JP2009103980A - 撮影装置、画像処理装置、及び撮影システム - Google Patents

撮影装置、画像処理装置、及び撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】単眼式の小型の撮像装置で簡単に立体画像を得る。
【解決手段】デジタルカメラ10は、立体撮影モードに設定されると、レリーズボタン116を半押しされている間、一定時間間隔で連続して本撮影を行う。ユーザは、立体撮影モードにおいて、レリーズボタン116を半押しした状態でカメラをパンニングしながら被写体の撮影を行う。デジタルカメラ10は、連写した画像から安定パンニング中に撮影され、かつ両眼視差に最も近い位置で撮影された2枚組みの画像の中から、最も滑らかにパンニングがされている2枚組みの画像を、最も立体視画像に適した2枚組みの画像として抽出する。さらにパンニング方向を検出し、最も立体視画像に適した2枚組みの画像のそれぞれを左目側画像と右目側画像に振り分けて記録する。
【選択図】 図6

Description

本発明は撮影装置、画像処理装置、及び撮影システムに係り、特に単眼式の撮像装置を用いて立体視画像を生成する撮影装置、画像処理装置、及び撮影システムに関する。
両眼による視差を用いた立体画像を得るために、1台のカメラに2つの光学系を設けた多眼カメラを用いた撮影が行なわれる。このような多眼カメラは、複数の光学系や撮像素子が必要となるために装置が複雑かつ大型化する傾向があり、扱いづらいという欠点があった。この問題を解決するために、特許文献1には、被写体に対して水平方向に敷設された軌道上で、単眼式カメラを連続移動させながら撮影する立体画像撮影方法が記載されている。特許文献1の技術によれば、単眼式カメラを用いて簡単に立体撮影作業を行なうことができる。また、特許文献2には、既に得られている第1の画像を用いて、第1の画像の座標を所定方向に所定量だけずらした後、所定倍数で変倍して第2の画像を作成し、第1の画像と第2の画像から立体視画像を作成する立体視画像デ―タ作成方法が記載されている。この技術によれば、既に得られている画像に基づいて、一組の立体視用画像を作成することができる
特開平10−254079号公報 特開2000−228778号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、被写体に対して水平方向に敷設された軌道が必要になり、カメラは単眼式であっても装置全体が大掛かりなものになるという欠点があった。また、特許文献2に記載の立体視画像データ作成方法では、第2の画像を作成する画像変形が適切に行えない可能性があり、不自然な画像となる場合があるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、単眼式の小型の撮像装置で簡単に立体画像を得ることができる撮影装置、画像処理装置、及び撮影システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に記載の撮影装置は、被写体を画像データに変換する撮像手段と、安定したパンニングを検出するパンニング検出手段と、1回の撮影指示動作において所定の時間間隔で連続して複数の静止画の撮影を行う連続撮影手段と、前記パンニング検出手段によって安定したパンニングが検出されている期間に撮影された複数の静止画の中から立体視画像に最も適した2枚の画像組を抽出する画像抽出手段と、前記最も適した2枚の画像組を記録する記録手段とを備えたことを特徴とする。
これにより、単眼式の小型の撮像装置で簡単に立体画像を得ることができる。
請求項2に示すように請求項1に記載の撮影装置において、前記画像抽出手段は、人体の両眼間隔に近い間隔で撮影された2枚組みの画像組みの中から立体視画像に最も適した2枚の画像組を抽出することを特徴とする。
これにより、最適な2枚組みを抽出することができる。
請求項3に示すように請求項1又は2に記載の撮影装置において、前記連続撮影手段は、動画を撮影する手段であることを特徴とする。
これにより、立体画像の撮影と動画の撮影を両立させることができる。
請求項4に示すように請求項1から3のいずれかに記載の撮影装置において、前記1回の撮影指示動作は、シャッタレリーズボタンの継続した半押し動作であることを特徴とする。
これにより、簡単に立体画像の撮影を行うことができる。
請求項5に示すように請求項1から4のいずれかに記載の撮影装置において、前記撮影装置に作用する加速度を検知する加速度センサを備え、前記パンニング検出手段は前記加速度センサの出力値が所定値未満のパンニング期間を安定したパンニングとして検出することを特徴とする。
これにより、適切に安定したパンニングを検出することができる。
請求項6に示すように請求項5に記載の撮影装置において、前記撮影装置の角度を検知する角度検出手段を備え、前記パンニング検出手段は前記角度検出手段により検出された角度の変化が所定値未満のパンニング期間を安定したパンニングとして検出することを特徴とする。
これにより、装置の向きが変化したときを安定したパンニングから排除することができる。
請求項7に示すように請求項1から4のいずれかに記載の撮影装置において、前記複数の静止画の相関を検知する手段を備え、前記パンニング検出手段は前記複数の静止画の相関に基づいて安定したパンニングを検出することを特徴とする。
これにより、適切に安定したパンニングを検出することができる。
請求項8に示すように請求項7に記載の撮影装置において、前記画像抽出手段は、前記複数の静止画の各画像の相関に基づいて移動する物体が存在する画像を除外することを特徴とする。
これにより、立体視に適さない画像を排除することができる。
請求項9に示すように請求項1から8のいずれかに記載の撮影装置において、前記記録手段は、前記抽出された立体視画像に最も適した2枚の画像組におけるパンニングが右方向の場合には先に撮影された画像を左目用画像、後に撮影された画像を右目用画像として記録し、前記パンニングが左方向の場合には先に撮影された画像を右目用画像、後に撮影された画像を左目用画像として記録することを特徴とする。
これにより、適切に立体視画像を得ることができる。
前記目的を達成するために請求項10に記載の画像処理装置は、一定時間間隔で連続的に撮影された複数の静止画を取得する取得手段と、前記複数の静止画の各画像の相関から安定したパンニングを検出するパンニング検出手段と、前記パンニング検出手段によって安定したパンニングが検出された期間の複数の静止画の中から立体視画像に最も適した2枚の画像組を抽出する画像抽出手段と、前記最も適した2枚の画像組を記録する記録手段とを備えたことを特徴とする。
これにより、単眼式の小型の撮像装置で撮影した画像から簡単に立体画像を得ることができる。
請求項11に示すように請求項10に記載の画像処理装置において、前記一定時間間隔で連続的に撮影された複数の静止画は動画であることを特徴とする。
これにより、単眼式の撮像装置で撮影した動画から簡単に立体画像を得ることができる。
請求項12に示すように請求項10又は11に記載の画像処理装置において、前記画像抽出手段は、前記複数の静止画の各画像の相関に基づいて移動する物体が存在する画像を除外することを特徴とする。
これにより、立体視に適さない画像を排除することができる。
前記目的を達成するために請求項13に記載の撮影システムは、被写体を画像データに変換する撮像手段と、安定したパンニングを検出するパンニング検出手段と、1回の撮影指示動作において所定の時間間隔で連続して複数の静止画の撮影を行う連続撮影手段と、前記複数の静止画と該複数の静止画を撮影したときの撮影時刻及び前記パンニング検出手段の検出結果を関連付けて記録する記録手段とを備えた撮影装置と、前記記録手段に記録された前記複数の静止画を撮影したときの撮影時刻及び前記パンニング検出手段の検出結果に基づいて、前記複数の静止画の中から立体視画像に最も適した2枚の画像組を抽出する画像抽出手段と、前記最も適した2枚の画像組を記録する記録手段とを備えた画像処理装置と、を有することを特徴とする。
これにより、単眼式の小型の撮像装置で撮影した画像を用いて簡単に立体画像を得ることができる。
本発明によれば、単眼式の小型の撮像装置で簡単に立体画像を得ることができる撮影装置、画像処理装置、及び撮影システムを提供することができる。
以下、添付図面に従って本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態のデジタルカメラ10を正面から見た斜視図であり、図2はデジタルカメラ10を背面から見た斜視図である。
図1、図2の如くデジタルカメラ10は、カメラケース112の前面の左側に前方に膨らんだグリップ部114が形成され、グリップ部114が位置するカメラケース112の上面にはレリーズボタン116が配置されている。このレリーズボタン116は、グリップ部114を把持したユーザの右手の人指し指によって操作可能な位置に設けられている。レリーズボタン116は全押しと半押しからなる二段式となっており、通常は半押し時に後述するAE及びAF動作を行い、全押し時に本撮影を行う。更に、カメラケース112の前面の略中央部には、撮影レンズ118を保持した沈胴/繰り出し式のテレスコープ型レンズ鏡胴120が前方に突出して設けられている。更にまた、カメラケース112の前面の右側上部には、キセノン管を有するストロボ発光部122が設けられるとともに、カメラケース112の背面には図2の如く画像表示装置124、モード選択スイッチ126、十字キー127等の各種スイッチ、及びファインダ128がそれぞれ所定の位置に設けられている。
図3は、デジタルカメラ10の電気的構成を示したブロック図である。デジタルカメラ10の動作はCPU12によって制御される。CPU12は、デジタルカメラ10の全体の動作を統括制御する制御手段として機能するとともに、各種の演算処理を行う演算手段として機能し、レリーズボタン116、モード選択スイッチ126、十字キー127等からの入力に基づき所定の制御プログラムに従ってデジタルカメラ10の各部を制御する。
デジタルカメラ10の光学系は、主として、絞り13、フォーカスレンズ群14及びCCD15から構成される。絞り13は、モータドライバ16に接続されている。モータドライバ16は、CPU12からの指令に応じて絞り13の動作を制御する。フォーカスレンズ群14は、モータドライバ17に接続されている。モータドライバ17は、CPU12からの指令に応じてフォーカスレンズ群14の動作を制御する。
CCD15は、周知のように多数の受光素子がマトリクス状に配列された受光面を備え、絞り13、フォーカスレンズ群14によって結像された被写体光を受光し、受光量に応じた光電荷を蓄積する。CCD15にはタイミングジェネレータ18が接続されており、CCD15は、タイミングジェネレータ18から供給される垂直転送クロック及び水平転送クロックに同期して、各画素に蓄積された電荷を1ラインずつシリアルな画像信号として出力する。CPU12は、タイミングジェネレータ18を制御して、CCD15の駆動を制御する。
なお、各画素の電荷蓄積時間(露出時間)は、タイミングジェネレータ18から与えられる電子シャッタ駆動信号によって決められる。CPU12は、タイミングジェネレータ18に対して電荷蓄積時間を指示する。
また、画像信号の出力は、デジタルカメラ10が撮影モードにセットされると開始される。すなわち、デジタルカメラ10が撮影モードにセットされると、画像表示装置124にスルー画像を表示するため、画像信号の出力が開始される。このスルー画像用の画像信号の出力は、本撮影の指示が行われると、一旦停止され、本撮影が終了すると、再度開始される。
CCD15から出力される画像信号はアナログ信号であり、このアナログの画像信号は、CDS/AMP回路19に取り込まれる。
CDS/AMP回路19は、画像信号に含まれるノイズの除去を行い、ノイズ除去された画像信号を所定のゲインで増幅する。このCDS/AMP回路19で所要の信号処理が施されたアナログの画像信号は、A/D変換器20に取り込まれる。
A/D変換器20は、取り込んだアナログの画像信号を所定ビットの階調幅を持ったデジタルの画像信号に変換する。この画像信号は、いわゆるRAWデータであり、画素ごとR、G、Bの濃度を示す階調値を有している。このデジタルの画像信号は、画像入力コントローラ21により取り込まれる。
システムバス25には、CPU12、画像入力コントローラ21、画像信号処理回路22、圧縮伸張処理回路23、ビデオエンコーダ24、メディアコントローラ26、VRAM28、SDRAM29、AE/AWB検出回路30、AF検出回路31等が接続される。
画像入力コントローラ21は、所定容量のラインバッファを内蔵しており、CPU12からの指令に従い、A/D変換器20から出力された1画像分の画像信号を蓄積して、VRAM28に記録する。VRAM28は、CPU12の作業用領域として利用されるとともに、画像データの一時記憶領域として利用される。
CPU12はプログラムROMを内蔵しており、このプログラムROMにはCPU12が実行する制御プログラムのほか、制御に必要な各種データ等が記録されている。CPU12は、このプログラムROMに記録された制御プログラムをSDRAM29に読み出し、逐次実行することにより、デジタルカメラ10の各部を制御する。また、SDRAM29は、カメラ設定値、撮影された画像データ等も記録される。
画像信号処理回路22は、同時化回路、ホワイトバランス補正回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含んでいる。画像信号処理回路22は、CPU12からの指令に従い、A/D変換器20から入力された画像データに所要の信号処理を施して、輝度データ(Yデータ)と色差データ(Cr,Cbデータ)とからなる画像データ(YUVデータ)を生成し、ビデオエンコーダ24に出力する。撮影モード時に電子ビューファインダとして使用される際には、生成された画像データが、ビデオエンコーダ24を介して画像表示装置124にスルー画像として表示される。
圧縮伸張処理回路23は、CPU12からの指令に従い、入力された画像データに所定形式の圧縮処理を施して圧縮画像データを生成し、静止画の2次元画像のデータをExifファイル等の所定のフォーマットの画像ファイルとして記録メディア27に格納する。Exifファイルは、主画像のデータを格納する領域と、縮小画像(サムネイル画像)のデータを格納する領域とを有している。撮影によって取得された主画像のデータから画素の間引き処理その他の必要なデータ処理を経て、規定サイズ(例えば、160×120又は80×60ピクセルなど)のサムネイル画像が生成される。こうして生成されたサムネイル画像は、主画像とともにExifファイル内に書き込まれる。また、Exifファイルには、撮影日時、撮影条件、顔検出情報等のタグ情報が付属されている。
記録メディア27は、デジタルカメラ10に着脱自在なxDピクチャカード(登録商標)、スマートメディア(登録商標)に代表される半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等、種々の記録媒体である。
メディアコントローラ26は、圧縮伸張処理回路23によって圧縮処理された各画像データを、記録メディア27に記録する。一方、デジタルカメラ10が再生モードに設定されると、記録メディア27に記録されている画像データはメディアコントローラ26を介して読み出され、この読み出された画像データの圧縮データは、圧縮伸張処理回路23を介して非圧縮のYUVデータに伸張される。
伸張されたYUVデータは、ビデオエンコーダ24によって表示用の信号形式に変換されて画像表示装置124に出力される。これにより、画像表示装置124には記録メディア27に記録されている画像が表示される。また、ビデオエンコーダ24は、前述のように画像表示装置124にスルー画像を表示されることも可能である。
AE/AWB検出回路30は、CPU12からの指令に従い、入力された画像信号からAE制御及びAWB制御に必要な物理量を算出する。たとえば、AE制御に必要な物理量として、1画面を複数のエリア(たとえば16×16)に分割し、分割したエリアごとにR、G、Bの画像信号の積算値を算出する。CPU12は、このAE/AWB検出回路152から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。そして、算出した撮影EV値と所定のプログラム線図から絞り値とシャッタ速度を決定する。また、AWB制御に必要な物理量として、1画面を複数のエリア(例えば、16×16)に分割し、分割したエリアごとにR、G、Bの画像信号の色別の平均積算値を算出する。CPU12は、得られたRの積算値、Bの積算値、Gの積算値から分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、求めたR/G、B/Gの値のR/G、B/Gの色空間における分布等に基づいて光源種判別を行う。そして、判別された光源種に適したホワイトバランス調整値に従って、たとえば各比の値がおよそ1(つまり、1画面においてRGBの積算比率がR:G:B≒1:1:1)になるように、ホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランス補正値)を決定する。
AF検出回路31は、CPU12からの指令に従い、入力された画像信号からAF制御に必要な物理量を算出する。本実施の形態のデジタルカメラ10では、CCD15から得られる画像のコントラストによりAF制御が行われ(いわゆるコントラストAF)、AF検出回路31は、入力された画像信号から画像の鮮鋭度を示す焦点評価値を算出する。CPU12は、このAF検出回路31で算出される焦点評価値が極大となる位置を検出し、その位置にフォーカスレンズ群を移動させる。すなわち、フォーカスレンズ群を至近から無限遠まで所定のステップで移動させ、各位置で焦点評価値を取得し、得られた焦点評価値が最大の位置を合焦位置として、その位置にフォーカスレンズ群を移動させる。
XYZ軸加速度センサ32は、三次元方向を同時に測定できる加速度センサであり、デジタルカメラ10のXYZ方向の加速度を検出することにより、安定したパンニングを検出する。なお、デジタルカメラ10におけるXYZ軸は、図1に示すように定義する。即ち、被写体にレンズを向けた状態で、右方向をX軸の+方向、上方向をY軸の+方向、及び被写体に近づく方向をZ軸の+方向とする。また、パンニングとは、デジタルカメラ10のX方向の移動のことを指す。
図4(a)は、半導体基板201に形成されたXYZ軸加速度センサ32を示し、図4(b)は、図4(a)で示したXYZ軸加速度センサ32を片持ち構造として加工したところを示した図である。
図4(a)に示すように、半導体基板201に、肉厚のおもり部202、たわみ部203が形成され、たわみ部203には、X成分加速度検出用ピエゾ抵抗素子RX1〜RX4、Y成分加速度検出用ピエゾ抵抗素子RY1〜RY4、及びZ成分加速度検出用ピエゾ抵抗素子RZ1〜RZ4が配置されている。
各ピエゾ抵抗素子は、ピエゾ効果により圧力を受けると抵抗値が変化する。図5に示すように、X軸、Y軸、Z軸方向毎にブリッジ回路を構成することによりこの抵抗値の変化を検出し、XYZ軸の加速度を検出する。例えば、図4(b)に示すように、XYZ軸加速度センサ32を固定部204に片持ちに固定した状態でX軸方向に加速度がかかると、ピエゾ抵抗素子RZ1〜RZ4の抵抗値は変化せず、ピエゾ抵抗素子RX1、RX3、RY1、RY4の抵抗値は増加し、ピエゾ抵抗素子RX2、RX4、RY2、RY3の抵抗値は減少する。この抵抗値の変化を図5に示すブリッジ回路で検出することにより、X軸方向の加速度を検出することができる。
なお、本発明においては、三次元方向を同時に測定可能な加速度センサでなく、一次元のみを測定可能な加速度センサを3つ組み合わせて三次元方向を測定してもよい。また、手振れ補正用の加速度センサを搭載している場合は、これを共用してもよい。
次に、本実施の形態のデジタルカメラ10における立体撮影モードについて説明する。図6は、立体撮影モードにおける動作について示したフローチャートである。
ユーザは、モード選択スイッチ126を操作することにより、デジタルカメラ10を立体撮影モードに設定することができる。デジタルカメラ10は、立体撮影モードに設定されると、レリーズボタン116を半押しされている間、一定時間間隔で連続して本撮影を行う。ユーザは、立体撮影モードにおいて、レリーズボタン116を半押しした状態でカメラをパンニングしながら被写体の撮影を行う。デジタルカメラ10は、連写した画像から最も立体視画像に適した2枚組みの画像を選択して記録する。
デジタルカメラ10は、立体撮影モードに設定され、レリーズボタン116が半押しされたと判断すると(ステップS1)、最初にパンニングが行われているか否かの判定を行う(ステップS2)。
ここで、本実施の形態におけるデジタルカメラ10のパンニングの判定について、図7を用いて説明する。図7は、パンニング判定処理の動作を示すフローチャートである。
まず、XYZ軸加速度センサ32を用いてXYZの各方向の加速度を検出する(ステップS21)。XYZ軸加速度センサ32は、デジタルカメラ10の電源がONされた時点で静止状態であると仮定してゼロ点調整を行い、その後、XYZの各方向の加速度を検出する。この検出した加速度をXYZ軸毎に積分し、XYZ軸毎の速度を算出する(ステップS22)。そして、算出した速度を基に、X軸の速度が所定値以上であり、かつY軸及びZ軸の速度が所定値未満であるか否かの判定を行う(ステップS23)。ここで、X軸の速度の所定値とY軸及びZ軸の速度の所定値は、同じ値でもよいし異なる値でもよく、適宜決定すればよい。
この条件に該当しない場合は、フレーミング等のパンニング以外の操作が行われていると判断し(ステップS25)、パンニング判定処理を終了する。該当する場合は、さらに、XYZの各軸の加速度が所定値未満か否かについて判定を行う(ステップS24)。XYZ軸のいずれかの加速度が所定値以上の場合は、不安定なパンニングが行われていると判断し(ステップS26)、パンニング判定処理を終了する。また、XYZの各軸の加速度が所定値未満の場合には、安定したパンニングが行われていると判断し(ステップS27)、処理を終了する。
パンニングが行われているか否かの判定が終了したら、パンニング速度を算出し(ステップS3)、本撮影を行い、撮影時刻、パンニング判定結果、速度ベクトル、及び加速度の絶対値の積分値を画像データと共にVRAM28に記憶する(ステップS4)。なお、加速度の絶対値の積分値とは、前回の撮影から今回の撮影までの間における、加速度の積分値である。
さらに、所定の時間間隔t0で本撮影が行われるように、レリーズボタン116の半押し状態が解除されるまでステップS2〜ステップS4を繰り返す。
図8は、レリーズボタン116が半押しされてから、半押しが解除されるまでにおける、デジタルカメラ10のX軸方向の加速度及び速度、及びY軸、Z軸方向の加速度の変化の一例を示した図である。また、図9は、各撮影画像のタグに記録されたメタデータを示している。
デジタルカメラ10は、この間に時間間隔t0で5回の本撮影を行っている。画像1の撮影時には、X軸方向の速度がなく停止しているため、前述したパンニング判定は、図7のステップS23においてNO判定となり、パンニング以外と判断される。従って、画像1のファイルのタグには、図9に示すように、撮影時刻がT、パンニング判定がパンニング以外、速度ベクトルが(0、0、0)、加速度絶対値の積分値が0、と記録される。加速度絶対値の積分値は、画像1には直前の撮影が無いため、0が記録される。
画像1の本撮影後、X軸方向にαの加速度が時間t1の間発生し、その結果X軸方向の速度がVとなっている。画像1の本撮影から時間t0が経過後、画像2の本撮影が行われる。このときX軸方向の速度はVxが検知され、またXYZ軸方向の加速度が所定値未満であるため、パンニング判定は、安定したパンニングと判定される。従って、画像2のファイルのタグには、図9に示すように、撮影時刻がT+t0、パンニング判定が安定パンニング、速度ベクトルが(V、0、0)、加速度絶対値の積分値がαX・to、と記録される。
画像2の本撮影からさらに時間t0が経過後、画像3の本撮影が行われる。図8に示すように、このt0の間にはX軸、Y軸、Z軸方向とも加速度の変化が無くパンニングが継続している。従って、画像3のファイルのタグには、図9に示すように、撮影時刻がT+2・t0、パンニング判定が安定パンニング、速度ベクトルが(V、0、0)、加速度絶対値の積分値が0と記録される。
画像3の本撮影からさらに時間t0が経過後、画像4の本撮影が行われる。図8に示すように、このt0の間にはX軸方向の加速度の変化はないが、画像4の本撮影の時間t2前に、Y軸方向に加速度αが発生している。従って、画像4のファイルのタグには、図9に示すように、撮影時刻がT+3・t0、パンニング判定が不安定パンニング、速度ベクトルが(V、V、0)、加速度絶対値の積分値がα・t2と記録される。
画像4の本撮影から時間t0が経過後、画像5の本撮影が行われる。この間、X軸方向に−αの加速度が時間t1の間発生し、その結果X軸方向の速度が0となっている。また、Y軸方向の加速度がαから−αに切替わった後、画像5の本撮影と同時に0に戻っている。画像5の本撮影時にはX軸方向に速度が検知されず、またXYZ軸方向の加速度も所定値未満であるため、パンニング判定は、パンニング以外と判定される。従って、画像5のファイルのタグには、図9に示すように、撮影時刻がT+4・t0、パンニング判定がパンニング以外、速度ベクトルが(0、0、0)、加速度絶対値の積分値がα・t0+α、t0と記録される。
このように画像5の本撮影を行った後、レリーズボタン116の半押し状態が解除されたため、立体撮影を終了する。
ステップS1において、レリーズボタン116の半押しが解除されたと判断すると、一連の連写画像の中から安定パンニング中に撮影された画像を抽出する(ステップS5)。画像の抽出は、VRAM28に記録された画像の中から、パンニング判定が安定パンニングである画像を抽出することにより行なう。さらに、抽出された画像の中から、画像の撮影位置のずれが、人間の両眼距離L程度(およそ10cm弱)である画像の2枚組みを作成する(ステップS6)。ここで、画像の撮影位置のずれは、撮影間隔時間t0及び安定パンニング時の速度Vから算出する。図9に示すように、この撮影の例では、画像2と画像3がこの要件を備える画像2枚組みとなる。なお、この画像の2枚組は、連続して撮影された画像でなくてもよい。
次に、作成された画像2枚組みの中から、最も滑らかにパンニングがされている2枚組みを最も立体画像に適切な2枚組みとして抽出する(ステップS7)。滑らかにパンニングがされているか否かは、加速度の絶対値の積分値により判断する。図9の例では、画像2と画像3の間の加速度の絶対値の積分値は0である。
さらに、最も立体画像に適切な2枚組みの撮影において、パンニングが右方向か否かを判定する(ステップS8)。本実施の形態においては、図1に示すようにデジタルカメラ10を被写体に向けて構えた状態で左から右へパンニングした場合をX軸方向の+方向と定義しているので、X軸方向の速度が+Vである図9の例では、右方向のパンニングと判断できる。
パンニングが右方向であると判断した場合は、最も立体画像に適切な2枚組みの先に撮影を行なった画像を左目側画像、後に撮影を行った画像を右目側画像として記録メディア27に記録する(ステップS10)。逆に、パンニングが左方向であると判断した場合は、最も立体画像に適切な2枚組みの先に撮影を行なった画像を右目側画像、後に撮影を行った画像を左目側画像として記録メディア27に記録する(ステップS11)。
図10は、同一画像ファイルに2枚の画像が連結された画像ファイルのデータ構造を模式的に示す図である。従来のデジタルカメラのファイルが2つ連結した構造となっており、最初に右目側画像ファイル、次に左目側画像ファイルが記録されている。図10に示すように、画像ファイルは、右目側画像のデータの先頭を示すマーカSOI(Start of Image)の格納領域、右目側画像用のタグ情報格納領域APP1、右目側画像の画像データ(JPEGデータ)の格納領域、右目側画像のデータの終了を示すマーカEOI(End of Image)の格納領域、左目側画像のデータの先頭を示すマーカSOI(Start of Image)の格納領域、左目側画像用のタグ情報格納領域APP1、左目側画像の画像データ(JPEGデータ)の格納領域、左目側画像のデータの終了を示すマーカEOI(End of Image)の格納領域を含んでいる。
右目側画像用及び左目側画像用のタグ情報格納領域APP1は、APP1マーカ領域、長さ情報領域、Exif識別情報領域、Tiffヘッダ領域、IFD0領域、Exif IFD領域、DPS IFD領域、互換IFD領域、IFD1領域(サムネイルIFD領域)、及びサムネイル画像データ領域とを含んでいる。
また、図11に示すように、2枚の画像を別の画像ファイルに記録することもできる。従来のデジタルカメラと同様のフォルダ構造であり、右目側画像の画像ファイルにはDSCF0001.JPGのような奇数番号をつけ、その1つ大きいコマ番号(DSCF0002.JPG)を対応する左目側画像とし、記録メディア27内の同一のフォルダに記録する。
記録メディア27への画像の記録が終了すると、画像表示装置124に撮影が終了した旨を表示し(ステップS11)、立体撮影を終了する。
このように、連写中における安定したパンニングを検出し、立体画像に最も適切な画像を記録することにより、両眼による視差を用いた立体画像を得ることができる。なお、本実施の形態においては、図1に示すX軸方向の移動をパンニングと定義したが、デジタルカメラ10を縦位置に構えたことを検出する手段を設け、縦位置に構えた場合にY軸方向をパンニングと定義して、Y軸方向の安定パンニングを検出するように構成してもよい。このように構成することで、デジタルカメラ10を縦位置に構えて撮影した場合であっても、立体画像を得ることが可能となる。
また、本実施の形態においては、連続して撮影した静止画から立体画像に最も適切な画像を選択したが、動画を撮影し、撮影した動画の各フレームから立体画像に最も適切な画像を選択してもよい。
<第2の実施の形態>
図12は、デジタルカメラ10の第2の実施の形態のブロック図である。図3に示す第1の実施の形態のブロック図とは、XYZ軸角速度センサ33を備えたところが異なる。
XYZ軸角速度センサ33は、振動体に働く慣性力(コリオリの力)から角速度を検出する振動ジャイロセンサであり、三次元方向を同時に測定できるように構成されている。図1に示すX軸を中心とした回転の速度をX軸角速度、Y軸を中心とした回転の速度をY軸角速度、Z軸を中心とした回転の速度をZ軸角速度として出力する。このように、デジタルカメラ10のXYZ方向の角速度を検出することにより、安定したパンニングを検出する。
なお、本発明においては、三次元方向を同時に測定可能な角速度センサでなく、一次元のみを測定可能な角速度センサを3つ組み合わせて三次元方向を測定してもよい。また、角速度を検出する方法は、力学的な慣性を利用したものに限らず、例えば光学的な干渉を利用したものでもよい。また、角速度を検出するものでなくとも、デジタルカメラ10の角度の変化を検出できるものであればよい。手振れ補正用の角速度センサを登載している場合は、これを共用してもよい。
次に、第2の実施の形態のデジタルカメラ10における立体撮影モードについて説明する。図13は、立体撮影モードにおける動作について示したフローチャートである。なお、図6に示すフローチャートと共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第1の実施の形態と同様に、デジタルカメラ10は、立体撮影モードに設定されると、レリーズボタン116を半押しされるだけで本撮影を行う。
デジタルカメラ10は、立体撮影モードに設定され、レリーズボタン116が半押しされたと判断すると(ステップS1)、最初にパンニングが行われているか否かの判定を行う(ステップS2)。
ここで、本実施の形態におけるデジタルカメラ10のパンニングの判定について、図14を用いて説明する。図14は、パンニング判定処理の動作を示すフローチャートである。なお、図7に示すフローチャートと共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
まず、XYZ軸加速度センサ32を用いてXYZの各方向の加速度を検出する(ステップS21)。この検出した加速度をXYZ軸毎に積分し、XYZ軸毎の速度を算出する(ステップS2)。そして、算出した速度を基に、X軸の速度が所定値以上であり、かつY軸及びZ軸の速度が所定値未満であるか否かの判定を行う(ステップS23)。
この条件に該当しない場合は、フレーミング等のパンニング以外の操作が行われていると判断し(ステップS25)、パンニング判定処理を終了する。該当する場合は、さらに、XYZの各軸の加速度が所定値未満か否かについて判定を行う(ステップS24)。XYZ軸のいずれかの加速度が所定値以上の場合は、不安定なパンニングが行われていると判断し(ステップS26)、パンニング判定処理を終了する。
ここで、XYZの各軸の加速度が所定値未満の場合には、XYZ軸の角速度が所定値未満か否かを判定する(ステップS41)。XYZ軸の角速度については、XYZ軸角速度センサ33により検出を行う。XYZ軸角速度センサ33は、XYZ軸加速度センサ32と同様に、デジタルカメラ10の電源がONされた時点で静止状態であると仮定してゼロ点調整を行い、その後、XYZの各方向の角速度を検出する。XYZ軸のいずれかの角速度が所定値以上の場合は、不安定なパンニングが行われている判断し(ステップS26)、パンニング判定処理を終了する。XYZ軸の角速度が所定値未満の場合は、安定したパンニングが行われていると判断し(ステップS27)、処理を終了する。
パンニングが行われているか否かの判定が終了したら、パンニング速度を算出し(ステップS3)、本撮影を行い、撮影時刻、パンニング判定結果、速度ベクトル、加速度の絶対値の積分値、及び角速度の絶対値の積分値を画像データと共にVRAM28に記憶する(ステップS31)。なお、角速度の絶対値の積分値とは、前回の撮影から今回の撮影までの間における、角速度の積分値である。
さらに、所定の時間間隔t0で本撮影が行われるように、レリーズボタン116の半押し状態が解除されるまでステップS2〜ステップS31を繰り返す。
図15は、レリーズボタン116が半押しされてから、半押しが解除されるまでにおける、デジタルカメラ10のX軸方向の加速度及び速度、YZ軸方向の加速度、及びXYZ軸方向の角速度の変化の一例を示した図である。また、図16は、各撮影画像のタグに記録されたメタデータを示している。
第1の実施の形態と同様に、デジタルカメラ10は、レリーズボタン116が半押しされている間に、時間間隔t0で5回の本撮影を行っている。画像1の撮影時には、X軸方向の速度がなく停止しているため、前述したパンニング判定は、パンニング以外と判断される。従って、画像1のファイルのタグには、図16に示すように、撮影時刻がT、パンニング判定がパンニング以外、速度ベクトルが(0、0、0)、加速度絶対値の積分値が0、角速度絶対値の積分値が0と記録される。
画像1の本撮影後、X軸方向にαの加速度が時間t1の間発生し、その結果X軸方向の速度がVとなっている。画像1の本撮影から時間t0が経過後、画像2の本撮影が行われる。このときX軸方向の速度はVxが検知され、またXYZ軸方向の加速度が所定値未満であるため、パンニング判定は、安定したパンニングと判定される。従って、画像2のファイルのタグには、図16に示すように、撮影時刻がT+t0、パンニング判定が安定パンニング、速度ベクトルが(V、0、0)、加速度絶対値の積分値がαX・to、角速度絶対値の積分値が0と記録される。
画像2の本撮影からさらに時間t0が経過後、画像3の本撮影が行われる。図15に示すように、このt0の間にはX軸、Y軸、Z軸方向とも加速度、角速度の変化が無くパンニングが継続している。従って、画像3のファイルのタグには、図16に示すように、撮影時刻がT+2・t0、パンニング判定が安定パンニング、速度ベクトルが(V、0、0)、加速度絶対値の積分値が0、角速度絶対値の積分値が0と記録される。
画像3の本撮影からさらに時間t0が経過後、画像4の本撮影が行われる。図15に示すように、画像4の本撮影の時間t2前に、Y軸方向に角速度βが発生している。従って、画像4のファイルのタグには、図16に示すように、撮影時刻がT+3・t0、パンニング判定が不安定パンニング、速度ベクトルが(V、V、0)、加速度絶対値の積分値が0、角速度絶対値の積分値がβ・t2と記録される。
画像4の本撮影から時間t0が経過後、画像5の本撮影が行われる。この間、X軸方向に−αの加速度が時間t1の間発生し、その結果X軸方向の速度が0となっている。また、Y軸方向の角速度がβから−βに切替わった後、画像5の本撮影と同時に0に戻っている。画像5の本撮影時にはX軸方向に速度が検知されず、またXYZ軸方向の加速度も所定値未満であるため、パンニング判定は、パンニング以外と判定される。従って、画像5のファイルのタグには、図16に示すように、撮影時刻がT+4・t0、パンニング判定がパンニング以外、速度ベクトルが(0、0、0)、加速度絶対値の積分値がα・t0+α、t0、角速度絶対値の積分値がβ・(2・t1−t2)と記録される。
このように画像5の本撮影を行った後、レリーズボタン116の半押し状態が解除されたため、立体撮影を終了する。
ステップS1において、レリーズボタン116の半押しが解除されたと判断すると、一連の連写画像の中から安定パンニング中に撮影された画像を抽出する(ステップS5)。画像の抽出は、VRAM28に記録された画像の中から、パンニング判定が安定パンニングである画像を抽出することにより行なう。さらに、抽出された画像の中から、画像の撮影位置のずれが、人間の両眼距離L程度(およそ10cm弱)である画像の2枚組みを作成する(ステップS6)。ここで、画像の撮影位置のずれは、撮影間隔時間t0及び安定パンニング時の速度から算出する。図16に示すように、この撮影の例では、画像2と画像3がこの要件を備える画像2枚組みとなる。なお、この画像の2枚組は、連続して撮影された画像でなくてもよい。
次に、作成された画像2枚組みの中から、最も滑らかにパンニングがされている2枚組みを最も立体画像に適切な2枚組みとして抽出する(ステップS32)。滑らかにパンニングがされているか否かは、加速度の絶対値の積分値、及び角速度の絶対値の積分値により判断する。図16の例では、画像2と画像3の間の加速度の絶対値の積分値、及び角速度の絶対値の積分値は共に0である。
さらに、最も立体画像に適切な2枚組みについて、パンニング方向に基づいて左目側画像と右目側画像を決定する(ステップS8〜S10)。記録メディア27への画像ファイルの記録については、第1の実施の形態と同様である。
記録メディア27への画像の記録が終了すると、画像表示装置124に撮影が終了した旨を表示し(ステップS11)、立体撮影を終了する。
このように、連写中における安定したパンニングを検出し、立体画像に最も適切な画像を記録することにより、両眼による視差を用いた立体画像を得ることができる。
第1の実施の形態や第2の実施の形態のデジタルカメラ10において、連続して撮影を行い、撮影時刻、パンニング判定、速度ベクトル、及び加速度絶対値の積分値、さらに、第2の実施の形態のデジタルカメラ10の場合には角速度絶対値の積分値を、撮影した画像と共に記録メディア27に記録するだけでもよい。このように記録された画像ファイル群について、パソコン等を用いて最適な2枚の画像組を抽出することにより、両眼による視差を用いた立体画像を得ることが可能になる。
<第3の実施の形態>
図17は、デジタルカメラ10の第3の実施の形態のブロック図である。図3に示す第1の実施の形態のブロック図とは、XYZ軸加速度センサ32の代わりにフレーム相関演算回路34を備えたところが異なる。
フレーム相関演算回路34は、動画のフレーム間の差分からフレーム相関を算出し、主要被写体のX軸方向、Y軸方向の動きを検出する回路である。また、フレーム相関から移動被写体の有無を検出することが可能である。
次に、第3の実施の形態のデジタルカメラ10における、立体画像作成モードについて説明する。図18は、立体画像作成モードにおける動作について示したフローチャートである。なお、図6に示すフローチャートと共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
まず、立体画像を作成するための動画ファイルを選択し、全てのフレームについて処理が終了したか否かを判定する(ステップS51)。デジタルカメラ10は、記録メディア27に記録されている動画ファイルを用いて、立体画像を作成することが可能である。
全てのフレームについて処理が終了していない場合は、まだ処理を行っていないフレームのうち先頭のフレームを1枚再生する(ステップS52)。動画のフレームの再生は、記録メディア27に記録されている動画データをメディアコントローラ26を介して読み出し、この読み出された画像データの圧縮データを圧縮伸張処理回路23を介して非圧縮のYUVデータに伸張することにより行う。
次に、直前フレームとの相関によるXY軸方向の動きを検知する(ステップS53)。ここでは、フレーム相関演算回路34が、現在処理を行っているフレームデータと、最後に処理を行なった直前のフレームデータとの相関を演算し、フレーム内の相関が最も高い部分の動きをXY軸方向の動きとして検知する。そして、この検知したXY軸方向の動きに基づいて、パンニング判定を行う(ステップS54)。
ここで、本実施の形態におけるデジタルカメラ10のパンニングの判定について、図19を用いて説明する。図19は、パンニング判定処理の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS53で算出したXY軸方向の動きから、XY軸方向の画面移動量を算出する(ステップS61)。
図20、図21は動画の連続するフレームの画像の一例を示す図であり、ともに(a)は直前フレームを、(b)は現在のフレームを示している。図20、図21に示すように、フレーム内の相関が最も高い部分に基づいてXY軸方向の移動量を算出する。
さらに、この検出した画面移動量と動画のフレームレートから、XY軸方向の移動速度微分値を算出する(ステップS62)。そして、算出した画面移動量を基に、X軸方向の移動量が所定値以上であり、かつY軸方向の移動量が所定値未満であるか否かの判定を行う(ステップS63)。
この条件に該当しない場合は、フレーミング等のパンニング以外の操作が行われていると判断し(ステップS65)、パンニング判定処理を終了する。該当する場合は、さらに、XY軸の各方向の移動速度微分値が所定値未満か否かについて判定を行う(ステップS64)。XY軸方向のいずれかの移動速度微分値が所定値以上の場合は、不安定なパンニングが行われていると判断し(ステップS66)、パンニング判定処理を終了する。また、XY軸方向の移動速度微分値が所定値未満の場合には、安定したパンニングが行われていると判断し(ステップS67)、処理を終了する。
パンニング判定が終了したら、安定パンニングが終了したか否かについて判定する(ステップS55)。即ち、これまで連続して安定パンニング判定があり、さらに今回の判定において安定パンニングではない判定がされたか否かを判定する。
この条件に該当しない場合は、ステップS51に戻り、同様の処理を繰り返す。安定パンニングが終了したと判断した場合は、これまで処理をしたフレームの中から安定パンニング中に撮影された部分を抽出する(ステップS5)。さらに、抽出されたフレームの中から、相関性が最も高く、時間的に最も離れている2枚組を、最も立体画像に適切な2枚組みとして抽出する(ステップS56)。ここで、図21に示すように、直前フレームに存在していた被写体が現在フレームでは消失している場合については、フレーム内に移動被写体が存在するためにフレーム間の相関性が低いと判断する。
さらに、抽出した最も立体画像に適切な2枚組みについて、パンニング方向に基づいて左目側画像と右目側画像を決定して記録する(ステップS8〜S10)。記録メディア27への画像ファイルの記録については、第1の実施の形態と同様であり、動画ファイルとは別に静止画ファイルとして記録する。
左目側画像及び右目側画像の記録が終了したら、安定パンニング終了と判断したフレームの次のフレームから動画フレーム再生を再開し(ステップS57)、動画ファイルの終端と判定されるまで処理を繰り返す(ステップS51)。
図22は、立体画像作成モードにおいて選択された動画ファイルの各フレームにおける、フレーム相関演算回路34により算出されたX軸移動速度、X軸移動速度微分値、Y軸移動速度、及びY軸移動速度微分値の一例を示した図である。なお、移動速度については、前述した移動量とフレームレートから算出している。
図22において、フレーム1〜5においては、X軸方向及びY軸方向の速度がなく停止しているため、前述したパンニング判定は、パンニング以外と判断される。
フレーム6〜8においては、X軸の移動速度の変化が検知される。また、このX軸移動速度の変化からX軸移動速度微分値が算出される。この間においては、Y軸移動速度は所定値未満であるがX軸移動速度微分値が所定値以上であるため、不安定パンニングと判定される。
フレーム9〜14においては、X軸移動速度が一定であり、Y軸移動速度及びX軸移動速度微分値が所定値未満であるため、安定パンニングと判定される。
フレーム15〜17においては、Y軸に移動速度の変化が発生しており、この移動速度の変化からY軸移動速度微分値が算出される。従って、X軸移動速度は一定であるが、所定値以上のY軸移動速度微分値が検知されるため、不安定パンニングと判定される。
フレーム18〜20においては、X軸の移動速度の変化が検知され、この移動速度の変化からX軸移動速度微分値の変化が検知される。また、Y軸の移動速度の変化も発生しており、Y軸移動速度微分値も検知されるため、これらの移動速度微分値が所定値以上のため、不安定パンニングと判定される。
フレーム21〜23においては、X軸方向及びY軸方向の速度がなく停止しているため、パンニング以外と判定される。
このような動画ファイルについて、立体画像作成モードの処理を行うと、フレーム15におけるステップS54のパンニング判定で、不安定パンニングと判定される。フレーム9〜14のパンニング判定が安定パンニングであるため、次のステップS55の安定パンニングが終了したか否かの判定においてYESと判定され、ステップS5に移行する。
ステップS5では、安定パンニング中に撮影されたフレームとして、フレーム9〜14が抽出される。さらに、ステップS56において、フレーム9〜14の中から、相関性が最も高く、時間的に最も離れている2枚組が最も立体画像に適切な2枚組みとして抽出される。ここでは、フレーム9とフレーム14が抽出される。
さらに、フレーム9の画像とフレーム14の画像について、パンニング方向に基づいて左目側画像と右目側画像が決定され、記録メディア27へ記録される。
このように、撮影した動画データから安定したパンニングを検出し、立体画像に最も適切な画像を記録することにより、両眼による視差を用いた立体画像を得ることができる。
第1の実施の形態において、加速度センサを用いずに、本実施の形態と同様に画像の相関から連写中における安定したパンニングを検出し、立体画像に最も適切な画像を記録し、両眼による視差を用いた立体画像を得ることも可能である。
図1は、デジタルカメラ10を正面から見た斜視図である。 図2は、デジタルカメラ10を背面から見た斜視図である。 図3は、デジタルカメラ10の第1の実施の形態のブロック図である。。 図4は、XYZ軸加速度センサ32について示した図である。 図5は、X軸、Y軸、Z軸方向毎のブリッジ回路を示す図である。 図6は、立体撮影モードにおける動作について示したフローチャートである。 図7は、パンニング判定の動作を示すフローチャートである。 図8は、デジタルカメラ10のX軸方向及びY軸方向の加速度及び速度の変化の一例を示した図である。 図9は、各撮影画像のタグに記録された情報を示した図である。 図10は、同一画像ファイルに2枚の画像が連結された画像ファイルのデータ構造を模式的に示す図である。 図11は、2枚の画像を別の画像ファイルに記録した場合のデータ構造を示す図である。 図12は、デジタルカメラ10の第2の実施の形態のブロック図である。 図13は、立体撮影モードにおける動作について示したフローチャートである。 図14は、パンニング判定処理の動作を示すフローチャートである。 図15は、デジタルカメラ10のX軸方向及びY軸方向の加速度及び速度の変化の一例を示した図である。 図16は、各撮影画像のタグに記録された情報を示した図である。 図17は、デジタルカメラ10の第3の実施の形態のブロック図である。 図18は、立体画像作成モードにおける動作について示したフローチャートである。 図19は、パンニング判定処理の動作を示すフローチャートである。 図20は、動画の連続するフレームの画像の一例を示す図である。 図21は、動画の連続するフレームの画像の一例を示す図である。 図22は、各フレームにおける、X軸移動速度、X軸移動速度微分値、Y軸移動速度、及びY軸移動速度微分値の一例を示した図である。
符号の説明
10…デジタルカメラ、12…CPU、15…CCD、22…画像信号処理回路、23…圧縮伸張処理回路、27…記録メディア、32…XYZ軸加速度センサ、33…XYZ軸角速度センサ、34…フレーム相関演算回路、116…レリーズボタン、124…画像表示装置、126…モード選択スイッチ、201…半導体基板、202…おもり部、203…たわみ部、RX1〜RX4…X成分加速度検出用ピエゾ抵抗素子、RY1〜RY4…Y成分加速度検出用ピエゾ抵抗素子、RZ1〜RZ4…Z成分加速度検出用ピエゾ抵抗素子、

Claims (13)

  1. 被写体を画像データに変換する撮像手段と、
    安定したパンニングを検出するパンニング検出手段と、
    1回の撮影指示動作において所定の時間間隔で連続して複数の静止画の撮影を行う連続撮影手段と、
    前記パンニング検出手段によって安定したパンニングが検出されている期間に撮影された複数の静止画の中から立体視画像に最も適した2枚の画像組を抽出する画像抽出手段と、
    前記最も適した2枚の画像組を記録する記録手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記画像抽出手段は、人体の両眼間隔に近い間隔で撮影された2枚組みの画像組みの中から立体視画像に最も適した2枚の画像組を抽出することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記連続撮影手段は、動画を撮影する手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 前記1回の撮影指示動作は、シャッタレリーズボタンの継続した半押し動作であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の撮影装置。
  5. 前記撮影装置に作用する加速度を検知する加速度センサを備え、前記パンニング検出手段は前記加速度センサの出力値が所定値未満のパンニング期間を安定したパンニングとして検出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の撮影装置。
  6. 前記撮影装置の角度を検知する角度検出手段を備え、前記パンニング検出手段は前記角度検出手段により検出された角度の変化が所定値未満のパンニング期間を安定したパンニングとして検出することを特徴とする請求項5に記載の撮影装置。
  7. 前記複数の静止画の相関を検知する手段を備え、前記パンニング検出手段は前記複数の静止画の相関に基づいて安定したパンニングを検出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の撮影装置。
  8. 前記画像抽出手段は、前記複数の静止画の各画像の相関に基づいて移動する物体が存在する画像を除外することを特徴とする請求項7に記載の撮影装置。
  9. 前記記録手段は、前記抽出された立体視画像に最も適した2枚の画像組におけるパンニングが右方向の場合には先に撮影された画像を左目用画像、後に撮影された画像を右目用画像として記録し、前記パンニングが左方向の場合には先に撮影された画像を右目用画像、後に撮影された画像を左目用画像として記録することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の撮影装置。
  10. 一定時間間隔で連続的に撮影された複数の静止画を取得する取得手段と、
    前記複数の静止画の各画像の相関から安定したパンニングを検出するパンニング検出手段と、
    前記パンニング検出手段によって安定したパンニングが検出された期間の複数の静止画の中から立体視画像に最も適した2枚の画像組を抽出する画像抽出手段と、
    前記最も適した2枚の画像組を記録する記録手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  11. 前記一定時間間隔で連続的に撮影された複数の静止画は動画であることを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記画像抽出手段は、前記複数の静止画の各画像の相関に基づいて移動する物体が存在する画像を除外することを特徴とする請求項10又は11に記載の画像処理装置。
  13. 被写体を画像データに変換する撮像手段と、
    安定したパンニングを検出するパンニング検出手段と、
    1回の撮影指示動作において所定の時間間隔で連続して複数の静止画の撮影を行う連続撮影手段と、
    前記複数の静止画と該複数の静止画を撮影したときの撮影時刻及び前記パンニング検出手段の検出結果を関連付けて記録する記録手段と、を備えた撮影装置と、
    前記記録手段に記録された前記複数の静止画を撮影したときの撮影時刻及び前記パンニング検出手段の検出結果に基づいて、前記複数の静止画の中から立体視画像に最も適した2枚の画像組を抽出する画像抽出手段と、
    前記最も適した2枚の画像組を記録する記録手段と、を備えた画像処理装置と、
    を有することを特徴とする撮影システム。
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