JP2006101061A - 通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 既存の装置との共存性を確保しながら、通信品質の向上を図る。
【解決手段】 MACヘッダおよびLLC/SNAPヘッダが付与されたユーザデータを複数のブロックに分割し、各ブロックに誤り訂正符号ECCを付与することにより複数のFEC符号語を生成する。複数のFEC符号語全体に対してCRC演算を行う。誤り訂正を行うことを表す情報は、LLC/SNAPヘッダに設定される。
【選択図】 図1
【解決手段】 MACヘッダおよびLLC/SNAPヘッダが付与されたユーザデータを複数のブロックに分割し、各ブロックに誤り訂正符号ECCを付与することにより複数のFEC符号語を生成する。複数のFEC符号語全体に対してCRC演算を行う。誤り訂正を行うことを表す情報は、LLC/SNAPヘッダに設定される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、データおよびそのデータを送信するための制御情報を含むデータフレームを送受信する通信方法に係わる。
従来より、通信システム(特に、無線通信システム)は、しばしば、伝送データの正常性をチェックする機能および/またはビット誤りが発生したデータを訂正する機能を備えている。ここで、伝送データの正常性をチェックする誤り検査機能は、たとえば、CRC(Cyclic Redundancy Check)符号等により実現されている。また、ビット誤りを訂正する機能は、例えば、前方誤り訂正(FEC:Forward Error Correction)の誤り訂正符号(ECC:Error Correction Code)等により実現されている。なお、これらの技術は、特に、高い通信品質(QoS:Quality of Service)が要求される動画像データや音声データの無線伝送において重要である。
図7(a)は、フレーム誤り検査するためのFCS(Frame Check Sequence)フィールドが付与されたデータフレームの例である。ここでは、一例として、IEEE802.11bにおけるショートプリアンブルの場合の無線層フレームフォーマットを示す。
このデータフレームには、PLCPプリアンブル、PLCPヘッダ、MACヘッダ、LLC/SNAPヘッダが付与されている。そして、送信側の通信装置において、MACヘッダ、LLC/SNAPヘッダ、ユーザデータからなるデータフレームに対してFCS演算が実行され、その計算結果がフレームの末尾に付与される。受信側の通信装置は、このFCSを利用してデータフレームの正常性を検出することができる。
図7(b)は、誤り訂正符号ECCが適用されたデータフレームの例である。ここでは、ユーザデータが複数のブロックに分割され、各ブロック毎に誤り訂正符号ECCが付与されている。そして、受信側の通信装置は、伝送路上でビット誤りが生じたときは、その誤り訂正符号ECCを利用してその誤りを訂正することができる。
なお、特許文献1には、誤り検出/訂正処理をヘッダおよびデータに分離して行い、さらに分離したヘッダおよびデータに対して、誤り検出処理および誤り訂正処理を独立して行う技術が記載されている。また、特許文献2には、パケットのヘッダに対して誤り訂正を行う技術が記載されている。さらに、特許文献3には、複数のパケットのヘッダ部およびデータ部をそれぞれ連結し、連結したヘッダ部および連結してデータ部に対して個々に前方誤り訂正FECを行う技術が記載されている。
特開平10−135985号公報(図1、段落0019〜0026、要約)
特開平9−154166号公報(図6、段落0008〜0010、0036)
特開平10−247942号公報(図2、段落0012〜0016、要約)
上述のように、誤り検出機能および誤り訂正機能の双方を行う技術、あるいはヘッダ部分に対して誤り訂正を行う技術が知られている。
一方、すでに広く普及している通信システムに新しい方式を導入する際には、既存の装置との共存性や相互接続性の確保が重要である。例えば、IEEE802.11系の無線LANシステムにおいても、前方誤り訂正FECの導入が検討されている。しかし、上述の特許文献1〜3に記載の方式では、大幅な仕様変更または仕様追加が避けられず、既存の装置との共存性または相互接続性の確保が困難である。
一方、すでに広く普及している通信システムに新しい方式を導入する際には、既存の装置との共存性や相互接続性の確保が重要である。例えば、IEEE802.11系の無線LANシステムにおいても、前方誤り訂正FECの導入が検討されている。しかし、上述の特許文献1〜3に記載の方式では、大幅な仕様変更または仕様追加が避けられず、既存の装置との共存性または相互接続性の確保が困難である。
本発明の目的は、既存の装置との共存性を確保しながら、通信品質の向上を図ることである。
本発明の通信方法は、通信装置間でユーザデータを送信する方法であって、まず、宛先アドレスを含む第1のヘッダおよびその第1のヘッダよりも上位レベルの通信制御情報を格納する第2のヘッダを生成する。そして、誤り訂正を行う場合には、上記第2のヘッダ内に誤り訂正を行うことを表す第1の値を設定し、上記第1のヘッダおよび第2のヘッダが付与されたユーザデータから1または複数の誤り訂正符号語を生成し、上記1または複数の誤り訂正符号語全体に対する誤り検出コードを計算し、上記1または複数の誤り訂正符号語に上記誤り検出コードを付与して送信する。一方、誤り訂正を行わない場合には、上記第2のヘッダ内に上記第1の値と異なる所定の第2の値を設定し、上記第1のヘッダおよび第2のヘッダが付与されたユーザデータ全体に対して誤り検出コードを計算し、上記第1のヘッダおよび第2のヘッダが付与されたユーザデータに上記誤り検出コードを付与して送信する。
この方法によれば、受信側の通信装置は、第2のヘッダに設定されている値に基づいて誤り訂正処理の要否を検出できる。よって、誤り訂正機能を持たない既存の通信装置および誤り訂正機能を有する通信装置を容易に共存させることができる。また、誤り検出機能および誤り訂正機能の双方を備えるので、通信品質が向上する。
なお、受信側の通信装置において、上記誤り検出コードにより誤りが検出されず且つ上記第2のヘッダに上記第2の値が設定されていたときにユーザデータを取得するようにしてもよい。この動作は、誤り訂正機能を持たない既存の通信装置および誤り訂正機能を有する通信装置の双方で同じである。よって、これらの装置の共存性を確保できる。
また、誤り訂正機能を有する受信側の通信装置において、上記誤り検出コードにより誤りが検出されず且つ上記第2のヘッダに上記第1の値が設定されていたときに、上記1または複数の誤り訂正符号語からそれぞれ誤り訂正符号を削除することによりユーザデータを取得するようにしてもよい。この場合、誤りが検出されなかったときは、誤り訂正符号を利用して復号処理を必要としないので、受信処理に要する負荷が増加することはない。
さらに、誤り訂正機能を有する受信側の通信装置において、上記誤り検出コードにより誤りが検出されたときに、各誤り訂正符号語を復号して検出された誤りを訂正することによりユーザデータを取得するようにしてもよい。この場合、検出した誤りを訂正できるので、通信品質が向上する。また、このとき、ユーザデータを取得する処理は、先頭の誤り訂正符号語を復号する処理、復号された先頭の誤り訂正符号語内の上記第2のヘッダ内に上記第1の値が設定されていたときに限り後続の誤り訂正符号語を復号する処理、を含むようにしてもよい。この手順を導入すれば、不要な復号処理の発生を抑制できる。
本発明の他の態様の通信方法は、上記第1および第2のヘッダを生成する工程と、上記第2のヘッダ内に誤り訂正を行うことを表す情報を設定する工程と、上記第1のヘッダおよび第2のヘッダが付与されたユーザデータから1または複数の誤り訂正符号語を生成する工程と、上記1または複数の誤り訂正符号語全体に対する誤り検出コードを計算する工程と、上記1または複数の誤り訂正符号語に上記誤り検出コードを付与して送信する工程を有する。そして、先頭の誤り訂正符号語は、上記第1のヘッダ、上記第2のヘッダ、上記ユーザデータの一部または全部、及びそれらについての誤り訂正符号から構成される。この方法によれば、先頭の誤り訂正符号語には、ヘッダだけでなくユーザデータも格納される。よって、符号語の数を少なくできる。
本発明によれば、誤り訂正機能を持たない既存の通信装置と誤り訂正機能を有する通信装置との共存性または相互接続性を確保できる。よって、既存の設備を利用しながら、新たな機能を持った通信装置を徐々に増やしていくことができる。また、誤り検出機能に加えて誤り訂正機能を備えるので、データ再送が抑制されるので、伝送効率が向上する。
図面を参照しながら本発明に係る通信方法の実施形態について説明する。以下の実施形態において、本発明に係る通信方法は、通信装置間で無線フレームを送受信する無線ネットワークにおいて使用される。また、無線ネットワークは、例えば、IEEE802.11に準拠する無線LANである。この場合、無線LANシステムは、複数のステーションがアクセスポイントを介して通信を行う方式(インフラモード)であってもよいし、アクセスポイントを設けることなくステーション間で通信を行う方式(アドホックモード)であってもよい。
IEEE802.11に準拠する無線LANにおいては、伝送データの正常性をチェックするフレーム誤り検査が採用されているが、ビット誤りを訂正する機能は導入されていない。このため、既存の通信装置においては、ビット誤りを検出したときにそれを訂正することは出来ず、送信側にフレームの再送を依頼する必要があった。そこで、本発明に係る通信装置は、フレーム誤り検査機能および誤り訂正機能の双方を備える構成としている。また、本発明に係る通信装置は、誤り訂正機能を持たない既存の通信装置との共存性を可能な限り図っている。
図1(a)は、誤り訂正を行わない場合の無線フレームのフォーマットの例である。PLCP(Physical Layer Convergence Protocol)プリアンブルは、無線フレーム信号受信同期処理に必要な固定パターン信号である。PLCPヘッダは、伝送速度を表す情報、変調方式を表す情報等を格納する。MAC(Medium Access Control)ヘッダには、無線チャネルのアクセス制御のための情報等が格納されている。尚、フレームのタイプ(マネジメントフレーム/制御フレーム/データフレーム)を表す情報、フレームの送信先アドレスは、このMACヘッダに格納される。LLC(Logical Link Control)/SNAP(SubNetwork Access Protocol)ヘッダは、MACヘッダに格納される情報よりも上位レベルの情報(例えば、イーサネットフレームのカプセル化に関する情報)を格納する。FCS(Frame Check Sequence)フィールドは、誤り検出コードであり、例えば、CRC(Cyclic Redundancy Check)符号により実現されている。なお、この場合、CRC演算は、フレーム全体(すなわち、MACヘッダ、LLC/SNAPヘッダおよびユーザデータからなるデータフレーム全体)に対して行われる。
図1(b)は、誤り訂正を行う場合の無線フレームのフォーマットである。ここで、PLCPプリアンブル、PLCPヘッダ、MACヘッダは、基本的に、誤り訂正を行わない場合と同じである。LLC/SNAPヘッダは、後で詳しく説明するが、イーサネットフレームのカプセル化に関する情報の代わりに、誤り訂正を行うことを表す情報が設定されている。
FEC(Forward Error Correction)符号語は、誤り訂正符号語であり、MACヘッダおよびLLC/SNAPヘッダが付与されたユーザデータを複数のブロックに分割し、各ブロックにそれぞれ対応する誤り訂正符号ECC(Error Correction Code)を付与することにより生成される。この例では、各FEC符号語の長さは228バイトであり、208バイトのデータ領域および20バイトの誤り訂正符号ECCから構成されている。また、誤り訂正符号ECCは、特に限定されるものではないが、例えば、リードソロモンである。そして、データフレーム全体(すなわち、複数のFEC符号語全体)に対して実行されたCRC演算の結果がFCSフィールドに書き込まれる。
なお、上述の複数のFEC符号語の中の先頭のFEC符号語のデータ領域には、MACヘッダ、LLC/SNAPヘッダ、およびユーザデータの一部が格納される。ただし、ユーザデータが176バイト以下の場合は、FEC符号語が1つだけ生成され、そのFEC符号語のデータ領域には、MACヘッダ、LLC/SNAPヘッダ、およびユーザデータの全部が格納されることになる。
このように、図1(b)に示す無線フレームにおいては、誤り訂正符号ECCが付与されているので、CRCを利用して検出された誤りを訂正できる。これにより、通信品質が向上する。また、データ再送の頻度が減るので、データ伝送効率も向上する。さらに、ユーザデータだけでなく通信制御のために重要な情報を含むMACヘッダに対しても誤り訂正が適用されるので、このことも通信品質の向上に寄与する。
なお、特許請求の範囲に記載の「第1のヘッダ」および「第2のヘッダ」は、それぞれMACヘッダおよびLLC/SNAPヘッダに相当する。
図2は、LLC/SNAPヘッダの実施例である。LLC/SNAPヘッダは、無線フレームがユーザデータを伝送するときに付与される情報であり、詳しくはIEEE802.1Hに記載されている。
図2は、LLC/SNAPヘッダの実施例である。LLC/SNAPヘッダは、無線フレームがユーザデータを伝送するときに付与される情報であり、詳しくはIEEE802.1Hに記載されている。
LLCヘッダは、DSAP(Destination Service Access Point)、SSAP(Source Service Access Point)、CTL(Control)から構成されており、それぞれ予め決められた値が設定される。また、SNAPヘッダは、3バイトのOUI(Organizationally Unique Identifier)および2バイトのtype情報から構成されている。ここで、RFC1042で規定されているEncapsulationでユーザデータを送信する場合には、OUIとして「0x00-0x00-0x00」が設定され、Ethernet Bridge-Tunnel Encapsulationでユーザデータを送信する場合には、OUIとして「0x00-0x00-0xF8」が設定される。そして、これらの場合、例えば、IEEE802.1Hにおいては、OUIに続くtype情報として、上位層(例えば、TCP/IPプロトコルスタック)から通知された値が使用される。具体的には、上位層から通知されたtype情報が「0x80f3」または「0x8137」であれば、「OUI=0x00-0x00-0xF8」が設定され、「0x80f3」または「0x8137」でないtype情報が通知された場合には、「OUI=0x00-0x00-0x00」が設定される。さらに、OUIに続くtypeフィールドには、上位層から通知されたtype情報が設定される。なお、上記のように、EncapsulationやEthernet Bridge-Tunnel Encapsulationでユーザデータを送信する場合(誤り訂正を行わない場合)に設定されるtype情報は、Ether typeと呼ばれる。
これに対して、誤り訂正を行う場合には、OUIとして予め決められた所定の値(例えば、本発明に係る通信サービスを提供するベンダを識別する値)が設定される。図2に示す例においては、「0x00-0xC0-0x74」が設定されている。そして、この場合、type情報は、OUI値により識別されるベンダにより決定される。
なお、特許請求の範囲に記載されている「誤り訂正を行うことを表す情報」「誤り訂正を行うことを表す第1の値」は、例えば「OUI=0x00-0xC0-0x74」に相当する。また、「第2の値」は、例えば「OUI=0x00-0x00-0x00」又は「OUI=0x00-0x00-0xF8」に相当する。
次に、本発明に係る通信装置の動作についてフローチャートを参照しながら説明する。
図3は、送信側の通信装置の動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、送信すべきユーザデータが作成されたときに実行される。
図3は、送信側の通信装置の動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、送信すべきユーザデータが作成されたときに実行される。
ステップS1では、MACヘッダが作成される。ここで、MACヘッダには、着信先アドレス、及びデータフレームであることを表す情報等が設定される。ステップS2は、誤り訂正を行うか否かを判断する分岐ステップである。なお「誤り訂正を行うか否か」は、例えば、予め固定的に決められていてもよいし、着信先アドレスに応じて決められるようにしてもよい。
誤り訂正を行わない場合は、ステップS3において、LLC/SNAPヘッダを作成する。このとき、LLCヘッダには、図2に示した固定値が設定される。また、SNAPヘッダには、図2に示した「OUI=0x00-0x00-0x00」又は「OUI=0x00-0x00-0xF8」が設定される。ステップS4では、ユーザデータを所定のメモリ領域にセットする。ステップS5では、図1(a)に示すように、MACヘッダ、LLC/SNAPヘッダおよびユーザデータからなるデータフレーム全体に対してFCS(この例では、CRC)を計算する。これにより、データフレームとFCSとからなるMACプロトコルデータユニットMPDUが作成される。そして、このMACプロトコルデータユニットMPDUにPLCPプリアンブル及びPLCPヘッダが付与されて送信される。
誤り訂正を行う場合には、ステップS11において、LLC/SNAPヘッダを作成する。このとき、LLCヘッダには図2に示した固定値が設定されるが、SNAPヘッダには、誤り訂正を行うことを表す値が設定される。「誤り訂正を行うことを表す値」は、図2に示す例では「OUI=0x00-0xC0-0x74」である。
ステップS12では、ユーザデータを所定のメモリ領域にセットし、1または複数のFEC符号語を生成する。FEC符号語については、図1(b)を参照しながら説明した通りである。ステップS13では、図1(b)に示すように、データフレーム全体(1または複数のFEC符号語全体)に対してFCSを計算する。これにより、データフレームとFCSとからなるMACプロトコルデータユニットMPDUが作成され、PLCPプリアンブル及びPLCPヘッダが付与されて送信される。
このように、本発明に係る通信装置は、図1(a)または図1(b)に示す無線フレームを作成して送信する。なお、誤り訂正機能を有していない通信装置は、ステップS1〜S5を実行することにより、図1(a)に示す無線フレームを作成して送信する。
図4は、誤り訂正機能を持たない通信装置の受信動作を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、無線フレームを受信したときに実行される。
ステップS21では、誤り検出コードであるFCSを利用してデータ誤りの有無を調べる。そして、誤りが検出されなかったときは、ステップS22において、MACヘッダに設定されている宛先アドレスを調べる。
ステップS21では、誤り検出コードであるFCSを利用してデータ誤りの有無を調べる。そして、誤りが検出されなかったときは、ステップS22において、MACヘッダに設定されている宛先アドレスを調べる。
受信フレームが自局宛てであった場合、または受信フレームがブロードキャストフレームであった場合には、ステップS23においてMACヘッダに設定されているフレームタイプを調べる。このとき、受信フレームがデータフレームであれば、ステップS24においてLLC/SNAPヘッダの設定値を調べる。そして、LLC/SNAPヘッダに「OUI=0x00-0x00-0x00」または「OUI=0x00-0x00-0xF8」が設定されていれば、ユーザデータを取り込む。
なお、ステップS21において誤りが検出された場合、およびステップS22において宛先アドレスが他の通信装置を指していた場合は、受信フレームを廃棄する。また、ステップS24においてLLC/SNAPヘッダに「OUI=0x00-0xC0-0x74」が設定されていた場合は、受信フレームが1または複数のFEC符号語を含んでいるものとみなし、その受信フレームを廃棄する。一方、ステップS23において受信フレームがマネジメントフレームまたは制御フレームであった場合は、そのフレームにより指示される処理を実行する。
このように、誤り訂正機能を持たない通信装置は、FEC符号語を含む受信フレームからユーザデータを取得することはできないが、LLC/SNAPヘッダに「OUI=0x00-0x00-0x00」または「OUI=0x00-0x00-0xF8」が設定されていれば、受信フレームからユーザデータを取得できる。すなわち、誤り訂正機能を有する通信装置から送信されたフレームであっても、そのLLC/SNAPヘッダに「OUI=0x00-0x00-0x00」または「OUI=0x00-0x00-0xF8」が設定されていれば、そのフレームからユーザデータを取得できる。これにより、誤り訂正機能を有する通信装置から誤り訂正機能を持たない通信装置への接続性が確保される。
図5は、誤り訂正機能を有する通信装置の受信動作を示すフローチャートである。このフローチャートの処理も、無線フレームを受信したときに実行される。
ステップS31〜S34は、基本的に、図4を参照しながら説明したステップS21〜S24と同じである。ただし、ステップS31において誤りが検出された場合は、その受信フレームを廃棄することなく、ステップS41以降の誤り訂正処理を実行する。また、ステップS34において、LLC/SNAPヘッダに「OUI=0x00-0xC0-0x74」が設定されていた場合は、受信フレームに含まれている1または複数のFEC符号語の処理を行う。具体的には、各FEC符号語から誤り訂正符号ECCを削除する。これにより、受信フレームからユーザデータが取得される。
ステップS31〜S34は、基本的に、図4を参照しながら説明したステップS21〜S24と同じである。ただし、ステップS31において誤りが検出された場合は、その受信フレームを廃棄することなく、ステップS41以降の誤り訂正処理を実行する。また、ステップS34において、LLC/SNAPヘッダに「OUI=0x00-0xC0-0x74」が設定されていた場合は、受信フレームに含まれている1または複数のFEC符号語の処理を行う。具体的には、各FEC符号語から誤り訂正符号ECCを削除する。これにより、受信フレームからユーザデータが取得される。
ステップS41〜S47は、ステップS31において誤りが検出された場合に実行される誤り訂正処理である。ただし、ステップS31の誤り検出処理は、誤りの有無を検出することは出来るが、誤りの場所を特定することはできない。よって、誤りが検出された受信フレームからユーザデータを取得するためには、すべての符号語について誤り訂正処理が実行される。
ステップS41およびS42では、先頭(第1番目)のFEC符号語を復号する。すなわち、先頭のFEC符号語に対して、誤り訂正符号ECCを利用してデータ部分の誤り訂正を試みる。この結果、誤り訂正が成功であれば、ステップS43に進み、誤り訂正が失敗であれば、受信パケットを廃棄する。なお、無線フレームの受信時において当該符号語に誤りが無かった場合は、誤り訂正が成功であったものとして処理を進める。
ステップS43〜S45は、基本的に、ステップS32〜S34と同じである。すなわち、受信フレームが自局宛てであった場合、または受信フレームがブロードキャストフレームであった場合にはステップS44に進み、受信フレームがデータフレームであればステップS45に進み、LLC/SNAPヘッダに「OUI=0x00-0x00-0x00」または「OUI=0x00-0x00-0xF8」が設定されていればステップS46に進む。
ステップS46およびS47では、2番目以降のFEC符号語を復号する。そして、すべての符号語について誤り訂正が成功であれば、ユーザデータを取り込む。一方、1以上の符号語について誤り訂正に失敗した場合には、受信フレームを廃棄する。
このように、実施形態の通信方法によれば、誤り検出コードによりビット誤りが検出されたときは、まず、先頭のFEC符号語を復号し、その中に格納されているMACヘッダおよびLLC/SNAPヘッダを抽出する。そして、それらのヘッダ情報に基づいて必要に応じて後続のFEC符号語を復号し、ユーザデータを取得する。
また、誤り訂正を導入したフレームであっても、PLCPヘッダおよびMACヘッダは既存仕様と同じである。よって、誤り訂正機能を持たない既存の通信装置との共存が容易である。
図6は、本発明に係る通信装置と誤り訂正機能を持たない既存の通信装置との接続性について説明する図である。ここで、無線局1、2は、誤り訂正機能を有する通信装置であり、無線局3、4は、誤り訂正機能を持たない通信装置である。
無線局1、2は、図5を参照しながら説明したように、誤り訂正符号ECCが付与された無線フレームを受信することができると共に、誤り訂正符号ECCが付与されていない既存仕様の無線フレームを受信することもできる。すなわち、無線局1、2は、いずれの無線局からの無線フレームの受信することができる。
一方、無線局3、4は、誤り訂正符号ECCが付与されていない既存仕様の無線フレームであれば、誤り訂正機能を有する通信装置から送出されたものであっても、それを受信できる。したがって、無線局1、2から無線局3、4へデータを送信するときは、無線局1、2において図1(a)に示す既存仕様のフレームを作成するようにすればよい。これにより、無線局1〜4の共存性(すなわち、相互接続性)が確保される。
なお、本発明の通信方法は、上述の実施例に限定されるものではなく、下記の態様に適用することも可能である。
(1)FEC符号語の語長および符号化率は、図1(b)に示す実施例に限定されるものではない。
(1)FEC符号語の語長および符号化率は、図1(b)に示す実施例に限定されるものではない。
(2)MACヘッダを含むFEC符号語の符号化率を他のFEC符号語よりも低くしてもよい。この構成を導入すれば、重要な情報を含むMACヘッダに対する誤り訂正能力が高くなる。ここで、以降のユーザデータは、MACヘッダを正常に解読できた場合にのみ利用可能となるので、MACヘッダを含む符号語の誤り訂正能力を高めることは重要である。なお、この動作は、PLCPヘッダを基準としてビット数をカウントし、MACヘッダを含む符号語と後続の符号語との境界を検出することにより実現可能である。
(3)既存仕様のMACヘッダをそのまま残すと共に、MACヘッダ内の一部または全部の情報をユーザデータ領域に書き込むことによりユーザデータ領域内に仮想的なヘッダを作成し、その仮想的なヘッダを含むユーザデータ領域に対して誤り訂正を行うようにしてもよい。
(4)FCSにより誤りが検出されなかったにもかかわらず、MACヘッダ等の通信管理情報において未定義情報が検出された場合には、誤り訂正処理を実行するようにしてもよい。この手順は、FCSの誤り検出能力よりもFECの誤り訂正能力の方が高いときに有効である。
(5)送信側の通信装置においてFCSを付与しなくてもよい。この場合、受信側の通信装置においてFCSチェックを行うと、エラーが発生することになる。しかし、誤り訂正機能を持たない既存の通信装置においては、図6を参照しながら説明したように、もともとFEC符号語を復号できないので、データフレームを受信できないという点では同じ結果になる。また、誤り検出機能を有する通信装置においては、FCSエラーが発生すると図5のステップS41以降の処理が実行されるので、データフレームを受信できる。この方式によれば、FCSの分だけフレーム長を短くでき、オーバヘッドが減るので、通信の効率が向上する。
(6)フレームを受信したときに、FEC計算およびFEC処理を並列に実行するようにしてもよい。この方式を導入すれば、受信処理に要する時間が短縮される。
(7)2番目以降のFEC符号語の一部について誤りを訂正できなかったときは、その一部のFEC符号語に格納されていたユーザデータ部分のみについて再送処理を行うようにしてもよい。ただし、この場合、受信側の通信装置から送信元の通信装置へACK信号を返送する際に、FEC符号語を識別する情報を通知する機能が必要である。
(7)2番目以降のFEC符号語の一部について誤りを訂正できなかったときは、その一部のFEC符号語に格納されていたユーザデータ部分のみについて再送処理を行うようにしてもよい。ただし、この場合、受信側の通信装置から送信元の通信装置へACK信号を返送する際に、FEC符号語を識別する情報を通知する機能が必要である。
(8)本実施形態では、特許請求の範囲に記載されている「誤り訂正を行うことを表す情報」「誤り訂正を行うことを表す第1の値」「第2の値」はOUI値に相当するとし、このOUI値から誤り訂正を行うかどうか判断しているが、「誤り訂正を行うことを表す情報」「誤り訂正を行うことを表す第1の値」「第2の値」はOUI値とtype情報に相当するとして、この2つの値から誤り訂正を行うかどうかを判断してもよい。
(9)第2のヘッダ(LLC/SNAPヘッダ)を拡張してもよい。例えば、SNAPヘッダを3バイトのOUI値および4バイトのtype情報から構成し、Ether type(2バイト)とベンダにより決定されるtype情報(2バイト)を4バイトのtype情報として設定してもよい。
1、2 本発明に係る通信装置
3、4 誤り訂正機能を持たない既存の通信装置
3、4 誤り訂正機能を持たない既存の通信装置
Claims (6)
- 通信装置間でユーザデータを送信する通信方法であって、
宛先アドレスを含む第1のヘッダおよびその第1のヘッダよりも上位レベルの通信制御情報を格納する第2のヘッダを生成し、
誤り訂正を行う場合には、
上記第2のヘッダ内に誤り訂正を行うことを表す第1の値を設定し、
上記第1のヘッダおよび第2のヘッダが付与されたユーザデータから1または複数の誤り訂正符号語を生成し、
上記1または複数の誤り訂正符号語全体に対する誤り検出コードを計算し、
上記1または複数の誤り訂正符号語に上記誤り検出コードを付与して送信し、
誤り訂正を行わない場合には、
上記第2のヘッダ内に上記第1の値と異なる所定の第2の値を設定し、
上記第1のヘッダおよび第2のヘッダが付与されたユーザデータ全体に対して誤り検出コードを計算し、
上記第1のヘッダおよび第2のヘッダが付与されたユーザデータに上記誤り検出コードを付与して送信する
ことを特徴とする通信方法。 - 請求項1に記載の通信方法であって、
受信側の通信装置において、
上記誤り検出コードにより誤りが検出されず、且つ、上記第2のヘッダに上記第2の値が設定されていたときには、ユーザデータを取得する
ことを特徴とする通信方法。 - 請求項1に記載の通信方法であって、
誤り訂正機能を有する受信側の通信装置において、
上記誤り検出コードにより誤りが検出されず、且つ、上記第2のヘッダに上記第1の値が設定されていたときには、上記1または複数の誤り訂正符号語からそれぞれ誤り訂正符号を削除することによりユーザデータを取得する
ことを特徴とする通信方法。 - 請求項1に記載の通信方法であって、
誤り訂正機能を有する受信側の通信装置において、
上記誤り検出コードにより誤りが検出されたときは、各誤り訂正符号語を復号して検出された誤りを訂正することによりユーザデータを取得する
ことを特徴とする通信方法。 - 請求項4に記載の通信方法であって、
上記ユーザデータを取得する処理は、
先頭の誤り訂正符号語を復号する処理と、
復号された先頭の誤り訂正符号語内の上記第2のヘッダ内に上記第1の値が設定されていたときに限り後続の誤り訂正符号語を復号する処理、を含む
ことを特徴とする通信方法。 - 通信装置間でユーザデータを送信する通信方法であって、
宛先アドレスを含む第1のヘッダおよびその第1のヘッダよりも上位レベルの通信制御情報を格納する第2のヘッダを生成する工程と、
上記第2のヘッダ内に誤り訂正を行うことを表す情報を設定する工程と、
上記第1のヘッダおよび第2のヘッダが付与されたユーザデータから1または複数の誤り訂正符号語を生成する工程と、
上記1または複数の誤り訂正符号語全体に対する誤り検出コードを計算する工程と、
上記1または複数の誤り訂正符号語に上記誤り検出コードを付与して送信する工程を有し、
先頭の誤り訂正符号語は、上記第1のヘッダ、上記第2のヘッダ、上記ユーザデータの一部または全部、およびそれらについての誤り訂正符号から構成される
ことを特徴とする通信方法。
Priority Applications (1)
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