JP5510136B2 - 定電圧回路 - Google Patents

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Description

本発明は、ツェナーダイオードを用いた定電圧回路に関する。
ツェナーダイオードに適正な電流を流すことにより生成されるツェナー電圧を利用した定電圧回路(特許文献1参照)は、バンドギャップリファレンスやオペアンプを用いた定電圧回路に比べ簡易な構成となり、ICチップにおけるレイアウトサイズも小さくなる。図9(a)は、この定電圧回路をハイサイド出力回路に組み合わせて構成した簡易電源である。定電圧回路1は、電源線2、3間に直列に接続された定電流回路4、ダイオード5およびツェナーダイオード6から構成されており、そこで生成される定電圧Vcは出力回路7に与えられている。出力回路7は、定電圧回路1から見た負荷の一部であって、ダーリントン接続されたトランジスタ8、9と抵抗10、11から構成されている。
定電流回路4は、ツェナー電流の供給とトランジスタ8へのベース電流の供給を担うため、少なくとも、ツェナー電圧を確立するために必要な電流と、出力回路7の最大出力電流Iomaxを出力回路7の電流増幅率で除して得られるトランジスタ8のベース電流Ibmaxとを合わせた電流Iaを出力する必要がある。しかし、この構成では、出力回路7の出力電流Ioが減少するに従ってトランジスタ8のベース電流Ibも減少し、負荷が低消費電力動作状態(例えばスタンバイ動作状態)となったときには定電流回路4のほぼ全出力電流をツェナーダイオード6に流すことになる。このため、ツェナーダイオード6の素子サイズを大きく設計してその許容損失を高める必要がある。さらに、低負荷時であっても定電圧回路1に大きな電流Iaが流れるので、低消費電力化を目指す上での障害となる。
これに対し、図9(b)に示すように、低消費電力動作状態でトランジスタ8に供給する微小なベース電流とツェナー電圧を確立するのに必要なツェナー電流Ia1を出力する定電流回路4aと、上記最大負荷時のベース電流Ibmax以上の電流Ia2を出力する定電流回路4bと、負荷が低消費電力動作状態となったときに定電流回路4bの出力電流を遮断するスイッチ13とを備えた定電圧回路12を採用することが考えられる。
この構成であれば、負荷が低消費電力動作状態のときにツェナーダイオード6に流れる電流をIa1まで低減することができる。しかしながら、通常動作状態(非スタンバイ動作状態)では負荷の減少に伴い依然としてベース電流Ibmax以上の電流がツェナーダイオード6に流れる可能性があるため、ツェナーダイオード6のサイズ自体を低減することはできない。その結果、一般に素子サイズに応じて定まるツェナー電圧確立に必要なツェナー電流(定電流回路4aの出力電流Ia1)を十分に低減することはできない。
ツェナーダイオード6のサイズ低減については、図9(c)に示す定電圧回路14とすることが考えられる。これは、ツェナーダイオード6の後段にコレクタ接地されたトランジスタ15を新たに設け、トランジスタ8のベース電流Ibのツェナーダイオード6への影響を低減するものである。すなわち、負荷が低消費電力動作状態において、定電流回路4bからツェナーダイオード6に流れ込む電流は、電流Ia2をトランジスタ15の電流増幅率で除した電流となるため、図9(a)、(b)に示すものに比べればツェナーダイオード6のサイズを低減することができる。ただし、この構成では、定電流回路4aからトランジスタ8にベース電流を供給することができないため、負荷が低消費電力動作状態となったときでも定電流回路4bの出力電流を遮断することはできない。
特開2005−190111号公報(図6)
例えば、スタンバイ動作状態のまま長期間放置される可能性のある車載電子機器では、スタンバイ動作状態での消費電流(暗電流)は極めて厳しく制限されており、上述した何れの定電圧回路1、12、14も採用することができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ツェナー電圧に基づく定電圧動作を維持する構成において、負荷が低消費電力動作状態となったときに自らの消費電流も十分に低減可能な定電圧回路を提供することにある。
請求項1に記載した手段によれば、第1の定電圧ユニットは、第1のツェナーダイオードとその第1のツェナーダイオードの素子サイズに応じた電流を出力する第1の定電流回路と、主として負荷に対し電流を出力する第2の定電流回路とを有している。第1の定電流回路は、第1のツェナーダイオードにツェナー電流を流して定電圧を生成する。第2の定電流回路は、出力ノードから負荷に対し必要な電流を出力する。第2の定電圧ユニットは、第2のツェナーダイオードと、その第2のツェナーダイオードの素子サイズに応じた電流を出力する第3の定電流回路とを有している。第3の定電流回路は、第2のツェナーダイオードにツェナー電流を流して定電圧を生成するとともに、出力ノードから負荷に対し必要な電流を出力する。一般に、ツェナーダイオードの素子サイズが大きくなるほど、安定したツェナー電圧を生成するのに必要なツェナー電流は大きくなる。従来は、既述の通り1つの定電圧ユニットを備え、最大負荷電流を流せるように許容損失の大きいツェナーダイオードを採用したため、電流が無駄に流れ、或いはツェナー電圧確立の必要からツェナー電流を十分に低減しきれなかった。
これに対し、本手段は、上記2種類(第1、第2)の定電圧ユニットの中から各種類の定電圧ユニットを任意の数だけ選んで組み合わせた複数の定電圧ユニットを備えている。各定電圧ユニットの第1または第2のツェナーダイオードの素子サイズは、負荷の各動作状態(例えば通常動作状態や低消費電力動作状態など負荷が必要とする電流を決定付ける状態)に基づいて、当該各動作状態における負荷への出力電流(負荷が必要とする電流)に対応して互いに異なっている。そして、複数の定電圧ユニットのうち少なくとも1つは、第1、第2の定電流回路または第3の定電流回路の出力電流を通断電可能な開閉回路を備えている。
この構成により、例えば負荷が通常動作状態であって負荷への出力電流が大きい場合には、その出力電流に応じた大きい素子サイズのツェナーダイオードを有する定電圧ユニットAの開閉回路を閉じて電流を流す。これにより、負荷に対して定電圧を維持しつつ必要な電流を出力でき、負荷変動により負荷への出力電流が減少してツェナー電流が増えたとしてもツェナーダイオードの損失がその許容損失を超えることはない。
一方、例えば負荷がスタンバイ動作状態などの低消費電力動作状態であって負荷への出力電流が小さい場合には、定電圧ユニットAの開閉回路を開いて電流を遮断し、よりサイズの小さいツェナーダイオードを有する定電圧ユニットBから負荷に電流を流す。定電圧ユニットBのツェナーダイオードの素子サイズはより小さいため、ツェナー電圧を確立するためにその定電流回路が出力する電流も小さくて済む。
このように負荷の動作状態に応じてツェナーダイオードの素子サイズとツェナーダイオードに流す電流とを切り替えることにより、負荷が低消費電力動作状態となったときに定電圧ユニットAに流れる不必要な電流を遮断し、定電圧回路全体としての消費電流を低減し、より小さい電流で安定した定電圧動作を維持することができる。
さらに、定電圧ユニットの出力ノード間には電流制限回路または逆流阻止回路を備えている。そのため、2以上の定電圧ユニットが同時に定電圧動作を行っている時に、それぞれが生成する定電圧の違いにより定電圧ユニット相互間に流れる電流を制限または阻止することができ、各定電圧ユニットを構成する素子を過大な電流から保護するとともに、相互干渉によるツェナー電圧の変動を防止することができる。
請求項2に記載した手段によれば、負荷の動作状態に応じて負荷に出力すべき電流が小さくなるほど、第1または第2のツェナーダイオードの素子サイズがより小さい定電圧ユニットまたは第2または第3の定電流回路の出力電流がより小さい定電圧ユニットにその第1、第2の定電流回路または第3の定電流回路の電流を流し、その定電圧ユニットに定電圧出力動作をさせる。この切り替えは、各定電圧ユニットの開閉回路を開閉制御することにより選択的に行う。すなわち、負荷に出力すべき電流に見合った電流出力能力を持つ定電圧ユニット(1つだけとは限らない)を選択し、その第1、第2の定電流回路または第3の定電流回路の出力電流を通電状態に制御するとともに、非選択の定電圧ユニットについてはその第1、第2の定電流回路または第3の定電流回路の出力電流を断電状態に制御する。これにより、負荷の動作状態に合わせて、定電圧回路全体の消費電流を段階的に増減することができる。
請求項3に記載した手段によれば、第1または第2のツェナーダイオードの素子サイズが最小の定電圧ユニットまたは第2または第3の定電流回路の出力電流が最小の定電圧ユニットは、負荷が最小の低消費電力動作状態となったときに定電圧動作するものである。また、その他の定電圧ユニットが定電圧動作するときに同時に定電圧動作を維持しても、定電圧回路全体としては消費電流増大の影響は比較的小さくなる。そこで、上記最小の定電圧ユニットについてはその第1、第2の定電流回路または第3の定電流回路の出力電流を常時通電状態にする。これにより、当該定電圧ユニットに係る開閉回路が不要となり、構成素子数およびレイアウトサイズを低減できる。
請求項4に記載した手段によれば、第2または第3の定電流回路から出力ノードを介して負荷に必要な電流が流れ、負荷に流しきれない余剰電流はコレクタ接地のトランジスタを介して接地線に流れる。このとき、コレクタ電流の(1/直流電流増幅率)倍のベース電流が第1または第2のツェナーダイオードに流れてツェナー電圧が生成される。つまり、ツェナーダイオードに流れる電流は、負荷変動に応じて最大でも定電流回路の出力電流の(1/直流電流増幅率)倍に抑えられるので、負荷が必要とする電流の割にツェナーダイオードの許容損失ひいては素子サイズを低減できる。
請求項5に記載した手段によれば、第1の定電圧ユニットについて、第2の定電流回路は、上述した請求項4記載の第2または第3の定電流回路と同様に作用する。一方、トランジスタのベースを挟んで第1のツェナーダイオードと直列に接続された第1の定電流回路は、ツェナー電圧を確立するために必要且つ十分な電流を流す。これにより、当該定電圧ユニットは、負荷変動にかかわらず、より安定したツェナー電圧を生成することができる。
請求項6に記載した手段によれば、第2の定電圧ユニットについて、第3の定電流回路から出力ノードを介して負荷に必要な電流が流れ、負荷に流しきれない余剰電流は直接第2のツェナーダイオードに流れる。この構成では、負荷変動に応じて第3の定電流回路の全電流が第2のツェナーダイオードに流れ込む可能性があり、既述したように単独の定電圧ユニットだけでは負荷の低消費電力動作状態において無駄な電流を低減することができない。本手段は、素子サイズの異なるツェナーダイオードとそれに応じた電流を出力する定電流回路を有する複数の定電圧ユニットを備え、負荷の動作状態に応じて定電圧動作に寄与する電流を切り替えるので、特に低負荷状態における定電圧回路の消費電流を低減することができる。
第1の実施形態を示す電源回路の構成図 ツェナーダイオードの断面図 ツェナーダイオードの素子サイズを実質的に変更する手段を示す図 第2の実施形態を示す図1相当図 第3の実施形態を示す図1相当図 第4の実施形態を示す図1相当図 第5の実施形態を示す図1相当図 第6の実施形態を示す図1相当図 従来技術を示す電源回路の構成図
各実施形態において実質的に同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。また、各実施形態に示す電流値は作用の理解を容易にするための例示であって、この電流値に限定されるものと解釈してはならない。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態について図1ないし図3を参照しながら説明する。図1は、車両のECU(Electronic Control Unit)において、高い電圧精度を必要としない各種回路に用いられるハイサイド型の簡易電源回路である。この電源回路21は、定電圧回路22と、この定電圧回路22の出力電圧Vcを基準電圧として動作する出力回路23とから構成され、電源用ICとして形成されている。出力回路23は、定電圧回路22から見た負荷の一部であって、図9に示したものと同様に、電源線2と出力端子24との間にダーリントン接続されたトランジスタ8、9および抵抗10、11から構成されている。
定電圧回路22は、2つの定電圧ユニット25、26と、これら定電圧ユニット25、26の各出力ノードN1、N2間に接続された電流制限回路としての抵抗27から構成されている。このうち定電圧ユニット25は、電源線2、3間に直列に接続された第1の定電流回路28と第1のツェナーダイオード29、および電源線2、3間に出力ノードN1を挟んで直列に接続された第2の定電流回路30とPNP形トランジスタ31から構成された第1の定電圧ユニットである。トランジスタ31のコレクタは電源線3に接地されており、ベースはツェナーダイオード29のカソードに接続されている。
第1、第2の定電流回路28、30の出力電流はツェナーダイオード29の素子サイズに応じた電流に設定されている。第1の定電流回路28は、ツェナーダイオード29がツェナー電圧を生成するために必要且つ十分なツェナー電流を供給するもので例えば10μAに設定されている。一方、第2の定電流回路30は、主としてトランジスタ8にベース電流を供給するもので例えば20μAに設定されている。出力ノードN1の電圧Vcは、ツェナーダイオード29のツェナー電圧+Vf(トランジスタ31のベース・エミッタ電圧)となる。
定電圧ユニット26は、電源線2、3間に直列に接続された第3の定電流回路32とスイッチ33とPNP形トランジスタ34、トランジスタ34のベースと電源線3(接地線)との間に直列に接続された第2のツェナーダイオード35とNPN形トランジスタ36、および電源線2、3間に直列に接続された定電流回路37とスイッチ38と抵抗39から構成された第2の定電圧ユニットである。トランジスタ34のエミッタは出力ノードN2とされ、コレクタは電源線3に接地されている。定電流回路32は、ツェナーダイオード35がツェナー電圧を生成するために必要且つ十分なツェナー電流とトランジスタ8のベース電流を供給するもので、ツェナーダイオード35の素子サイズに応じた電流例えば10mAに設定されている。
ところで、車両のECUは、イグニッション系電源がオフされるなどして所定の条件が成立すると、車載バッテリの消耗を抑えるために消費電流が極めて小さいスタンバイ動作状態(低消費電力動作状態)に移行し、その後起動条件が成立すると消費電流の大きい通常動作状態に移行する。定電圧回路22は定電圧電源として常に定電圧出力を継続する必要があるが、出力回路23のトランジスタ8が必要とするベース電流は、通常動作状態では最大で10mA程度であるのに対し、スタンバイ動作状態では最大でも20μA程度にまで低下する。そのため、スタンバイ動作状態では、この出力電流を供給するのに必要且つ十分な程度にまで定電圧回路22の消費電流(暗電流)を制限することが必要となる。
そこで、定電圧ユニット26は、ECUが通常動作状態にある期間だけ定電圧出力動作をし、スタンバイ動作状態では定電圧出力動作を停止する。すなわち、スイッチ33、38は、ECUが通常動作状態にあることを条件としてマイコン(図示せず)からの制御信号によりオンとなり、これによりトランジスタ36がオンしてツェナーダイオード35にツェナー電圧が生成される。このとき、出力ノードN2の電圧Vcは、トランジスタ36のコレクタ・エミッタ間電圧+ツェナーダイオード35のツェナー電圧+Vf(トランジスタ34のベース・エミッタ電圧)となる。定電流回路37、スイッチ33、38、抵抗39およびトランジスタ36は、定電流回路32の出力電流を通断電可能な開閉回路40として機能する。一方、定電圧ユニット25は、開閉回路を備えていないため、常にツェナー電圧を生成して定電圧出力動作を行う。
つまり、定電圧ユニット25の定電流回路30は、定電圧ユニット26が定電圧動作を停止するスタンバイ動作状態のときに、出力回路23が必要とする小さい電流(20μA)を出力すればよい。そして、定電流回路30からツェナーダイオード29に流れる電流は、最大でも、電源回路21の負荷低下によりトランジスタ8のベース電流がゼロになったときに定電流回路30の出力電流の(1/トランジスタ31の直流電流増幅率)倍の電流となる。従って、ツェナーダイオード29は、このトランジスタ31のベース電流と、ツェナー電圧を確立するために定電流回路28から流れ込む電流(10μA)とに基づいて、許容損失および素子サイズを非常に小さく設定することができる。
一方、定電圧ユニット26の定電流回路32は、通常動作状態のときに出力回路23が必要とする大きい電流(10mA)を出力する能力を有している。この場合、定電流回路32からツェナーダイオード35に流れる電流は、電源回路21の負荷低下によりトランジスタ8のベース電流がゼロになったときに定電流回路32の出力電流の(1/トランジスタ34の直流電流増幅率)倍の電流となる。従って、ツェナーダイオード35は、このトランジスタ34から流れ込む比較的大きいベース電流に基づいて、定電圧ユニット25のツェナーダイオード29と比較して許容損失および素子サイズを大きく設定する必要がある。
なお、本実施形態では、ツェナーダイオード35に流れ込むトランジスタ34のベース電流だけでツェナー電圧を確立できることから、定電圧ユニット25の定電流回路28に相当する定電流源は設けていない。しかし、トランジスタ34のベース電流が不足して安定したツェナー電圧を確立し難い場合には、電源線2とツェナーダイオード35との間に定電流回路を設けることが好ましい。
このように、定電圧回路22を構成する2つの定電圧ユニット25、26のツェナーダイオード29、35は、出力回路23への出力電流の大きさに応じて互いに異なる素子サイズに形成されている。
図2は、SOI基板に形成したツェナーダイオード29、35の断面構造を示している。SOI層を構成するn-型基板41と支持基板(図示せず)は、埋込絶縁膜42を介して接合されている。n-型基板41には所定深さのp+型不純物層43が形成され、このp+型不純物層43を囲むようにトレンチ44が形成されている。トレンチ44は、p+型不純物層43よりも深く設けられ、その内壁部に形成された絶縁膜45の内側にn+型ドープトポリシリコン46が埋め込まれている。トレンチ44の下部には、n+型ドープトポリシリコン46に接してn+型不純物層47が形成されている。n-型基板41表面の層間絶縁膜48には、コンタクトホール49を通してn+型ドープトポリシリコン46と電気的に接続されたカソード電極50が形成され、コンタクトホール51を通してp+型不純物層43と電気的に接続されたアノード電極52が形成されている。
この構造では、p+型不純物層43の下面とn-型基板41との接触部全体でツェナー降伏が生じる。従って、ツェナーダイオード29のセルサイズ特に上記接触部の面積をツェナーダイオード35よりも小さく形成することにより、ツェナーダイオード29の許容損失およびツェナー電圧確立に必要なツェナー電流をツェナーダイオード35のそれよりも小さく設定することができる。また、図3に示すように、小サイズのセルとして形成されたツェナーダイオードの並列接続数を変えることで、実質的に上記接触部の面積を変えることができ、所望の素子サイズを実現できる。
以上説明したように、本実施形態の電源回路21に採用された定電圧回路22は、それぞれ互いに異なる素子サイズを持つツェナーダイオード29、35を有する2つの定電圧ユニット25、26を備えている。そして、ECUの動作状態に応じて、ECUが通常動作状態のときには定電圧ユニット25、26がともに選択されて定電圧動作を行い、ECUがスタンバイ動作状態のときには定電圧ユニット25だけが選択されて定電圧動作を行う。
定電圧ユニット25の定電流回路30は、スタンバイ動作状態でトランジスタ8が必要とするベース電流に相当する微小な定電流を出力し、しかも定電流回路30とツェナーダイオード29との間にはバッファとして作用するトランジスタ31が設けられている。そのため、負荷の変動により上記ベース電流がゼロになった場合でも定電流回路30からツェナーダイオード29に流れ込む電流は非常に小さくなり、ツェナーダイオード29の素子サイズを低減できる。その結果、ツェナー電圧を確立するために定電流回路28が出力する電流も非常に小さくでき、従来の定電圧回路と比較してスタンバイ動作状態における定電圧回路22の消費電流(暗電流)を各段に小さく抑えることができる。
一方、定電圧ユニット26の定電流回路32は、通常動作状態でトランジスタ8が必要とする比較的大きなベース電流を出力するので、それに応じてツェナーダイオード35の素子サイズも大きく設定される。このとき、定電圧ユニット25には定電流回路28、30の電流が流れ続けるが、これら定電流回路28、30の出力電流は定電流回路32の出力電流に比べれば十分に小さいので、通常動作状態において定電圧回路22の消費電流を増大させることへの影響は小さい。むしろ、通常動作状態で定電流回路28、30の出力電流を断電するスイッチを省略できるため、定電圧回路22の構成素子数およびIC化する上でのレイアウトサイズを低減できる利点がある。
このように、本実施形態では、負荷の動作状態に応じて、定電圧を生成するツェナーダイオードの素子サイズとツェナーダイオードに流す電流とを切り替えるので、スタンバイ動作状態となったときに定電圧ユニット26に流れる不必要な電流を遮断し、定電圧回路22全体としての消費電流(暗電流)を低減し、より小さい電流で安定した定電圧動作を維持することができる。
ところで、ツェナーダイオード29と35のツェナー電圧を等しく設定しても、定電圧ユニット26で作られる定電圧は、定電圧ユニット25で作られる定電圧に比べトランジスタ36の飽和電圧VCE(sat)だけ高くなる。こうした電圧の不一致に備えて、定電圧ユニット25、26の出力ノードN1、N2間には抵抗27が接続されている。これにより、通常動作状態で定電圧ユニット25、26が同時に定電圧動作を行っても、定電圧ユニット25、26相互間に流れる電流を小さく制限することができる。その結果、定電圧ユニット25、26を構成する素子を過大な電流から保護できるとともに、電流の相互干渉によるツェナー電圧の変動を防止することができる。
なお、実際に定電圧ユニット26が動作する通常動作状態では、出力回路23の出力電流が大きく、配線抵抗による電圧降下が生じることから、上記トランジスタ36の飽和電圧VCE(sat)の影響はこの電圧降下と相殺され、目標とする定電圧からのずれは結果的に小さくなると考えられる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図4を参照しながら説明する。電源回路61の定電圧回路62は、第1の実施形態で説明した定電圧回路22のスイッチ33、38を、それぞれトランジスタ63、64で構成したものである。トランジスタ63、64の各ベースは、それぞれ抵抗65、66を介してトランジスタ67に接続されている。定電流回路37、トランジスタ36、63、64、67および抵抗39、65、66により開閉回路68が構成されている。
ECUがスタンバイ動作状態から通常動作状態に移行するのに先立って、マイコン(図示せず)からトランジスタ67に入力される切替信号S2がHレベルとされ、定電圧ユニット26が定電圧動作を開始する。また、ECUが通常動作状態からスタンバイ動作状態に移行した後に、切替信号S2がLレベルとされ、定電圧ユニット26が定電圧動作を停止する。この構成によれば、電源線3を基準電位とする切替信号S2に基づいて、定電圧ユニット26を容易に選択的動作させることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について図5を参照しながら説明する。電源回路71の定電圧回路72は、定電圧ユニット25、26の各出力ノードN1、N2間に、電流制限回路としての抵抗27に替えて逆流阻止回路としてのダイオード73が接続されている。また、定電圧ユニット25の出力ノードN1とトランジスタ31との間には、ダイオード73を挿入したことによる定電圧ユニット25の出力電圧の低下を補償するため、ダイオード74が接続されている。
ダイオード73は、ツェナーダイオードの素子サイズが大きい方または定電流回路の出力電流値が大きい方の定電圧ユニット26から小さい方の定電圧ユニット25への電流を阻止する向きに設けられている。或いは、選択的に定電圧動作する定電圧ユニット26から常に定電圧動作する定電圧ユニット25への電流を阻止する向きに設けられている。これにより、定電圧ユニット25の各素子の損失を許容損失以下に抑え、相互干渉によるツェナー電圧の変動を抑えることができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態について図6を参照しながら説明する。上述した各実施形態では、素子サイズの小さいツェナーダイオード29を備えた定電圧ユニット25は開閉回路を持たず常に定電圧動作を行っていた。これに対し、本実施形態の電源回路81に採用した定電圧回路82は、素子サイズの小さいツェナーダイオード29を備えた第1の定電圧ユニット83にも、素子サイズの大きいツェナーダイオード35を備えた定電圧ユニット26と同様の開閉回路84を備えている。すなわち、定電流回路28、30にはそれぞれトランジスタ85、86が直列に接続されており、各ベースはそれぞれ抵抗87、88を介してトランジスタ89に接続されている。
ECUがスタンバイ動作状態から通常動作状態に移行するのに先立って、まずトランジスタ67に入力される切替信号S2がHレベルとされ、次にトランジスタ89に入力される切替信号S1がLレベルとされる。これにより、定電圧ユニット26だけに選択的に定電流が流れ定電圧動作を開始する。また、ECUが通常動作状態からスタンバイ動作状態に移行した後に、まず切替信号S1がHレベルとされ、次に切替信号S2がLレベルとされる。これにより、定電圧ユニット83だけに選択的に定電流が流れ定電圧動作を開始する。これら切替信号S1、S2は、例えばECUに設けられたマイコンから与えられる。
本実施形態によれば、ECUの動作状態に応じて定電圧ユニット83、26の何れか一方だけを選択的に動作させるので、上述した各実施形態に比べさらに通常動作状態における定電圧回路82全体の消費電流を低減することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態について図7を参照しながら説明する。この電源回路91の定電圧回路92も、第4の実施形態と同様に、ECUの動作状態に応じて定電圧ユニット25、26の何れか一方だけに選択的に定電流を流して定電圧動作させる。定電圧ユニット25、26の高電位側の電源線2a、2bは、トランジスタなどにより構成された開閉回路としての単極双投(SPDT)スイッチ93を介して電源線2に接続されている。この構成によっても第4の実施形態と同様の効果が得られる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態について図8を参照しながら説明する。この電源回路101は、定電圧回路102と出力回路23とから構成されている。定電圧回路102は、2つの定電圧ユニット103、104と電流制限回路としての抵抗27から構成されている。
定電圧ユニット103は、電源線2、3間に直列に接続された第3の定電流回路105、ダイオード106および第2のツェナーダイオード107から構成された第2の定電圧ユニットであり、ダイオード106のアノードが出力ノードN1とされている。定電流回路105は、ツェナーダイオード107にツェナー電流を供給するとともにトランジスタ8にベース電流を供給するもので、ツェナーダイオード107の素子サイズに応じた電流例えば30μAに設定されている。出力ノードN1の電圧Vcは、ツェナーダイオード107のツェナー電圧+Vf(ダイオード106の順方向電圧)となる。
一方、定電圧ユニット104は、電源線2、3間に直列に接続された第3の定電流回路108、スイッチ109、ダイオード110、第2のツェナーダイオード111およびスイッチ112から構成された第2の定電圧ユニットであり、ダイオード110のアノードが出力ノードN2とされている。スイッチ109、112は、本発明でいう開閉回路に相当する。定電流回路108は、ツェナーダイオード111にツェナー電流を供給するとともにトランジスタ8にベース電流を供給するもので、ツェナーダイオード111の素子サイズに応じた電流例えば10mAに設定されている。スイッチ109、112が閉じられると、出力ノードN2の電圧Vcは、ツェナーダイオード111のツェナー電圧+Vf(ダイオード110の順方向電圧)となる。
定電圧ユニット104は、ECUが通常動作状態にある期間だけスイッチ109、112を閉じて定電圧出力動作をし、スタンバイ動作状態では定電圧出力動作を停止する。一方、定電圧ユニット103は、開閉回路を備えていないため、常にツェナー電圧を生成して定電圧出力動作を行う。本実施形態の定電圧回路102は、上述した各実施形態のものと異なり、バッファとして作用するトランジスタ31、34を備えていない。そのため、電源回路101の負荷低下によりトランジスタ8のベース電流がゼロになると、定電流回路105、108の出力電流が全てツェナーダイオード107、111に流れる。従って、上述した各実施形態ほどにはツェナーダイオード107、111の素子サイズを低減できない。
しかし、2つの定電圧ユニット103、104の間でツェナーダイオード107、111の素子サイズおよび定電流回路105、108の電流値を相違させ、定電圧ユニット103、104を負荷状態に合わせて選択的に動作させるので、スタンバイ動作状態となったときに、定電圧回路102全体としての消費電流(暗電流)を低減し、より小さい電流で安定した定電圧動作を維持することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
上述した各実施形態では2つの定電圧ユニットを備えた構成について説明したが、定電圧ユニットの数は3以上であってもよい。この場合、複数の定電圧ユニットのうち少なくとも1つに、定電流回路の出力電流を通断電可能な開閉回路を備えればよい。
負荷の動作状態に応じて負荷に出力すべき電流(上記各実施形態ではトランジスタ8のベース電流)が小さくなるほど、ツェナーダイオードの素子サイズがより小さい定電圧ユニットまたは定電流回路の出力電流がより小さい定電圧ユニットにおける定電流回路の出力電流を選択的に通電状態に切り替えればよい。この場合、ツェナーダイオードの素子サイズがより大きい定電圧ユニットまたは定電流回路の出力電流がより大きい定電圧ユニットにおける定電流回路の出力電流を断電することが好ましい。ただし、複数の定電圧ユニットの中から常に1つだけを選択する通電制御に限られず、例えば3つの定電圧ユニットの中から2つを選択する通電制御としてもよい。
電流制限回路としての抵抗27と逆流阻止回路としてのダイオード73を直列に接続した構成を採用してもよい。また、抵抗27またはダイオード73は、各定電圧ユニットの出力ノードN1、N2と出力回路23の入力端(トランジスタ8のベース)との間にそれぞれ設けてもよい。
負荷への出力電流を直接検出する手段を備え、その検出した負荷電流に基づいて開閉回路を制御してもよい。
図面中、3は電源線(接地線)、22、62、72、82、92、102は定電圧回路、23は出力回路(負荷)、25、26、83、103、104は定電圧ユニット、27は抵抗(電流制限回路)、29、35、107、111はツェナーダイオード、28は第1の定電流回路、30は第2の定電流回路、32、105、108は定電流回路、40、68、84、93は開閉回路、31、34はトランジスタ、73はダイオード(逆流阻止回路)、109、112はスイッチ(開閉回路)、N1、N2は出力ノードである。

Claims (6)

  1. 負荷に対し定電圧で電流を出力する定電圧回路であって、
    第1のツェナーダイオードとその第1のツェナーダイオードの素子サイズに応じた電流を出力する第1の定電流回路と主として前記負荷に対し電流を出力する第2の定電流回路を有し、前記第1の定電流回路の出力電流を前記第1のツェナーダイオードに流して定電圧を生成するとともに、出力ノードから前記定電圧に応じた電圧で前記第2の定電流回路の出力電流を前記負荷に対し出力可能に構成された第1の定電圧ユニット、および第2のツェナーダイオードとその第2のツェナーダイオードの素子サイズに応じた電流を出力する第3の定電流回路を有し、前記第3の定電流回路の出力電流を前記第2のツェナーダイオードに流して定電圧を生成するとともに、出力ノードから前記定電圧に応じた電圧で前記第3の定電流回路の出力電流を前記負荷に対し出力可能に構成された第2の定電圧ユニットの2種類の定電圧ユニットの中から各種類の定電圧ユニットを任意の数だけ選んで組み合わせた複数の定電圧ユニットと、
    前記複数の定電圧ユニットの出力ノード間に接続された電流制限回路または逆流阻止回路とを備え、
    前記複数の定電圧ユニットがそれぞれ有する第1または第2のツェナーダイオードは互いに異なる素子サイズに形成され、前記複数の定電圧ユニットのうち少なくとも1つは、前記第1、第2の定電流回路または前記第3の定電流回路の出力電流を通断電可能な開閉回路を備え、前記負荷の動作状態に応じて定まる前記負荷への出力電流に基づいて前記開閉回路を制御することを特徴とする定電圧回路。
  2. 前記定電圧ユニットの開閉回路を制御することにより、前記負荷の動作状態に応じて前記負荷に出力すべき電流が小さくなるほど、前記第1または第2のツェナーダイオードの素子サイズがより小さい定電圧ユニットまたは前記第2または第3の定電流回路の出力電流がより小さい定電圧ユニットにおける前記第1、第2の定電流回路または前記第3の定電流回路の出力電流を選択的に通電状態に切り替えることを特徴とする請求項1記載の定電圧回路。
  3. 前記複数の定電圧ユニットのうち前記第1または第2のツェナーダイオードの素子サイズが最小のものまたは前記第2または第3の定電流回路の出力電流が最小のものは、その前記第1、第2の定電流回路または前記第3の定電流回路の出力電流が常時通電状態となっていることを特徴とする請求項1または2記載の定電圧回路。
  4. 前記定電圧ユニットは、前記出力ノードを挟んで前記第2または第3の定電流回路とコレクタ接地のトランジスタが直列に接続されており、このトランジスタのベースと接地線との間に前記第1または第2のツェナーダイオードが接続されていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の定電圧回路。
  5. 第1の定電圧ユニットは、前記出力ノードを挟んで前記第2の定電流回路とコレクタ接地のトランジスタが直列に接続されており、このトランジスタのベースを挟んで前記第1の定電流回路と前記第1のツェナーダイオードが直列に接続されていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の定電圧回路。
  6. 前記第2の定電圧ユニットは、前記出力ノードを挟んで前記第3の定電流回路と前記第2のツェナーダイオードが直列に接続されていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の定電圧回路。
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