以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<実施の形態>
−全体構成の説明−
本実施の形態のカラオケシステムは、図1に示すように、各カラオケルームK,K・・・に設置されたルーム内管理サーバ10,10,・・・・が、ISDNやインターネットなどに代表されるネットワークN及びネットワークに接続されたウェブサーバ50を介して、データ管理センターCに設置されたデータ管理サーバ(本発明でいうデータ管理部)20と接続された構成とされている。この構成により、各カラオケルームK,K・・・に設置されたルーム内管理サーバ10,10,・・・・とデータ管理サーバ(本発明でいうデータ管理部)20とが双方向に通信可能となる。また、データ管理サーバ20は、データベースサーバ40と双方向に通信可能に接続されている。さらに、ネットワークNには無線基地局n1,n2・・・が接続されており、携帯電話機やPDA、ノートパソコン等の端末装置60から任意の無線基地局n1,n2・・・を経由してウェブサーバ50に接続可能な構成となっている。
各カラオケルームKには、歌唱者が選択した楽曲の再生を行う楽曲再生装置11、歌唱者の歌声を録音する録音装置12(本発明でいう録音部)、歌唱者の歌唱力を採点する採点装置13、歌唱者のキャラクタを表示する表示装置14(本発明でいう表示部)、歌唱者を認証する認証装置(本発明でいう認証部)15、認証装置15又はルーム内管理サーバ10への入力操作を行うための操作装置16が設置されている。そして、これら、楽曲再生装置11、録音装置12、採点装置13、表示装置14、認証装置15、及び操作装置16とルーム内管理サーバ10とがLANによって接続された構成となっている。また、データ管理サーバ20は、各カラオケルームK,K,・・・のルーム内管理サーバ10,10,10・・・からの各種データを収集して一元管理するものである。
データベースサーバ40は、キャラクタ画像データベース21、人気レベルデータベース22、背景画像データベース23、アイテム情報データベース24、アイテム画像データベース25、歌唱レベルデータベース26、管理データベース27、獲得アイテムデータベース28、大会用データベース29、及び録音データベース30を備えている。
キャラクタ画像データベース21には、図2に示すように、歌唱者により選択される複数のキャラクタのID「A、B、C、D、E、F」と、そのキャラクタの画像が格納されている。
人気レベルデータベース22には、図3に示すように、各ファン数に対応したキャラクタの人気レベルを示す人気レベル情報と、それぞれの人気レベルに応じて与えられる称号情報とが対応付けられて格納されている。具体的に説明すると、各ファン数に対応したキャラクタの人気レベルとして、本実施の形態では、ファン数が999人以下を人気レベル「PLv1」、ファン数が1000人以上4999以下を人気レベル「PLv2」、ファン数が5000人以上9999以下を人気レベル「PLv3」、ファン数が10000人以上16999以下を人気レベル「PLv4」、ファン数が17000人以上29999以下を人気レベル「PLv5」、ファン数が30000人以上49999以下を人気レベル「PLv6」、ファン数が50000人以上99999以下を人気レベル「PLv7」、ファン数が100000人以上199999以下を人気レベル「PLv8」、ファン数が200000人以上499999以下を人気レベル「PLv9」、ファン数が500000人以上を人気レベル「PLv10」といったように、ファン数に応じて全部で10の人気レベルを設定している。また、人気レベル「PLv1」に対しては、称号「カラオケ大好きっ子」を設定し、人気レベル「PLv2」に対しては、称号「カラオケの人気者」を設定し、人気レベル「PLv3」に対しては、称号「スクールアイドル」を設定し、人気レベル「PLv4」に対しては、称号「ストリートの星」を設定し、人気レベル「PLv5」に対しては、称号「カラオケアイドル予備軍」を設定し、人気レベル「PLv6」に対しては、称号「ルーキーカラオケアイドル」を設定し、人気レベル「PLv7」に対しては、称号「ミドルカラオケアイドル」を設定し、人気レベル「PLv8」に対しては、称号「トップカラオケアイドル」を設定し、人気レベル「PLv9」に対しては、称号「スーパーカラオケアイドル」を設定し、人気レベル「PLv10」に対しては、称号「レジェンドカラオケアイドル」を設定している。
背景画像データベース23には、図4及び図5に示すように、ファン数に応じて変化していく過程を表わす複数段階の背景画像、具体的には、各人気レベルに応じた背景情報が格納されている。本実施の形態では、人気レベル「PLv1」に対しては「家」との背景名称で表される背景画像が格納され、人気レベル「PLv2」に対しては「カラオケBOX」との背景名称で表される背景画像が格納され、人気レベル「PLv3」に対しては「教室」との背景名称で表される背景画像が格納され、人気レベル「PLv4」に対しては「駅前」との背景名称で表される背景画像が格納され、人気レベル「PLv5」に対しては「都会の広場」との背景名称で表される背景画像が格納され、人気レベル「PLv6」に対しては「学園祭」との背景名称で表される背景画像が格納され、人気レベル「PLv7」に対しては「テーマパーク」との背景名称で表される背景画像が格納され、人気レベル「PLv8」に対しては「ライブハウス」との背景名称で表される背景画像が格納され、人気レベル「PLv9」に対しては「武道館」との背景名称で表される背景画像が格納され、人気レベル「PLv10」に対しては「伝説」との背景名称で表される背景画像が格納されている。
アイテム情報データベース24には、図6に示すように、アイテムの獲得条件と、その獲得条件を満たした時に獲得されるアイテムのID「I0001、I0002、I0003・・・・」が格納されている。本実施の形態において、「I0001」は、人気レベルが「PLv1」以上の歌唱者に与えられ、「I0002」は、人気レベルが「PLv2」以上の歌唱者に与えられ、「I0003」は、人気レベルが「PLv3」以上の歌唱者に与えられ、「I0004」は、人気レベルが「PLv4」以上の歌唱者に与えられ、「I0005」は、人気レベルが「PLv5」以上の歌唱者に与えられ、「I0006」は、人気レベルが「PLv6」以上の歌唱者に与えられ、「I0007」は、人気レベルが「PLv7」以上の歌唱者に与えられ、「I0008」は、人気レベルが「PLv8」以上の歌唱者に与えられ、「I0009」は、人気レベルが「PLv9」以上の歌唱者に与えられ、「I0010」は、人気レベルが「PLv10」以上の歌唱者に与えられる。
アイテム画像データベース25には、図7に示すように、キャラクタID「A、B、・・・」で示される各キャラクタに適用される各アイテムのID「I0001,I0002,I0003・・・・」のアイテム画像が格納されている。例えば、図8に拡大して示すように、キャラクタIDが「A」のキャラクタに対しては、「I0001」のアイテムのアイテム画像として「パジャマ」を表す画像251が格納され、「I0002」のアイテムのアイテム画像として「ブラウスとスカート」を表す画像252が格納され、「I0003」のアイテムのアイテム画像として「セーラー服」を表す画像253が格納されているといったように、各キャラクタに応じた各アイテムの画像がアイテム画像データベース25に格納されている。
歌唱レベルデータベース26には、図9に示すように、各アベレージスコアに対応したキャラクタの歌唱レベルを示す歌唱レベル情報と、それぞれの歌唱レベルに応じて設定されたマイクの色を示すマイク色情報とが格納されている。本実施の形態では、採点装置13での採点結果に基づいて算出されるアベレージスコアに対応したキャラクタの歌唱レベルとして、歌唱回数10回以下を歌唱レベル「SLv1」、アベレージスコア0点以上59.99点以下を歌唱レベル「SLv2」、アベレージスコア60.00点以上64.99点以下を歌唱レベル「SLv3」、アベレージスコア65.00点以上69.99点以下を歌唱レベル「SLv4」、アベレージスコア70.00点以上71.99点以下を歌唱レベル「SLv5」、アベレージスコア72.00点以上73.99点以下を歌唱レベル「SLv6」、アベレージスコア74.00点以上76.99点以下を歌唱レベル「SLv7」、アベレージスコア77.00点以上79.99点以下を歌唱レベル「SLv8」、アベレージスコア80.00点以上82.99点以下を歌唱レベル「SLv9」、アベレージスコア83.00点以上84.99点以下を歌唱レベル「SLv10」、アベレージスコア85.00点以上89.99点以下を歌唱レベル「SLv11」、アベレージスコア90.00点以上94.99点以下を歌唱レベル「SLv12」、アベレージスコア95.00点以上100.00点以下を歌唱レベル「SLv13」といったように、アベレージスコアに応じて全部で13の歌唱レベルを設定している。また、歌唱レベル「SLv1」に対しては、マイクの色に「灰色」を設定し、歌唱レベル「SLv2」〜「SLv4」に対しては、マイクの色に「黒」を設定し、歌唱レベル「SLv5」〜「SLv7」に対しては、マイクの色に「青」を設定し、歌唱レベル「SLv8」〜「SLv10」に対しては、マイクの色に「赤」を設定し、歌唱レベル「SLv11」〜「SLv12」に対しては、マイクの色に「白」を設定し、歌唱レベル「SLv13」に対しては、マイクの色に「金」を設定している。
管理データベース27には、図10に示すように、歌唱者の登録番号(歌唱者ID)、氏名、性別、年齢、歌唱者によって選択されたキャラクタのID、ファン数、人気レベル、アベレージスコア、歌唱レベル、過去10回分の歌唱成績、等によって構成されたレコードが、歌唱者ID毎に記録されている。例えば、歌唱者IDが「0001」の歌唱者は、氏名が「山田××」、性別が「女」、年齢が「32歳」、選択したキャラクタのIDが「A」、ファン数が「13000」人、人気レベルが「PLv4」、アベレージスコアが「63」、歌唱レベルが「SLv3」、・・・・といった内容が記録され、歌唱者IDが「0002」の歌唱者は、氏名が「上田○○」、性別が「男」、年齢が「25歳」、選択したキャラクタのIDが「B」、ファン数が「4900」人、人気レベルが「PLv2」、アベレージスコアが「70」、歌唱レベルが「SLv5」、・・・・といった内容が記録されている。これらの記録のうち、ファン数及び人気レベルは、後述するファン投票動作でファン数を算出する都度、更新される。さらに、アベレージスコア、歌唱レベル、及び過去10回分の歌唱成績は、歌唱者がカラオケルームで歌う度に、アベレージスコアを再度計算し直して、その都度更新される。なお、アベレージスコアには、歌唱日時が最新の10回分の採点の平均値が反映される。また、過去10回分の歌唱成績には、歌唱日時が最新のものから順に、最大10回分の採点が記録されている。
獲得アイテムデータベース28には、図11に示すように、管理データベース27に格納されている歌唱者ID毎に、歌唱者IDと、アイテム情報データベース24に格納されている各アイテムの獲得状況を示す数字(0、1、2)とで構成されたレコードが記録されている。本実施の形態では、未獲得のアイテムについては「0」を記録し、獲得済のアイテムであるが、歌唱者がキャラクタの画像と共に表示することを選択していないアイテムについては「1」を記録し、獲得済のアイテムであり、且つ、歌唱者がキャラクタの画像と共に表示することを選択しているアイテムについては「2」を記録している。例えば、歌唱者IDが「0001」の歌唱者は、「I0001」〜「I0004」のアイテムを獲得しており、キャラクタの画像の表示に際し、アイテム「I0004」の表示を選択しているといった内容が記録され、歌唱者IDが「0002」の歌唱者は、「I0001」〜「I0002」のアイテムを獲得しており、キャラクタの画像の表示に際し、アイテム「I0001」の表示を選択しているといった内容が記録されている。
大会用データベース29には、後述するオフィシャル若しくはプライベートカラオケ大会設定により作成されたカラオケ大会テーブルが格納されている。
録音データベース30には、歌唱者ID毎に、録音装置12で録音された当該歌唱者の歌声の録音データが格納されている。
−会員登録処理の説明−
次に、上記構成のカラオケシステムにおいて、まず、ユーザ(歌唱者)が本カラオケシステムを利用するために行う会員登録処理について説明する。
管理データベース27に登録されていない新規のユーザ(新規の歌唱者)は、自身の利用者端末60からウェブサーバ50内のウェブサイト51の会員登録ページに接続する。そして、利用者端末60に表示された会員登録ページにて、図2に示すキャラクタ画像データベース21に格納されているキャラクタの中から1つのキャラクタを選択し、各種項目(名前、性別、年齢、パスワード等)を入力する。このようにして利用者端末60を用いて会員登録ページで選択されたキャラクタの情報及び各種項目の入力情報(以下、ユーザ登録情報と称す。)は、ウェブサーバ50を介してデータ管理サーバ20へ送信される。
データ管理サーバ20は、ユーザ登録情報を受信すると、ユーザ固有の歌唱者IDを自動生成し、この歌唱者IDのレコードを、図10及び図11に示すような管理データベース27及び獲得アイテムデータベース28に登録する。この段階で管理データベース27に登録したレコードには、生成した歌唱者IDと、会員登録ページで入力された名前、性別、年齢、及びパスワードと、会員登録ページで選択されたキャラクタのIDと、人気レベル「PLv1」と、歌唱レベル「SLv1」とが記録され、その他の情報(ファン数、アベレージスコア、過去10回の歌唱成績等)は空欄とされている。また、獲得アイテムデータベース28に登録したレコードには、生成した歌唱者IDと、各アイテムの獲得状況を示す数字とが記録される。本実施の形態では、管理データベース27に記録した人気レベルが「PLv1」であり、図6に示すアイテム情報データベース24に記憶されている内容に基づけば、人気レベル「PLv1」で獲得されるアイテムは、「I0001」のみであることから、「I0001」のアイテムのみについて「獲得済」であることを意味する「1」が記録され、その他のアイテムについては「未獲得」であることを意味する「0」と記録される。
さらに、データ管理サーバ20は、生成した歌唱者IDと、受信したユーザ登録情報に含まれるパスワードとを記録したQRコードを自動生成し、ユーザ登録情報を送信してきたユーザの利用者端末60に、生成したQRコード及び歌唱者IDを送信する。
以上が、ユーザ(歌唱者)が本カラオケシステムを利用するために行う会員登録処理の動作である。
−基本動作の説明−
次に、上記の通り会員登録された任意のユーザ(歌唱者)が楽曲再生装置11で楽曲の選択を行い、再生された楽曲に沿って歌うことによって、データ管理サーバ20の管理データベース27に格納された当該歌唱者のレコードが更新され、表示装置14に採点装置13での採点結果が表示されるまでの基本動作について説明する。
歌唱者は、カラオケルームK内に設置された認証装置15に設けられたモニタにデータ管理サーバ20から自身の利用者端末60に送信されてきたQRコードをかざす、若しくは、操作装置16を用いて認証装置15に歌唱者IDとパスワードを直接入力する。ユーザがQRコードを認証装置15のモニタにかざした場合、認証装置15がそのQRコードから歌唱者ID及びパスワードを読み取り、ルーム内管理サーバ10が、認証要求と共に認証装置15で読み取った歌唱者ID及びパスワードをデータ管理サーバ20へ送信する。また、ユーザが操作装置16を用いて認証装置15に歌唱者IDとパスワードを直接入力した場合には、その歌唱者IDとパスワードを認証要求と共にデータ管理サーバ20へ送信する。
データ管理サーバ20は、認証要求を受信すると、管理データベース27に格納されている複数のレコードの中から、受信した歌唱者ID及びパスワードと歌唱者ID及びパスワードが一致するレコードを抽出する。そして、抽出したレコードに基づいて歌唱者のキャラクタの表示画像を生成し、さらに、抽出したレコードに基づいて歌唱者の称号を決定する。そして、生成した表示画像と、決定した称号と、抽出したレコードに含まれる歌唱レベル及びファン数とをルーム内管理サーバ10へ送信する。なお、管理データベース27に、認証装置15から受信した歌唱者IDとパスワードとが一致するデータが存在しない場合は、認証エラーをルーム内管理サーバ10へ通知する。
ルーム内管理サーバ10は、表示画像、称号、歌唱レベル、及びファン数を受信すると、この受信した表示画像、称号、歌唱レベル、及びファン数を表示装置14に表示する。なお、データ管理サーバ20から認証エラーが通知された場合には、表示装置14に認証エラーメッセージ、例えば、「入力された歌唱者ID及びパスワードに一致するデータが存在しません。」等のメッセージを表示する。
その後、表示装置14に自身のキャラクタの表示画像が表示された歌唱者が、操作装置16を用いてルーム内管理サーバ10に歌う楽曲の楽曲コードを入力する。ルーム内管理サーバ10は操作装置16からの楽曲コードの入力を受け付けると、その楽曲コードで表わされる楽曲の再生を楽曲再生装置11に指示する。楽曲再生装置11はルーム内管理サーバ10から指示された楽曲の再生を実施する。そして、歌唱者が楽曲再生装置11により再生された楽曲に沿って歌うと、録音装置12が歌唱者の歌を録音すると同時に、採点装置13が歌唱者の歌の採点を行う。歌唱者が歌い終えると、ルーム内管理サーバ10は、データ更新要求と共に、歌唱者の歌唱者IDと、録音装置12で録音した録音データと、採点装置13での採点結果とをデータ管理サーバ20へ送信する。
データ管理サーバ20は、データ更新要求を受信すると、受信した録音データを歌唱者IDと対応させて録音データベース30に格納し、受信した歌唱者IDについて管理データベース27に格納されているレコードを更新する。
具体的には、データ管理サーバ20は、受信した歌唱者IDについて管理データベース27に格納されているレコードの過去10回分の歌唱成績の項目に、10回分の採点結果が記録されている場合には、それら10回分のうち最新の9回分の採点結果と、ルーム内管理サーバ10から受信した採点結果とに基づいて、ルーム内管理サーバ10から受信した採点を含む最新10回分の採点のアベレージスコア(平均値)を算出する。そして、算出したアベレージスコアと、図9に示すような歌唱レベルデータベース26に格納されている各歌唱レベルに対するアベレージスコアとを比較し、算出したアベレージスコアに応じた歌唱レベルを決定する。そして、算出したアベレージスコア、このアベレージスコアの算出に使用した10回分の採点結果、及び、決定した歌唱レベルを、それぞれ、受信した歌唱者IDについて管理データベース27に格納されているレコードのアベレージスコア、過去10回分の歌唱成績、及び歌唱レベルの各項目に上書き記録する。なお、過去10回分の歌唱成績の項目にアベレージスコアの算出に使用した採点結果を記録する際には、歌唱日時順に採点結果を並べて記録する。また、受信した歌唱者IDについて管理データベース27に格納されているレコードの過去10回分の歌唱成績の項目に記録されている採点結果の数が9以下である場合、データ管理サーバは、上記したアベレージスコアの算出及び歌唱レベルの決定の処理を省略し、受信した採点結果と、過去10回分の歌唱成績の項目に既に記録されている採点結果がある場合にはその記録されている採点結果とを、歌唱日時順に、過去10回分の歌唱成績の項目に上書き記録する。
データ管理サーバ20は、受信した歌唱者IDについて管理データベース27に格納されているレコードを更新すると、この更新後の管理データベース27に格納されている複数のレコードの中から、受信した歌唱者IDと歌唱者IDが一致するレコードを抽出する。そして、抽出したレコードに基づいて歌唱者のキャラクタの表示画像を生成し、さらに、抽出したレコードに基づいて歌唱者の称号を決定する。そして、生成した表示画像と、決定した称号と、抽出したレコードに含まれる歌唱レベル及びファン数とをルーム内管理サーバ10へ送信する。
ルーム内管理サーバ10は、表示画像を受信すると、この受信した表示画像、称号、歌唱レベル、及びファン数を、採点装置13で採点した結果とともに表示装置14に表示する。
以上が、歌唱者が楽曲再生装置11で楽曲の選択を行い、再生された楽曲に沿って歌うことによって、データ管理サーバ20の管理データベース27に格納された当該歌唱者のレコードが更新され、表示装置14に採点装置13での採点結果が表示されるまでの基本動作である。
−表示装置14へのキャラクタ表示動作の説明−
次いで、上記した基本動作において、データ管理サーバ20が、歌唱者のキャラクタの表示画像を生成し、生成した表示画像をルーム内管理サーバ10が表示装置14に表示するキャラクタ表示動作を具体的に説明する。なお、この表示装置14へのキャラクタ表示動作は、データ管理サーバ20がルーム内管理サーバ10から上記した認証要求又はデータ更新要求を受けた時に実施される。また、データ管理サーバ20がデータ更新要求を受けた場合のキャラクタ表示動作は、管理データベース27の更新後に実施される。
本実施の形態によれば、データ管理サーバ20は、LANを介してデータベースサーバ40に接続されており、このデータベースサーバ40に、図2に示すようなキャラクタ画像データベース21と、図3に示すような人気レベルデータベース22と、図4及び図5に示すような背景画像データベース23と、図7及び図8に示すようなアイテム画像データベース25と、図9に示すような歌唱レベルデータベース26とを備えている。
まず、データ管理サーバ20は、管理データベース27に格納されている複数のレコードの中から、ルーム内管理サーバ10から受信した歌唱者IDと歌唱者IDが一致する(パスワードを受信した場合は、受信した歌唱者ID及びパスワードと歌唱者ID及びパスワードが一致する)レコードを抽出する。そして、抽出したレコードに含まれるキャラクタのID、人気レベル、歌唱レベル、及びファン数を取得する。そして、取得したキャラクタのIDに対応するキャラクタ画像をキャラクタ画像データベース21から取得し、取得した人気レベルに応じた背景画像を背景画像データベース23から取得し、取得した歌唱レベルに応じたマイクの色を歌唱レベルデータベース26から取得する。さらに、獲得アイテムデータベース28に格納されている複数のレコードの中から、受信した歌唱者IDと歌唱者IDが一致するレコードを抽出し、さらに、抽出したレコードに含まれる各アイテムの獲得状況を示す数字(0、1、2)を参照する。ここで、獲得状況を示す数字が「2」(選択アイテム)のアイテムがあれば、その獲得状況を示す数字が「2」のアイテムのアイテムIDを基に、アイテム画像データベース25からアイテム画像を取得する。
そして、データ管理サーバ20は、取得したキャラクタ画像と、背景画像と、アイテム画像とを組み合わせ、さらに、キャラクタの持つマイクの色に取得したマイクの色を適用して表示画像を生成する。なお、獲得アイテムデータベース28から抽出したレコードにおいて、各アイテムの獲得状況を示す数字が全て「2」以外の数字であり、アイテム画像を取得しなかった場合には、取得したキャラクタ画像と、背景画像とを組み合わせ、さらに、キャラクタの持つマイクの色に取得したマイクの色を適用して表示画像を生成する。
また、データ管理サーバ20は、上記の通り管理データベース27から抽出したレコードに含まれる人気レベルに応じた称号を人気レベルデータベース22から取得する。そして、生成した表示画像と、取得した称号と、管理データベース27から抽出したレコードに含まれる歌唱レベル及びファン数とをルーム内管理サーバ10に送信する。
そして、ルーム内管理サーバ10が、受信した表示画像、称号、歌唱レベル、及びファン数を表示装置14に表示する。
具体例を挙げて説明すると、受信した歌唱者IDが「0001」であった場合、図10に示す管理データベース27から、歌唱者IDが「0001」のレコード(0001、山田××、女、32、・・・・)を抽出する。そして、この抽出したレコードに含まれるキャラクタのID「A」と人気レベル「PLv4」と歌唱レベル「SLv3」とを取得する。次に、図2に示すキャラクタ画像データベース21から、取得したキャラクタのIDが「A」のキャラクタ画像211を取得する。次に、図4に示す背景画像データベース23から、取得した人気レベル「PLv4」に応じた背景画像231(即ち、図5に拡大して示す「駅前」を表わす背景画像231)を取得する。次に、図9に示す歌唱レベルデータベース26から、取得した歌唱レベル「SLv4」に応じたマイクの色「黒」を取得する。次に、図11に示す獲得アイテムデータベース28から、歌唱者ID「0001」のレコード(0001、1、1、1、2・・・・・)を抽出する。この抽出したレコードに含まれる各アイテム(I0001、I0002、I0003・・・)の獲得状況を示す数字(1、1、1、2・・・)を参照する。この抽出した歌唱者ID「0001」のレコード(0001、1、1、1、2・・・・・)では、アイテム「I0004」の獲得状況を示す数字が「2」とされている。そこで、図7及び図8に示すアイテム画像データベース25から、キャラクタのIDが「A」のキャラクタに対して適用されるアイテム「I0004」のアイテム画像254を取得する。そして、取得したキャラクタ画像211と、背景画像231と、アイテム画像254とを組み合わせ、さらに、キャラクタの持つマイクの色に取得したマイクの色「黒」を適用して、図12に示すような表示画像311を生成する。さらに、図3に示す人気レベルデータベース22から、取得した人気レベル「PLv4」に応じた称号「ストリートの星」を取得する。そして、生成した表示画像311と、取得した称号「ストリートの星」と、管理データベース27から抽出したレコードに含まれる歌唱レベル「PLv3」及びファン数「13000」とをルーム内管理サーバ10に送信する。
そして、ルーム内管理サーバ10が、表示装置14に、受信した表示画像311を、ファン数「13000」、称号「ストリートの星」、及び歌唱レベル「PLv3」を表す記号(図12の例では、星の数で歌唱レベルを示している)とともに表示する。
以上が、データ管理サーバ20が、歌唱者のキャラクタの表示画像を生成し、生成した表示画像をルーム内管理サーバ10が表示装置14に表示するキャラクタ表示動作である。このようなキャラクタ表示動作によれば、表示装置14に表示される表示画像においてキャラクタ画像と組み合わされる背景画像は、上述したように管理データベース27に記録されている歌唱者の人気レベルに応じて決定される。また、管理データベース27に記録されている歌唱者の人気レベルは、後述するように、管理データベース27に記録されている歌唱者のファン数に応じて決定されるため、本実施の形態によれば、表示装置14に表示される表示画像においてキャラクタ画像に組み合わされる背景画像は、歌唱者のファン数に応じて変化することとなり、ファン数に応じた表示態様で歌唱者のキャラクタを表示することが可能となる。つまり、本カラオケシステムを利用する歌唱者に、自身のキャラクタの人気が上昇していく過程を見る楽しみを提供することができる。また、本カラオケシステムでは、歌唱者の歌唱力と関係なく、表示装置14に表示されるキャラクタの表示形態が変化するため、歌唱力に乏しい歌唱者であっても、カラオケを楽しむことができる。
−ファン投票動作の説明−
本実施の形態のカラオケシステムは、上記会員登録処理により会員登録を行ったユーザが、ウェブサイト51のファン投票ページで気に入った歌唱者に対してファン投票が行うことができるように構成されており、このファン投票の結果に基づき、データ管理サーバ20が歌唱者のファン数を算出する構成とされている。
まず、ファン投票を行うユーザは、自身の利用者端末60からウェブサイト51のファン投票ページに接続する。そして、利用者端末60に表示されたファン投票画面にて、お気に入りの歌唱者に対してファン投票を行う。つまり、本実施の形態では、利用者端末60を本発明でいうファン投票部として機能させている。
ファン投票画面としては、例えば、図13に示すようなファン投票画面を表示してもよい。この図13に示すファン投票画面には、管理データベース27に登録されている歌唱者毎に、歌唱者ID、アベレージ、ファン数、及び歌唱レベルと、キャラクタ表示ボタン71と、歌声試聴ボタン72と、投票ボタン73とが表示されている。
ユーザが、図13に示すようなファン投票画面が表示された利用者端末60で、キャラクタ表示ボタン71を押すと、利用者端末60からデータ管理サーバ20へ、キャラクタ表示要求が、キャラクタ表示ボタン71が押された歌唱者の歌唱者IDと共に送信される。キャラクタ表示要求を受信したデータ管理サーバ20は、管理データベース27に格納されている複数のレコードの中から、受信した歌唱者IDと歌唱者IDが一致するレコードを抽出する。そして、抽出したレコードに基づいて歌唱者のキャラクタの表示画像を生成し、さらに、抽出したレコードに基づいて歌唱者の称号を決定する。そして、生成した表示画像と、決定した称号と、抽出したレコードに含まれる歌唱レベル及びファン数とを利用者端末60へ送信する。そして、利用者端末60は、データ管理サーバ20から表示画像を受信すると、この受信した表示画像、称号、歌唱レベル、及びファン数を表示する。この利用者端末60へのキャラクタの表示動作は、データ管理サーバ20が管理データベース27及び獲得アイテムデータベース28からレコードを抽出する際に、利用者端末60から受信した歌唱者IDと歌唱者IDが一致するレコードを抽出する点、及び、データ管理サーバ20が利用者端末60へ生成した表示画像と、決定した称号と、抽出したレコードに含まれる歌唱レベル及びファン数とを送信し、利用者端末60が受信した表示画像、称号、歌唱レベル、及びファン数を表示する点以外は、上記した表示装置14へのキャラクタの表示動作と同様である。
また、ユーザが、図13に示すようなファン投票画面が表示された利用者端末60で、歌唱試聴ボタン72を押すと、利用者端末60からデータ管理サーバ20へ、歌唱試聴要求が、歌唱試聴ボタン72が押された歌唱者の歌唱者IDと共に送信される。歌唱試聴要求を受信したデータ管理サーバ20は、録音データベース30から、受信した歌唱者IDの録音データを抽出し、抽出した録音データの情報一覧(例えば、録音データに付記されている曲名、録音日等の一覧)を利用者端末60に送信する。これにより、利用者端末60に録音データの情報一覧が表示される。そして、ユーザが、自身の利用者端末60に表示された録音データの情報一覧を参照して、1つの録音データの再生を指示すると、指示された録音データが録音データベース30から利用者端末60にダウンロードされ、利用者端末60にてダウンロードされた録音データが再生される。
また、ユーザが、図13に示すようなファン投票画面が表示された利用者端末60で、ファン投票ボタン73を押すと、利用者端末60からデータ管理サーバ20へ、ファン投票要求が、投票ボタン73が押された歌唱者の歌唱者IDと共に送信される。ファン投票要求を受信したデータ管理サーバ20は、ファン数の算出を行う。つまり、データ管理サーバ20がファン投票要求を受信すると、データ管理サーバ20が、受信した歌唱者IDのファン数と人気レベルとを管理データベース27から取得し、取得したファン数に、例えば、ファン数として「100」を加算する。そして、加算後のファン数に応じた人気レベルを、人気レベルデータベース22から取得する。そして、受信した歌唱者IDの管理データベース27に格納されているレコードのファン数及び人気レベルの項目に、加算後のファン数と、人気レベルデータベース22から取得した人気レベルを上書き記録して、管理データベース27を更新する。また、データ管理サーバ20は、管理データベース27を更新する前に管理データベース27から取得した人気レベルと、人気レベルデータベース22から取得した人気レベルとを比較し、管理データベース27から取得した人気レベルと人気レベルデータベース22から取得した人気レベルとが異なる場合には、アイテム情報データベース24に格納されている各アイテムIDの獲得条件に基づいて、管理データベース27から取得した人気レベルが、人気レベルデータベース22から取得した人気レベルへ、レベルアップした時に新たに与えられる獲得アイテムのアイテムIDを決定する。そして、受信した歌唱者IDの獲得アイテムデータベース28に格納されているレコードについて、決定したアイテムIDの獲得状況の項目に獲得済みを示す「1」の数字を記録し、獲得アイテムデータベース28を更新する。
このデータ管理サーバ20がファン投票要求を受信した時の動作を、具体例を挙げて説明すると、受信した歌唱者IDが「0002」であった場合、データ管理サーバ20が図10に示す管理データベース27から歌唱者IDが「0002」のファン数「4900」と人気レベル「PLv2」とを取得し、取得したファン数「4900」に、ファン数として「100」を加算する。そして、データ管理サーバ20が、図3に示す人気レベルデータベース22から、加算後のファン数「5000」に応じた人気レベル「PLv3」を取得する。そして、管理データベース27に格納されている歌唱者ID「0002」のレコードのファン数及び人気レベルの項目に、加算後のファン数「5000」と、人気レベルデータベース22から取得した「PLv3」を上書き記録して、管理データベース27を更新する。本例では、管理データベース27を更新する前に管理データベース27から取得した人気レベル「PLv2」と異なる人気レベル「PLv3」が、人気レベルデータベース22から取得されている。そこで、データ管理サーバ20は、人気レベル「PLv2」が、人気レベルデータベース22から取得した人気レベル「PLv3」へレベルアップした時に与えられる獲得アイテムのアイテムIDを決定する。すなわち、データ管理サーバ20が、図6に示すアイテム情報データベース24に格納されている各アイテムIDの獲得条件に基づき、人気レベルが「PLv2」の時に獲得しているアイテムはアイテムIDが「I0001」と「I0002」のアイテムで、人気レベル「PLv3」の時に獲得しているアイテムはアイテムIDが「I0001」、「I0002」、及び「I0003」のアイテムであると判定する。この判定結果に基づき、データ管理サーバ20は、人気レベルが「PLv2」から「PLv3」へレベルアップした時には、アイテムIDが「I0003」のアイテムを新たに獲得すると判定し、獲得アイテムのアイテムID「I0003」を決定する。そして、受信した歌唱者ID「0002」の獲得アイテムデータベース28に格納されているレコードにおいて、決定したアイテムID「I0003」の獲得状況の項目に獲得済みを示す「1」の数字を記録し、獲得アイテムデータベース28を更新する。
以上が、ユーザが、ウェブサイト51のファン投票ページで気に入った歌唱者に対してファン投票を行った時に実施されるファン投票動作の説明である。このようなファン投票動作により、ファン数の算出がなされ、この算出されたファン数に応じて人気レベルが決定されて、管理データベース27の歌唱者のファン数及び人気レベルが更新されることにより、上記したキャラクタ表示動作においては、人気レベルに応じた、即ち、ファン数に応じた背景画像がキャラクタ画像に組み合わされて表示画像が作成され、ファン数に応じた表示態様で、歌唱者のキャラクタを表示することが可能となる。
また、このような本カラオケシステムによれば、他の歌唱者の歌声を聴き、気に入った歌唱者にファン投票することができるので、カラオケ以外の楽しみをユーザに提供することができる。また、歌唱者のファン数は、実際のファン投票結果に基づいて上昇していくこととなるので、ファン数により定められる歌唱者の人気は、単なるゲーム上の人気ではなく、現実の人気に近いものとなり、本実施の形態のカラオケシステムを利用する歌唱者の楽しみを向上させることができる。
−マイページの説明−
本実施の形態のカラオケシステムにおいて、上記した会員登録処理により、会員登録された各ユーザには、マイページが提供される。
例えば、ユーザが、自身の利用者端末60からウェブサイト51のマイページに接続すると、ユーザ自身の利用者端末60にユーザ固有のマイページが表示される。例えば、図14に示すマイページでは、ユーザのキャラクタと、バーコード表示ボタン74と、クローゼット表示ボタン75と、SNSコミュニティ接続ボタン76と、プライベート大会設定ボタン79と、カラオケアイドル大会表示ボタン77と、成績表示ボタン78とが表示されている。この図14に示すマイページでバーコード表示ボタン74が押されると、上述した認証装置15での認証に際して使用されるユーザ固有のQRコードが利用者端末60に表示される。また、クローゼット表示ボタン75が押されると、ユーザが獲得したアイテムが利用者端末60に表示される。また、SNSコミュニティ接続ボタン76が押されると、上記した会員登録処理により会員登録されたユーザ間でのコミュニケーションサービスを提供するSNSコミュニティサイトに接続される。また、カラオケアイドル大会表示ボタン77が押されると、開催中のカラオケ大会の一覧が表示される。さらに、成績表示ボタン78が押されると、ユーザが参加したカラオケアイドル大会の成績、管理データベース27に記憶されているユーザの過去10回の歌唱成績、アベレージスコア等が表示される。さらに、プライベート大会設定ボタン79が押されると、図17に示すようなカラオケ大会設定画面が表示される。
−アイテムの変更動作の説明−
また、本実施の形態のカラオケシステムでは、表示装置14又は利用者端末60に表示されるキャラクタが身に付けるアイテムの変更を行うことが可能である。
自身のキャラクタが身に付けているアイテムの変更を所望するユーザは、自身の利用者端末60から上述のマイページに接続する。そして、利用者端末60に表示された図14に示すようなマイページにおいて、クローゼット表示ボタン75を押す。これにより、利用者端末60からウェブサイト51を介してデータ管理サーバ20へ、クローゼット表示要求が、クローゼット表示ボタン75を押したユーザの歌唱者IDと共に送信される。
クローゼット表示要求を受信したデータ管理サーバ20は、管理データベース27から受信した歌唱者IDのキャラクタのIDを取得し、さらに、獲得アイテムデータベース28から受信した歌唱者IDのレコードを抽出する。そして、抽出したレコードにおいて、獲得状況の項目に獲得済(表示選択なし)を意味する「1」が記録された全てのアイテムのアイテムIDを取得する。そして、取得したアイテムIDのそれぞれについて、取得したキャラクタに対して適用されるアイテム画像をアイテム画像データベース25から取得する。そして、データ管理サーバ20が、クローゼット表示要求を送信してきた利用者端末60に対して、取得したアイテム画像を送信し、これにより、利用者端末60にユーザが獲得したアイテムのアイテム画像(この段階で利用者端末60及び表示装置14に表示されるキャラクタが身に付けているアイテムのアイテム画像は除く)が表示される。そして、利用者端末60に表示されたアイテム画像の中から、アイテム画像が1つ選択されると、アイテム変更要求と共に、選択されたアイテム画像のアイテムIDとユーザの歌唱者IDとがデータ管理サーバ20へ送信される。データ管理サーバ20は、受信した歌唱者IDについて獲得アイテムデータベース28に格納されているレコードにおいて、受信したアイテムIDの獲得状況の項目に獲得済み(表示選択有り)を意味する「2」を上書き記録するとともに、受信したアイテムID以外で獲得状況の項目に「2」が記録されているアイテムIDの獲得状況を「1」に変更する。このようにして、獲得アイテムデータベース28が更新された後で、上記した表示装置14へのキャラクタ表示動作又は利用者端末60への表示動作が実施されると、上記したアイテム画像の選択を行う前にキャラクタが身に付けていたアイテムが、ユーザが選択したアイテム画像のアイテムに変更される。
具体例を挙げて説明すると、受信した歌唱者IDが「0001」の場合、データ管理サーバ20は、図10に示す管理データベース27から歌唱者IDが「0001」のキャラクタのID「A」を取得し、さらに、図11に示す獲得アイテムデータベース28から歌唱者IDが「0001」のレコード「0001、1、1、1、2、0、0、0、0、0、0」を抽出する。そして、抽出したレコード「0001、1、1、1、2、0、0、0、0、0、0」において、獲得状況の項目に獲得済(表示選択なし)を意味する「1」が記録された「I0001」、「I0002」、及び「I0003」のアイテムIDを取得する。そして、取得したアイテムID「I0001」、「I0002」、及び「I0003」のそれぞれについて、取得したキャラクタのIDが「A」のキャラクタに適用されるアイテム画像251,252,253を、図7及び図8に示すアイテム画像データベース25から取得する。そして、データ管理サーバ20が、クローゼット表示要求を送信してきた利用者端末60に対して、取得したアイテム画像251,252,253を送信し、これにより、図15に示すように、利用者端末60にユーザが獲得したアイテムのアイテム画像251,252,253が表示される。そして、利用者端末60に表示されたアイテム画像251,252,253の中から、ユーザが、例えば、セーラ服のアイテム画像252を選択したとすると、アイテム変更要求と共に、選択されたアイテム画像252のアイテムID「I0003」とユーザの歌唱者ID「0001」とがデータ管理サーバ20へ送信される。データ管理サーバ20は、受信した歌唱者ID「0001」について図11に示す獲得アイテムデータベース28に格納されているレコードにおいて、受信したアイテムID「I0003」の獲得状況の項目に獲得済み(表示選択有り)を意味する「2」を上書き記録するとともに、受信したアイテムID以外で獲得状況の項目に「2」が記録されているアイテムID「I0004」の獲得状況を獲得済み(表示選択なし)を意味する「1」に変更する。
上記したようにして獲得アイテムデータベース28が更新された後で、上記した表示装置14へのキャラクタ表示動作又は利用者端末60への表示動作が実施されると、ユーザが上記の通りアイテム画像を選択する前にキャラクタが身に付けていたアイテムが、ユーザが選択したアイテム画像のアイテムに変更される。
−ルーム内対戦ゲームの説明−
本実施の形態のカラオケシステムでは、同一のカラオケルーム内にいる歌唱者同士で、歌の採点結果を争うルーム内対戦ゲームを実施することができる。
ルーム内対戦ゲームを実施する場合には、カラオケルーム内にいる各歌唱者が、上記した認証装置15のモニタに自己のQRコードをかざす、若しくは、操作装置16を用いて認証装置15に自己の歌唱者ID及びパスワードを入力して認証操作を行った後、図16に示すようなメニュー画面に設けられたルーム内対戦ゲームボタン81を押す。
そして、カラオケルーム内にいる各歌唱者が、操作装置16を用いてルーム内管理サーバ10に歌う楽曲の楽曲コード、自身の歌唱者ID、及び歌う順番を入力する。全ての歌唱者が入力し終えると、ルーム内管理サーバ10は、入力された順番に従って、入力された楽曲コードで示される楽曲の再生を楽曲再生装置11に指示する。そして、歌唱者が楽曲再生装置11から流れた歌を歌うと、上述した基本動作に従って、採点装置13での採点、録音装置12での録音が行われ、さらに、データ管理サーバ20で、表示画像の生成及び管理データベース27の更新等が行われ、データ管理サーバ20からルーム内管理サーバ10へ表示画像、称号、歌唱レベル、及びファン数、採点装置13で採点した結果が送信される。
ルーム内管理サーバ10は、カラオケルーム内にいる全ての歌唱者の表示画像、称号、歌唱レベル、ファン数を受信したら、各歌唱者の採点を比較して順位を決定し、決定した順位を、各歌唱者の表示画像、称号、歌唱レベル、ファン数、採点と共に表示装置14に表示する。
−オンライン対戦ゲームの説明−
さらに、本実施の形態のカラオケシステムは、図1に示すように、複数のルーム内管理サーバ10と、データ管理サーバ20とがネットワークを介して接続された構成とされているため、異なるカラオケルーム内にいる歌唱者同士で、歌の採点結果を争うオンライン対戦ゲームを実施することも可能である。
オンライン対戦を実施する場合には、歌唱者が、上記した認証装置15のモニタに自己のQRコードをかざす、若しくは、操作装置16を用いて認証装置15に自己の歌唱者ID及びパスワードを入力して認証操作を行った後、図16に示すようなメニュー画面に設けられたオンライン対戦ボタン82を押して、オンライン対戦を要求すると、オンライン対戦要求が、ルーム内管理サーバ10からデータ管理サーバ20に送信される。データ管理サーバ20は、歌唱者IDを受信後、対戦要求を受信すると、管理データベース27に管理されている各歌唱者の歌唱レベルに基づいて、対戦を要求した歌唱者のレベルに近い他の歌唱者(オンライン対戦を要求している他の歌唱者)を対戦相手として決定する。
より具体的に説明すると、データ管理サーバ20は、オンライン対戦を要求した歌唱者との歌唱レベルの差が所定の閾値の範囲内にある歌唱レベルを有する他の歌唱者を対戦相手として決定する。本実施の形態では、所定の閾値の範囲は、管理データベース27に格納されている歌唱レベルが上下2ランクの範囲としている。従って、例えば対戦を希望する歌唱レベルがSLv6であった場合、その上下2ランクの範囲とは、SLv4からSVL8の範囲となるから、SLv4からSVL8の範囲の歌唱レベルを有する他の歌唱者を対戦相手として決定する。
さらに、本実施の形態では、ゲームのスタートタイミングも必要な条件の一つである。すなわち、両者(若しくは両グループ)のレベルがほぼ同じであっても、他方がすでにオンライン対戦を要求してからかなりの時間が経過している場合には、オンライン対戦をリアルタイムで行うことができない。そのため、本実施の形態では、オンライン対戦を要求してからの時間が一定範囲内(例えば、5分以内等)の歌唱者を対戦相手として決定するように構成している。
そして、オンライン対戦相手が決定したら、データ管理サーバ20は、オンライン対戦を要求してきた歌唱者の表示画像、称号、歌唱レベル及びファン数と、対戦相手として決定した歌唱者の表示画像、称号、歌唱レベル及びファン数とをルーム内管理サーバ10に送信し、ルーム内管理サーバ10が表示部に、オンライン対戦を要求してきた歌唱者の表示画像、称号、歌唱レベル及びファン数と、対戦相手として決定した歌唱者の表示画像、称号、歌唱レベル及びファン数とを表示する。
そして、オンライン対戦を行う両歌唱者が、各カラオケルーム内で楽曲選択を行い、楽曲再生装置11で再生された楽曲に沿って歌い、採点装置13での採点が実施されると、その採点結果がデータ管理サーバ20へ送信され、データ管理サーバ20内で、オンライン対戦を行っている両歌唱者の採点結果を比較して、どちらの歌唱者の採点が高いかの判断がなされて、勝利者が決定され、その結果(即ち、対戦結果)が、オンライン対戦を行っている各歌唱者のカラオケルーム内のルーム内管理サーバ10に送信される。そして、対戦結果を受信したルーム内管理サーバ10が、表示装置14に受信した対戦結果を表示する。
以上が、オンライン対戦ゲームの動作例であるが、歌唱者甲がオンライン対戦を要求したとき、他のカラオケルーム内に歌唱者甲の歌唱レベルの上下2ランクの範囲内の歌唱レベルを有する他の歌唱者(オンライン対戦を要求している他の歌唱者)がいなかった場合には、データ管理サーバ20に登録されている歌唱者の中から、歌唱者甲と歌唱レベルの上下2ランクの範囲内の歌唱レベルを有する全ての歌唱者を抽出し、その歌唱者の中から任意の歌唱者を仮想対戦相手として決定(例えば、乱数をふる等して決定)するようにしてもよい。この場合には、オンライン対戦を要求した歌唱者甲は、仮想対戦相手として決定された歌唱者の過去の歌唱との仮想対戦を行うことになる。
−オフィシャルカラオケ大会の設定処理−
オフィシャルカラオケ大会の設定処理は、本システムの管理者またはそのスタッフが、ウェブサーバ50上の大会専用ウェブサイトを用いて行う。図17は、大会専用ウェブサイトを用いてカラオケ大会(ここでは、カラオケアイドル大会を例示する。)を設定していくときの設定画面例を示している。
本システムの管理者またはスタッフ(以下、大会主催者という。)は、図示しない管理者用端末装置を用いて、ウェブサーバ50上の大会専用ウェブサイトにアクセスする。図17は、このときに表示されるカラオケ大会設定画面例を示している。
このカラオケ大会設定画面(カラオケ大会設定画面)には、主催するカラオケ大会を設定するために必要な入力項目が表示されている。具体的には、大会名称、開始日時、終了日時、定員数、課題曲、入賞商品、及び歌唱レベルの範囲の各項目からなっている。大会名称の項目欄には、主催するカラオケ大会の名称、例えば「○×カラオケアイドル大会」等を入力する。開始日時の項目欄には、カラオケアイドル大会へのエントリーが可能となる日時(エントリー開始日時)を入力する。終了日時の項目欄には、カラオケアイドル大会が終了する日時(ゲーム終了日時)を入力する。定員数の項目欄には、カラオケアイドル大会への参加可能な人数の上限を入力する。課題曲の項目欄には、カラオケアイドル大会で課題曲として歌う歌の曲名を入力する。入賞賞品の欄には入賞者が獲得する賞品の名称を入力する。歌唱レベルの範囲の項目欄には、参加できる歌唱者の歌唱レベルの範囲を入力する。
この例では、大会名称が「○×カラオケアイドル大会」、開始日時が「20××年9月5日午前10時」、終了日時が「20××年9月12日午後6時」、定員数が「200人」、課題曲が「いつか」、入賞賞品が「I0100」のアイテム、歌唱レベルの範囲が「SLv2」〜「SLv5」となっている。
上記で説明したように、各アベレージスコアに対応した歌唱レベルは、SLv1からSLv13までの13段階となっている。従って、大会主催者は、開催するカラオケ大会をどのレベルの大会に設定したいのかを、この歌唱レベル(SLv1〜SLv13)を任意に設定することで、参加資格を決定することができる。
この後、大会主催者は、各項目の入力内容を確認し、その内容でよければ画面右下の決定ボタン85を押す。これにより、データ管理サーバ20は、カラオケ大会として新たに「○×カラオケアイドル大会」を登録する。すなわち、「○×カラオケアイドル大会」を管理するテーブルを作成して大会用データベース29内に登録する。この際、データ管理サーバ20は、この「○×カラオケアイドル大会」を管理するための大会IDを自動的に(ランダムに)生成する。
図18は、上記のようにして新たに登録された「○×カラオケアイドル大会」の大会情報テーブル29aの構成例を示している。
この大会情報テーブル29aには、大会ID「1000000001」、大会種別「オフィシャル大会」、大会名称「○×カラオケアイドル大会」、開始日時「20××年9月5日午前10時」、終了日時「20××年9月12日午後6時」、定員数「200人」課題曲が「いつか」、入賞賞品が「I0100」のアイテム、歌唱レベルの範囲が「SLv2」〜「SLv5」となっている。この他にも、この大会の大会主催者、登録日時、登録者、更新日時、更新者などの各項目データが保存される。
−オフィシャルカラオケ大会へのエントリー処理の説明−
任意のオフィシャルカラオケ大会にエントリーする者は、歌唱者が、上記した認証装置15のモニタに自己のQRコードをかざす、若しくは、操作装置16を用いて認証装置15に自己の歌唱者ID及びパスワードを入力して認証操作を行った後、図16に示すようなメニュー画面に設けられたオフィシャル大会ボタン83を押す。これにより、オフィシャル大会一覧表示要求が、歌唱者IDと共に、ルーム内管理サーバ10からデータ管理サーバ20に送信される。
オフィシャル大会一覧要求を受信したデータ管理サーバ20は、管理データベース27から、受信した歌唱者IDの歌唱者の有する歌唱レベルを取得する。そして、大会用データベース29に格納されている大会情報テーブル29aに基づいて、現在開催中のオフィシャル大会で受信した歌唱者IDの歌唱者が参加できる(即ち、大会情報テーブル29aの歌唱レベルの範囲に、取得した歌唱者の歌唱レベル含む)カラオケ大会を全て抽出する。
そして、例えば、抽出したカラオケ大会の一覧をルーム内管理サーバ10へ送信する。カラオケ大会の一覧を受信したルーム内管理サーバ10は、受信したカラオケ大会の一覧に基づいて、図19に示すようなオフィシャル大会一覧を表示装置14に表示する。この19に示すオフィシャル大会一覧には、図16に示すメニュー画面でオフィシャル大会ボタン83を押した歌唱者が参加可能な開催中の各オフィシャル大会について、大会ID(カラオケアイドル大会ID)、大会名称(カラオケアイドル大会名称)、詳細ボタン86、及びエントリーボタン87が表示される。そして、詳細ボタン86が押された場合には、その詳細ボタン86が押された大会の詳細情報(開始日時、終了日時、定員数、課題曲、入賞賞品、歌唱レベルの範囲等)が、表示装置14に表示される。
そして、歌唱者が、大会一覧の中から、任意の大会を選び、その大会のエントリーボタン87を押し、その大会の課題曲を歌うと、採点装置13での採点結果が、歌唱者ID及びエントリーボタンを押した大会の大会IDと共にデータ管理サーバ20へ送信される。データ管理サーバ20で受信した採点結果を基に、大会IDを受信した大会における歌唱者の暫定順位が決定され、決定された暫定順位がデータ管理サーバ20からルーム内管理サーバ10へ送信される。そして、表示装置14に、歌唱者の暫定順位が表示される。
−プライベートカラオケ大会の設定処理−
プライベート大会の設定処理は、管理データベース27に歌唱者IDが登録されているユーザが、利用者端末60を用いてウェブサーバ50上の図14に示すようなマイページに接続し、プライベート設定ボタン79を押して、上記した図17に示すようなカラオケ大会設定画面を利用者端末60に表示させて、上記したオフィシャル大会の設定処理と同様の処理を行うことにより行う。このプライベートカラオケ大会の設定処理は、図18に示すような大会情報テーブル29aにおいて、大会種別の項目に「プライベート大会」と記録される以外は、上記したオフィシャル大会の設定処理と同様であるため、説明を省略する。
−プライベートカラオケ大会へのエントリー処理の説明−
プライベート大会にエントリーする者は、上記した認証装置15のモニタに自己のQRコードをかざす、若しくは、操作装置16を用いて認証装置15に自己の歌唱者ID及びパスワードを入力して認証操作を行った後、図16に示すようなメニュー画面に設けられたプライベート大会ボタン84を押す。これにより、表示装置14に図20に示すような、プライベート大会エントリー画面が表示される。
プライベート大会にエントリーする者は、プライベート大会エントリー画面の大会ID入力欄88に、操作装置16を用いて、プライベート大会の主催者から事前に知らされている大会IDを入力し、エントリーボタン89を押してから、その大会IDを入力したプライベート大会の課題曲を歌う。そして歌唱者が歌い終えると、採点装置13での採点結果が、歌唱者ID及びエントリーボタンを押した大会の大会IDと共にデータ管理サーバ20へ送信される。データ管理サーバ20で、受信した採点結果を基に、大会IDを受信した大会における歌唱者の暫定順位が決定され、決定された暫定順位がデータ管理サーバ20からルーム内管理サーバ10へ送信される。そして、表示装置14に、歌唱者の暫定順位が表示される。
以上が、本実施の形態に係るカラオケシステムの説明である。なお、上記した実施の形態において、歌唱者のファン数の算出は、上記した通り、図13に示すようなファン投票画面でファン投票ボタン73が押された時に、投票ボタン73が押された歌唱者(投票された歌唱者)について管理データベース27に記録されているファン数に規定数のファン数を加算することにより実施されるが、本発明におけるファン数の算出はこれに限定されない。例えば、歌唱者が歌う都度、歌唱者が利用者端末60からマイページに接続する都度、歌唱者がオンライン対戦ゲーム若しくはルーム内対戦ゲームで勝利する都度、歌唱者がプライベート若しくはオフィシャルカラオケ大会で入賞する都度、又は、歌唱レベルがアップする都度、管理データベース27に記録されている歌唱者のファン数に規定数のファン数を加算して、歌唱者のファン数を算出してもよい。このようにファン投票以外の操作によってもファン数が加算される構成とすると、ファン投票数の少ない歌唱者であっても、歌う回数やマイページへの接続回数を増やしたり、積極的にオンライン若しくはルーム内対戦ゲームに参加して勝利回数を増やしたり、或いは、積極的にプライベート若しくはオフィシャルカラオケ大会に参加して入賞回数を増やしたりすることで、ファン数を増やすことができ、自身のキャラクタの人気が上がるのを楽しむことができる。
また、本実施の形態に係るカラオケシステムでは、利用者端末60を用いてファン投票を行う構成、即ち、利用者端末60をファン投票部として機能させているが、カラオケルームK,Kに設けられた操作装置16をファン投票部として機能させてもよい。即ち、表示装置14に図13に示すようなファン投票画面を表示し、操作装置16を用いてファン投票画面に設けられた投票ボタン73を押す(クリックする)ことで、ファン投票が行われてもよい。
また、本実施の形態に係るカラオケシステムは、人気レベルがアップした時に新たなアイテムが獲得されるように構成されているが、歌唱レベルがアップした時、オンライン対戦若しくはルーム内対戦で勝利した時、又は、オフィシャル若しくはプライベートカラオケ大会で入賞した時等に新たなアイテムが獲得されるように構成されてもよい。
また、本実施の形態に係るカラオケシステムでは、表示装置14とは別に入力操作を行うための操作装置16を設けているが、表示装置14と操作装置16が一体化されたもの、例えば、タッチパネル式の表示装置が用いられてもよい。
なお、本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施例はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。