JP5740542B1 - サーバ装置、広告表示方法、記録媒体、および、プログラム - Google Patents
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- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/02—Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
Abstract
Description
販売サイトでは、アクセスしてきたユーザ端末に種々の販売ページを提供している。例えば、商品を指定してアクセスしてきたユーザ端末に、その商品についての説明(写真、仕様、注意事項等)や、販売についての説明(価格、送料、発送方法、決済方法等)を含んだ販売ページを提供している。なお、販売サイト(店舗内)における商品一覧等も販売ページに含まれる。
しかしながら、ユーザ側では、販売ページを閲覧する度に、毎回、大量のバナー広告が表示されると、閲覧の主目的となる本文(例えば、商品についての説明等)にたどりつくまで手間と時間がかかり、かえって購入の気分を損うこともあった。
このため、ユーザ端末からのアクセス時に、広告を適切に表示することのできる技術が求められていた。
商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するサーバ装置であって、
前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、
を備えることを特徴とする。
前記設定部は、前記アクセス間隔が基準値より大きければ、前記広告表示領域を第1の大きさに設定し、前記アクセス間隔が基準値以内であれば、前記広告表示領域を当該第1の大きさよりも狭い第2の大きさに設定し、
前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する、
ことを特徴とする。
前記算定部は、前記販売サイトに前回アクセスした前記端末装置に配布したクッキー情報を、今回アクセスした前記端末装置から取得した際に、当該クッキー情報に基づいてアクセス間隔を算定する、
ことを特徴とする。
前記配置部は、前記端末装置が前記販売サイトにアクセスしてきた時間帯に応じて、前記広告データの配置順序を変更する、
ことを特徴とする。
前記配置部は、前記第2の大きさが設定された前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する際に、ローテーション表示の開始対象となる広告データを毎回変更する、
ことを特徴とする。
前記配置部は、広告表示形態の切り替えをユーザが操作可能なボタンを前記販売ページ内に更に配置し、
前記ボタンへの操作に応答して、前記設定部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさ及び前記第2の大きさを交互に再設定し、前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが再設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて再配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが再設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを再配置する、
ことを特徴とする。
商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するサーバ装置における広告表示方法であって、
前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定ステップ、
前記算定ステップにて算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定ステップ、
前記設定ステップにて大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置ステップ、
前記配置ステップにて前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供ステップ、
を備えることを特徴とする。
商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するコンピュータを、
前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、
として機能させることを特徴とするプログラムを記録する。
商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するコンピュータを、
前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、
として機能させることを特徴とする。
また、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
本発明の実施形態に係る販売システム100は、図1に示すように、販売サーバ200と各ユーザ端末300とがインターネット900を介して接続されて構成される。なお、図中では簡略化しているが、ユーザ端末300は、利用するユーザに応じて、多数存在しているものとする。
一例として、販売サーバ200は、1つの店舗(販売者)が取り扱っている商品を管理し、販売する。なお、多くの店舗が集まって構成されるショッピングモールサイトにおいても、各店舗がそれぞれ独立した販売サイトとして管理される場合において、各販売サイトの販売サーバ200が、その店舗が取り扱っている商品を管理し、販売する。
このような販売サーバ200は、ユーザ端末300からのアクセスに応じて、種々の販売ページ(Webページ)を提供する。この販売ページは、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)形式の文書ファイルや画像ファイル(後述するバナー広告等も含む)などによって構成される。
本発明の実施形態に係る販売サーバ200、及び、ユーザ端末300が実現される典型的な情報処理装置400について説明する。
なお、ユーザ端末300も同様に情報処理装置400によって実現されるが、これらの構成については省略し、本実施形態において最も特徴的な販売サーバ200について、以下説明する。
図3は、本実施形態に係る販売サーバ200の概要構成の一例を示すブロック図である。図示するように、販売サーバ200は、受付部210と、記憶部220と、制御部230と、提供部240とを備える。
例えば、受付部210は、ユーザが指定した商品(販売ページ)へのアクセス要求や、商品一覧等の販売ページへのアクセス要求を受け付ける。なお、後述するように、ユーザ端末300(より詳細には、ブラウザ)は、販売サーバ200からクッキー情報(クッキー情報の詳細についても後述する)が配布されている場合に、そのクッキー情報を伴ってアクセスするため、受付部210は、そのようなクッキー情報を取得する。
上述したNIC 404等が、このような受付部210として機能しうる。
具体的には、図4に示すような販売ページSPを構成する情報が、記憶部220に記憶されている。この販売ページSPには、広告表示領域A1や本文領域A2等が含まれている。
広告表示領域A1は、バナー広告を配置するための可変領域であり、後述する制御部230によって、大きさが設定された後に複数のバナー広告が配置される。そのため、記憶部220には、広告表示領域A1に何も配置されていない状態で、販売ページSPが記憶されている。
本文領域A2には、商品の名称、商品の画像(写真)、商品の価格、商品の説明、発送方法、及び、決済方法等が含まれている。
記憶部220は、このような販売ページSPを各商品に対応して記憶している。つまり、各商品に関する販売ページSPをそれぞれ記憶している。また、記憶部220は、このような販売ページSP(広告表示領域A1)に配置するための各種バナー広告も記憶している。
また、ユーザを管理するための情報は、ユーザID、パスワード、氏名、性別、年齢、住所、電話番号、及び、標準決済方法などからなる。
具体的には、図5に示すようなアクセス管理情報221が、記憶部220に記憶され、適宜更新される。
このアクセス管理情報221には、一例として、クッキー情報221a、アクセス日時221b、基準値221c、及び、ユーザID221dが含まれている。
なお、ユーザ端末300側で、クッキー情報221aを削除することもでき、また、クッキー情報221aに有効期限を設定して配布することもできる。そのため、削除や有効期限の経過により、配布したクッキー情報221aを伴わずに、ユーザ端末300がアクセスしてくる場合もある。その場合は、新たに別のクッキー情報221aがユーザ端末300に配布される。
なお、基準値221cは、例えば、各ユーザ端末300からのアクセス頻度等に応じて、異なる値(一例として、2日〜10日の何れか)が設定されている。例えば、ほぼ毎日アクセスするユーザ端末300(クッキー情報221a)に対しては、「2日」が設定されており、そのようなユーザ端末300のアクセス間隔が2日を超えている場合に、久しぶりのアクセスと判別される。また、例えば、月に数回しかアクセスがないユーザ端末300に対しては、「10日」が設定されており、そのようなユーザ端末300のアクセス間隔が10日を超えている場合に、久しぶりのアクセスと判別される。
上述したRAM 403や外部メモリ409等が、このような記憶部220として機能しうる。
例えば、算定部231は、受付部210がクッキー情報を伴ったアクセスを受信すると、上述した図5のアクセス管理情報221から、クッキー情報221aが同じ値のレコードを検索する。そして、算定部231は、現在日時と、検索したレコードのアクセス日時221bの値との差から、アクセス間隔を算定する。
なお、クッキー情報を伴わないアクセスについては、算定部231は、アクセス間隔を所定の最大値(例えば、99日等)を算定する。
算定部231は、アクセス間隔の算定後に、図5のアクセス管理情報221における対象レコードのアクセス日時221bを現在日時に更新する。なお、クッキー情報を伴わないアクセスについては、算定部231は、新たなレコードを作成し、クッキー情報221a、アクセス日時221b、及び、基準値221cの値を生成して更新する。その際、クッキー情報221aには、他と重複しない値が設定され、また、基準値221cには、「10日」が設定される。
すなわち、設定部232は、算定されたアクセス間隔が、図5のアクセス管理情報221に管理される基準値221cの値(つまり、対象レコードの基準値221cに設定されている日数)より大きければ、広告表示領域の大きさを第1の大きさ(広い方の大きさ)に設定する。一方、設定部232は、算定されたアクセス間隔が基準値221cの値以内であれば、広告表示領域の大きさを第2の大きさ(狭い方の大きさ)に設定する。
一方、設定部232は、算定されたアクセス間隔が基準値221cの値以内であれば、図7に示すように、広告表示領域A1の大きさを、狭く設定する。例えば、図7に示す販売ページSPがユーザ端末300に表示された際に、ファーストビューに、広告表示領域A1の全部と、本文領域A2の一部とが含まれるように、設定部232は、広告表示領域A1の大きさを設定する。
例えば、配置部233は、広告表示領域に第1の大きさ(広い方の大きさ)が設定された場合に、その広告表示領域を充足させるための複数のバナー広告を並べて配置する。一方、配置部233は、広告表示領域に第2の大きさ(狭い方の大きさ)が設定された場合に、その広告表示領域にローテーション表示させるための複数のバナー広告を配置する。
一方、配置部233は、図9に示すように、大きさが狭く設定された広告表示領域A1にてローテーション表示させるための複数のバナー広告BNを配置する。なお、ローテーション表示させるために、一例として、JavaScript(登録商標)によるプログラムの記述も追加される。そのため、図9に示す販売ページSPがユーザ端末300に表示された際に、広告表示領域A1において、複数のバナー広告BNが順次ローテーション表示される。
また、バナー広告BNの大きさや形状は一例であり、適宜変更可能である。更に、図9において、表示されていない複数のバナー広告BNが背後に隠れており、ローテーションに伴って、順次表示されるようになっている。このような隠れたバナー広告BNも含めて、バナー広告の数は適宜変更可能である。
上述したCPU 401等が、このような構成からなる制御部230として機能しうる。
例えば、提供部240は、制御部230が生成した販売ページなどを、ユーザ端末300に送信して表示させる。つまり、ユーザ端末300からのアクセスが久しぶりのアクセスである場合に、提供部240は、上述した図8に示すような、大きさが広く設定された広告表示領域A1に複数のバナー広告BNを敷き詰めた販売ページSPをユーザ端末300に提供する。一方、ユーザ端末300からのアクセスが久しぶりのアクセスでない場合に、提供部240は、上述した図9に示すような、大きさが狭く設定された広告表示領域A1にローテーション表示させるための複数のバナー広告BNを配置した販売ページSPをユーザ端末300に提供する。
上述したCPU 401及びNIC 404等が、このような提供部240として機能しうる。
以下、このような構成の販売サーバ200の動作について図面を参照して説明する。図10は、販売サーバ200が実行する販売ページ提供処理の流れを示すフローチャートである。この販売ページ提供処理は、ユーザ端末300から販売サーバへのアクセスに応答して開始される。
すなわち、受付部210は、ユーザ端末300から販売サーバ200へのアクセスを受け付ける。例えば、受付部210は、ユーザが指定した商品(販売ページ)へのアクセス要求や、商品一覧等の販売ページへのアクセス要求を受け付ける。なお、受付部210は、ユーザ端末300がクッキー情報を伴ってアクセスする際に、クッキー情報も取得する。
すなわち、制御部230(算定部231)は、販売サーバ200にアクセスしてきたユーザ端末300について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する。
例えば、算定部231は、受付部210がクッキー情報を伴ったアクセスを受信すると、上述した図5のアクセス管理情報221から、クッキー情報221aが同じ値のレコードを検索する。そして、算定部231は、現在日時と、検索したレコードのアクセス日時221bの値との差から、アクセス間隔を算定する。なお、クッキー情報を伴わないアクセスについては、算定部231は、アクセス間隔を所定の最大値(例えば、99日等)を算定する。
算定部231は、アクセス間隔の算定後に、図5のアクセス管理情報221における対象レコードのアクセス日時221bを現在日時に更新する。なお、クッキー情報を伴わないアクセスについては、算定部231は、新たなレコードを作成し、クッキー情報221a、アクセス日時221b、及び、基準値221cの値を生成して更新する。
例えば、制御部230は、記憶部220から上述した図4に示すような広告表示領域A1や本文領域A2等が含まれている販売ページSPを読み出す。なお、この時点では、広告表示領域A1の大きさは未定であり、その広告表示領域A1には何も配置されていない。
すなわち、制御部230は、上述したステップS12にて算定されたアクセス間隔が、図5のアクセス管理情報221に管理される基準値221cの値(つまり、対象レコードの基準値221cに設定されている日数)よりも大きいかどうかを判別する。
すなわち、制御部230(設定部232)は、販売ページ内における広告表示領域の大きさを、第1の大きさ(広い方の大きさ)に設定する。
具体的に、設定部232は、上述した図6に示すように、広告表示領域A1の大きさを、広く設定する。
具体的に、制御部230(配置部233)は、上述した図8に示すように、大きさが広く設定された広告表示領域A1を充足させるために、複数のバナー広告BNを敷き詰める。なお、バナー広告BNの大きさや形状そして数は一例であり、適宜変更可能である。
すなわち、制御部230(設定部232)は、販売ページ内における広告表示領域の大きさを、第2の大きさ(狭い方の大きさ)に設定する。
具体的に、設定部232は、上述した図7に示すように、広告表示領域A1の大きさを、狭く設定する。
具体的に、制御部230(配置部233)は、上述した図9に示すように、大きさが狭く設定された広告表示領域A1にてローテーション表示させるための複数のバナー広告BNを配置する。なお、ローテーション表示させるために、一例として、JavaScript(登録商標)によるプログラムの記述も追加される。図9において、表示されていない複数のバナー広告BNが背後に隠れており、ローテーションに伴って、順次表示されるようになっている。これら、バナー広告BNの大きさや形状そして数は一例であり、適宜変更可能である。
すなわち、提供部240は、バナー広告を配置した販売ページを、ユーザ端末300に送信して表示させる。
なお、クッキー情報を伴わないアクセスに対する販売ページを提供する際には、提供部240は、クッキー情報の配布も行う。また、提供部240は、クッキー情報を伴うアクセスに対しても、毎回、クッキー情報の再配布を行うようにしてもよい。
一方、ユーザ端末300からのアクセスが久しぶりのアクセスでない場合に、販売サーバ200は、上述した図9に示すような、大きさが狭く設定された広告表示領域A1にローテーション表示させるための複数のバナー広告BNを配置した販売ページSPをユーザ端末300に提供する。つまり、販売サイトへ頻繁にアクセスしているユーザや、一連のアクセスで商品の購入の気分が高まっているユーザに対しては、広告を表示しつつも、閲覧の主目的となる本文(例えば、商品についての説明等)にすんなりたどりつくため、商品の購入につなげることに寄与できる。
上記の実施形態では、販売サーバ200側が広告表示領域の大きさを設定し、その広告表示領域に複数のバナー広告を配置した販売ページをユーザ端末300側に提供するだけであったが、ユーザ端末300側で広告表示(広告表示形態)の切り替えを指示できるようにしてもよい。
例えば、配置部233は、複数のバナー広告BNを配置した広告表示領域の近傍に、広告表示形態の切り替えをユーザが操作可能なボタンを更に配置する。
具体的に、配置部233は、図11に示すように、大きさが広く設定され、複数のバナー広告BNが敷き詰められた広告表示領域A1の近傍に、畳み込みをユーザが指示するためのボタンBt1を配置する。
一方、配置部233は、図12に示すように、大きさが狭く設定され、ローテーション表示させるための複数のバナー広告BNが配置された広告表示領域A1の近傍に、展開をユーザが指示するためのボタンBt2を配置する。
そして、配置部233は、再設定された広告表示領域A1に応じて、上述した図11や図12の販売ページSPを切り替えて作成する。
そのため、ユーザが複数のユーザ端末300を使用する場合でも、ユーザIDから各ユーザ端末300(クッキー情報)を関連付けることで、各ユーザ端末300にまたがったアクセス間隔を算定するようにしてもよい。例えば、上述した図5に示すアクセス管理情報221において、ユーザIDが同じレコードをソートするなどしてまとめておく。そして、算定部231は、クッキー情報を伴ったアクセスを受信し、ユーザIDが得られる場合に、同じユーザIDのレコードを全て参照し、アクセス日時が最も新しいものを用いてアクセス間隔を算定する。
これにより、複数のユーザ端末300にまたがったアクセス間隔を算定することができる。そして、同様に、広告表示領域の大きさを設定し、そこに複数のバナー広告を配置した広告ページをユーザ端末300に提供する。
この場合も、ユーザ端末からのアクセス時に、広告を適切に表示することができる。
200 販売サーバ
210 受付部
220 記憶部
230 制御部
231 算定部
232 設定部
233 配置部
240 提供部
300 ユーザ端末
400 情報処理装置
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 NIC
405 画像処理部
406 音声処理部
407 DVD−ROMドライブ
408 インターフェース
409 外部メモリ
410 コントローラ
411 モニタ
412 スピーカ
900 インターネット
Claims (8)
- 商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するサーバ装置であって、
前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、を備え、
前記設定部は、前記アクセス間隔が基準値より大きければ、前記広告表示領域を第1の大きさに設定し、前記アクセス間隔が基準値以内であれば、前記広告表示領域を当該第1の大きさよりも狭い第2の大きさに設定し、
前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する、
ことを特徴とするサーバ装置。 - 請求項1に記載のサーバ装置であって、
前記算定部は、前記販売サイトに前回アクセスした前記端末装置に配布したクッキー情報を、今回アクセスした前記端末装置から取得した際に、当該クッキー情報に基づいてアクセス間隔を算定する、
ことを特徴とするサーバ装置。 - 請求項1に記載のサーバ装置であって、
前記配置部は、前記端末装置が前記販売サイトにアクセスしてきた時間帯に応じて、前記広告データの配置順序を変更する、
ことを特徴とするサーバ装置。 - 請求項1に記載のサーバ装置であって、
前記配置部は、前記第2の大きさが設定された前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する際に、ローテーション表示の開始対象となる広告データを毎回変更する、
ことを特徴とするサーバ装置。 - 請求項1に記載のサーバ装置であって、
前記配置部は、広告表示形態の切り替えをユーザが操作可能なボタンを前記販売ページ内に更に配置し、
前記ボタンへの操作に応答して、前記設定部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさ及び前記第2の大きさを交互に再設定し、前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが再設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて再配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが再設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを再配置する、
ことを特徴とするサーバ装置。 - 商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するサーバ装置における広告表示方法であって、
前記サーバ装置が、前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定ステップ、
前記サーバ装置が、前記算定ステップにて算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定ステップ、
前記サーバ装置が、前記設定ステップにて大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置ステップ、
前記サーバ装置が、前記配置ステップにて前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供ステップ、を備え、
前記設定ステップでは、前記アクセス間隔が基準値より大きければ、前記広告表示領域を第1の大きさに設定し、前記アクセス間隔が基準値以内であれば、前記広告表示領域を当該第1の大きさよりも狭い第2の大きさに設定し、
前記配置ステップでは、前記広告表示領域に前記第1の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する、
ことを特徴とする広告表示方法。 - 商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するコンピュータを、
前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、として機能させ、
前記設定部は、前記アクセス間隔が基準値より大きければ、前記広告表示領域を第1の大きさに設定し、前記アクセス間隔が基準値以内であれば、前記広告表示領域を当該第1の大きさよりも狭い第2の大きさに設定し、
前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する、
ことを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するコンピュータを、
前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、
として機能させ、
前記設定部は、前記アクセス間隔が基準値より大きければ、前記広告表示領域を第1の大きさに設定し、前記アクセス間隔が基準値以内であれば、前記広告表示領域を当該第1の大きさよりも狭い第2の大きさに設定し、
前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する、
ことを特徴とするプログラム。
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