JP5511893B2 - スタータ - Google Patents
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Description
また、このような手段では、撓んだピニオン押込みスプリング11が戻る際にも、エアダンパー効果を発揮してしまい、戻り時間が長くなるという問題があった。
以下、この発明の実施の形態1を図1および図2に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
スタータは、図1に示すように、回転力を発生するモータ1と、このモータ1で発生した回転力を減速する減速機構部2と、減速機構部2により減速された回転力を後述するオーバーランニングクラッチ3へ伝達する出力軸2aと、この出力軸2aにヘリカルスプライン嵌合によって軸方向に摺動自在に支持され、回転力の一方向のみを伝達するオーバーランニングクラッチ3と、内燃機関を始動するためのリングギア4に回転力を伝えるピニオン3aとを備えている。
オーバーランニングクラッチ3はシフトレバー5と回転自在に連結されており、シフトレバー5の反対側は電磁スイッチ6のフック7に連結されている。
更に、スタータは減速機構部2、オーバーランニングクラッチ3、シフトレバー5などを内包するフロントブラケット23を備えている。
このとき、ピニオン3aとリングギア4の軸方向の端面が当接すると噛合することができないが、プランジャ14は更にピニオン押込みスプリング11を撓ませながらコア側16へ移動し接点を閉じる。
接点が閉じることでモータ1は回転力を発生し減速機構部2を介して、ピニオン3aがリングギア4の端面上を歯合が可能な位置まで回転し、歯合することできる。
また、プランジャ14の勢いを低減するために、例えばコイル9に通電する電流を下げて電磁力を低減すると、ピニオン押込みスプリング11の意図しない撓みを低減することは可能となるが、今度は電磁力がスプリング荷重に負けて接点を閉じることができなくなる危険性が高まる。即ち、噛合うことができなくなる。
従って、第1の空隙21>第2の空隙22の状態では、磁束の一部は補助コア20を通ってプランジャ14を迂回してコア16へ流れるので電磁力を低減するように働き、第1の空隙21<第2の空隙22の状態では、補助コア20がプランジャ14のピニオン押込みスプリング11を内包する付近の狭くなった磁路面積を補うように磁束が流れるので、電磁力が増大するように働く。
この発明の実施の形態2を図3および図4に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
上述した実施形態1との構造の相違は、ピニオン3aがオーバーランニングクラッチ3と軸方向に前後自在に摺動できるようにスプライン嵌合をなし、一端をストッパ3cによって規制され、もう一端をリングギア4側に付勢する方向に荷重を発生するピニオンスプリング3bを備えていることにある。
このピニオンスプリング3bの荷重は、ピニオン押込みスプリング11の荷重よりも小さく設定され、電磁スイッチ6によってピニオン3aがリングギア4に押し付けられた場合は、ピニオンスプリング3bが優先的に撓むように設定されている。
このとき、ピニオン3aとリングギア4の軸方向の端面が当接すると噛合することができず、ピニオン3aはリングギア4の軸方向の端面で移動を規制さされてしまう。しかし、この発明の実施の形態2における構造であれば、ピニオンスプリング3bが撓むことで、オーバーランニングクラッチ3はリングギア4側へ前進することができる。
このとき、出力軸2aとオーバーランニングクラッチ3とはヘリカルスプライン嵌合されているのでオーバランニングクラッチ3は回転を伴った前進動作となる。この回転はピニオン3aにも伝達されるので、結果、ピニオン3aはピニオンスプリング3bによる押込み力と合せて、リングギア4に歯合する動作を得ることができる(第一段階の噛合い)。
更に、この動作によっても歯合することができなかった場合は、更にプランジャ14はピニオン押込みスプリング11を撓ませながらコア側16へ移動し接点を閉じる。接点が閉じることでモータ1は回転力を発生し減速機構部2を介して、ピニオン3aがリングギア4の端面上を歯合が可能な位置まで回転し、歯合することできる(第二段階の噛合い)。この二段階の歯合手段により歯合をより確実にすることができる。
更に、この噛合い手段では、必然的に上述した実施の形態1よりも図4に示す区間B’の長さを大きく設定する必要があり、意図せぬピニオン押込みスプリング11の撓みを低減して、この噛合い手段を成立させることは困難である。
また、プランジャ14の勢いを低減するために、例えばコイル9に通電する電流を下げ
て電磁力を低減すると、ピニオン押込みスプリング11の意図しない撓みを低減することは可能となるが、今度は電磁力がスプリング荷重に負けて接点を閉じることができなくなる危険性が高まる。即ち、噛合うことができなくなる。
3 オーバーランニングクラッチ 3a ピニオン
3b ピニオンスプリング 3c ストッパ 4 リングギア
5 シフトレバー 6 電磁スイッチ 8 ケース
9 コイル 10 ボビン 11 ピニオン押込みスプリング
12 シャフト 12a 可動接点 13 カバー
13a 固定接点 14 プランジャ 16 コア
20 補助コア 21 第1の空隙 22 第2の空隙
Claims (3)
- 回転力を発生するモータと、前記モータの回転力を伝達する出力軸と、前記出力軸に前後自在にヘリカルスプライン嵌合され、内燃機関を始動するためのリングギアに回転力を伝えるピニオンと、前記リングギアと前記ピニオンを歯合させるための推力を発生させ、前記モータの接点を開閉する電磁スイッチと、前記電磁スイッチの推力を前記出力軸に伝達して前記ピニオンを軸方向に移動させるシフトレバーと、前記電磁スイッチと前記出力軸の間に配設され、前記ピニオンを前記リングギアに歯合させるための荷重を発生するピニオン押込みスプリングと、前記電磁スイッチの外郭をなし磁気回路を形成するケースと、前記ケースの一端側に固定されたコアと、前記コアの対向面と第1の空隙を介して対向し、電磁力の発生に伴い、前記コア側へ吸引されるプランジャと、前記コア及び前記プランジャの一部を取り囲むように前記ケース内に配置され、コイルが巻回されるボビンと、前記ボビンの一部内径側で前記プランジャと接触しない位置に配設され、前記プランジャから前記第1の空隙を介して前記コアに向かう磁束の一部を分流する略円筒状の補助コアと、前記プランジャの外周側と前記補助コアとの間および前記プランジャと対向する前記コアの外周側に形成される第2の空隙とを備え、前記第2の空隙は前記ピニオンと前記リングギアとが当接したときの前記第1の空隙とおおよそ等しく設定し、前記第1の空隙>前記第2の空隙のときは電磁力を低減し、前記第1の空隙<前記第2の空隙のときは電磁力を増大することを特徴とするスタータ。
- 前記ピニオンは前記リングギア方向へ付勢するピニオンスプリングが設けられ、前記ピニオンが前記リングギアに噛合うことなく、互いの軸方向の端面が衝突した状態から前記接点が閉じる前に、前記ピニオンスプリングを撓ませながら前記ピニオンが前進するに伴い、前記ヘリカルスプラインによって前記ピニオンが回転できるように設定され、この回転と前記ピニオンスプリングの付勢によっても噛合することを特徴とする請求項1に記載のスタータ。
- 前記ピニオンスプリングが撓み切った状態での前記第1の空隙と前記第2の空隙とはおおよそ等しく設定されていることを特徴とする請求項2に記載のスタータ。
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