JP2001344511A - 広告情報提供表示方法及びその利用者端末装置 - Google Patents

広告情報提供表示方法及びその利用者端末装置

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JP2001344511A JP2000166439A JP2000166439A JP2001344511A JP 2001344511 A JP2001344511 A JP 2001344511A JP 2000166439 A JP2000166439 A JP 2000166439A JP 2000166439 A JP2000166439 A JP 2000166439A JP 2001344511 A JP2001344511 A JP 2001344511A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バナー広告を大きくすると本来利用者が欲して
いる情報の領域が小さくなってしまい、その結果そのペ
ージへのアクセスの減少を招く惧れがある。その結果、
広告の効果が損なわれることにもなる。したがって、バ
ナー広告はある程度小さなものに限定されることになっ
ていた。 【解決手段】前記課題を解決するため、本発明はコンテ
ンツ情報表示領域とバナー広告表示領域とを備えたコン
テンツ閲覧装置において、前記二つの領域サイズを変化
させるユーザーインタフェース(境界線およびマウスポ
インタ)と、前記ユーザーインタフェースを操作するこ
とでバナー広告表示領域を増大させると利用者に特典が
与えられることを明示する利用者特典情報表示用プログ
ラムとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的に提供する
広告情報に対する積極的なアクセスを助長する技術に関
するもので、特に、広告の対象となる利用者が所望する
情報と、広告情報とが混在した広告情報提供表示方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットのWeb ページで最も多用
されている広告方法は、日経マルチメディア1999年
4月号P.62でも紹介されているバナー広告である。同記
事では「バナー広告は"旗"のようなイメージを、ネット
広告を掲載するオンライン媒体のページに貼りつけるも
の」と定義され「商品を紹介する看板の役割を果たすだ
けでなく、クリックしたユーザーを特定のサイトに呼び
込む仕掛け」になっている。
【0003】通常、バナー広告はWeb ページの上部ある
いは下部に、ページ全体の1 〜2 割程度の面積を割いて
表示するよう設定されている。このようなバナー広告が
Webページにおける広告手法の主流を占めているという
事は、雑誌や新聞等の紙メディアでしばしば全面広告が
見られるのとは明らかな差異となっている。その原因と
しては、Web ページの閲覧には紙メディアの閲覧よりも
時間がかかること、Webページの閲覧には利用者のイン
フラ(コンピュータ、通信回線)を使用するため、そのイ
ンフラにただ乗りする形で広告情報のみを送りつけるこ
とはモラル的に問題があり、利用者からも忌み嫌われる
行為であること、などが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バナー広告はWeb ペー
ジにおける広告手法として定着しているが、その性格
上、Web ページ内で大きな面積を占めるバナー広告は作
成しづらい。なぜなら、ある利用者がWeb ページにアク
セスするのはあくまで当該Web ページの情報を参照した
いからであり、本来利用者が欲している情報とは無関係
なバナー広告がWebページの中心となってしまうと当該W
eb ページへのアクセス減少を招いてしまうことになる
からである。
【0005】インターネット上のWeb ページの検索サー
ビスを提供している主要なポータルサイトは競ってヒッ
ト数の多さを争っている。なぜなら、ヒット数の多さが
当該ポータルサイトの価値、すなわち当該ポータルサイ
トの広告メディアとしての価値(相場)につながるからで
ある。
【0006】以上で述べたように大きな面積を占めるバ
ナー広告を作成できないため、バナー広告に記載できる
情報はかなり限定的なものとなり、現状では会社のロゴ
や商品の写真などが中心となっている。最近では、アニ
メーションGIF を多用し、紙芝居的な動きのあるバナー
広告も多くなってきたが、アニメーションGIF はデータ
サイズが大きくなるためバナー広告のダウンロードに時
間がかかるようになり、Web ページを閲覧する上でのレ
スポンスという点では、バナー広告を大きくした場合と
同じデメリットが生じる。また、アニメーションGIF は
一定のCPU パワーを継続的に消費するため、利用者の使
用しているコンピュータの性能低下にもつながる。さら
に、Web ページ内で継続的に動きつづけているため広告
としてのノイジイさが増大する。結果的に、アニメーシ
ョンGIF を多用したバナー広告は利用者から嫌われ、広
告としては全く逆効果となってしまう惧れがある。
【0007】本発明の目的は、利用者が積極的に大きな
面積を占めるバナー広告を見るようなインセンティブを
与える広告情報提供表示方法を提供することで、バナー
広告が持つ欠点を解消することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明はコンテンツ情報表示領域とバナー広告表示
領域とを備えたコンテンツ閲覧手段において、前記二つ
の領域サイズを変化させるユーザーインタフェースと、
前記ユーザーインタフェースを操作することでバナー広
告表示領域を増大させると利用者に特典が与えられる手
段とを備えた。
【0009】さらに、利用者特典情報表示手段を備える
と、前記二つの領域サイズに応じて利用者に与えられる
特典の変化具合を、前記ユーザーインタフェースの操作
とともにリアルタイムに表示することが出来る。これに
より、利用者は前記コンテンツ閲覧手段を用いてコンテ
ンツを閲覧しているときに、前記ユーザーインタフェー
スを操作することでバナー広告表示領域を増大させると
どのような特典がどの程度得られるのかが容易に判別で
きることとなり、バナー広告を見ることに対するインセ
ンティブとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下で本発明の一実施例について
説明する。本実施例は、利用者が所望するコンテンツ情
報と広告情報が混在して提供され、広告情報を閲覧した
量に応じてある特典と交換可能なボーナスポイントが利
用者に付与される場合について説明している。
【0011】図1は、本実施例におけるコンテンツ閲覧
手段と利用者特典情報表示手段を表示したコンピュータ
上のデスクトップ画面10である。コンテンツ表示手段
としては図3のWeb ブラウザ1、利用者特典表示手段と
しては専用アプリケーションプログラム2を想定してい
る。Web ブラウザ1によって表示される表示ウィンドウ
8(表示エリア)はバナー広告表示領域11とコンテン
ツ表示領域12、および領域11と領域12の境界に位
置し、マウスポインタ3にてクリックおよびドラッグ移
動可能な領域境界線13を含む。境界線13を移動する
ことによりユーザの要求に合ったバナー広告量とコンテ
ンツ表示領域の大きさを決めることができる。図1で
は、バナー広告としてCPU の販促情報を、コンテンツと
して時事ニュースをそれぞれ例示している。
【0012】プログラム2はブラウザ1がコンテンツと
バナー広告の表示を開始するとバナー広告に貼り付けら
れたコンポーネント(図示していない)より呼び出され
(処理を開始し)、累計の獲得ポイントを画面上に表示
する。続いて、領域11と領域12の面積を取得し、バ
ナー広告の単位表示時間あたりどの程度のポイントを加
算するかを表すポイントレートを計算し、画面上に表示
する。合わせて、獲得したポイントと交換可能な特典に
関する情報を表示する。これらの情報を表示する領域を
特典情報表示領域9と言う。以上の例では特典情報表示
領域9は常に表示されているが、ユーザから要求があっ
たときのみ必要な情報が表示されるようにしても良く、
また、レートだけ、または交換可能なサービス内容だけ
であっても良い。
【0013】図2は図1の状態のデスクトップにおい
て、マウスポインタ3を用いて境界線13を境界線1
3’の位置まで移動したときのデスクトップ画面であ
る。バナー広告表示領域11の領域面積は拡大されてバ
ナー広告表示領域11’となり、同時に表示可能な情報
量が増大している。一方、コンテンツ表示領域12は縮
小されてコンテンツ表示領域12’となり、コンテンツ
そのものの閲覧性は悪くなっている。
【0014】マウスポインタ3により領域11および領
域12がそれぞれ領域11’および領域12’に変化さ
せられると、プログラム2はこの変化を検知してポイン
トレートの再計算を行い画面上に表示する。図2の例で
は、ポイントレートが1ポイント/分から5ポイント/
分に増大している。
【0015】続いて図3を用いて、本実施例におけるシ
ステム構成について説明する。利用者は、利用者端末4
にあるWeb ブラウザ1を利用してコンテンツを閲覧す
る。利用者特典情報を表示する専用プログラム2は利用
者によって事前に利用者端末4 にインストールされて
いる。利用者端末4は通信手段であるネットワーク5を
介してコンテンツ配信サーバ6に接続されている。コン
テンツ配信サーバ6ではWWW サーバプログラム61とCG
I プログラム62が稼働する。コンテンツ配信サーバ6
には外部記憶装置7が接続されている。
【0016】外部記憶装置7は、バナー広告として表示
するためのバナー広告データ71、コンテンツとして表
示するためのコンテンツデータ72、バナー広告データ
71とコンテンツデータ72をどのように組み合わせて
表示するかを記述したレイアウトデータ73、Web ブラ
ウザ1から呼びだされて利用者端末4にダウンロードさ
れ、専用プログラム2の呼び出しを行う専用プログラム
呼び出しコンポーネント74、ポイントの加算方法を定
義した情報を管理するポイントレート変数テーブル7
5、利用者毎の獲得ポイントを管理するポイントデータ
テーブル76、利用者を認証するための情報を管理する
利用者認証情報テーブル77を管理している。
【0017】ここでは、前述のようにポイント制の参加
者は事前に決められおり、参加者に関する情報はポイン
トデータテーブル76、利用者認証情報テーブル77に
予め登録されているものとする。また、専用プログラム
2は事前に利用者端末4にインストールされているもの
とする。但し、ネットワークを介して逐次参加者を募集
してポイントデータテーブル76、利用者認証情報テー
ブル77に例えばCGIプログラムによって登録すると
共に専用プログラムを配信するようにしても良い。
【0018】次に、図3の各プログラムについて更に詳
細に説明する。WWWサーバプログラム61は基本的には
次のような動作をする。すなわち、Webブラウザ1のH
TTPリクエストに対して必要な処理をした後、レスポ
ンスを返す。HTTPリクエストにはGET命令やPO
ST命令などのいくつかの種類がある。GET命令はリ
ソース(HTML文書など)を指定してレスポンスとし
てWebブラウザ1に返すことに用いられる。また、PO
ST命令はサーバ上の実行可能なプログラムにある引数
を渡して実行した後の結果を返すよう要求するのに用い
られる。このサーバ上の実行可能なプログラムに引数を
渡して実行するための標準仕様がCGI(Common
Gateway Interface)と呼ばれる。
このように、WWWサーバプログラム61はCGIプログ
ラムを呼び出して、Webブラウザから指定された引数を
渡して実行させ、CGIプログラムの実行結果を受け取
ってWebブラウザに戻すという機能を持っている。本実
施例において、WWWサーバプログラム61はコンテンツ
の要求を受け、得られたコンテンツ等をWebブラウザ1
に返す仲介の働きをする。
【0019】本実施例において、CGIプログラム62
は以下のような処理を実行する。(1)画面の元となる
バナー広告データ71、コンテンツデータ72、レイア
ウトデータ73を外部記憶装置7から読み出してくる。
なお、画面として作成するのはWebブラウザ1が行な
う。(2)ユーザ認証が終了した後、ポイントデータテ
ーブル76から累計ポイントを読み出し専用プログラム
2に送る。同じくユーザ認証が終了した後、ポイントを
計算するときの定数が記憶されているポイントレート変
数テーブル75を検索して専用プログラム2に送る。な
お、累計ポイントとポイントレート変数は上記のバナー
広告データ中に書き込まれて送られる。(3)専用プロ
グラム2からWWWサーバプログラムを介して送られてき
た累計ポイントでポイントデータテーブル76を更新す
る。
【0020】次に本実施例ではWebブラウザは以下のこ
とを実行する。(1)ユーザに指示されたコンテンツの
要求、認証データをWWWサーバプログラム61に送る。
(2)表示に必要なデータは一括して受信し、記憶して
おき、表示画面の編集も行う。(3)受信したコンテン
ツデータ、レイアウトデータ、バナー広告データなどの
画面情報をもとにデスクトップ画面上に表示する。マウ
スポインタによるバナー広告領域とコンテンツ領域の境
界線の移動も実行する。(4)バナー広告の詳細を見る
ためのクリックが行なわれたとき、それをWWWサーバプ
ログラムを介してCGIプログラムに伝える。
【0021】本実施例では専用プログラム2は以下のこ
とを実行する。(1)専用プログラム呼び出しコンポー
ネント74の制御により呼び出され、バナー広告に書き
込まれているポイント累計値、ポイントレートが渡され
る。(2)利用者端末のOSからバナー広告の領域サイ
ズ(コンテンツとバナー広告の境界線の位置)を得る。
(3)バナー広告の領域サイズ、ポイントレート、時間
などから取得ポイントを計算する。(4)ユーザによる
閲覧が終わった時点で(または、一定周期で累計ポイン
トの計算と表示は行なって)更新した累計ポイントを計
算し、WWWサーバプログラム61に送る。デスクトップ
に累計ポイント、そのときのレート、その特典を表示す
る(これは総て表示しなくとも良く、また常時表示しな
くとも良い)。
【0022】利用者端末4のOSの本実施例での動作は
以下のようである。(1)マウスポインタの動き、バナ
ー広告とコンテンツ領域の境界線の移動位置を把握して
いる。(2)専用プログラム2の問合せに応じて上記情
報を返す。
【0023】専用プログラム呼び出しコンポーネント7
4の本実施例での動作は以下のようである。(1)専用
プログラム2は別途インストールされている。専用プロ
グラム呼び出しコンポーネント74は専用プログラム2
の呼び出しと終了を担当する。
【0024】図4は上述の本実施例の構成を用いた一連
の動作フローである。まずコンテンツ配信サーバの運営
者は、このポイントプログラムへ参加する利用者を募集
する(S01)。参加を希望する利用者に対しては利用者の
登録を行う。具体的には、ポイントデータテーブル76
の中に該当利用者用のレコードを設け、専用プログラム
2を配布し、Web ブラウザ1に対して利用者を認証する
ためのクッキー情報を設定し、利用者認証情報テーブル
77でクッキー情報を管理する(S02)。
【0025】以上がシステムの初期設定にあたり、実際
のコンテンツ利用におけるポイントの加算はこれ以降の
ステップとなる。まず、利用者端末4 がWeb ブラウザ
1を用いてコンテンツ配信サーバ6のWWW サーバプログ
ラム61に対してコンテンツの配信を要求する(S03)。W
WW サーバプログラム61はCGI プログラム62と連動
してWeb ブラウザ1に対してクッキー情報を要求し、利
用者認証情報テーブル77と比較することで利用者の認
証を行う(S04)。利用者の認証に失敗した場合は処理を
終了する(S05)。
【0026】利用者の認証に成功した場合は、該当する
利用者の累積獲得ポイントをポイントデータテーブル7
6 から読み出す(S06)。さらに、要求されたコンテンツ
に対応するバナー広告データ71 を読み出す(S07)。さ
らに、ポイントレート変数テーブル75 を参照してバ
ナー広告データ71 に対応するポイントレート変数を
読み出す(S08)。読み出したポイントとポイントレート
変数、さらに専用プログラム呼び出しコンポーネント7
4 の所在をバナー広告データ71に書き込んだものと
コンテンツデータ72、レイアウトデータ73を用い
て、利用者端末4に配布するコンテンツを組み上げる(S
09)。組み上げたコンテンツはネットワーク5を介して
利用者端末4のWeb ブラウザ1へ送り出す(S10)。S04〜
S10はCGIプログラム62の制御の下に実行される。
【0027】コンテンツを受け取ったWeb ブラウザ1
は、バナー広告データに書き込まれた専用プログラム呼
び出しコンポーネント74の所在にアクセスすること
で、同コンポーネントを利用者端末へダウンロードする
(S11)。利用者端末4へダウンロードされた専用プログ
ラム呼び出しコンポーネント74は、バナー広告データ
に書き込まれたポイントとポイントレート変数を引数と
して専用プログラム2を呼び出す(S12)。続いて、コン
テンツが表示される(S13)。以上がコンテンツ要求から
ポイント加算の直前までの処理にあたる。これ以降のス
テップでは、バナー広告表示領域の変化を監視しポイン
トの加算処理を行う。
【0028】ポイントの加算は当該バナー広告を含むコ
ンテンツがアンロードされるまで継続される(S14)。利
用者のマウス操作により図1から図2で示したようにバ
ナー広告領域が変化した場合はこれを検知し(S15)、バ
ナー広告領域サイズの取得を行う(S16)。プログラム2
がバナー広告領域の変化や実際の面積を得ることは、フ
ック機能などによりオペレーティングシステム(OS)
に直接問い合わせることで容易に実現できる。
【0029】続いてポイントレートを決定する(S17)。
ポイントレートの決定にあたっては、専用プログラム呼
び出しコンポーネント74から専用プログラム2が呼び
出されるときに受け取ったポイントレート変数を用い
る。ポイントレートを決定したら、指定時間待機した後
(S18)、ポイントを加算する(S19)。コンテンツがアンロ
ードされたら、獲得したポイントをポイントデータテー
ブル76に保管して(S20)終了する。以上S14〜S20は専
用プログラム2の制御の下に実行される。
【0030】ここで、ポイントレート変数の考え方とし
ては次のような例が挙げられる。(1)バナー広告の表示
領域面積と表示時間の積をポイントとする場合バナー広
告の単位面積あたりのポイントレートをRbanner 、バナ
ー広告の面積をWbanner 、表示時間をTdisp 、利用者が
それまでに取得したポイントの累計をPsum とすると、
利用者が今後取得するポイントの合計P は単純に、 P = Rbanner × Wbanner × Tdisp + Psum となる。
【0031】(2)バナー広告の表示領域面積とコンテン
ツの表示領域面積の比を表示時間と掛け合わせたものを
ポイントとする場合バナー広告がブラウザの全面に表示
されている(比にすると100%)時のポイントレートをRban
ner2 、実際のバナー広告の表示領域面積をWbanner2 、
コンテンツの表示領域面積をWcontent2 、表示時間をTd
isp2 、利用者がそれまでに取得したポイントの累計をP
sum2 とすると、利用者が今後取得するポイントの合計P
は、 P = Rbanner2 × (Wbanner2 /(Wbanner2 +Wcontent2))
× Tdisp2 + Psum となる。
【0032】以上で示した例では、ポイントレートの計
算に関してバナー広告の表示状態だけを問題としてきた
が、コンテンツの表示状態についてもポイントレートの
算出に影響を与えるような計算式としても良い。例えば
(1)の例で、コンテンツの単位面積あたりのポイントレ
ートを-Rcontent 、コンテンツの面積をWcontent とす
ると、利用者が今後取得するポイントの合計P は、 P =(Rbanner × Wbanner -Rcontent × Wcontent )× T
disp + Psum となり、広告の表示とコンテンツの表示でポイントを相
殺することとなる。
【0033】また、図3の例では、バナー広告データ7
1とコンテンツデータ72が同一の外部記憶装置73に
格納されているが必ずしもそうである必要はなく、分散
したサーバ上に管理されていても良い。ポイントのやり
取りについても、利用者端末4とコンテンツ配信サーバ
6との二者間の関係だけを記述しているが、バナー広告
データ71の管理元とコンテンツデータ72の管理元の
間でのポイント、または広告料のやりとりがあっても良
い。
【0034】また、図1から図4の例では利用者がバナ
ー広告を閲覧するとポイントが加算されるモデルを示し
たが、ポイントではなくリクエスト処理の優先度を変更
するモデルでも良い。例えば、バナー広告とともに表示
されるコンテンツとして、情報検索画面を考えた場合、
バナー広告の表示領域を広げた利用者端末からの検索要
求をそうでない利用者からの検索要求よりも優先して処
理することなどが考えられる。
【0035】以上で説明した実施例ではユーザーインタ
フェースとしてマウスポインタで操作するWeb ブラウザ
を前提としているが、通信手段としてテレビ放送を利用
した、テレビ放送におけるリモートコントロール装置と
テレビ画面を前提としたユーザーインタフェースも採用
可能である。つまり、広告放送と通常のコンテンツ放送
を混在させて表示可能なテレビ放送において、広告放送
の表示領域サイズをリモートコントロール装置によって
選択させ、広告放送の表示領域サイズの拡大とともに、
獲得可能なポイントレートが増すことを画面に表示する
ことで、広告視聴のインセンティブにつながる。
【0036】
【発明の効果】本発明によると、利用者によるバナー広
告への積極的なアクセスのみならず、バナー広告表示領
域の拡大操作を助長することが可能となり、広告効果の
強化とともに、利用者の主体性を尊重した広告情報提供
システムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデスクトップ画面例
である。
【図2】図1で示したデスクトップ画面例において領域
境界線13をマウスポインタ3で移動した後のデスクト
ップ画面例である。
【図3】本発明の一実施例におけるシステム構成例であ
る。
【図4】本発明の一実施例におけるフローチャートであ
る。
【符号の説明】 1 ・・・コンテンツ閲覧に用いるWeb ブラウザ、2 ・
・・利用者特典情報を表示する専用プログラム、3 ・
・・マウスポインタ、4 ・・・利用者端末、5・・・
ネットワーク、6 ・・・コンテンツ配信サーバ、7 ・
・・外部記憶装置、11 ・・・バナー広告表示領域、
12 ・・・コンテンツ表示領域、13 ・・・表示領域
境界線、11 ’・・・境界線13 移動後の表示領域1
1 、12’・・・境界線13 移動後の表示領域12
、13 ’・・・移動後の境界線13 、61 ・・・WW
W サーバプログラム、62 ・・・CGI プログラム、7
1 ・・・バナー広告データ、72 ・・・コンテンツデ
ータ、73 ・・・バナー広告データとコンテンツデー
タの組み合わせ方を定義したレイアウトデータ、74・
・・専用プログラム呼び出しコンポーネント、75 ・
・・ポイントレートを決定する元となるポイントレート
変数を管理するポイントレート変数テーブル、76 ・
・・利用者の獲得したポイントを管理するポイントデー
タテーブル、77 ・・・利用者認証情報を管理する利
用者認証情報テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信手段を介して広告情報を含む表示情報
    を取得し表示する装置であって、1つの表示エリアに広
    告情報表示領域とコンテンツ情報表示領域とをもって表
    示する手段と、前記広告情報表示領域と前記コンテンツ
    情報表示領域との境界線を前記広告情報表示領域と前記
    コンテンツ情報表示領域の大きさが変わるよう移動する
    手段とを備えたことを特徴とする利用者端末装置。
  2. 【請求項2】前記広告情報領域での広告情報の表示量に
    したがって、与えられる特典を求める特典算出手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の利用者端末装置。
  3. 【請求項3】前記特典算出手段は広告情報の表示量に従
    ってそのポイントの累計に従った特典が得られるポイン
    トを計算し、現在のポイントを加算するレート、及びま
    たは累計の獲得ポイントを表示することを特徴とする請
    求項2記載の利用者端末装置。
  4. 【請求項4】利用者の端末にバナー広告とコンテンツを
    混在させて表示し、前記バナー広告を閲覧した利用者に
    対して定められた特典を与えるためのポイントを加算し
    ていく広告情報提供表示方法であって、前記バナー広告
    の表示領域面積と前記コンテンツの表示領域面積を変化
    させるステップと、前記バナー広告の表示領域面積と前
    記コンテンツの表示領域面積を元に前記ポイントの加算
    レートを決定するステップとを備えたことを特徴とする
    広告情報提供表示方法。
  5. 【請求項5】更に利用者が獲得した累計のポイント数を
    計算するステップと、前記決定された加算レート及び又
    は前記累計のポイント数を利用者に対して表示するステ
    ップとを備えたことを特徴とする請求項4記載の広告情
    報提供表示方法。
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