JP5500041B2 - 電子装置の製造方法 - Google Patents
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Description
貫通穴(30)には、当該穴の内面側に位置し当該内面を被覆する筒状の第1の導電体(40)と、第1の導電体(40)の中空部に位置し第1の導電体(40)の内面を被覆する筒状の絶縁体(50)と、絶縁体(50)の中空部に位置し絶縁体(50)の内面を被覆する第2の導電体(60)とが充填されて、両導電体(40、60)間に絶縁体(50)が介在してなるキャパシタ構造体(20)が形成されており、
キャパシタ構造体(20)は、貫通穴(30)の内部から半導体基板(10)の両主面(11、12)にまで連続して形成され、当該両主面(11、12)のそれぞれにおいては、キャパシタ構造体(20)は、当該主面側から第1の導電体(40)、絶縁体(50)、第2の導電体(60)が順次積層された構成とされており、
キャパシタ構造体(20)の静電容量は、キャパシタ構造体(20)のうち貫通穴(30)に位置する部位の容量と両主面に位置する部位の容量との合計とされていることを特徴とする。
続いて、半導体基板(10)の他方の主面側から当該他方の主面に、第1の導電体(40)を成膜し、次に、半導体基板(10)の他方の主面側から当該他方の主面に、絶縁体(50)を成膜し、その後、半導体基板(10)の両主面(11、12)の一方の主面側からと、他方の主面側からとで分けて、第2の導電体(60)の成膜を行うことにより、当該両主面および貫通穴(30)の内部に、第2の導電体(60)を形成することを特徴とする。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子装置の一部断面斜視図である。この図1においては、半導体基板10の厚さ方向の断面とともに第1の主面である表面11を示している。また、図2は、本電子装置における1個のキャパシタ構造体20の概略断面構成を示す図である。
図5は、本発明の第2実施形態に係る電子装置の製造方法を示す工程図であり、各工程におけるワークの概略断面構成を示す図である。本実施形態は、上記第1実施形態に比べて製造方法が相違するものであり、ここでは、その相違点を中心に述べることとする。
図6は、本発明の第3実施形態に係る電子装置の製造方法を示す工程図であり、各工程におけるワークの概略断面構成を示す図であり、最終的に図6(f)に示される構造を有する電子装置を形成するものである。ここでは、本実施形態について、上記第1実施形態との相違点を中心に述べることとする。
図7は、本発明の第4実施形態に係る電子装置の製造方法を示す工程図であり、各工程におけるワークの概略断面構成を示す図であり、最終的に図7(c)に示される構造を有する電子装置を形成するものである。本実施形態は上記第3実施形態を変形したものであり、上記第3実施形態との相違点を中心に述べることとする。
図8は、本発明の第5実施形態に係る電子装置の一部断面斜視図である。この図8においては、半導体基板10の厚さ方向の断面とともに第1の主面である表面11を示している。
図10は、本発明の第6実施形態に係る電子装置におけるキャパシタ構造体の概略断面構成を示す図である。ここでは、本実施形態について、主として上記第1実施形態との相違点を述べることとする。
11 半導体基板の第1の主面としての表面
12 半導体基板の第2の主面としての裏面
20 キャパシタ構造体
30 貫通穴
40 第1の導電体
50 絶縁体
60 第2の導電体
Claims (8)
- 第1の主面(11)と第2の主面(12)とが表裏の関係にある半導体基板(10)を備え、
前記半導体基板(10)には前記両主面(11、12)間を貫通する貫通穴(30)が設けられており、
前記貫通穴(30)には、当該穴の内面側に位置し当該内面を被覆する筒状の第1の導電体(40)と、前記第1の導電体(40)の中空部に位置し前記第1の導電体(40)の内面を被覆する筒状の絶縁体(50)と、前記絶縁体(50)の中空部に位置し前記絶縁体(50)の内面を被覆する第2の導電体(60)とが充填されて、前記両導電体(40、60)間に前記絶縁体(50)が介在してなるキャパシタ構造体(20)が形成されており、
前記キャパシタ構造体(20)は、前記貫通穴(30)の内部から前記半導体基板(10)の前記両主面(11、12)にまで連続して形成され、当該両主面(11、12)のそれぞれにおいては、前記キャパシタ構造体(20)は、当該主面側から前記第1の導電体(40)、前記絶縁体(50)、前記第2の導電体(60)が順次積層された構成とされており、
前記キャパシタ構造体(20)の静電容量は、前記キャパシタ構造体(20)のうち前記貫通穴(30)に位置する部位の容量と前記両主面に位置する部位の容量との合計とされている電子装置の製造方法であって、
前記半導体基板(10)に前記貫通穴(30)を形成した後、
前記半導体基板(10)の前記両主面(11、12)の一方の主面側から当該一方の主面および前記貫通穴(30)の内部に、前記第1の導電体(40)を成膜し、
次に、前記半導体基板(10)の前記両主面(11、12)の一方の主面側から当該一方の主面および前記貫通穴(30)の内部に、前記絶縁体(50)を成膜し、
続いて、前記半導体基板(10)の他方の主面側から当該他方の主面に、前記第1の導電体(40)を成膜し、
次に、前記半導体基板(10)の他方の主面側から当該他方の主面に、前記絶縁体(50)を成膜し、
その後、前記半導体基板(10)の前記両主面(11、12)の一方の主面側からと、他方の主面側からとで分けて、前記第2の導電体(60)の成膜を行うことにより、当該両主面および前記貫通穴(30)の内部に、前記第2の導電体(60)を形成することを特徴とする電子装置の製造方法。 - 前記キャパシタ構造体(20)のうち前記貫通穴(30)に位置する部位の容量よりも前記両主面に位置する部位の容量の方を大きいものとすることを特徴とする請求項1に記載の電子装置の製造方法。
- 前記キャパシタ構造体(20)のうち前記貫通穴(30)に位置する部位の容量よりも前記両主面に位置する部位の容量の方を小さいものとすることを特徴とする請求項1に記載の電子装置の製造方法。
- 前記貫通穴(30)を複数個形成し、各々の前記貫通穴(30)について前記キャパシタ構造体(20)を前記貫通穴(30)の内部から前記半導体基板(10)の前記両主面(11、12)にまで連続して形成し、
各々の前記キャパシタ構造体(20)を、互いに電気的に分離されて並列に接続されたものとすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電子装置の製造方法。 - 前記貫通穴(30)を複数個形成し、各々の前記貫通穴(30)について前記キャパシタ構造体(20)を前記貫通穴(30)の内部から前記半導体基板(10)の前記両主面(11、12)にまで連続して形成し、
各々の前記キャパシタ構造体(20)を、さらに互いに連続して形成することで一体に電気的に接続されたものとすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電子装置の製造方法。 - 前記貫通穴(30)の内部にて、前記第2の導電体(60)を前記絶縁体(50)の中空部の全体に充填することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電子装置の製造方法。
- 前記貫通穴(30)の内部にて、前記第2の導電体(60)を前記絶縁体(50)の中空部の内面を被覆する筒状のものとすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電子装置の製造方法。
- 前記貫通穴(30)において、キャパシタ構造体(20)を、前記貫通穴(30)の深さ方向の全体に亘って形成することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の電子装置の製造方法。
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