JP5507369B2 - 光ファイバケーブル用スペーサの押出成形用ダイス、及び光ファイバケーブル用スペーサの製造方法 - Google Patents
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Description
この種の光ファイバケーブル用スペーサにおいては、ケーブル化した光ファイバの伝送損失を小さくするためには、光ファイバを収納するスペーサの溝表面が平滑であること、および各リブの強度が高いことが求められている。これを満たすには強度と表面平滑性のバランスをとることのできる専用の樹脂グレードが開発されており、特に成形時のゲル発生を抑制するための処方等が施されているため、一般的な樹脂に比べてかなり高価であり、また、生産速度の増速により表面平滑性が悪化する問題もあり、スペーサの製造コストを低減させる上において限界があった。
また、特許文献2には、機械的強度、形状安定性が要求される内層と、表面の平滑性が要求される表面層で、それぞれに好適な樹脂を選択することにより、スペーサ本体の平滑性、リブの機械的強度、断面形状の安定性を向上させることができる光ファイバ用スペーサの製造方法が提案されている。
さらに、特許文献3にはスペーサの溝をシャープに成型させるためのダイスが開示されており、外周面を形成するための外周ランドと、溝の側面を形成するための溝側面ランドと、溝の底面を形成するための突起先端部とを備え、溝側面ランドが中心線に近い位置において、外周部ランドのランド長よりも長いランド部を有する押出し成形ダイスが提案されている。
一方、特許文献1には、機械的強度、形状安定性が要求される内層と、表面の平滑性が要求される表面層で、それぞれに好適な樹脂を選択することにより、スペーサ本体の平滑性、リブの機械的強度、断面形状の安定性を向上させることができる光ファイバ用スペーサの製造方法が提案されている。
また、スペーサに異なる樹脂を併用する方法として、特許文献2には、予備被覆させた抗張力線を押出機に挿通し、その外周に本体用熱可塑性樹脂を付着させてスペーサを形成させ、二層構造ダイリップ先端側のランド途中で着色用樹脂を合流させる事で識別用着色部を付与し、収納溝の識別を可能にしたスペーサの製造方法が提案されている。
さらに、特許文献3には、識別用着色部として、光ファイバ心線収納用半円状溝の特定の溝に識別用着色部を施したスペーサ形光ファイバケーブルが提案されている。
また、特許文献2に記載の光ファイバ用スペーサの製造方法は、表面のみの平滑性を向上させる樹脂原料を吐出させるために2層ヘッドダイを用い、樹脂原料も2種類必要であることから、コストがかかりスペーサの低コスト化の要請に応えることはできない。
さらに、特許文献3に記載の成形ダイス乃至成形方法は、溝の底付近の幅が狭まったり、溝が丸みを帯びてしまうことを防ぎ、シャープな矩形状溝を製造することが主目的であり、同文献記載の溝底形成用の溝底部ランドのランド長を短くするか、無くすることで溝底面の表面粗さを小さくするという内容は、表面平滑性向上のために溝形成ランドを長くするという本願発明とは技術思想が全く異なり示唆されるものはない。
また、特許文献4に記載のダイ出口の吐出方向に、回転方向に対応した傾斜(長手方向軸線に対して垂直の平面から測定した際、一定でない深さ)を有するダイが提案されているが、ダイ出口面において吐出される樹脂がダイの回転方向との関係で速度勾配が発生するので、それを緩和するため、ダイ出口に傾斜をつけ、薄いリブの場合であっても、リブが変形したり、傾斜倒れしたりするのを防ぐという技術思想であり、表面平滑性についての記載はなく、本願発明とは、技術思想が異なるものであり、本願発明が示唆乃至教示される内容の記載はない。
(1) 中央に抗張力線を配し、この抗張力線の周囲に複数の光ファイバテープ心線が収納される複数本の収納溝を備え、熱可塑性樹脂により本体被覆された光ファイバケーブル用スペーサを押出成形するためのダイスであって、
該ダイスは、
(i) 抗張力線を挿通可能な中央開口部と、
(ii) 該中央開口部から放射状に伸びスペーサのリブ形状及びリブ数に対応したリブ形成用開口部と、
(iii) 中央開口部側へ突出して隣り合う該リブ形成用開口部を画成し、且つスペーサの溝底及び溝側面を形成するため突起部を有し、
(iv) 該突起部は、ダイスの厚み方向における樹脂吐出面までの溝形成ランド部及び樹脂吐出面から延長された部分拘束ランド部を有し、
(v) 該部分拘束ランド部の長さが2〜25mmである、
ことを特徴とする光ファイバケーブル用スペーサの押出成形用ダイス。
(2) 中央に抗張力線を配し、この抗張力線の周囲に複数の光ファイバテープ心線が収納される複数本の収納溝を備えた熱可塑性樹脂製の光ファイバケーブル用スペーサの製造方法であって、
本体被覆用の熱可塑性樹脂が請求項1に記載の押出成形用ダイスの該部分拘束ランド部を通過する時間を0.003〜0.50秒として押出成形し、得られたスペーサの溝底部の中心線平均粗さRaを1.0μm以下としてなることを特徴とする光ファイバケーブル用スペーサの製造方法。
(3) 本体被覆用の熱可塑性樹脂がメルトインデックス(MI)0.3g/10分以下の高密度ポリエチレンである前記(2)に記載の光ファイバケーブル用スペーサの製造方法。
(4) 収納溝が矩形状又はU字状である前記(2)又は(3)に記載の光ファイバケーブル用スペーサの製造方法。
また、本発明の光ファイバケーブル用スペーサの製造方法は、光テープ心線収納溝の表面平滑性を向上するため、ダイス全体を増厚して溝形成ランド部を長くする場合に比べて、樹脂吐出時の背圧上昇を低く抑えることができ、溝内面の表面平滑性を良好に維持したまま、大きな吐出量を必要とする生産速度の増速にも対応でき、製造コストの低減に寄与できる。
本発明の光ファイバケーブル用スペーサの押出成形用ダイスは、図2に一例として6つの矩形状溝を有するスペーサを成形するためのダイス100の平面図を示すように、中央に樹脂吐出用の開口部10を有し、溶融押出機の成形用ヘッド部の先端に取り付けて使用される。樹脂吐出用の開口部10は、図1(A)に示す矩形状溝、同図(B)に示すU字状溝の横断面形状を例示するように、得ようとする光ファイバケーブル用スペーサの長手方向に垂直な横断面形状から、例えば被覆抗張力線3を除いた、すなわち本体樹脂による被覆部Sbの形状に対応したリブ及び溝底形状に樹脂の吐出が可能な開口部を有し、該開口部から溶融状の熱可塑性樹脂を押出しつつ、ダイスを回転して、所定のピッチの一方向螺旋状溝或いは交互に撚り方向が反転するいわゆるSZ螺旋状溝の本体被覆を行って、スペーサを成形するものである。
開口部10は、中央に溝底の内接円の直径Dcの広がりをもつ中央開口部11、6つリブ形成用開口部14、ダイスの基板19から中央開口部側へ突出して隣り合う該リブ形成用開口部を画成し、且つスペーサの溝底及び溝側面を形成するため突起部15を有している。突起部15のリブ外径部18側の根元の幅w1は、溝底を形成する突起部の先端16の幅w2より狭くなっており、これらの幅の差w2−w1や、突起部15の中心線Lpと例えばX−X'線間のなす角度θは、複数の突起部15間で必ずしも同じではなく、使用する熱可塑性樹脂の溶融粘度や、製造速度等に対応して、樹脂の粘弾性を考慮した設計値等に基づき個々の突起部ダイス形状が決定される。
また、リブ形成開口部には、リブ表面(外径)形成のためのリブ形成ランド部24が樹脂吐出面25迄形成されている。
部分拘束ランド部23を含まないダイスの厚みは、概ね15〜40mmである。
図4(B)は図4(A)におけるZ−Z'線矢視断面図を示しており、リブ部は既に樹脂吐出面25から離れ空気中にあり、未だ完全に固化はしていないのでリブ4'、リブ表面8'で表現している。
部分拘束ランド部の長さとは、樹脂吐出面25から吐出された以降において溝部が当該部分拘束ランド部と接触している長さを示し、部分拘束ランド部23の長さに相当する。この部分拘束ランド部の長さは、2mm〜25mmが好ましく、さらに好ましくは3mm〜20mmである。
部分拘束ランド部の長さが2mm未満では、溝底および溝側面の平滑性向上効果が認められず、一方25mm以上では突起最下流部の温度が低下し、または外気による影響を受け易くなるため、目的とする角溝およびU溝等の適切な溝形状及び溝表面状態に制御できない。
図5(B)は、図5(A)に示すV−V'線における矢視断面図であり、リブ4'は、溶融樹脂状であることを示している。
なお、スペーサの押出成形状態を示す図7(A)は、図7(B)のY−Y'線に相当する部位における縦断面図である。図7においては、1つのリブに1つのトレーサを設けた場合を示しているが、溝数が多い場合は複数のリブに本数の異なるトレーサを設ければよい。その場合は、トレーサ樹脂の流入側ダイスにおける着色樹脂Bの流路31a及び膨出部31bを、トレーサを設ける複数のリブに設け、対応する流出側ダイス32にも着色樹脂Bの流路を複数設ければよい。
また、図9(B)は、開口部40の下面図を示しており、前記同様溝形状がU字状であることに対応して突起部15がU字状である他は基本的に図3(B)に示した矩形状スペーサ用の成形ダイスと同様なので詳細な説明を省略する。
本発明の光ファイバケーブル用スペーサの製造方法は、既に説明した本発明の押出成形用ダイスを用い、該押出成形用ダイスの中央開口部に抗張力線を挿通し、この抗張力線の周囲に複数の光ファイバテープ心線が収納される複数本の収納溝を備えた本体被覆用の熱可塑性樹脂によって所定方向の螺旋状又は螺旋方向が交互に反転するいわゆるSZ状のスペーサを、溝底部及び溝側面部が規定の表面平滑状態になるようにする光ファイバケーブル用スペーサの製造方法である。
かかる表面状態を担保するため、本発明では、本体被覆用の熱可塑性樹脂が押出成形用ダイスの突起部に連続する部分拘束ランド部を通過する時間(以下、「部分拘束ランド部の通過時間」ということがある。)を0.003〜0.5秒として押出成形するところに特徴がある。
部分拘束ランド部の通過時間は、その成形時の作用から命名するならば、分子配向の緩和保持時間とも解釈されるが、分子配向についての確認は未だできていないので、本発明においては、部分拘束ランド部へ接触しつつ通過する時間として、「部分拘束ランド部の通過時間」と表現するものである。
この部分拘束ランド部の通過時間は、成形ダイス開口部の部分拘束用ランド部の長さ(mm)と、成形ダイスを通過させる抗張力線の速度すなわち成形速度(mm/秒)から次式で計算される。
部分拘束ランド部の通過時間(秒)=部分拘束ランド部の長さ(mm)/成形速度(mm/秒)
部分拘束ランド部の通過時間(秒)は、0.003秒〜0.5秒の範囲が好ましく、0.005秒〜0.4秒の範囲であることがさらに好ましい。
部分拘束ランド部の通過時間が0.003秒より短くなると表面平滑化の効果が薄れ、0.5秒を超えると、部分拘束ランド部で樹脂が冷却され過ぎて樹脂離れが悪くなり、表面平滑性が悪くなる。
また、抗張力線は、単鋼線の場合接着性樹脂で被覆し、当該接着性樹脂層の外周に、さらに、本出願人に係わる特公平4−81763に開示されているように、スペーサの断面において溝底間で形成される内接円(溝部のみなし外径)に対して所定の比の外径となるように予備被覆層を形成すれば、得られるスペーサの溝倒れ等の形状不良を回避できる。なお、予備被覆層は、溝底部を含むスペーサ形成樹脂(「本体被覆樹脂」ということがある。)と相溶性を有している樹脂からなることが特に望ましい。
本体被覆樹脂に高密度ポリエチレン(HDPE)を用いる場合は、予備被覆層の樹脂として、HDPE、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、接着性ポリエチレン等の各種変性ポリエチレン及びそれらの共重合体等を挙げることができる。
収納溝は抗張力線の長手方向に対して、Z方向又はS方向の螺旋撚り、或いはS方向とZ方向が交互の撚り方向のいわゆるSZ方向の螺旋撚りを有している。
溝幅は、収納するテープ心線により、溝深さは、一溝に積層収納するテープ心線数により決定される。1枚のテープ心線の厚みは通常0.25〜0.45mmであり、テープ心線の幅は4心のものが1.0〜1.2mm、8心のものが2.0〜2.3mmである。
前記載の溝の断面形状は、高密度光ファイバケーブルにおいて主に採用されている矩形状(角溝)が一般的であるが、U字状であってもよく、U字状溝は、SZの様に溝の撚り方が反転するものでは主流であり、高密度による溝数の増加によって、矩形状溝においては溝底における隣接溝との間隔いわゆるリブ厚が狭くなって強度低下が懸念されることから、例えば特開2000−241686号公報で提案されている。さらに、U字状の溝として、溝底部に防水テープを収納しその上部にテープ心線を収納するケーブル設計もあり、本発明の光ファイバケーブル用スペーサの溝形状は矩形状、U字状のいずれであってもよく、また、その他の溝形状であってもよい。
(1)メルトインデックス(MI)
JIS K6922−1に規定された方法に準じて、荷重21.18N、測定温度190℃で測定した。
(2)表面粗さ
スペーサの収納溝底部および収納溝側面の表面粗さは、JIS B 0601に準じ、5μmRのダイヤモンド触針にて、測定速度0.5mm/秒、カットオフ0.8mm、測定長2.4mm、縦倍率2000倍の条件で算術平均表面粗さ(Ra;単位μm)を測定した。Raは収納溝底部を3点、収納溝側面を6点測定し、それぞれの最大値を測定値として採用した。
また、最大表面粗さRmaxは収納溝底部を3点、収納溝側面を6点測定し、それぞれの最大値を測定値として採用した。
図2に示す平面形状と、図3に示す開口部10を有し、図4に示す突起部、溝形成ランド部、部分拘束ランド部、図5に示すリブ形成ランド部を有し、それらの寸法が表1の溝形成ダイスとして示すものを用いて6条の矩形状溝を有するスペーサを押出成形した。
(被覆抗張力線の製造及びスペーサの押出成形)
2.3mmΦの鋼線に対して、MIが1.8g/10分の接着性を有する無水マレイン酸変性ポリエチレン(日本ユニカー製:GA006)とMIが1.3g/10分の低密度直鎖状ポリエチレン(LLDPE:日本ユニカー製、商品名;NUG5350)を押し出して、2層被覆し、外径4.75mmの予備被覆抗張力線3を得た。
引き続き前記予備被覆抗張力線3をそのままライン上で連続供給して、溝形成ランド部22の長さが6.35mm、部分拘束ランド部23の長さが3mmのダイス100を6.0rpmで回転させながらこの予備被覆抗張力線3を3m/minの線速度で前記ダイに導入し、MIが0.13g/10分の高密度ポリエチレン(HDPE、プライムポリマー製;商品名540E、工業用パイプ用途)を本体樹脂として160℃で押出被覆し、長手方向に対して500mmピッチでZ撚りされた螺旋状の6つの収納溝を有し、外径が8.2mm、溝幅が1.45mm、溝深さが1.5mmでほぼ矩形状に溝形成された光ファイバケーブル用スペーサを得た。この時の部分拘束ランド部の通過時間は0.060秒であった。
得られたスペーサ収納溝の表面粗さを測定したところ、平均表面粗さRaの最大値は溝底部で0.52μm、溝側面部で1.35μmであり、最大表面粗度Rmaxの最大値は溝底部で5.01μm、溝側面部で9.23μmであり、光ファイバケーブル用スペーサとしての性能を十分満足するものであった。
実施例1と同一のダイスを用い、ダイスを20.0rpmで回転させながら実施例1と同一の予備被覆鋼線3を10m/minの線速度で前記ダイスに導入し、実施例1と同様に同一樹脂、温度で押出被覆し、長手方向に対して500mmピッチでZ撚りされた螺旋状の6つの収納溝を有し、外径が8.2mm、溝幅が1.45mm、溝深さが1.5mmでほぼ矩形状に溝形成された光ファイバケーブル用スペーサを得た。この時の部分拘束ランド部の通過時間は0.018秒であった。また実施例1と同様に表面粗さを測定したところ、Raの最大値は溝底部で0.85μm、溝側面部で1.55μm、Rmaxの最大値は溝底部で6.35μm、溝側面部で9.65μmであり、光ファイバケーブル用スペーサとしての性能を十分満足するものであった。
実施例1と同様に予備被覆抗張力線3を作製し、連続して、溝形成ランド部22の長さが6.35mm、部分拘束ランド部23の長さが6mmのダイス100を10.0rpmで回転させながらこの予備被覆鋼線3を5m/minのライン速度で前記ダイに導入し、実施例1と同様に押出被覆し、長手方向に対して500mmピッチでZ撚りされた螺旋状の6つの収納溝を有し、外径が8.2mm、溝幅が1.45mm、溝深さが1.5mmでほぼ矩形状に溝形成された光ファイバケーブル用スペーサを得た。この時の部分拘束ランド部の通過時間は0.072秒であった。
得られたスペーサの表面粗さを測定したところ、Raの最大値は溝底部で0.55μm、溝側面部で1.26μmであり、Rmaxの最大値は溝底部で4.53μm、溝側面部で9.33μmであり、光ファイバケーブル用スペーサとしての性能を十分満足するものであった。
実施例1と同様に予備被覆抗張力線3を作製し、連続して、溝形成ランド部22の長さが6.35mm、部分拘束ランド部23の長さが20mmのダイスを6.0rpmで回転させながらこの予備被覆鋼線3を3m/minのライン速度で前記ダイに導入し、実施例1と同様に押出被覆し、長手方向に対して500mmピッチでZ撚りされた螺旋状の6つの収納溝を有し、外径が8.2mm、溝幅が1.45mm、溝深さが1.5mmでほぼ矩形状に溝形成された光ファイバケーブル用スペーサを得た。この時の部分拘束ランド部の通過時間は0.400秒であった。また実施例1と同様に表面粗さを測定したところ、Raの最大値は溝底部で0.44μm、溝側面部で1.35μmであり、Rmaxの最大値は溝底部で5.55μm、溝側面部で7.99μmであり、光ファイバケーブル用スペーサとしての性能を十分満足するものであった。
2次被覆樹脂である低密度直鎖状ポリエチレンの吐出量を減らした以外は実施例3と同様にして、外径4.00mmの予備被覆抗張力線3を得た。そのままライン上で連続して、溝形成ランド部22の長さが6.35mm、部分拘束ランド部23の長さが6mmのダイスを10.0rpmで回転させながらこの予備被覆抗張力線3を5m/minのライン速度で前記ダイスに導入し、長手方向に対して500mmピッチでZ撚りされた螺旋状の6つの収納溝を有し、外径が8.2mm、溝幅が1.45mm、溝深さが1.5mmでほぼ矩形状に溝形成された光ファイバケーブル用スペーサを得た。この時の部分拘束ランド部の通過時間は0.072秒であった。
得られたスペーサの表面粗さを測定したところ、Raの最大値は溝底部で0.80μm、溝側面部で1.59μmであり、Rmaxの最大値は溝底部で7.95μm、溝側面部で9.74μmであり、光ファイバケーブル用スペーサとしての性能を十分満足するものであった。
特開2006−133753号公報に開示された、いわゆるSZ撚りのスペーサを成形した。
先ず、1.6mmΦの鋼線を35m/minの速度で引き取りし、この鋼線を、表面に90°のV溝を有する、複数の、鋼線を挟持する1対のローラーからなる鋼線把持機構を有する捻回装置に導き、捻回角度360°で100往復/minの反転速度で、反転運動させながら、この装置の直後に設置した2層クロスヘッドダイに導入した。このクロスヘッドダイの出口には、実施例4に用いたダイスに比べてダイスノズルの開口径を27%小さくし、また3条の溝形成用突起部を有し、該突起部は溝形成ランド部22の長さが6.35mm、部分拘束ランド部23の長さが20mmのダイスであり、これを設置した。
鋼線を導入する2層クロスヘッドには、無水マレイン酸変性ポリエチレン(日本ユニカー製:GA006)とHDPE(プライムポリマー製;商品名540E)を供給し、これを鋼線の外周に被覆押出して、2層被覆しながら、水冷却し、外層のHDPE表面にSZ溝軌跡を有するスペーサを得た。この時の部分拘束ランド部の通過時間は0.034秒であった。このスペーサの外径は6.5mm、3条の矩形状溝を有し、溝幅1.6mm、溝深さ1.5mmで、反転ピッチは350mm、反転角度は290°であった。
得られたスペーサ収納溝の表面粗さを測定したところ、Raの最大値は溝底部で0.83μm、溝側面部で1.55μmであり、Rmaxの最大値は溝底部で7.99μm、溝側面部で9.13μmであり、光ファイバケーブル用スペーサとしての性能を十分満足するものであった。
以上、実施例の結果をまとめて表1に示す。
実施例1と同様に予備被覆抗張力線3を作製した。そのままライン上で連続して、図6に示すように溝形成ランド部22の長さが6.35mm、部分拘束ランド部の無いダイス101を10.0rpmで回転させながらこの予備被覆抗張力線を5m/minのライン速度で前記ダイスに導入し、実施例1と同様に同一樹脂、温度で押出被覆し、長手方向に対して500mmピッチでZ撚り螺旋状の6つの収納溝を有し、外径が8.20mm、溝幅が1.45mm、溝深さが1.5mmでほぼ矩形状に溝形成された光ファイバケーブル用スペーサを得た。
また、表面粗さを測定したところ、Raの最大値は溝底部で1.82μm、溝側面部で1.95μmであり、Rmaxの最大値は溝底部で10.55μm、溝側面部で14.29μmであった。スペーサの表面平滑性の規格は、Raの最大値が溝底部で1.0μm以下であり、この規格に満たないものであった。
実施例1と同様に予備被覆抗張力線3を作製した。そのままライン上で連続して、図6に示すように溝形成ランド部22の長さが9.35mm、部分拘束ランド部がないダイスを10.0rpmで回転させながらこの予備被覆抗張力線を5m/minのライン速度で前記ダイスに導入し、実施例1と同様に同一樹脂、温度で押出被覆し、長手方向に対して500mmピッチでZ撚り螺旋状の6つの収納溝を有し、外径が8.20mm、溝幅が1.45mm、溝深さが1.5mmでほぼ矩形状に溝形成された光ファイバケーブル用スペーサを得た。
得られた光ファイバケーブル用スペーサの溝部の表面粗さを測定したところ、Raの最大値は溝底部で1.30μm、溝側面部で1.79μmであり、Rmaxの最大値は溝底部で9.85μm、溝側面部で13.53μmであり、比較例1と同様、Raの最大値が溝底部で1.0μm以下の規格に満たないものであった。
実施例1と同様に予備被覆抗張力線(A)を作製した。そのままライン上で連続して、図6に示すように溝形成ランド部22の長さが12.35mm、部分拘束ランド部が無いダイを10.0rpmで回転させながらこの予備被覆抗張力線を5m/minのライン速度で前記ダイに導入し、実施例1と同様に同一樹脂、温度で押出被覆し、長手方向に対して500mmピッチでZ撚り螺旋状の6つの収納溝を有し、外径が8.20mm、溝幅が1.45mm、溝深さが1.5mmでほぼ矩形状に形成された光ファイバケーブル用スペーサを得た。
得られたスペーサの表面粗さを測定したところ、Raの最大値は溝底部で1.20μm、溝側面部で1.67μmであり、Rmaxの最大値は溝底部で8.31μm、溝側面部で10.59μmであり、比較例1と同様、Raの最大値が溝底部で1.0μm以下の規格に満たないものであった。
以上、比較例の結果をまとめて表2に示す。
また、本発明の光ファイバケーブル用スペーサの製造方法は、光テープ心線収納溝の表面平滑性を向上するため、ダイス全体を増厚して溝形成ランド部を長くする場合に比べて、樹脂吐出時の背圧上昇を低く抑えることができ、溝内面の表面平滑性を良好に維持したまま、大きな吐出量を必要とする生産速度の増速にも対応でき、製造コストの低減に寄与できる製造方法として有効に利用できる。
2 抗張力線
3 予備被覆層
4 リブ
5 収納溝
6 溝底
7 溝側面
8 リブ頂部
10 ダイス開口部
11 中央開口部
14 リブ形成開口部
15 突起部
16 溝底形成部
17 溝側面形成部
18 リブ表面形成部
19 ダイス基板
20 部分拘束ランド部
21 突起支持部
22 溝形成ランド部の長さ
23 部分拘束ランド部の長さ
24 リブ形成ランド部の長さ
25 樹脂吐出面
30 二層構造押出成形用ダイス
31 流入側ダイス
31a 着色樹脂流路
31b 膨出部
32 流出側ダイス
32a 着色樹脂流路
33 リブ形成ランド部の長さ
34 溝形成ランド部の長さ
35 部分拘束ランド部の長さ
36 樹脂吐出面
100 押出成形用ダイス
101 従来の成形用ダイス
A 本体樹脂
B トレーサ用着色樹脂
Dc 中央開口部直径
L 二層構造ダイリップの組立面(摺り合わせ面)
Lp 突起部中心(放射)線
Sb 本体樹脂による被覆部
θ LpとX−X'のなす角
w1、w2 突起部の幅
Claims (4)
- 中央に抗張力線を配し、この抗張力線の周囲に複数の光ファイバテープ心線が収納される複数本の収納溝を備えた熱可塑性樹脂により本体被覆された光ファイバケーブル用スペーサを押出成形するためのダイスであって、
該ダイスは、
(i) 抗張力線を挿通可能な中央開口部と、
(ii) 該中央開口部から放射状に伸びスペーサのリブ形状及びリブ数に対応したリブ形成用開口部と、
(iii) 中央開口部側へ突出して隣り合う該リブ形成用開口部を画成し、且つスペーサの溝底及び溝側面を形成するため突起部を有し、
(iv) 該突起部は、ダイスの厚み方向における樹脂吐出面までの溝形成ランド部、及び樹脂吐出面から延長された部分拘束ランド部を有し、
(v) 該部分拘束ランド部の長さが2〜25mmである、
ことを特徴とする光ファイバケーブル用スペーサの押出成形用ダイス。 - 中央に抗張力線を配し、この抗張力線の周囲に複数の光ファイバテープ心線が収納される複数本の収納溝を備えた熱可塑性樹脂製の光ファイバケーブル用スペーサの製造方法であって、
本体被覆用の熱可塑性樹脂が請求項1に記載の押出成形用ダイスの該部分拘束ランド部を通過する時間を0.003〜0.5秒として押出成形し、得られたスペーサの溝底部の中心線平均粗さRaを1.0μm以下としてなる、ことを特徴とする光ファイバケーブル用スペーサの製造方法。 - 本体被覆用の熱可塑性樹脂がメルトインデックス(MI)0.3g/10分以下の高密度ポリエチレンである請求項2に記載の光ファイバケーブル用スペーサの製造方法。
- 収納溝が矩形状又はU字状である請求項2又は3に記載の光ファイバケーブル用スペーサの製造方法。
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