JP2014112847A - 無線通信システムにおける多元接続互換性のためのデータ送信の受信成功を通知する方法および装置 - Google Patents

無線通信システムにおける多元接続互換性のためのデータ送信の受信成功を通知する方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】データ送信の受信成功の通知を容易にするための方法を提供する。
【解決手段】パケットが成功裏に受信されたことを決定することと、パケットが成功裏に受信されたという決定に伴い肯定応答(ACK)メッセージを生成することとを含み、ACKメッセージはパケットを受信するために使用された受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む、パケットの受信を通知する無線通信方法、装置。
【選択図】図8

Description

[米国特許法第119条に基づく優先権の主張]
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、2009年2月12日に出願された「Method and Apparatus for Acknowledging Successful Reception of a Data Transmission for Multi−Access Compatibility in a Wireless Communication System」と題する米国仮出願61/152,197号の優先権を主張する。
下の記述は一般に通信システムに関し、さらに詳細には、無線通信システムにおける多元接続互換性のためのデータ送信の受信成功の通知を容易にするための方法および装置に関する。
無線通信システムに要求される帯域幅の増加についての問題に対処するために、高データスループットを達成する一方で、多数のユーザ端末がチャネルリソースを共有することによって単一のアクセスポイントと通信することを可能にするための異なるスキームが開発されている。多重入力多重出力(MIMO)テクノロジは、次世代通信システムのための一般の技術として最近出現した1つのそのようなアプローチに相当する。MIMOテクノロジは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格のようないくつかの新興の無線通信規格に採用されている。IEEE 802.11は、短距離通信(例えば、数十メートルから数百メートル)のためにIEEE 802.11委員会によって開発された無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)エアインターフェース(エアリンク媒体)規格のセットを表す。
IEEE 802.11 WLAN規格に準拠するシステムのような無線システムによって提供される1つの主な特徴は、成功裏に受信されたパケットの通知である。パケットはフレームとも呼ばれる。成功裏に受信されたフレームは、例えば、別の送信と衝突せず、受信機の感度閾値よりも高い受信電力で受信され、受信機で適切に復号されたフレームである。このIEEE 802.11 WLANシステムにおいて、PLCP(物理層収束プロトコル)プロトコルデータユニット(PPDU)を正確に受信すると、肯定応答(ACK)が、受信機によってPPDUの送信機に送信される。ACKは、パケットを復号し、フレームが復号局に向けられたものであるか否かをチェックし、巡回冗長検査(CRC)を計算することによって誤りの有無をチェックするための時間が十分となるように、SIFS(ショートインターフレームスペース)時間と称される期間の後にPPDUの受信機によって送られる。
無線通信システムにおいて、媒体アクセス制御(MAC)プロトコルは、エアリンク媒体によって提供されるいくつかの自由の次元(dimensions of freedom)を活用するように設計される。最も一般的に活用される自由の次元は時間と周波数である。例えば、IEEE 802.11のMACプロトコルにおいて、搬送波感知多重アクセス(CSMA)プロトコルを通して自由の時間次元が活用される。CSMAプロトコルは、潜在的な高い干渉の近くで1つより多い送信が生じないように試みる。異なる周波数帯域幅を各チャネルに割り当てることで生成された異なるチャネルを使用することによって自由の周波数次元が活用されうる。
最近の開発により、空間分割多元接続(SDMA)と呼ばれるアプローチを使用する実行可能なオプションである空間次元が、同時送受信のために複数の端末をスケジュールすることによってエアリンク媒体の利用を改善するために使用されうるようになった。1つまたは複数の空間ストリームを使用して、データが、各端末に送られる。具体的には、送信機は、個々の受信機への送信の空間ストリーム(「送信ストリーム」)を形成する。空間ストリームは互いに直交である。送信機がいくつかのアンテナを有し、送信/受信チャネルがいくつかの経路から構成されるため、そのような直交空間ストリームが形成されうる。受信機も、単一入力多重出力(SIMO)またはMIMO送信方法をサポートする受信機で実装されるような1つまたは複数のアンテナを有しうる。
アクセスポイントのような送信デバイスが、複数のストップアンドウエイト(stop and wait)データフローで、アクセス端末のような異なる受信局に送信すべきパケットを有する場合、送信デバイスは、ダウンリンク上でデータを送信するために、幾つかの前記アプローチのうちのいずれか1つを使用することができる。例えば、ダウンリンク送信は、アグリゲートPPDU(APPDU)を使用するTDMA、CDMA、またはSDMA送信方法、またはOFDMのうちのいずれかを用いることができる。
アップリンク上で、送信を成功裏に受信した全ての異なる受信局が、ACKフレームを送信デバイスに送り返すことが予想される。ACKフレームの同時送信をスケジュールするためにSDMAまたはOFDMAのような多元接続方法を使用することは、多くの場合、最も効率的である。しかしながら、現在のACK方法の構成により、現在はACKを受信する受信局である元の送信局が、局ごとにACKを区別することができる方法は存在しない。逆に、受信局のうちの1つがACKの送信に失敗すると、どの受信機が通知しなかったかを元の送信局が知る術はない。これは、このACKフレームフォーマットにおいて送信局につていの一意的な情報が存在しないためである。よって、現在のフレームフォーマットの場合、ACKフレームを送信する一般的な方法は、これらのACKフレームを、時間をずらして直列に送信されるようにスケジュールすることである。
その結果として、上に記述された欠点のうちの1つまたは複数に取り組むことが望まれるであろう。
様々な態様に従って、本革新は、送信機局によって複数の受信局に送信された複数のパケットが成功裏に受信された非同期肯定応答(ACK)メッセージを複数の受信局から送信することを容易にするためのシステムおよび/または方法に関する。
本開示の別の態様に従って、パケットの受信を通知するための無線通信の方法が提供される。その方法は、パケットが成功裏に受信されたことを決定することと、パケットが成功裏に受信されたという決定を受けてACKメッセージを生成することとを含み、ACKメッセージは、パケットを受信するために使用される受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む。
本開示のさらに別の態様に従って、パケットの受信を通知するための無線通信のための装置が提供される。その装置は、パケットが成功裏に受信されたことを決定するための手段と、パケットが成功裏に受信されたという決定を受けてACKメッセージを生成するための手段とを含み、ACKメッセージは、パケットを受信するために使用される受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む。
本開示のさらに別の態様に従って、パケットの受信を通知するための無線通信の装置が提供される。その装置は処理システムを含む。処理システムは、パケットが成功裏に受信されたことを決定し、パケットが成功裏に受信されたという決定を受けてACKメッセージを生成するように構成され、ACKメッセージは、パケットを受信するために使用される受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む。
本開示のさらに別の態様に従って、パケットの受信を通知するための通信用のコンピュータプログラム製品が開示される。そのコンピュータプログラム製品は、プロセッサに、パケットが成功裏に受信されたことを決定させ、パケットが成功裏に受信されたという決定を受けてACKメッセージを生成させるためにプロセッサよって実行可能な命令でエンコードされる機械可読媒体を含み、ACKメッセージは、パケットを受信するために使用される受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む。
本開示のさらに別の態様に従って、アクセス端末が開示される。アクセス端末は、パケットの受信を通知するように構成された無線ネットワークアダプタと、処理システムとを含む。処理システムは、パケットが成功裏に受信されたことを決定し、パケットが成功裏に受信されたという決定を受けてACKメッセージを生成するように構成され、ACKメッセージは、パケットを受信するために使用される受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む。
本開示のさらに別の態様に従って、アクセスポイントが開示される。アクセスポイントは、複数のアクセス端末の1つのアクセス端末からACKメッセージを受信するように構成された無線ネットワークアダプタと、アクセス端末の一意的な識別子を決定するためにACKメッセージを復号するように構成された処理システムとを含む。
特定の態様が本明細書に記述されているが、これらの態様の多数の変形および並び替えは、本開示の範囲内である。好ましい態様のいくつかの利益および利点が明記されるが、本開示の範囲は、特定の利益、用途、または目的に限定されることを意図しない。むしろ、本開示の態様は、いくつかが、図面および以下に続く詳細な説明において例として示される異なる無線テクノロジ、システム構成、ネットワークおよび送信プロトコルに広く適用可能であることが企図される。詳細な説明および図面は、付随の特許請求の範囲およびその等価物によって定義されている本開示の範囲を限定するものというよりはむしろ、単に本開示の例証である。
本開示のこれらおよび別の例示的な態様は、後続の詳細な説明および添付図面で記述されるであろう。
図1は、無線通信ネットワークの図である。 図2は、図1の無線通信ネットワークにおける無線ノードの物理(PHY)層の信号処理機能の例のブロック図である。 図3は、図1の無線通信ネットワークで使用されるレガシ肯定応答(ACK)フレーム構造の図である。 図4は、図3のレガシACKフレーム構造を使用した時分割多元接続(TDMA)パケット送信およびTDMA ACK送信プロセスのタイミング図である。 図5は、図3のレガシACKフレームを使用した空間分割多元接続/直交周波数分割多元接続(SDMA)/(OFDMA)パケット送信およびTDMA ACKプロセスのタイミング図である。 図6は、図1の無線通信ネットワークで使用されうる第1の改善ACKフレーム構造の図である。 図7は、図1の無線通信ネットワークで使用されうる第2の改善ACKフレーム構造の図である。 図8は、図6の第1の改善ACKフレーム構造、または、図7の第2の改善ACKフレーム構造を使用したTDMAパケット送信およびSDMA/OFDMA ACK送信プロセスのタイミング図である。 図9は、図6の第1の改善ACKフレーム構造、または、図7の第2の改善ACKフレーム構造を使用したSDMA/OFDMAパケット送信およびSDMA OFDMA ACKプロセスのタイミング図である。 図10は、図6の第1の改善ACKフレーム構造、または、図7の第2の改善ACKフレーム構造を使用した別のACKプロセスのタイミング図である。 図11は、図1の無線通信ネットワークの無線ノードにおける処理システムのためのハードウェア構成の例を示すブロック図である。 図12は、本開示のある態様に従って構成された通信装置のブロック図である。
詳細な説明
一般的な実施に従って、図のいくつかは明確さのために簡略化されうる。このように、図は、所与の装置(例えばデバイス)または方法の全てのコンポーネントを描写するわけではない。最後に、同様の参照番号は、本明細書および図面全体を通して同様の特徴を表すために使用されうる。
本開示の様々な態様が、添付図に関してさらに詳細に以下に記述される。しかしながら、この開示は、多数の異なる形態で具現されることができ、本開示全体を通して提示される任意の特定の構造または機能に限定されるとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、この開示が完全および完璧になるため、且つ、本開示の範囲を当業者に十分に伝達するために提供される。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本開示の任意の別態様とは独立して実施されようと、組み合わされて実施されようと、本開示の範囲が、本明細書の開示のあらゆる態様を包含することを意図するものであることと認識するべきである。例えば、本明細書に示される任意の数の態様を使用して装置または方法は実施されうる。加えて、本開示の範囲は、本明細書に示される開示の様々な態様に加えて、あるいはそれらを除いて、別の構造、機能性、または構造と機能性を使用して実施されるそのような装置または方法を包含すること意図する。本明細書の開示の任意の態様が、特許請求の範囲の1つまたは複数のエレメントによって組み込まれうることは理解されるべきである。
本明細書に記述される改善された送信通知アプローチにおいて、送信局から受信局に送信される肯定応答(ACK)フレームは、ACKを送信する送信局についての一意的な識別情報を含む。受信局は元の送信局であり、送信局は元受信局であった。一意的な識別情報は、ACKフレーム内に、送信機MACアドレスのような情報、あるいは送信機局識別子(ID)を含みうる。一態様において、IDは、16ビットの長さと関連付けられる際に、関連デバイスの各々に対して一意的に割り当てられる。結果として、空間分割多元接続(SDMA)または直交周波数分割多元接続(OFDMA)のような多元接続方法を使用して複数の送信局から同時に送信されるACKは、元の送信局である受信局によって一意的に識別されうる。かくして、受信局は、元の受信局のどれが元の送信を受信しなかったかを識別することができる。
送信ACK方法を含む無線ネットワーク100のいくつかの態様が図1に関してここに提示される。無線ネットワーク100は、全体的にノード110および120として表されるいくつかの無線のノードと共に示される。各無線ノードは、受信および/または送信することができる。下に続く詳細な説明において、ダウンリンク通信の場合、「アクセスポイント」という用語は送信ノードを表すために使用され、「アクセス端末」という用語は受信ノードを表すために使用されるのに対して、アップリンク通信の場合、「アクセスポイント」という用語は受信ノードを表すために使用され、「アクセス端末」という用語は送信ノードを表すために使用される。しかしながら、当業者は、別の用語または名称がアクセスポイントおよび/またはアクセス端末に対して使用されうることを容易に理解するであろう。例として、アクセスポイントは、基地局、トランシーバ基地局、局、端末、ノード、アクセスポイントを務めるアクセス端末、または、いくつかの適切な別の用語で呼ばれうる。アクセス端末は、ユーザ端末、移動局、加入者局、局、無線デバイス、端末、ノード、または、いくつかの適切な他の用語で呼ばれうる。本開示全体を通して記述される様々なコンセプトは、それらの特定な名称に関係なく、全ての適切な無線ノードに適用されることが意図される。
無線ネットワーク100は、アクセス端末120にカバレッジを提供するために地理的領域全体に分散した任意の数のアクセスポイントをサポートすることができる。システムコントローラ130は、別のネットワーク(例えば、インターネット)へのアクセスに加えて、アクセスポイントの協調と制御をアクセス端末120に提供するために使用されうる。簡潔さのために、1つのアクセスポイント110が示される。アクセスポイントは、一般的に、カバレッジの地理的領域内のアクセス端末にバックホールサービスを提供する固定端末である。しかしながら、アクセスポイントは、いくつかのアプリケーションにおいてモバイルでありうる。固定またはモバイルでありうるアクセス端末は、アクセスポイントのバックホールサービスを利用するか、あるいは、別のアクセス端末とのピア・ツー・ピア通信に従事する。アクセス端末の例は、電話(例えば、セルラ電話)、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、デジタルオーディオプレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソール、または任意の別の適切な無線ノードを含む。
無線ネットワーク100は、MIMOテクノロジをサポートしうる。MIMOテクノロジを使用して、アクセスポイント110は、同時にSDMAを使用して複数のアクセス端末120と通信することができる。SDMAは、異なる受信機に同時に送信される複数のストリームが同一の周波数チャネルを共有し、結果としてより高いユーザ容量の提供を可能にする多元接続スキームである。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次に、ダウンリンク上で異なる送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされたストリームの各々を送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間署名と共にアクセス端末に到着し、それは、各アクセス端末120がそのアクセス端末120に向けられたデータストリームを回復することを可能にするアップリンク上で、各アクセス端末120は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、それによって、アクセスポイント110は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することができる。
1つまたは複数のアクセス端末120は、ある機能性を可能にするために複数のアンテナを装備しうる。この構成の場合、アクセスポイント110の複数のアンテナは、複数のアンテナのアクセスポイントと通信するために使用され、さらなる帯域幅または送信電力なしでデータスループットを向上させることができる。これは、送信機での高いデータレートの信号を異なる空間署名を有する複数のより低いレートのデータストリームに分割し、それにより、受信機が、これらのストリームを複数のチャネルに分割し、且つ、ストリームを適切に組み合わせることで高いレートのデータ信号を回復することを可能にすることで達成されうる。
下記の開示の一部は、重入力多重出力(MIMO)テクノロジもサポートするアクセス端末を記述するが、アクセスポイント110は、MIMO技術をサポートしていないアクセス端末をサポートするようにも構成されうる。このアプローチは、より新しいMIMOアクセス端末が適切に導入されるとともに、より古いバージョンのアクセス端末(すなわち、「レガシ」端末)が、無線ネットワークで展開されている状態を維持することを可能にし、使用可能期間を拡張する。
以下に続く詳細な説明において、様々な態様が、直交周波数分割多重(OFDM)のような任意の適切な無線テクノロジをサポートするMIMOシステムに関して記述されるであろう。OFDMは、精密周波数で離間された多数のサブキャリアにわたってデータを分散する拡張スペクトル技術である。その間隔は、受信機がサブキャリアからデータを回復することを可能にする「直交性」を提供する。OFDMシステムは、IEEE 802.11またはいくつかの別のエアインターフェース規格を実施することができる。別の適切な無線テクノロジは、例として、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、または、任意の別の適切な無線テクノロジ、あるいは、適切な無線テクノロジの任意の組み合わせを含む。CDMAシステムは、IS−2000、IS−95、IS−856、広域CDMA(WCDMA(登録商標))、あるいは、いくつかの別の適切なエアインターフェース規格を実施することができる。TDMAシステムは、汎ヨーロッパデジタル移動通信システム(GSM(登録商標))、あるいは、いくつかの別の適切なエアインターフェース規格を実施することができる。当業者が容易に認識するように、この開示の様々な態様はあらゆる特定の無線テクノロジおよび/またはエアインターフェース規格に限定されない。
アクセスポイントであろうとアクセス端末であろうと、無線ノードは、無線ノードを共有の無線チャネルにインターフェースするために全ての物理的および電気的な仕様を実施する物理(PHY)層と、共有の無線チャネルへのアクセスを協調するMAC層と、例として、スピーチおよびマルチメディアコーデックおよびグラフィック処理を含む様々なデータ処理機能を実行するアプリケーション層とを含む階層構造を利用するプロトコルと共に実施されうる。付加的なプロトコル層(例えば、ネットワーク層、トランスポート層)は、任意の特定のアプリケーションに要求されうる。いくつかの構成において、無線ノードは、アクセスポイントとアクセス端末との間、または2つのアクセス端末の間の中継ポイント的な役割を果たすため、アプリケーション層を必要としえない。当業者は、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられた設計制約全体に依存して、適切なプロトコルを任意の無線ノードに対して容易に実施することができるであろう。
無線ノードが送信モードの場合、アプリケーション層はデータを処理し、そのデータをパケットに区分し、そのデータパケットをMAC層に提供する。MAC層は、MACパケットのペイロードによって搬送されているアプリケーション層からの各データパケットを使用してMACパケットを組み立てる。あるいは、MACパケットのペイロードは、アプリケーション層から、データパケットのフラグメントまたは複数のデータパケットを搬送することができる。各MACパケットはMACヘッダおよび誤り検出コードを含む。MACパケットは、時に、MACプロトコルデータユニット(MPDU)と呼ばれるが、フレーム、パケット、タイムスロット、セグメント、あるいは任意の別の適切な名称でも呼ばれうる。
MACが送信を決定すると、それは、MACパケットのブロックをPHY層に提供する。PHY層は、MACパケットのブロックをペイロードに組み立て、プリアンブルを追加することによってPHYパケットを組み立てる。より詳しく後に議論されうるように、PHY層は、様々な信号処理機能(例えば、変調、符号化、空間処理等)を提供することに対しても責任を有する。時々、物理層収束プロトコル(PLCP)と呼ばれるプリアンブルは、PHYパケットの開始を検出し、送信機のノードデータクロックに同期化するために受信ノードによって使用される。PHYパケットは、時々、物理層プロトコルデータユニット(PLPDU)と呼ばれるが、フレーム、パケット、タイムスロット、セグメント、あるいは任意の別の適切な用語でも呼ばれうる。
無線ノードが受信モードの場合には、プロセスは逆である。すなわち、PHY層は、無線チャネルから入ってくるPHYパケットを検出する。プリアンブルは、PHY層がPHYパケット上でロックインし、かつ、様々な信号処理機能(例えば、復調、復号、空間処理等)を実行することを可能にする。処理されると、PHY層は、PHYパケットのペイロードで搬送されるMACパケットのブロックを回復し、MACパケットをMAC層に提供する。
MAC層は、各MACパケットに対して誤り検出コードをチェックし、それが正確に復号されたか否かを決定する。MACパケットが正確に復号されたことをMACパケットに対する誤り検出コードが示す場合、MACパケットに対するペイロードがアプリケーション層に提供される。MACパケットが正確に復号さなかったことをMACパケットに対する誤り検出コードが示す場合、MACパケットは廃棄される。どのデータパケットが正確に復号されたかを示すブロック肯定応答(BACK)が送信ノードに送られうる。送信ノードは、どのデータパケットが、それがある場合、再送信を必要とするかを決定するためにBACKを使用する。
図2は、PHY層の信号処理機能の例を示す概念ブロック図である。送信モードにおいて、TXデータプロセッサ202は、受信ノードでの前方誤り訂正(FEC)を容易にするため、MAC層からデータを受信し、そのデータをエンコード(例えば、ターボ符号化)するために使用されうる。符号化プロセスは、変調シンボルのシーケンスを生成するために、TXデータプロセッサ202によって、共にブロックされ、信号点配置(signal constellation)にマッピングされうるコードシンボルのシーケンスに帰着する。
OFDMを実施する無線ノードにおいて、TXデータプロセッサ202からの変調シンボルは、変調シンボルの空間処理を実行するTX空間プロセッサ204に提供されうる。これは、変調シンボルをOFDM変調器205に提供する前にそれを空間プリコーディングすることによって達成されうる。
OFDM変調器205は、変調シンボルを複数の並列ストリームに分割する。各ストリームは、OFDMサブキャリアにマッピングされ、次に、時間ドメインのOFDMストリームを生成するために、高速フーリエ逆変換(IFFT)を使用して互いに結合される。次に、空間的にプリコーディングされたOFDMストリームの各々は、それぞれのトランシーバ206a〜206nを介して異なるアンテナ208a〜208nに提供される。各トランシーバ206a〜206nは、無線チャネルを介した送信のために、それぞれのプリコーディングされたストリームを有するRFキャリアを変調する。
受信モードにおいて、各トランシーバ206a〜206nは、それぞれのアンテナ208a〜208nを通して信号を受信する。各トランシーバ206a〜206nは、RFキャリア上で変調された情報を回復し、その情報をOFDM復調器210に提供するために使用されうる。
OFDMを実施する無線ノードにおいて、トランシーバ206a〜206nからのストリーム(または、複合ストリーム)が、OFDM復調器210に提供される。OFDM復調器210は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、ストリーム(または、複合ストリーム)を時間ドメインから周波数ドメインに変換する。周波数ドメイン信号は、OFDM信号の各サブキャリアに対して独立したストリームを備える。OFDM復調器210は、各サブキャリア上で搬送されたデータ(すなわち、変調シンボル)を回復し、ストリームをRX空間プロセッサ212に送信する前に、そのデータを変調シンボルの1つのストリームに多重化する。
RX空間プロセッサ212は、無線ノード200に向けられた任意の空間ストリームを回復するために空間処理を情報に実行する。空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI)、最小平均二乗誤差(MMSE)、ソフト干渉キャンセレーション(SIC)、またはいくつかの別の適切な技術に従って実行されうる。複数の空間ストリームが無線ノード200に向けられている場合、それらはRX空間プロセッサ212によって結合されうる。
RXデータプロセッサ214は、変調シンボルを信号点配置の正確な点に戻すために使用されうる。無線チャネル内のノイズと別の妨害により、変調シンボルは、元の信号点配置の点の正確な位置と一致しない可能性がある。RXデータプロセッサ214は、受信点と、信号点配置内の有効なシンボルの位置との最短距離を見つけることによって、最も送信されそうなのはどの変調シンボルであるかを検出する。これらのソフトな決定は、ターボ符号化の場合に、例えば、所与の変調シンボルと関連付けられた符号シンボルの対数尤度比(LLR)を計算するために使用されうる。次に、RXデータプロセッサ214は、データをMAC層に提供する前に、元々送信されたデータを復号するために符号シンボルLLRのシーケンスを使用する。
IEEE 802.11 e/nシステムのような無線通信システムにおけるトラフィックは、「アグリゲート」(aggregate)フローまたは「ストップアンドウエイト」(stop and wait)フローにおおまかに分類されうる。アグリゲートフローは、送信局が、MAC層の基本的な送信ユニットである1つのMACプロトコルデータユニット(MPDU)の送信後にACKフレームを期待することなく、アグリゲートMACプロトコルデータユニット(AMPDU)と呼ばれるフレーム構造で複数のフレームを連続して(back−to−back)送信するフローである。このように、受信局が、あるシーケンス番号から開始して全てのフレームの受信成功を示すブロック肯定応答(BlockACK)フレームを送信するのは、完全なAMPDUフレームの受信の後にのみである。このブロックACKフレームは、典型的に、AMPDUの複数のパケットの各々の受信成功を表すビットマップを含む。ビットマップ内のビットが「1」に設定された場合、それは、(i)有効な開始シーケンス番号、および(ii)AMPDUにおいて有効なビット位置によって特定される位置のそれぞれのパケットが成功裏に受信されたことを示す。そうでなく、ビットが「0」に設定された場合、それは、それぞれのパケットが正確に受信されなかったことを示す。
ストップアンドウエイトフローは、送信機が、各MPDUを正確に受信した後に受信機のACKフレーム送を期待するフローである。このメカニズムは、IEEE 802.11 a/b/g規格に準拠するシステムのような全てのレガシWLANシステムにおいて使用される。IEEE 802.11 e/nシステムに準拠するWLANシステムにおいて、この確認メカニズムは、典型的に、低いデータレート要求と、非常に高い遅延制約要求を有するフローに対して使用される。IEEE 802.11無線LANシステムにおける典型的なストップアンドウエイトフローについて、ブロックACKメカニズムよりむしろこの基本的なACKメカニズムが使用される。ストップアンドウエイトフローのためのACKフレームのフレームフォーマットが下に議論される。
図3は、レガシ(従来の)ACKフレーム300を示す。典型的なストップアンドウエイトフローアプローチについて、レガシACKフレーム300が使用される。示されるように、ACKフレーム300は、局がACKを向けているアクセスポイントのアドレスが記憶される受信機アドレス(RA)フィールド316を含む。ACKのRAフィールド316は、直前の指示データ、管理、または制御フレームのアドレスから複製される(例えば、ブロックACK応答、ブロックACK制御、またはPS−Poll)。レガシACKフレーム300は、フレーム制御フィールド312、持続時間フィールド314、および、フレームチェックシーケンス(FCS)フィールド318も含み、それは、誤り検出および訂正のために通信プロトコル内のACKフレーム300に追加される余分のチェックサムデータである。一態様において、誤りの検出とその訂正は、通常正確に受信されなかったとみなされるパケットが成功裏に受信されたとみなされることを可能にする。すなわち、パケットは、その受信後に検出された任意の誤りが訂正可能であった場合に、成功裏に受信されたとみなされるであろう。
アクセスポイントが、異なる局への複数のストップアンドウエイトフロー内にパケットを有する場合、それは、データをダウンリンク上で送信するために、SDMA、APPDUを用いたTDMA、またはOFDMA方法のうちの1つを使用することができる。アップリンク上で、送信を正確に受信した全ての受信局(すなわち、アクセス端末)が、ACKを元の送信局(すなわち、アクセスポイント)に送信することが期待される。そのような場合において、これらのACKが同時に送信されるようにスケジュールするためにSDMAまたはOFDMAのような複数の接続方法を使用することは非常に効率的である。ACKフレームフォーマット300の固有の構造により、ACKの受信局は、ACKを局毎に区別することができる。このように、元の受信局のうちの1つが、ACKの送信に失敗すると、元の送信局は、元の受信局のどれがACKを送信しなかったかを決定することができないであろう。よって、現在のフレームフォーマットでは、唯一の効率的な方法は、これらのACKを、時間をずらして送信するようにスケジュールすることである。
図4は、アクセスポイント410から複数の局STA−1 412−1〜STA−8 412−8への複数のTDMA送信STA−1 430−1〜STA−8 430−8の例示的なTDMA APPDUダウンリンク(DL)およびスケジュールアップリンク(UL)タイミング図400を示す。示されるように、SIFS時間期間tSIFS 424が、複数のTDMA送信STA−1 430−1〜STA−8 430−8の終端と、各局によって送信されるACKとの間に、示されるように、要求される。さらに、tSIFS 424は、複数の局STA−1 412−1〜STA−8 412−8と、それぞれの局によって送信される複数のACK 432−1〜432−8の各ACK間に要求される。ある態様において、各ACKを送信する時間はACK送信時間tACK 422で表される。このように、IEEE 802.11aプリアンブルの場合、トータルACK送信時間は、複数のACK 432−1〜432−8の各ACKを送信するために要する各時間期間tACK 422と、各ACK間のSIFS期間tSIFS 424とによって決定される。例として、tSIFS 424が16マイクロ秒(μs)であり、なお、送信レートは毎秒65メガバイト(Mbps)であると仮定する、且つ、tACK 422が24μsである場合、複数のACK 432−1〜432−8の各ACK送信の前後にtSIFS 424が要求されると仮定すると、トータルACK送信時間は320μsである。これは、このACKフレームフォーマット内に送信局についての一意的な情報がないためである。複数のTDMA送信STA−1 430−1〜STA−8 430−8のためのトータルデータ送信時間が104μsである場合、送信レートが130Mbpsであると仮定すると、トータル送信時間は424μsである。
図5は、16×16のSDMAに対応したアクセスポイント510およびそれぞれ2×2のSDMAに対応した複数の局STA−1 512−1〜STA−8 512−8のための例示的なSDMA DLおよびスケジュールされたULタイミング図500を示す。示されるように、アクセスポイント510から複数の局STA−1 512−1〜STA−8 512−8への複数のSDMA送信STA−1 530−1〜STA−8 530−8である。示されるように、SIFS時間期間tSIFS 524が、複数のTDMA送信STA−1 530−1〜STA−8 530−8の終端と、示されるように、各局によって送信されるACKとの間に要求される。さらに、tSIFS 524は、複数の局STA−1 512−1〜STA−8 512−8のそれぞれの局によって送信される複数のACK 532−1〜532−8の各ACK間に要求される。ある態様において、各ACKを送信する時間はACK送信時間tACK 522によって表される。このように、IEEE 802.11aプリアンブルについて、トータルACK送信時間は、複数のACK 532−1〜532−8の各ACKを送信するために要する各時間期間tACK 522と、各ACK間のSIFS期間tSIFS 524とによって決定される。例として、tSIFS 524が16μsであり、なお、送信レートは毎秒65メガバイト(Mbps)であると仮定する、且つ、tACK 522が24μsである場合、複数のACK 532−1〜532−8の各ACK送信の前後にtSIFS 524が要求されると仮定すると、トータルACK送信時間は320μsである。これは、このACKフレームフォーマット内に送信局についての一意的な情報がないためである。複数のTDMA送信STA−1 530−1〜STA−8 530−8のためのトータルデータ送信時間が48μsである場合、送信レートが130Mbpsであると仮定すると、トータル送信時間は368μsであり、それは、図4の送信時間424μsよりも短い。しかしながら、複数のACK 532−1〜532−8のトータル送信時間と、要求されるSIFS期間tSIFS 524とは320μsであり、それは、複数のACK 432−1〜432−8とSIFS期間tSIFS 424とのトータル送信時間から変わっていない。これは、このACKフレームフォーマット内に、送信局についての一意的な情報が存在しないためである。
各局(元の受信局)とアクセスポイント(元の送信局)との間でACKを送信するために要する時間を減らすために、改善ACKフレームフォーマットは、ACK送信局の各々についての一意的な情報をACKフレーム内に含む。結果として、SDMAまたはOFDMAのような複数の接続方法は、各ACKの送信元がアクセスポイントによって一意的に識別されうるため、複数の局からACKを同時に送信するために使用されうる。一態様において、一意的な情報は送信機MACアドレスである。別の態様において、一意的な情報は、アクセスポイントと局とを関連付ける際に一意的な16ビットのIDとして割り当てられる送信機局IDである。
図6は、局がACKを向けているアクセスポイントのアドレスが記憶される受信機アドレス(RA)フィールド616を含む第1の改善ACKフレーム600を示す。ACKのRAフィールド616は、直前の指示データ、管理、または制御フレーム(例えば、ブロックACK応答、ブロックACK制御またはPS−Poll)のアドレスから複製される。第1の改善ACKフレーム600は、送信機MACアドレス(TA)フィールド620を含む。一態様において、TAフィールド620は長さが6バイトである。第1の改善ACKフレーム600は、さらに、フレーム制御フィールド612、持続時間フレーム614、および、フレームチェックシーケンス(FCS)フィールド618を含み、これは、誤り検出および訂正のために通信プロトコル内の第1の改善ACKフレーム600に追加された余分のチェックサムデータである。
図7は、局がACKを向けているアクセスポイントのアドレスが記憶される受信機アドレス(RA)フィールド716を含む第2の改善ACKフレーム700を示す。ACKのRAフィールド716は、直前の指示データ、管理、または制御フレーム(例えばブロックACK応答、ブロックACK制御またはPS−Poll)のアドレスから複製される。第1の改善ACKフレーム700は、送信機識別子(STA−ID)フィールド720を含む。一態様において、STA−IDフィールド720は長さが2バイトである。送信機IDは、また、局がアクセスポイントと関連付けられる際に局に割り当てられる関連IDとも呼ばれる。第2の改善ACKフレーム700は、さらに、フレーム制御フィールド712、持続時間フレーム714、および、フレームチェックシーケンス(FCS)フィールド718を含み、これは、誤り検出および訂正のために、通信プロトコル内の第2の改善ACKフレーム700に追加される余分のチェックサムデータである。
前述のように、アクセスポイントが複数のストップアンドウエイトフローで異なる局にパケットを送信している時、それは、ダウンリンク上でデータを送信するためにSDMA、APPDUを用いるTDMA、またはOFDMA方法のうちの1つを使用することができる。アップリンク上で、送信を正確に受信した元の受信局全てが、ACKを元の送信局に送信することが期待される。そのような状況において、これらのACKが同時に送信されるようにスケジュールするために、SDMAまたはOFDMAのような多元接続方法を使用することは非常に効率的である。第1の改善ACKフレームフォーマット600または第2の改善ACKフレームフォーマット700を使用して、ACKの受信局であるアクセスポイントは局毎にACKを区別することができる。このように、元の受信局のうちの1つがACKの送信に失敗すると、元の送信局は、ACKを送信しなかったのは元の受信局のうちのどれであるかを決定することができるであろう。このように、改善フレームフォーマットの場合、これらのACKを送信する効率的な方法は、同時の方式である。
図8および9は、SDMAまたはOFDMAのような多元接続テクノロジがACK送信するために使用される場合のフレーム交換シーケンスを示す。これらの図の各々には、232バイトの長さの典型的なG711 VoIP(Voice over IP)パケットを8つの局に同時に送信するために必要なトータル送信時間が示されている。これらの2つの場合における短縮送信時間は、主に、以下でより詳細に説明されるように、改善フレームフォーマットによって可能となる短縮ACK送信時間による。
図8は、16×16のSDMAに対応したアクセスポイント810および各々が2×2のSDMAに対応した複数の局STA−1 812−1〜STA−8 812−8のための例示的なTDMA APPDUダウンリンク(DL)およびSDMAアップリンク(UL)タイミング図800を示す。タイミング図800は、アクセスポイント810から複数の局STA−1 812−1〜STA−8 812−8への複数のTDMA送信STA−1 830−1〜STA−8 830−8を含む。図示のように、複数のTDMA送信STA−1 830−1〜STA−8 830−8の終りと、複数の局STA−1 812−1〜STA−8 812−8のそれぞれの局によってすべて同時に並列に送信され、図示のように、各局によって送信される複数のACK 832−1〜832−8の始りとの間に、SIFS時間期間tSIFS 824が要求される。複数のACK 832−1〜832−8が、複数の局STA−1 812−1〜STA−8 812−8のそれぞれの局によって各々同時に送信されるため、1つのtSIFS 824だけが要求される。ある態様において、各ACKを送信する時間は、ACK送信時間tACK 822で表される。トータルACK送信時間は、SIFS期間tSIFS 824の時間と、複数のACK 832−1〜832−8の各ACKを同時に送信するために要する時間tACK 822とに等しい。例として、tSIFS 824が16μsであり、なお、送信レートが毎秒65メガバイト(Mbps)であると仮定する、且つ、tACK 822が92μsである場合、複数のACK 832−1〜832−8の全てのACK送信の前に1つのtSIFS 824が要求されると仮定すると、トータルACK送信時間は108μsである。複数のTDMA送信STA−1 830−1〜STA−8 830−8のためのトータルデータ送信時間が104μsである場合、送信レートが130Mbpsであると仮定すると、トータル送信時間は212μsである。
図9は、16×16のSDMAに対応しているアクセスポイント910および各々が2×2のSDMAに対応している複数の局STA−1 912−1〜STA−8 912−8のための例示的なTDMA APPDUダウンリンク(DL)およびSDMAアップリンク(UL)タイミング図900を示す。タイミング図900は、アクセスポイント910から複数の局STA−1 912−1〜STA−8 912−8への複数の同時SDMA/OFDMA送信STA−1 930−1〜STA−8 930−8を含む。図示のように、複数のSDMA/OFDMA送信STA−1 930−1〜STA−8 930−8の終りと、複数の局STA−1 912−1〜STA−8 912−8のそれぞれの局によって各々が全て同時に送信され、図示のように各局によって送信される複数のACK 932−1〜932−8の始まりとの間に、SIFS時間期間tSIFS 924が要求される。複数のACK 932−1〜932−8が、複数の局STA−1 912−1〜STA−8 912−8のそれぞれの局によって各々同時に送信されるため、1つのtSIFS 924だけが要求さる。ある態様において、各ACKを送信する時間は、ACK送信時間tACK 922で表される。トータルACK送信時間は、SIFS期間tSIFS 924の時間と、複数のACK 932−1〜932−8の各ACKを同時に送信するために要する時間tACK 922とに等しい。例として、tSIFS 924が16μsであり、なお、送信レートが毎秒65メガバイトであると仮定する、且つ、tACKが92μsである場合、複数のACK 932−1〜932−8の全てのACK送信の前に1つのtSIFS 924が要求されると仮定すると、トータルACK送信時間は108μsである。複数のSDMA/OFMDA送信STA−1 930−1〜STA−8 930−8のためのトータルデータ送信時間が48μsである場合、送信レートが130Mbpsであると仮定すると、トータル送信時間は156μsである。
図10は、アクセスポイント1010から複数の局STA−1 1012−1〜STA−8 1012−8への複数のTDMA送信STA−1 1030−1〜STA−8 1030−8の例示的なTDMA APPDUダウンリンク(DL)およびスケジュールアップリンク(UL)タイミング図1000を示す。示されるように、複数の局STA−1 1012−1〜STA−8 1012−8の各々は、複数の局STA−1 1012−1〜STA−8 1012−8のそれぞれの局によって送信される複数のACK 1032−1〜1032−8のACKを戻す。各ACKは、ランダム時間期間tRANDOM 1024−1〜1024−8が使用されるコンテンション方法で送信される。図6の強化ACKフレームフォーマットが使用され、この簡潔なACK技術において、ACKメッセージはSIFSの間隔を伴って同時に送信されることを要求されない。ある態様において、各ACKを送信するための時間はACK送信時間tACK 1022で表される。このように、IEEE 802.11aプリアンブルの場合、トータルACK送信時間は、複数のACK 1032−1〜1032−8の各ACKを送信するために要する各時間期間tACK 1022と、各ACK前のランダム期間tRANDOM 1024−1〜1024−8とによって決定される。
図11は、無線ノードにおける処理システムのためのハードウェア構成の例を示す概念図である。この例において、処理システム1100は、一般的にバス1102によって表されるバスアーキテクチャと共に実装されうる。バス1102は、処理システム1100の特定のアプリケーションと設計制約全体に依存して、相互接続するバスおよびブリッジを任意の数含みうる。バスは、プロセッサ1104、機械可読媒体1106、およびバスインターフェースを含む様々な回路を互いにリンクする。バスインターフェース1108は、バス1102を介して、とりわけ、処理システム1100にネットワークアダプタ1110を接続するために使用されうる。ネットワークインターフェース1110は、PHY層の信号処理機能を実装するために使用されうる。アクセス端末110の場合(図1参照)、ユーザインターフェース1112(例えば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティック等)もバスに接続されうる。バス1102は、当技術分野で周知であり、ゆえにさらに詳細には記述されないタイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、電力管理回路などの様々な別の回路もリンクしうる。
プロセッサ1104は、機械可読媒体1108に記憶されたソフトウェアの実行を含む、バスおよび一般処理を管理することに関与する。プロセッサ1108は、1つまたは複数の汎用プロセッサおよび/または専用プロセッサに実装されうる。例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行することができる別の回路を含む。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他の名称で呼ばれようと、命令、データ、またはそれらのあらゆる組み合わせ意味するように広く解釈されるであろう。機械可読媒体は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読み取り専用メモリ)、PROM(プログラマブル読み取り専用メモリ)、EPROM(消去可能読み取り専用メモリ)、EEPROM(電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、または任意の別の適切な記憶媒体、あるいはそれらのあらゆる組み合わせを含みうる。機械可読は、コンピュータプログラム製品に具現されうる。コンピュータプログラム製品は、パッケージングマテリアルを備えうる。
図11で示されるハードウェア実装において、機械可読媒体1106は、プロセッサ1104から離れた処理システム1100の一部として示される。しかしながら、当業者が容易に認識しうるように、機械可読媒体1106またはその任意の一部は、処理システム1100の外に存在しうる。例として、機械可読媒体1106は、全てがバスインターフェース1108を通してプロセッサ1104によってアクセスされうる送信ライン、データによって変調されるキャリア波、および/または、無線ノードから離れたコンピュータ製品を含みうる。あるいは、または、さらに、機械可読媒体1104またはその任意の一部は、場合によって、キャッシュおよび/または一般のレジスタファイルと共に、プロセッサ1104に組み込まれうる。
処理システム1100は、全てが外部のバスアーキテクチャを通して別の支援回路と互いにリンクされている、プロセッサ機能性を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサと、機械可読媒体1106の少なくとも一部を提供する外付けメモリとを有する汎用処理システムとして構成されうる。あるいは、処理システム1100は、プロセッサ1104、バスインターフェース1108、アクセス端末の場合のユーザインターフェース1112、支援回路(図示されない)、および、単一チップに組み込まれる機械可読媒体1106の少なくとも一部を有するASIC(特定用途向け集積回路)と共に、もしくは、1つまたは複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、ステートマシン、ゲート論理、ディスクリードハードウェアコンポーネント、または、任意の別の適切な回路、あるいは、本開示全体を通して記述された様々な機能性を実行することができ回路のあらゆる組み合わせと共に実装されうる。当業者は、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられた設計制約全体に依存して、処理システム1100に対して記述された機能性をどのように実装するかを認識するであろう。
機械可読媒体1106は、多数のソフトウェアモジュールと共に示される。ソフトウェアモジュールは、プロセッサ1104によって実行されると、処理システム1100に様々な機能を実行させる命令を含む。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス内に存在するか、複数の記憶デバイスにわたって分散される。例として、ソフトウェアモジュールは、トリガするイベントの発生時にハードドライブからRAMにロードされうる。ソフトウェアモジュールの実行中、プロセッサ1104は、アクセス速度を速めるために、命令のいくつかをキャッシュにロードすることができる。次に、1つまたは複数のキャッシュラインが、プロセッサ1104による実行のために、一般的なレジスタフィアルにローとされうる。ソフトウェアモジュールの機能性が以下で参照されると、そのような機能性が、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行する際にプロセッサ1104によって実装されることが理解されるであろう。
図11は、本開示の別の態様に従って、通信1100のための装置の機能性の例を示すブロック図である。通信1100のための装置は、パケットのための送信を受信するためのパケット受信モジュール1102、送信されたパケットが成功裏に受信されたことを決定するためのパケット受信成功決定モジュール1104、および、送信パケットが成功裏に受信されたという決定を受けてACKメッセージを生成するためのACKメッセージ生成モジュール1106を含み、ACKメッセージは、受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む。
本明細書に記述された様々な態様は、標準的なプログラミングおよび/またはエンジニアリング技術を使用して、方法、装置、または製品(article of manufacture)として実装されうる。本明細書において使用される「製品」という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを企図する。例えば、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶デバイス、光ディスク、デジタル多用途ディスク、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイスを含むがそれに限定されない。
本開示は、優先される態様に限定されることを企図しない。さらに、当業者は、本明細書に記述された方法および装置の態様が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの多様な組み合わせでの実装を含む様々な方法で実装されうることを、認識するべきである。そのようなハードウェアの例は、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ、汎用プロセッサ、DSP、および/または別の回路を含みうる。本開示のソフトウェアおよび/またはファームウェア実装は、Java(登録商標)、C、C++、MatlabTM、Verilog、VHDL、および/または、プロセッサ固有機械およびアセンブリ言語を含むプログラミング言語の任意の組み合わせを介して実装されうる。
当業者はさらに、本明細書に開示された態様と関連して記述されている様々な実例となる論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、アルゴリズムステップが、電子ハードウェア(例えば、ソースコーディングまたはいくつかの別の技術を使用して設計されうるデジタル実装、アナログ実装、またはその2つの組み合わせ)、命令に組み込まれる様々な形態のプログラムまたは設計コード(本明細書において、便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ばれる)、あるいは、両方の組み合わせとして実装されることを認識するであろう。このハードウェアとソフトウェアの互換性を明確に示すために、様々な実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、ステップが、それらの機能性という観点から一般的に上に記述されている。ハードウェア、または、ソフトウェアとしてそのような機能性が実装されるか否かは、特定のアプリケーションとシステム全体に課された設計制約とに依存する。当業者は、各特定アプリケーションに対し、様々な方法で上記機能性を実装することができるが、このような実装の決定は本発明の範囲からの逸脱を生じさせると解釈されるべきではない。
本明細書に開示された態様と関連して記述される様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路は、集積回路(「IC」)、アクセス端末、またはアクセスポイント内に実装されるか、それによって実行される。ICは、汎用のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、電子コンポーネント、光コンポーネント、機械コンポーネント、もしくは、本明細書に記述された機能を実行するよう設計されたこれらの任意の組み合わせを備え、IC内、IC外、または両方に存在するコードまたは命令を実行しうる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであるが、代替で、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサは、例えば、DSPとマクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに結合した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、その他の上記構成の組み合わせといった計算デバイスの組み合わせとしても実装される。
本明細書に記述された方法およびシステム態様は、本開示の特定の態様を単に例示している。当業者が、本明細書には明白に記述あるいは提示されないが、本開示の原理を含み、本明細書の範囲内に含まれる様々な配列に想到しうることは認識されるべきである。さらに、本明細書に記載された全ての例および条件言語は、単に、読者が本開示の原理を理解することを助けるための教育目的であることを意図する。本開示およびその関連参照は、そのような特別に記載された例および条件への限定として解釈されるべきである。さらに、原理、態様、本開示の態様、並びに、その特定の例を記載する本明細書の全てのステートメントは、その構造的均等物および機能的均等物の両方を包含することを企図する。加えて、そのような均等物が、現在知られている均等物、並びに、将来開発されうる均等物、すなわち、構造に関係なく同様の機能を実行する任意の開発されるエレメント、を含むことが企図される。
本明細書におけるブロック図が、本開示の原理を組み込む例示的な回路、アルゴリズム、機能ステップの概念的な一面を表すことは当業者によって認識されるべきである。同様に、任意のフローチャート、フロー図、信号図、システム図、コード、および同様のものが、実質的にコンピュータ可読媒体で表され、そのため、コンピュータまたはプロセッサが明示的に示されるか否かに関わらず、そのようなコンピュータまたはプロセッサによって実行される様々なプロセスを表すことは認識されるべきである。
ソフトウェアモジュールのコンテキストで記述されたステップの任意の特定の順序または階層が、無線ノードの例を提供するために提示されていることが理解される。設計の選好に基づいて、ステップの特定の順序または階層が、本開示の範囲内にありつつ再配列されることが理解される。
本開示の様々な態様がソフトウェア実施として記述されているが、当業者は、本開示全体を通して提示された様々なソフトウェアモジュールが、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの任意の組み合わせに実装されうることを容易に認識するであろう。これらの態様がハードウェアに実装されるかソフトウェアに実装されるかは、特定のアプリケーションと、システム全体に課せられる設計制約とに依存する。当業者は、特定のアプリケーションの各々に対し、様々な方法で記述された機能性を実装することができるが、このような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じさせると解釈されるべきではない。
上述は、当業者が、本開示の全範囲を完全に理解することを可能にするために提供される。本明細書に開示された様々な構成に対する変更は、当業者にとっては容易に明らかであろう。このように、特許請求の範囲は、本明細書に記述された開示の様々な態様に限定されることを企図せず、特許請求の範囲の言語と一致する全範囲に調和するものである、なお、単数形のエレメントへの参照は、そうであると特に明示されていない限り、「1つおよび1つのみ」ではなく、むしろ「1つまたは複数の」を意味する。そうではないと特に明示されていない限り、「いくつかの(some)」という用語は「1つまたは複数の」を指す。当業者にとって既知であるか、あるいは後に知られる本開示全体に記載された様々な態様のエレメントに対する全ての構造的均等物および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが企図される。さらに、そのような開示が特許請求の範囲に明白に記載されているか否かに関わらず、本明細書に開示された内容は、公衆に放棄されることに意図されていない。特許請求の範囲のどのエレメントも、そのエレメントが、「〜ための手段」というフレーズを使用して明白に記載されていない限り、あるいは、方法請求項の場合、「〜のためのステップ」というフレーズを使用して明白に記載されていない限り、米国特許法第112条、第6段落の条款に従って解釈されるべきではない。
上述は、当業者が、本開示の全範囲を完全に理解することを可能にするために提供される。本明細書に開示された様々な構成に対する変更は、当業者にとっては容易に明らかであろう。このように、特許請求の範囲は、本明細書に記述された開示の様々な態様に限定されることを企図せず、特許請求の範囲の言語と一致する全範囲に調和するものである、なお、単数形のエレメントへの参照は、そうであると特に明示されていない限り、「1つおよび1つのみ」ではなく、むしろ「1つまたは複数の」を意味する。そうではないと特に明示されていない限り、「いくつかの(some)」という用語は「1つまたは複数の」を指す。当業者にとって既知であるか、あるいは後に知られる本開示全体に記載された様々な態様のエレメントに対する全ての構造的均等物および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが企図される。さらに、そのような開示が特許請求の範囲に明白に記載されているか否かに関わらず、本明細書に開示された内容は、公衆に放棄されることに意図されていない。特許請求の範囲のどのエレメントも、そのエレメントが、「〜ための手段」というフレーズを使用して明白に記載されていない限り、あるいは、方法請求項の場合、「〜のためのステップ」というフレーズを使用して明白に記載されていない限り、米国特許法第112条、第6段落の条款に従って解釈されるべきではない。
なお、以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] パケットの受信を通知するための無線通信の方法であって:
前記パケットが成功裏に受信されたことを決定することと;
前記パケットが成功裏に受信されたという決定を受けて肯定応答(ACK)メッセージを生成することとを備え、
前記ACKメッセージは、前記パケットを受信するために使用された受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む方法。
[C2] 前記受信機は、前記パケットの送信器と関連付けられた複数の受信機のうちの1つであり、前記受信機の一意的な識別子は、前記複数の受信機の別の受信機に対する別の識別子全てと異なる、C1に記載の方法。
[C3] 送信機を使用して前記ACKメッセージを送信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4] 前記送信機は、複数の送信機の一部であり、そのうちの2つは、1つの次元において互いに直交関係で動作し、前記ACKメッセージの送信機は、別のACKメッセージを送信している前記複数の送信機の別の送信機と前記ACKメッセージを同時に送信することを備える、C3に記載の方法。
[C5] 前記同時ACKメッセージ送信は、前記複数の送信機の別の送信機が前記別のACKメッセージを送信している間に、前記ACKメッセージを送信することを備える、C4に記載の方法。
[C6] 前記一意的な識別子は、ネットワークアドレスを備える、C1に記載の方法。
[C7] 前記一意的な識別子は、アクセススポイントによって割り当てられた局識別子を備える、C1に記載の方法。
[C8] 前記アクセスポイントに登録することと、
前記登録後に、前記アクセスポイントから前記局識別子を受信することと、
をさらに備える、C7に記載の方法。
[C9] 前記パケットが成功裏に受信されたという決定は、修正不可能な誤りが前記パケットの受信中に生じなかったことを検出することを備える、C1に記載の方法。
[C10] 所定の期間の後に、前記ACKメッセージを送信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C11] 前記所定の期間は、ランダムインターバルに基づく、C10に記載の方法。
[C12] パケットの受信を通知するための無線通信の装置であって:
前記パケットが成功裏に受信されたことを決定するための手段と;
前記パケットが成功裏に受信されたという決定を受けて肯定応答(ACK)メッセージを生成するための手段とを備え、
前記ACKメッセージは、前記パケットを受信するために使用された受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む装置。
[C13] 前記受信機は、前記パケットの送信器と関連付けられた複数の受信機のうちの1つであり、前記受信機の一意的な識別子は、前記複数の受信機の別の受信機に対する別の識別子全てと異なる、C12に記載の装置。
[C14] 前記ACKメッセージを送信するための手段をさらに備える、C12に記載の装置。
[C15] 前記ACKメッセージを送信するための手段は、複数の送信機の一部であり、そのうちの2つは、1つ次元において互いに直交関係で動作し、別のACKメッセージを送信している前記複数の送信機の別の送信機と同時に前記ACKメッセージを送信するための手段とを備える、C14に記載の装置。
[C16] 前記同時ACKメッセージ送信のための手段は、前記複数の送信機の別の送信機が前記別のACKメッセージを送信している間に、前記ACKメッセージを送信するための手段を備える、C15に記載の装置。
[C17] 前記一意的な識別子は、ネットワークアドレスを備える、C12に記載の装置。
[C18] 前記一意的な識別子は、アクセススポイントによって割り当てられた局識別子を備える、C12に記載の装置。
[C19] 前記アクセスポイントに登録するための手段と、
前記登録後に、前記アクセスポイントから前記局識別子を受信するための手段と、
をさらに備える、C18に記載の装置。
[C20] 前記パケットが成功裏に受信されたことを決定するための手段は、修正不可能な誤りが前記パケットの受信中に生じなかったことを検出するための手段を備える、C12に記載の装置。
[C21] 所定の期間の後に、前記ACKメッセージを送信するための手段をさらに備える、C12に記載の装置。
[C22] 前記所定の期間は、ランダムインターバルに基づく、C21に記載の装置。
[C23] 処理システムを備える、パケットの受信を通知するための無線通信の装置であって、前記処理システムは:
前記パケットが成功裏に受信されたことを決定し、
前記パケットが成功裏に受信されたという決定を受けて肯定応答(ACK)メッセージを生成するように構成され、
前記ACKメッセージは、前記パケットを受信するために使用された受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む装置。
[C24] 前記受信機は、前記パケットの送信器と関連付けられた複数の受信機のうちの1つであり、前記受信機の一意的な識別子は、前記複数の受信機の別の受信機に対する別の識別子全てと異なる、C23に記載の装置。
[C25] 前記ACKメッセージを送信するように構成された送信機をさらに備える、C23に記載の装置。
[C26] 前記送信機は、複数の送信機の一部であり、そのうちの2つは、1つの次元において互いに直交関係で動作し、前記処理システムは、別のACKメッセージを送信している前記複数の送信機の別の送信機と同時に前記ACKメッセージを送信するようにさらに構成される、C25に記載の装置。
[C27] 前記処理システムは、前記複数の送信機の別の送信機が前記別のACKメッセージを送信している間に、前記ACKメッセージを送信するようにさらに構成される、C26に記載の装置。
[C28] 前記一意的な識別子は、ネットワークアドレスを備える、C23に記載の装置。
[C29] 前記一意的な識別子は、アクセススポイントによって割り当てられた局識別子を備える、C23に記載の装置。
[C30] 前記処理システムは、前記アクセスポイントを登録するようにさらに構成され、
前記受信機は、前記登録後に、前記アクセスポイントから前記局識別子を受信するようにさらに構成される、C29に記載の装置。
[C31] 前記処理システムは、修正不可能な誤りが前記パケットの受信中に生じなかったことを検出するようにさらに構成される、C23に記載の装置。
[C32] 前記処理システムは、所定の期間の後に、前記ACKメッセージを送信するようにさらに構成される、C23に記載の装置。
[C33] 前記所定の期間は、ランダムインターバルに基づく、C32に記載の装置。
[C34] パケットの受信を通知するための通信のコンピュータプログラム製品であって:
機械可読媒体を備え、前記機械可読媒体は、
プロセッサに、前記パケットが成功裏に受信されたことを決定させ、
前記プロセッサに、前記パケットが成功裏に受信されたという決定を受けて肯定応答(ACK)メッセージを生成させる
ために、前記プロセッサよって実行可能な命令を備え、
前記ACKメッセージは、前記パケットを受信するために使用された受信機と関連付けられた一意的な識別子を含むコンピュータプログラム製品。
[C35] パケットが成功裏に受信されたことを決定し、
前記パケットが成功裏に受信されたという決定を受けて肯定応答(ACK)メッセージを生成する
ように構成された処理システムを備え、
前記ACKメッセージは、前記パケットを受信するために使用された受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む
アクセス端末。
[C36] 複数のアクセス端末のアクセス端末から肯定応答(ACK)メッセージを受信するように構成された無線ネットワークアダプタと、
前記アクセス端末の一意的な識別子を決定するために前記ACKメッセージを復号するように構成された処理システムと、
を備えるアクセスポイント。

Claims (36)

  1. パケットの受信を通知するための無線通信の方法であって:
    前記パケットが成功裏に受信されたことを決定することと;
    前記パケットが成功裏に受信されたという決定を受けて肯定応答(ACK)メッセージを生成することとを備え、
    前記ACKメッセージは、前記パケットを受信するために使用された受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む方法。
  2. 前記受信機は、前記パケットの送信器と関連付けられた複数の受信機のうちの1つであり、前記受信機の一意的な識別子は、前記複数の受信機の別の受信機に対する別の識別子全てと異なる、請求項1に記載の方法。
  3. 送信機を使用して前記ACKメッセージを送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信機は、複数の送信機の一部であり、そのうちの2つは、1つの次元において互いに直交関係で動作し、前記ACKメッセージの送信機は、別のACKメッセージを送信している前記複数の送信機の別の送信機と前記ACKメッセージを同時に送信することを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記同時ACKメッセージ送信は、前記複数の送信機の別の送信機が前記別のACKメッセージを送信している間に、前記ACKメッセージを送信することを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記一意的な識別子は、ネットワークアドレスを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記一意的な識別子は、アクセススポイントによって割り当てられた局識別子を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記アクセスポイントに登録することと、
    前記登録後に、前記アクセスポイントから前記局識別子を受信することと、
    をさらに備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記パケットが成功裏に受信されたという決定は、修正不可能な誤りが前記パケットの受信中に生じなかったことを検出することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 所定の期間の後に、前記ACKメッセージを送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記所定の期間は、ランダムインターバルに基づく、請求項10に記載の方法。
  12. パケットの受信を通知するための無線通信の装置であって:
    前記パケットが成功裏に受信されたことを決定するための手段と;
    前記パケットが成功裏に受信されたという決定を受けて肯定応答(ACK)メッセージを生成するための手段とを備え、
    前記ACKメッセージは、前記パケットを受信するために使用された受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む装置。
  13. 前記受信機は、前記パケットの送信器と関連付けられた複数の受信機のうちの1つであり、前記受信機の一意的な識別子は、前記複数の受信機の別の受信機に対する別の識別子全てと異なる、請求項12に記載の装置。
  14. 前記ACKメッセージを送信するための手段をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  15. 前記ACKメッセージを送信するための手段は、複数の送信機の一部であり、そのうちの2つは、1つ次元において互いに直交関係で動作し、別のACKメッセージを送信している前記複数の送信機の別の送信機と同時に前記ACKメッセージを送信するための手段とを備える、請求項14に記載の装置。
  16. 前記同時ACKメッセージ送信のための手段は、前記複数の送信機の別の送信機が前記別のACKメッセージを送信している間に、前記ACKメッセージを送信するための手段を備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記一意的な識別子は、ネットワークアドレスを備える、請求項12に記載の装置。
  18. 前記一意的な識別子は、アクセススポイントによって割り当てられた局識別子を備える、請求項12に記載の装置。
  19. 前記アクセスポイントに登録するための手段と、
    前記登録後に、前記アクセスポイントから前記局識別子を受信するための手段と、
    をさらに備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記パケットが成功裏に受信されたことを決定するための手段は、修正不可能な誤りが前記パケットの受信中に生じなかったことを検出するための手段を備える、請求項12に記載の装置。
  21. 所定の期間の後に、前記ACKメッセージを送信するための手段をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  22. 前記所定の期間は、ランダムインターバルに基づく、請求項21に記載の装置。
  23. 処理システムを備える、パケットの受信を通知するための無線通信の装置であって、前記処理システムは:
    前記パケットが成功裏に受信されたことを決定し、
    前記パケットが成功裏に受信されたという決定を受けて肯定応答(ACK)メッセージを生成するように構成され、
    前記ACKメッセージは、前記パケットを受信するために使用された受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む装置。
  24. 前記受信機は、前記パケットの送信器と関連付けられた複数の受信機のうちの1つであり、前記受信機の一意的な識別子は、前記複数の受信機の別の受信機に対する別の識別子全てと異なる、請求項23に記載の装置。
  25. 前記ACKメッセージを送信するように構成された送信機をさらに備える、請求項23に記載の装置。
  26. 前記送信機は、複数の送信機の一部であり、そのうちの2つは、1つの次元において互いに直交関係で動作し、前記処理システムは、別のACKメッセージを送信している前記複数の送信機の別の送信機と同時に前記ACKメッセージを送信するようにさらに構成される、請求項25に記載の装置。
  27. 前記処理システムは、前記複数の送信機の別の送信機が前記別のACKメッセージを送信している間に、前記ACKメッセージを送信するようにさらに構成される、請求項26に記載の装置。
  28. 前記一意的な識別子は、ネットワークアドレスを備える、請求項23に記載の装置。
  29. 前記一意的な識別子は、アクセススポイントによって割り当てられた局識別子を備える、請求項23に記載の装置。
  30. 前記処理システムは、前記アクセスポイントを登録するようにさらに構成され、
    前記受信機は、前記登録後に、前記アクセスポイントから前記局識別子を受信するようにさらに構成される、請求項29に記載の装置。
  31. 前記処理システムは、修正不可能な誤りが前記パケットの受信中に生じなかったことを検出するようにさらに構成される、請求項23に記載の装置。
  32. 前記処理システムは、所定の期間の後に、前記ACKメッセージを送信するようにさらに構成される、請求項23に記載の装置。
  33. 前記所定の期間は、ランダムインターバルに基づく、請求項32に記載の装置。
  34. パケットの受信を通知するための通信のコンピュータプログラム製品であって:
    機械可読媒体を備え、前記機械可読媒体は、
    プロセッサに、前記パケットが成功裏に受信されたことを決定させ、
    前記プロセッサに、前記パケットが成功裏に受信されたという決定を受けて肯定応答(ACK)メッセージを生成させる
    ために、前記プロセッサよって実行可能な命令を備え、
    前記ACKメッセージは、前記パケットを受信するために使用された受信機と関連付けられた一意的な識別子を含むコンピュータプログラム製品。
  35. パケットが成功裏に受信されたことを決定し、
    前記パケットが成功裏に受信されたという決定を受けて肯定応答(ACK)メッセージを生成する
    ように構成された処理システムを備え、
    前記ACKメッセージは、前記パケットを受信するために使用された受信機と関連付けられた一意的な識別子を含む
    アクセス端末。
  36. 複数のアクセス端末のアクセス端末から肯定応答(ACK)メッセージを受信するように構成された無線ネットワークアダプタと、
    前記アクセス端末の一意的な識別子を決定するために前記ACKメッセージを復号するように構成された処理システムと、
    を備えるアクセスポイント。
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