JP5504001B2 - 電気機器および空気調和機 - Google Patents

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この発明は、室内に設置される電気機器に関し、特に室内に存在する個人を把握する機能を備えた電気機器および空気調和機に関する。
室内に設置される電気機器として、例えば、空気調和機では、被空調室内の状況たとえば人の居場所や人数などを室内機の画像センサで捉えた画像から把握し、この把握内容に応じた空調運転を行うものが知られている(例えば特許文献1)。
また、予め個人の好みの空調の運転条件を画像とともに記憶させ、個人にとって最適な空調を行う空気調和機も知られている(例えば特許文献2)。
特開2006−220405号公報 特許第3539607号公報
特許文献1の空気調和機では、被空調室内に居る人に対して最適な空調を行うとしている。しかしながら、各個人には寒がりや暑がり等の温熱環境に対する個人差があるため、被空調室内の人の居場所や人数の状況を把握するだけでは、各個人にとって最適な空調は困難である。
一方、特許文献2の空気調和機の場合、予め個人が操作によって自分の好みの運転条件を設定する必要があり、設定操作が面倒である。
この発明は、上記の事情を考慮したもので、その目的は、面倒な設定を行うことなく、室内の人物に合わせた最適な動作が可能な電気機器および空気調和機を提供することである。
請求項1に係る発明の電気機器は、室内に設置された電気機器本体と、前記室内を立体的に撮像する少なくとも2つの撮像手段と、前記電気機器本体の各種の動作内容を設定操作可能なリモートコントロール式の操作器と、前記撮像手段で撮像される画像情報から、前記室内に存在する個人およびその位置を認識するとともに、前記操作器の位置を認識する認識手段と、前記操作器の操作時、その操作器を操作する個人を、前記認識手段で認識される操作器の位置に基づき特定する操作者特定手段と、前記操作器の操作時において設定された動作内容を前記操作者特定手段で特定された個人およびその位置に対応付けて記憶する動作内容記憶手段と、動作中に前記認識手段が個人とその位置を認識した場合、認識された個人とその位置に対して、前記操作者特定手段で特定された個人およびその位置に対応した動作内容が前記動作内容記憶手段に記憶されている場合、前記動作内容記憶手段に記憶されている当該個人およびその位置に対応した動作内容に応じた機器動作を実行する制御手段と、を備える。
請求項2に係る発明の空気調和機は、被空調室内を空調するものであって、前記被空調室内を立体的に撮像する少なくとも2つの撮像手段と、各種の運転条件を設定操作可能なリモートコントロール式の操作器と、前記撮像手段で撮像される画像情報から、前記被空調室内に存在する個人およびその位置を認識するとともに、前記操作器の位置を認識する認識手段と、前記操作器の操作時、その操作器を操作する個人を、前記認識手段で認識される操作器の位置に基づき特定する操作者特定手段と、前記操作器の操作時における前記操作器に設定された運転条件を前記操作者特定手段で特定された個人およびその位置に対応付けて記憶する運転条件記憶手段と、運転中に前記認識手段が個人とその位置を認識した場合、認識された個人とその位置に対して、前記操作者特定手段で特定された個人およびその位置に対応した運転条件が前記運転条件記憶手段に記憶されている場合、前記運転条件記憶手段に記憶されている当該個人およびその位置に対応した運転条件に応じた空調運転を実行する制御手段と、を備える。
この発明の電気機器および空気調和機によれば、面倒な設定を行うことなく、室内の人物に合わせた最適な動作が可能となる。
この発明の一実施形態の室内機、被空調室内の様子、および人物別/領域別実態情報を示す図。 一実施形態の室内機の外観斜視図。 図2の室内機内の室内ファンおよびその周辺部の構成を示す図。 一実施形態の制御回路の構成を示すブロック図。 一実施形態のリモコンの外観図。 図5のリモコンのカバーを開いた状態を示す図。 一実施形態の動作を説明するためのフローチャート。 一実施形態における各運転条件の記憶状態を示す図。 一実施形態における人物別/領域別実態情報の滞在時間を領域別に棒グラフ化した3次元パターンPxを示す図。 一実施形態の吹出し風が人物に当たる様子を示す図。 図10の人物が移動してその人物に吹出し風が当たらない様子を示す図。 図2の変形例の構成を示す図。 図3の変形例の構成を示す図。
この発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
ここでは、電気機器として室内に設置される空気調和機を対象として説明する。
図1に示すように、被空調室1の壁面1aに空気調和機の室内機10が取付けられ、床面1b上の複数の椅子に人物(例えば父親)A、人物(例えば子供)B、人物(例えば母親)Cがそれぞれ座っている。床面1bには見かけ上の複数の領域“1”〜“12”が設定されており、人物Aは2つの領域“2”“5”に座り、人物Bは領域“11”に座り、人物Cは2つの領域“7”“10”に座っている。
室内機10は、図2および図3に示すように、前面上部に前面パネル(可動パネルともいう)11、下部に吹出口11bが設けられる。を有し、前面パネル(可動パネルともいう)11の中央前面に吸込口11aが設けられ、吹出口11bには、左右方向に3分割された3枚の上下ルーバ13,14,15が設けられている。また、上下ルーバ13,14,15の後方にそれぞれ複数枚の左右ルーバ16,17,18が設けられる。左右ルーバ16,17,18の後方空間には、上下ルーバ13,14,15のそれぞれに対向して3つの室内ファン31,32,33が収容されている。上下ルーバ13,14,15は、吹出し風の上下方向の角度をそれぞれ個別に調節することが可能である。左右ルーバ16,17,18は、吹出し風の左右方向の角度をそれぞれ個別に調節することが可能である。
図3に示すように、室内ファン31,32,33は、いわゆる横流ファンで、保持部材10aおよびその保持部材10aに取付けられた一対の仕切部材34,35に保持されている。すなわち、仕切部材34,35によって形成される3つの空間のうち、上下ルーバ13および左右ルーバ16に対応する左端空間に室内ファン31が設けられ、その室内ファン31のモータ31Mが保持部材10aに保持され、室内ファン31の反モータ側の回転軸が仕切部材34に回動自在に保持される。上下ルーバ14および左右ルーバ17に対応する中央部の空間に室内ファン32が設けられ、その室内ファン32のモータ32Mが仕切部材34に保持され、室内ファン32の反モータ側の回転軸が仕切部材35に回動自在に保持される。上下ルーバ15および左右ルーバ18に対応する右端空間に室内ファン33が設けられ、その室内ファン33のモータ33Mが保持部材10aに保持され、室内ファン33の反モータ側の回転軸が仕切部材35に回動自在に保持される。図中、詳細は省略しているが、各ファンの反モータ側の回転軸は軸受けを介して各仕切部材に取り付けられている。
これら室内ファン31,32,33の動作により、室内空気が室内機10の吸込口11aおよび図示しない上面部の吸込口を通して室内機10内に吸込まれ、吸込まれた空気が室内機10内の後述の室内熱交換器45を熱交換しながら通り、さらに左右ルーバ16,17,18および上下ルーバ13,14,15を経て室内に吹出される。
また、室内機10の前面パネル11に液晶表示部20、撮像手段たとえば2つのカメラ21,22、受光部23が設けられる。カメラ21,22は、CCDカメラあるいはCMOSカメラのような電子的に撮像を行うものが用いられる。カメラ21,22は、水平方向に互いに所定間隔(10cm程度)を空けて配置され、被空調室1内を立体的に撮像するとともに、後述のリモコン60から発せられる赤外線光を画像として捉え易くするために、可視光の透過を少しだけ抑制するフィルタを備えている。この結果、操作者が後述するリモコン操作を行なった際にリモコンから発信される赤外線光は、カメラ21,22によって捉えられ、リモコンの位置が特定できる。
また、受光部23は、リモコン60から発せられる赤外線光を受光し、運転条件を受信する。
さらに、室内機10の側面部12には、後述する記録媒体70の着脱(挿入および引出し)を可能とし、記録媒体70が挿入された場合にその記録媒体70から後述の生体画像情報を読取る情報読取部24が設けられる。
図4に、この室内機10および室外機40からなる当該空気調和機のヒートポンプ式冷凍サイクルおよび制御回路を示す。
冷房時は、実線矢印で示すように、圧縮機41から吐出される冷媒が四方弁42を介して室外熱交換器43に流れ、その室外熱交換器43から流出する冷媒が膨張弁44、室内熱交換器45、および再び上記四方弁42を通って圧縮機41に吸込まれる。この冷房流路の形成により、室外熱交換器43が凝縮器、室内熱交換器45が蒸発器として機能する。暖房時は、四方弁42の切換えにより、破線矢印で示すように、圧縮機41から吐出される冷媒が四方弁42を介して室内熱交換器45に流れ、その室内熱交換器45から流出する冷媒が膨張弁44、室外熱交換器43、および上記四方弁42を通って圧縮機41に吸込まれる。この暖房流路の形成により、室内熱交換器45が凝縮器、室外熱交換器43が蒸発器として機能する。
上記室外熱交換器43に対し室外ファン46が設けられ、室内熱交換器45に対し上記室内ファン31,32,33が設けられる。また、室温を検出するために室内熱交換器45の吸込み側に室内温度センサ47が設けられる。室外機40には室外制御部48が設けられ、室内機10には室内制御部50が設けられ、この各制御部48,50間が信号線58により相互接続される。
そして、室内制御部50に、上記液晶表示部20、受光部23、情報読取部24、室内温度センサ47、室内ファン駆動部51、上下ルーバ駆動部52、左右ルーバ駆動部53、不揮発性の記憶手段であるEEPROM54、ROM59、RAM55、音声発生部56、および画像処理部57が接続される。
受光部23は、リモートコントロール式の操作器(リモコンという)60から発せられる赤外線光を受光する。情報読取部24は、リモコン60内の不揮発性メモリである例えばフラッシュメモリなどの記録媒体70が取外されて挿入された場合に、その記録媒体70に記録されている生体画像情報を読取り、それをEEPROM54に記憶する。
室内ファン駆動部51は、室内ファン31,32,33のモータ31M,32M,33Mをそれぞれ独立的に駆動する。上下ルーバ駆動部52は、上下ルーバ13,14,15のモータ13M,14M,15Mをそれぞれ独立的に駆動する。左右ルーバ駆動部53は、左右ルーバ16,17,18のモータ16M,17M,18Mをそれぞれ独立的に駆動する。
ROM59は、制御プログラムの記憶用で書き換えできないようになっている。一方、EEPROM54は、後述する生体画像情報の記憶用、運転条件の記憶用、人物別/領域別実態情報の記憶用としてそれぞれ機能するもので、書替可能である。RAM55は、各種情報の一時記憶に用いられる。音声発生部56は、各種案内情報を実際の音声に変換し、それを付属のスピーカ56aから発する。画像処理部57は、カメラ21,22で撮像される画像を処理する。この画像処理部57で処理された画像情報が室内制御部50に供給される。
リモコン60は、図5および図6に示すように、上面に液晶表示部61および開閉カバー60aを有し、開閉カバー60aに生体画像情報の撮像手段としてカメラ62、登録釦63、数値調整用の+釦64,−釦65、風除(かぜよけ)釦66、冷房釦67、暖房釦68、運転釦69を有する。さらに、リモコン60は、図6に示すように、開閉カバー60aを開くと露出する操作面101に、温度調節釦102、自動釦103、冷房釦104、停止釦105、除湿釦106、暖房釦107、風当(かぜあて)釦108、記録媒体挿入部110、切タイマー釦111、“おしえて”釦112、風向切換釦113、空気清浄釦114、風量切換釦115、ルーバスイング釦116、予熱釦117、タイマー切釦118、タイマー入釦119、予約釦120、メニュー釦121、取消釦122を有する。操作者は、リモコン60の対応する釦を操作して運転モード、設定温度、風向、風量等の各種運転条件を設定して空調運転を開始させる通常操作と、運転釦69を押圧するのみの操作によって単に運転停止のみを指示する簡易操作のいずれかを使用できる。上記風除釦66は、風除けモードの設定手段として機能する。風除モードとは操作者自身が空調された風に直接当るのを嫌う場合に用いられ、風除釦66が押圧操作されると、室内ファン31,32,33、上下ルーバ13,14,15及び左右ルーバ16,17,18の風量または/および風向を調節してその操作者に対して風が当らなくなる。たとえば、操作者が部屋の右側に存在する場合には、左右ルーバ16,17,18をすべて左側に向けたり、右側の室内ファン31を停止させたり、右側に位置する上下ルーバ13を上方向に向けるなどの動作を行う。なお、後述する操作者個人の認識に基づき風除モードを設定した個人が場所を移動した場合には、それに追従して操作者に対して風が当らない風量や風向に変更される。
一方、風当釦108は、風除けモードとは正反対の風当てモードの設定手段として機能する。風当てモードとは操作者自身が空調された風に直接当たりたい場合に用いられ、風当釦108が押圧操作されると、上下ルーバ13,14,15及び左右ルーバ16,17,18の風向を調節してその操作者に対して風を当てるようになる。たとえば、操作者が部屋の右側に存在する場合には、左右ルーバ16,17,18をすべて右側に向けたり、右側に位置する上下ルーバ13を下方向に向けるなどの動作を行う。なお、後述する操作者個人の認識に基づき風当モードを設定した個人が場所を移動した場合には、それに追従して操作者に対して風が当たる風向に変更される。
カメラ62は、室内機10に設けられているカメラ21,22と同様に、CCDカメラあるいはCMOSカメラのような電子的に撮像を行うカメラが用いられる。但し、リモコン60のカメラ62は、人物を撮像するためだけでよいため、カメラ21,22のようなフィルタは備えていない。カメラ62は、操作者の生体たとえば顔の画像情報を登録釦63の押圧により撮像することができる。上記記録媒体挿入部110は、記録媒体70の着脱(挿入および引出し)が自在となっており、挿入された記録媒体70に対し、カメラ62で撮像される生体画像情報を記録する。カメラ62、登録釦63、記録媒体挿入部110、記録媒体70、および当該リモコン60に内蔵されているCPU(図示しない)により、操作者の生体画像情報を室内機10のEEPROM54に登録するための登録手段が構成される。
すなわち、操作者の顔をカメラ62で撮像すると、撮像された顔の画像情報が記録媒体70に記録される。こうして、祖父、祖母、父親、母親、子供など家族全員の生体画像情報を記録媒体70に記録することができる。この記録媒体70をリモコン60から取外して室内機10の情報読取部24に挿入することにより、記録媒体70に記録されている家族全員の生体画像情報がEEPROM54に登録される。
一方、室内制御部50は、制御手段として次の(1)〜(13)の機能を有する。
(1)カメラ21,22で撮像される画像情報から、被空調室1内の個人およびその位置(領域“1”〜“12”)を認識するとともに、リモコン60の位置(領域“1”〜“12”)を認識する認識手段としての機能。人物については、カメラ21,22で撮像される画像情報とEEPROM54内の生体画像情報との照合により個人を特定して認識する。なお、画像情報の照合は主に顔面の特徴を主体として実行される。カメラ21,22で撮像される画像情報だけでは人物の認識が不十分な場合は、後述する実態情報記憶手段内の人物別/領域別実態情報を補助的に用いて、被空調室1内の人物を認識する。リモコン60の位置(領域“1”〜“12”)は、使用者がリモコン操作を行なった際にリモコンから発信される赤外線光が、カメラ21,22によって捉えられ、撮像された画像情報から認識手段によってリモコンの位置が特定される。
(2)リモコン60が操作されたとき、認識手段で認識される個人およびその位置のうち、リモコン60の操作者およびその位置を、認識手段で認識されるリモコン60の位置に基づき特定する操作者特定手段としての機能。すなわち、リモコン60の位置と同じ位置に居る人物をリモコン60の操作者を個人(人物A,B,C…の中の特定の一人)として特定する。
(3)リモコン60の操作により運転条件が設定されたとき、その設定された運転条件を上記操作者特定手段で特定される個人およびその位置に対応付けてEEPROM54に記憶させるとともに、後述の実態情報検出手段で検出される人物別/領域別実態情報を逐次に記憶させる制御手段としての機能。
(4)上記操作者特定手段で複数の操作者が特定された場合に、その特定された複数の操作者が、認識手段で室内に居ることが認識された場合には、その認識された各個人に対し、優先順位を設定する優先順位設定手段としての機能。具体的には、認識された個人のうち、最後に操作者特定手段によって特定された個人、すなわち最新に登録された個人に対し、最も高い優先順位を設定する。
(5)リモコン60の操作により運転条件が設定され、指示されたとき、その設定された運転条件に応じた空調運転を実行する制御手段としての機能。
(6)リモコン60の操作が運転開始の指示のみであるとき、上記操作者特定手段で特定された個人およびその位置に対応する運転条件がEEPROMに記憶されているか否かを判定する判定手段としての機能。
(7)この判定手段の判定結果が肯定の場合に上記操作者特定手段で特定された個人およびその位置に対応する運転条件をEEPROM54から抽出し、上記判定手段の判定結果が否定の場合はその判定前に実行されていた空調運転の運転条件をEEPROM54から抽出するとともに、後述の位置変更検出手段で個人の位置変更が検出された場合はその個人の新たな位置に対応する運転条件または後述の人物別/領域別実態情報をEEPROM54から抽出する抽出手段としての機能。
(8)この抽出手段で抽出される運転条件または人物別/領域別実態情報に応じた空調運転を実行する制御手段としての機能。
(9)空調運転の実行中、上記認識手段の認識結果に基づき、被空調室1内の複数の領域“1”〜“12”における人物別の滞在時間および空調状態を人物別/領域別実態情報として逐次に検出する実態情報検出手段としての機能。
(10)この実態情報検出手段で検出される人物別/領域別実態情報を記憶する実態情報記憶手段としての機能。
(11)この実態情報記憶手段内の人物別/領域別実態情報をグラフ化してリモコン60の液晶表示部61または室内機10の液晶表示部20で表示する表示制御手段としての機能。
(12)空調運転の実行中、上記操作者特定手段で特定された個人の位置の変更を上記認識手段の認識結果に基づき検出する位置変更検出手段としての機能。
(13)空調運転停止時に、停止前の空調運転の運転条件をEEPROM54に記憶する制御手段としての機能。
つぎに、図7のフローチャートを参照しながら動作について説明する。
図1に示すように、被空調室1内に3人の人物A,B,Cが座っているものとする。この被空調室1内の様子が室内機10のカメラ21,22で撮像され(ステップ201)、認識手段により、その撮像される画像情報から、被空調室1内の人物A,B,Cおよびその位置(領域“1”〜“12”)が認識される(ステップ202)。
人物Aがリモコン60を操作して、運転条件(運転モード、室内温度、風向、風量等)D1を設定したり、あるいは運転開始(運転釦69押圧)を指示すると(ステップ203のYES)、認識手段によって、被空調室1内の人物とその位置(領域“1”〜“12”)及びリモコン60の位置(領域“1”〜“12”)が把握される。人物の認識に際しては、カメラ21,22で撮像される画像情報とEEPROM54(生体画像記憶手段)内の生体画像情報との照合により、人物A,B,Cがそれぞれ誰であるか、すなわち個人が認識される。操作者である人物とリモコン60の位置とは、必ず一致する。このため、操作者特定手段によって、人物Aの位置とリモコン60の位置とが一致すれば、人物Aが操作者個人として特定される(ステップ204)。また、人物Cがリモコン60を操作して、運転条件(運転モード、室内温度、風向、風量等)D2を設定したり、あるいは運転開始(運転釦69押圧)を指示した場合は(ステップ203のYES)、人物Cの位置とリモコン60の位置とが一致することから、操作者特定手段によって、人物Cが操作者個人として特定される(ステップ204)。
上記設定された運転条件D1は、操作者である人物Aおよびその位置に対応付けられた形で、図8に示すようにEEPROM54内の第1領域に格納される。上記設定された運転条件D2は、操作者である人物Cおよびその位置に対応付けられた形で、図8に示すようにEEPROM54内の第2領域に格納される。
EEPROM54内に操作者として特定された個人が複数記憶されている場合は(ステップ205のYES)、最後の操作者である人物Cに対し、最も高い優先順位が設定される(ステップ206)。つまり、操作日時の新しい運転条件D2の方が、運転条件D1よりも優先順位が高くなる。
実際に、人物Cのリモコン操作によって運転条件D2が設定されかつ運転開始が指示されると(ステップ207のYES)、設定された運転条件が、操作者である人物Cおよびその位置に対応付けられて、運転条件記憶手段として機能するEEPROM54に記憶される(ステップ208)。同時に、設定された運転条件に応じた空調運転が実行される(ステップ209)。
なお、人物Aがリモコン操作後に人物Cがリモコン操作した場合であって、認識手段によって室内に人物Aが存在することが認識されている場合には、人物Aの運転条件D1を完全に無視せず、運転条件D1,D2の両立が可能かどうかを検証する処理を実行してもよい。例えば、運転条件D1,D2の設定温度や風量が互いに同じで、リモコン操作の領域(位置)のみが異なる場合には、その両領域に風が行き渡るよう、左右ルーバ16,17,18をスイングさせる運転が可能である。すなわち、室内制御部50は、認識手段の機能によって認識された上記被空調室内の人物Aに対応した運転条件D1が、すでにEEPROM54に記憶されている場合には、制御手段の機能として人物Aに対応してEEPROM54に記憶されている運転条件を加味(考慮)した空調運転を実行する。
また、同一人物が同一の位置で操作を行った場合には、EEPROM54内で新たな運転条件が上書きされ、最新の情報に更新される。
また、この空調運転は操作者の運転条件をメインに実行されるが、室内に居ることが認識された全ての人物の後述する領域別/領域別実態情報に基づく風向・風量・風当てモード・風除けモードなどを考慮した付加的な空調運転をメインの運転条件を損なわない範囲で実行してもよい。
人物Cのリモコン操作が運転開始の指示のみの場合は(ステップ207のNO)、人物Cおよびその位置に対応する運転条件D2がEEPROMに記憶されているか否かが判定される(ステップ210)。
この判定結果が肯定の場合(ステップ211のYES)、つまり人物Cおよびその位置に対応する運転条件D2が有れば、その運転条件D2がEEPROM54から抽出され(ステップ212)、抽出された運転条件D2に応じた空調運転が実行される(ステップ213)。
上記判定結果が否定の場合(ステップ211のNO)、つまり人物Cおよびその位置に対応する運転条件D2が無ければ、前回の空調運転時の運転条件がEEPROM54から抽出され(ステップ214)、抽出された運転条件に応じた空調運転が実行される(ステップ213)。
なお、各人物の位置情報までは記憶せず、人物と運転条件のみを対応付けて記憶してもよい。この場合は位置情報は用いられないため、人物がどの位置に居たとしても、その人物と対応する運転条件のみが空気調和機の運転に用いられる。このように、被空調室内を撮像し、撮像した画像情報から被空調室内の人物およびリモコン60の操作者を認識し、そのリモコン60の操作者の個人の運転条件を記憶することにより、被空調室1内の人物および人物の行動に合わせた最適な空調が可能となる。
さらに、認識手段によって被空調室1内の領域“1”〜“12”における人物A,B,Cの滞在時間が検出・積算される。この滞在時間と前述のその人物がその位置で設定操作した運転条件(風向・風量・風当てモード・風除けモード等を含む)が、人物別/領域別実態情報Pa,Pb,Pcとして逐次に記憶される(ステップ215)。
すなわち、領域“2”“5”における人物Aの滞在時間として領域“2”=1時間、領域“5”=4時間が検出・積算されるとともに、その人物Aが居る領域“2”“5”の過去のリモコン操作内容である運転条件“風当て”“強風”が人物Aの人物別/領域別実態情報PaとしてEEPROM54に逐次に記憶される(ステップ215)。同様に、領域“11”における人物Bの滞在時間として領域“11”=5時間が検出・積算されその人物Bにおける領域“11”の運転条件として“風当て”“弱風”が人物Bの人物別/領域別実態情報PbとしてEEPROM54に逐次に記憶される(ステップ215)。さらに、領域“7”“10”における人物Cの滞在時間として領域“7”=4時間、領域“10”=2時間が検出・積算されるとともに、その人物Cが居る領域“7”“10”の運転条件として“風除け”“微風”が人物Cの人物別/領域別実態情報PCとしてEEPROM54に逐次に記憶される(ステップ215)。要するに、人物と領域毎に、各領域における各人物の滞在時間と当該人物がその領域でリモコンを操作したときの運転条件がEEPROM54に逐次に記憶される(ステップ215)
そして、EEPROM54内の人物別/領域別実態情報Pa,Pb,Pc…のうち、優先順位が最も高い人物C、すなわち、最も最後にリモコン60を操作した人物、に対応する人物別/領域別実態情報Pcが選定され、選定された人物別/領域別実態情報Pcの滞在時間が図9に示すように領域別に棒グラフ化された3次元パターンPxとして室内機10の液晶表示部20で表示される(ステップ216)。
この3次元パターンPxの表示により、例えば、子供部屋で受験生の子供がどのくらいの時間、机に向かっているかを知ることができる。あるいは、老人の部屋で老人がどのくらいの時間、寝床以外の場所に居るかを知ることができる。このような報知は、仕事や勉強の捗り具合や健康状態などを知るための重要なバロメータとなる。
また、空調運転の実行中、人物Cが被空調室1内で移動すると、その人物Cの位置変更が検出される(ステップ218のYES)。この場合、人物Cの新たな位置に対応する運転条件がEEPROM54から抽出される(ステップ219)。その運転条件がEEPROM54内に無ければ、人物Cの新たな位置に最も近い位置での人物Cの運転条件である人物別/領域別実態情報がEEPROM54から抽出される(ステップ219)。抽出される人物別/領域別実態情報は、人物Cが実際に操作した運転条件(風向・風量・風当てモード・風除けモード等)である。
こうして抽出される運転条件または人物別/領域別実態情報に応じた運転が実行される(ステップ220)。たとえば、図10に示すように、室内機10のすぐ下位置の机に人物Cが座っている時には、EEPROM54から人物Cの室内機10のすぐ下位置における運転条件が抽出される。この際、運転条件が“弱風・風当て…”であれば、その内容に沿った空調運転が実行される。この状態で、図11に示すように、机から離れた位置のベッドに人物Cが移動すると、その移動が認識手段によって認識され、EEPROM54から人物Cの机から離れた位置のベッド位置における運転条件が抽出される。ここで、EEPROM54から抽出された運転条件が“微風・風除け…”であれば、空調運転がそれまでの“弱風・風当て…”から“微風・風除け…”に切替わる。この位置変更に伴う空調の切替えに際しては、その旨の案内情報が音声発生部56で音声情報に変換され、それがスピーカ56aから発せられる。
なお、被空調室1内の人物を識別する場合、人物が横向きや後ろ向きであったり、被空調室1の端のカメラ21,22から遠い位置に人物が居る場合など、カメラ21,22で撮像される画像情報だけでは人物の認識が不十分な状況が考えられる。このような状況では、EEPROM54内の人物別/領域別実態情報Pa,Pb,Pc…を補助的に用いることにより、被空調室1内の人物をできるだけ正確に認識することが可能である。すなわち、人物別および領域別の過去の滞在時間から人物ごとの行動パターンを解析し、この解析の結果を人物の認識に活用することができる。例えば、図1において、領域“11”に居る人物Bが誰であるか画像情報だけでは認識できない場合、領域“11”において最も滞在期間の長い人物Bがその位置に居ると推定できる。
なお、人物Bが他の位置に存在することが認識されている場合には、領域“11”において次に滞在期間の長い人物と推定する。
(2)変形例
なお、上記実施形態では、リモートコントロール式の操作器として空気調和機で一般に使用されているリモコン60を用いたが、ほかに携帯電話器やブック型パーソナルコンピュータなどの小型端末を用いてもよい。
リモコン60からの生体画像情報の登録手段として記録媒体70や情報読取部24を用いたが、生体画像情報の無線送信手段をリモコン60に設け、室内機10にはリモコン60から無線送信される生体画像情報を受信する受信手段を設けてもよい。
優先順位の設定の仕方として、最後の操作者に対する優先順位を最も高く設定したが、リモコン60の風除釦66を押圧して風除けモードを設定した操作者がいる場合には、操作の順番にかかわらず、風除けモードを設定した操作者の優先順位を最も高く設定してもよい。小さい子供、冷え性の女性、老人など、室内機10からの吹出風が体に直接当たることを好まない人にとっては、風除けモードを優先することが快適性を確保する上で重要な要素となる。仮に、風当て防止が位置的に困難な場合は、音声による案内情報を発して、風除釦66の操作者に居場所の移動を促したり、あるいは運転条件の変更を促す。
優先順位の設定に関し、リモコン60に優先順位“1”“2”“3”のような設定釦を設け、設定する運転条件が最優先の場合は優先順位“1”の設定釦を押圧し、優先順位が低い場合は優先順位“3”の設定釦を押圧し、優先順位がどうでもよい場合は優先順位“2”の設定釦を押圧する構成を加えてもよい。運転条件の設定ごとに優先順位を指定することで、複数の操作者が同じ部屋にいる状態で新たな運転条件が設定がされた場合など、それぞれの操作者にどのような空調運転を実行すべきか最良の運転形態を適宜に学習しながら決定してもよい。
室内機10については、図12および図13に示すように、吹出口11bに2枚の上下ルーバ81,82を設け、その上下ルーバ81,82の後方に左右ルーバ83,84を設け、その左右ルーバ83,84の後方空間に2つの室内ファン85,86を収容する構成としてもよい。
本実施形態においては、赤外線光を発信するリモコンを採用し、認識手段によって、使用者がリモコン操作を行なった際にリモコンから発信される赤外線光を、カメラ21,22によって捉え、撮像された画像情報からリモコンの位置を特定している。しかしながら、電波などの無線信号を用いるリモコンを使用した場合には、カメラでは無線信号を撮像することができない。このような場合には、リモコンからの無線信号の発信源の位置を検出するリモコン位置検知手段を設け、認識手段で認識される人物の位置と位置検知手段で検出されるリモコンの位置とを照合することでリモコンを操作した個人を特定することができる。
また、本実施の形態においては、空気調和機を電気機器の一例として説明したが、例えばテレビやビデオ等の電気機器において、認識された人物が、操作器を操作して特定の番組を毎回選択している場合に、人物とその操作内容(選択された番組)を設定内容記憶手段に記憶し、その後、その人物が室内に居ることが認識手段によって認識されると、設定内容記憶手段に記憶された情報に基づき、その特定の番組が開始される時に自動的にそのチャンネルに変更したり、テレビの画面にその特定の番組が特定のチャンネルにて開始される旨を文字などで表示する等の活用方法が考えられる。
さらに、本実施の形態においては、電気機器(空気調和機の室内機)本体にカメラ及び認識手段、操作者特定手段を設けたが、リモコン60側にもカメラ及び認識手段を設けるとともに操作者特定手段を電気機器本体からリモコン側に移しても良い。この場合、リモコン60の操作時にリモコン60側で操作者を撮像し、操作者を認識・特定し、特定した結果を室内機に送信するようにして、操作者の特定精度を向上させるようにしても良い。また、この撮像タイミングを釦などの操作タイミングと同期させれば、認識精度あげることができる。また、この際、リモコン60で操作者の個人が特定できない場合、基準画像の登録、或いは、再登録をリモコン60に設けた音声発生手段(スピーカ)にて促す様にしても良い。
その他、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、各変形例の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…被空調室、1a…壁面、1b…床面、10…室内機、11…前面パネル、11a…吸込口、11b…吹出口、12…側面部、13,14,15…上下ルーバ、16,17,17…左右ルーバ、20…液晶表示部、21,22…CCDカメラ(或いはCMOSカメラ)(撮像手段)、23…受光部、24…情報読取部、31,32,33…室内ファン、41…圧縮機、43…室外熱交換器、45…室内熱交換器、50…室内制御部、54…EEPROM(記憶手段)、60…リモコン、70…記録媒体

Claims (6)

  1. 室内に設置された電気機器本体と、
    前記室内を立体的に撮像する少なくとも2つの撮像手段と、
    前記電気機器本体の各種の動作内容を設定操作可能なリモートコントロール式の操作器と、
    前記撮像手段で撮像される画像情報から、前記室内に存在する個人およびその位置を認識するとともに、前記操作器の位置を認識する認識手段と、
    前記操作器の操作時、その操作器を操作する個人を、前記認識手段で認識される操作器の位置に基づき特定する操作者特定手段と、
    前記操作器の操作時において設定された動作内容を前記操作者特定手段で特定された個人およびその位置に対応付けて記憶する動作内容記憶手段と、
    動作中に前記認識手段が個人とその位置を認識した場合、認識された個人とその位置に対して、前記操作者特定手段で特定された個人およびその位置に対応した動作内容が前記動作内容記憶手段に記憶されている場合、前記動作内容記憶手段に記憶されている当該個人およびその位置に対応した動作内容に応じた機器動作を実行する制御手段と、
    を備えることを特徴とする電気機器。
  2. 被空調室内を空調する電気機器である空気調和機において、
    前記被空調室内を立体的に撮像する少なくとも2つの撮像手段と、
    各種の運転条件を設定操作可能なリモートコントロール式の操作器と、
    前記撮像手段で撮像される画像情報から、前記被空調室内に存在する個人およびその位置を認識するとともに、前記操作器の位置を認識する認識手段と、
    前記操作器の操作時、その操作器を操作する個人を、前記認識手段で認識される操作器の位置に基づき特定する操作者特定手段と、
    前記操作器の操作時における前記操作器に設定された運転条件を前記操作者特定手段で特定された個人およびその位置に対応付けて記憶する運転条件記憶手段と、
    運転中に前記認識手段が個人とその位置を認識した場合、認識された個人とその位置に対して、前記操作者特定手段で特定された個人およびその位置に対応した運転条件が前記運転条件記憶手段に記憶されている場合、前記運転条件記憶手段に記憶されている当該個人およびその位置に対応した運転条件に応じた空調運転を実行する制御手段と、
    を備えることを特徴とする空気調和機。
  3. 前記制御手段は、前記操作器の操作が運転開始の指示のみであるとき、前記操作者特定手段で認識された個人に対応した運転条件が前記運転条件記憶手段に記憶されている場合、前記操作者特定手段で特定された個人に対応する運転条件に応じた空調運転を実行することを特徴とする請求項2記載の空気調和機
  4. 空調運転の実行中、前記認識手段の認識結果および前記操作者特定手段の特定結果に基づき、前記被空調室内の複数の領域における人物別の滞在時間および空調状態を人物別/領域別実態情報として検出する実態情報検出手段と、
    この実態情報検出手段で検出される人物別/領域別実態情報を記憶する実態情報記憶手段と、
    この実態情報記憶手段内の人物別/領域別実態情報を前記操作器または当該空気調和機の室内機で表示する表示制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項2または請求項3記載の空気調和機
  5. 前記認識手段は、前記撮像手段で撮像される画像情報から、かつ前記実態情報記憶手段内の人物別/領域別実態情報を補助的に用いて、前記被空調室内の人物を認識することを特徴とする請求項4記載の空気調和機
  6. 空調運転の実行中、前記操作者特定手段で特定された個人の位置の変更を前記認識手段の認識結果に基づき検出する位置変更検出手段備え、
    前記制御手段は、前記操作器の操作が運転開始の指示のみであるとき、前記操作者特定手段で特定された個人およびその位置に対応した運転条件が前記運転条件記憶手段に記憶されている場合、前記運転条件記憶手段に記憶されている当該個人およびその位置に対応した運転条件に応じた空調運転を実行し、その後、前記位置変更検出手段で当該人物の位置変更が検出されたとき、前記運転条件記憶手段に当該個人および新たな位置に対応した運転条件が記憶されている場合、前記運転条件記憶手段に記憶されている当該個人および新たな位置に対応した運転条件に応じた空調運転を実行する、
    ことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
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