JP5520460B2 - 密閉型圧縮機の製造方法および冷凍サイクル装置の製造方法 - Google Patents

密閉型圧縮機の製造方法および冷凍サイクル装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、密閉ケースの外側面にアキュームレータを取付け固定してユニット化した密閉型圧縮機の製造方法および、この製造方法で製造された密閉型圧縮機を備えて冷凍サイクルを構成する冷凍サイクル装置の製造方法に関する。
たとえば空気調和機等の冷凍サイクル装置においては、密閉ケース内に、電動機部と、この電動機部と連結される第1の圧縮機構部および第2の圧縮機構部を収容する、2シリンダタイプの密閉型圧縮機が多用される。
この種の密閉型圧縮機では、上記密閉ケースの外側面に、蒸発器から導出される低圧の蒸発冷媒を気液分離して、ガス冷媒のみを第1の圧縮機構部と第2の圧縮機構部それぞれのシリンダ室に案内するアキュームレータが取付け固定される。したがって、密閉型圧縮機とアキュームレータとは一体にユニット化されている。
[特許文献1]には、上述の密閉型圧縮機において、アキュームレータと第2の圧縮機構部のシリンダ室を連通する配管に、圧力切換え機構を設けた発明が開示されている。ここに用いられる切換え手段は、2つの開閉弁もしくは三方切換え弁であって、第2の圧縮機構部のシリンダ室に対する接続を冷凍サイクルの低圧側もしくは高圧側に切換える。
低圧側に切換えると、アキュームレータから第2の圧縮機構部のシリンダ室に低圧冷媒が導入され、第2の圧縮機構部では通常の圧縮運転が行われる。高圧側に切換えると、高圧冷媒が直接、上記シリンダ室内に導かれる。このシリンダ室内は密閉ケース内と同一の高圧雰囲気となり、第2の圧縮機構部では圧縮停止である非圧縮運転となる。
さらに[特許文献1]では、アキュームレータと第2の圧縮機構部のシリンダ室とを連結する配管に、空間ボリュームであるマフラを設けている。上記マフラを備えることで、吸込み通路の長さ寸法の適正化を図り、過給損失の抑制を得て、圧縮機の運転効率の向上を得る。
特開2005−171847号公報
上述したように、密閉型圧縮機を構成する密閉ケースの外側面にアキュームレータが取付け固定され、さらに圧力切換え機構を構成する切換え手段と、アキュームレータと切換え手段とを連通する配管と、切換え手段と第2の圧縮機構部のシリンダ室とを連通しマフラを備えた配管が接続され、圧縮機ユニットが組立てられる。
ここで、上記密閉型圧縮機の本体部(アキュームレータを除く部分)と、アキュームレータとは、それぞれ別々に製造され、その後、上記本体部の密閉ケースの外側面にアキュームレータが取付け固定される。また、アキュームレータには、予めアキュームレータと切換え手段とを連通する配管及び切換え手段と第2の圧縮機構部のシリンダ室とを連通しマフラを備えた配管が固定される。
[特許文献1]に記載の密閉型圧縮機においては、上記切換え手段と第2の圧縮機構部のシリンダ室とを連通しマフラを備えた配管を、アキュームレータに対して薄い鋼板からなるバンドで固定していた。
そのため、運搬時等にアキュームレータに対する上記配管の位置ずれが生じ易く、上記本体部の密閉ケースの外側面にアキュームレータを取付け固定する際に、上記配管の位置を修正する作業が必要であり、組立作業性が悪かった。また、密閉型圧縮機の運転にともなう吸込み冷媒の脈動により、上記配管の密閉ケースとの接続部において損傷を生じる可能性があった。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、運搬時に振動がかかっても、配管類等がその影響を受けることなく運搬前の状態を保持し、手直しの作業を不要として信頼性を保持できる密閉型圧縮機の製造方法と、この製造方法で製造された密閉型圧縮機を備えた冷凍サイクル装置の製造方法を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため本発明の密閉型圧縮機の製造方法は、密閉ケース内に、電動機部と、この電動機部と連結する第1の圧縮機構部および第2の圧縮機構部を収容し、密閉ケースの外側面にアキュームレータを取付け固定し、アキュームレータから連通路を介して低圧冷媒を第1、第2の圧縮機構部それぞれのシリンダ室に吸込ませる。
アキュームレータと第2の圧縮機構部のシリンダ室を連通する連通路に圧力切換え機構を設け、第2の圧縮機構部のシリンダ室に対する接続を冷凍サイクルの低圧側もしくは高圧側に切換え、第2の圧縮機構部のシリンダ室に低圧冷媒を導入して通常の圧縮運転を行わせ、もしくは高圧冷媒を導入して圧縮停止である非圧縮運転とする。
上記圧力切換え機構は、切換え手段と、切換え手段とアキュームレータとを連通する第1の連通路部と、切換え手段と第2の圧縮機構部のシリンダ室とを連通するとともに空間ボリュームからなるマフラを設けた第2の連通路部を備え第2の連通路部のマフラとアキュームレータとの間にホルダを備える。
上記マフラとホルダとの間にシート状もしくはペースト状のロウ材を介在して、マフラとホルダを溶接による仮止め固定し、
上記マフラを仮止めしたホルダとアキュームレータを構成する下カップとの間に、シート状もしくはペースト状のロウ材を介在して、ホルダとアキュームレータの下カップを溶接による仮止め固定し、
アキュームレータの下カップに、シート状もしくはペースト状のロウ材を介在して上カップを被せ、
炉中ロウ付けにて、アキュームレータの下カップと上カップを一体化するとともに、アキュームレータにホルダを介してマフラを一体化するように構成する。
この第2の連通路部のマフラを取付け固定した上記アキュームレータを、上記密閉ケースの外側面に取付け固定するように構成した。
本発明によれば、運搬にともなう振動がかかっても、配管類等がその影響を受けることなく運搬前の状態を保持し、手直しの作業を不要として信頼性を保持する密閉型圧縮機と、この密閉型圧縮機を備えた冷凍サイクル装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面にもとづいて説明する。
図1は、密閉型圧縮機Rの断面構造と、この密閉型圧縮機Rを備えた冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成を示す図である。(なお、図面上の煩雑さを避けるために、説明しても符号を付していない部品がある。以下同)
はじめに密閉型圧縮機Rから説明すると、1は密閉ケースであって、この密閉ケース1内の下部には第1の圧縮機構部2Aと、第2の圧縮機構部2Bが設けられ、上部には電動機部3が設けられる。これら第1の圧縮機構部2Aと、第2の圧縮機構部2Bおよび電動機部3の全ては、回転軸4を介して連結される。
第1の圧縮機構部2Aは第1のシリンダ5Aを備え、第2の圧縮機構部2Bは第2のシリンダ5Bを備えている。第1のシリンダ5Aの上面部に主軸受け6が取付け固定され、第2のシリンダ5Bの下面部に副軸受け7が取付け固定される。上記回転軸4は、各シリンダ5A、5B内部を貫通するとともに、略180°の位相差をもって形成される2つの偏心部を一体に備えている。
各偏心部は互いに同一直径をなし、各シリンダ5A、5B内径部に位置するように組立てられる。各偏心部の周面には、互いに同一直径をなす偏心ローラ8a、8bが嵌合される。
上記第1のシリンダ5Aの内部に第1のシリンダ室9aが形成され、第2のシリンダ5Bの内部に第2のシリンダ室9bが形成される。各シリンダ室9a、9bは互いに同一直径および高さ寸法に形成され、上記偏心ローラ8a、8bの周壁一部が各シリンダ室9a、9bの周壁一部に線接触しながら偏心回転自在に収容される。
図2は、第1の圧縮機構部2Aにおける第1のシリンダ5Aと、第2の圧縮機構部2Bにおける第2のシリンダ5Bを分解して示す斜視図である。
各シリンダ5A、5Bには、シリンダ室9a、9bと連通するベーン室10a、10bが設けられ、ベーン11a、11bが移動自在に収容される。各ベーン11a、11b先端部は平面視で半円状に形成されており、シリンダ室9a、9bに突出して平面視で円形状の偏心ローラ8a、8b周壁に、偏心ローラの回転角度にかかわらず線接触できる。
上記第1のシリンダ5Aには、この外周面とベーン室10aとを連通する横孔13が設けられ、ばね部材14が収容される。ばね部材14はベーン11aの背面側端面と密閉ケース1内周面との間に介在され、ベーン11aに弾性力(背圧)を付与する。
上記第2のシリンダ5B側のベーン室10bにはベーン11b以外に何らの部材も収容されていない。しかしながら、後述するようにベーン室10bの設定環境および圧力切換え機構Kの作用に応じて、上記ベーン11bの先端縁を偏心ローラ8bに接触させるようになっている。
再び図1に示すように、密閉型圧縮機Rを構成する密閉ケース1の上端部には、吐出管15が接続される。この吐出管15は、凝縮器16と、膨張装置17および蒸発器18を介してアキュームレータ20の上端部に接続され、上記アキュームレータ20と密閉型圧縮機Rは後述するように配管接続されている。
以上説明した密閉型圧縮機Rと、凝縮器16と、膨張装置17と、蒸発器18およびアキュームレータ20とで冷凍サイクル装置が構成される。
上記アキュームレータ20の底部から2本の配管21、22が延設されている。一方の配管21は、密閉型圧縮機Rを構成する密閉ケース1と第1のシリンダ5A側部を貫通し、第1のシリンダ室9a内に直接連通する吸込み管である。
したがって、この吸込み管21を介してアキュームレータ20と第1の圧縮機構部2Aとが連通される。アキュームレータ底部20から延設される他方の配管22は、上記圧力切換え機構Kを構成する第1の連通管(第1の連通路部)である。
上記圧力切換え機構Kは、上記第1の連通管22と、この第1の連通管22が第1のポートに接続される三方切換え弁(切換え手段)23を備えている。三方切換え弁23の第2のポートに接続される配管は、第2の圧縮機構部2Bにおける第2のシリンダ室9bに直接連通する第2の連通管(第2の連通路部)25である。
上記第2の連通管25の中途部には、空間バッファであるマフラ24が設けられる。上記マフラ24は、少なくとも上記配管の直径よりも大なる内径を有するタンクもしくは、筒体状からなる。
上記三方切換え弁23の第3のポートに接続する配管26は、上記圧縮機Rと凝縮器16とを連通する吐出管15の中途部から分岐する高圧分岐管である。なお、三方切換え弁23は、コスト低減のため通常のヒートポンプ式の冷凍サイクルに用いられる四方切換え弁を流用していて、本来備えられる第4のポートは栓体aにて閉塞する。
このようにして上記圧力切換え機構Kは、アキュームレータ20と第2の圧縮機構部2Bのシリンダ室9bを連通する連通路28に備えられていて、後述するように第2の圧縮機構部2Bのシリンダ室9bに対する接続を、冷凍サイクルの低圧側もしくは高圧側に切換えることができる。
以上述べた密閉型圧縮機Rと、この密閉型圧縮機Rを備えた冷凍サイクル装置において、圧力切換え機構Kにより通常運転(全能力運転)と、特別運転(能力半減運転)との切換え選択が可能である。
全能力運転を選択すると、三方切換え弁23は第1のポートである第1の連通管22と、第2のポートである第2の連通管25を介して、低圧側であるアキュームレータ20と第2の圧縮機構部2Bにおける第2のシリンダ室9bを連通するよう切換えられる。第3のポートは閉成され、高圧側である高圧分岐管26と三方切換え弁23は連通しない。
電動機部3に運転信号が送られ、回転軸4が回転駆動されて、偏心ローラ8a、8bはそれぞれのシリンダ室9a、9b内で偏心回転を行う。第1のシリンダ5Aにおいてベーン11aがばね部材14に押圧付勢され、この先端縁が偏心ローラ8a周壁に摺接して第1のシリンダ室9a内を二分する。
冷媒ガスはアキュームレータ20から吸込み管21を介して第1のシリンダ室9aに吸込まれて充満する。偏心ローラ8aの偏心回転にともなってシリンダ室9aの区画された一方の容積が減少し、吸込まれたガスが徐々に圧縮される。所定圧まで上昇すると、吐出弁が開放され、高圧ガスはバルブカバーを介して密閉ケース1内に導かれる。
上記密閉ケース1内に充満した高圧ガスは吐出管15へ吐出され、凝縮器16に導かれる。上述したように、三方切換え弁23がアキュームレータ20と第2のシリンダ室9bとを連通するよう切換えられているので、高圧ガスが吐出管15から三方切換え弁23に導かれることはない。
全ての高圧ガスは凝縮器16において凝縮液化し、膨張装置17に導かれて断熱膨張し、蒸発器18において蒸発して、蒸発器18を流通する空気から蒸発潜熱を奪い冷凍作用をなす。
蒸発器18で蒸発した冷媒がアキュームレータ20に導かれて気液分離され、分離された低圧のガス冷媒がアキュームレータ20から吸込み管21を介して第1のシリンダ室9aに導かれ、再び圧縮されて密閉ケース1内へ吐出される。
一方、三方切換え弁23の切換えによりアキュームレータ20で気液分離された低圧のガス冷媒は第1の連通管22と、三方切換え弁23と、第2の連通管25を介して第2の圧縮機構部2Bを構成する第2のシリンダ室9bに導かれる。
第2のシリンダ室9b内は吸込み圧(低圧)雰囲気となる一方で、第2のベーン室10bが密閉ケース1内に露出して吐出圧(高圧)下にある。ベーン11b先端部が低圧条件となり、かつ後端部が高圧条件となって、前後端部で差圧が存在する。
この差圧の影響で、ベーン11bの先端部が偏心ローラ8b周壁に摺接するように押圧付勢され、第1のシリンダ室9aと全く同様の圧縮作用が第2のシリンダ室9bでも行われる。結局、第1のシリンダ室9aおよび第2のシリンダ室9bとの両方で圧縮作用が行われる、全能力運転となる。
特別運転を選択すると、三方切換え弁23は高圧分岐管26と第2の連通管25を連通するよう切換える。第2の連通管25は第2のシリンダ室9bに接続されているので、高圧側である高圧分岐管26と第2のシリンダ室9bとが連通し、低圧側であるアキュームレータ20と第1の連通管22の間は遮断される。
第1のシリンダ室9aでは上述した通常の圧縮作用がなされ、吐出管15から吐出される高圧ガスは上述したように凝縮器16と、膨張装置17と、蒸発器18に導かれて、冷凍サイクル作用をなす。そして、アキュームレータ20から吸込み管21を介して第1のシリンダ室9aに吸込まれて圧縮される。
三方切換え弁23の切換えにより、吐出管15に導かれる高圧ガスの一部が高圧分岐管26に分流する。高圧ガスは、三方切換え弁23と第2の連通管25を介して第2のシリンダ室9b内に導入され、このシリンダ室9bは高圧化する。
第2のシリンダ室9bが吐出圧(高圧)雰囲気にある一方で、第2のベーン室10bはケース内高圧と同一の状況にある。ベーン11bの前後端部ともに高圧雰囲気となり、前後端部で差圧が存在しない。したがって、ベーン11bは偏心ローラ8b外周壁から離間して停止状態を保持し、第2のシリンダ室9bでの圧縮作用は行われない。
結局、第1のシリンダ室9aでの圧縮作用のみが有効であり、能力を半減した運転がなされる。第2のシリンダ室9b内は高圧となるので、密閉ケース1内から第2のシリンダ室9b内への圧縮ガスの漏れは発生せず、それによる損失も発生しない。したがって、効率が低下せずに能力を半分にした運転が可能となる。
先に説明したように、アキュームレータ20と第2のシリンダ室9bとを連通する第2の連通管25にマフラ24を設けている。アキュームレータ20から導かれた低圧冷媒がマフラ24に一時的に集溜され、しかる後、第2のシリンダ室9bに導かれる。
冷媒の流れとしてはマフラ24によって圧力緩和が行われ、あたかも分断状態となってマフラ24から新たな流れが出たとみなされる。このことから、アキュームレータ20とマフラ24との間は、実質的な吸込み管の長さが短くなり、過給損失を生じる運転周波数を高くできる。
図3は、圧縮機ユニットYの外観図である。
すなわち、上記圧縮機ユニットYが図の状態で冷凍サイクル装置の組立現場に搬入され、所定の部位に組立られる。また、別途搬送される凝縮器16と、膨張装置17および蒸発器18が所定の部位に取付けられる。そのあと、圧縮機ユニットYと凝縮器16等は配管を介して連通され、冷凍サイクル装置として完成する。
上記圧縮機ユニットYは、密閉型圧縮機Rと、アキュームレータ20と、アキュームレータ20と第1の圧縮機構部2Aとを連通する吸込み管21と、圧力切換え機構Kを構成する三方切換え弁23、アキュームレータ20と三方切換え弁23とを連通する第1の連通管22、三方切換え弁23と第2の圧縮機構部2Bとを連通する第2の連通管25からなる。
さらに、密閉型圧縮機Rの上端部に吐出案内管15a、アキュームレータの上端部に上部吸込み管15b、三方切換え弁23の第3のポートに高圧分岐案内管26aが、それぞれ接続される。組立現場において、吐出案内管15aと上部吸込み管15bに上記吐出管15が接続され、高圧分岐案内管26aに上記高圧分岐管26が接続される。
図の状態で、密閉型圧縮機Rを構成する密閉ケース1の外周面一部にホルダ30が溶接等の手段で取付け固定され、このホルダ30にバンド31が取付けられる。上記バンド31は、アキュームレータ20を巻装していて、これによりアキュームレータ20は密閉ケース1周壁に取付け固定される。
アキュームレータ20底部には第1の圧縮機構部2Aと連通する吸込み管21が接続されている。このようにアキュームレータ20においては、上記バンド31による締結固定があるとともに、吸込み管21が接続されることで、アキュームレータ20の密閉型圧縮機Rに対する固定保持は完全である。
上記第2の連通管25にはマフラ24が設けられていて、このマフラ24は後述するようにホルダ32を介してアキュームレータ20の外周壁一部に取付け固定される。また、第2の連通管25の一端部は第2のシリンダ室9bに連通すべく、密閉ケース1周壁に取付け固定される。
結局、第2の連通管25は、一端部が密閉ケース1に取付け固定され、かつこの連通管25の中間部に設けられるマフラ24が、ホルダ32を介してアキュームレータ20と一体化されているので、第2の連通管25のアキュームレータ20に対する固定保持は完全となる。
上記第1の連通管22の一端部はアキュームレータ20底部に取付け固定され、他端部は三方切換え弁23に接続される。この三方切換え弁23には第2の連通管25の他端部も接続される。
図4はアキュームレータ組立AAの構成図、図5(A)〜(I)はアキュームレータ組立AAの製造工程を順を示す。
上記アキュームレータ20は、下カップ20aに上カップ20bが嵌め込まれて、外側ケースを構成する。このケース内部にガス冷媒案内用のサクションパイプ40a、40b、分離板41、フィルタ組立42が組込みまれる。
後述するようにして製作されたアキュームレータ組立AAを、密閉型圧縮機R側部に接触させ、密閉ケース1に設けたホルダ30にバンド31を取付け、このバンド31でアキュームレータ20を巻装する。
そして、吸込み管21を密閉ケース1に接続して第1のシリンダ室9aに連通させ、第2の連通管25を密閉ケース1に接続して第2のシリンダ室9bに連通させ、第1の連通管22と第2の連通管25とを三方切換え弁23に接続することで、先に図3で説明した圧縮機ユニットYが構成される。
つぎに、図5(A)〜(I)にもとづいて、アキュームレータ組立AAの製作工程を説明する。
図5(A)に示すように、単体のマフラ24と、このマフラ24の周壁一部に当接可能な曲面を持つとともに、両端部を脚部としたホルダ32を用意する。マフラ24とホルダ32曲面との間に銅箔を挟み込み、さらにマフラ24とホルダ32をCO2溶接により仮止めする工程をなす。
図5(B)に示すように、先の工程でマフラ24を仮止めしたままのホルダ32脚部を、アキュームレータ20を構成する下カップ20aの外周壁に当てる。そして、下カップ20aにホルダ32をプロジェクション溶接により取付け固定する工程をなす。
図5(C)に示すように、下カップ20aの内部にサクションパイプ40a、40b、分離板41、フィルタ組立42を組込み、そのあと下カップ20aに上カップ20bを被せる工程をなす。なお、下カップ20aと上カップ20bとの組合せ部分に、シート状もしくはペースト状のロウ材を介在させる。
図5(D)に示すように、図5(C)で上記した組立体を加熱炉に入れ、炉中ロウ付けの工程をなす。マフラ24とホルダ32との間に介在させた銅箔と、下カップ20aと上カップ20bとの合せ部に介在させたロウ材が溶融する。
所定時間加熱したあと、加熱炉から取出し冷却させることにより、アキュームレータ20が組立てられるとともに、アキュームレータ20にマフラ24がホルダ32を介して一体に取付け固定される。
図5(E)に示すように、アキュームレータ20の上端部に上部吸込み管15b端部を挿入し、仮保持した状態で火炎ロウ付けの工程をなす。
図5(F)に示すように、アキュームレータ20の底部に略直角状に曲成された吸込み管21の端部を挿入し、仮保持した状態で火炎ロウ付けの工程をなす。
図5(G)に示すように、アキュームレータ20の底部に略U字状に曲成された第1の連通管22の端部を挿入し、仮保持した状態で火炎ロウ付けの工程をなす。ここでロウ付けされた第1の連通管22は、第1の連通管の全てではなく、その一部のみを構成している。
図5(H)に示すように、マフラ24の底部に第2の連通管下25aを挿入し、仮保持した状態で火炎ロウ付けの工程をなす。ここでロウ付けされた第2の連通管下25aは、マフラ24と密閉ケース1との間のみを構成している。
図5(I)に示すように、マフラ24の上部に第2の連通管上25bを挿入し、仮保持した状態で火炎ロウ付けの工程をなす。ここでロウ付けされた第2の連通管上25bは、マフラ24と三方切換え弁23との間の一部のみを構成している。
以上の工程を終了することで、先に図4で説明したアキュームレータ組立AAが完成する。
このようにアキュームレータ20に吸込み管21や第2の連通管25を固定することにより、アキュームレータ組立AAと密閉型圧縮機Rとの接続組立の際に、サブ組立の工程が不要となって組立性が向上する。
そして、配管と接合する際のパイプの高さも安定することとなり、組立精度の向上を図れる。従来と同様、吸込み脈動に対して配管を固定保持しているために、配管の疲労破壊を防止でき、信頼性の向上を得られる。
なお、上記実施の形態においては、図5(A)(B)に示す工程のように、マフラ24とホルダ32との間に銅箔を挟み込み、さらにマフラ24とホルダ32をCO2溶接により仮止めしてから、アキュームレータ20にホルダ32をプロジェクション溶接により取付け固定する工程をなすようにしたが、これに限定されるものではない。
たとえば、図6(A)(B)に示すように、ホルダ32とアキュームレータ20との間と、マフラ24とホルダ32との間に、シート状もしくはペースト状のロウ材45を介在させ、炉中ロウ付けにてアキュームレータ20にホルダ32を介してマフラ24を一体化するようにしてもよい。炉中ロウ付けにて、さらに安価で、かつ高品質に製造できる。
また、これらアキュームレータ20とホルダ32およびマフラ24を加熱炉に収納する際に、互いの接合位置がずれないように、TIG溶接または炭酸ガス溶接等のアーク溶接の点溶接にて仮止めしておくようにしてもよい。
上述の実施の形態においては、図5(B)の工程でホルダ32を介してマフラ24をアキュームレータ20の下カップ20aにプロジェクション溶接し、図5(C)の工程で下カップ20a内にアキュームレータ20の内部構成部品を組み込み、図5(D)の工程で下カップ20aに上カップ20bを被せて炉中ロウ付けをなすようにしたが、これに限定されるものではない。
すなわち、上記第2の連通管25を構成するマフラ24と、アキュームレータ20とをロウ付け固定するのと同時に、上記アキュームレータ20を構成する下カップ20aと上カップ20bを、ロウ材を用いて炉中ロウ付けにより一体化するように構成してもよい。
このとき図7に示すように、アキュームレータ20を構成する下カップ20a内に、サクションパイプ40a、40bと、分離板41と、フィルタ組立42などの構成部品を収納し、これら構成部品の必要か所にリング状のロウ材50を装着する。そして、下カップ20aの上カップ20bとの合せ面にもロウ材50を介在させ、そのあと上カップ20bを被せ、一体炉中ロウ付けをなす。
上記リング状のロウ材50としては、φ1mm程度の青銅もしくはタフピッチ銅材を用いる。炉の温度としては1130℃にて、還元ガス雰囲気にて実施するとよい。
上述の実施の形態においては、図5(F)の工程で吸込み管21をアキュームレータ20に火炎ロウ付けし、図5(G)の工程で第1の連通管22をアキュームレータ20に火炎ロウ付けし、図5(H)の工程でマフラ24に第2の連通管下25aを火炎ロウ付けしたが、これに限定されるものではない。
すなわち、これらパイプ21、22、25aを、炉中ロウ付けで接続しても良い。
アキュームレータ20の内部構成部品であるサクションパイプ40aと、上記吸込み管21とは一体化した銅管でもよいが、ここではサクションパイプ40a、40bは、鉄管を用い、吸込み管21等外部の配管に銅管を用いて、コストの低減を図るようにした。
本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
本発明における実施の形態に係る、密閉型圧縮機の断面図と、この密閉型圧縮機を備えた冷凍サイクル装置の冷凍サイクル構成図。 同実施の形態に係る、密閉型圧縮機を構成する第1の圧縮機構部と第2の圧縮機構部のそれぞれ一部を分解した斜視図。 同実施の形態に係る、圧縮機ユニットの正面図。 同実施の形態に係る、アキュームレータ組立の一部を断面にした構成図。 同実施の形態に係る、アキュームレータ組立の製造工程を順に説明する図。 同実施の形態の変形例に係る、アキュームレータとマフラとの組立を説明する図。 同実施の形態の変形例に係る、アキュームレータ内部構成部品の組立を説明する図。
符号の説明
1…密閉ケース、3…電動機部、2A…第1の圧縮機構部、2B…第2の圧縮機構部、20…アキュームレータ、R…密閉型圧縮機、28…連通路、9b…第2のシリンダ室、K…圧力切換え機構、23…三方切換え弁(切換え手段)、22…第1の連通管(第1の連通路部)、25…第2の連通管(第2の連通路部)、24…マフラ、32…ホルダ、20b…上カップ、20a…下カップ、16…凝縮器、17…膨張装置、18…蒸発器。

Claims (2)

  1. 密閉ケース内に、電動機部と、この電動機部と連結する第1の圧縮機構部および第2の圧縮機構部を収容するとともに、上記密閉ケースの外側面にアキュームレータを取付け固定し、上記アキュームレータから連通路を介して低圧冷媒を上記第1の圧縮機構部と第2の圧縮機構部それぞれのシリンダ室に吸込むように構成した密閉型圧縮機の製造方法において、
    上記アキュームレータと上記第2の圧縮機構部のシリンダ室を連通する連通路に、上記第2の圧縮機構部のシリンダ室に対する接続を冷凍サイクルの低圧側もしくは高圧側に切換え、上記第2の圧縮機構部のシリンダ室に低圧冷媒を導入して通常の圧縮運転を行わせ、もしくは高圧冷媒を導入して圧縮停止である非圧縮運転をなすように切換える圧力切換え機構を設け、
    上記圧力切換え機構は、
    切換え手段と、この切換え手段と上記アキュームレータとを連通する第1の連通路部と、上記切換え手段と第2の圧縮機構部のシリンダ室とを連通するとともに、空間ボリュームからなるマフラを設けた第2の連通路部を備え、
    上記第2の連通路部のマフラと上記アキュームレータとの間にホルダを備えてなり、
    上記マフラとホルダとの間にシート状もしくはペースト状のロウ材を介在して、マフラとホルダを溶接による仮止め固定し、
    上記マフラを仮止めしたホルダとアキュームレータを構成する下カップとの間に、シート状もしくはペースト状のロウ材を介在して、ホルダとアキュームレータの下カップを溶接による仮止め固定し、
    アキュームレータの下カップに、シート状もしくはペースト状のロウ材を介在して上カップを被せ、
    炉中ロウ付けにて、アキュームレータの下カップと上カップを一体化するとともに、アキュームレータにホルダを介してマフラを一体化するように構成し、
    この第2の連通路部のマフラを取付け固定した上記アキュームレータを、上記密閉ケースの外側面に取付け固定するように構成した
    ことを特徴とする密閉型圧縮機の製造方法
  2. 上記請求項1に記載の製造方法により製造された密閉型圧縮機と、凝縮器と、膨張装置と、蒸発器とを備えて冷凍サイクルを構成したことを特徴とする冷凍サイクル装置の製造方法
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