JP5740542B1 - サーバ装置、広告表示方法、記録媒体、および、プログラム - Google Patents

サーバ装置、広告表示方法、記録媒体、および、プログラム Download PDF

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Abstract

算定部(231)は、販売サーバ(200)にアクセスしてきたユーザ端末について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する。アクセス間隔が基準値より大きければ、設定部(232)は、販売ページにおける広告表示領域を第1の大きさ(大きい方の大きさ)に設定し、配置部(233)は、第1の大きさが設定された広告表示領域に、その領域を充足させるための複数のバナー広告を並べて配置する。一方、アクセス間隔が基準値以内であれば、設定部(232)は、販売ページにおける広告表示領域を第2の大きさ(小さい方の大きさ)に設定し、配置部(233)は、第2の大きさが設定された広告表示領域に、ローテーション表示させるための複数のバナー広告を配置する。提供部(240)は、バナー広告を配置した販売ページをユーザ端末に提供する。

Description

本発明は、サーバ装置、広告表示方法、記録媒体、および、プログラムに関する。
近年、インターネット上において、電子商取引を行う販売サイトが人気を博している。例えば、多くの店舗(仮想店舗)が集まって構成されるショッピングモールサイトでは、全体で幅広いカテゴリ(ジャンル)の商品を取り扱っているだけでなく、店舗同士の価格競争も行われていることもあり、多くのユーザに利用されている。なお、ショッピングモールサイトでは、個々の店舗がそれぞれ別の販売者によって管理されているため、各店舗がそれぞれ独立した販売サイトと言える。
販売サイトでは、アクセスしてきたユーザ端末に種々の販売ページを提供している。例えば、商品を指定してアクセスしてきたユーザ端末に、その商品についての説明(写真、仕様、注意事項等)や、販売についての説明(価格、送料、発送方法、決済方法等)を含んだ販売ページを提供している。なお、販売サイト(店舗内)における商品一覧等も販売ページに含まれる。
このような販売ページには、種々の広告(一例として、バナー広告)が含まれている。例えば、ある商品についての販売ページには、その商品に類似する商品や関連する商品(販売サイト内にて取り扱っている商品)等がバナー広告にて表示されるようになっている。
このような販売サイトの先行技術として、例えば、特許文献1には、広告対象をソート順に基づいて決定することで、広告を効率的に実施する広告システムが開示されている。
特開2012−252394号公報
上述したように、販売ページには、種々のバナー広告が表示される。販売サイト側では、このようなバナー広告を販売ページにおいて大量に表示し、ユーザの関心を高め、商品の購入につなげたいという要望が強い。
しかしながら、ユーザ側では、販売ページを閲覧する度に、毎回、大量のバナー広告が表示されると、閲覧の主目的となる本文(例えば、商品についての説明等)にたどりつくまで手間と時間がかかり、かえって購入の気分を損うこともあった。
このため、ユーザ端末からのアクセス時に、広告を適切に表示することのできる技術が求められていた。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ユーザ端末からのアクセス時に、広告を適切に表示することのできるサーバ装置、広告表示方法、記録媒体、および、プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係るサーバ装置は、
商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するサーバ装置であって、
前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、
を備えることを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記設定部は、前記アクセス間隔が基準値より大きければ、前記広告表示領域を第1の大きさに設定し、前記アクセス間隔が基準値以内であれば、前記広告表示領域を当該第1の大きさよりも狭い第2の大きさに設定し、
前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する、
ことを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記算定部は、前記販売サイトに前回アクセスした前記端末装置に配布したクッキー情報を、今回アクセスした前記端末装置から取得した際に、当該クッキー情報に基づいてアクセス間隔を算定する、
ことを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記配置部は、前記端末装置が前記販売サイトにアクセスしてきた時間帯に応じて、前記広告データの配置順序を変更する、
ことを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記配置部は、前記第2の大きさが設定された前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する際に、ローテーション表示の開始対象となる広告データを毎回変更する、
ことを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記配置部は、広告表示形態の切り替えをユーザが操作可能なボタンを前記販売ページ内に更に配置し、
前記ボタンへの操作に応答して、前記設定部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさ及び前記第2の大きさを交互に再設定し、前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが再設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて再配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが再設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを再配置する、
ことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る広告表示方法は、
商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するサーバ装置における広告表示方法であって、
前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定ステップ、
前記算定ステップにて算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定ステップ、
前記設定ステップにて大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置ステップ、
前記配置ステップにて前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供ステップ、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するコンピュータを、
前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、
として機能させることを特徴とするプログラムを記録する。
上記記録媒体は、非一時的な(non-transitory)記録媒体であってよく、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。ここで、非一時的な記録媒体とは、有形な(tangible)記録媒体をいう。非一時的な記録媒体は、例えば、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等である。また、一時的な(transitory)記録媒体とは、伝送媒体(伝搬信号)それ自体を示す。一時的な記録媒体は、例えば、電気信号、光信号、電磁波等である。なお、一時的な(temporary)記憶領域とは、データやプログラムを一時的に記憶するための領域であり、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリである。
本発明の第4の観点に係るプログラムは、
商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するコンピュータを、
前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、
として機能させることを特徴とする。
上記プログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。
本発明によれば、ユーザ端末からのアクセス時に、広告を適切に表示することができる。
本実施形態に係る販売システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 販売サーバ、及び、ユーザ端末が実現される典型的な情報処理装置の概要構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る販売サーバの概要構成の一例を示すブロック図である。 記憶部に記憶される販売ページの一例を説明するための模式図である。 記憶部に記憶されるアクセス管理情報の一例を説明するための模式図である。 広告表示領域が広く設定された販売ページの一例を示す模式図である。 広告表示領域が狭く設定された販売ページの一例を示す模式図である。 広告表示領域を充足するために複数のバナー広告が並べて配置された販売ページの一例を示す模式図である。 広告表示領域をローテーション表示させるための複数のバナー広告が配置された販売ページの一例を示す模式図である。 本実施形態に係る販売ページ提供処理を説明するためのフローチャートである。 広告表示領域の近傍に畳み込みを指示するためのボタンが配置された販売ページの一例を示す模式図である。 広告表示領域の近傍に展開を指示するためのボタンが配置された販売ページの一例を示す模式図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態では、1つの店舗(販売者)による販売サイトに本発明を適用した場合について説明する。なお、多くの店舗が集まって構成されるショッピングモールサイトにおいても、各店舗がそれぞれ独立した販売サイトとして管理される場合において、各販売サイトに対して本発明を適用可能である。
また、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(全体構成)
本発明の実施形態に係る販売システム100は、図1に示すように、販売サーバ200と各ユーザ端末300とがインターネット900を介して接続されて構成される。なお、図中では簡略化しているが、ユーザ端末300は、利用するユーザに応じて、多数存在しているものとする。
販売サーバ200は、例えば、販売サイトを管理するサーバコンピュータ等からなり、本発明に係るサーバ装置が実現される。この販売サーバ200は、ユーザ端末300に商品に関する情報を提供すると共に、ユーザが希望する商品を販売する。
一例として、販売サーバ200は、1つの店舗(販売者)が取り扱っている商品を管理し、販売する。なお、多くの店舗が集まって構成されるショッピングモールサイトにおいても、各店舗がそれぞれ独立した販売サイトとして管理される場合において、各販売サイトの販売サーバ200が、その店舗が取り扱っている商品を管理し、販売する。
このような販売サーバ200は、ユーザ端末300からのアクセスに応じて、種々の販売ページ(Webページ)を提供する。この販売ページは、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)形式の文書ファイルや画像ファイル(後述するバナー広告等も含む)などによって構成される。
ユーザ端末300は、例えば、Webページを閲覧するためのブラウザ(ブラウザアプリケーション)を実行可能なパソコンやスマートフォン等からなる。ユーザ端末300は、インターネット900を介して販売サーバ200にアクセスし、販売ページを取得してユーザに閲覧させると共に、販売ページに対するユーザ操作を受け付け、販売サーバ200から所望の商品の購入を行う。
(情報処理装置の概要構成)
本発明の実施形態に係る販売サーバ200、及び、ユーザ端末300が実現される典型的な情報処理装置400について説明する。
情報処理装置400は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)401と、ROM(Read Only Memory)402と、RAM(Random Access Memory)403と、NIC(Network Interface Card)404と、画像処理部405と、音声処理部406と、DVD−ROM(Digital Versatile Disc ROM)ドライブ407と、インターフェース408と、外部メモリ409と、コントローラ410と、モニタ411と、スピーカ412と、を備える。
CPU 401は、情報処理装置400全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。
ROM 402には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、所定のプログラムをRAM 403に読み出してCPU 401による当該プログラムの実行が開始される。また、ROM 402には、情報処理装置400全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録される。
RAM 403は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、DVD−ROMから読み出したプログラムやデータ、その他、通信に必要なデータ等が保持される。
NIC 404は、情報処理装置400をインターネット等のコンピュータ通信網に接続するためのものであり、LAN(Local Area Network)を構成する際に用いられる10BASE−T/100BASE−T規格にしたがうものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integrated Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等と、これらとCPU 401との仲立ちを行うインターフェース(図示せず)等により構成される。
画像処理部405は、DVD−ROM等から読み出されたデータをCPU 401や画像処理部405が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部405が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され、モニタ411に出力される。これにより、各種のページ表示が可能となる。
音声処理部406は、DVD−ROM等から読み出した音声データをアナログ音声信号に変換し、これに接続されたスピーカ412から出力させる。また、CPU 401の制御の下、情報処理装置400が行う処理の進行の中で発生させるべき音を生成し、これに対応した音声をスピーカ412から出力させる。
DVD−ROMドライブ407に装着されるDVD−ROMには、例えば、実施形態に係る販売サーバ200等を実現するためのプログラムが記憶される。CPU 401の制御によって、DVD−ROMドライブ407は、これに装着されたDVD−ROMに対する読み出し処理を行って、必要なプログラムやデータを読み出し、これらはRAM 403等に一時的に記憶される。
インターフェース408には、外部メモリ409、コントローラ410、モニタ411、及びスピーカ412が、着脱可能に接続される。
外部メモリ409には、ユーザの個人情報に関するデータなどが書き換え可能に記憶される。
コントローラ410は、情報処理装置400の各種の設定時などに行われる操作入力を受け付ける。情報処理装置400のユーザは、コントローラ410を介して指示入力を行うことにより、これらのデータを適宜外部メモリ409に記録することができる。
モニタ411は、画像処理部405により出力されたデータを情報処理装置400のユーザに提示する。
スピーカ412は、音声処理部406により出力された音声データを情報処理装置400のユーザに提示する。
この他、情報処理装置400は、ハードディスク等の大容量外部記憶装置を用いて、ROM 402、RAM 403、外部メモリ409、DVD−ROMドライブ407に装着されるDVD−ROM等と同じ機能を果たすように構成してもよい。
以下、上記情報処理装置400において実現される販売サーバ200の構成等について、図3〜図9を参照して説明する。情報処理装置400に電源が投入され、例えば、ユーザ端末300からのアクセスを受け付けると、販売サーバ200として機能させるそれぞれのプログラムが実行され、本実施形態に係る販売サーバ200が実現される。
なお、ユーザ端末300も同様に情報処理装置400によって実現されるが、これらの構成については省略し、本実施形態において最も特徴的な販売サーバ200について、以下説明する。
(販売サーバの概要構成)
図3は、本実施形態に係る販売サーバ200の概要構成の一例を示すブロック図である。図示するように、販売サーバ200は、受付部210と、記憶部220と、制御部230と、提供部240とを備える。
受付部210は、ユーザ端末300から販売サーバ200へのアクセスを受け付ける。
例えば、受付部210は、ユーザが指定した商品(販売ページ)へのアクセス要求や、商品一覧等の販売ページへのアクセス要求を受け付ける。なお、後述するように、ユーザ端末300(より詳細には、ブラウザ)は、販売サーバ200からクッキー情報(クッキー情報の詳細についても後述する)が配布されている場合に、そのクッキー情報を伴ってアクセスするため、受付部210は、そのようなクッキー情報を取得する。
上述したNIC 404等が、このような受付部210として機能しうる。
記憶部220は、各種の販売ページを構成する情報、商品を管理するための情報、販売を管理するための情報、ユーザを管理するための情報、及び、アクセスを管理するための情報を記憶する。
販売ページを構成する情報は、例えば、HTML形式の文書ファイルや画像ファイルなどからなる。
具体的には、図4に示すような販売ページSPを構成する情報が、記憶部220に記憶されている。この販売ページSPには、広告表示領域A1や本文領域A2等が含まれている。
広告表示領域A1は、バナー広告を配置するための可変領域であり、後述する制御部230によって、大きさが設定された後に複数のバナー広告が配置される。そのため、記憶部220には、広告表示領域A1に何も配置されていない状態で、販売ページSPが記憶されている。
本文領域A2には、商品の名称、商品の画像(写真)、商品の価格、商品の説明、発送方法、及び、決済方法等が含まれている。
記憶部220は、このような販売ページSPを各商品に対応して記憶している。つまり、各商品に関する販売ページSPをそれぞれ記憶している。また、記憶部220は、このような販売ページSP(広告表示領域A1)に配置するための各種バナー広告も記憶している。
商品を管理するための情報は、例えば、商品の名称、商品番号、商品の価格、在庫数、売上げ数(一例として、先週の売上げ数等)、及び、販売ページ(一例として、商品に対応する販売ページのアドレス等)などからなる。これらの情報は、例えば、商品検索や、売れ筋一覧等の販売ページを作成する際に使用される。
販売を管理するための情報は、例えば、受注番号、商品の名称、商品番号、価格、販売日時、ユーザID、決済方法、決済日、発送方法、発送番号、及び、発送日などからなる。
また、ユーザを管理するための情報は、ユーザID、パスワード、氏名、性別、年齢、住所、電話番号、及び、標準決済方法などからなる。
アクセスを管理するための情報は、ユーザ端末300から販売サーバ200(販売サイト)へのアクセスを管理するための情報である。
具体的には、図5に示すようなアクセス管理情報221が、記憶部220に記憶され、適宜更新される。
このアクセス管理情報221には、一例として、クッキー情報221a、アクセス日時221b、基準値221c、及び、ユーザID221dが含まれている。
クッキー情報221aは、ユーザ端末300(より詳細には、ブラウザ)が、販売サーバ200(販売サイト内の何れかの販売ページ)に、最初にアクセスした際に、そのユーザ端末300に配布する情報(一例として、互いに重複しない文字列)である。次回よりユーザ端末300は、配布されたクッキー情報221aを伴って、販売サーバ200にアクセスしてくる。
なお、ユーザ端末300側で、クッキー情報221aを削除することもでき、また、クッキー情報221aに有効期限を設定して配布することもできる。そのため、削除や有効期限の経過により、配布したクッキー情報221aを伴わずに、ユーザ端末300がアクセスしてくる場合もある。その場合は、新たに別のクッキー情報221aがユーザ端末300に配布される。
アクセス日時221bは、上述したクッキー情報221aを伴ってアクセスしてきたユーザ端末300のアクセス日時である。このアクセス日時221bは、アクセス後(より詳細には、後述する制御部230によって、アクセス間隔が算定された後)に、逐次更新されるため、ユーザ端末300からのアクセスの最終日時を示すことになる。
基準値221cは、ユーザ端末300から販売サーバ200への今回のアクセスが、久しぶりのアクセスかどうかを判別するための値(日数)を示している。つまり、後述する制御部230によって算定されるアクセス間隔(前回のアクセスから今回のアクセスまでの日数や時間)が、この基準値221cよりも大きければ、久しぶりのアクセスであると判別される。
なお、基準値221cは、例えば、各ユーザ端末300からのアクセス頻度等に応じて、異なる値(一例として、2日〜10日の何れか)が設定されている。例えば、ほぼ毎日アクセスするユーザ端末300(クッキー情報221a)に対しては、「2日」が設定されており、そのようなユーザ端末300のアクセス間隔が2日を超えている場合に、久しぶりのアクセスと判別される。また、例えば、月に数回しかアクセスがないユーザ端末300に対しては、「10日」が設定されており、そのようなユーザ端末300のアクセス間隔が10日を超えている場合に、久しぶりのアクセスと判別される。
ユーザID221dは、販売サイトにおいて、ユーザを識別するための情報である。このユーザID221dは、実際にログインが行われた際にクッキー情報221aとひも付けられる。そのため、ユーザが一度もログインしていない状態(登録ユーザでない場合も含む)では、空欄のままとなる。
この他にも記憶部220は、販売サーバ200が販売サイトを運営するために必要となる各種の情報も記憶する。
上述したRAM 403や外部メモリ409等が、このような記憶部220として機能しうる。
図3に戻って、制御部230は、販売サーバ200全体を制御する。この制御部230は、算定部231、設定部232、及び、配置部233を含んでおり、ユーザによる商品の購入を支援する。
算定部231は、販売サーバ200にアクセスしてきたユーザ端末300について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する。
例えば、算定部231は、受付部210がクッキー情報を伴ったアクセスを受信すると、上述した図5のアクセス管理情報221から、クッキー情報221aが同じ値のレコードを検索する。そして、算定部231は、現在日時と、検索したレコードのアクセス日時221bの値との差から、アクセス間隔を算定する。
なお、クッキー情報を伴わないアクセスについては、算定部231は、アクセス間隔を所定の最大値(例えば、99日等)を算定する。
算定部231は、アクセス間隔の算定後に、図5のアクセス管理情報221における対象レコードのアクセス日時221bを現在日時に更新する。なお、クッキー情報を伴わないアクセスについては、算定部231は、新たなレコードを作成し、クッキー情報221a、アクセス日時221b、及び、基準値221cの値を生成して更新する。その際、クッキー情報221aには、他と重複しない値が設定され、また、基準値221cには、「10日」が設定される。
設定部232は、算定部231により算定されたアクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する。
すなわち、設定部232は、算定されたアクセス間隔が、図5のアクセス管理情報221に管理される基準値221cの値(つまり、対象レコードの基準値221cに設定されている日数)より大きければ、広告表示領域の大きさを第1の大きさ(広い方の大きさ)に設定する。一方、設定部232は、算定されたアクセス間隔が基準値221cの値以内であれば、広告表示領域の大きさを第2の大きさ(狭い方の大きさ)に設定する。
具体的に、設定部232は、算定されたアクセス間隔が基準値221cの値より大きければ、図6に示すように、広告表示領域A1の大きさを、広く設定する。例えば、図6に示す販売ページSPがユーザ端末300に表示された際に、ファーストビュー(ユーザがスクロール操作等の操作をしない状態でユーザ端末300の画面に表示される範囲)に、広告表示領域A1の一部(又は全部)が含まれるものの、本文領域A2が全く含まれないように、設定部232は、広告表示領域A1の大きさを設定する。なお、ユーザ端末300のファーストビューの大きさは、ユーザ端末300から得られるOSの種別やブラウザの種別等により大まかに求めてもよいし、また、JavaScript(登録商標)のプログラムにて詳細に求めるようにしてもよい。
一方、設定部232は、算定されたアクセス間隔が基準値221cの値以内であれば、図7に示すように、広告表示領域A1の大きさを、狭く設定する。例えば、図7に示す販売ページSPがユーザ端末300に表示された際に、ファーストビューに、広告表示領域A1の全部と、本文領域A2の一部とが含まれるように、設定部232は、広告表示領域A1の大きさを設定する。
図3に戻って、配置部233は、設定部232により大きさが設定された広告表示領域にバナー広告を配置する。
例えば、配置部233は、広告表示領域に第1の大きさ(広い方の大きさ)が設定された場合に、その広告表示領域を充足させるための複数のバナー広告を並べて配置する。一方、配置部233は、広告表示領域に第2の大きさ(狭い方の大きさ)が設定された場合に、その広告表示領域にローテーション表示させるための複数のバナー広告を配置する。
具体的に、配置部233は、図8に示すように、大きさが広く設定された広告表示領域A1を充足させるために、複数のバナー広告BNを敷き詰める。なお、バナー広告BNの大きさや形状そして数は一例であり、適宜変更可能である。
一方、配置部233は、図9に示すように、大きさが狭く設定された広告表示領域A1にてローテーション表示させるための複数のバナー広告BNを配置する。なお、ローテーション表示させるために、一例として、JavaScript(登録商標)によるプログラムの記述も追加される。そのため、図9に示す販売ページSPがユーザ端末300に表示された際に、広告表示領域A1において、複数のバナー広告BNが順次ローテーション表示される。
また、バナー広告BNの大きさや形状は一例であり、適宜変更可能である。更に、図9において、表示されていない複数のバナー広告BNが背後に隠れており、ローテーションに伴って、順次表示されるようになっている。このような隠れたバナー広告BNも含めて、バナー広告の数は適宜変更可能である。
また、配置部233は、ユーザ端末300が、販売サーバ200にアクセスしてきた時間帯に応じて、バナー広告の配置順序を変更するようにしてもよい。例えば、各バナー広告に、時間帯に応じた優先順序を規定しておき、配置部233は、その優先順序に従って、バナー広告を配置する。
また、配置部233は、図9に示すように、広告表示領域A1にローテーション表示させるための複数のバナー広告BNを配置する際に、ローテーション表示の開始対象となるバナー広告BNを毎回変更するようにしてもよい。例えば、クッキー情報に、更に、ローテション表示を開始するバナー広告BNを毎回異なるようにセットし、ローテーション表示させるためのJavaScript(登録商標)に、クッキー情報を読み取らせて、毎回異なるバナー広告BNからローテーション表示させるようにする。これ以外にも、ローテーション表示させるためのJavaScript(登録商標)が毎回乱数を生成するようにし、生成した乱数に基づいて、毎回異なるバナー広告BNからローテーション表示させるようにしてもよい。
制御部230は、この他にも、ユーザにより商品が購入された場合に、決済ページを生成するなど、商品の購入から発送に至るまでの必要な処理を行う。
上述したCPU 401等が、このような構成からなる制御部230として機能しうる。
提供部240は、インターネット900を介してユーザ端末300に種々の情報を提供する。
例えば、提供部240は、制御部230が生成した販売ページなどを、ユーザ端末300に送信して表示させる。つまり、ユーザ端末300からのアクセスが久しぶりのアクセスである場合に、提供部240は、上述した図8に示すような、大きさが広く設定された広告表示領域A1に複数のバナー広告BNを敷き詰めた販売ページSPをユーザ端末300に提供する。一方、ユーザ端末300からのアクセスが久しぶりのアクセスでない場合に、提供部240は、上述した図9に示すような、大きさが狭く設定された広告表示領域A1にローテーション表示させるための複数のバナー広告BNを配置した販売ページSPをユーザ端末300に提供する。
なお、クッキー情報を伴わないアクセスに対する販売ページを提供する際には、提供部240は、クッキー情報の配布も行う。また、提供部240は、クッキー情報を伴うアクセスに対しても、毎回、クッキー情報の再配布を行うようにしてもよい。
上述したCPU 401及びNIC 404等が、このような提供部240として機能しうる。
(販売サーバの動作)
以下、このような構成の販売サーバ200の動作について図面を参照して説明する。図10は、販売サーバ200が実行する販売ページ提供処理の流れを示すフローチャートである。この販売ページ提供処理は、ユーザ端末300から販売サーバへのアクセスに応答して開始される。
まず、販売サーバ200は、ユーザ端末300からのアクセスを受け付ける(ステップS11)。
すなわち、受付部210は、ユーザ端末300から販売サーバ200へのアクセスを受け付ける。例えば、受付部210は、ユーザが指定した商品(販売ページ)へのアクセス要求や、商品一覧等の販売ページへのアクセス要求を受け付ける。なお、受付部210は、ユーザ端末300がクッキー情報を伴ってアクセスする際に、クッキー情報も取得する。
販売サーバ200は、アクセス間隔を算定する(ステップS12)。
すなわち、制御部230(算定部231)は、販売サーバ200にアクセスしてきたユーザ端末300について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する。
例えば、算定部231は、受付部210がクッキー情報を伴ったアクセスを受信すると、上述した図5のアクセス管理情報221から、クッキー情報221aが同じ値のレコードを検索する。そして、算定部231は、現在日時と、検索したレコードのアクセス日時221bの値との差から、アクセス間隔を算定する。なお、クッキー情報を伴わないアクセスについては、算定部231は、アクセス間隔を所定の最大値(例えば、99日等)を算定する。
算定部231は、アクセス間隔の算定後に、図5のアクセス管理情報221における対象レコードのアクセス日時221bを現在日時に更新する。なお、クッキー情報を伴わないアクセスについては、算定部231は、新たなレコードを作成し、クッキー情報221a、アクセス日時221b、及び、基準値221cの値を生成して更新する。
販売サーバ200は、アクセスに応じた販売ページを読み出す(ステップS13)。
例えば、制御部230は、記憶部220から上述した図4に示すような広告表示領域A1や本文領域A2等が含まれている販売ページSPを読み出す。なお、この時点では、広告表示領域A1の大きさは未定であり、その広告表示領域A1には何も配置されていない。
販売サーバ200は、アクセス間隔が基準値よりも大きいか否かを判別する(ステップS14)。
すなわち、制御部230は、上述したステップS12にて算定されたアクセス間隔が、図5のアクセス管理情報221に管理される基準値221cの値(つまり、対象レコードの基準値221cに設定されている日数)よりも大きいかどうかを判別する。
販売サーバ200は、アクセス間隔が基準値よりも大きいと判別すると(ステップS14;Yes)、広告表示領域を広く設定する(ステップS15)。
すなわち、制御部230(設定部232)は、販売ページ内における広告表示領域の大きさを、第1の大きさ(広い方の大きさ)に設定する。
具体的に、設定部232は、上述した図6に示すように、広告表示領域A1の大きさを、広く設定する。
販売サーバ200は、広告表示領域を充足させるための複数のバナー広告を並べて配置する(ステップS16)。
具体的に、制御部230(配置部233)は、上述した図8に示すように、大きさが広く設定された広告表示領域A1を充足させるために、複数のバナー広告BNを敷き詰める。なお、バナー広告BNの大きさや形状そして数は一例であり、適宜変更可能である。
一方、上述したステップS14にて、アクセス間隔が基準値以内であると判別した場合に(ステップS14;No)、販売サーバ200は、広告表示領域を狭く設定する(ステップS17)。
すなわち、制御部230(設定部232)は、販売ページ内における広告表示領域の大きさを、第2の大きさ(狭い方の大きさ)に設定する。
具体的に、設定部232は、上述した図7に示すように、広告表示領域A1の大きさを、狭く設定する。
販売サーバ200は、広告表示領域にローテーション表示させるための複数のバナー広告を配置する(ステップS18)。
具体的に、制御部230(配置部233)は、上述した図9に示すように、大きさが狭く設定された広告表示領域A1にてローテーション表示させるための複数のバナー広告BNを配置する。なお、ローテーション表示させるために、一例として、JavaScript(登録商標)によるプログラムの記述も追加される。図9において、表示されていない複数のバナー広告BNが背後に隠れており、ローテーションに伴って、順次表示されるようになっている。これら、バナー広告BNの大きさや形状そして数は一例であり、適宜変更可能である。
販売サーバ200は、販売ページをユーザ端末300に提供する(ステップS19)。
すなわち、提供部240は、バナー広告を配置した販売ページを、ユーザ端末300に送信して表示させる。
なお、クッキー情報を伴わないアクセスに対する販売ページを提供する際には、提供部240は、クッキー情報の配布も行う。また、提供部240は、クッキー情報を伴うアクセスに対しても、毎回、クッキー情報の再配布を行うようにしてもよい。
このような販売ページ提供処理によって、ユーザ端末300からのアクセスが久しぶりのアクセスである場合に、販売サーバ200は、上述した図8に示すような、大きさが広く設定された広告表示領域A1に複数のバナー広告BNを敷き詰めた販売ページSPをユーザ端末300に提供する。つまり、販売サイト側の要望に添って、販売ページに大量のバナー広告を表示し、ユーザの関心を高め、商品の購入につなげることに寄与できる。
一方、ユーザ端末300からのアクセスが久しぶりのアクセスでない場合に、販売サーバ200は、上述した図9に示すような、大きさが狭く設定された広告表示領域A1にローテーション表示させるための複数のバナー広告BNを配置した販売ページSPをユーザ端末300に提供する。つまり、販売サイトへ頻繁にアクセスしているユーザや、一連のアクセスで商品の購入の気分が高まっているユーザに対しては、広告を表示しつつも、閲覧の主目的となる本文(例えば、商品についての説明等)にすんなりたどりつくため、商品の購入につなげることに寄与できる。
この結果、ユーザ端末からのアクセス時に、広告を適切に表示することができる。
(他の実施形態)
上記の実施形態では、販売サーバ200側が広告表示領域の大きさを設定し、その広告表示領域に複数のバナー広告を配置した販売ページをユーザ端末300側に提供するだけであったが、ユーザ端末300側で広告表示(広告表示形態)の切り替えを指示できるようにしてもよい。
例えば、配置部233は、複数のバナー広告BNを配置した広告表示領域の近傍に、広告表示形態の切り替えをユーザが操作可能なボタンを更に配置する。
具体的に、配置部233は、図11に示すように、大きさが広く設定され、複数のバナー広告BNが敷き詰められた広告表示領域A1の近傍に、畳み込みをユーザが指示するためのボタンBt1を配置する。
一方、配置部233は、図12に示すように、大きさが狭く設定され、ローテーション表示させるための複数のバナー広告BNが配置された広告表示領域A1の近傍に、展開をユーザが指示するためのボタンBt2を配置する。
これら図11や図12の販売ページSPがユーザ端末300に提供されたのち、ユーザによって、ボタンBt1又はボタンBt2が押下されると、設定部232は、アクセス間隔に関係なく、ボタンBt1,Bt2の押下に応じた大きさを広告表示領域A1に再設定する。
そして、配置部233は、再設定された広告表示領域A1に応じて、上述した図11や図12の販売ページSPを切り替えて作成する。
この場合も、ユーザの要求に応じて、広告を適切に表示することができる。
上記の実施形態では、ユーザが1つのユーザ端末300を使用する場合を前提として説明した。それでも現実には、ユーザが複数のユーザ端末300を使用することも多い。例えば、自宅では、パソコンを使用し、外出先では、スマートフォンを使用する場合などである。
そのため、ユーザが複数のユーザ端末300を使用する場合でも、ユーザIDから各ユーザ端末300(クッキー情報)を関連付けることで、各ユーザ端末300にまたがったアクセス間隔を算定するようにしてもよい。例えば、上述した図5に示すアクセス管理情報221において、ユーザIDが同じレコードをソートするなどしてまとめておく。そして、算定部231は、クッキー情報を伴ったアクセスを受信し、ユーザIDが得られる場合に、同じユーザIDのレコードを全て参照し、アクセス日時が最も新しいものを用いてアクセス間隔を算定する。
これにより、複数のユーザ端末300にまたがったアクセス間隔を算定することができる。そして、同様に、広告表示領域の大きさを設定し、そこに複数のバナー広告を配置した広告ページをユーザ端末300に提供する。
この場合も、ユーザ端末からのアクセス時に、広告を適切に表示することができる。
上記の実施形態では、商品の販売サイトを一例として説明したが、このような商品以外にも、保険等のサービスを販売する販売サイト等にも適宜適用可能である。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザ端末からのアクセス時に、広告を適切に表示することのできるサーバ装置、広告表示方法、記録媒体、および、プログラムを提供することができる。
100 販売システム
200 販売サーバ
210 受付部
220 記憶部
230 制御部
231 算定部
232 設定部
233 配置部
240 提供部
300 ユーザ端末
400 情報処理装置
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 NIC
405 画像処理部
406 音声処理部
407 DVD−ROMドライブ
408 インターフェース
409 外部メモリ
410 コントローラ
411 モニタ
412 スピーカ
900 インターネット

Claims (8)

  1. 商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するサーバ装置であって、
    前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
    前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
    前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
    前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、を備え、
    前記設定部は、前記アクセス間隔が基準値より大きければ、前記広告表示領域を第1の大きさに設定し、前記アクセス間隔が基準値以内であれば、前記広告表示領域を当該第1の大きさよりも狭い第2の大きさに設定し、
    前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する、
    とを特徴とするサーバ装置。
  2. 請求項1に記載のサーバ装置であって、
    前記算定部は、前記販売サイトに前回アクセスした前記端末装置に配布したクッキー情報を、今回アクセスした前記端末装置から取得した際に、当該クッキー情報に基づいてアクセス間隔を算定する、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  3. 請求項1に記載のサーバ装置であって、
    前記配置部は、前記端末装置が前記販売サイトにアクセスしてきた時間帯に応じて、前記広告データの配置順序を変更する、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  4. 請求項に記載のサーバ装置であって、
    前記配置部は、前記第2の大きさが設定された前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する際に、ローテーション表示の開始対象となる広告データを毎回変更する、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  5. 請求項に記載のサーバ装置であって、
    前記配置部は、広告表示形態の切り替えをユーザが操作可能なボタンを前記販売ページ内に更に配置し、
    前記ボタンへの操作に応答して、前記設定部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさ及び前記第2の大きさを交互に再設定し、前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが再設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて再配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが再設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを再配置する、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  6. 商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するサーバ装置における広告表示方法であって、
    前記サーバ装置が、前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定ステップ、
    前記サーバ装置が、前記算定ステップにて算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定ステップ、
    前記サーバ装置が、前記設定ステップにて大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置ステップ、
    前記サーバ装置が、前記配置ステップにて前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供ステップ、を備え、
    前記設定ステップでは、前記アクセス間隔が基準値より大きければ、前記広告表示領域を第1の大きさに設定し、前記アクセス間隔が基準値以内であれば、前記広告表示領域を当該第1の大きさよりも狭い第2の大きさに設定し、
    前記配置ステップでは、前記広告表示領域に前記第1の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する、
    とを特徴とする広告表示方法。
  7. 商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するコンピュータを、
    前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
    前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
    前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
    前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、として機能させ、
    前記設定部は、前記アクセス間隔が基準値より大きければ、前記広告表示領域を第1の大きさに設定し、前記アクセス間隔が基準値以内であれば、前記広告表示領域を当該第1の大きさよりも狭い第2の大きさに設定し、
    前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する、
    とを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 商品を販売する販売サイトを管理し、ネットワークを介してアクセスしてきた端末装置に当該販売サイト内における所望の販売ページを提供するコンピュータを、
    前記販売サイトにアクセスしてきた前記端末装置について、前回のアクセスから今回のアクセスまでのアクセス間隔を算定する算定部、
    前記算定部により算定された前記アクセス間隔に応じて、販売ページ内における広告表示領域の大きさを設定する設定部、
    前記設定部により大きさが設定された前記広告表示領域に複数の広告データを配置する配置部、
    前記配置部により前記広告データが配置された前記広告表示領域を含んだ販売ページを前記端末装置に提供する提供部、
    として機能させ、
    前記設定部は、前記アクセス間隔が基準値より大きければ、前記広告表示領域を第1の大きさに設定し、前記アクセス間隔が基準値以内であれば、前記広告表示領域を当該第1の大きさよりも狭い第2の大きさに設定し、
    前記配置部は、前記広告表示領域に前記第1の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域を充足させるための複数の広告データを並べて配置し、前記広告表示領域に前記第2の大きさが設定された場合に、前記広告表示領域にローテーション表示させるための複数の広告データを配置する、
    とを特徴とするプログラム。
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