Google Patents

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Description

本発明の一形態は、広告管理システム、広告管理サーバ、広告管理方法、広告管理プログラム、判定プログラム、及びコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
従来から、特定のウェブページが端末に読み込まれた回数を示すページビューを取得する仕組みが知られている。このページビューを用いて各種の評価を行うことが可能である。例えば、下記特許文献1に記載されているようなバナー広告システムで表示されるバナー広告の効果をページビューにより評価することができる。
特開2002−149546号公報
しかしながら、ページビューは、ウェブページにユーザがアクセスすると、そのユーザがページ内の広告コンテンツを実際に見たか否かに関係なく一律にカウントされてしまう。したがって、広告の実際の表示状況を示す指標としてページビューを用いると不都合な場合がある。
そこで、端末における広告の実際の表示状況を詳細に取得することが要請されている。
本発明の一形態に係る広告管理システムは、端末と、通信ネットワークを介して該端末と接続された広告管理サーバとを備える広告管理システムであって、端末に送信された、ウェブページに埋め込まれたバナー広告のダウンロード量と、該端末の画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様を判定する判定手段と、バナー広告の表示回数を所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、判定手段により判定されたバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理を実行するカウント手段とを備えることを特徴とする。
本発明の一形態に係る広告管理方法は、端末と、通信ネットワークを介して該端末と接続された広告管理サーバとを備える広告管理システムにより実行される広告管理方法であって、端末に送信された、ウェブページに埋め込まれたバナー広告のダウンロード量と、該端末の画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様を判定する判定ステップと、バナー広告の表示回数を所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、判定ステップにおいて判定されたバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理を実行するカウントステップとを含むことを特徴とする。
このような形態によれば、ダウンロード量及び表示領域量のうちの少なくとも一つに基づいてバナー広告の表示態様が判定される。そして、その判定結果に対応する記憶手段内の表示回数が更新される。このようにバナー広告の表示回数を表示態様毎にカウントすることで、端末における広告の実際の表示状況をより詳細に取得することができる。
さらに別の形態に係る広告管理システムでは、表示領域量が、バナー広告内の一部である特定領域についての表示領域量であってもよい。このような特定領域の表示領域量に着目することで、バナー広告のうち重要な部分についての実際の表示状況を詳細に取得することができる。
さらに別の形態に係る広告管理システムでは、画面が所定のウィンドウであり判定手段が、ウィンドウ内にウェブページが表示されている時間内における表示領域量の変化を監視し、該時間内における監視結果から得られる表示領域量の統計値を用いてバナー広告の表示態様を判定してもよい。ウェブページが表示されている間における表示領域量の時間変化を考慮し、表示領域量の統計値を用いて表示態様を判定することで、広告の実際の表示状況をより詳細に取得することができる。
さらに別の形態に係る広告管理システムでは、判定手段が、表示領域量及びダウンロード量から算出される指標値に基づいてバナー広告の表示態様を判定してもよい。表示領域量及びダウンロード量の双方に基づいてバナー広告の表示態様を判定することで、広告の実際の表示状況をより詳細に取得することができる。
さらに別の形態に係る広告管理システムでは、画面が所定のウィンドウであり、バナー広告が、ウィンドウに対するスクロール操作が発生した場合でも常に該ウィンドウ内に表示され、判定手段が、ウェブページが最下部までスクロールされた時点でのバナー広告のダウンロード量を取得してもよい。ウィンドウ内に常に位置するように表示される特殊なバナー広告について、その表示態様を考慮した手法でダウンロード量を取得することで、広告の実際の表示状況をより詳細に取得することができる。
さらに別の形態に係る広告管理システムでは、端末が判定手段を備えてもよい。広告コンテンツの表示態様を端末で判定することで、広告管理サーバに掛かる処理の負荷をその分低減することができる。また、端末から広告管理サーバへは判定結果を送信すれば足りるので、通信ネットワークに掛かる負荷をその分低減することもできる。
さらに別の形態に係る広告管理システムでは、広告管理サーバが判定手段を備えてもよい。広告コンテンツの表示態様を広告管理サーバで判定することで、端末に掛かる処理の負荷をその分低減することができる。
さらに別の形態に係る広告管理システムは、記憶手段に記憶されているバナー広告の所定の複数の表示態様毎の表示回数に基づいて該バナー広告に関する評価値を算出する評価手段をさらに備えてもよい。上記のように記録された表示態様毎の表示回数を用いれば、バナー広告を詳細に評価することも可能である。
本発明の一形態に係る広告管理サーバは、通信ネットワークを介して端末と接続された広告管理サーバであって、端末における、ウェブページに埋め込まれたバナー広告の表示態様を示す判定情報を該端末から受信する受信手段であって、該端末では、該バナー広告のダウンロード量と、該端末の画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様が判定される、該受信手段と、バナー広告の表示回数を所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、受信手段により受信された判定情報で示されるバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理を実行するカウント手段とを備えることを特徴とする。
本発明の一形態に係る広告管理プログラムは、コンピュータを、通信ネットワークを介して端末と接続された広告管理サーバとして機能させる広告管理プログラムであって、コンピュータに、端末における、ウェブページに埋め込まれたバナー広告の表示態様を示す判定情報を該端末から受信する受信手段であって、該端末では、該バナー広告のダウンロード量と、該端末の画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様が判定される、該受信手段と、バナー広告の表示回数を所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、受信手段により受信された判定情報で示されるバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理を実行するカウント手段とを実行させることを特徴とする。
本発明の一形態に係る判定プログラムは、コンピュータを、通信ネットワークを介して広告管理サーバと接続された端末として機能させる判定プログラムであって、コンピュータに、コンピュータに送信された、ウェブページに埋め込まれたバナー広告のダウンロード量と、該コンピュータの画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様を判定する判定手段と、判定手段において判定されたバナー広告の表示態様を示す判定情報を広告管理サーバに送信する送信手段であって、該広告管理サーバでは、バナー広告の表示回数を所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、該判定情報で示されるバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理が実行される、該送信手段とを実行させることを特徴とする。
本発明の一形態に係るコンピュータ読取可能な記録媒体は、コンピュータを、通信ネットワークを介して端末と接続された広告管理サーバとして機能させる広告管理プログラムを記録するコンピュータ読取可能な記録媒体であって、広告管理プログラムがコンピュータに、端末における、ウェブページに埋め込まれたバナー広告の表示態様を示す判定情報を該端末から受信する受信手段であって、該端末では、該バナー広告のダウンロード量と、該端末の画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様が判定される、該受信手段と、バナー広告の表示回数を所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、受信手段により受信された判定情報で示されるバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理を実行するカウント手段とを実行させる、ことを特徴とする。
本発明の一形態に係るコンピュータ読取可能な記録媒体は、コンピュータを、通信ネットワークを介して広告管理サーバと接続された端末として機能させる判定プログラムを記録するコンピュータ読取可能な記録媒体であって、判定プログラムがコンピュータに、コンピュータに送信された、ウェブページに埋め込まれたバナー広告のダウンロード量と、該コンピュータの画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様を判定する判定手段と、判定手段において判定されたバナー広告の表示態様を示す判定情報を広告管理サーバに送信する送信手段であって、該広告管理サーバでは、バナー広告の表示回数を所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、該判定情報で示されるバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理が実行される、該送信手段とを実行させる、ことを特徴とする。
このような形態によれば、ダウンロード量及び表示領域量のうちの少なくとも一つに基づいてバナー広告の表示態様が判定される。そして、その判定結果に対応する記憶手段内の表示回数が更新される。このようにバナー広告の表示回数を表示態様毎にカウントすることで、端末における広告の実際の表示状況をより詳細に取得することができる。また、バナー広告の表示態様を端末で判定することで、広告管理サーバに掛かる処理の負荷をその分低減することができる。さらに、端末から広告管理サーバへは判定結果を送信すれば足りるので、通信ネットワークに掛かる負荷をその分低減することもできる。
本発明の一側面によれば、端末における広告の実際の表示状況を詳細に取得することができる。
第1実施形態に係る広告管理システムの全体構成を示す図である。 図1に示すユーザ端末及びECサーバのハードウェア構成を示す図である。 図1に示す広告管理システムの機能構成を示すブロック図である。 (a)〜(d)は、広告コンテンツの表示例を示す図である。 (a)〜(f)は、広告コンテンツの特殊領域の表示例を示す図である。 広告コンテンツを含むウェブページの例を示す図である。 (a),(b)は、回数記憶部の構成例を示す図である。 図1に示す広告管理システムの動作を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る判定プログラムの構成を示す図である。 第1実施形態に係る広告管理プログラムの構成を示す図である。 第2実施形態に係る広告管理システムの機能構成を示すブロック図である。 図11に示す広告管理システムの動作を示すシーケンス図である。 第2実施形態に係る監視プログラムの構成を示す図である。 第2実施形態に係る広告管理プログラムの構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。下記の実施形態では、本発明の一形態に係る広告管理サーバを電子商取引サーバ(ECサーバ)に適用する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、図1〜7を用いて、第1実施形態に係る広告管理システム1の機能構成を説明する。広告管理システム1は、ユーザに提供される広告コンテンツの表示回数をカウントするコンピュータシステムである。カウントされた表示回数は、広告コンテンツを評価するための基礎データとなる。図1に示すように、広告管理システム1は、ユーザ端末10及びECサーバ20を備えている。ユーザ端末10とECサーバ20とは、インターネットを含む通信ネットワークNを介して互いに接続されている。図1ではユーザ端末10を3台示しているが、ユーザ端末10の台数は限定されない。
ユーザ端末10は、ブラウザを備えるコンピュータである。ユーザ端末10の例としては、高機能携帯電話機(スマートフォン)や携帯電話機、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯情報端末(PDA)などが挙げられるが、ユーザ端末の種類はこれらに限定されない。
ECサーバ20は、通信ネットワークNを介してユーザ端末10にオンライン・ショッピング・サイトのウェブページ(ウェブドキュメント)を提供し、そのウェブページ内に埋め込まれた広告コンテンツ(例えばバナー広告)の表示回数をカウントするコンピュータである。ECサーバ20により提供されたウェブページ及びその中の広告コンテンツは、ユーザ端末10で起動されたブラウザ上に表示される。ECサーバ20より提供されるウェブページとしては、オンライン・ショッピング・サイトのトップページや、商品の検索結果を表示するページ、特定の商品の詳細情報や買い物カゴボタンを表示するページなどがある。もっとも、提供されるウェブページの掲載内容は何ら限定されない。
ユーザ端末10及びECサーバ20は、規模の差こそあれ、同様のハードウェア構成を備えている。具体的には図2に示すように、ユーザ端末10及びECサーバ20は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU301と、ROM及びRAMで構成される主記憶部302と、ハードディスクなどで構成される補助記憶部303と、ネットワークカードなどで構成される通信制御部304と、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力装置305と、モニタなどの出力装置306とで構成される。
図3に示す各機能的構成要素は、CPU301や主記憶部302の上に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU301の制御の下で通信制御部304や入力装置305、出力装置306などを動作させ、主記憶部302や補助記憶部303におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。処理に必要なデータやデータベースは主記憶部302や補助記憶部303内に格納される。
なお、図2ではECサーバ20が1台のマシンで構成されているように示しているが、ECサーバ20は複数のマシンで構成されてもよい。
まずユーザ端末10の機能構成について説明する。図3に示すように、ユーザ端末10ではページ取得部11、判定部(判定手段)12、及び送信部(送信手段)13という機能が実行される。
ページ取得部11は、ユーザ操作に応じて所定のウェブページをECサーバ20に要求し、その要求に応じてECサーバ20から送信されたウェブページを受信してウェブブラウザ上に表示する手段である。ECサーバ20に送信される要求には、ウェブページのURLが含まれる。
判定部12は広告コンテンツの表示態様を判定する手段である。判定部12は、ページ取得部11により受信されたウェブページ内に埋め込まれているJavaScript(登録商標)のプログラム(図9に示す判定プログラムP1)がCPU301や主記憶部302に読込まれて実行されることで実現される。
判定部12はユーザ端末10上で開かれたブラウザのウィンドウサイズ(幅及び高さ)と、ダウンロードされたウェブページのサイズ(幅及び高さ)と、そのウェブページ内での広告コンテンツの位置を示す座標(x,y)とを取得する。また、判定部12は、ウェブページがブラウザ上に表示され始めてからその表示が終了するまでの間、ウェブページ及び各広告コンテンツのダウンロード状況と、ブラウザにおけるユーザのスクロール操作とを監視する。続いて、判定部12は、判定プログラムP1内で監視対象として定義されている一以上の広告コンテンツのそれぞれについて、監視結果に基づいて当該広告コンテンツのダウンロード量及び表示領域量のうちの少なくとも一つを取得する。そして、判定部12は取得したダウンロード量及び表示領域量のうちの少なくとも一つに基づいて、監視対象の広告コンテンツの表示態様を判定する。
広告コンテンツの表示位置は、ブラウザのウィンドウサイズ、ウェブページのサイズ、広告コンテンツの座標、及びスクロール量に基づいて、ウィンドウに対する広告コンテンツの位置を求めることで得ることができる。広告コンテンツの表示位置やスクロール量の取得は、JavaScript(登録商標)の各種メソッドを用いて実行される。広告コンテンツの位置は、例えば、「scrollLeft」,「scrollTop」,「window.innerWidth」,「window.innerHeight」,「image.complete」、「document.documentElement.scrollWidth」、「document.documentElement.scrollHeight」などのメソッドにより実行される。具体的には、「scrollLeft」に基づいて水平方向のスクロール量を求め、「scrollTop」に基づいて垂直方向のスクロール量を求めることが可能である。また、「window.innerWidth」に基づいてブラウザのウィンドウの幅を求め、「window.innerHeight」に基づいてブラウザのウィンドウの高さを求めることが可能である。また、「document.documentElement.scrollWidth」に基づいてウェブページの幅を求め、「document.documentElement.scrollHeight」に基づいてウェブページの高さを求めることが可能である。なお、上述したメソッドは一例であり、これらに限られるものではない。
広告コンテンツのダウンロード量は、受信した広告コンテンツのデータ量の絶対値(以下では「受信データ量」ともいう)で表してもよいし、広告コンテンツのデータヘッダに記述されているデータサイズに対する、受信した広告コンテンツのデータ量の割合(ダウンロード率)で表してもよい。また、ダウンロード率が1.0(100%)であるか否かの情報は、JavaScript(登録商標)の「image.complete」というメソッドに基づいて画像が完全にダウンロードされたか否かを判定することにより得ることも可能である。
判定プログラムP1内には広告コンテンツの複数の表示態様が予め定義されているが、この定義は限定されるものではなく、任意に定めてよい。これに対応して、判定部12により実行される表示態様の判定方法も様々である。以下に、表示態様の定義及び判定方法の例をいくつか示す。
[第1の例]
広告コンテンツの表示態様は、ブラウザ内に表示された広告コンテンツの面積の絶対値(以下では「表示面積」という)に基づいて複数段階で定義されてもよい。あるいは、その表示態様は、広告コンテンツ自体の面積に対する、ブラウザ内に表示された広告コンテンツの面積の割合(以下では「表示率」という)に基づいて複数段階で定義されてもよい。表示面積及び表示率は表示領域量の一例である。
例えば、ウェブページ60に埋め込まれている広告コンテンツ61の全体がブラウザ70内に現われた場合(表示態様A1。図4(a)参照)と、広告コンテンツ61の一部のみがブラウザ70内に現われた場合(表示態様A2。図4(b),図4(c)参照)と、広告コンテンツ61がブラウザ70内に全く現われなかった場合(表示態様A3。図4(d)参照)とを定義してもよい。表示態様A2において、表示面積や表示率に基づいてさらに細かい場合分けが為されてもよい。例えば、表示率を用いる場合に、表示率が0より大きく且つ0.5以下である表示態様A2aと、表示率が0.5より大きく且つ1.0以下である表示態様A2bとを定義してもよい。
また、表示率を用いる場合に、表示率が0.8以上の場合を表示態様A1とし、表示面積が0.2以上且つ0.8未満の場合を表示態様A2とし、表示面積が閾値0.2未満の場合を表示態様A3としてもよい。あるいは、1000平方ピクセルの広告コンテンツに対して表示面積を用いる場合に、表示面積が600平方ピクセル以上の場合を表示態様A1とし、表示面積が600平方ピクセル未満の場合を表示態様A2としてもよい。このように、表示態様の個数や、各表示態様を区分けする表示領域量の閾値は、任意に定めてよい。
表示態様を区切る閾値は広告コンテンツ毎に個別に設定されてもよい。表示率を用いる場合には、その閾値を共通にすることで、様々な寸法の広告コンテンツの表示状況を同一の基準で取得してもよい。
判定部12はウェブページの初期表示時やスクロール発生時などのイベント毎に広告コンテンツの表示位置を取得し、その表示位置に基づいて表示領域量(表示面積又は表示率)を求める。ブラウザの領域に対する広告コンテンツの位置はユーザ操作に基づいて変わり得るので、表示領域量は、ウェブページが表示されている間にそのユーザ操作により変わり得る。したがって、判定部12は、表示領域量の時間変化を監視し、ウェブページが表示されている間(監視時間内)における表示領域量(表示面積又は表示率)の統計値を、広告コンテンツの表示態様を判定するために用いる最終的な表示領域量としてもよい。例えば、判定部12は表示領域量の平均値や最大値、最頻出の表示領域量(広告コンテンツがその状態にある時間が最も長い表示領域量のこと)などを監視結果から求めることができる。もっとも、統計値の算出方法はこれらに限定されない。
ページ遷移やブラウザの終了などによりウェブページがブラウザ上から消去されるイベントが発生すると、判定部12はそのイベントに応じて、表示領域量に対応する表示態様を特定する。そして、判定部12はその特定結果を示す判定情報を送信部13に出力する。例えば、表示率が1.0であれば、判定部12は表示態様A1を示す判定情報を出力し、表示率が0.6であれば、判定部は表示態様A2あるいは表示態様A2bを示す判定情報を出力する。判定情報には、表示態様が判定された広告コンテンツを特定するための識別子(広告ID)が含まれる。
[第2の例]
広告コンテンツの表示態様は、広告コンテンツ内の一部のエリア(特定領域)の表示領域量のみに基づいて複数段階で定義されても良い、具体的には、その表示態様は、ブラウザ内に表示された特定領域の面積の絶対値(表示面積)に基づいて複数段階で定義されてもよい。また、その表示態様は、特定領域自体の面積に対する、ブラウザ内に表示された該特定領域の面積の割合(表示率)に基づいて定義されてもよい。図5(a)に示すように、広告コンテンツ61の中には、閲覧者への訴求力を有する特定領域61a(例えばメッセージの部分など)と、単なる背景領域61b(図5(a)における特定領域61a以外の領域)とに分けてもよいものがある。第2の例では、背景領域について考慮することなく、訴求力を有する特定領域の表示領域量のみに着目する。
例えば、特定領域61aの全体がブラウザ70内に現われた場合(表示態様B1。図5(b)参照)と、特定領域61aの一部のみがブラウザ70内に現われた場合(表示態様B2。図5(c),図5(d)参照)と、特定領域61aがブラウザ70内に全く現われなかった場合(表示態様B3。図5(e),図5(f)参照)とを定義してもよい。表示態様B1では、背景領域61bの一部がブラウザ70外に位置していても、表示率で見るとその値は1.0である。表示態様B2でも、表示領域量は、背景領域61bの位置に関係なく、ブラウザ70に対する特定領域61aの位置に基づいて算出される。表示態様B3では、背景領域61bの一部がブラウザ70内に位置していても、表示領域量は0である。第2の例においても、表示態様の個数や、各表示態様を区分けする表示領域量の閾値は、任意に定めてよい。
判定部12は、ウェブページの初期表示時やスクロール発生時などのイベント毎に広告コンテンツの特定領域の表示位置を取得し、その表示位置に基づいて表示領域量を求める。第1の例と同様に、判定部12は表示領域量の統計値を最終的な表示領域量として用いてよい。
ウェブページがブラウザ上から消去されるイベントが発生すると、第1の例と同様に、判定部12はそのイベントに応じて、特定領域の表示領域量に対応する表示態様を特定する。そして、判定部12はその特定結果と広告IDとを含む判定情報を送信部13に出力する。
このように、特定領域の表示領域量に着目することで、広告コンテンツのうち重要な部分についての実際の表示状況を詳細に取得することができる。例えば、ユーザへの訴求力が高いメッセージの部分の表示状況を詳細に得ることができる。
[第3の例]
広告コンテンツの表示態様は、上記のように算出可能な広告コンテンツのダウンロード量(受信データ量又はダウンロード率)に基づいて複数段階で定義されてもよい。例えば、ダウンロード率を用いる場合に、ダウンロード率が1.0である場合(表示態様C1)と、ダウンロード率が0より大きく且つ1.0未満である場合(表示態様C2)と、ダウンロード率が0である場合(表示態様C3)とを定義してもよい。第3の例は、コンテンツが表示されたか否かをダウンロード量により簡易に推定する手法であるといえる。例えば、上記表示態様C1では広告コンテンツ全体がブラウザ上に表示されたとみなし、上記表示態様C2では広告コンテンツの一部がブラウザ上に表示されたとみなし、上記表示態様C3では広告コンテンツが表示されなかったとみなしていると言える。
表示態様C2に関しては、ダウンロード量に基づいてさらに細かい場合分けが為されてもよい。例えば、ダウンロード率を用いる場合に、0.5という閾値を用いて表示態様C2を更に区分けしてもよい。また、表示態様C1,C2の境界を0.8としたり、表示態様C2,C3の境界を0.2としたりしてもよい。また、データサイズが1MBである広告コンテンツに対して、受信データ量が500KB以上である表示態様C1と、受信データ量が500KB未満である表示態様C2のみを設定してもよい。すなわち、表示態様の個数や、複数の表示態様を区分けするダウンロード量の閾値は、任意に定めてよい。
ウェブページがブラウザ上から消去されるイベントが発生すると、判定部12はそのイベントが発生した時点での広告コンテンツのダウンロード量を求め、そのダウンロード量に対応する表示態様を特定する。そして、判定部12はその特定結果と広告IDとを含む判定情報を送信部13に出力する。
第3の例において、広告コンテンツがスクロール操作に応じて常にブラウザ内に表示されるようにプログラムされている場合には、判定部12は、ウェブページの最下部が表示された時点での該広告コンテンツのダウンロード量を求めてもよい。
[第4の例]
広告コンテンツの表示態様は、表示領域量及びダウンロード量の双方に基づいて複数段階で定義されてもよい。第4の例において、判定部12は、上記第1の例と同様に広告コンテンツ全体の表示面積又は表示率を用いてもよいし、上記第2の例と同様に広告コンテンツの特定領域の表示面積又は表示率を用いてもよい。
ウェブページがブラウザ上から消去されるイベントが発生すると、判定部12は、上記第1又は第2の例と同様に表示領域量を算出するとともに、上記第3の例と同様にダウンロード量を算出する。続いて、判定部12は、その表示領域量及びダウンロード量から、表示態様を判定するための指標値を求める。例えば、判定部12は、表示領域量Raについての重みWaとダウンロード量Rbについての重みWbとを用いて、指標値xを下記式(1)により求めてもよい。
x=Ra・Wa+Rb・Wb …(1)
なお、指標値の算出方法は上記式(1)に限定されない。
広告コンテンツの表示態様は、上記指標値に基づいて予め複数段階で定義されている。例えば、指標値が閾値Tj以上である場合(表示態様D1)と、指標値が閾値Tk以上且つ閾値Tj未満である場合(表示態様D2)と、指標値が閾値Tk未満である場合(表示態様D3)とを定義してもよい。想定する表示態様の個数や、複数の表示態様を区分けする指標値の閾値は、任意に定めてよい。
判定部12は、求めた指標値に対応する表示態様を特定し、その特定結果と広告IDとを含む判定情報を送信部13に出力する。このように、表示領域量及びダウンロード量の双方に基づいて広告コンテンツの表示態様を判定することで、広告の実際の表示状況をより詳細に取得することができる。
判定部12は広告コンテンツを含むウェブページがブラウザ上にダウンロード及び表示される度に、上述した一連の処理を実行する。
送信部13は、判定部12から入力された判定情報をECサーバ20に送信する手段である。送信部13は、判定部12と同様に、ページ取得部11により受信されたウェブページ内に埋め込まれている判定プログラムP1がCPU301や主記憶部302に読込まれて実行されることで実現される。
次にECサーバ20について説明する。図3に示すように、ECサーバ20では、ページ生成部21、ページ記憶部22、回数記憶部(記憶手段)23、受信部(受信手段)24、カウント部(カウント手段)25、及び評価部(評価手段)26という機能が実行される。
ページ生成部21は、ユーザ端末10からの要求に応じたウェブページを生成してそのユーザ端末10に送信する手段である。ページ生成部21は、受信した要求で示されるURLに対応するウェブページのデータ(判定プログラムP1を含む)や、そのページ内に埋め込む広告コンテンツなどをページ記憶部22から読み出す。続いて、ページ生成部21は読み出したデータを用いてウェブページを生成し、そのウェブページをユーザ端末10に送信する。例えば、ページ生成部21は図6に示すようなウェブページ60を生成する。このウェブページ60には5個の広告コンテンツ61が埋め込まれているが、表示態様を監視する対象となる広告コンテンツはこれらの一部でもよいし、全部でもよい。
回数記憶部23は、広告コンテンツ毎に、複数の表示態様のそれぞれについての表示回数(合計表示回数)を記憶する手段である。すなわち、回数記憶部23は、一つの広告IDに対して、2以上の表示態様および表示態様毎の回数が関連付けられたレコードを記憶する。
回数記憶部23の構成及びデータの例を図7に示す。図7(a)は、各広告コンテンツの表示回数を共通の表示態様A1〜A3の三つに分けて保持する例を示している。図7(b)は、各広告コンテンツの表示回数を、広告コンテンツ毎に独自に設定された複数の表示態様(表示態様B11〜B14、及び表示態様B21〜B24)に分けて保持する例を示している。上記のように表示態様の個数および内容は様々に設定できるので、回数記憶部23の構成も図7の例に限定されず、様々な変形が存在し得る。
受信部24は、ユーザ端末10から送られてきた判定情報を受信してカウント部25に出力する手段である。
カウント部25は、入力された判定情報に基づいて回数記憶部23内の対応するレコードを更新することで、広告コンテンツの表示回数を表示態様毎にカウントする手段である。具体的には、カウント部25は、判定情報で示される広告ID及び表示態様に対応する表示回数を1だけ増やす。例えば、回数記憶部23が図7(a)で示される状態であるとして、広告IDが「0002」であり、且つ「表示態様A2」を示す判定情報が入力された場合には、カウント部25はその判定情報に対応する表示回数「60」を「61」に更新する。判定情報に対応するレコードが回数記憶部23内に存在しなければ、カウント部25はその判定情報で示される広告ID及び表示態様と、値「1」とから成るレコードを生成して回数記憶部23に格納する。
評価部26は、回数記憶部23内のレコードに基づいて広告コンテンツに関する評価値を算出する手段である。
評価部26は予め表示態様毎に設定された係数を対応する表示回数に乗じ、その乗算結果の和を広告コンテンツの評価値としてもよい。例えば回数記憶部23が図7(a)に示す構成であり、表示態様A1〜A3に対応する係数がそれぞれ1.0、0.8、0.3であるとする。その場合には、図7(a)において広告ID「0001」で特定される広告コンテンツの評価値Eは、E=100×1.0+30×0.8+15×0.3=128.5となる。評価部26はこの評価値Eに基づいて掲載料を算出してもよい。また、評価部26はこの評価値Eに基づいて広告設計に関する指標(例えば広告コンテンツのデータサイズや掲載位置に関する指標)を算出してもよい。
あるいは、評価部26は予め表示態様毎に設定された掲載料の単価を対応する表示回数に乗じ、その乗算結果の和を求めることで、広告コンテンツの掲載料を評価値として算出してもよい。
なお、評価値の算出方法は限定されない。また、表示回数や評価値の用途も何ら限定されない。
評価部26は、算出した評価値を任意の方法で出力することができる。例えば、評価部26は評価値をモニタに表示させてもよいし、他の情報処理装置に送信してもよいし、任意の記憶手段に記録してもよい。
次に、図8を用いて、広告管理システム1の動作を説明するとともに本実施形態に係る広告管理方法について説明する。
ユーザ端末10においてユーザがウェブページを要求する操作を行うと、ページ取得部11がそのウェブページのURLを含む要求をECサーバ20に送信する(ステップS11,S12)。これに応じて、ECサーバ20のページ生成部21が、判定プログラムP1を含むウェブページを生成してユーザ端末10に送信する(ステップS13,S14)。続いて、ユーザ端末10のページ取得部11がそのウェブページを表示する(ステップS15)。
その後、ユーザ端末10にて判定部12が広告コンテンツの表示態様を判定して判定情報を生成する(ステップS16、判定ステップ)。表示態様の判定方法については、例えば上記第1〜第4の例で示すような様々な変形が可能である。いずれにしても、判定部12は、ダウンロード量及び表示領域量のうちの少なくとも一つに基づいて、監視対象の広告コンテンツの表示態様を判定する。続いて、送信部13がその判定情報をECサーバ20に送信する(ステップS17)。
ECサーバ20では、受信部24が送られてきた判定情報を受信し、カウント部25が、その判定情報に対応する回数記憶部23内のレコードの表示回数を1だけ増やす更新処理を実行する(ステップS18、カウントステップ)。回数記憶部23に記録された表示回数は、評価部26における処理で用いられる。
次に、本実施形態に係るプログラムについて説明する。図9に示すように、上記判定プログラムP1はメインモジュールP10、判定モジュールP11、及び送信モジュールP12を備えている。メインモジュールP10は、ユーザ端末10での判定処理を統括的に制御する部分である。上述したように、判定モジュールP11及び送信モジュールP12により判定部12及び送信部13がユーザ端末10上で実現される。
コンピュータをECサーバ20として機能させるための広告管理プログラムP2は、図10に示すように、メインモジュールP20、ページ生成モジュールP21、ページ記憶モジュールP22、回数記憶モジュールP23、受信モジュールP24、カウントモジュールP25、及び評価モジュールP26を備えている。
メインモジュールP20は、広告管理の処理を統括的に制御する部分である。ページ生成モジュールP21、ページ記憶モジュールP22、回数記憶モジュールP23、受信モジュールP24、カウントモジュールP25、及び評価モジュールP26を実行することにより実現される機能はそれぞれ、ページ生成部21、ページ記憶部22、回数記憶部23、受信部24、カウント部25、及び評価部26の機能と同様である。
広告管理プログラムP2は、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体または半導体メモリに固定的に記録された態様で提供される。また、広告管理プログラムP2は、搬送波に重畳されたデータ信号として通信ネットワークを介して提供されてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、ダウンロード量(受信データ量又はダウンロード率)及び表示領域量(表示面積又は表示率)のうちの少なくとも一つに基づいて、その広告コンテンツの表示態様が判定される。そして、その判定結果に対応する回数記憶部23内の表示回数が更新される。このように広告コンテンツの表示回数を表示態様毎にカウントすることで、ユーザ端末10における広告の実際の表示状況をより詳細に取得することができる。
各コンテンツの表示回数を表示態様毎に記録しておくことで、広告コンテンツを的確に評価してその改善を図ることができる。例えば、ウェブページ内における広告コンテンツの表示位置を見直したり、表示領域の寸法が大きすぎる広告コンテンツのデザインを見直したりすることができる。また、データサイズが大きすぎたり、特殊効果を得るために特殊なFlash(登録商標)プログラムを用いたりしている広告コンテンツの設計を見直すことも可能になる。さらに、広告コンテンツの効果(広告効果)を的確に求めて、適正な広告掲載料を算出することもできる。
本実施形態では、広告コンテンツの表示態様をユーザ端末10で判定することで、ECサーバ20に掛かる処理の負荷をその分低減することができる。さらに、ユーザ端末10から広告管理サーバ20へは、広告ID及び特定された表示態様を含む判定情報を送信すれば足りるので、通信ネットワークNに掛かる負荷をその分低減することができる。
(第2実施形態)
次に、図11を用いて、第2実施形態に係る広告管理システム2の機能構成について説明する。広告管理システム2はユーザ端末30及びECサーバ40を備えている。広告管理システム2の全体構成は図1に示されるものと同様であり、ユーザ端末30とECサーバ40とは通信ネットワークNを介して接続されている。ユーザ端末30及びECサーバ40も、図2に示すようなハードウェア構成を備えている。広告管理システム2は、広告コンテンツのユーザ端末30での表示態様を端末側ではなくサーバ側で判定する点で広告管理システム1と異なる。以下では、特に第1実施形態と異なる部分を説明し、重複する部分の説明を省略する。
まず、ユーザ端末30について説明する。ユーザ端末30では、ページ取得部31、監視部32、及び送信部33が実行される。ページ取得部31の機能は第1実施形態におけるページ取得部11と同様であるのでその説明を省略し、以下では監視部32及び送信部33について説明する。
監視部32は、ページ取得部31により受信されたウェブページがブラウザ上に表示されてからそのウェブページの表示が終了するまでの間に実行されたユーザ操作やページ表示処理を監視する手段である。言い換えれば、監視部32はウェブページの処理に関するログを記録する手段である。監視部32は、ページ取得部31により受信されたウェブページ内に埋め込まれているJavaScript(登録商標)のプログラム(図13に示す監視プログラムP3)がCPU301や主記憶部302に読込まれて実行されることで実現される。
監視部32は、上記判定部12と同様の手法により、ウェブページがブラウザ上に表示され始めてからその表示が終了するまでの間、広告コンテンツの受信データ量とブラウザにおけるユーザのスクロール操作とを監視する。そして、監視部32はその監視記録をログとして保持する。また、監視部32はその監視の間、ブラウザのウィンドウに対する広告コンテンツの位置の推移をログとして保持する。そして、ウェブページの表示が終了する時点で、監視部32は、広告IDと、記録したログとが関連付けられた監視ログを送信部33に出力する。この監視ログは、ECサーバ40において広告コンテンツの表示態様を判定するために用いられる。監視部32は広告コンテンツを含むウェブページがブラウザ上にダウンロード及び表示される度に、上述した一連の処理を実行する。
送信部33は、監視部32から入力された監視ログをECサーバ40に送信する手段である。送信部33は、ページ取得部31により受信されたウェブページ内に埋め込まれている監視プログラムP3がCPU301や主記憶部302に読込まれて実行されることで実現される。
次にECサーバ40について説明する。ECサーバ40では、ページ生成部41、ページ記憶部42、回数記憶部(記憶手段)43、受信部44、判定部(判定手段)45、カウント部(カウント手段)46、及び評価部(評価手段)47を備えている。ページ記憶部42、回数記憶部43、受信部44、カウント部46、及び評価部47の機能構成はそれぞれ、第1実施形態におけるページ記憶部22、回数記憶部23、受信部24、カウント部25、及び評価部26のものと同様なので、これらについての説明は省略する。以下では、ページ生成部41及び判定部45について特に説明する。
ページ生成部41は、ユーザ端末30からの要求に応じたウェブページを生成してそのユーザ端末30に送信する手段である。ページ生成部41の機能は第1実施形態におけるページ生成部21のものと基本的に同じである。ただし、ページ生成部41は、判定プログラムP1ではなく監視プログラムP3を含むウェブページを生成する点においてページ生成部21と異なる。
判定部45は、受信部44から入力された監視ログに基づいて、ユーザ端末30での広告コンテンツの表示態様を判定する手段である。この判定処理を行うために、判定部45は、広告コンテンツの複数の表示態様の定義を予め保持している。
判定部45は、ブラウザのウィンドウに対する広告コンテンツの表示の位置を監視ログの内容から算出し、その算出結果から広告コンテンツの表示領域量(表示面積又は表示率)を求める。また、判定部45は、広告コンテンツのダウンロード量を監視ログの内容から算出する。続いて、判定部45は、例えば第1実施形態における第1〜第4の例のいずれかと同様に、算出した表示領域量及び/又はダウンロード量に対応する表示態様を特定する。そして、判定部45は特定した表示態様と監視ログ内の広告IDとが関連付けられた判定情報を生成し、その判定情報をカウント部46に出力する。判定情報の構成は第1実施形態と同様なので、カウント部46及び回数記憶部43の機能構成は第1実施形態におけるカウント部25及び回数記憶部23と同様になる。
次に、図12を用いて、広告管理システム2の動作を説明するとともに本実施形態に係る広告管理方法について説明する。
ステップS21〜S25の処理は、第1実施形態におけるステップS11〜S15の処理と同様である。第1実施形態と異なる点は、ステップS23おいて、ページ生成部41が、判定プログラムP1ではなく監視プログラムP3を含むウェブページを生成することである。
その後、ユーザ端末30にて監視部32がユーザ操作やページ表示処理を監視して監視ログを生成する(ステップS26)。続いて、送信部33がその監視ログをECサーバ40に送信する(ステップS27)。
ECサーバ40では、受信部44が送られてきた監視ログを受信する。続いて、判定部45がその監視ログに基づいてユーザ端末30での広告コンテンツの表示態様を判定し、判定情報を生成する(ステップS28、判定ステップ)。表示態様の判定方法については、例えば第1実施形態における第1〜第4の例で示すような、様々な変形が可能である。いずれにしても、判定部45は、ダウンロード量及び表示領域量のうちの少なくとも一つに基づいて、監視対象の広告コンテンツの表示態様を判定する。続いて、カウント部46が、判定情報に対応する回数記憶部43内のレコードの表示回数を1だけ増やす更新処理を実行する(ステップS29、カウントステップ)。回数記憶部43に記録された表示回数は、評価部47における処理で用いられる。
次に、本実施形態に係るプログラムについて説明する。図13に示すように、上記監視プログラムP3はメインモジュールP30、監視モジュールP31、及び送信モジュールP32を備えている。メインモジュールP30は、ユーザ端末30での監視処理を統括的に制御する部分である。上述したように、監視モジュールP31及び送信モジュールP32により監視部32及び送信部33がユーザ端末30上で実現される。
コンピュータをECサーバ40として機能させるための広告管理プログラムP4は、図14に示すように、メインモジュールP40、ページ生成モジュールP41、ページ記憶モジュールP42、回数記憶モジュールP43、受信モジュールP44、判定モジュールP45、カウントモジュールP46、及び評価モジュールP47を備えている。広告管理プログラムP4は広告管理プログラムP2と同様に提供することができる。
メインモジュールP40は、広告管理の処理を統括的に制御する部分である。ページ生成モジュールP41、ページ記憶モジュールP42、回数記憶モジュールP43、受信モジュールP44、判定モジュールP45、カウントモジュールP46、及び評価モジュールP47を実行することにより実現される機能はそれぞれ、ページ生成部41、ページ記憶部42、回数記憶部43、受信部44、判定部45、カウント部46、及び評価部47の機能と同様である。
このような第2実施形態においても、広告コンテンツの表示回数を表示態様毎にカウントすることで、ユーザ端末30における広告の実際の表示状況をより詳細に取得することができる。そして、第1実施形態と同様に、各コンテンツの表示回数を表示態様毎に記録しておくことで、広告コンテンツを的確に評価してその改善を図ることができる。
本実施形態ではユーザ端末30側で判定処理を行う必要がないので、ユーザ端末30での処理の負荷をその分抑えることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
上記各実施形態では、判定プログラムP1及び監視プログラムP3はウェブページに含まれた上でECサーバ20,40からユーザ端末10,30に提供されたが、判定プログラム及び監視プログラムは予めユーザ端末内にインストールされていてもよい。この場合には、これらのプログラムはJava(登録商標)やC++などで作成されていてもよい。
上記各実施形態ではECサーバ20,40が広告管理サーバの役割を担っていたが、広告管理サーバとECサーバとが別々に設けられていてもよい。例えば、ECサーバとは別個に存在するウェブサーバが広告管理サーバとして機能してもよい。また、広告管理サーバは電子商取引システム以外のコンピュータシステム内に存在していてもよい。例えば、広告サーバは検索サービスやポータルサービスなどを提供するシステム内に存在してもよい。
上記実施形態ではECサーバ20,40が広告コンテンツの表示回数を記録したが、回数記憶部23,43に相当する記憶手段は、広告管理サーバとは別のサーバ内に配置されてもよい。この場合には、広告管理サーバは所定の通信ネットワークを介してその記憶手段にアクセスすればよい。また、評価部26,47に相当する評価手段も広告管理サーバとは別のサーバ内に配置されてよい。また、ページ生成部21,41及びページ記憶部22,42に相当する手段も、広告管理サーバとは別のサーバ内に配置されてよい。
上記各実施形態では広告コンテンツがブラウザ上に表示されたか否かを判定したが、判定基準となる画面の範囲はこれに限定されない。例えば、広告コンテンツがブラウザ以外のソフトウェアのウィンドウ内に表示されたか否かを判定してもよいし、デスクトップ画面内に表示されたか否かを判定してもよい。また、広告コンテンツの配信態様も限定されず、例えばウェブページに含まれることなく単独のデータとして、あるいは他の形式のファイルに含まれたかたちで端末に送られてもよい。
1,2…広告管理システム、10…ユーザ端末、11…ページ取得部、12…判定部、13…送信部、20…ECサーバ(広告管理サーバ)、21…ページ生成部、22…ページ記憶部、23…回数記憶部、24…受信部、25…カウント部、26…評価部、30…ユーザ端末、31…ページ取得部、32…監視部、33…送信部、40…ECサーバ(広告管理サーバ)、41…ページ生成部、42…ページ記憶部、43…回数記憶部、44…受信部、45…判定部、46…カウント部、47…評価部、P1…判定プログラム、P10…メインモジュール、P11…判定モジュール、P12…送信モジュール、P2…広告管理プログラム、P20…メインモジュール、P21…ページ生成モジュール、P22…ページ記憶モジュール、P23…回数記憶モジュール、P24…受信モジュール、P25…カウントモジュール、P26…評価モジュール、P3…監視プログラム、P30…メインモジュール、P31…監視モジュール、P32…送信モジュール、P4…広告管理プログラム、P40…メインモジュール、P41…ページ生成モジュール、P42…ページ記憶モジュール、P43…回数記憶モジュール、P44…受信モジュール、P45…判定モジュール、P46…カウントモジュール、P47…評価モジュール。

Claims (14)

  1. 端末と、通信ネットワークを介して該端末と接続された広告管理サーバとを備える広告管理システムであって、
    前記端末に送信された、ウェブページに埋め込まれたバナー広告のダウンロード量と、該端末の画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様を判定する判定手段と、
    バナー広告の表示回数を前記所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、前記判定手段により判定されたバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理を実行するカウント手段と
    を備えることを特徴とする広告管理システム。
  2. 前記表示領域量が、前記バナー広告内の一部である特定領域についての表示領域量である、
    請求項1に記載の広告管理システム。
  3. 前記画面が所定のウィンドウであり
    前記判定手段が、前記ウィンドウ内に前記ウェブページが表示されている時間内における前記表示領域量の変化を監視し、該時間内における監視結果から得られる表示領域量の統計値を用いて前記バナー広告の表示態様を判定する、
    請求項1又は2に記載の広告管理システム。
  4. 前記判定手段が、前記表示領域量及び前記ダウンロード量から算出される指標値に基づいて前記バナー広告の表示態様を判定する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の広告管理システム。
  5. 前記画面が所定のウィンドウであり、
    前記バナー広告が、前記ウィンドウに対するスクロール操作が発生した場合でも常に該ウィンドウ内に表示され、
    前記判定手段が、前記ウェブページが最下部までスクロールされた時点での前記バナー広告のダウンロード量を取得する、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の広告管理システム。
  6. 前記端末が前記判定手段を備える、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の広告管理システム。
  7. 前記広告管理サーバが前記判定手段を備える、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の広告管理システム。
  8. 前記記憶手段に記憶されている前記バナー広告の前記所定の複数の表示態様毎の表示回数に基づいて該バナー広告に関する評価値を算出する評価手段をさらに備える請求項1〜7のいずれか一項に記載の広告管理システム。
  9. 通信ネットワークを介して端末と接続された広告管理サーバであって、
    前記端末における、ウェブページに埋め込まれたバナー広告の表示態様を示す判定情報を該端末から受信する受信手段であって、該端末では、該バナー広告のダウンロード量と、該端末の画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様が判定される、該受信手段と、
    バナー広告の表示回数を前記所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、前記受信手段により受信された判定情報で示されるバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理を実行するカウント手段と
    を備えることを特徴とする広告管理サーバ。
  10. 端末と、通信ネットワークを介して該端末と接続された広告管理サーバとを備える広告管理システムにより実行される広告管理方法であって、
    前記端末に送信された、ウェブページに埋め込まれたバナー広告のダウンロード量と、該端末の画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様を判定する判定ステップと、
    バナー広告の表示回数を前記所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、前記判定ステップにおいて判定された前記バナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理を実行するカウントステップと
    を含むことを特徴とする広告管理方法。
  11. コンピュータを、通信ネットワークを介して端末と接続された広告管理サーバとして機能させる広告管理プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記端末における、ウェブページに埋め込まれたバナー広告の表示態様を示す判定情報を該端末から受信する受信手段であって、該端末では、該バナー広告のダウンロード量と、該端末の画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様が判定される、該受信手段と、
    バナー広告の表示回数を前記所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、前記受信手段により受信された判定情報で示されるバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理を実行するカウント手段と
    を実行させることを特徴とする広告管理プログラム。
  12. コンピュータを、通信ネットワークを介して広告管理サーバと接続された端末として機能させる判定プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記コンピュータに送信された、ウェブページに埋め込まれたバナー広告のダウンロード量と、該コンピュータの画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様を判定する判定手段と、
    前記判定手段において判定された前記バナー広告の表示態様を示す判定情報を前記広告管理サーバに送信する送信手段であって、該広告管理サーバでは、バナー広告の表示回数を前記所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、該判定情報で示されるバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理が実行される、該送信手段と
    を実行させることを特徴とする判定プログラム。
  13. コンピュータを、通信ネットワークを介して端末と接続された広告管理サーバとして機能させる広告管理プログラムを記録するコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    前記広告管理プログラムが前記コンピュータに、
    前記端末における、ウェブページに埋め込まれたバナー広告の表示態様を示す判定情報を該端末から受信する受信手段であって、該端末では、該バナー広告のダウンロード量と、該端末の画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様が判定される、該受信手段と、
    バナー広告の表示回数を前記所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、前記受信手段により受信された判定情報で示されるバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理を実行するカウント手段と
    を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
  14. コンピュータを、通信ネットワークを介して広告管理サーバと接続された端末として機能させる判定プログラムを記録するコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    前記判定プログラムが前記コンピュータに、
    前記コンピュータに送信された、ウェブページに埋め込まれたバナー広告のダウンロード量と、該コンピュータの画面上における該バナー広告の表示領域量とのうちの少なくとも一つに基づいて、所定の複数の表示態様の中から該バナー広告の表示態様を判定する判定手段と、
    前記判定手段において判定された前記バナー広告の表示態様を示す判定情報を前記広告管理サーバに送信する送信手段であって、該広告管理サーバでは、バナー広告の表示回数を前記所定の複数の表示態様毎に記憶する記憶手段に対して、該判定情報で示されるバナー広告の表示態様に対応する表示回数をカウントする更新処理が実行される、該送信手段と
    を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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