JP5517677B2 - 無線通信システム、及び、無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置及び無線通信方法に係り、特にリアルタイム性が要求される無線通信装置及び無線通信方法に関する。
無線通信においては、ノイズ,干渉,減衰などが要因で通信エラー(通信誤り)が発生する。無線通信を利用して機器の制御,監視を行っている場合には、通信エラーによって機器が誤動作したり、監視情報が欠落したりすることのないようにする必要がある。このために、通信エラーが発生した場合には、通信データを再送することが良く図られている。
一般的に、通信フレームは、物理層ヘッダ,MACヘッダ(以下この語は、物理アドレスを含んだ情報との意味を成す)及びデータ部からなるものが多いが、このデータ部分を更にセル単位に分割し、セルごとに誤り検出符号を付加して、複数のセルをパケット伝送する技術が知られている。細かく区切られたセルのみを再送すればいいので、ノイズ等により通信エラー率が発生しても、伝送効率の低下を抑えることができる。このような技術は、例えば、特開平10−93584号公報に記載されている。
特開平10−93584号公報
一般に、MACヘッダには、例えば、物理アドレスである宛先情報,フレーム種別(ビーコン,応答など)が設定され、データ部にはデータが設定される。このうち、上記の従来の技術では、通信フレームのうちデータ部に通信エラーが発生する場合に対策できるものの、MACヘッダに通信エラーが発生することに対してはなんら検討されていない。
上記従来技術では、MACヘッダに通信エラーが発生する場合には、必然的に通信フレームを再送することになる。この結果、MACヘッダに通信エラーが発生する場合には、通信フレームを再送することになるために、通信遅延が発生し、通信のリアルタイム性が損なわれるという問題が発生する。
本発明の目的は、通信フレームの物理アドレス情報の取得に係るエラーに抗して、通信遅延時間の発生を抑制してリアルタイム性の高い無線通信システム等を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、通信フレームに、物理アドレス情報を含んだ情報を複数割り付け、複数の物理アドレスを含んだ情報の各々の誤りを検出するためのデータ誤り検出用符号を割り付け、データを割り付けて送信するための通信フレームとして生成し、生成された通信フレームのデータを変調して信号を無線送信し、無線受信した信号を通信フレームに復調し、前記通信フレームに含まれる複数の物理アドレス情報を含んだ情報について前記通信フレームに含まれるデータ誤り検出用符号に基づき各々の誤りの有無をチェックし、チェックにより複数の物理アドレス情報から選択し、あるいは、前記複数の物理アドレスを含んだ情報から所定の物理アドレスを生成し、前記選択されたあるいは生成された物理アドレス情報を基に受信した通信フレームが自局宛かを判定するように構成した。
本発明によれば、通信フレームの物理アドレス情報取得に係るエラーの問題を克服して、通信時間遅延を抑制してリアルタイム性を高くすることができる。
本発明の第一の実施形態である無線通信装置の一構成図である。 本発明の通信フレームの構成を示す構成図である。 参考例である通信フレームの構成を示す構成図である。 冗長化ヘッダ誤り検査部12及び多数決判定処理部13の処理フローを示す図である。 ヘッダ情報の多数決処理例を示す図である。 本発明の他の実施形態の無線通信装置の一構成図である。 図6における冗長化ヘッダ誤り検査部12の処理フローを示す図である。
以下に、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図1は本発明が適用される無線通信装置の一例を示すブロック図である。無線通信装置1は、送信フレーム生成部2,MACヘッダ生成部3,変調部4,無線送信処理部5,送信制御部6,アンテナ7,無線受信処理部8,キャリアセンス部9,復調部10,受信フレーム受信処理部11,冗長化ヘッダ誤り検査部12,多数決判定処理部13,受信データ抽出部14からなる。
送信フレーム生成部2は外部装置(図示していない)からの送信データとMACヘッダ生成部3からの1つのCRC符号付きMACヘッダ情報を受信し、あらかじめ設定してある複数のMACヘッダエリアに受信したMACヘッダ情報を割り付け、データ部に送信データを割り付けて送信フレーム(通信フレームに対応)を生成する。MACヘッダには例えば宛先情報,フレーム種別(ビーコン,応答など)が設定される。あて先情報は、MACアドレス(物理アドレス)である。MACアドレスは、いわゆるIPアドレス等のグローバルアドレスに対し、LAN(ローカルエリアネットワーク)でローカルアドレスを識別するためのものである。
CRC符号(Cyclic Redundancy Check)は、巡回冗長検査とも呼ばれ、データの誤りを検出するための符号である。CRC以外の他の誤り検出符号を用いてもよいのはもちろんである。データが壊れていないかを調べる誤り検出符号のみならず、データが壊れていないか調べて壊れていたらそのデータを復元する機能を付する誤り訂正符号としても良い。
変調部4は、送信フレーム生成部2から出力される通信フレーム情報を受信し、これを変調処理し、無線送信処理部5に出力する。送信制御部6はキャリアセンス部9から入力されたキャリアセンス結果に基づき送信処理を開始するか否かを判定し、キャリアセンス結果として「空き状態」であれば送信を開始するようにし、キャリアセンス結果として「ビジー状態」であれば、「空き状態」となるまで送信を待つか違う無線チャンネルに切替えるようにする。キャリアセンスとは、無線通信装置から電波を発射(通信を開始)する場合は、そのチャンネルが空いているか調べ、チャンネルが空いていれば初めて電波を発射することになる。無線送信処理部5は変調された通信情報を入力し、DA変換,周波数変換,フィルタリング、および電力増幅を含む送信処理を実施し、アンテナ7から無線信号として送信する。
無線受信処理信部8は、アンテナ7を介して受信した無線信号が入力され、周波数変換,フィルタリング,検波,AD変換およびシンボルタイミング同期検出を含む受信処理を実施する。また、無線受信処理部8には、送信時以外は常に無線信号が入力されており、無線信号の受信信号強度を表すRSSI信号がキャリアセンス部9に出力される。キャリアセンス部9は、受信信号強度RSSI信号を基に周波数チャンネルの使用状態を判定し、判定結果を送信制御部6に出力する。キャリアセンス部9では、受信信号強度RSSI信号が予め定めた閾値以下であった場合、周波数チャンネルは「空き状態」と判定し、閾値を越える場合、周波数チャンネルは「ビジー状態」と判定する。
無線受信処理部8においてシンボルタイミング同期を検出した場合、受信処理したベースバンド信号が復調部10に出力される。復調部10は、ベースバンド信号を復調処理し、受信フレームとして受信フレーム受信処理部11に出力する。受信フレーム受信処理部11では、受信したデータフレームの宛先アドレスが該当無線通信装置1のアドレスと一致した場合、受信フレーム(通信フレームに対応)を受信データ抽出部14に出力し、一致しない場合、受信フレームを破棄する。受信したデータフレームの宛先アドレスが該当無線通信装置1のアドレスか否かの判定には、MACヘッダ情報を利用する。MACヘッダ情報は、複数のMACヘッダに割り付けられているので、複数のMACヘッダに割り付けられているMACヘッダ情報を用いて、正しいMACヘッダ情報を選択或は生成して当該アドレス(MACヘッダ情報に含まれるMACアドレス)か否かを判定する。このために、冗長化ヘッダ誤り検出部12,多数決判定処理部13を用いる。後術するが、冗長化ヘッダ誤り検出部12は複数のMACヘッダ情報のうち誤りの発生していないMACヘッダ情報を選択するためのものであり、多数決判定処理部13は、複数のMACヘッダ情報が全て誤っている場合に、これらMACヘッダ情報の多数決判定(多数決処理以外の他の論理演算を用いて生成しても良い)を実施して正しいMACヘッダ情報を生成するものである。この冗長化ヘッダ誤り検出部12と多数決判定処理部13を合わせて冗長化選択部とも称する。以下に、MACヘッダ情報につき、判定処理,選択処理,生成処理を行う例を示すが、もちろん、MACアドレスを直接取り出して、MACアドレスについて判定処理等しても良い。
受信データ抽出部14は、受信フレームのヘッダ等を除去して受信データを抽出し、無線通信装置1に接続している他の装置(図示していない)に受信データを出力する。
次に、複数のMACヘッダを有する通信フレームの構成について図2を用いて説明する。図2に示す通信フレームは物理ヘッダ,MACヘッダデータ1,データ部,FCSからなっており、データ部の中にCRC1,MACヘッダ2,MACヘッダN,データが構成されている。データ部の中にCRC1,MACヘッダ2,MACヘッダNを構成しているのは、一般の無線LAN方式と共存できるようにするためである。つまり、一般の無線LAN装置のMACヘッダとMACヘッダデータ1は同一構成とし、一般の無線LAN装置が本無線通信装置の通信フレームを受信した時に、MACヘッダデータ1が一般の無線LAN装置と同一のデータ構成になっているために、自局宛アドレスか否かを容易に判定可能にしている。MACヘッダデータ1のデータ構成が異なっていると、一般の無線LAN装置が特定ビットデータに基に特殊な動作を起こす可能性が考えられるため、このようなことが発生しないようにしている。図2においてMACヘッダ1はMACヘッダデータ1とCRC1からなり、MACヘッダ2はMACヘッダデータ2とCRC2からなり、MACヘッダNはMACヘッダデータNとCRCNからなる。各々のCRCは受信時にMACヘッダデータの誤りを検出するために設けている。また、FCSはMACヘッダデータ1からデータまでの全データに対して誤りをチェックするように設定しても良いし、各MACヘッダにはCRCが付加されているので、データに対して誤りをチェックするように設定しても良い。このように、本無線通信装置の通信フレーム構成においては、複数のMACヘッダを備えており、通信エラーが発生してもいずれかのMACヘッダが正常となる様にしている。さらに各MACヘッダに対してそれぞれ誤り検出機能を付加しており、MACヘッダに発生する誤りを容易に検出できるようにしている。
ここで、各々のCRCは、受信時にMACヘッダデータの誤りを検出するために、各々別のエリアに設けられているが、1つのエリアにまとめて配置しても良い。さらには、技術的に、1つのCRCで、いくつかのMACヘッダデータの誤りを検出するようにしても良い。
図3は、参考例であり、一般的な無線LANの通信フレーム構成を示しており、MACヘッダにはCRCが付加されていないことが分かる。またFCSはMACヘッダとデータに対して誤りをチェックするように設定されている。一般の無線LANの通信フレーム構成と比較すると、本無線通信装置の通信フレーム構成は高信頼であり、通信エラーに対する耐性が高いといえる。
図4は、冗長化ヘッダ誤り検出部12と多数決判定処理部13の動作を説明するための処理フロー図である。図中の誤り判定処理が冗長化ヘッダ誤り検出部12による処理内容を示し、多数決判定処理が多数決判定処理部13の処理内容を示す。冗長化ヘッダ誤り検出部12は受信フレーム受信処理部11からステップS1でヘッダ情報を取り込む。つまり、図2のMACヘッダ1からNまでのMACヘッダ情報(図中ではヘッダ情報と略称)を取り込む。次にステップS2でMACヘッダ1のヘッダ情報(MACヘッダデータとCRC)に誤りが発生していないか否かをCRC1を利用してチェックする。誤りが発生していない場合にはステップS3に進み、MACヘッダ情報を格納する。つまり、この場合には誤りが発生していないMACヘッダ1のヘッダ情報が格納されることになる。そして、ステップS15にてMACヘッダ1のヘッダ情報が受信フレーム受信処理部11に出力されることになる。ステップS2で誤りが発生している場合にはステップS4に進む。ステップS4では誤りが存在するMACヘッダ1のヘッダ情報が格納され、ステップS5に進む。ステップS4で格納される、誤りが存在するMACヘッダ1のヘッダ情報は後述するが、多数決判定処理部13の多数決判定処理に使用される。
ステップS5では、MACヘッダ2に誤りが発生していないか否かをCRC2を利用してチェックする。誤りが発生していない場合にはステップS6に進み、MACヘッダ情報を格納する。つまり、この場合には誤りが発生していないMACヘッダ2のヘッダ情報が格納されることになる。そして、ステップS15にてMACヘッダ2のヘッダ情報が受信フレーム受信処理部11に出力されることになる。ステップS5で誤りが発生している場合にはステップS7に進む。ステップS7では誤りが存在するMACヘッダ2のヘッダ情報が格納され、ステップS8に進む。
ステップS8では、MACヘッダNに誤りが発生していないか否かをCRCNを利用してチェックする。誤りが発生していない場合にはステップS9に進み、MACヘッダ情報を格納する。つまり、この場合には誤りが発生していないMACヘッダNのヘッダ情報が格納されることになる。そして、ステップS15にてMACヘッダNのヘッダ情報が受信フレーム受信処理部11に出力されることになる。ステップS8で誤りが発生している場合にはステップS10に進む。ステップS10では誤りが存在するMACヘッダNのヘッダ情報が格納され、ステップS11に進む。
ステップ11に進んだということは、全てのMACヘッダに誤りが発生していたことになる。このため、ステップS4,S7,S10でそれぞれ格納したMACヘッダのヘッダ情報を利用して多数決判定処理部13で多数決判定処理を実施する。その処理内容をステップS11,S12,S13,S14,S15に示す。ステップS11では、図5に示すように全ヘッダ情報の各ビットごとに多数決判定を実施する。例えば、一番右側のビットでは、各MACヘッダ(図中ではヘッダと略称)が論理“1”であるため、多数決結果が論理“1”になる。また、一番左側のビットでは、MACヘッダ1が論理“1”で、その他のMACヘッダが論理“0”であるため、多数決結果が論理“0”になる。この結果、多数決判定結果は、論理“00010000‥‥01”となる。これは、MACヘッダデータとCRCのデータに対する多数決結果である。
ステップS12では生成された多数決判定結果のCRCを利用して多数決判定結果に誤りがあるか否かを判定する。誤りが発生していない場合にはステップS13に進み、生成された多数決判定結果である多数決ヘッダ情報を格納する。つまり、この場合には誤りが存在しない多数決ヘッダ情報が格納されることになる。そして、ステップS15にて多数決ヘッダ情報が受信フレーム受信処理部11に出力されることになる。ステップS12で誤りが発生している場合にはステップS14に進む。ステップS14では、MACヘッダにエラーが発生していることを出力し、これが受信フレーム受信処理部11に出力される。この場合には、受信フレーム受信処理部11では、受信したデータフレームの宛先アドレスが該当無線通信装置1のアドレスと一致した場合となるために、受信フレームを破棄する。受信フレーム受信処理部11では、受信したデータフレームの宛先アドレスが該当無線通信装置1のアドレスと一致した場合、つまり、ステップS3,S6,S9,S13からヘッダ情報を入力した場合には、受信フレーム(通信フレームに対応)を受信データ抽出部14に出力することになる。
次に、他の実施例を説明する。なお、これまで説明した実施例と同じ部分は説明を省略する。なお、図面において、符号を同じくする。
図6は、図1において多数決判定処理部13がない場合の無線通信装置の構成を示したものである。通信エラーが極めて高く発生するような劣悪な通信環境となるケースは稀であり、通信エラーが多発しない環境では、図6に示す無線通信装置の適用で十分である。図7は図6に示す無線通信装置に対する冗長化ヘッダ誤り検出部12の処理フローを示す図である。図5の多数決判定処理(ステップS11,S12,S13)が不要になるため、これに伴い、ステップS4,S7,S10も不要になる。
通信フレームに複数のMACヘッダを備えており、MACヘッダに通信エラーが発生しても、通信エラーの発生していないMACヘッダの情報を選択することにより、正常なMACヘッダ情報を基にMAC処理により、受信フレーム(通信フレームに対応)から受信データを抽出することが可能となり、従来発生していた通信フレームの再送が発生することなく、通信遅延時間を増大させることはなく、リアルタイム性が要求される監視系,制御系に適用してその効果大である。さらに、複数のMACヘッダ全てに通信エラーが発生しても、MACヘッダ情報の多数決判定により正しいMACヘッダ情報を生成することができるため、生成した正しいMACヘッダ情報をもとに、受信フレーム(通信フレームに対応)から受信データを抽出することが可能となり、上記と同様な効果を奏することが可能であり、本発明による工業的価値は極めて高い。
以上、実施例の特徴的部分をまとめて説明すると、CRC情報付きMACヘッダ情報を受信し、あらかじめ通信フレームに設定してある複数のMACヘッダエリアに受信したCRC情報付きMACヘッダ情報を割り付け、通信フレーム中のデータ部に送信データを割り付けて通信フレームを生成する送信フレーム生成部、受信時にMACヘッダ情報ごとに誤りの有無をチェックし、誤りがないMACヘッダ情報を選択する冗長化MACヘッダ誤り検出部、すべてのMACヘッダ情報に対して誤りがある場合に該全てのMACヘッダ情報の多数決判定処理により誤りのないMACヘッダ情報を生成する多数決判定処理部を備え、冗長化MACヘッダ誤り検出部又は多数決判定処理部によって得られる正常なMACヘッダ情報を基に受信した通信フレームが自局宛かを判定することを特徴とする。さらに、複数のMACヘッダに対して、1つは通信フレームのMACヘッダに割付け、残りのMACヘッダをデータ部に割付けて通信フレームを構成し、各MACヘッダには同一のMACヘッダ情報を割り付けることを特徴とする。また、本発明の無線通信装置は、MACヘッダの数は3つ以上とし、MACヘッダ情報にはCRC情報を備え、受信時にはMACヘッダ情報ごとに誤りの有無をチェックし、誤りがないMACヘッダ情報を選択し、すべてのMACヘッダ情報に対して誤りがある場合にはすべてのMACヘッダ情報の多数決判定によって得られる情報をMACヘッダ情報とするものである。
すなわち、通信フレームに複数のMACヘッダを備えており、MACヘッダに通信エラー(通信誤り)が発生しても、通信エラーの発生していないMACヘッダの情報を採用する、あるいはすべてのMACヘッダにエラー(誤り)が発生してもMACヘッダ情報の多数決判定により正しいMACヘッダ情報を生成することができるため、従来技術では発生する通信フレームの再送を回避することが可能となり、通信遅延時間の増大を抑制してリアルタイム性を高くすることが可能になる。
1 無線通信装置
2 送信フレーム生成部
3 MACヘッダ生成部
4 変調部
5 無線送信処理部
6 送信制御部
7 アンテナ
8 無線受信処理部
9 キャリアセンス部
10 復調部
11 受信フレーム受信処理部
12 冗長化ヘッダ誤り検査部
13 多数決判定処理部
14 受信データ抽出部
15 送信探査信号

Claims (6)

  1. 通信フレームのデータを変調して信号を無線送信する無線送信機と、無線受信した信号を通信フレームに復調する無線受信機と、からなる無線通信システムであって、
    前記無線送信機は、
    ヘッダ部の末端に、物理アドレス情報を含んだ第一のヘッダ情報を割り付け、データ部の始端に、前記第一のヘッダ情報の誤りを検出するための第一のデータ誤り検出用符号と、前記第一のヘッダ情報を冗長化した第二のヘッダ情報と、前記第二のヘッダ情報の誤りを検出するための第二のデータ誤り検出用符号と、を連続させて割り付け、データ部を所定のセル単位に分割し、前記セルごとに第三の誤り検出符号を付加して、前記通信フレームを生成する送信演算処理部と、
    生成した前記通信フレームを無線送信する無線送信部と、を有し、
    前記無線受信機は、
    前記通信フレームを無線受信する無線受信部と、
    受信した前記通信フレームから、前記ヘッダ部に割り付けられた前記第一のヘッダ情報について、前記データ部に割り付けられた前記第一のデータ誤り検出用符号に基づき誤りの有無をチェックし、前記第一のヘッダ情報に誤りがある場合には、さらに、前記データ部に割り付けた前記第二のヘッダ情報について前記第二のデータ誤り検出用符号に基づき誤りの有無をチェックし、誤りが無い場合に前記第二のヘッダ情報を用いて所定の物理アドレスを生成し、生成された物理アドレス情報を基に受信した通信フレームが自局宛かを判定する受信演算処理部と、を有する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1において、
    前記送信演算処理部は、
    前記データ部に、前記ヘッダ部に割り付けた前記第一のヘッダ情報を冗長化して複数個連続させて割り付けるものであって、
    前記受信演算処理部は、
    前記第一のヘッダ情報、及び、前記データ部に割り付けた複数の冗長化したヘッダ情報全てに誤りがあった場合には、
    前記第一のヘッダ情報と、前記データ部に割り付けられた複数の前記冗長化したヘッダ情報と、を用いて多数決判定処理を行い所定の物理アドレスを生成する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項2において前記受信演算処理部が行う多数決判定処理は、
    前記ヘッダ部に割り付けられた前記第一のヘッダ情報、および、前記データ部に割り付けられた複数の前記冗長化したヘッダ情報、を構成するビットごとに多数決判定を行い、当該多数決判定によって選択されたビットによってヘッダ情報を復元し、所定の物理アドレスを生成するものである
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項1において、
    前記送信演算処理部は、
    前記データ部に、前記ヘッダ部に割り付けた前記第一のヘッダ情報を冗長化して複数個連続させて割り付けるものであって、割り付ける冗長化したヘッダ情報それぞれに、各冗長化したヘッダ情報についてのデータ誤り検出用符号を割り付け、
    前記受信演算処理部は、
    前記ヘッダ部に割り付けられた前記第一のヘッダ情報に誤りがある場合には、前記データ部に割り付けられる前記冗長化したヘッダ情報について、前記データ誤り検出用符号に基づき前記データ部の始端側から順次誤りの有無をチェックし、誤りのない前記ヘッダ情報を用いて所定の物理アドレスを生成することを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記通信フレームに、前記第一のヘッダ情報と前記データとを含んだ情報についての誤り検出用符号をさらに割り付けることを特徴とする無線通信システム。
  6. ヘッダ部の末端に、物理アドレス情報を含んだ第一のヘッダ情報を割り付け、
    データ部の始端に、前記第一のヘッダ情報の誤りを検出するための第一のデータ誤り検出用符号と、前記第一のヘッダ情報を冗長化した第二のヘッダ情報と、前記第二のヘッダ情報の誤りを検出するための第二のデータ誤り検出用符号と、を連続させて割り付け、データ部を所定のセル単位に分割し、前記セルごとに第三の誤り検出符号を付加し、
    前記ヘッダ部と、前記データ部と、からなる通信フレームを生成して無線送信し、
    前記通信フレームを無線受信し、
    受信した前記通信フレームから、前記ヘッダ部に割り付けられた前記第一のヘッダ情報について、前記データ部に割り付けられた前記第一のデータ誤り検出用符号に基づき誤りの有無をチェックし、前記第一のヘッダ情報に誤りがある場合には、さらに、前記データ部に割り付けた前記第二のヘッダ情報について前記第二のデータ誤り検出用符号に基づき誤りの有無をチェックし、誤りが無い場合に前記第二のヘッダ情報を用いて所定の物理アドレスを生成し、前記生成された物理アドレス情報を基に受信した通信フレームが自局宛かを判定する無線通信方法。
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