JP5177995B2 - フレーム集約 - Google Patents

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Description

本発明は通信システムに関し、より詳細には、パケットベース・ネットワークにおけるデータ・フレームの集約に関する。
本出願は、代理人整理番号Giesberts 2−3 PROVとして2003年12月23日に出願された米国特許仮出願第60/532325号の出願日の利益を主張する。
本出願は、代理人整理番号Hiddink 5−2−1として2003年12月24日に出願された同時係属中の米国特許出願第10/746153号の一部継続出願であり、その教示を参照により本明細書に組み込む。
本出願は、代理人整理番号Giesberts 3−5として2004年9月30日に出願された米国特許出願第10/955947号の関連出願であり、その教示を参照により本明細書に組み込む。
無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)は、一般に使用できるWLAN PCカードを備えた携帯電話、ノートブック(ラップトップ)・コンピュータ、ハンドヘルド・コンピュータなど、1つまたは複数の固定/非固定位置のステーション(モバイル端末などのSTA)を含む。WLAN PCカードは、各STAが、同一のサービス・エリア内にあるときだけではなく、異なるサービス・エリアにあるときにはネットワーク・サーバを介して相互に通信することを可能にする。ネットワーク・サーバは、異なるアクセス・ポイント(AP)によってサポートされる、異なるサービス・エリア内のSTA間の通信をサポートする。APは他のネットワークまたはサービス・エリアへの接続を提供する端末、またはその他の装置であり、固定とすることも非固定とすることもできる。基本サービス・セット(BSS)は、STA間で、および/またはAPと1つまたは複数のSTAの間で形成される。このようなWLANネットワークを用いると、各STAは特定のサービス・エリア内の各モバイル端末との間の物理的な接続を意識せずに、そのサービス・エリア内を移動することができる。
WLANネットワークの例には、IEEE(米国電気電子学会)802.11委員会によって策定され提案された標準に準拠するネットワーク(本明細書では、1つまたは複数の版のIEEE 802.11標準に従って動作するネットワークと呼ぶ)がある。一般に、このようなWLANネットワークにおける同一サービス・エリア内のモバイル端末(すなわち、同一APに関連する端末)間で送信されるすべてのメッセージは、直接モバイル端末間で送信されるのではなく、アクセス・ポイント(AP)に送信される。このような集中化された無線通信は、通信リンクの単純化だけではなく、省電力化にも大きな利益をもたらす。
ほとんどのネットワークは一連の階層として組織化されており(階層ネットワーク・アーキテクチャ)、各層はその先行層の上に構築される。各層の目的は、上位層にサービスを提供するとともに、下位層の実装の詳細から上位層を遮断することである。隣接層の各ペアの間にはこれらのサービスを定義するインタフェースが存在する。最下位の各層は、データ・リンク層と物理層である。データ・リンク層の機能は、入力データをデータ・フレームに分割し、そのフレームを物理層を介して順に送信することである。各データ・フレームは、そのフレームの制御情報および順序情報を含むヘッダを有する。最下位である物理層の機能は、通信メディアを介してビット列を送信することである。
図1は、802.11準拠のWLANによるユーザ・データのための従来技術によるフレーミング・シーケンスを示す。図1に示したように、アプリケーション層150、伝送制御プロトコル(TCP)層151、インターネット・プロトコル(IP)層152、論理リンク制御(LLC)層153(データ・リンク層のサブ・レイヤ)、メディア・アクセス制御(MAC)層154(これもまたデータ・リンク層のサブ・レイヤ)、および物理(PHY)層155(物理層)として、6つのプロトコル階層が示されている。ユーザ・データ101はアプリケーション層150に提供され、アプリケーション層でアプリケーション層ヘッダ110が追加されてアプリケーション・データ102が生成される。アプリケーション・データ102はTCP層151に提供され、TCP層でアプリケーション・データ102にTCP・ヘッダ111が追加されてTCPセグメント103が形成される。IP層152ではTCPセグメント103にIPヘッダ112が追加されてIPフレーム104が形成される。IPフレーム104は代表的なTCP/IPパケットであり、必ずしも802.11に準拠しないものも含め、多くのデータ・ネットワーク・アプリケーションで共通に使用されている。
LLC層153は、MAC層154と上位層の間に統一されたインタフェースを提供して、TCP/IPパケットを送信するために使用されるWLANのタイプの透過性を提供する。LLC層153は、IPフレーム104にLLCヘッダ113としてこのインタフェース情報を追加してLLCフレーム105を形成する。
802.11準拠のWLANでは、物理デバイスは無線機であり物理通信媒体は自由空間である。MACデバイスおよびPHY層信号制御デバイスは、2つのネットワーク・ステーションが正しいフレーム・フォーマットおよびプロトコルで通信することを保証する。WLANの802.11標準は、2つ(またはそれ以上の)ピアのPHYデバイス間および関連するMACデバイス間の通信プロトコルを定義する。802.11WLANデータ通信プロトコルによれば、MACデバイスとPHYデバイスの間で送信される各パケット・フレームは、PHYヘッダ、MACヘッダ、MACデータ、およびエラー・チェック・フィールドを有する。802.11準拠WLANシステムのMAC層フレームの代表的フォーマットでは、LLCフレーム105にMACヘッダ114およびフレーム・チェック・シーケンス(FCS)115を追加してMACフレーム106を形成する。MACヘッダ114は、フレーム制御、継続時間識別番号(ID)、送信元(すなわちMAC層)および宛先アドレス、ならびにデータ・シーケンス制御(番号)の各フィールドを含む。ユーザ・データは大きなユーザ・データ・ストリームの一部なので、データ・シーケンス制御フィールドがシーケンス番号情報を提供して、受信機がデータ・シーケンス順序を再構築することを可能にする。
PHY層155は、MACフレーム106にPHYヘッダを追加することによって物理層パケット・フレーム107を形成する。PHYヘッダ118は、プリアンブル116およびPLCP(physical-layer convergence protocol)ヘッダ117を含む。PLCPヘッダ117は、例えばPHY層のデータ・レートやデータ長を識別する。また、プリアンブル116は、i)着信フレームを検出/同期し、ii)送信機と受信機の間のチャネル特性を推定するために受信装置によって使用される。
802.11標準によるデバイス間の典型的な通信では、各MAC層フレームは、最初の物理層フレームが送信された後のSIFS(short interframe space)期間に送信されるACKメッセージ(またはACKフレーム)によって確認される。802.11e標準仕様では、確認応答メッセージがまったく送信されない「No−ACK」など、いくつかの代替確認応答方法が指定されている。可能な他の方法には、1つのブロックACKメッセージで複数のデータ・フレームを確認できるブロックACKの変形形態がある。このブロックACKメッセージは、ブロックACK要求の直後(即時ブロックACK)または別のコンテンション期間の後(遅延ブロックACK)に送信される。
所与の層で、802.11WLANシステムの達成可能な最大スループットに影響を与える1つの要素は、(例えば、ユーザ・データ101などの)ペイロードを運ぶフレームの長さである。比較的良いチャネル品質の場合は、フレーム・サイズの増加に伴いスループット効率も向上する。スループット効率の向上は、その層のオーバヘッド(例えば、ヘッダ、チェックサムなど)が固定サイズであることに関連する。その理由は、フレーム・サイズが増加するに伴い、オーバヘッドとデータの比が低下するからである。従来技術の802.11準拠のWLANのなかには、各送信されるPHY層パケット・フレームがただ1つのMACフレームだけを含むものもある。MACフレームは、プローブ要求フレームや確認応答フレームなどの制御または管理フレームであってもよい。他のMACフレームとしては、上位層ユーザ・データのただ1つのパケットだけを含むデータ・フレームであってもよい。MACヘッダ・フィールドやFCSフィールドはパケット・オーバヘッドに含まれる。
米国特許仮出願第60/532325号 米国特許出願第10/746153号 米国特許出願第10/955947号
IEEE 802.11プロトコルの効率は、高い物理層データ・レートが使用されたときに低下する。このことは、例えばプリアンブル、IFS(inter-frame space)タイミング、ヘッダ情報など、PHY層およびMAC層レベルのいくつかのオーバヘッド源によって引き起こされ、また確認応答パケットによっても引き起こされる。IEEE 802.11では、バースト・パケット送信やブロックACKメッセージングなど、効率を向上するためのいくつかの方法が提案されている。しかし、これらの方法を使用しても、162Mbit/s以上のPHY層レートの使用を効率的にすることはできない。
PHY層において、オーバヘッドはPHYフレーム・プリアンブルおよびPLCPヘッダによってもたらされるが、どちらも各MACデータ・フレームに対して一定のサイズである。したがって、パケットあたりに運ばれるデータ量がより大きい場合には、メディアはより有効に使用されることになる。また、PHY層フレーム・オーバヘッドは一般にサイズ(すなわち、バイト数)ではなく時間が一定なので、PHY層フレーム・オーバヘッドはより高いデータ・ビット・レートとともに変化しない。送信される所与の量のユーザ・データに対するPHYフレームの数を削減することで、大きな効率の向上がもたらされる。PHY層オーバヘッドは、ユーザ・データの送信には直接関係しない(例えば、プローブ要求フレーム、RTS/CTSフレーム、確認応答フレームなどの)MACフレームを含む、送信される各MACフレームごとに含まれるので、個別に送信されるMACフレームの数を削減することによって効率が向上する。PHYフレームの数を削減することはまた、MACコンテンション・オーバヘッドを削減することにもなる。
本発明の実施形態によれば、パケット・ネットワークは、フレーム集約を使用して所与の量のユーザ・データを送信するために使用される物理層フレームの数を削減する。このパケット・ネットワークは、1つまたは複数の802.11標準に従って動作する無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)の物理(PHY)層とメディア・アクセス制御(MAC)層を使用する。フレーム集約は、いくつかの個別の上位層フレームとユーザ・データや管理/制御データなどのデータとを1つのPHY層フレームに結合し、送信されるPHY層フレームあたりのユーザ・データの量を増やす。フレーム集約により、(例えば、プリアンブルおよびPLCPヘッダ・オーバヘッドなどの)PHY層オーバヘッドおよび(例えば、コンテンション・オーバヘッドなどの)MACオーバヘッドの両方が削減されることによって効率が向上する。
本発明の一例示的実施形態によると、集約データのフレームは(a)第1の層に従って1つまたは複数のユーザ・データ・フレームを集約ユーザ・データに結合し、(b)集約層で、集約ユーザ・データに少なくとも1つのヘッダを追加することによって、集約ユーザ・データから各々が第2の層に従うフォーマットを有する1つまたは複数のサブフレームを生成し、(c)第3の層に従って1つまたは複数のサブフレームから集約フレームを形成することによって生成される。
本発明の他の例示的実施形態によると、集約データのフレームは(a)複数の集約フォーマットのうちの1つに基づいて、1つまたは複数のユーザ・データ・フレームを集約ユーザ・データに結合し、(b)集約層で、集約ユーザ・データに少なくとも1つのヘッダを追加することによって、集約ユーザ・データから1つまたは複数のサブフレームを生成し、(c)1つまたは複数のサブフレームから集約フレームを形成することによって生成される。
本発明の他の態様、特徴、および利点は、以下の詳細な説明、別添の特許請求の範囲、および添付の図面からより完全に明らかになるであろう。
本発明の例示的実施形態によると、フレーム集約によって、例えば所与の量のユーザ・データを送信するために使用される物理層フレームの数が削減される。本明細書で説明する例示的実施形態は、1つまたは複数のIEEE 802.11標準によるシステムに関する。この標準は、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)の物理(PHY)層およびメディア・アクセス制御(MAC)層を定義するものである。しかし、当業者なら本明細書の教示を他のパケットベース通信ネットワークに適用できるはずである。本明細書に記載のように、論理リンク制御(LLC)層、インターネット・プロトコル(IP)層、および伝送制御プロトコル/ユーザ・データグラム・プロトコル(TCP/UDP)層などの上位層は(例えば802.11などの)下位層標準の制御の外に置くことができる。したがって本発明の例示的実施形態では、フレーム集約を使用してユーザ・データを含む個別の上位層フレームのいくつかを1つのPHYレベル・フレームに結合することによって、送信するPHYフレームあたりのユーザ・データ量を増加させる。フレーム集約では、(例えば、プリアンブルやPLCPヘッダのオーバヘッドなどの)PHYオーバヘッドおよび(例えば、コンテンション・オーバヘッドなどの)MACオーバヘッドの両方を削減することによって効率を向上させる。
本発明の例示的実施形態によるフレーム集約では、以下のA)〜C)に対していくつかのフレームを集約することができる。すなわち、A)同一の宛先アドレスを有し同一のPHY層データ・レートを有するフレーム、B)1つまたは複数の宛先アドレスを有し同一のPHY層データ・レートを有するフレーム、およびC)1つまたは複数の宛先アドレスを有し、それぞれのフレームがいくつかの可能なPHY層データ・レートのうちの1つを有するフレーム。
同一の宛先アドレスを有し、かつ同一のPHY層データ・レートを有するフレームを集約する場合を、本明細書では「ケースA」と呼ぶ。「ケースA」は、従来技術のMAC層およびPHY層の動作の変更を、ほとんどまたはまったく必要としないものであり、好ましくは、多数のフレームが同一の宛先アドレスを指定するときに使用できる。例えば、基本サービス・セット(BSS)のアップリンク通信(トラフィック)には、一般にケースAによるフレーム集約を使用することができる。
異なる宛先アドレスを有し、かつ同一のPHY層データ・レートを有するフレームを集約する場合を本明細書では「ケースB」と呼ぶ。「ケースB」は一般に、ステーション(STA)、または異なる宛先のSTAにデータを送信するアクセス・ポイント(AP)によって使用される。しかし、フレームが1つのデータ・レートで送信されるので、好ましくは、異なる宛先STAは同一のチャネル条件を有する。ケースBでは、スケジューリング方法によって集約すべきフレームを選択し、送信をスケジュールする。このスケジューリング方法は、実施形態によっては異なる送信優先度を有するパケットを考慮することができる。
1つまたは複数の宛先アドレスを有し、かつ各々がいくつかの可能なPHY層データ・レートのうちの1つを有するフレームを集約する場合を、本明細書では「ケースC」と呼ぶ。「ケースC」は、より大きな柔軟性を提供し、一般にケースAやケースBのフレーム集約と比べて無線メディアのより高い使用効率を提供する。無線メディアのより高い使用効率は、すべてのフレームが随時最適のデータ・レートで送信できることによってもたらされる。
本発明の例示的実施形態によると、PHY層およびMAC層に関してフレーム集約を論理的に配置することができる。第1にフレーム集約は、例えばLLC層とMAC層の間など、MAC層の上位で(すなわち、MAC層の動作の前に)実施することができる。第2にフレーム集約は、例えばMAC層とPHY層の間、またはPHY層内など、MAC層の下位で実施することができる。第3にフレーム集約は、MAC層自体の中で実施することができる。
MAC層の上位でのフレーム集約はMAC層およびPHY層の動作の小変更をともなうが、例えば、ネットワーク装置に現在存在するソフトウェア・ドライバを更新することによって実現できる。既存のネットワーク装置に中間層を論理的に実装してフレーム集約を実施させることによって、MAC層やLLC層の動作にほとんど、またはまったく変更を加えないようにすることもできる。例えば図2に示したように、LLC層210のLLCフレーム201(1)〜201(N)を、中間集約層203によってダミーLLCフレーム202に結合することができる。ただし、Nは正の整数である。ダミーLLCフレーム202はMAC層204に渡され、MAC層でMACヘッダ205とMAC層FCS206が追加されてMACフレーム207が形成される。PHY層208では、MACフレーム207にプリアンブル209およびPLCPヘッダ210が追加されてPHYパケット211が形成される。
MAC層の下位でのフレーム集約では、いくつかのMACフレームが1つのダミーMACフレームに形成され、次いでそれがPHY層によってパケット化される。MAC層の下位のフレーム集約を用いると、各MACフレームにフレーム・チェックサムなどのエラー検出情報が含まれるので他のフレームとは独立に各LLCフレームを検証することができる。フレーム・チェックサムは、LLCフレームに追加された、例えばFCSフィールドなどのエラー制御フィールド中に置かれる。現在の802.11準拠のWLANシステムでは、MACレベルでのエラー検出はサポートされるが、必ずしもエラー訂正まではサポートされない。しかし、当業者なら、単純なエラー検出の代わりに、当技術分野で既知のいくつかのエラー訂正方法のいずれかを使用することができるはずである。したがって本明細書に記載の例示的実施形態では、i)エラー検出機能が使用されているのか、ii)エラー検出および訂正機能が使用されているのかを識別するために「エラー訂正/検出」という用語を使用する。また、個別のMACフレームは各々のヘッダおよび宛先アドレス情報付きで送信されるので、MACフレームを別々の宛先に送信することもできる。図3は、本発明の第2の例示的実施形態によるMAC層の下位でのフレーム集約を示す。
LLC層302のLLCフレーム301(1)〜301(M)がMAC層305に渡される。ただし、Mは正の整数である。各LLCフレーム301(n)は、MACヘッダ303(n)およびMAC FCS304(n)が追加されてMACサブフレーム316(n)の形に形成される。MACサブフレーム316(1)〜316(M)は、ダミーMACフレーム306の形に結合される。次いで中間集約層307は、ダミーMACフレーム306にオプションの、i)ダミー・ヘッダ308、および/またはii)転送エラー訂正/検出(FEC)フィールド309を追加して集約MACフレーム310を形成する。PHY層311では、集約MACフレーム310にプリアンブル313およびPLCPヘッダ314が追加されてPHYパケット312が形成される。
図3には、オプションのダミー・ヘッダ308およびFECフィールド309が示されている。ダミー・ヘッダ308を使用して、ダミーMACフレーム306に含まれるMACサブフレーム316(1)〜316(M)の数(例えば、M)やサイズ(すなわち、長さ)を示すことができる。FECフィールド309を使用して、受信機でビット・エラーを訂正することによってMACサブフレーム316(1)〜316(M)を正しく受信する確率を高めることもできる。あるいは、複数のFECフィールドを使用して、ダミーMACフレーム306の最後または各MACフレーム316(1)〜316(M)の内部に追加することもできる。各MACサブフレームが異なる宛先を有するときは、(例えば、遅延ACK(delayed-ACK)メッセージ交換などの)修正された応答確認方法が使用される。
図4は、本発明の第2の例示的実施形態の代替実施形態によるPHY層内でのフレーム集約を示す。LLC層402のLLCフレーム401(1)〜401(M)がMAC層405に渡される。MAC層405は、MACヘッダ403(n)およびMAC FCS404(n)をLLCフレーム401に追加してMACサブフレーム406(n)を形成する。次いで、MACサブフレーム406(1)〜406(M)がPHY層407に渡される。PHY層407は、PLCPヘッダ409(n)を各対応するMACサブフレーム406(n)に追加してPHYサブフレーム410(n)を形成する。PHYサブフレーム410(1)〜410(M)は連結され、連結されたPHYサブフレームにプリアンブル408が追加されてPHYパケット411が形成される。
図4に示したように、複数のPHYフレームがプリアンブルを除いて連結されるので、個々のMACフレームを異なるデータ・レートで送信し、各MACフレームを個別に受信することが可能になる。図4の実施形態のある実装では、比較的性能の劣るチャネル状況のSTAが低いデータ・レートを正しく受信できるように、含まれるMACフレームをデータ・レートの昇順に並べることができる。
MAC層内のフレーム集約は、本発明のフレーム集約と既存のMAC層動作を統合し、比較的大きな柔軟性を提供する。MAC層内のフレーム集約によって、個別のMACフレームの検出も可能になる。MAC層内のフレーム集約は、本発明によるMAC集約フレーム・フォーマットを含むことができる。このMAC集約フレーム・フォーマットは、いくつかの上位層データ・フレームをそれぞれ独立に受信しデコードすることができるような形に組み込んだものであり、このフォーマットを用いることで各上位層データ・フレームを異なる宛先の受信機に送信することが可能になる。さらに、MAC層はPHY層の動作を制御するので、集約フレームの各部分を異なるPHYデータ・レートで送信して、各フレームを所望のデータ・レートで送信することも可能にする。
図5は、本発明の第3の例示的実施形態によるMAC層内でのフレーム集約を示す。LLC層502でLLCフレーム501(1)〜501(N)が生成され、それがMAC層503に渡される。MAC層503は、2つの動作を含む。すなわち、第1の動作では、LLCフレーム501(1)〜501(N)からMACサブフレーム506(1)〜506(N)が生成される。第2の動作では、MACサブフレーム506(1)〜506(N)からMACフレーム507が生成される。MACサブフレーム506(n)は、1つまたは複数のIEEE 802.11標準に従って、対応するMACヘッダ504(n)およびMAC FCS505(n)を追加することによって生成される。
MACフレーム507は、MACサブフレーム506(1)〜506(N)をデータ・レートに従ってグループ化し、次いで先頭にMAC記述子508を追加することによって形成することができる。MAC記述子508は、MACフレーム507の残りの部分のインデックス情報を提供するフィールドである。MAC記述子508はまた、MACフレーム507内部の1つまたは複数のMACサブフレーム506(1)〜506(N)の位置、長さ、および宛先を指定することもできる。含まれるMACサブフレーム506(1)〜506(N)すべての宛先アドレスはMACフレーム507の先頭に配置されるので、受信機はMAC記述子508をデコードすることによって、含まれるMACサブフレーム506(1)〜506(N)の1つまたは複数がその受信機に宛てられたものかどうかを判断することができる。受信機はこの情報を使用して、MACサブフレームが見込めないときにはリスニング・モードを中断し、(例えば、使用電力を節約するなど)より効率的な動作をもたらすこともできる。
MACサブフレーム506(1)〜506(N)はデータ・レートごとにグループ化され、MACフレーム部509、510、および511に連結される。図4に示した実施形態と同様に、悪いチャネル状況にある受信機が、低いデータ・レートのMACサブフレームを正しく受信できるように、MACサブフレーム506(1)〜506(N)はデータ・レートの昇順に並べられる。したがって、好ましくは、MAC記述子508は含まれる最も低いデータ・レートで送信される。図5の場合は、データ・レートX<データ・レートY<データ・レートZである。
MACフレーム507はPHY層512に渡され、そこでPHYパケット518が形成される。PHY層512は、MAC記述子508とMACフレーム部509をグループにしてPHYデータ・レートX部515を形成することによってPHYパケット518を形成する。MACフレーム部510および511はそれぞれ直接PHYデータ・レートY部516およびZ部517にマップされる。PHYデータ・レートX部515、Y部516、Z部517は連結され、プリアンブル513およびPLCPヘッダ514が追加されてPHYパケット518が生成される。
集約フレームが複数のデータ・レートで送信される場合、すなわち1つまたは複数のMACフレーム部が他と異なるデータ・レートで送信される場合は、フレームのどの部分にどのデータ・レートを使用すべきかについての情報をPLCPヘッダ514で運ぶことができる。PLCPヘッダ514はMACフレーム518の前方(すなわち、プリアンブルの直後)に配置されるように示されているが、代替実施形態ではPLCPヘッダ・フィールドをそのPLCPヘッダ・フィールドに記載されたMACサブフレーム部の前、例えば各PHYデータ・レートX部515、Y部516、およびZ部517の直前に配置することもできる。
図2〜5の例示的実施形態の動作はコンピュータによってシミュレートすることが可能であり、メディア効率として測定された例示的実施形態の性能が様々な条件で示される。メディア効率は、ポイントツーポイント・リンクでの比較的理想的な条件下における達成可能な最大スループットを比較することによって図6〜8に示される。このシミュレーションに使用される条件は、i)各交換シーケンスが、1つの集約フレームとその後に続く(ブロックACKではない)通常のACKフレームからなること、ii)1つの集約フレームに含まれる全てのデータ・フレームが同一のデータ・レート(例えば、54−、216−、および324−Mbit/s)で送信され、全てのデータ・フレームが1500byteの大きさであること、iii)ACKフレームが54Mbit/sで送信され、正規の802.11aプリアンブルおよびPLCPヘッダを有し、かつ802.11aに定められた値と等価なタイミング(SIFS(short interframe space)、DIFS(distributed interframe space)、およびスロット・タイム)を使用すること、iv)コンテンションが、各フレーム交換ごとのあるスロットの「最適」値になるように選択されること、およびv)衝突およびビット/パケット・エラーがないことである。
図6、7、および8はそれぞれ、54−Mbit/s、216−Mbit/s、および324−Mbit/s PHY層データ・レートに対する最大スループット対集約されたフレーム数を示す。図6、7、および8はそれぞれ、(塗りつぶしたひし形でMAC層集約が示される)図3、(塗りつぶした四角でPHY層集約が示される)図4、および(塗りつぶした三角でMAC(フレーム)記述子付きのMAC層集約が示される)図5に示された実施形態での最大スループットを示す。
図3のMAC層集約は、含まれるMACサブフレームをすべて追加の保護フィールド、フレーム記述子、またはPLCPヘッダなしで順次連結する。このシミュレーションでは、ダミー・ヘッダおよびFECフィールドは使用しない。使用した集約フォーマットは、ケースAの単一宛先フレーム集約の場合を表す。図4のPHY層集約は、含まれるMACサブフレームがすべて各々のデータ・レートで送信されるので、このシミュレーションはケースCの複数データ・レートの場合のフレーム集約を表す。図6〜8ではそれぞれ、ただ1つのデータ・レートだけが実際に使用される。フレーム記述子を使用する図5のMAC層集約は、ケースBで、ただ1つのデータ・レートおよび(したがって、必然的に同一のデータ・レートを使用する)複数の宛先を使用する場合の集約を表す。図6〜8の各シミュレーションでは、ただ1つの宛先だけが使用される。
図6、7、および8に示されたシミュレーション結果は、より上位層のフレームが1つの集約フレームに結合されるほど最大スループットが高くなることを示す。また、集約できる上位層フレームの数が少ない場合には、特により高いPHY層データ・レートの場合に、最大スループットがかなり低下する。
宛先ステーションが異なるフレームを集約できる集約方法は、集約に使用できるフレームが増える可能性が高まるので、所望のスループットに達する可能性がより高くなる。送信されるフレームの各部分が異なるデータ・レートを有する集約方法により、高いメディア効率に達する可能性が高まる。その理由は、この方法により、集約されたフレームをまったく異なるチャネル条件を有するステーションに送信することが可能になり、したがって集約に多数のフレームを使用できる可能性が高まるからである。
達成可能な最大スループットは、集約に使用できるフレームの数に依存する。複数の宛先フレームを有するフレーム集約を用いると集約に使用できるフレームの数が増える。しかし、802.11 WLANでは、一般にBSSのAPは複数のSTAに向けて送信するが、STAは1つまたは2つのAPにだけ送信する。したがって、複数の宛先を用いるこのタイプのフレーム集約は、一般に複数のSTAに向けて送信するAP用として使用される。
したがって、STAから各APへのアップリンク・トラフィックには、比較的簡単なフレーム集約の方法を使用できるので、1つの宛先(結果的に1つのPHY層データ・レート)を有するフレームだけを1つのフレームに集約することが可能になる。
図9〜12は、数台のアクティブなSTAを用いてシミュレートしたBSSにおいて、いくつかの異なる構成に対する最大スループットを示したものである。図9〜12のシミュレーション結果では、各STAは異なるチャネル条件領域で動作し、したがって各STAは異なるデータ・レートで動作する。APは、1500バイトのデータ・フレームを各アクティブなSTAに送信する。各ステーションはいくつかのダウンリンク接続を有しており、APは各接続ごとに、各交換シーケンスあたり一定数のフレームを提供する。各データ・フレームおよび各MAC層確認応答は802.11aのPHY層フレーム・フォーマットに類似したフォーマットで送信されるが、拡張プリアンブル(+10μs)と拡張PLCPヘッダ(+4μs)を使用する。各シーケンスは、コンテンション用に3つのバックオフ・スロットを使用する。各ステーションは、各シーケンスごとにコンテンションあたり1つのTCP確認応答(60バイト・サイズ)で応答(アップリンク)する。ビット/パケット・エラーおよび/または衝突は考慮されない。即時ACKフレームが送信されるデータ・レートは、対応するデータ・フレームの1/2.25倍である。ブロックACKメッセージおよびブロックACK要求メッセージは対応するデータ・フレームと同一のデータ・レートで送信される。
図9〜12では、以下の7つの方法がシミュレートされ比較される。
第1の方法は、現在の802.11標準に従うもので、集約を使用しない(すなわち、各PHY層パケット・フレームは単一のMACフレームを含む)。この方法は、アップリンクおよびダウンリンク送信のどちらにも標準の即時ACKメッセージを使用する。このACKメッセージは、各データ・フレームの後、SIFS期間の経過後に送信される。
第2の方法は、集約即時ACK(aggregated immediate ACK)を用いた単一宛先の集約を使用する。この集約即時ACKは、標準の即時ACKメッセージの拡張バージョンである。第2の方法では、APは、単一のステーション宛てのすべてのデータ・フレームを1つの集約フレームに結合する。STAはSIFS期間の後に集約即時ACKで応答する。アップリンク・チャネル(TCP−ACK)では集約無しのデータ・フレームを使用し、APは標準の即時ACKメッセージで応答する。
第3の方法は単一宛先の集約を使用するが、アップリンクおよびダウンリンクのどちらの送信方向にもブロックACKメッセージを使用する。ブロックACKメッセージおよびブロックACK要求メッセージは、802.11eに指定されているように、アップリンク方向およびダウンリンク方向のどちらの場合も集約フレームに含まれる。
第4の方法は、単一PHYデータ・レートの集約を使用する。この場合、アップリンクは集約即時ACKメッセージを使用し、ダウンリンクはブロックACKメッセージを使用する。第4の方法では、APは、同一PHY層データ・レートを有するSTAのすべてのデータ・フレームを(複数の宛先を有する)1つの集約フレームに結合する。
第5の方法は、第4の方法に類似した単一レートの集約を使用するが、アップリンクおよびダウンリンクのどちらの送信方向にも遅延ブロックACK(delayed Block-ACK)メッセージを使用する。どちらの方向についても、ブロックACK要求メッセージおよびブロックACKメッセージは集約フレームに含まれる。
第6の方法はマルチレート集約を使用する。この場合、アップリンク・チャネルは集約即時ACKメッセージを使用し、ダウンリンク・チャネルはブロックACKメッセージを使用する。第6の方法では、APは、図5のフォーマットを使用して、すべてのPHY層データ・レートに対するフレームを1つの集約フレームに結合する。各データ・レートごとに追加のPLCPヘッダが含まれるので、データ・レートの切換が可能になる(PLCPヘッダは、各フレームごとではなく、各レートごとにのみ含まれる)。
第7の方法は、第6の方法に類似したマルチレート集約を使用する。ただし、アップリンクおよびダウンリンク・チャネル方向のどちらにも遅延ブロックACKメッセージを使用する。
図9は、データ・フレームが324Mbit/s、即時ACKメッセージ・フレームが144Mbit/sの同一PHY層データ・レートでそれぞれ動作する3台のSTAを用いたBSSのシミュレーション結果を示す。各STAは1つのTCP接続を有し、各接続ごとに各集約フレームあたり3フレームを含む(すなわち、APは各サイクルの間に各ステーションに3フレームを送信する)。各STAは、各サイクルごとに1つのTCP ACKメッセージ・フレーム(すなわち、3つのダウンリンク・フレームごとに1つのACK)で応答する。
図10は、各STAが異なるPHY層データ・レートで動作すること以外は図9の構成と同じ場合のシミュレーション結果を示す。すなわち、1台のSTAが324Mbit/s(144Mbit/sのACKメッセージ・レート)で動作し、1台のSTAが216Mbit/s(96Mbit/sのACKメッセージ・レート)で動作し、1台のSTAが108Mbit/s(48Mbit/sのACKメッセージ・レート)で動作する場合である。
図11は、各PHY層データ・レートごとに3台のSTAが動作し、計9台のSTAが存在することを除けば、図10と同じ構成の場合のシミュレーション結果を示す。
図12は、各STAが3つの接続をサポートすること、従ってAPが各サイクルごとに各ステーションあたり9つのフレームを送ることを除けば、図11と同じ構成の場合のシミュレーション結果を示す。
図9〜12に示したように、フレーム集約により、変化するチャネル条件下でのシステム性能に中程度から大幅な改善がもたらされる。
本発明に従って、次に例示的集約フレーム・フォーマットを説明する。この集約フレーム・フォーマットを用いると、複数の宛先に対して複数のフレームを集約することが可能になる。この例示的集約フレーム・フォーマットは同一のPHY層データ・レートを有するフレームに対して説明されるが、当業者なら本明細書の教示を、例えば図5に示した例示的な第3の実施形態など、複数のデータ・レートを含む複数の宛先用のフレーム集約フォーマットに拡張できるはずである。
本明細書で説明する例示的集約フレーム・フォーマットは、例えばフレーム集約を使用する装置とネットワークで共存する802.11準拠の装置との相互運用が可能である。本明細書で説明するPHY層データ・レートは54−Mbit/sよりも高いが、例示的集約フレーム・フォーマットは低いレート(例えば、802.11a標準または802.11g標準のデータ・レート)でも使用可能であり、したがって既存のMAC層実装と互換にできる。
可能な最高のメディア効率を達成するために、この例示的集約フレーム・フォーマットを用いると、例えば異なる宛先へのデータ・フレーム、(ブロック)ACKフレーム、管理用フレームなどあらゆるタイプのMACフレームを1つのPHYフレームに集約することが可能になる。省電力動作は、MACフレームの宛先アドレスがすべてPHYフレームの先頭に(すなわち、PLCPヘッダに隣接して)配置されるときに達成できる。受信装置(例えば、STA)によるトータルのリスニング時間を削減するために、最も多くのフレームが含まれる宛先アドレスがフレームの最後に来るように宛先アドレスが並べられる。
集約フレーム(少なくともその一部)を正しく検出する可能性を高めるために、(例えば、MACサブフレームの長さを示すフィールドなど)集約フレーム中にオフセットを提供する、集約フレーム中のフィールドの数は比較的少ない。さらに、好ましくは、ビット・エラーまたはパケット・エラーによる弊害は、含まれるMACサブフレームの数が増えてもあるいはフレームのトータル長が長くなっても増加しない。
図13はPHY層パケット1301の例示的集約フレーム・フォーマットである。パケット1301は、プリアンブル1302、PLCPヘッダ1303、集約データ・ユニット(ADU)1304、テイル(tail)・フィールド1305、およびオプションのパッド・ビット1306を含む。集約データ・ユニット(ADU)1304はまた、PLCPサービス・データ・ユニット(PSDU)とも呼ばれる。図13の集約フレーム・フォーマットは、図5の第3の例示的実施形態に従って生成されるPHY層パケットに使用することもできる。プリアンブル1302は、例えば802.11標準に基づくパケット検出に使用されるパターンである。プリアンブル1302を同期用に使用して、無線ゲインを決定し、クリアなチャネル・アセスメントを確立することができる。テイル・フィールド1305はPHY層パケット1301の終了を示す6ビットのパターンであり、このパターンを使用して受信機のViterbiデコーダをリセットすることができる。オプションのパッド・ビット1306は、PHY層パケット1301の長さを送信の既定値に合わせるために使用することができる。
PLCPヘッダ1303は、信号フィールド1340、サービス・フィールド1341、およびオプションの予約フィールド1342を含む。信号フィールド1340は、レート・フィールド1343、オプションの予約フィールド1344、長さフィールド1345、パリティ・フィールド1346、およびテイル1347を含む。レート・フィールド1343はペイロードが送信されるレートを指定するために使用される。信号フィールド1340中の予約フィールド1344は、集約フレーム記述子1310(後述)に追加して、あるいはそれとは別に集約フレームの使用を指示するために使用できる。ただし、他の用途にも使用できる。長さフィールド1345は、(ビットの形で)次のペイロードの長さを指定する。パリティ・フィールド1346はPLCPヘッダ1303のビットを検証するために使用される(例えば、パリティ・チェック値などの)エラー訂正/検出値を含む。テイル・フィールド1347は信号フィールドの終わりを示す。また、このフィールドを使用して受信機のViterbiデコーダをリセットすることもできる。サービス・フィールド1341は現在予約されたフィールドであり、このフィールドを使用して802.11標準の送信機のスクランブラをリセットすることができる。オプションの予約フィールド1342は、例えば追加のPLCP情報および/または追加のプリアンブル構造など、追加のTGn情報のために予約されている(TGnすなわちタスク・グループnとは、そのグループのメンバが802.11nシステムの仕様を検討し採用するグループのことである)。
ADU1304は、集約フレーム記述子1310および集約MACサブフレーム1311(1)〜1311(N)、およびオプションの集約FCS1312を含む。MACサブフレーム1311(n)は、MACデータ1315(n)に追加されたMAC(フレーム)ヘッダ1314(n)およびMAC FCS1316(n)を含む。この場合、MACデータ1315(n)はLLC層から集約されたn番目のIPフレームとすることもできる。MACヘッダ1314(n)およびMAC FCS1316(n)は、1つまたは複数の802.11標準に従って生成されたMACヘッダおよびMACフレーム・チェックサムとすることもできる。MACサブフレーム1311(1)〜1311(N)はPHY層データ・レートの昇順に、あるいは選択されたデータ・レートに対応するグループの形で配置することができ、またデータレート・グループそのものはPHYデータ・レートの昇順に並べることができる。
集約フレーム記述子1310は、MAC(集約フレーム)ヘッダ1317、フレーム個数フィールド1318、(集約フレーム)FCS1319、および記述子1320(1)〜1320(N)を含む。集約フレーム記述子1310は、通常ADU1304の前部に配置され、MACヘッダ1317によって、PHY層パケット1301が集約フレームであることを示す。
MACヘッダ1317はフレーム制御フィールド1330、継続時間1331、アドレス・フィールド1(ADDR1)1332、アドレス・フィールド2(ADDR2)1333、アドレス・フィールド3(ADDR3)1334、およびシーケンス制御フィールド1335を含む。図14は、図13の例示的集約フレーム・フォーマットによって使用されるMACヘッダ1317を示す。図14に示したようにフレーム制御フィールド1330は、プロトコル・バージョン・フィールド1401、タイプ・フィールド1402、サブタイプ・フィールド1403、ToDSフィールド1404、FromDSフィールド1405、MoreFragフィールド1406、Retryフィールド1407、Pwr Mgtフィールド1408、More Dataフィールド1409、WEPフィールド1410、およびOrdrフィールド1411を含む。
プロトコル・バージョン・フィールド1401は、2ビット長であり、PHY層パケット1301に使用される802.11標準のバージョンを示す。タイプ・フィールド1402およびサブタイプ・フィールド1403は、それぞれ2および4ビット長であり、集約フレーム1304のタイプを指定するために使用される。この指示は、(例えば、01など)プロトコル・バージョンの新しい値、または(例えば、タイプ00(管理フレームを示す)でサブタイプ1111(集約フレーム記述子を示す)、またはタイプ11でサブタイプ0000など)新しい(サブ)フレーム・タイプとして実装できる。あるいは、この指示は既存のプロトコル・バージョンおよびフレーム・タイプとしても実装できるが、(例えば、マルチキャスト・アドレスなど)特別の宛先アドレスを使用すること、またはフレーム記述子の宛先アドレスをフレームの発信元のアドレスに設定することができる。
残りのToDSフィールド1404、FromDSフィールド1405、MoreFragフィールド1406、Retryフィールド1407、Pwr Mgtフィールド1408、More Dataフィールド1409、WEPフィールド1410、およびOrdr(順序)フィールド1411はすべて1ビット長である。ToDSフィールド1404およびFromDSフィールド1405は分散システム(DS)との通信を指示する。More Fragフィールド1406は現在のADU1304の後続のフラグメントを示すもので、好ましい実施形態では0に設定される。Retryフィールド1407は再送を示しており、好ましい実施形態では0に設定される。PwrMgt(パワー・マネージメント)フィールド1408は、STAが省電力モード(1に設定)なのかアクティブ・モード(0に設定)なのかを示す。More Dataフィールド1409は、いずれかのADUがこのステーションにバッファされる場合に1に設定される。WEP(Wired equivalent privacy)フィールド1410は、フレーム本体の情報が802.11標準に指定されているWEPアルゴリズムで処理されている場合に1に設定される。Ordr(順序)フィールド1411は、送信された順序を維持するためにフレームを厳密に順序通り並べなければならない場合に1に設定され、上位レベルに渡される。
図13に戻って、継続時間フィールド1331は2バイト長であり、各フィールドの継続時間値、NAV設定、およびその送信ステーションに関する識別情報を含む。アドレス・フィールドADDR1(1332)、ADDR2(1333)、およびADDR3(1334)はそれぞれ6バイト長であり、BSS、宛先アドレス、送信元アドレス、ならびに受信機および送信機アドレスを識別する。シーケンス制御フィールド1335は2バイト長であり、2つのサブフィールド(図13には図示せず)、すなわちフラグメント・ナンバーおよびシーケンス・ナンバーに分割されている。フラグメント・ナンバーは4ビット長であり、ADUがいくつのフラグメントに分割されたかを示す。シーケンス・ナンバー・フィールドは12ビット長であり、ADUのシーケンス・ナンバーを指示する。シーケンス制御フィールド1335は例示的集約フレーム・フォーマットに従って制限されており、シーケンス・ナンバー・フィールドおよびフラグメント・ナンバー・フィールドはどちらもゼロに設定されている。ナンバー・フィールド1318は、集約フレーム中のMACサブフレーム1311(1)〜1311(N)の個数Nを識別する。また、FCSフィールド1319の値は、(例えば、最初の24+2バイト分のチェックサムなど)集約フレーム記述子1310のチェックサム値である。
FCSフィールド1319の後に記述子フィールド1320(1)〜1320(N)が続き、このフィールドはそれぞれMACサブフレーム1311(1)〜1311(N)の1つに関連している。記述子フィールド1320(n)は、MACサブフレーム1311(n)が宛てられた受信装置を識別するための宛先MAC(Dest Addr)フィールド1336(n)、ADU1304におけるMACサブフレーム1311(n)のスタート位置を識別するためのフレーム開始(start frm)フィールド1337、MACサブフレーム1311(n)の長さを識別するためのフレーム長さ(length frm)フィールド1338(n)、および記述子フィールド1320(n)のCRC値であるFCSフィールド1339(n)を含む。フレーム長さフィールド1338(n)の例示的フォーマットを図15に示す。12ビットの長さ(length)フィールド1501はMACサブフレームの長さを示し、予約(rsvd)フィールド1502は将来の使用のために予約された4ビットの位置を含む。各記述子フィールドおよび各MACサブフレームは各々のFCSフィールドを有するので、MACパケット・エラーの可能性は集約されたフレームの数には関係しない。
MACサブフレーム1311(n)はMACヘッダ1314(n)、MACデータ1315(n)、およびMAC FCS1316(n)を含む。MACヘッダ1314(n)は、継続時間フィールド(図13には示さず)の値を集約フレーム記述子1310の継続時間フィールドの値と同じ値に設定することを除いて、フレーム集約なしの802.11標準によるMACヘッダとすることができる。また、実施形態によっては、(例えば、即時ACKを求める要求が認められないなど)QoS(サービス品質)ヘッダ拡張が制限されることがある。MACデータ1315(n)は、例えばIPパケットやLLCフレームなど、MACサブフレーム1311(n)のペイロードであり、MAC FCS1316(n)は、MACサブフレーム1311(n)のMACヘッダ1314(n)からMACデータ1315(n)全体にわたって計算されたCRC値である。
オプションの集約FCSフィールド1312は、ADU1304全体のチェックサム値を含む。後方互換性(backward-compatibility)が必要な場合には、オプションの集約FCSフィールド1312を含めることができる。集約フォーマットをサポートしない装置は、オプションの集約FCSフィールド1312を使用して着信ADUのエラーを検出し、可能ならば訂正することができる。集約フレーム・フォーマットをサポートする装置は、集約FCSフィールドを捨てなければならない。
例示的集約フォーマットを有するパケットを形成した後、送信装置(例えば、APまたはSTA)は無線メディアを介してPHY層パケットを送信し、このPHY層パケットは受信装置(例えば、APまたはSTA)によって検出される。i)この受信装置がフレーム集約の実施形態をサポートしていない可能性があり、ii)この受信装置が所期の宛先ではない可能性があり、またiii)受信したPHY層パケットには1つまたは複数のエラーが含まれている可能性があるので、集約フレーム・フォーマットを含むパケットの検出に際して、受信装置は1つまたは複数の以下の動作を実施することができる。
図16は、受信装置がフレーム集約をサポートしている場合の例示的な受信方法を示す。ステップ1601で、受信装置は、i)プリアンブルを検出し、ii)PLCPヘッダをデコードし、iii)集約フレーム記述子のフレーム制御フィールドがフレーム集約タイプを指示していることを判断する。ステップ1602で、ソース・アドレス(Addr2)および継続時間フィールドの値が後での使用のために格納される。実施形態によっては、ステップ1602で集約フレーム記述子のシーケンス番号を捨てることもできる。ステップ1603で、Addr3フィールドのBSSIDの値がこの受信装置のBSSIDの値と比較される。
ステップ1603で、Addr3フィールドのBSSIDの値がこの受信装置のものとマッチしないと判断された場合は、ステップ1604で、集約フレームの第1の部分のFCSフィールドがフレームのCRCと照合され検証される。ステップ1604で、FCSフィールドが検証された場合は、ステップ1605でNAV(Network Allocation Vector)の値を継続時間フィールドの値に設定し、ステップ1606に進む。ステップ1604でFCSフィールドが検証されなかった場合は、ステップ1609でEIFS(extended interframe space)が設定され、ステップ1606に進む。ステップ1606で、集約フレームの残りの部分が捨てられる。
ステップ1603で、Addr3フィールドのBSSIDの値がこの受信装置のものとマッチしていると判断された場合は、ステップ1607で、フレーム本体のこの2バイトを使用してフレーム記述子の宛先アドレスの数を取り出す。ステップ1608で、集約フレームの最初の部分のFCSフィールドがフレームのCRCと照合され検証される。ステップ1608で、集約フレーム記述子の最初の部分のFCSフィールドが検証されなかった場合には、ステップ1609でEIFSが設定される。ステップ1606で、集約フレームの残りの部分が捨てられる。ステップ1607で、集約フレーム記述子の最初の部分のFCSフィールドが検証された場合は、ステップ1610で、NAVが継続時間フィールドの格納値に設定される。
ステップ1611で、個別の(MAC)記述子フィールドが、後で図17に関して説明する方法で順に処理される。ステップ1611で、対応するFCSフィールドの検証によってMACサブフレームのエラーの有無が検査され、必要な場合にはMACサブフレームのエラー検出/訂正が処理される。受信装置が、集約フレーム・フォーマットを有するパケットの受信中にエラーを検出したとき、いくつかの異なる動作を行うことができる。プリアンブルまたはPLCPヘッダ内でエラーが検出された場合は、全体の集約フレームを捨てることができる。フレーム記述子の最初の部分に1つまたは複数のビット・エラーが発生した場合は、全体の集約フレームを捨てることができる。一方、集約フレーム記述子の最初の部分が有効な場合には、他のすべてのサブフレームが個別に処理される(すなわち、記述子フィールドの1つまたはMACサブフレームの1つに、1つまたは複数のビット・エラーが発生した場合には、破損したMACサブフレームだけが失われる)。
ステップ1612で、この受信装置が集約フレーム中のフレームの少なくとも1つの宛先になっているかどうかが、集約フレーム記述子中で検出された宛先アドレスから判断される。ステップ1612で、この受信装置が所期の宛先ではないと判断された場合は、ステップ1606に進む。ステップ1606の後で、この受信装置は継続中の送信の残りの時間に(着信するMACサブアドレスの検出およびデコードをせずに)省電力モードに入ることもできる。
ステップ1612で、この受信装置が所期の宛先であると判断された場合は、ステップ1613で、受信装置は各MACサブフレームの開始バイトおよび長さを格納する。
ステップ1614で、最初のサブフレーム位置が取り出される。ステップ1615で、そのサブフレーム位置のMACサブフレームが取り出され、MACサブフレームのデコードが開始される。例えば、第1および第2のMACサブフレームがこの受信装置に送信された場合、受信装置はフレーム記述子の終了(すなわち、最後の記述子フィールドの終了)まで待ち、第1のフレームのデコードを開始する。このMACサブフレームの最初のバイトの位置はまた、図13および14の例示的集約フレーム・フォーマットに関して先に説明したように、関連する記述子フィールドの開始フィールドによって指示することもできる。
ステップ1616で、MACサブフレームのFCSが正しいかどうかが検証される。ステップ1616でMACサブフレームのFCSが正しいと判断された場合には、ステップ1617でMACサブフレーム・データ(ペイロードまたはLLCフレーム)がLLC層に渡される。ステップ1616で、MACサブフレームのFCSが正しくない(すなわち、CRCチェックの失敗によって正しくない)と判断された場合は、ステップ1618でこのMACサブフレームは捨てられる。ステップ1619で、受信装置は他のMACサブフレームが処理可能かどうかを判断する。ステップ1619で、他のMACサブフレームが使用可能であると判断された場合には、ステップ1620で受信装置は、次のMACサブフレームのMAC記述子のなかの関連する開始フィールドを使用して、パケット中の次のMACサブフレームの位置を見つけて取り出す。ステップ1620から、この方法はステップ1615に戻る。
ステップ1619で、これ以上使用可能なMACサブフレームがないと判断された場合は、この受信装置に宛てられた最後のMACサブフレームが処理されたのでステップ1621で終了する。この受信装置は、継続中の送信の残りの期間に、(例えば、残りの着信MACサブフレームの検出およびデコードをせずに)何らかの形の省電力モードに入ることを決定することもできる。
図17は、図16のステップ1611で記述子フィールドを処理する例示的方法である。ステップ1701で始まり、個別の(MAC記述子)フィールドが順に処理される。ステップ1701で、最初の記述子フィールドが取り出される。ステップ1702で、取り出された記述子フィールド(例えば、記述子フィールド1320(n))に対して、そのサブフレームのFCSフィールド(例えば、FCSフィールド1339(n))が、取り出された記述子全体にわたるCRCと照合され検証される。
受信装置が集約フレーム・フォーマットを有するパケットの受信中にエラーを検出したとき、いくつかの異なる動作が行われる。エラーがプリアンブル内またはPLCPヘッダ内で検出された場合は、集約フレームの全体を捨てることができる。フレーム記述子の最初の部分(すなわち、フレーム記述子のヘッダ、2バイトの「フレーム数」フィールド、または最初のFCSフィールド)で1つまたは複数のエラーが発生した場合は、集約フレームの全体を捨てることができる。エラーが個別の記述子フィールド内で発生した場合は、その記述子を捨てることができる。エラーがMACサブフレーム内で発生した場合は、そのサブフレームを捨てることができる。
ステップ1702でサブフレームのFCSフィールドが正しいと検証された場合には、ステップ1703で受信装置はその記述子内の情報(例えば、宛先アドレスやサブフレームの長さ)を使用できる。ステップ1702でFCSが正しいと検証されなかった場合には、ステップ1704でその記述子フィールドの内容を捨てることができる。受信装置が引き続きエラーのないサブフレームを受信する可能性があるので、関連するサブフレームは必ずしも捨てる必要はない。ステップ1703および1704からステップ1705に進む。
ステップ1705で最後の記述子フィールドが処理されたかどうかが判断される。ステップ1705で最後の記述子フィールドがまだ処理されていないと判断されると、ステップ1706で次の記述子フィールドが取り出され、ステップ1702に戻る。ステップ1705で最後の記述子フィールドが処理されたと判断された場合は、図16のステップ1612に進む。
APまたはSTA装置が、本発明の実施形態によるフレーム集約に従うフレーム・フォーマットのパケットを受信したが、そのAPまたはSTA装置がフレーム集約をサポートしていない場合には、受信装置はそのフレームを捨てることができる。例えば、受信装置がエラーなしでプリアンブルを検出しPLCPヘッダをデコードした場合、受信装置はMACフレームの先頭でフレーム記述子を検出する。受信装置は、(プロトコル・バージョンまたは(サブ)タイプ・フィールドから)このパケットのフレーム・タイプをサポートしていないことを判断する。実装に応じて、(受信機がFCSフィールド値を検証している場合には)受信装置は継続時間(duration)フィールドを読み出し、それに応じて受信機のNAV(Network Allocation Vector)値を設定することができる。NAVはCCA(clear channel assessment)方法の一部であり、仮想チャネル・アセスメント(virtual channel assessment)を実装するために使用される。仮想チャネル・アセスメントを用いると、装置は(例えば、送信の間で)実際には無線メディアを占有していない場合でも占有していると主張することができ、それにより衝突の回数および影響を低減するのに役立つ。
本発明の例示的実施形態を方法またはブロック図に関して説明してきたが、本発明の機能は、回路としてのハードウェアの形でも、状態マシンの形でも、あるいはソフトウェア・プログラムの処理ステップとしてのデジタルドメインの形でも実装することができる。このようなソフトウェアは、例えば、デジタル・シグナル・プロセッサ、マイクロコントローラ、または汎用コンピュータで使用できる。
本発明は、上記の方法を実施するための方法または装置の形で実施できる。本発明はまた、フロッピ・ディスケット、CD−ROM、ハード・ドライブ、または他のマシン可読の記憶メディアなど有形のメディア上で実施されたプログラム・コードの形でも実施できる。このプログラム・コードがコンピュータなどのマシンにロードされ実行されるとき、そのマシンは本発明を実施するための装置になる。本発明はまた、例えば、記憶メディアに格納されているか、それとも電気ワイヤもしくはケーブル、光ファイバ、または電磁放射など何らかの伝送メディアを介して送信され、マシンによってロードされかつ/または実行されるプログラム・コードの形でも実施できる。このプログラム・コードがコンピュータなどのマシンにロードされ実行されるとき、そのマシンは本発明を実施するための装置になる。汎用のプロセッサに実装されたときには、このプログラム・コード・セグメントは、そのプロセッサと結合して特定の論理回路と同様に動作する固有の装置を提供する。
本発明の特性を説明するために記載され図示された各要素の詳細、材料、および構成に関し、別添の特許請求の範囲に示された本発明の原理および範囲を逸脱することなく、当業者によって様々な変更がなし得ることがさらに理解されよう。
802.11無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)標準に従うユーザ・データの、従来技術によるフレーミング・シーケンスを示す図である。 第1の例示的実施形態による、メディア・アクセス制御(MAC)層より上位のフレーム集約を示す図である。 第2の例示的実施形態による、MAC層より下位のフレーム集約を示す図である。 第2の例示的実施形態の代替実施形態によるMAC層より下位のフレーム集約を示す図である。 第3の例示的実施形態によるMAC層内でのフレーム集約を示す図である。 54−Mbit/s物理(PHY)層データ・レートにおける最大スループット対集約されたフレーム数を示す図である。 216−Mbit/s PHY層データ・レートでの最大スループット対集約されたフレーム数を示す図である。 324−Mbit/s PHY層データ・レートでの最大スループット対集約されたフレーム数を示す図である。 324−Mbit/s PHY層データ・レートで動作する3台のステーション(STA)を用いてシミュレートされた基本サービスセット(BSS)の様々な集約方法に対する最大スループットを示す図である。 それぞれ324−、216−、108−Mbit/s PHY層データ・レートで動作する3台のSTAを用いてシミュレートされたBSSの様々な集約方法に対する最大スループットを示す図である。 324Mbit/s PHY層データ・レートで動作する3台のSTA、216Mbit/s PHY層データ・レートで動作する3台のSTA、および108Mbit/s PHY層データ・レートで動作する3台のSTAを用いてシミュレートされたBSSの様々な集約方法に対する最大スループットを示す図である。 STAあたり3接続とした以外は図11に示されたと同様にシミュレートされたBSSの様々な集約方法に対する最大スループットを示す図である。 記載の実施形態による例示的な集約フレーム・フォーマットを示す図である。 図13の例示的な集約フレーム記述子によって使用されるMACヘッダ・フォーマットを示す図である。 図13のMAC層長さフィールドの例示的フォーマットを示す図である。 受信装置がフレーム集約をサポートしている場合の、例示的な受信の方法を示す図である。 図16のステップ1611で、記述子フィールドを処理する例示的な方法を示す図である。

Claims (10)

  1. 各々がユーザ・データを含む複数のサブフレームについての集約フレームを生成する方法であって、
    (a)2つもしくはそれより多くのサブフレームから集約データ・ユニット(ADU)を形成するステップと、
    (b)集約フレームを生成するステップとを含み、
    該集約フレームは、
    (1)(i)フレームの種類を示す集約フレームヘッダと、(ii)該ADUのサブフレームの数を表す値と、(iii)該2つもしくはそれより多くのサブフレームの各々に関して、対応するサブフレームについての受信デバイスのアドレスを有するサブフレーム記述子とを含む集約フレーム記述子と、
    (2)該ADUとを有し、
    (i)該ADUの該2つもしくはそれより多くのサブフレームについての受信デバイスのアドレス及び(ii)該ADUの該2つもしくはそれより多くのサブフレームの各々の長さの指標は、該該集約フレーム内に、該2つもしくはそれより多くのサブフレームを有する該ADUの前方に配置されている、方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、該集約フレームについてのエラー検出/訂正情報を有する集約エラー制御フィールドを、該ADUに対して追加するステップを、さらに含む方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、
    該ステップ(a)が、該サブフレームのデータ・レートに基づいて、該ADU内の該サブフレームの各々の位置の順番を決めるステップを、さらに含む方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、
    該ステップ(a)について、各サブフレームが、サブフレーム・ヘッダおよびサブフレーム・データから成る方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、
    該ステップ(a)について、各サブフレームがサブフレームについてのエラー検出/訂正情報を有するサブフレーム・エラー制御フィールドをさらに含む方法。
  6. 請求項1に記載の方法において、
    該ステップ(b)について、
    各サブフレーム記述子が、関連するサブフレームについての受信デバイスに対応するアドレスと、該集約フレーム内の関連するサブフレームの位置を識別する位置情報とから成り、および
    各サブフレーム記述子が、該対応するサブフレームについてのエラー検出/訂正情報を有するエラー制御フィールドから成る、ものである方法。
  7. 受信デバイスによりパケットを処理する方法において、
    (a)該パケットのフレーム・タイプを受信するステップと、
    (b)該フレーム・タイプが集約フレームである場合に、該パケットの2つもしくはそれより多くのサブフレームに対応する1つもしくはそれより多くの記述子を受信するステップであって、該1つもしくはそれより多くの記述子は、該2つまたはそれより多くのサブフレームの各々について、対応するサブフレームについての受信デバイスのアドレスを有する、ステップと、
    (c)各記述子について、該対応サブフレームが該受信デバイス用のものであるか否かを決定するステップと、
    (d)該受信デバイス用であると決定された各サブフレームについて、対応するデータフレームを抽出するステップと、を含み、
    (i)該パケットの該2つもしくはそれより多くのサブフレームについての受信デバイスのアドレス及び(ii)該パケットの該2つもしくはそれより多くのサブフレームの各々の長さの指標は、該該集約フレーム内に、該2つもしくはそれより多くのサブフレームを有する該パケットの前方に配置されている、方法。
  8. 請求項7に記載の方法において、
    該受信デバイス用であると決定された各サブフレームについて、該サブフレームに対応するエラー検出/訂正情報を確認するステップと、
    該エラー検出/訂正情報に基づいて、1つもしくはそれより多くのエラーを訂正するステップと、をさらに含む方法。
  9. 請求項7に記載の方法において、
    該ステップ(d)が、該パケット中の該サブフレームの位置と長さを検出するステップから成る方法。
  10. 請求項1ないし9のうちのいずれか1項に記載される方法を遂行するよう働く装置。
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