JP5515851B2 - 電動式ステアリング位置調整装置及び車両 - Google Patents
電動式ステアリング位置調整装置及び車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5515851B2 JP5515851B2 JP2010041332A JP2010041332A JP5515851B2 JP 5515851 B2 JP5515851 B2 JP 5515851B2 JP 2010041332 A JP2010041332 A JP 2010041332A JP 2010041332 A JP2010041332 A JP 2010041332A JP 5515851 B2 JP5515851 B2 JP 5515851B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telescopic
- tilt
- steering
- electric
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 40
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- TVEXGJYMHHTVKP-UHFFFAOYSA-N 6-oxabicyclo[3.2.1]oct-3-en-7-one Chemical compound C1C2C(=O)OC1C=CC2 TVEXGJYMHHTVKP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
このような電動式ステアリング位置調整装置として、例えばチルト用モータ及びテレスコ用モータを設けて、チルト動作及びテレスコ動作を電動的に行うために、チルト用モータ及びテレスコ用モータに、4つの電界効果トランジスタ(FET)で構成されるフルブリッジ回路を個別に接続し、各フルブリッジ回路を構成する4つの電界効果トランジスタ(FET)をパルス幅変調(PWM)信号で駆動することにより、チルト用モータ及びテレスコ用モータに供給する電流を任意に制御して、モータ速度を可変するようにしたステアリング位置調整制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、簡易な構成でステアリングホイールのチルト動作及びテレスコピック動作の少なくとも一方を可変速度動作させることができる電動式ステアリング位置調整装置及び車両を提供することを目的としている。
また、請求項3に係る車両は、上記のいずれかの電動ステアリング位置調整装置を備えることを特徴としている。
図1は、本発明の一実施形態を示す電動式ステアリング装置の概略構成図である。この電動式ステアリング装置1は、いわゆる首振りチルト方式を採用しており、ステアリングホイール2から延びてステアリングギア(図示せず)に連結されたステアリングシャフト3をその軸の周りに回転可能に保持する三つのステアリングコラム、すなわち、アッパコラム4,ミドルコラム5,ロアコラム6を備えている。そして、各コラム4,5,6の相対位置を適宜調節することによって、ステアリングシャフト3、ひいてはステアリングホイール2が所望の位置に保持される。
伸縮ロッド装置72から延びるアクチュエータロッド72aは、チルト用電動モータ71の回転に応じて伸縮される。
したがって、伸縮ロッド装置82からアクチュエータロッド82aを繰り出せば、ミドルコラム5がロアコラム6から繰り出されることになり、ステアリングホイール2を後退させることができる。
なお、ミドルコラム5に固定されたブラケット52は、ロアコラム6に形成された溝6aに案内され、ミドルコラム5と共にロアコラム6に対して軸線方向に沿って摺動できるようになっている。
このステップS14では、前回のスイッチ信号ST1又はST2が入力されてから位置調整が終了したと判断できる所定時間T1が経過したか否かを判定し、所定時間T1が経過していないときにはこれが経過するまで待機し、所定時間T1が経過したときにはステップS15に移行する。
また、チルト用モータ駆動回路108及びテレスコ用モータ駆動回路109のそれぞれは、図4に示すように、2つの双極リレーRL1及びRL2を備えたリレーブリッジ回路120を有する。
さらに、双極リレーRL1の常閉接点Cncと双極リレーRL2の常閉接点Cncとの間と、双極リレーRL1の常開接点Cnoと双極リレーRL2の常開接点Cnoとの間とダイオードD3が逆方向接続されている。
マイクロコンピュータ101では、チルト用電動モータ71又はテレスコ用電動モータ81を正転駆動する場合には、先ず、例えば出力端子tc2から出力されるリレー駆動信号SR1をオン状態に制御し、これと同時に出力端子tc2から出力されるリレー駆動信号SR2をオフ状態に制御し、次いで僅かに遅れて出力端子tc1から回転速度に応じたデューティ比のパルス幅変調信号SPを出力する。
さらに、マイクロコンピュータ101は、チルト用電動モータ71又はテレスコ用電動モータ81の回転を停止させる場合には、先ず、出力端子tc1から出力されているパルス幅変調信号SPをオフ状態に制御し、これから僅かに遅れて出力端子tc2又はtc3から出力されているオン状態のリレー駆動信号SR1又はSR2をオフ状態に制御する。
今、イグニッション信号IG及びキースイッチ信号KSがともにオフ状態であって、車両が停車していて運転者が降車しているものとする。この状態では、前回の降車時の自動チルト制御及び自動テレスコ制御によって、電動チルト機構7ではステアリングシャフト3が上方に傾斜されてステアリングホイール2が運転者から上方に離間した上側退避位置となり、且つ電動テレスコピック機構8では車両前方側に収縮して、ステアリングホイール2が運転者の膝より前方位置に離間した縮み側退避位置となっており、運転席シートの上前方に広い空間が形成されている。
このため、図3のモータ制御処理では、イグニッション信号IGを読込んだときに、これがオフ状態であることから、イグニッション信号IGがオン状態となるまで待機する。
しかしながら、キースイッチ信号KSがオフ状態となると、図3の処理においてステップS16からステップS17に移行し、現在のチルト位置が不揮発性メモリ114のチルト位置記憶領域に記憶されているチルト位置と一致するか否かを判定し、チルト位置が記憶されていない場合には、現在のチルト位置がチルト位置記憶領域に記憶される(ステップS18)。
次いで、電動チルト機構7を上方の上側退避位置に比較的高速で移動させるデューティ比の大きいパルス幅変調信号SPが出力されるとともに、リレー駆動信号RL1及びRL2の一方がオン状態に、他方がオフ状態に制御されてチルト用電動モータ71が上記とは逆方向に自動チルト制御される。したがって、ステアリングホイール2が上方の上側退避位置に比較的高速で退避される。
また、電界効果トランジスタが1つで済むので、4つの電界効果トランジスタで構成するフルブリッジ回路のようにプリドライブ回路を設ける必要がなく、制御回路100の構成を小型化することができるとともに、安価に構成することができる。
また、上記実施形態においてはモータ制御をソフトウェアで行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、論理回路や比較回路等を組み合わせたハードウェア回路で構成することもできる。
Claims (3)
- ステアリングホイールが装着されるステアリング機構と、該ステアリング機構の傾動位置及び伸縮位置の少なくとも一方を位置調整する電動モータを有する姿勢調整機構と、該姿勢調整機構の位置調整のための位置調整指令を設定する位置調整指令設定手段と、該位置調整指令設定手段で設定された位置調整指令に基づいて目標速度を得るように前記電動モータを駆動するモータ制御手段とを備え、
前記モータ制御手段は、前記電動モータに電流を供給するリレーブリッジ回路と、該リレーブリッジ回路のグランド側に介挿された1個のスイッチング素子と、前記位置調整指令設定手段の位置調整指令に基づいて前記リレーブリッジ回路を制御するとともに、前記スイッチング素子を目標速度に応じてスイッチング動作させる動作制御手段とを備え、
前記位置調整指令設定手段は、ステアリング移動位置を設定するステアリング位置移動スイッチと、外部から入力されるステアリング動作要求に基づいて位置調整指令を設定する外部指令設定手段とを備え、前記ステアリング位置移動スイッチのステアリング移動位置に基づいて設定された位置調整指令及びこれに対応する第1目標速度、並びに前記外部指令設定手段で設定された位置調整指令及びこれに対応する前記第1目標速度よりも速い第2目標速度を前記動作制御手段に出力することを特徴とする電動式ステアリング位置調整装置。 - 前記動作制御手段は、前記リレーブリッジ回路を制御する際に、前記スイッチング素子をオフ状態とした後に、前記リレーブリッジ回路を制御するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動式ステアリング位置調整装置。
- 前記請求項1又は2に記載の電動式ステアリング位置調整装置を備えることを特徴とする車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010041332A JP5515851B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | 電動式ステアリング位置調整装置及び車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010041332A JP5515851B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | 電動式ステアリング位置調整装置及び車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011178184A JP2011178184A (ja) | 2011-09-15 |
JP5515851B2 true JP5515851B2 (ja) | 2014-06-11 |
Family
ID=44690192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010041332A Expired - Fee Related JP5515851B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | 電動式ステアリング位置調整装置及び車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5515851B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5929244B2 (ja) * | 2012-01-31 | 2016-06-01 | 株式会社大真空 | 厚みすべり振動型水晶片、電極付きの厚みすべり振動型水晶片、水晶振動板、水晶振動子および水晶発振器 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01195173A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-07 | Mazda Motor Corp | 車両用ステアリング装置 |
JPH03220065A (ja) * | 1990-01-24 | 1991-09-27 | Narudetsuku Kk | 電動チルトステアリング |
JP2949765B2 (ja) * | 1990-04-12 | 1999-09-20 | 日産自動車株式会社 | 車載装備品の姿勢制御装置 |
JPH04278880A (ja) * | 1991-03-06 | 1992-10-05 | Nissan Motor Co Ltd | 車上装備品の姿勢設定装置 |
JP3385609B2 (ja) * | 1998-06-18 | 2003-03-10 | トヨタ自動車株式会社 | 車載モータの正逆転制御回路 |
JP3934369B2 (ja) * | 2001-08-01 | 2007-06-20 | 株式会社大井製作所 | 移動体駆動制御装置 |
-
2010
- 2010-02-26 JP JP2010041332A patent/JP5515851B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011178184A (ja) | 2011-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4280294B2 (ja) | 電動ミラー制御装置およびリバース連動動作制御方法 | |
JP2012166686A (ja) | 駐車支援装置 | |
US11338839B2 (en) | Electrically adjustable steering | |
JP5515851B2 (ja) | 電動式ステアリング位置調整装置及び車両 | |
JP7338572B2 (ja) | ステアリングホイール位置調整装置 | |
JP2007110788A (ja) | 電動式ステアリング装置 | |
JP2007106180A (ja) | 電動式ステアリング装置 | |
JP4982995B2 (ja) | 電動式ステアリング装置 | |
KR102515225B1 (ko) | 조향 제어 장치 및 방법과, 조향 장치 | |
JP4923506B2 (ja) | 電動式ステアリング装置 | |
JP5052424B2 (ja) | ミラー装置 | |
JP4802648B2 (ja) | 電動式ステアリング装置 | |
JP3824978B2 (ja) | 開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法 | |
KR100203155B1 (ko) | 자동차 아웃사이드 미러의 위치 자동 재생장치 | |
KR100189318B1 (ko) | 후진시 속도감응 백미러 반사각 조절장치 및 방법 | |
JP5011718B2 (ja) | 電動式ステアリング装置 | |
JPH0481333A (ja) | オートドライビングポジション装置 | |
JP2002079884A (ja) | 電動格納ミラーの駆動方法および駆動装置 | |
KR100828281B1 (ko) | 자동식 사이드 미러 동작 제어 장치 및 방법 | |
KR19990075454A (ko) | 차량의 전동미러 자동조절장치 | |
KR950015022B1 (ko) | 자동차의 핸들 각도 조절장치 | |
JP2016050384A (ja) | ドア開閉制御装置及び車両 | |
JP2765221B2 (ja) | 車上装備品の姿勢設定装置 | |
JP2003034185A (ja) | リバース連動式の車両用後写鏡 | |
JPH04278880A (ja) | 車上装備品の姿勢設定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20111216 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140317 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5515851 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |