JP5502313B2 - マイクロホンユニット - Google Patents

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Description

本発明は、入力音声を電気信号に変換するマイクロホンユニットに関し、詳細には、振動板の両面(前後面)に音圧が加わるように形成され、音圧差に基づく振動板の振動によって電気信号を発生するマイクロホンユニットの構成に関する。
従来、例えば、携帯電話やトランシーバ等の音声通信機器、又は音声認証システム等の入力された音声を解析する技術を利用した情報処理システム、或いは録音機器、などにマイクロホンユニットが備えられている。電話などによる通話、音声認識、音声録音に際しては、目的の音声(ユーザの音声)のみを収音するのが好ましい。このため、目的の音声を正確に抽出し、目的の音声以外の雑音(背景雑音等)を除去するマイクロホンユニットの開発が進められている。
雑音が存在する使用環境で雑音を除去して目的の音声のみを収音する技術として、マイクロホンユニットに指向性を持たせることが挙げられる。指向性を有するマイクロホンユニットの一例として、振動板(ダイアフラム)の両面に音圧が加わるように形成し、音圧差に基づく振動板の振動によって電気信号を発生させるマイクロホンユニットが従来知られている(例えば特許文献1や2参照)。
ところで、近年においては電子機器の小型化が進んでおり、マイクロホンユニットも小型化することが重要になっている。
特開平4−217199号公報 特開2005−295278号公報
従来、マイクロホンユニットには、振動板の振動に基づいて発生する電気信号を処理(例えば増幅処理等)する電気回路部が備えられる。そして、従来、この電気回路部は、音孔から振動板へと至る導音空間の外部に配置している(例えば、特許文献2の図2参照)。
上述のように近年においてはマイクロホンユニットの小型化が重要である。このため、上述の振動板の両面に音圧が加わるように形成したマイクロホンユニットにおいて、電気回路部を音孔から振動板へと至る導音空間内に配置することを検討したところ、特に高周波数帯域において良好な指向特性が得られないことがわかった。すなわち、単に小型化を狙って電気回路部を導音空間内に配置する構成としてもマイクロホンユニットの性能が低下することがわかった。
そこで、本発明の目的は、小型化が可能で高性能のマイクロホンユニットを提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、筐体と、前記筐体の内部に配置される振動板と、前記振動板の振動に基づいて発生する電気信号を処理する電気回路部と、を備えるマイクロホンユニットであって、前記筐体には、第1音孔を介して前記筐体外部の音を前記振動板の第1の面へと導く第1導音空間と、第2音孔を介して前記筐体外部の音を前記振動板の前記第1の面の裏面である第2の面へと導く第2導音空間と、が設けられ、前記電気回路部は、前記第1導音空間と前記第2導音空間とのうちのいずれか一方に配置され、前記第1導音空間の周波数特性と前記第2導音空間の周波数特性とのうちの少なくとも一方を調整するための音響抵抗部が設けられていることを特徴としている。
本構成によれば、信号の増幅処理等を行う電気回路部が、第1導音空間と第2導音空間とのうちのいずれか一方に配置される構成となっている。このために、従来のように導音空間の外側に電気回路部を配置する場合に比べて、マイクロホンユニットの小型化が可能である。
ところで、導音空間に電気回路部を配置すると、2つの導音空間(第1導音空間と第2導音空間)の形状がアンバランスとなること等が原因となって、2つの導音空間の周波数特性に差が生じる。具体的には、例えば高周波数帯域で周波数特性に差が生じ、高周波数側で良好なノイズ抑圧性能が得られない。この点、本構成は、音響抵抗部を設けて導音空間の周波数特性を調整する構成となっているために、高周波数側で良好なノイズ抑圧性能を得ることができる。すなわち、本構成によれば、マイクロホンユニットによって出力される音声信号(電気信号)を、ノイズが少なく高品質なものとできる。
上記構成のマイクロホンユニットにおいて、前記音響抵抗部は、特定の周波数帯域の音に対して選択的に作用するように形成されているのが好ましい。上述した、導音空間に電気回路部を配置することによって生じる2つの導音空間の周波数特性差は、例えば低周波数帯域ではほとんど認められず、高周波数帯域において認められる。このため、本構成のように、音響抵抗部が特定の周波数帯域(例えば高周波数帯域)に対して選択的に作用する構成とすることで、2つの導音空間の周波数特性差を低減しやすい。
また、上記構成のマイクロホンユニットにおいて、前記音響抵抗部は、音響抵抗部材を前記筐体に取り付けて成ることとしても良い。
前記音響抵抗部材を用いる場合の具体的な構成として、前記音響抵抗部材は、前記第1音孔から前記第1の面へと至る経路の少なくとも一部、或いは、前記第2音孔から前記第2の面へと至る経路の少なくとも一部を塞ぐように配置されていることとしても良い。
また、前記音響抵抗部材を用いる場合の別の具体的な構成として、前記音響抵抗部材が、前記第1音孔から前記第1の面へと至る経路の少なくとも一部、及び、前記第2音孔から前記第2の面へと至る経路の少なくとも一部を塞ぐように配置されていることとしても良い。そして、この場合において、前記音響抵抗部材は、前記筐体に別々に取り付けられる第1音響抵抗部材と第2音響抵抗部材とから成ることとしても良い。
上記構成のマイクロホンユニットにおいて、前記第1音孔と前記第2音孔とのうちの少なくとも一方は複数の貫通孔からなって、前記音響抵抗部を兼ねることとしても良い。
本発明によれば、マイクロホンユニットの小型化が可能である。そして、小型化を達成した場合に発生する可能性がある「ノイズ抑圧性能の劣化」を抑制できる構成となっているために、高品質の音声信号が得られる。
以下、本発明を適用したマイクロホンユニットの実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態のマイクロホンユニットの構成を示す概略斜視図である。図2は、図1のA−A位置における概略断面図である。図1及び図2に示すように、本実施形態のマイクロホンユニット1は、筐体11と、MEMS(Micro Electro Mechanical System)チップ12と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)13と、回路基板14と、音響抵抗部15と、を備える。
筐体11は、略直方体形状に形成され、振動膜(振動板)122を含むMEMSチップ12と、ASIC13と、回路基板14とをその内部に収容する。なお、筐体11の外形は本実施形態の形状に限定される趣旨ではなく、例えば、立方体であっても良いし、また、直方体や立方体といった六面体に限らず、六面体以外の多面体構造や多面体以外の構造(例えば球状構造、半球状構造等)であっても良い。
筐体11には、図1及び図2に示すように、その内部に第1導音空間113と第2導音空間114とが形成されている。第1導音空間113と第2導音空間114とは、その詳細は後述するMEMSチップ12が有する振動膜122によって分割されている。すなわち、第1導音空間113は振動膜122の上面(第1の面)122a側と接し、第2導音空間114は振動膜122の下面(第2の面)122b側と接した状態となっている。
また、筐体11の上面11aには、平面視略円形状の第1音孔111と第2音孔112とが形成されている。第1音孔111は第1導音空間113とつながっており、これにより、第1導音空間113と筐体11の外部空間とはつながった状態となっている。すなわち、筐体11の外部の音は、第1音孔111を介して第1導音空間113によって振動膜122の上面122aへと導かれるようになっている。なお、本実施形態においては、第1音孔111の上部には音響抵抗部15が設けられているが、音波は音響抵抗部15を通過して筐体11の外部空間から第1導音空間113へと入るようになっている。
また、第2音孔112は第2導音空間114とつながっており、これにより、第2導音空間114と筐体11の外部空間とはつながった状態となっている。すなわち、筐体11の外部の音は、第2音孔112を介して第2導音空間114によって振動膜122の下面122bへと導かれるようになっている。なお、第1音孔111と第2音孔112との間隔は、マイクロホンユニット1から出力される音声のS/N(Signal to Noise)比を良くする等の目的で4〜6mm程度が好ましい。
なお、本実施形態では、第1音孔111と第2音孔112とは平面視略円形状としているが、これに限定される趣旨ではなく、その形状は円形状以外でも良く、例えば矩形状等であっても良い。また、本実施形態では、第1音孔111と第2音孔112とを各々1つずつとしているが、この構成に限定されず、それぞれの数を複数としても良い。
また、本実施形態では、第1音孔111と第2音孔112とを筐体11の同一面に形成しているが、この構成に限定されず、これらを互いに異なる面に形成しても良く、例えば、隣り合う面や対向する面に形成する構成としても良い。ただし、本実施形態のように2つの音孔111、112を筐体11の同一面に形成した方が、本実施形態のマイクロホンユニット1を搭載する音声入力装置(例えば携帯電話等)における音道が複雑とならない点で好ましい。
図3は、本実施形態のマイクロホンユニット1が備えるMEMSチップ12の構成を示す概略断面図である。図3に示すように、MEMSチップ12は、絶縁性のベース基板121と、振動膜122と、絶縁膜123と、固定電極124と、を有し、コンデンサ型のマイクロホンを形成している。なお、このMEMSチップ12は半導体製造技術を用いて製造される。
ベース基板121には例えば平面視略円形状の開口121aが形成され、これにより振動膜122の下部側から来る音波は振動膜122に到達するようになっている。ベース基板121の上に形成される振動膜122は、音波を受けて振動(上下方向に振動)する薄膜で、導電性を有し、電極の一端を形成している。
固定電極124は、絶縁膜123を挟んで振動膜122と対向するように配置されている。これにより、振動膜122と固定電極124とは容量を形成する。なお、固定電極124には音波が通過できるように複数の音孔124aが形成されており、振動膜122の上部側から来る音波が振動膜122に到達するようになっている。
このようなMEMSチップ12においては、MEMSチップ12に音波が入射すると、振動膜122の上面122aに音圧pf、下面122bに音圧pbが各々加わる。その結果、音圧pfと音圧pbとの差に応じて振動膜122が振動して振動膜122と固定電極124との間隔Gpが変化し、振動膜122と固定電極124との間の静電容量が変化する。すなわち、コンデンサ型のマイクロホンとして機能するMEMSチップ12によって、入射した音波を電気信号として取り出せるようになっている。
なお、本実施形態では振動膜122の方が固定電極124よりも下となっているが、これとは逆の関係(振動膜が上で、固定電極が下となる関係)となるように構成しても構わない。
図4は、本実施形態のマイクロホンユニット1が備えるASIC13の回路構成を説明するための図である。ASIC13は、本発明の電気回路部の実施形態で、MEMSチップ12における静電容量の変化に基づいて発生する電気信号を信号増幅回路133で増幅処理する集積回路である。本実施形態においては、MEMSチップ12における静電容量の変化を精密に取得できるように、チャージポンプ回路131とオペアンプ132とを含む構成としている。また、信号増幅回路133の増幅率(ゲイン)を調整できるようにゲイン調整回路134を含む構成としている。ASIC13で増幅処理された電気信号は、例えばマイクロホンユニット1が実装される図示しない実装基板の音声処理部に出力されて処理される。
図2に戻って、回路基板14はMEMSチップ12及びASIC13を実装する基板である。本実施形態においては、MEMSチップ12及びASIC13は、いずれもフリップチップ実装され、回路基板14に形成される配線パターンによって両者は電気的に接続されている。なお、本実施形態においては、MEMSチップ12及びASIC13をフリップチップ実装する構成としているがこの構成に限られる趣旨ではなく、例えばワイヤボンディングを用いて実装する構成等としても構わない。
音響抵抗部15は、第1音孔111の上部に設けられている。本実施形態では、音響抵抗部15は、平面視略円形状に形成されるシート状の音響抵抗部材を筐体11に設けられる第1音孔111を塞ぐように配置して成る。音響抵抗部材としては、例えばポリエステルやナイロン等の樹脂やステンレス等によって形成されるメッシュ部材が用いられる。メッシュ部材のオープニングは例えば20〜100μm程度とされ、その厚みは例えば0.1mm程度とされる。ただし、これらはあくまでも一例であり、音響抵抗部材として使用されるメッシュ部材のオープニング、メッシュ数、厚み等は、目的に応じて適宜選択されるものであり、上記に限定されるものではない。ここで、メッシュ数とは、1インチ(25.4mm)間にある網の目の数を指している。また、オープニングとは、メッシュを構成する線の径を線径と定義した場合に、以下の式で求められる値を指している。
オープニング(μm)=(25400÷メッシュ数)− 線径
なお、本実施形態では、音響抵抗部15を構成する音響抵抗部材を平面視略円形状に形成しているがこれに限定されず、その形状は適宜変更して良く、例えば平面視略矩形状等としても良い。
音響抵抗部15は、第1導音空間113の周波数特性を調整するために設けられている。これは、第1導音空間113の周波数特性と第2導音空間114の周波数特性との差を低減するためである。以下、このような音響抵抗部15を設ける理由について詳細に説明する。
まず、図5を参照して、本実施形態のマイクロホンユニット1に要求される指向特性について説明する。ここで、図5(a)に示すように、第1音孔111と第2音孔112とを結ぶ方向を0°及び180°の方向と設定する。また、第1音孔111と第2音孔112との中間点をMと設定する。
この場合において、図5(b)に示すように、マイクロホンユニット1は、音源と中間点Mとの距離が一定であるとすると、音源が0°又は180°の方向にある時に振動膜122に加わる音圧(pf−pb)が最大となることが要求される。一方、音源が90°又は270°の方向にある時に振動膜122に加わる音圧(pf−pb)が最小(0)となることが要求される。すなわち、本実施形態のマイクロホンユニット1は、0°及び180°の方向から入射される音波を受け易く、90°及び270°の方向から入射される音波を受け難い性質(両指向特性)を有することが望まれる。そして、図5(b)に示すような指向特性の対称性は背景雑音抑圧性能と関係しており、マイクロホンユニット1においては、使用周波数範囲の全域で対称性の良い指向特性を有するのが望まれる。
図6は、本実施形態のマイクロホンユニット1において、音響抵抗部15を設けない構成とした場合の問題点を説明するためのグラフである。図6において、横軸(対数軸)は周波数、縦軸はマイクロホンの出力である。また、図6において、実線で示すグラフ(a)は、マイクロホンユニット1において音響抵抗部15を設けず、且つ、第2音孔112から音波が入射しないようにした場合における周波数特性を示している。また、図6において、破線で示すグラフ(b)は、マイクロホンユニット1において音響抵抗部15を設けず、且つ、第1音孔111から音波が入射しないようにした場合における周波数特性を示している。
なお、図6のデータを得るにあたって、音源は90°及び270°(図5(a)参照)からずれた方向の一定位置としている。また、各周波数のデータを得るに際して音波の振幅(音圧)は同一としている。
ここで、マイクロホンユニットに、その使用周波数範囲(例えば100Hz〜10kHz)の全ての周波数において、図5(b)に示した両指向特性を発揮することが求められている場合を考える。この場合、音源を90°及び270°からずれた方向としてマイクロホンユニットに音波を入射したとすると、その使用数周波数範囲において、図6のグラフ(a)とグラフ(b)とは、周波数が変化しても一定の出力差を維持することが求められる。なお、一定の出力差は、音源から第1音孔111までの距離と音源から第2音孔112までの距離との差に応じて決まる値である。この点、図6に示す実験結果では、100Hz〜6kHz程度の周波数までは、グラフ(a)とグラフ(b)とが一定の出力差を維持している。しかし、ほぼ6kHzを超えた高周波数帯域では上述の一定の出力差ではなくなり、グラフ(a)とグラフ(b)との間で出力値の大小の逆転も見られる。
高周波数帯域で上述のような傾向となるのは、第1導音空間113と第2導音空間114との間で周波数特性が異なっていることが原因として挙げられる。すなわち、本実施形態のマイクロホンユニット1においては、小型化を狙って第1導音空間113内にASIC13を配置している。このため、第1導音空間113の容積と第2導音空間114の容積とのアンバランスが大きくなり、第1導音空間113と第2導音空間114との間で周波数特性に差が生じたものと考えられる。そして、この周波数特性の差が原因となって図6のような結果となったと考えられる。そこで、本実施形態のマイクロホンユニット1においては、音響抵抗部15を設けて第1導音空間113の周波数特性を調整して、第1導音空間113と第2導音空間114との周波数特性の差を低減する構成としている。
上述した図6に示す結果からわかるように、本実施形態のマイクロホンユニット1において音響抵抗部15を設けない場合、低周波数側(ほぼ6kHzより低周波数側)では所望の両指向特性(図5(b)に示すような特性)が得られるが、高周波数側(ほぼ6kHzより高い周波数側)では所望の両指向特性が得られない。このために、マイクロホンユニット1に設ける音響抵抗部15の特性として、例えば図7の破線で示すマイクホン出力となるような作用を発揮するものを設けることが考えられる。すなわち、低周波数側の音に対してはほとんど作用せず、高周波数(例えば6kHz〜20kHzの間の周波数)側の音に対して選択的に作用する(高周波数側において出力を低下させる)ような音響抵抗部15を設けることが考えられる。
なお、図7は、本実施形態のマイクロホンユニット1が備える音響抵抗部15の特性を説明するための図である。図7において横軸は対数軸である。
図8は、導音空間を塞ぐように音響抵抗部材を配置した場合の効果を説明するための図である。図8において、横軸(対数軸)は周波数、縦軸はマイクロホンの出力である。また、図8において、グラフ(a)は音響抵抗部材を配置しない場合の結果、グラフ(b)は音響抵抗部材aを配置した場合の結果、グラフ(c)は音響抵抗部材aと異なる特性を有する音響抵抗部材bを配置した場合の結果である。なお、図8は、本実施形態のマイクロホンユニット1とは異なる構成のマイクロホンユニットを用いた場合の結果であるが、ここで得られた傾向は、本実施形態のマイクロホンユニット1にも当てはまる。
図8に示すように、導音空間を塞ぐように音響抵抗部材a、bを配置することによって、低周波数帯域側においてはマイクロホン出力をほぼ変化させず、高周波数帯域側においてマイクロホン出力を選択的に減衰させることができることがわかる。また、音響抵抗部材の特性を変更することで、各周波数におけるマイクロホン出力の減衰量を変更できることもわかる。したがって、本実施形態のマイクロホンユニット1のように、第1導音空間113を塞ぐように音響抵抗部15を設けることによって、第1導音空間113と第2導音空間114との周波数特性の差を低減することが可能であることがわかる。
なお、シート状のメッシュ部材で形成された音響抵抗部材の特性を決める主要因は、メッシュ数(メッシュ部材に形成される穴の密度に相当)と、メッシュのオープニング(メッシュ部材の穴の大きさに相当)と、厚みである。このため、これらの要因の調整により所望の特性を有する音響特性部材を得ることが可能である。
ここで、以上のような構成の本実施形態のマイクロホンユニット1を用いた場合の効果について説明しておく。
例えば、本実施形態のマイクロホンユニット1が接話型の音声入力装置に適用される場合、ユーザの音声は第1音孔111及び第2音孔112の近傍から発生する。このように振動膜122の近傍で発生するユーザの音声は、振動膜122に至るまでの距離の違いによって音圧に大きな違いを生じる。このため、ユーザの音声によってマイクロホンユニット1の振動膜122の上面122aと下面122bの間には音圧差が生じ、振動膜122は振動する。
一方、背景雑音等の雑音は、ユーザの音声に比べて第1音孔111及び第2音孔112から遠い位置で音波が発生する。このように振動膜122から遠い位置で発生する雑音は、振動膜122に至るまでの距離に違いがあってもほとんど音圧に差を生じない。このため、雑音による音圧差は振動膜122において打ち消されてしまう。
したがって、マイクロホンユニット1においては、振動膜122は近接するユーザの音声のみによって振動しているとみなすことができる。そのため、マイクロホンユニット1から出力される電気信号は、雑音が除去された、ユーザ音声のみを示す信号とみなすことができる。すなわち、本実施形態のマイクロホンユニット1によれば、雑音を除去したユーザ音声を得ることができる。
また、本実施形態のマイクロホンユニット1においては、振動膜122の振動に基づいて発生する電気信号を処理するASIC13を第1導音空間113に配置しているために、小型化が可能である。
第1導音空間113にASIC13を配置すると、第1導音空間113と第2導音空間114との容積のアンバランスによって、特に高周波数帯域で所望の両指向特性が得られずに、良好なノイズ抑圧性能が得られない。しかし、本実施形態のマイクロホンユニット1においては、音響抵抗部15を設けることによって第1導音空間113と第2導音空間114との間の周波数特性の差を低減できるため、高周波数側で良好なノイズ抑圧性能を得ることが可能となっている。すなわち、本実施形態のマイクロホンユニット1は、小型で高性能のマイクロホンユニットであると言える。
以上に示した実施形態は一例であり、本発明のマイクロホンユニットは以上に示した実施形態の構成に限定されるものではない。本発明の目的を逸脱しない範囲で、以上に示した実施形態の構成について種々の変更を行って構わない。
例えば、以上に示した実施形態では、第1音孔111の上部に音響抵抗部材を配置して音響抵抗部15を形成した。しかし、音響抵抗部材(音響抵抗部)は第1音孔111から第1導音空間113を経て振動膜122へと至る音波が通過する位置に設けられれば良い。すなわち、音響抵抗部材は第1音孔111から振動膜122の上面122aへと至る経路の少なくとも一部を塞ぐように配置すれば良い。なお、本実施形態の場合、音響抵抗部材は第1音孔111から振動膜122の上面122aへと至る経路の全部を塞いでいることになる。
また、以上に示した実施形態では、音響抵抗部15について、音響抵抗部材を筐体11に取り付けて成る構成とした。しかし、音響抵抗部15の構成はこれに限定されず、例えば筐体11を加工して成る構成としても構わない。具体的には、例えば図9に示すように、第1音孔111を複数の細かい貫通孔の集合体として、第1音孔111が音響抵抗部15を兼ねる構成等としたマイクロホンユニット21としても良い。
また、以上に示した実施形態では、第1音孔111側にのみ音響抵抗部15を設ける構成とした。しかし、この構成に限定されず、第1音孔111側に加えて第2音孔112側にも音響抵抗部を設ける構成としても良い。この構成の場合、音響抵抗部を設けて、第1導音空間113と第2導音空間114との両方の周波数特性を調整して、両者の周波数特性を合わせることになる。
第1音孔111側に加えて第2音孔112側にも音響抵抗部を設ける構成の具体例として、例えば、図10に示すように、特性の異なる2つの音響抵抗部材を準備して2つの音響抵抗部15、16を設ける構成(マイクロホンユニット31)とすることができる。特性の異なる2つの音響抵抗部材は、例えば別々の材質からなるものであっても良いし、例えば同一の材質で、厚み等のパラメータを変更したものでも良い。
別の具体例として、図11に示すように、例えば1つの音響抵抗部材(一体物)のみで第1音孔111と第2音孔112とを塞ぐ構成(マイクロホンユニット41)としても構わない。この構成の場合、例えば図11に示すように、段差部17aを設けて第1音孔111側と第2音孔112側とで音響抵抗部材の厚みが異なるように音響抵抗部17を構成しても良い。これにより、第1導音空間113と第2導音空間114との両方の周波数特性を調整して、両者の周波数特性の差を低減することができる。
また、以上に示した実施形態では、音響抵抗部15を第1音孔111側のみに設けたが、第2音孔112側にのみ音響抵抗部15を設ける構成としても良い。例えばマイクロホンユニット1の空間形状の変更によって、本実施形態の場合と異なり、第2導音空間114側の周波数特性を調整すれば、第1導音空間113の周波数特性と第2導音空間114の周波数特性との差を低減することができる場合もあり得る。
また、以上に示した実施形態では、振動膜122(振動板)が筐体11の音孔111、112が形成される面11aと平行に配置される構成とした。しかし、この構成に限定されず、振動板が筐体の音孔が形成される面に対して平行でない構成としても構わない。
その他、以上に示したマイクロホンユニット1においては振動板を有するマイクロホン(MEMSチップ12が該当)の構成として、いわゆるコンデンサ型マイクロホンを採用した。しかし、本発明は、振動板を有するマイクロホンの構成として、コンデンサ型マイクロホン以外の構成を採用したマイクロホンユニットにも勿論適用できる。振動板を有するコンデンサ型マイクロホン以外の構成として、例えば、動電型(ダイナミック型)、電磁型(マグネティック型)、圧電型等のマイクロホン等が挙げられる。
本発明のマイクロホンユニットは、例えば携帯電話やトランシーバ等の音声通信機器、音声認証システム等の入力された音声を解析する技術を利用した情報処理システム、録音機器等に好適である。
は、本実施形態のマイクロホンユニットの構成を示す概略斜視図である。 は、図1のA−A位置における概略断面図である。 は、本実施形態のマイクロホンユニットが備えるMEMSチップの構成を示す概略断面図である。 は、本実施形態のマイクロホンユニットが備えるASICの回路構成を説明するための図である。 は、本実施形態のマイクロホンユニットに要求される指向特性を説明するための図である。 は、本実施形態のマイクロホンユニットにおいて、音響抵抗部を設けない構成とした場合の問題点を説明するためのグラフである。 は、本実施形態のマイクロホンユニットが備える音響抵抗部の特性を説明するための図である。 は、導音空間を塞ぐように音響抵抗部材を配置した場合の効果を説明するための図である。 は、本実施形態のマイクロホンユニットの変形例を説明するための図である。 は、本実施形態のマイクロホンユニットの変形例を説明するための図である。 は、本実施形態のマイクロホンユニットの変形例を説明するための図である。
符号の説明
1、21、31、41 マイクロホンユニット
11 筐体
12 MEMSチップ
13 ASIC(電気回路部)
15 音響抵抗部
111 第1音孔
112 第2音孔
113 第1導音空間
114 第2導音空間
122 振動膜(振動板)
122a 振動膜の上面(振動板の第1の面)
122b 振動膜の下面(振動板の第2の面)

Claims (5)

  1. 筐体と、前記筐体の内部に配置される振動板と、前記振動板の振動に基づいて発生する電気信号を処理する電気回路部と、を備え
    前記筐体には、第1音孔を介して外部の音を前記振動板の一方の主導く第1導音空間と、第2音孔を介して前記外部の音を前記振動板の他方の主導く第2導音空間と、が設けられ、
    前記電気回路部は、前記第1導音空間と前記第2導音空間とのうちのいずれか一方の導音空間に配置され、
    前記第1音孔及び前記第2音孔のうちの少なくとも一方の音孔を塞ぐように、前記第1導音空間の周波数特性と前記第2導音空間の周波数特性との差を低減する音響抵抗部が設けられ
    前記一方の音孔は、前記電気回路部が配置される前記一方の導音空間に連通することを特徴とするマイクロホンユニット。
  2. 前記音響抵抗部は、6kHz〜20kHzの周波数帯域の音に対して選択的に作用するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホンユニット。
  3. 前記音響抵抗部は、前記第1音孔及び前記第2音孔を塞ぐように配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマイクロホンユニット。
  4. 前記音響抵抗部は一体であることを特徴とする請求項3に記載のマイクロホンユニット。
  5. 前記音響抵抗部の厚みは、前記第1音孔側及び前記第2音孔側のうち、前記電気回路部が配置される前記一方の導音空間に連通する前記一方の音孔側の方が他方の音孔側よりも厚いことを特徴とする請求項3又は4に記載のマイクロホンユニット。
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