JP5516845B2 - コンテナトレーラ - Google Patents
コンテナトレーラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5516845B2 JP5516845B2 JP2009026056A JP2009026056A JP5516845B2 JP 5516845 B2 JP5516845 B2 JP 5516845B2 JP 2009026056 A JP2009026056 A JP 2009026056A JP 2009026056 A JP2009026056 A JP 2009026056A JP 5516845 B2 JP5516845 B2 JP 5516845B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- deck
- trailer
- vehicle width
- main frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 244000261422 Lysimachia clethroides Species 0.000 claims description 7
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 7
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
そして、20フィート型コンテナ/40フィート型コンテナ兼用のトレーラに20フィート型コンテナを積載する場合には、コンテナ積載時の重心が、第五輪の軸重と走行車輪の軸重の何れも規定値に収まる位置に載置される。したがって、20フィート型コンテナ載置位置より後方に、更にトレーラのメインフレームが延びることとなるので、トレーラにコンテナを搭載した状態でのコンテナ後方からの荷役作業が、極めて困難となる。かかる問題を解決するための手法として、プラットホ−ムとコンテナとの間に生じる段差を埋めるための渡し板を、必要に応じ着脱自在に設けたコンテナトレーラが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
このような場合には、20フィート型コンテナ専用トレーラにおいても、20フィート型コンテナ/40フィート型コンテナ兼用トレーラの場合と同様に、荷役作業時にコンテナトレーラが着岸するプラットホームから、コンテナ庫内床面までの間に段差が生じ、プラットホームからコンテナトレーラのデッキ上に、フォークリフト等の荷役機械が円滑に乗り移ることが困難となる。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
本項に記載のコンテナトレーラは、後方のボルスタと車体後端との間の位置に、車体の前後方向へと回転軸が延び、ボルスタの上面とコンテナの庫内床面との高低差分の昇降を可能とするだけの長さを有する平行四点支持リンクによってメインフレームに連結されたデッキを備え、必要時に、積載されたコンテナの庫内床面と同等の高さまでデッキを上昇させ、かつ、平行四点支持リンクのみによって上昇位置に自立させることで、フォークリフト等の荷役機械の使用を可能とする。一方、荷役作業時以外はそれよりも低い格納位置にデッキを下降させておくことで、コンテナの扉の開閉時に、扉とデッキとが干渉することを防ぐ。
本項に記載のコンテナトレーラは、前後方向へと回転軸が延びる平行四点支持リンクによってメインフレームに連結されたデッキの幅が、格納位置及び上昇位置のいずれにおいても、トレーラの車幅に収まるように、トレーラの車幅より狭く形成されていることから、デッキの格納位置及び上昇位置のいずれにおいても、デッキがトレーラからはみ出して運行に支障を来たすことが無い。
本項に記載のコンテナトレーラは、二分割された左右のデッキの車幅中央側端部が、その上昇位置において、車幅中央で互いに当接することで、車幅方向に隙間の無いデッキが構成される。一方、左右に分離して下降することで、格納位置に収まるものである。又、デッキ単体の重量が軽くなり、昇降作業時に必要な操作力が軽減される。
なお、デッキは必ずしも二分割されている必要は無く、トレーラの車幅より狭く形成された一枚のデッキを、平行四点支持リンクによってメインフレームに連結するものであってもよい。
本項に記載のコンテナトレーラは、デッキに設けられた付勢手段により、常時上昇方向への力が付与されることで、デッキの上昇作業の際に、操作者に要求される力が軽減される。しかも、かかる力は錘によってもたらされるものであり、アクチュエータ等の動力源とその制御は一切不要である。
なお、付勢手段の構造としては、例えば、メインフレームに軸着される梃子の一端をデッキに軸着し、もう一端に錘を固定し、いわゆる梃子の原理を利用することにより錘の重さを効率的にデッキの上昇方向の力へと変換する構造、メインフレームに軸着される梃子の一端をデッキに軸着し、もう一端に滑車を軸着し、滑車とワイヤとを介して錘を吊り下げることにより、錘の重さを効率的にデッキの上昇方向の力へと変換する構造等が採用される。
本項に記載のコンテナトレーラは、昇降作業用ハンドルとしての梃子を、回転させるように操作することにより、操作力をいわゆる梃子の原理により増大し、小さな操作力でデッキを昇降させるものである。
本項に記載のコンテナトレーラは、荷役作業時及びデッキの格納時にはこの梃子を取り外すことで、梃子が荷役作業時に障害となることを防ぎ、又、デッキの格納時にも梃子が突起物としてデッキの上方に突出した状態となることを防ぐものである。
なお、符号27は、コンテナトレーラ10単体での駐車時に用いられる、ランディングギヤである。
そして、左右のデッキ28L、28Rの幅(合計)が、格納位置(図1に実線で示される)及び上昇位置(図1に点線で示される)のいずれにおいても、トレーラ10の車幅に収まるように、トレーラ10の車幅より狭く形成されている。図示の例では、デッキ28の格納位置において、左右のデッキ28とメインフレーム12との段差を無くすための踏み板34が、メインフレーム12の車幅方向中央部に設けられている。
又、図2(b)の例は、メインフレーム12に軸着される梃子42の一端42aをデッキ28に軸着し、もう一端42bに滑車44を軸着し、滑車44と、メインフレーム12に一端46aが固定されたワイヤ46の他端46bに錘38を吊り下げ、梃子42と滑車44とワイヤ46とによって、錘38の重さを効率的にデッキ28の上昇方向の力へと変換する構造である。
又、符号58に示される部品は、デッキ28の幅方向中間部に固定された、中間支持材であり、デッキ28の上昇位置において、メインフレーム12に固定された受け金具60に当接することで、デッキ28の荷重を受けるものである。そして、中間支持材58の下端部と受け金具60の上面とは、平行四点支持リンク32によるデッキ28の昇降の際に、両者が不要に干渉することの無いように、傾斜面となっている。
なお、デッキ28は必ずしも二分割されている必要は無く、図6に示されるように、トレーラの車幅より狭く形成された一枚のデッキ128を、図1に示された平行四点支持リンク32によってメインフレーム12に連結するものであってもよい。この場合にも、デッキ128の格納位置において、デッキ128とメインフレーム12との段差を無くすための踏み板34を、車幅方向側端部に設けることが望ましい。
Claims (3)
- グースネックが形成されたメインフレームの、前記グースネック後方、かつ、コンテナ積載時の重心が、第五輪の軸重と走行車輪の軸重の何れも規定値に収まる位置に、コンテナを載置する前後二対のボルスタが配置されたコンテナトレーラであって、後方のボルスタと車体後端との間の位置に、車体の前後方向へと回転軸が延び、ボルスタの上面とコンテナの庫内床面との高低差分の昇降を可能とするだけの長さを有する平行四点支持リンクによってメインフレームに連結され、前記ボルスタの上面とコンテナの庫内床面との高低差分の昇降が可能、かつ、前記平行四点支持リンクのみによって上昇位置に自立可能なデッキが設けられ、前記デッキの幅が、格納位置及び上昇位置のいずれにおいても、トレーラの車幅に収まるように、トレーラの車幅より狭く形成されていることを特徴とするコンテナトレーラ。
- 前記デッキは車幅の左右方向に二分割され、左右のデッキの車幅中央側端部が、その上昇位置において、車幅中央で互いに当接するように、左右のデッキの夫々が前記平行四点支持リンクによってメインフレームに連結されていることを特徴とする請求項1記載のコンテナトレーラ。
- 前記デッキに対し車体の前後方向へと延びる回転軸によって軸着される、昇降作業用ハンドルとしての梃子を備え、その一端が前記メインフレームに対してローラを介して接触し、他端がデッキの上方に延びていることを特徴とする請求項1又は2記載のコンテナトレーラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009026056A JP5516845B2 (ja) | 2009-02-06 | 2009-02-06 | コンテナトレーラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009026056A JP5516845B2 (ja) | 2009-02-06 | 2009-02-06 | コンテナトレーラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010179809A JP2010179809A (ja) | 2010-08-19 |
JP5516845B2 true JP5516845B2 (ja) | 2014-06-11 |
Family
ID=42761678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009026056A Active JP5516845B2 (ja) | 2009-02-06 | 2009-02-06 | コンテナトレーラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5516845B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10129329A (ja) * | 1996-11-05 | 1998-05-19 | Toyo Umpanki Co Ltd | 運搬車両 |
JP4080048B2 (ja) * | 1998-02-09 | 2008-04-23 | 日本トレクス株式会社 | コンテナシャ−シ |
JP2002274244A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-25 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 低床式トレーラ |
JP3995700B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-24 | 日本トレクス株式会社 | コンテナ積載用セミトレーラ |
JP2008007088A (ja) * | 2006-05-30 | 2008-01-17 | Tokyu Car Corp | コンテナトレーラ |
JP4767098B2 (ja) * | 2006-06-16 | 2011-09-07 | 日本フルハーフ株式会社 | コンテナシャシの渡し板装置 |
JP4125346B1 (ja) * | 2007-01-31 | 2008-07-30 | 日本トレクス株式会社 | コンテナ積載用セミトレーラ |
JP2010058573A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Nippon Trex Co Ltd | コンテナ積載用セミトレーラ |
-
2009
- 2009-02-06 JP JP2009026056A patent/JP5516845B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010179809A (ja) | 2010-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102282042A (zh) | 集装箱拖车 | |
WO2020050407A1 (ja) | 走行ロボット | |
RU2547024C2 (ru) | Рычажный механизм вилочного погрузчика | |
JP2007083970A (ja) | 二輪車固定装置を備えたコンテナ荷役車両および荷箱における二輪車固定装置 | |
JP2008221963A (ja) | ウイング形トラックの積荷の積卸し装置 | |
CN106698209B (zh) | 车载吊运装置 | |
KR20210014665A (ko) | 화물 컨테이너 | |
JP5516845B2 (ja) | コンテナトレーラ | |
HU217280B (hu) | Vasúti teherkocsi | |
JP2017095037A (ja) | 荷物運搬用台車 | |
JP7189833B2 (ja) | 車両用荷室のスライド脱着構造 | |
CN214167275U (zh) | 运输设备 | |
KR100839897B1 (ko) | 적재가 용이한 트레일러 | |
US3107021A (en) | Vehicle body loading and unloading mechanisms | |
JP2010222123A (ja) | コンテナ内荷物取り出し付属リフター | |
JP2008308059A (ja) | タイヤ運搬車 | |
FI20195910A1 (en) | Pallet, means of transport and system for transporting goods | |
CN205417690U (zh) | 一种可升降式医疗设备转运装置 | |
KR102714117B1 (ko) | 포장박스 적재장치 | |
JP2013154818A (ja) | 可搬式コンテナ台座 | |
KR20190138722A (ko) | 소형지게차의 운반장치 | |
CN213768673U (zh) | 一种便于电子商务使用的货物周转装置 | |
JP7320834B2 (ja) | パレットトラック | |
CN105055033A (zh) | 一种可升降式医疗设备转运装置 | |
JP3858159B2 (ja) | 車両昇降機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120112 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20120127 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130513 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130522 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131030 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140318 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5516845 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |