JP5499859B2 - 外輪回転形転がり軸受、及びそのシール装置取り外し方法、並びに圧延機 - Google Patents

外輪回転形転がり軸受、及びそのシール装置取り外し方法、並びに圧延機 Download PDF

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Description

本発明は、外輪が回転し内輪が軸と共に回転を行わない外輪回転形転がり軸受、及びそのシール装置取り外し方法、並びに圧延機に関し、より詳細には、鉄鋼材製作のための圧延設備である多段式圧延機のバッキングロールに使用される外輪回転形転がり軸受、及びそのシール装置取り外し方法、並びに圧延機に関する。
例えば、鉄鋼材による板材を製造する圧延機は、圧延時に鉄鋼材を圧迫挟持して圧延するワークロールと、該ワークロールの軸方向の撓みを防止して均一な厚みの板材を得るため、ワークロールの外周面を転動自在に支える一または複数段の中間ロールと、該中間ロールをその外側で支えてワークロールの撓みを防止するバッキングロールからなる多段式の圧延機が多く用いられる。
センジマ圧延機は、主に電磁鋼板やステンレス鋼板など、硬く延びにくい鋼材を圧延するため、圧延するワークロールに過大な圧延力がかかり、ワークロールに掛かる過大な圧延力をサポートするため、複数のバッキングロールを必要とする。
また、バッキングロールに設置する外輪回転形転がり軸受は複数存在するため、これらの軸受をオイル潤滑しようとすると多量の潤滑油が必要となってしまう。このため、少量の潤滑油で転がり軸受を潤滑できるオイルミスト潤滑が使用される。
バッキングロールを構成する軸受の外輪外周面は、定期的にリグラインドされるため、該軸受は圧延機から取り外される。そして、該軸受を圧延機から取り外した際には、軸受の分解洗浄も同時に行われる。
外輪回転形転がり軸受には、外部からの異物進入を防止するためにシール装置が設置されている。シール装置としては、内輪の外周面にシールド板を圧入して設置し、回転する外輪の内周面にV形シールを嵌め合わせて止め輪で固定し、V形シールとシールド板を摺動させて、軸受外部からの圧延油や異物などの進入を防止している(特許文献1参照。)。
また、使用される止め輪としては、図14に示すような、両端部にスナップリングプライヤーを引っ掛けるための穴101が形成されたスナップリング100や、専門工具やペンチ等の工具を使用せず、手操作だけで容易に着脱可能なものや、マイナスドライバーを使って取り外し可能なスナップリングが考案されている(特許文献2及び3参照。)。
特開2005−140147号公報(第2図) 特開2001−323910号公報 特開平9−229035号公報
ところで、特許文献1に記載の外輪回転形転がり軸受では、シールド板は圧入によって内輪の外周面に設置されているため、シールド板の取り外しが困難であり、内輪にシールド板が設置された状態で洗浄を行う必要があった。
また、図14に示すようなスナップリング100は、スナップリングプライヤーのような特殊な工具を必要とし、また、該プライヤーが、スナップリング100を装着する溝と干渉して、穴101に引っ掛け難いという課題があった。また、特許文献2及び3に記載の止め輪の場合も、溝から外し難いという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、内輪に固定されたシール部材を容易に取り外すことが可能な外輪回転形転がり軸受、及びそのシール装置取り外し方法、並びに圧延機を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明は下記の構成によって達成される。
(1) 外周面に内輪軌道面を有する内輪と、
内周面に外輪軌道面を有する外輪と、
前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動自在に配置された複数の転動体と、
前記内輪に取り付けられる第1のシール部材、及び前記外輪に取り付けられる第2のシール部材を有し、前記第1及び第2のシール部材の一方に設けられた弾性シール部材が、前記第1及び第2のシール部材の他方と摺接するシール装置と、
を備え、外輪回転で使用される外輪回転形転がり軸受であって、
前記内輪の肩部には、シール部材固定用部材が取り外し可能に装着される装着用環状溝と、前記装着用環状溝より軸方向外側に形成され、軸方向壁面を画成する段差部と、が形成され、
前記第1のシール部材は、前記装着用環状溝に装着されたシール部材固定用部材と前記軸方向壁面との間に挟持されて固定されることを特徴とする外輪回転形転がり軸受。
(2) 前記第1のシール部材には、前記内輪の外周面と接触する接触面に弾性部材が取り付けられていることを特徴とする(1)に記載の外輪回転形転がり軸受。
(3) 前記内輪は、前記装着用環状溝、及び前記段差部をそれぞれ有し、軸方向に分割可能な一対の内輪部材を備え、
前記第1のシール部材は、前記内輪部材を前記転がり軸受から分離した後に、前記シール部材固定用部材を前記装着用環状溝から取り外すことで、前記内輪部材から取り外されることを特徴とする(1)または(2)に記載の外輪回転形転がり軸受。
(4) 前記シール部材固定用部材は、両端部の間に開口部を有し、該両端部の少なくとも一方に軸方向に突出した突出部を有するC形止め輪であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の外輪回転形転がり軸受。
(5) (1)〜(4)のいずれか1項に記載の外輪回転形転がり軸受を有するバッキングロールを備えることを特徴とする圧延機。
(6) 外周面に内輪軌道面を有する内輪と、内周面に外輪軌道面を有する外輪と、前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動自在に配置された複数の転動体と、前記内輪に取り付けられる第1のシール部材、及び前記外輪に取り付けられる第2のシール部材を有し、前記第1及び第2のシール部材の一方に設けられた弾性シール部材が、前記第1及び第2のシール部材の他方と摺接するシール装置と、前記第1のシール部材を固定するため、前記内輪に取り付けられるシール部材固定用部材と、を備え、外輪回転で使用される外輪回転形転がり軸受のシール装置取り外し方法であって、
前記内輪の肩部には、前記シール部材固定用部材が取り外し可能に装着される装着用環状溝と、前記装着用環状溝より軸方向外側に形成され、軸方向壁面を画成する段差部と、が形成され、
前記装着用環状溝に装着されたシール部材固定用部材と前記軸方向壁面との間に挟持されて固定された前記第1のシール部材は、前記シール部材固定用部材を前記内輪から取り外した後、前記内輪から取り外すことを特徴とする外輪回転形転がり軸受のシール装置取り外し方法。
(7) 前記シール部材固定用部材は、前記内輪の装着用環状溝に取り付けられるC形止め輪であり、
前記C形止め輪は、その端部に設けられた軸方向に突出する突出部に工具を引っ掛けることで前記内輪から取り外されることを特徴とする(6)に記載の外輪回転形転がり軸受のシール装置取り外し方法。
本発明による外輪回転形転がり軸受によれば、内輪の肩部には、シール部材固定用部材が取り外し可能に装着される装着用環状溝と、装着用環状溝より軸方向外側に形成され、軸方向壁面を画成する段差部と、が形成され、第1のシール部材は、装着用環状溝に装着されたシール部材固定用部材と軸方向壁面との間に挟持されて固定されるので、このシール部材固定用部材を取り外すことで、第1のシール部材を容易に内輪から取り外すことができ、また、シール部材固定用部材を取り付けることで、第1のシール部材を容易に固定することができる。
これにより、外輪回転形転がり軸受を有するバッキングロールを備えた圧延機によれば、外輪の外周面をリグラインド時に、シール装置を取り外した軸受の分解洗浄を容易に行うことができる。
また、本発明による外輪回転形転がり軸受のシール装置取り外し方法によれば、内輪の肩部には、シール部材固定用部材が取り外し可能に装着される装着用環状溝と、装着用環状溝より軸方向外側に形成され、軸方向壁面を画成する段差部と、が形成され、装着用環状溝に装着されたシール部材固定用部材と軸方向壁面との間に挟持されて固定された第1のシール部材は、シール部材固定用部材を内輪から取り外した後、内輪から取り外すようにしたので、第1のシール部材を容易に内輪から取り外すことができ、また、第1のシール部材を容易に固定することができる。
本発明の外輪回転形転がり軸受が適用される多段式圧延機の斜視図である。 圧延機のバッキングロールを示す断面図である。 (a)は、本発明の外輪回転形転がり軸受の断面図であり、(b)は、(a)のシール装置を示す要部拡大図である。 (a)は、本発明の第1のシール部材を固定するC形止め輪の側面図であり、(b)は、(a)の端部を矢印IV方向から見た図であり、(c)は、IV´部斜視図である。 (a)は、本発明の第2のシール部材を固定するC形止め輪の側面図であり、(b)は、(a)の端部を矢印V方向から見た図であり、(c)は、V´部斜視図である。 (a)〜(c)は、本発明の外輪回転形転がり軸受を分解する過程を示す図である。 内輪から工具を使ってC形止め輪を取り外す状態を示す斜視図である。 外輪から工具を使ってC形止め輪を取り外す状態を示す斜視図である。 (a)は、内輪側のC形止め輪の変形例を示す側面図であり、(b)は、(a)の端部を矢印IX方向から見た図である。 (a)は、外輪側のC形止め輪の変形例を示す側面図であり、(b)は、(a)の端部を矢印X方向から見た図である。 第1実施形態の変形例に係る外輪回転形転がり軸受の断面図である。 (a)は、本発明の第2実施形態に係る外輪回転形転がり軸受の断面図であり、(b)は、(a)のシール装置を示す要部拡大図である。 (a)は、本発明の第3実施形態に係る外輪回転形転がり軸受の断面図であり、(b)は、(a)のシール装置を示す要部拡大図である。 従来のC形止め輪を示す側面図である。
以下、本発明の外輪回転形転がり軸受に係る実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の外輪回転形転がり軸受が適用される多段式圧延機の斜視図であり、図2は、圧延機のバッキングロールを示す断面図である。
多段式圧延機は、ハウジング1内に複数種の圧延ロール群が設けられており、搬送される鉄鋼材Pを、圧延ロール群によって均一な厚みに圧延する。圧延ロール群は、鉄鋼材Pを圧延する一対のワークロール2と、一対のワークロール2を回転自在に支持する複数の第1中間ロール3と、これら第1中間ロール3を回転自在に支持する複数の第2中間ロール4とを備えており、各第2中間ロール4は、複数のバッキングロール軸5(図2参照。)に組み付けられた、バッキングロールを構成する複数の転がり軸受10によって回転自在に支持されている。なお、各バッキングロール軸5は、常時静止した状態(非回転状態)に維持されている。
転がり軸受10は、図2及び図3に示すように、バッキングロール軸5に嵌合固定され、外周面に内輪軌道面12a,12aをそれぞれ有する一対の内輪部材12,12からなる内輪(静止輪)11と、内輪11に対向して回転可能に配置され、内周面に一対の外輪軌道面14a,14aを有する単一の外輪(回転輪)14と、外輪軌道面14a,14aと内輪軌道面12a,12aとの間に転動自在に複列で配置された複数の円筒ころ(転動体)16と、各円筒ころ16を1つずつ等間隔に保持する保持器18,18と、外部からの異物進入を防止するために軸方向両側に設けられた一対のシール装置20,20と、を備え、外輪回転で使用される複列円筒ころ軸受である。なお、本実施形態では、軸方向中央部で2分割された保持器18,18が使用されているが、円環部の軸方向両端面に柱部がそれぞれ突設されている一体型の保持器であってもよい。
このような多段式圧延機において、転がり軸受10の外輪14は、複数の第2中間ロール4に圧接しており、当該第2中間ロール4と共に回転可能に位置決めされている。この場合、各外輪14からの圧力が第2中間ロール4から第1中間ロール3を介して一対のワークロール2に作用することで、当該ワークロール2の撓みが防止されている。これにより、搬送される鉄鋼材は、一対のワークロール2によって均一な厚みに圧延される。
また、軸受潤滑機構は、転がり軸受10がバッキングロール軸5に対し、その軸方向へ所定間隔で複数個組み付けられた多段式圧延機において、これらの軸受内部へ圧縮エアとともに潤滑剤を供給して潤滑を行っている。この際、潤滑方式としては、潤滑剤に潤滑油を使用し、当該潤滑油を空気の圧力差(差圧)を利用してミスト化させ、圧縮エアと混合させるとともに当該圧縮エアによって搬送させることで、当該ミスト化された潤滑油(オイルミスト)を転がり軸受10に対して供給するオイルミスト方式が採用されている。なお、バッキングロール軸5に対して組み付けられる転がり軸受10の数は、多段式圧延機の大きさなどに応じて任意に設定すればよいため、ここでは特に限定しない。
この場合、潤滑剤(潤滑油)は、図示しない潤滑剤供給源(潤滑油供給源)から圧縮エアとともに送出され、当該潤滑油供給源から軸受内部まで連通する潤滑油供給路を圧縮エアによって搬送されることで、転がり軸受10に対して供給されている。
潤滑油供給路は、バッキングロール軸5に設けられ、潤滑油供給源(図示せず)と連通する軸経路5a,5bと、転がり軸受10の内輪部材12に設けられ、軸受内部と軸経路5a,5bとを連通させる軸受経路12b,12bから構成されている。
具体的に、図2に示すように、バッキングロール軸5には、その軸心に沿って内部を貫通する軸経路としての主孔5aが形成されているとともに、当該主孔5aから径方向に沿ってバッキングロール軸5を放射状に貫通し、転がり軸受10へ向けて分岐する軸経路としての分岐孔5bが形成されている。さらに、図3に示すように、転がり軸受10には、2つの内輪部材12,12相互間を内径側から外径側まで径方向に沿って放射状に貫通し、分岐孔5bと連通するとともに、軸受内部に開口する軸受経路としての軸受溝12b,12bが形成されている。
これにより、潤滑油供給源を始点として、主孔5aを通り、当該主孔5aから分岐孔5bへ分岐し、軸受溝12b,12bを経由して軸受内部へ至る潤滑油供給路が形成される。なお、オイルミスト方式で潤滑油を飛散させるために必要な空気圧は約5kPaである。
転がり軸受10の各シール装置20は、C形止め輪(シール部材固定用部材)24によって内輪部材12の肩部12cに取り付け固定される第1のシール部材21と、C形止め輪33によって外輪軌道面14aの軸方向外側で外輪14に取り付けられる第2のシール部材30と、を備える。
第1のシール部材21は、環状の芯金22にゴム等の弾性材料からなる弾性シール部材(弾性部材)23を被覆して構成されるV形シール部材である。芯金22は、環状の円板部22aと、円板部22aの径方向内端部から軸方向内側へ屈曲して、さらに径方向内方へ延びる位置決め端部22bと、を備える。また、弾性シール部材23は、芯金22の軸方向内側面を覆うと共に、円板部22aの外周面及び位置決め端部22bの内周面を覆うように形成され、弾性シール部材23のリップ23aは、第2のシール部材30と摺接する。第1のシール部材21の外径は、外輪14の内周面との間に潤滑油を外部に放出させるすきまを形成するように設計される。また、リップ23aは、オイルミスト方式で使用される空気圧によって開くことで、外部へ潤滑油を放出する。
第2のシール部材30は、第1のシール部材21よりも軸方向内側に配置され、環状の芯金31にゴム等の弾性材料からなる弾性シール部材32を被覆して構成されるシールド板である。芯金31は、弾性シール部材32によってその軸方向内側面と外周面を覆われており、芯金31の軸方向外側面に第1のシール材21のリップ23aが摺接する。第2のシール部材30の内径は、内輪部材12の肩部12cの外周面との間に潤滑油を外部に放出させるすきまを形成するように設計される。
内輪部材12の肩部12cには、軸方向側面を径方向外側に延出させた段差部12eと、この段差部12eより軸方向内側にC形止め輪24が装着される装着用環状溝12fとが形成されている。従って、第1のシール部材21を段差部12eに位置決めした状態で、装着用環状溝12fにC形止め輪24を装着することで、第1のシール部材21がC形止め輪24と段差部12eの軸方向壁面12dとの間に挟持されて固定される。また、第1のシール部材21には、内輪部材12の肩部12cの外周面と接触する接触面が弾性シール部材23の内周部分23bによって構成されるので、第1のシール部材21と内輪部材12の肩部12cとの接触面でのシール性が向上している。
なお、装着用環状溝12fより軸方向内側の肩部12cの外周面は、第1のシール部材21を取り外すことができるように、弾性シール部材23の内周部分23bが接触する接触面の外径寸法以下に設定されている。
装着用環状溝12fに装着された内輪側のC形止め輪24は、該止め輪24に空気圧が作用して第1のシール部材21が傾かない程度の外径を有していればよく、本実施形態では、段差部12eの外周面と略同一外径を有している。これは、第1のシール部材21が傾いてしまうと、圧延水が軸受内部に浸入し、潤滑不良を引き起こす。この結果、転がり軸受10に剥離やロック状態が発生し、圧延機を停止させてしまう可能性があるためである。
図4に示すように、内輪側のC形止め輪24は、両端部24a,24aの間に開口部24bを有し、両端部24a,24aに軸方向に突出した突出部24c,24cを有する。また、両端部24a,24aは、残りの円弧部分24dの内径より大きな内径を有して、円弧部分24dの径方向厚さに対して薄肉に形成されている。
このため、C形止め輪24が装着用環状溝12fに装着された状態では、両端部24a,24aは、環状溝12fの外径側開口に嵌まることなく、該開口よりも径方向外側に位置し、突出部24c,24cは、環状溝12fに対して軸方向内側にずれて配置されている。
また、図3に戻って、外輪14の内周面には、外輪軌道面14aより軸方向外側を拡径することで形成された段差部14bと、段差部14bの内周面14cよりさらに大径で、C形止め輪33が装着される装着用環状溝14dとが形成されている。従って、第2のシール部材30を段差部14bに位置決めした状態で、装着用環状溝14dにC形止め輪33を装着することで、第2のシール部材30が外輪14に固定される。第2のシール部材30においても、外輪14の内周面と接触する接触面が弾性シール部材32の外周部分32aによって構成されるので、第2のシール部材30と外輪14の内周面との接触面でのシール性が向上している。
図5に示すように、外輪側のC形止め輪33は、両端部33a,33aの間に開口部33bを有し、両端部33a,33aに軸方向に突出した突出部33c,33cを有する。また、両端部33a,33aは、残りの円弧部分33dの外径より小さな外径を有して、円弧部分33dの径方向厚さに対して薄肉に形成されている。
このため、C形止め輪33が装着用環状溝14dに装着された状態では、両端部33a,33aは、環状溝14dの内径側開口に嵌まることなく、該開口よりも径方向内側に位置し、突出部33c,33cは、環状溝14dに対して軸方向外側にずれて配置されている。
ここで、バッキングロールを圧延機から取り外して、外輪14の外周面をリグラインドする際に、転がり軸受10を洗浄するため分割する工程について説明する。
図6(a)に示すように、まず、バッキングロール軸5から取り外された転がり軸受10は、一対の内輪部材12,12を第1のシール部材21及びC形止め輪24が取り付けられた状態のまま軸方向に分解する。そして、図6(b)に示すように、分解した内輪部材12は、C形止め輪24の軸方向に突出する突出部24cにマイナスドライバー等の工具Tを引っ掛ける(図7参照。)ことで、内輪部材12の装着用環状溝12fからC形止め輪24を取り外す。その後、第1のシール部材21は、内輪部材12から取り外される。
また、図6(c)に示すように、円筒ころ16及び保持器18が取り付けられた状態の外輪14では、C形止め輪33の軸方向に突出する突出部33cに工具Tを引っ掛ける(図8参照。)ことで、外輪14の装着用環状溝14dからC形止め輪33を取り外す。その後、第2のシール部材30が外輪14から取り外される。また、外輪14から円筒ころ16及び保持器18を順に外す。
その後、外輪14のリグラインドや、転がり軸受10の各構成部品の洗浄が行われた後は、上記工程と逆の順番で組み立てていけばよい。即ち、第2のシール部材30は、C形止め輪33を環状溝14dに嵌めることで再度取り付け固定することができ、第1のシール部材21はC形止め輪24を環状溝12fに嵌めることで再度取り付け固定することができる。
以上説明したように、本実施形態の外輪回転形転がり軸受10によれば、第1のシール部材21は、内輪部材12に取り外し可能に取り付けられるC形止め輪24によって固定されるので、このC形止め輪24を取り外すことで、第1のシール部材21を容易に内輪部材12から取り外すことができ、また、C形止め輪24を取り付けることで、第1のシール部材を容易に固定することができる。これにより、シール装置20を取り外した転がり軸受10の分解洗浄を容易に行うことができる。
また、第1のシール部材21には、内輪部材12の外周面と接触する接触面に弾性シール部材23の内周部分23bが取り付けられているので、第1のシール部材21と内輪部材12の内周面との接触面でのシール性を向上することができる。
さらに、内輪部材12の肩部12cには、C形止め輪24が装着される装着用環状溝12fと、軸方向壁面12dを画成する段差部12eと、が形成され、第1のシール部材21は、装着用環状溝12fに装着されたC形止め輪24と軸方向壁面12dとの間に挟持されて固定される。これにより、C形止め輪24を装着用環状溝12fに装着することで、第1のシール部材21を内輪部材12に確実に取り付け固定することができ、また、C形止め輪24を取り外すことで、第1のシール部材21を容易に固定することができる。
また、内輪11は、装着用環状溝12f、及び装着用環状溝12fより軸方向外側に形成される段差部12eをそれぞれ有し、軸方向に分割可能な一対の内輪部材12,12を備え、第1のシール部材21は、内輪部材12を転がり軸受10から分離した後に、C形止め輪24を装着用環状溝12fから取り外すことで、内輪部材12から取り外されるので、C形止め輪24は、第1のシール部材21に対して軸方向内側に配置した場合でも取り外すことができ、リップ23aと軸方向にオーバーラップした位置に配置することで、C形止め輪24を装着するための軸方向スペースを必要とせず、コンパクトな設計となる。
加えて、C形止め輪24は、両端部24a,24aの間に開口部24bを有し、両端部24a,24aに軸方向に突出した突出部24c,24cを有するので、突出部24cに工具Tを引っ掛けることで内輪部材12の装着用環状溝12fからC形止め輪24を容易に取り外すことができる。
また、本実施形態の外輪回転形転がり軸受10のシール装置取り外し方法によれば、C形止め輪24を内輪部材12から取り外した後、第1のシール部材21を内輪部材12から取り外すようにしたので、第1のシール部材21を容易に内輪部材12から取り外すことができ、また、第1のシール部材21を容易に固定することができる。
さらに、内輪部材12の装着用環状溝12fに取り付けられるC形止め輪は、その端部に設けられた軸方向に突出する突出部24cに工具Tを引っ掛けることで内輪部材12から取り外されるので、工具Tを容易に取り外すことができる。
なお、内輪側のC形止め輪24は、図9に示すように、円弧部分24dから両端部24aに至るまでの内径を徐々に拡径して、肉厚が緩やかに変化するように形成してもよく、外輪側のC形止め輪33も、図10に示すように、円弧部分33dから両端部33aに至るまでの外径を徐々に縮径して、肉厚が緩やかに変化するように形成してもよい。
また、第1実施形態の変形例として、図11に示すように、内輪11の側で2列の円筒ころ16の間に、浮輪40が配置されてもよい。浮輪40は、合金鋼等の鋼材で断面形状を内側に凸部を有する凸形状とし、外周面の軸方向の幅を外輪鍔部14eの軸方向の幅と略同等とし、その凸部の内周面の幅を内輪部材12,12の内周面に形成される軸受溝12b、12bの幅より小さくし、その凸部の両側の側面を内周面の幅から半径方向に広がるテーパ面として成形する。この浮輪40は、内輪部材12,12の肩部12c、12c、外輪鍔部14eと連携してそれぞれの列の円筒ころ16の軸方向の動きを制限すると共に円筒ころ16の斜行を防止する。
(第2実施形態)
図12は、本発明の第2実施形態に係る外輪回転形転がり軸受10aを示している。なお、本実施形態は、シール装置20aの構成において、第1実施形態のものと異なる。
シール装置20aは、C形止め輪24によって内輪部材12の肩部12cに取り付け固定される第1のシール部材21aと、C形止め輪33によって外輪軌道面14aの軸方向外側で外輪14に取り付けられる第2のシール部材30aと、を備える。
第1のシール部材21aは、環状の芯金42の円筒部42aの内周面にゴム等の弾性材料からなる弾性部材43を被覆して構成されるシールド板である。芯金42は、円筒部42aと、円筒部42aから径方向外側に屈曲した環状の円板部42bとを備える。第1のシール部材21aは、内輪部材12の段差部12eに位置決めされた状態で、装着用環状溝12fにC形止め輪24を装着することで、第1のシール部材21aがC形止め輪24と段差部12eの軸方向壁面12dとの間に挟持されて固定される。また、第1のシール部材21に設けられた弾性部材43によって、第1のシール部材21と内輪12部材の肩部12cとの接触面でのシール性が向上している。
また、第2のシール部材30aは、環状の芯金51にゴム等の弾性材料からなる弾性シール部材(弾性部材)52を被覆して構成されるV形シール部材である。弾性シール部材52は、芯金51の軸方向外側面を覆うと共に、芯金51の外周面及び内周面を覆うように形成され、弾性シール部材52のリップ52aは、第1のシール部材21aの芯金42と摺接する。また、リップ52aは、オイルミスト方式で使用される空気圧で開き、外部へ潤滑油が放出される。
そして、第2のシール部材30aを段差部14bに位置決めした状態で、装着用環状溝14dにC形止め輪33を装着することで、第2のシール部材30aが外輪14に固定される。第2のシール部材30aにおいても、外輪14の内周面と接触する接触面が弾性シール部材52の外周部分52bによって構成されるので、第2のシール部材30aと外輪14の内周面との接触面でのシール性が向上している。
その他の構成及び作用については、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の手順で、外輪14のリグラインド及び転がり軸受10の洗浄のための分解、組立が行われる。
従って、本実施形態のシール装置20aを有する外輪回転形転がり軸受10aにおいても、このC形止め輪24を取り外すことで、第1のシール部材21aを容易に内輪部材12から取り外すことができ、また、C形止め輪24を取り付けることで、第1のシール部材21aを容易に固定することができる。
(第3実施形態)
図13は、本発明の第3実施形態に係る外輪回転形転がり軸受10cを示している。なお、本実施形態は、シール装置20cの構成において、第2実施形態のものと異なる。
この実施形態では、シール装置20cの第2のシール部材30a及びC形止め輪33の構成及び取り付けと、第1のシール部材21a及びC形止め輪24の構成を第2実施形態と同様とする一方、第1のシール部材21aは、C形止め輪24を軸方向外側から嵌めることで内輪部材12に取り付け固定される。
この内輪部材12の肩部12cでは、C形止め輪24を装着するための装着用環状溝12f´´が、第1のシール部材21aを取り付けるための段差部12e´´よりも軸方向外側に配置されている。
従って、本実施形態においても、芯金42の円筒部42aを弾性シール部材43を介して内輪12の段差部12e´´に突き当てて、C形止め輪24を環状溝12f´´に嵌め込むことで、第1のシール部材21aを内輪部材12に取り付け固定する。
これにより、外輪14のリグラインド及び転がり軸受10cの洗浄のため、転がり軸受の分解、組み立てが行われる際、シール装置20cは、第1実施形態と同様の手順で、取り外し、取り付けすることができ、また、第1のシール部材21aは、内輪部材12を軸方向に分離する前に取り外すこともできる。さらに、内輪部材12が転がり軸受10cから軸方向に分離できない場合にも、C形止め輪24の取り付け、取り外しを容易に行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。また、上述した各実施形態は、実施可能な範囲において組み合わせて適用可能である。
本発明のシール部材固定用部材は、本実施形態の止め輪に限定されるものでなく、ボルト等の他の部材を使用して第1のシール部材を固定してもよい。
また、本発明の外輪回転形転がり軸受は、本実施形態では、複列の転がり軸受としたが、単列や軸方向に3列または4列の多列の転がり軸受であってもよい。また、本実施形態では、転動体を円筒ころとした円筒ころ軸受を用いて説明したが、転動体を円錐ころとした円錐ころ軸受や玉とした玉軸受等、任意の転がり軸受に適用できる。
また、本発明の転がり軸受は、本実施形態では、外輪が回転、内輪が静止状態で、外輪が直接ロールとして使用される多段圧延機のバッキングロール部に適用されているが、鉄鋼設備・多段圧延機に使用される各種の転がり軸受に適用できる。本発明は、他に一般産業(製紙工場、発電プラント(風力、火力)等や、車両(鉄道、建設機械、運搬機械)などに使用される全ての転がり軸受に対して適用可能である。
5 バッキングロール軸
10 外輪回転形転がり軸受
11 内輪
12 内輪部材
12a 内輪軌道面
12c 肩部
12e,12e´´ 段差部
12f,12f´´ 装着用環状溝
14 外輪
14a 外輪軌道面
16 円筒ころ(転動体)
18 保持器
20,20a,20c シール装置
21 第1のシール部材
22,42 芯金
23 弾性シール部材(弾性部材)
24,33 C形止め輪
24a,33a 端部
24c,33c 突出部
30 第2のシール部材
43 弾性部材
31,51 芯金
32,52 弾性シール部材(弾性部材)

Claims (7)

  1. 外周面に内輪軌道面を有する内輪と、
    内周面に外輪軌道面を有する外輪と、
    前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動自在に配置された複数の転動体と、
    前記内輪に取り付けられる第1のシール部材、及び前記外輪に取り付けられる第2のシール部材を有し、前記第1及び第2のシール部材の一方に設けられた弾性シール部材が、前記第1及び第2のシール部材の他方と摺接するシール装置と、
    を備え、外輪回転で使用される外輪回転形転がり軸受であって、
    前記内輪の肩部には、シール部材固定用部材が取り外し可能に装着される装着用環状溝と、前記装着用環状溝より軸方向外側に形成され、軸方向壁面を画成する段差部と、が形成され、
    前記第1のシール部材は、前記装着用環状溝に装着されたシール部材固定用部材と前記軸方向壁面との間に挟持されて固定されることを特徴とする外輪回転形転がり軸受。
  2. 前記第1のシール部材には、前記内輪の外周面と接触する接触面に弾性部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の外輪回転形転がり軸受。
  3. 前記内輪は、前記装着用環状溝、及び前記段差部をそれぞれ有し、軸方向に分割可能な一対の内輪部材を備え、
    前記第1のシール部材は、前記内輪部材を前記転がり軸受から分離した後に、前記シール部材固定用部材を前記装着用環状溝から取り外すことで、前記内輪部材から取り外されることを特徴とする請求項1または2に記載の外輪回転形転がり軸受。
  4. 前記シール部材固定用部材は、両端部の間に開口部を有し、該両端部の少なくとも一方に軸方向に突出した突出部を有するC形止め輪であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の外輪回転形転がり軸受。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の外輪回転形転がり軸受を有するバッキングロールを備えることを特徴とする圧延機。
  6. 外周面に内輪軌道面を有する内輪と、内周面に外輪軌道面を有する外輪と、前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動自在に配置された複数の転動体と、前記内輪に取り付けられる第1のシール部材、及び前記外輪に取り付けられる第2のシール部材を有し、前記第1及び第2のシール部材の一方に設けられた弾性シール部材が、前記第1及び第2のシール部材の他方と摺接するシール装置と、前記第1のシール部材を固定するため、前記内輪に取り付けられるシール部材固定用部材と、を備え、外輪回転で使用される外輪回転形転がり軸受のシール装置取り外し方法であって、
    前記内輪の肩部には、前記シール部材固定用部材が取り外し可能に装着される装着用環状溝と、前記装着用環状溝より軸方向外側に形成され、軸方向壁面を画成する段差部と、が形成され、
    前記装着用環状溝に装着されたシール部材固定用部材と前記軸方向壁面との間に挟持されて固定された前記第1のシール部材は、前記シール部材固定用部材を前記内輪から取り外した後、前記内輪から取り外すことを特徴とする外輪回転形転がり軸受のシール装置取り外し方法。
  7. 前記シール部材固定用部材は、前記内輪の装着用環状溝に取り付けられるC形止め輪であり、
    前記C形止め輪は、その端部に設けられた軸方向に突出する突出部に工具を引っ掛けることで前記内輪から取り外されることを特徴とする請求項に記載の外輪回転形転がり軸受のシール装置取り外し方法。
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