JP5514959B2 - パノラマ画像生成方法及び撮像装置 - Google Patents

パノラマ画像生成方法及び撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、パノラマ画像生成方法及び撮像装置に関する。
近年のデジタルカメラには、撮影者を中心とする360度全周囲のパノラマ画像を撮影できるものが普及してきている。
このようなデジタルカメラは、撮影者がカメラを手に持ち、体を回転させながらカメラを回転移動させて複数回の撮影を実施する。そして、その複数回の撮影で得られる画像データを合成して360度のパノラマ画像データ(環状画像データ)を生成している。
360度のパノラマ画像データを生成する方法としては、例えば特許文献1,2に開示されたものが知られている。
特許文献1,2では、360度のパノラマ画像データの始端と終端における垂直方向のズレを、360度のパノラマ画像データ全体を歪めることで補正している。
日本国特開平11−331696号公報 日本国特開2001−184484号公報
撮影者がカメラを手に持って体を回転させながら360度の全周囲を撮影する場合、カメラの軌跡が地面に平行な完全な円となるようにカメラを動かしていくことは不可能である。このため、360度のパノラマ画像データの始端と終端とでは画像にズレが生じる。
例えば、図18に示すように、被写体Aが画角に入るようにして撮影を開始し、その後、時計回りにカメラを回転移動させて撮影を行っていくと、カメラを360度回転移動させた後に、最初の撮影時よりもカメラが被写体Aに近寄ってしまうことがある。この場合は、撮影後に生成されるパノラマ画像の終端にある被写体Aが、始端にある被写体Aよりも大きくなる。
また、図19に示すように、被写体Aが画角に入るようにして撮影を開始し、その後、時計回りにカメラを回転移動させて撮影を行っていくと、カメラを360度回転移動させた後に、最初の撮影時よりもカメラが地面に対して傾いてしまうことがある。この場合は、撮影後に生成されるパノラマ画像の終端にある被写体Aが、始端にある被写体Aに対して傾いたものとなる。
また、図20に示すように、被写体Aが画角に入るように撮影し、その後、時計回りにカメラを回転移動させて撮影を行っていき、カメラを360度回転移動させた後に、最初の撮影時よりもカメラが地面に対して上にずれてしまうことがある。この場合は、撮影後に生成されるパノラマ画像の終端にある被写体Aと、始端にある被写体Aとの垂直方向の位置がずれる。
360度のパノラマ画像データを生成するには、図18,19,20に示すようなパノラマ画像の始端と終端の重複部分(被写体A)同士を重ね合わせる必要がある。しかし、図18,19,20のように、始端の被写体Aと、終端の被写体Aとに大きさの違いや角度の違いや位置の違いが生じていると、パノラマ画像の始端と終端の重複部分を重ね合わせた部分が不自然なものとなってしまう。
特許文献1,2には、パノラマ画像の始端と終端の垂直方向のズレを補正することについて記載されている。しかし、特許文献1,2に記載のズレ補正方法は、パノラマ画像データを生成後、このパノラマ画像データの終端を始端に合わせるように、パノラマ画像データ全体を変形させるものである。このため、パノラマ画像データの始端と終端の間の画像が歪むことになり、自然なパノラマ画像を生成することができない。また、パノラマ画像データの終端と始端における共通被写体の大きさや姿勢がずれることについては考慮されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、違和感のない自然な360度のパノラマ画像データを生成することが可能なパノラマ画像生成方法及び撮像装置を提供することを目的とする。
本発明のパノラマ画像生成方法は、複数の撮影画像データを用いて、撮影地点を中心とする周囲360度のパノラマ画像データを生成するパノラマ画像生成方法であって、前記複数の撮影画像データのうち、時系列的に最初に得られた撮影画像データと、時系列的に最後に得られた撮影画像データとには、それぞれ同一の被写体が含まれており、前記複数の撮影画像データを合成して、撮影地点を中心とする周囲360度以上のパノラマ画像データを生成する第1ステップと、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる前記被写体に対し、前記始端における前記被写体及び前記終端における前記被写体のいずれかを変形させて、前記始端における前記被写体及び前記終端における前記被写体の、大きさ及び姿勢を一致させる第一の処理と、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる前記被写体に対し、前記始端における前記被写体及び前記終端における前記被写体のいずれかを変形させて、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの短手方向の位置を一致させる第二の処理との少なくとも一方を行う第2ステップと、前記第2ステップの後、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる前記被写体同士を重ね合わせて、前記周囲360度のパノラマ画像データを生成する第3ステップとを備えるものである。
本発明の撮像装置は、前記パノラマ画像生成方法の各ステップを実行するパノラマ画像生成部と、前記複数の撮影画像データを得るための撮像部とを備えるものである。
本発明によれば、違和感のない自然な360度のパノラマ画像データを生成することが可能なパノラマ画像生成方法及び撮像装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の概略構成を示す図 図1に示すデジタルカメラのパノラマ画像生成部19が行う第一のステップを説明するための概念図 図1に示すデジタルカメラのパノラマ画像生成部19が行う第二のステップの第一の処理を説明するための概念図 図1に示すデジタルカメラのパノラマ画像生成部19が行う第二のステップの第二の処理を説明するための概念図 図1に示すデジタルカメラのパノラマ画像生成部19が行う第三のステップを説明するための概念図 図1に示すデジタルカメラのパノラマ撮影モード時の動作を説明するためのフローチャート 図6におけるステップS6の詳細を説明するためのフローチャート 360度以上のパノラマ画像データの終端と始端から検出された特徴点の一例を示す図 360度以上のパノラマ画像データの終端と始端から検出された特徴点の対応関係を示す図 360度以上のパノラマ画像データの終端と始端から検出された特徴点にダミーの特徴点を付加するときの説明図 360度のパノラマ画像データをトリミングする際の変形例を示す図 図1に示すデジタルカメラのパノラマ撮影モード時の動作の変形例を説明するためのフローチャート 図1に示すデジタルカメラのパノラマ撮影モード時の動作の変形例を説明するためのフローチャート 図1に示すデジタルカメラの360度のパノラマ画像データのエンドレススクロールを説明するための図 図1に示すデジタルカメラの360度のパノラマ画像データの編集処理を説明するための図 図1に示すデジタルカメラの360度以上のパノラマ画像データ生成時のメモリ使用方法を説明するための図 図1に示すデジタルカメラの360度以上のパノラマ画像データ生成時のメモリ使用方法を説明するための図 360度のパノラマ画像データの始端と終端の被写体の大きさが異なってしまう場合の説明図 360度のパノラマ画像データの始端と終端の被写体の姿勢が異なってしまう場合の説明図 360度のパノラマ画像データの始端と終端の被写体の垂直位置が異なってしまう場合の説明図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の概略構成を示す図である。撮像装置としては、デジタルカメラ及びデジタルビデオカメラ等の撮像装置、カメラ付携帯電話機等に搭載される撮像モジュール、等があり、ここではデジタルカメラを例にして説明する。
図示するデジタルカメラの撮像系は、撮影レンズ1と、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子5と、この両者の間に設けられた絞り2と、赤外線カットフィルタ3と、光学ローパスフィルタ4とを備える。
デジタルカメラの電気制御系全体を統括制御するシステム制御部11は、フラッシュ発光部12及び受光部13を制御する。また、システム制御部11は、レンズ駆動部8を制御して撮影レンズ1の位置をフォーカス位置に調整したりズーム調整を行ったりする。また、システム制御部11は、絞り駆動部9を介し絞り2の開口量を制御して露光量調整を行う。
また、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を介して固体撮像素子5を駆動し、撮影レンズ1を通して撮像した被写体像を撮像信号として出力させる。システム制御部11には、操作部14を通してユーザからの指示信号が入力される。
デジタルカメラの電気制御系は、更に、固体撮像素子5の出力に接続された相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部6と、このアナログ信号処理部6から出力されたRGBの色信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路7とを備える。アナログ信号処理部6とA/D変換回路7は、システム制御部11によって制御される。
更に、このデジタルカメラの電気制御系は、メインメモリ16と、メインメモリ16に接続されたメモリ制御部15と、補間演算やガンマ補正演算,RGB/YC変換処理等を行って撮影画像データを生成するデジタル信号処理部17と、デジタル信号処理部17で生成された撮影画像データをJPEG形式に圧縮したり圧縮画像データを伸張したりする圧縮伸張処理部18と、連続撮影して得られた複数の撮影画像データを合成して360度のパノラマ画像データを生成するパノラマ画像生成部19と、着脱自在の記録媒体21が接続される外部メモリ制御部20と、カメラ背面等に搭載された液晶表示部23が接続される表示制御部22とを備える。メモリ制御部15、デジタル信号処理部17、圧縮伸張処理部18、パノラマ画像生成部19、外部メモリ制御部20、及び表示制御部22は、制御バス24及びデータバス25によって相互に接続され、システム制御部11からの指令によって制御される。
このデジタルカメラは、撮影地点(撮影者)を中心とする周囲360度のパノラマ画像を撮影できるパノラマ撮影モードが設定可能である。
撮影者は、パノラマ撮影モードを設定した後、デジタルカメラを手に持ち、シャッタボタンを押下して撮影を開始する。シャッタボタンが押下されている間、固体撮像素子5による撮影が継続して行われる。
撮影開始後、撮影者は、自身を中心にデジタルカメラを回転移動させていき、デジタルカメラを360度回転移動させる。そして、デジタルカメラが360度回転移動した時点で、撮影が自動的に終了するようになっている。
この連続撮影によりデジタル信号処理部17では複数の撮影画像データが生成される。この複数の撮影画像データの時系列的に最初の撮影画像データ(回転角度0度で撮影して得られたデータ)と、時系列的に最後の撮影画像データ(回転角度360度で撮影して得られたデータ)とには、同一の被写体(主要被写体)が含まれる。
パノラマ画像生成部19は、この複数の撮影画像データを用いて360度のパノラマ画像データを生成する。以下、パノラマ画像生成部19による360度のパノラマ画像データの生成方法について説明する。
パノラマ画像生成部19は、大きく分けて3つのステップにより360度のパノラマ画像データを生成する。
第一のステップでは、パノラマ画像生成部19は、連続撮影して得られる複数の撮影画像データを合成して、撮影地点を中心とする周囲360度以上のパノラマ画像データを生成する。
ここで周囲360度以上のパノラマ画像データと言っているのは、連続撮影の撮影開始時における被写体と、撮影終了時における被写体とが重複しており、単純に複数の撮影画像データを合成すると、360度ぴったりのパノラマ画像データにはならず、360度+α分のパノラマ画像データとなるからである。
続く第二のステップでは、360度以上のパノラマ画像データの始端(回転角度0度で得られた撮影画像データからトリミングされた部分)と終端(回転角度360度で得られた撮影画像データからトリミングされた部分)にそれぞれ含まれる同一の被写体に対し、始端における被写体及び終端における被写体のいずれかを変形させて、始端における被写体及び終端における被写体の、大きさ及び姿勢を一致させる第一の処理と、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる被写体に対し、始端における被写体及び終端における被写体のいずれかを変形させて、360度以上のパノラマ画像データの短手方向の位置を一致させる第二の処理とを、この順に行う。
続く第三のステップでは、第二のステップ後に得られる360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる共通の被写体同士を重ね合わせて、360度のパノラマ画像データを生成する。
図2は、第一のステップを説明するための概念図である。ここでは撮影者が自身を中心に時計回りにデジタルカメラを回転させていった場合の例を説明する。
パノラマ画像生成部19は、最初の撮影画像データ(撮影画像1)と2枚目の撮影画像データ(撮影画像2)が生成されると、撮影画像1と撮影画像2の間の移動量を求める。
そして、パノラマ画像生成部19は、図2に示すように、撮影画像1と撮影画像2の各々の長手方向の中央部分をトリミングし、トリミング画像を合成する。
このとき、パノラマ画像生成部19は、撮影画像2のトリミング画像を撮影画像1のトリミング画像に対して前述した移動量分だけずらして、撮影画像1のトリミング画像に撮影画像2のトリミング画像を重ね合わせることで合成を行う。
パノラマ画像生成部19は、3枚目の撮影画像データ(撮影画像3)が生成されると、撮影画像2と撮影画像3の間の移動量を求める。
そして、パノラマ画像生成部19は、撮影画像3の中央部分をトリミングし、前記移動量にしたがって、トリミング画像を撮影画像2のトリミング画像と合成する。
パノラマ画像生成部19は、4枚目以降の撮影画像データについても同様の処理を行って、360度以上のパノラマ画像データを生成する。
なお、360度以上のパノラマ画像データの生成方法は図3に示したものに限らず、公知の手法を用いることができる。
図3は、第二のステップにおいて実行する第一の処理を説明するための概念図である。
第一のステップにて生成された360度以上のパノラマ画像データの始端と終端には、同一の被写体Aが含まれる。
図18や図19で説明したような現象がおきると、図3に示すように、360度以上のパノラマ画像データの始端に含まれる被写体Aと360度以上のパノラマ画像データの終端に含まれる被写体Aとは、一方に対して他方が大きくなったり、一方に対して他方が傾いたりする。
図18に示す被写体Aは、パノラマ画像データに映出される背景画像よりも近景の被写体である。即ち、カメラを360度回転移動させた後で、最初の撮影時よりもカメラが被写体に近寄ってしまうこと、又は遠ざかってしまうことにより、撮影画角が視認できる程度に変化する被写体である。
そこで、パノラマ画像生成部19は、第二のステップにおいて、まず、図3に示すように、360度以上のパノラマ画像データの終端の被写体Aを変形させて、当該終端の被写体Aの大きさ及び姿勢を始端の被写体Aに一致させる第一の処理を行う。
なお、第一の処理では、始端の被写体Aを変形させることで、始端と終端の被写体Aを一致させてもよい。第一の処理の具体的な内容については後述する。
図4は、第二のステップにおいて実行する第二の処理を説明するための概念図である。
第一のステップにて生成された360度以上のパノラマ画像データの始端と終端には、同一の被写体Aが含まれる。
図20で説明したような現象がおきると、図4に示すように、360度以上のパノラマ画像データの始端に含まれる被写体Aと360度以上のパノラマ画像データの終端に含まれる被写体Aとは、360度以上のパノラマ画像データの短手方向の位置にずれが生じる。
そこで、パノラマ画像生成部19は、第一の処理を行った後、図4に示すように、360度以上のパノラマ画像データの終端の被写体Aを変形させて、当該終端の被写体Aの短手方向の位置を始端の被写体Aに一致させる第二の処理を行う。
なお、第二の処理では、始端の被写体Aを変形させることで、始端と終端の被写体Aを一致させてもよい。第二の処理の具体的な内容については後述する。
上記のように、第一の処理と第二の処理の両方を、この順番で行うことで、始端と終端の被写体Aの形状を一致させてからズレ量を求めるので、より正確に被写体Aを一致させることができる。
図5は、第三のステップを説明するための概念図である。
パノラマ画像生成部19は、第二のステップを行って始端の被写体Aと終端の被写体Aの位置、姿勢、及び大きさが一致した360度以上のパノラマ画像データを得た後、この360度以上のパノラマ画像データを図5に示すように2分割する。
続いて、パノラマ画像生成部19は、図5に示すように、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる被写体A同士を重ね合わせる。この時点で360度のパノラマ画像データが生成される。
360度以上のパノラマ画像データを分割し、360度以上のパノラマ画像データを2つの画像データとして扱うことで、合成処理を行いやすくすることができる。
最後に、パノラマ画像生成部19は、図5に示すように、360度のパノラマ画像データの上下を削除(短手方向の中央部分をトリミング)して、360度のパノラマ画像データを完成させる。
なお、第三のステップにおける分割数は3つ以上としてもよい。また、360度以上のパノラマ画像データの分割は、第二のステップの前に行っておいてもよい。また、図5では、360度以上のパノラマ画像データの分割位置を、360度以上のパノラマ画像データの長手方向の中央としているが、この分割位置は中央以外の任意の位置としてもよい。
次に、以上の動作を、図6のフローチャートを用いて説明する。
図6は、図1に示すデジタルカメラのパノラマ撮影モード時の動作を説明するためのフローチャートである。
シャッタボタンが押下されると、固体撮像素子5が撮影を開始する(ステップS1)。2枚目の撮影が完了し、デジタル信号処理部17によって撮影画像データが生成されると、パノラマ画像生成部19は、1枚目の撮影画像データに対する2枚目の撮影画像データの移動量を算出する(ステップS2)。
上記移動量は各撮像画像データの比較により、周知の方法で算出できる。例えば、背景差分法やフレーム間差分法等の画像処理技術で求められる。
次に、パノラマ画像生成部19は、1枚目の撮影画像データと2枚目の撮影画像データの各々の中央部分をトリミングし(ステップS3)、トリミング画像同士をステップS2で算出した移動量にしたがって合成する(ステップS4)。
次に、システム制御部11が、デジタルカメラが撮影開始時点から360度回転したか否かを判定する(ステップS5)。
デジタルカメラには、図示はしていないがジャイロセンサ等の動き検出部が設けられており、デジタルカメラの回転角を検出できるようになっている。システム制御部11は、この動き検出部からの情報に基づいて、ステップS5の判定を行う。
デジタルカメラが360度回転していない場合(ステップS5:NO)、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を制御して、固体撮像素子5により次の撮影を実行させる(ステップS1に戻る)。
デジタルカメラが360度回転していた場合(ステップS5:YES)、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を制御して、固体撮像素子5による撮影を終了させる。また、この場合には、ステップS4において360度以上のパノラマ画像データが生成されているため、パノラマ画像生成部19がステップS6の処理を行う。
ステップS6では、パノラマ画像生成部19が、図3に示した第一の処理と、図4に示した第二の処理とを続けて行って、始端と終端にそれぞれ含まれる共通の被写体の位置、大きさ、及び姿勢を一致させる。
次に、パノラマ画像生成部19は、360度以上のパノラマ画像データを2つに分割する(ステップS7)。
次に、パノラマ画像生成部19は、分割した2つの画像データの各々に含まれる共通被写体(重複部分)同士を重ね合わせて、分割した2つの画像データを合成し、360度のパノラマ画像データを生成する(ステップS8)。この合成の際に、フィルタ処理を施して、合成箇所が目立たないようにしてもよい。
次に、パノラマ画像生成部19は、図5に示すように、360度のパノラマ画像データの短手方向の中央部分をトリミングする(ステップS9)。
最後に、パノラマ画像生成部19は、トリミングした360度のパノラマ画像データを、外部メモリ制御部20を介して記録媒体21に記録して(ステップS10)、処理を終了する。
図7は、図6におけるステップS6の詳細を説明するためのフローチャートである。
まず、パノラマ画像生成部19は、KLT法やSHIFT法等により、360度以上のパノラマ画像データの始端に含まれる主要被写体の特徴点と、360度以上のパノラマ画像データの終端における当該特徴点と対応する特徴点とを、360度以上のパノラマ画像データの始端及び終端から検出する(ステップS61)。
例えば、図8に示すように、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端の各々から複数の特徴点(図中黒丸で示す)が抽出される。始端の特徴点と終端の特徴点は、図9に示すように、破線で結ばれる特徴点同士が対応するものとなっている。
なお、図8では、360度以上のパノラマ画像データの終端における被写体が、360度以上のパノラマ画像データの始端における被写体に対して右に傾いている場合の特徴点検出例を示している。
次に、パノラマ画像生成部19は、360度以上のパノラマ画像データの始端から検出した複数の特徴点を3点毎にグループ分けする(ステップS62)。
具体的には、パノラマ画像生成部19は、図8に示すように、複数の特徴点のうち隣接する3点を結んで得られる各三角形を1つのグループとする。図8の例では、6つのグループが形成されている。グループ分けの方法は、ドロネーの三角形分割等を用いることができる。
なお、ここでは特徴点を3点毎にグループ分けしているが、4点以上でグループ分けしてもよい。つまり、パノラマ画像生成部19は、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端からそれぞれ検出された複数の特徴点のうち隣接するn個の特徴点(nは3以上の自然数)を結んで得られる各n角形を1つのグループとすればよい。
次に、パノラマ画像生成部19は、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに対して設定される各三角形毎に、画像変形パラメータを算出する(ステップS63)。画像変形パラメータとして、例えば、一般的なアフィン変換パラメータを用いる。
パノラマ画像生成部19は、360度以上のパノラマ画像データの始端における各三角形の頂点の座標(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)と、この3点に対応する360度以上のパノラマ画像データの終端における特徴点の座標(x1’,y1’)、(x2’,y2’)、(x3’,y3’)とを一般的なアフィン変換式である以下の式(1)に代入して、アフィン変換のパラメータ(a,b,c,d,s,t)を算出する。(a,b,c,d)は画像変形パラメータであり、(s,t)は画像平行移動量である。
Figure 0005514959
式(1)において、xには、x1、x2、x3を代入し、yには、y1、y2、y3を代入し、x’には、x1’、x2’、x3’を代入し、y’には、y1’、y2’、y3’を代入する。これにより、以下の6つの連立方程式が得られる。この連立方程式を解くことで、アフィン変換のパラメータ(a,b,c,d,s,t)を算出することができる。
Figure 0005514959
次に、パノラマ画像生成部19は、始端側の三角形と、この三角形に対応する終端側の三角形とのいずれか一方内の画像を、この2つの三角形のペアに対して求めたアフィン変換パラメータを用いて変形する。
つまり、式(1)のx、yに、始端側の三角形の各点の座標、又は、終端側の三角形の各点の座標を代入することで、始端側の三角形又は終端側の三角形を変形する。この変形処理を、始端側三角形とこれに対応する終端側三角形とのペア毎に行う(ステップS64)。
このステップS64の処理により、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端に共通に含まれる被写体の大きさ及び姿勢が一致する。
なお、始端側の被写体Aより終端側の被写体Aが大きい場合は、始端側の被写体Aを拡大させる変形処理を施すことで、大きい側の被写体Aに統一するとよい。こうすることで、背景画像に空白域を生じさせることなく、より自然な処理画像が得られる。
続いて、パノラマ画像生成部19は、360度以上のパノラマ画像データの始端から検出された特徴点の座標と、この特徴点に対応する360度以上のパノラマ画像データの終端から検出された特徴点の座標との差の平均値を求めることで、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端における共通被写体同士の、360度以上のパノラマ画像データの長手方向のズレ量(OffsetX)と、360度以上のパノラマ画像データの短手方向のズレ量(OffsetY)とを算出する(ステップS65)。
360度以上のパノラマ画像データの始端から検出された特徴点をN個とし、各特徴点の座標を(x1、y1)〜(xN,yN)とし、当該各特徴点に対応する360度以上のパノラマ画像データの終端側の特徴点の座標を、(x1’、y1’)〜(xN’,yN’)として、パノラマ画像生成部19は、OffsetXとOffsetYを下記式(2)によって算出する
Figure 0005514959
次に、パノラマ画像生成部19は、360度以上のパノラマ画像データの長手方向の幅(Width)と、式(2)によって算出されるOffsetYとの比である傾き量Δを、下記式(3)により算出する(ステップS66)。
Figure 0005514959
この傾き量Δをゼロにできれば、360度以上のパノラマ画像データの終端と始端における共通被写体同士の短手方向の位置を一致させることができる。
傾き量Δをゼロに補正するためのアフィン変換式は以下の式(4)となる。
Figure 0005514959
アフィン変換のパラメータに傾き量Δを適応する場合、傾きを戻すため式(4)に示すようにΔに(−1)をかけている。また、上記式(4)は、変形後の画像の座標(x’,y’)を求める形で式を与えているが、変形前の画像の座標(x,y)を求める形での式は、以下のようになる。
Figure 0005514959
式(5)は、式(4)に対して逆行列を適用し、その解を求めることで得ることができる。
パノラマ画像生成部19は、ステップS66で算出した傾き量Δから画像変形パラメータ(アフィン変換パラメータ)を生成し、このアフィン変換パラメータを用いて、360度以上のパノラマ画像データの始端又は終端の主要被写体を変形する。
つまり、式(5)のx’,y’に、始端側の各特徴点の座標、又は、終端側の各特徴点の座標を代入することで、始端側又は終端側の主要被写体を変形する(ステップS67)。
ステップS67の処理により、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端に含まれる共通被写体の短手方向(垂直方向)における位置が一致する。
なお、図6のステップS8では、図7のステップS65において算出したOffsetXにしたがって、共通被写体が重なるように、分割画像データ同士を重ね合わせる。
以上のように、図1に示したデジタルカメラは、360度以上のパノラマ画像データを生成した後、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端に共通に含まれる主要被写体の大きさ及び姿勢を、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のいずれかの主要被写体を変形することにより補正する。
更に、このデジタルカメラは、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端に共通に含まれる主要被写体の位置を、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のいずれかの主要被写体を変形することにより補正する。
このような補正処理により、360度以上のパノラマ画像データの全体が歪むことはなくなるため、違和感のない自然な360度のパノラマ画像データを生成することが可能となる。
また、このデジタルカメラは、360度以上のパノラマ画像データを分割し、分割した2つの画像データを合成することで360度のパノラマ画像データを生成している。
特許文献1、2に記載の補正方法では、360度以上のパノラマ画像データの全体が歪むため、補正後の360度以上のパノラマ画像データを分割し、分割した2つの画像データを合成して360度のパノラマ画像データを生成すると、360度のパノラマ画像データの両端の部分において短手方向にズレが生じる。このため、そのズレが生じた分、360度のパノラマ画像データの上下をカットする幅を広くとる必要があり、画像サイズが小さくなる。
これに対し、図1のデジタルカメラによれば、360度以上のパノラマ画像データ全体は歪まないため、360度以上のパノラマ画像データを分割して合成した場合でも、360度のパノラマ画像データの両端において短手方向にズレは生じない。したがって、360度のパノラマ画像データの上下をカットする幅を狭くすることができ、画像サイズの拡大を図ることができる。
なお、以上の説明では、図6のステップS6の処理において、第一の処理と第二の処理の両方を行うものとしたが、第一の処理と第二の処理のいずれか一方のみを行う構成としてもよい。このような構成であっても、全く補正を行わない場合よりは自然な360度のパノラマ画像データを生成することができる。
また、パノラマ画像生成部19は、図7のステップS61において検出した特徴点に、画像自体からは検出されなかったダミーの特徴点を加え、このダミーの特徴点も含めて、ステップS62以降の処理を行うことが好ましい。
例えば、図10の黒丸で示すように、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端から特徴点が検出された場合、パノラマ画像生成部19は、検出された特徴点からは離れた位置に白丸で示すダミーの特徴点を追加する。
ダミーの特徴点は、360度以上のパノラマ画像データの始端における任意の検出特徴点と、この検出特徴点に対応する360度以上のパノラマ画像データの終端における検出特徴点との対応関係と同じになるように、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端にそれぞれ追加する。
そして、パノラマ画像生成部19は、このダミーの特徴点も含めて三角形を形成し、始端側と終端側の三角形のペア毎に画像の変形を行う。
このようにすることで、360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のうち、双方に共通に含まれる主要被写体以外の部分も変形させることができる。このため、変形後の画像における主要被写体とその周囲の画像との繋ぎ目を自然なものとすることができ、画質向上を図ることができる。
また、パノラマ画像生成部19は、図6のステップS9において360度のパノラマ画像データをトリミングする際、図11に示すように、OffsetYをもとに、トリミングする箇所を決めてもよい。
また、パノラマ画像生成部19が、360度のパノラマ画像データだけでなく、360度以上のパノラマ画像データも記録媒体21に保存するようにしてもよい。
図12は、図1に示すデジタルカメラのパノラマ撮影モード時の動作の変形例を説明するためのフローチャートである。図12において、図6と同じ処理には同一符号を付して説明を省略する。
ステップS5の判定がYESのとき、パノラマ画像生成部19は、既に生成されている360度以上のパノラマ画像データを記録媒体21に保存するか否かを判定する(ステップS21)。
このデジタルカメラでは、撮影開始前に操作部14の操作によって360度以上のパノラマ画像データの保存の有無、360度のパノラマ画像データの保存の有無を設定できるようになっており、この設定情報をもとに、パノラマ画像生成部19はステップS21の判定を行う。
又は、パノラマ画像生成部19は、表示部23に360度以上のパノラマ画像データを保存するかどうかを確認するメッセージを表示させ、このメッセージにしたがって操作部14から入力された指示情報(保存する、保存しないを示す情報)にしたがってステップS21の判定を行う。
ステップS21の判定がYESであれば、パノラマ画像生成部19は、360度以上のパノラマ画像データを記録媒体21に保存する(ステップS22)。ステップS21の判定がNOであれば、パノラマ画像生成部19はステップS6の処理を行う。
ステップS8の後、パノラマ画像生成部19は、ステップS8で生成された360度のパノラマ画像データを記録媒体21に保存するか否かを判定する(ステップS23)。この判定方法は、ステップS21のときと同じである。
ステップS23の判定がYESであれば、パノラマ画像生成部19は、360度のパノラマ画像データを記録媒体21に保存する(ステップS10)。
ステップS23の判定がNOであれば、パノラマ画像生成部19は360度のパノラマ画像データを保存せずに処理を終了する。
なお、360度のパノラマ画像データを保存しない設定が予めなされていた場合、パノラマ画像生成部19は、図12におけるステップS6〜ステップS8の処理は省略してもよい。
このように、360度以上のパノラマ画像データと360度のパノラマ画像データのうちのどれを保存するかを撮影者によって設定できるようにすることで、デジタルカメラの使い勝手を向上させることができる。
図13は、図1に示すデジタルカメラのパノラマ撮影モード時の動作の変形例を説明するためのフローチャートである。図13において、図12と同じ処理には同一符号を付して説明を省略する。
ステップS21の判定がYESのとき、パノラマ画像生成部19は、360度以上のパノラマ画像データのEXIFタグに、360度以上のパノラマ画像データであることを示す識別情報を付加した上で、360度以上のパノラマ画像データを記録媒体21に保存する。
また、ステップS23の判定がYESのとき、パノラマ画像生成部19は、360度のパノラマ画像データのEXIFタグに、360度のパノラマ画像データであることを示す識別情報を付加した上で、360度のパノラマ画像データを記録媒体21に保存する(ステップS32)。
このように、パノラマ画像データに付属するEXIFタグに記憶された識別情報によって、そのパノラマ画像データが360度のパノラマ画像データであるか、360度以上のパノラマ画像データであるかを識別することができる。このため、パノラマ画像データを再生する際に、再生するパノラマ画像データの種類によって再生方法を変更するといったことが可能になる。
例えば、360度のパノラマ画像データの再生が指示された場合、システム制御部11は、360度のパノラマ画像データをエンドレスに再生する制御を行う。
例えば、システム制御部11は、図14に示すように、360度のパノラマ画像データの1コマ目の表示が終了すると、表示用メモリにおいて、その1コマ分の画像データを360度のパノラマ画像データの最後尾にコピーする。システム制御部11は、このような動作を繰り返し行う。これにより、表示部23には、360度のパノラマ画像データが永遠にスクロールされることになる。
なお、360度のパノラマ画像データの右端の1コマ分を、360度のパノラマ画像データの左端にコピーするようにしてもよい。また、画像をコピーする幅は1コマ以上でもよい。
360度以上のパノラマ画像データの再生が指示された場合、システム制御部11は、360度以上のパノラマ画像データの全てのコマの再生が終了した時点で、再生を終了する通常の再生制御を行う。
このように、EXIFタグに付加されている識別情報に基づいて、エンドレススクロール再生と通常スクロール再生を切替えることで、デジタルカメラのユーザからの設定を要求することなく、自動的に適切な表示形態となり、付加価値のある製品を実現することができる。
また、図1のデジタルカメラによって生成される360度のパノラマ画像データは、全体として歪みのないものとなっている。このため、360度のパノラマ画像データの編集を容易に行うことができる。
例えば、図15に示すように、システム制御部11が、360度のパノラマ画像データの左端から、ユーザから操作部14を介して指定された幅の画像データ(破線部分)を切り取り、切り取った画像データの左端を、360度のパノラマ画像データの右端と接合する。このようにすることで、再生開始位置を変えた360度のパノラマ画像データを簡単に生成することができる。
なお、システム制御部11は、360度のパノラマ画像データの右端から、ユーザから指定された幅の画像データを切り取り、切り取った画像データの右端を、360度のパノラマ画像データの左端と接合してもよい。360度のパノラマ画像データのどちらの端部から画像を切り取るかは、ユーザの指示に従えばよい。
図1のデジタルカメラでは、360度以上のパノラマ画像データを生成する方法の一例として、撮影画像データの長手方向の中央部分をトリミングし、トリミング画像を順次合成していく方法を採用している。
この方法によれば、トリミングした画像を合成する場合、合成される画像同士の視差が小さいため、特許文献1,2に記載されているような円筒変換が不要となり、処理負荷を大幅に低減できる。
また、この方法によれば、n枚目の撮影画像データと(n+1)枚目の撮影画像データのトリミング画像同士の合成が終了した後は、n枚目の撮影画像データを削除することができるため、メモリ使用量を削減できる。
また、連続撮影と並行してリアルタイムにトリミング画像の合成が行われるため、360度以上のパノラマ画像データの生成に要する時間を短くすることができる。
一方で、この方法では、撮影された順にトリミング画像を合成していくため、図16に示すように、デジタルカメラの回転方向が反時計回り(左方向)であった場合には、メモリ上で右端から左端に向けてトリミング画像を記憶していく必要がある。
また、図16に示すように、デジタルカメラの回転方向が上方向であった場合には、メモリ上で下端から上端に向けてトリミング画像を記憶していく必要がある。
また、図16に示すように、デジタルカメラの回転方向が下方向であった場合には、メモリ上で上端から下端に向けてトリミング画像を記憶していく必要がある。
図16のように、デジタルカメラの回転方向に応じてメモリの使用方法を変更してしまうと、メモリ設計が複雑になる。
そこで、デジタルカメラの回転方向がどの方向であっても、デジタルカメラの回転方向が右方向のときのメモリ使用方法を採用できるようにすることが好ましい。
図1のデジタルカメラでは、パノラマ画像生成部19が、デジタルカメラの回転方向が左方向のときには、図17に示すように、トリミング画像を180度回転する処理を行ってから、メモリに記憶する。また、パノラマ画像生成部19が、デジタルカメラの回転方向が上方向のときには、図17に示すように、トリミング画像を時計回りに90度回転する処理を行ってから、メモリに記憶する。また、パノラマ画像生成部19が、デジタルカメラの回転方向が下方向のときには、図17に示すように、トリミング画像を反時計回りに90度回転する処理を行ってから、メモリに記憶する。
このような回転処理を行うことで、メモリ使用方法を1つにすることができ、メモリ設計が容易となる。
以上説明したように、本明細書には次の事項が開示されている。
開示されたパノラマ画像生成方法は、複数の撮影画像データを用いて、撮影地点を中心とする周囲360度のパノラマ画像データを生成するパノラマ画像生成方法であって、前記複数の撮影画像データのうち、時系列的に最初に得られた撮影画像データと、時系列的に最後に得られた撮影画像データとには、それぞれ同一の被写体が含まれており、前記複数の撮影画像データを合成して、撮影地点を中心とする周囲360度以上のパノラマ画像データを生成する第1ステップと、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる前記被写体に対し、前記始端における前記被写体及び前記終端における前記被写体のいずれかを変形させて、前記始端における前記被写体及び前記終端における前記被写体の、大きさ及び姿勢を一致させる第一の処理と、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる前記被写体に対し、前記始端における前記被写体及び前記終端における前記被写体のいずれかを変形させて、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの短手方向の位置を一致させる第二の処理との少なくとも一方を行う第2ステップと、前記第2ステップの後、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる前記被写体同士を重ね合わせて、前記周囲360度のパノラマ画像データを生成する第3ステップとを備えるものである。
開示されたパノラマ画像生成方法は、前記第2ステップでは、前記第一の処理と前記第二の処理の両方をこの順番で行うものである。
開示されたパノラマ画像生成方法は、前記第3ステップでは、前記周囲360度以上のパノラマ画像データを分割した上で、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる前記被写体同士を重ね合わせて、前記周囲360度のパノラマ画像データを生成するものである。
開示されたパノラマ画像生成方法は、前記第一の処理が、前記始端における前記被写体の特徴点及び前記終端における当該特徴点と対応する特徴点を抽出する特徴点抽出処理と、前記始端における前記被写体から抽出された隣接するn個(nは3以上の自然数)の第一の特徴点同士を結ぶ始端側n角形と、前記n角形を構成する第一の特徴点に対応する前記終端における前記被写体から抽出された第二の特徴点によって形成される終端側n角形のいずれか一方内の画像を変形する処理を、前記始端側n角形とこれに対応する前記終端側n角形とのペア毎に行う画像変形処理とを含むものである。
開示されたパノラマ画像生成方法は、前記第一の処理が、前記特徴点抽出処理により抽出した前記第一の特徴点と前記第二の特徴点に対し、更にダミーの特徴点を追加する特徴点追加処理を含み、前記画像変形処理では、前記ダミーの特徴点を含む前記第一の特徴点及び前記第二の特徴点にしたがって前記画像を変形するものである。
開示された撮像装置は、前記パノラマ画像生成方法の各ステップを実行するパノラマ画像生成部と、前記複数の撮影画像データを得るための撮像部とを備えるものである。
開示された撮像装置は、前記周囲360度以上のパノラマ画像データ及び前記周囲360度のパノラマ画像データを記録媒体へ保存するか否かを指定するための情報を入力する情報入力部と、前記情報にしたがって、保存すると指定されたパノラマ画像データを前記記録媒体に記録する記録部とを備えるものである。
開示された撮像装置は、前記記録部は、前記周囲360度以上のパノラマ画像データを前記記録媒体に記録する場合に、前記周囲360度以上のパノラマ画像データのヘッダに前記周囲360度以上のパノラマ画像データであることを示す識別情報を付加し、前記周囲360度のパノラマ画像データを前記記録媒体に記録する場合に、前記周囲360度のパノラマ画像データのヘッダに前記周囲360度のパノラマ画像データであることを示す識別情報を付加するものである。
開示された撮像装置は、前記周囲360度以上のパノラマ画像データ又は前記周囲360度のパノラマ画像データを表示部上でスクロール再生する再生制御部を備え、前記再生制御部は、再生指示された画像データが前記周囲360度以上のパノラマ画像データと前記周囲360度のパノラマ画像データのどちらであるかを前記パノラマ画像データのヘッダの情報から判定し、再生指示された画像データが前記周囲360度のパノラマ画像データであった場合は、前記周囲360度のパノラマ画像データをエンドレスにスクロール再生し、再生指示された画像データが前記周囲360度以上のパノラマ画像データであった場合は、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの全ての領域を再生した時点で再生を停止するものである。
開示された撮像装置は、前記周囲360度のパノラマ画像データの一端から、指定された幅の画像データを切り取り、切り取った画像データの前記一端側を、前記周囲360度のパノラマ画像データの他端と接合する画像編集部を備えるものである。
本発明のパノラマ画像生成方法及び撮像装置は、違和感のない自然な360度のパノラマ画像データを生成することができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2011年7月22日出願の日本特許出願(特願2011−161328)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
5 固体撮像素子
11 システム制御部
19 パノラマ画像生成部

Claims (10)

  1. 複数の撮影画像データを用いて、撮影地点を中心とする周囲360度のパノラマ画像データを生成するパノラマ画像生成方法であって、
    前記複数の撮影画像データのうち、時系列的に最初に得られた撮影画像データと、時系列的に最後に得られた撮影画像データとには、それぞれ同一の被写体が含まれており、
    前記複数の撮影画像データを合成して、撮影地点を中心とする周囲360度以上のパノラマ画像データを生成する第1ステップと、
    前記周囲360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる前記被写体に対し、前記始端における前記被写体及び前記終端における前記被写体のいずれかを変形させて、前記始端における前記被写体及び前記終端における前記被写体の、大きさ及び姿勢を一致させる第一の処理と、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる前記被写体に対し、前記始端における前記被写体及び前記終端における前記被写体のいずれかを変形させて、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの短手方向の位置を一致させる第二の処理との少なくとも一方を行う第2ステップと、
    前記第2ステップの後、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる前記被写体同士を重ね合わせて、前記周囲360度のパノラマ画像データを生成する第3ステップとを備えるパノラマ画像生成方法。
  2. 請求項1記載のパノラマ画像生成方法であって、
    前記第2ステップでは、前記第一の処理と前記第二の処理の両方をこの順番で行うパノラマ画像生成方法。
  3. 請求項1又は2記載のパノラマ画像生成方法であって、
    前記第3ステップでは、前記周囲360度以上のパノラマ画像データを分割した上で、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの始端と終端のそれぞれに含まれる前記被写体同士を重ね合わせて、前記周囲360度のパノラマ画像データを生成するパノラマ画像生成方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のパノラマ画像生成方法であって、
    前記第一の処理は、
    前記始端における前記被写体の特徴点及び前記終端における当該特徴点と対応する特徴点を抽出する特徴点抽出処理と、
    前記始端における前記被写体から抽出された隣接するn個(nは3以上の自然数)の第一の特徴点同士を結ぶ始端側n角形と、前記n角形を構成する第一の特徴点に対応する前記終端における前記被写体から抽出された第二の特徴点によって形成される終端側n角形のいずれか一方内の画像を変形する処理を、前記始端側n角形とこれに対応する前記終端側n角形とのペア毎に行う画像変形処理とを含むパノラマ画像生成方法。
  5. 請求項4記載のパノラマ画像生成方法であって、
    前記第一の処理は、前記特徴点抽出処理により抽出した前記第一の特徴点と前記第二の特徴点に対し、更にダミーの特徴点を追加する特徴点追加処理を含み、
    前記画像変形処理では、前記ダミーの特徴点を含む前記第一の特徴点及び前記第二の特徴点にしたがって前記画像を変形するパノラマ画像生成方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載のパノラマ画像生成方法の各ステップを実行するパノラマ画像生成部と、
    前記複数の撮影画像データを得るための撮像部とを備える撮像装置。
  7. 請求項6記載の撮像装置であって、
    前記周囲360度以上のパノラマ画像データ及び前記周囲360度のパノラマ画像データを記録媒体へ保存するか否かを指定するための情報を入力する情報入力部と、
    前記情報にしたがって、保存すると指定されたパノラマ画像データを前記記録媒体に記録する記録部とを備える撮像装置。
  8. 請求項7記載の撮像装置であって、
    前記記録部は、前記周囲360度以上のパノラマ画像データを前記記録媒体に記録する場合に、前記周囲360度以上のパノラマ画像データのヘッダに前記周囲360度以上のパノラマ画像データであることを示す識別情報を付加し、前記周囲360度のパノラマ画像データを前記記録媒体に記録する場合に、前記周囲360度のパノラマ画像データのヘッダに前記周囲360度のパノラマ画像データであることを示す識別情報を付加する撮像装置。
  9. 請求項8記載の撮像装置であって、
    前記周囲360度以上のパノラマ画像データ又は前記周囲360度のパノラマ画像データを表示部上でスクロール再生する再生制御部を備え、
    前記再生制御部は、再生指示された画像データが前記周囲360度以上のパノラマ画像データと前記周囲360度のパノラマ画像データのどちらであるかを前記パノラマ画像データのヘッダの情報から判定し、再生指示された画像データが前記周囲360度のパノラマ画像データであった場合は、前記周囲360度のパノラマ画像データをエンドレスにスクロール再生し、再生指示された画像データが前記周囲360度以上のパノラマ画像データであった場合は、前記周囲360度以上のパノラマ画像データの全ての領域を再生した時点で再生を停止する撮像装置。
  10. 請求項6〜9のいずれか1項記載の撮像装置であって、
    前記周囲360度のパノラマ画像データの一端から、指定された幅の画像データを切り取り、切り取った画像データの前記一端側を、前記周囲360度のパノラマ画像データの他端と接合する画像編集部を備える撮像装置。
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