JP5499520B2 - 電動機の特性を取得する装置、方法、電動機、電動機搭載装置、及びコンピュータープログラム - Google Patents
電動機の特性を取得する装置、方法、電動機、電動機搭載装置、及びコンピュータープログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5499520B2 JP5499520B2 JP2009129976A JP2009129976A JP5499520B2 JP 5499520 B2 JP5499520 B2 JP 5499520B2 JP 2009129976 A JP2009129976 A JP 2009129976A JP 2009129976 A JP2009129976 A JP 2009129976A JP 5499520 B2 JP5499520 B2 JP 5499520B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- supply voltage
- electric motor
- relationship
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
本発明の一実施形態によれば、電磁コイルを有する電動機の特性を取得する装置が提供される。この装置は、電磁コイルを有する電動機の特性を算出する装置であって、前記電磁コイルの抵抗値を取得する抵抗値取得部と、前記電動機に供給される供給電圧の値を取得する供給電圧値取得部と、前記電動機の回転速度を取得する回転速度取得部と、前記電動機の電流値を取得する電流値取得部と、演算を行なう演算部と、を備え、前記装置は、前記電動機に複数の供給電圧を供給し、前記供給電圧値取得部は、複数の供給電圧の値を取得し、前記回転速度取得部は、前記供給電圧の値ごとに前記電動機が無負荷で回転される時の前記無負荷回転速度を取得し、前記電流値取得部は、前記供給電圧の値ごとに前記電動機が無負荷で回転される時の無負荷電流値を取得し、前記演算部は、前記複数の供給電圧の値と、前記複数の無負荷回転速度との間の近似された関係として、第1の関係を設定し、前記複数の供給電圧の値と、前記複数の無負荷電流値との間の近似された関係として、第2の関係を設定し、前記第1の関係に基づいて、特性を取得したい供給電圧の値に対応する前記無負荷回転速度を算出し、前記第2の関係に基づいて、前記特性を取得したい供給電圧の値に対応する前記無負荷電流値を算出し、前記取得された抵抗値と、前記特性を取得したい供給電圧の値と、前記算出された無負荷回転速度と、前記算出された無負荷電流値とのみに基づいて、前記特性を取得したい供給電圧の値における電動機の特性としてのトルクと電流値との関係と、トルクと回転速度との関係と、トルクと出力との関係と、トルクと効率との関係と、のうち少なくとも一つの関係を前記電動機の特性として算出する。この形態の装置によれば、第1の関係に基づいて無負荷回転速度を算出し、第2の関係に基づいて無負荷電流値を算出するので、任意の供給電圧の値における電動機の特性を算出することができる。
電動機の電磁コイルの抵抗値と、前記電動機へ供給される電圧の電圧値である供給電圧値と、前記電動機の無負荷時における回転速度である無負荷回転速度と、前記電動機の無負荷時における電流値である無負荷電流値との少なくとも4つのパラメータに基づいて電動機の特性を取得する装置であって、
前記供給電圧値は可変であり、前記無負荷回転速度と前記無負荷電流値との少なくとも2つのパラメータ値を、前記供給電圧値に基づいて算出する、装置。
適用例1の装置によれば、任意の供給電圧値における電動機の特性を算出することができる。
適用例1に記載の装置であって、
前記抵抗値を取得する抵抗値取得部と、
前記供給電圧値を取得する供給電圧値取得部と、
演算を行なう演算部と、
を備え、
前記演算部は、
前記供給電圧値と前記無負荷回転速度との間の第1の関係に基づいて、前記取得された供給電圧値に対応する前記無負荷回転速度を算出し、
前記供給電圧値と前記無負荷電流値との間の第2の関係に基づいて、前記取得された供給電圧値に対応する前記無負荷電流値を算出し、
前記取得された抵抗値と、前記取得された供給電圧値と、前記算出された無負荷回転速度と、前記算出された無負荷電流値とに基づいて、前記取得された供給電圧値における電動機の特性を算出する、装置。
適用例2の装置によれば、第1の関係に基づいて無負荷回転速度を算出し、第2の関係に基づいて無負荷電流値を算出するので、任意の供給電圧値における電動機の特性を算出することができる。
適用例2に記載の装置であって、さらに、
前記無負荷回転速度を取得する回転速度取得部と、
前記無負荷電流値を取得する電流値取得部と、
を備え、
前記装置は、前記電動機に複数の値の供給電圧を供給し、
前記供給電圧値取得部は、前記複数の供給電圧値を取得し、
前記回転速度取得部は、前記それぞれの供給電圧値ごとに前記無負荷回転速度を取得し、
前記電流値取得部は、前記それぞれの供給電圧値ごとに前記無負荷電流値を取得し、
前記演算部は、
前記取得された複数の供給電圧値と、前記取得された複数の無負荷回転速度との間の近似された関係として、前記第1の関係を設定し、
前記取得された複数の供給電圧値と、前記取得された複数の無負荷電流値との間の近似された関係として、前記第2の関係を設定する、装置。
適用例3の装置によれば、第1の関係及び第2の関係を適切に設定することができる。
適用例2ないし適用例3に記載の装置であって、
前記抵抗値取得部は、前記電磁コイルの温度を取得し、前記電磁コイルの温度と前記電磁コイルの抵抗値との間の第3の関係に基づいて、前記取得された温度に対応する前記電磁コイルの抵抗値を算出し
前記算出部は、前記取得された供給電圧値と、前記算出された抵抗値と、前記算出された無負荷回転速度と、前記算出された無負荷電流値とに基づいて、前記取得された供給電圧値及び前記取得された温度に対応する電動機の特性を算出する、装置。
適用例4の装置によれば、第3の関係式に基づいて電磁コイルの抵抗値を算出するので、任意の温度における電動機の特性を算出することができる。
適用例1ないし適用例4のいずれかに記載の装置であって、
前記算出される電動機の特性は、電動機のトルクと電流値との関係である、装置。
適用例5の装置によれば、任意の供給電圧値における電動機のトルクと電流値との関係を算出することができる。
適用例1ないし適用例5のいずれかに記載の装置であって、
前記算出される電動機の特性は、電動機のトルクと回転速度との関係である、装置。
適用例6の装置によれば、任意の供給電圧値における電動機のトルクと回転速度との関係を算出することができる。
適用例1ないし適用例6のいずれかに記載の装置であって、
前記算出される電動機の特性は、電動機のトルクと出力との関係である、装置。
適用例7の装置によれば、任意の供給電圧値における電動機のトルクと出力との関係を算出することができる。
適用例1ないし適用例7のいずれかに記載の装置であって、
前記算出される電動機の特性は、電動機のトルクと効率との関係である、装置。
適用例8の装置によれば、任意の供給電圧値における電動機のトルクと効率との関係を算出することができる。
適用例1ないし8のいずれかに記載の装置であって、前記電動機に対してPWM駆動する場合には、供給電圧にデューティー比を掛けた値を実効電圧値として用いて、前記特性を算出する、装置。
この適用例によれば、PWM駆動の場合は、ディーティ比を掛けた実効電圧値を用いることにより、PWM駆動下における電動機の特性を容易に算出することができる。
適用例1ないし9のいずれかに記載の装置であって、前記電磁コイルが3相スター結線されている場合には、前記電動機の電磁コイルの総抵抗として、前記電磁コイル単体の抵抗値の2倍の抵抗値を用いて、前記特性を算出する、装置。
この適用例によれば、電動機の電磁コイルが3相スター結線されている場合でも、電動機の特性を容易に算出することができる。
適用例1ないし適用例10のいずれかに記載の装置であって、さらに、
前記算出された電動機の特性を表示する表示部を備える、装置。
適用例9の装置によれば、算出された電動機の特性を表示することができる。
適用例1ないし適用例11のいずれかに記載の装置であって、さらに、
前記算出された電動機の特性に基づいて電動機を制御する制御部を備える、装置。
適用例10の装置によれば、電動機を適切に制御することができる。
適用例12に記載の装置を備える電動機。
適用例13によれば、適切に制御された電動機を実現することができる。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.第4実施例:
E.第5実施例:
F.第6実施例:
G.第7実施例:
H.第8実施例:
I.第9実施例:
J.変形例:
図1は、本発明の測定対象となる電動機100の構成を示す模式図である。電動機100は、永久磁石を有するローター部10と、電磁コイル20と、PWMドライバー22と、ホールIC26と、PWM制御部28とを備えている。また、電動機100は、電源24に接続されており、電源電圧として供給電圧値Es[V]が供給されている。
図7は、第2実施例における電動機特性取得装置200bの構成を示すブロック図である。第2実施例における電動機特性取得装置200bは、回転速度測定部202と、温度測定部203と、電流値測定部208とが省略されている点が、図2に示した第1実施例における電動機特性取得装置200と異なっている。
図8は、第3実施例における電動機特性取得装置200cの構成を示すブロック図である。第3実施例における電動機特性取得装置200cは、回転速度測定部202と、抵抗値測定部204と、電流値測定部208とが省略されている点と、電動機制御部213が追加されている点が、図2に示した第1実施例における電動機特性取得装置200と異なっている。
図9(A)は、第4実施例における算出方法によって得られる電動機の特性を示すグラフである。図9(B)は、第1実施例における算出方法によって得られる電動機の特性を示すグラフであり、図6と同じである。図9(B)の横軸は、電動機100が外部負荷に対して発生させるトルクTである。図9(B)で示す第1実施例の算出方法では、トルクT=0となる無負荷時では、出力Pは0として算出される。図9(A)で示すグラフは、無負荷時においても電動機100はローター部10に対して仕事をしているという考えに基づいて、描かれている。このため、図9(A)の横軸は、トルクTとは異なる真トルクTrである。そして、真トルクTr=Trnlの軸が、第1実施例における無負荷点(トルクT=0)に対応している。この真トルクTrについては後述する。
図10は、電動機100の始動時におけるトルク(以下では、始動トルクとも呼ぶ。)の第5実施例における算出方法を示すグラフである。なお、第5実施例における算出方法で算出される始動トルクを始動トルクTstとし、第1実施例における算出方法で算出される始動トルクを始動トルクTstcとする。
図12は、電動機の特性をコンピュータープログラムを用いて算出する場合において、コンピューターの表示画面に表示されるユーザインタフェースを示す説明図である。このコンピュータープログラムでは、温度Tmrと抵抗値Rdcとの関係を示す式(1)、供給電圧値Esと無負荷回転数Nnlとの関係を示す第1の関係式(図4)、及び供給電圧値Esと無負荷電流値Inlとの関係を示す第2の関係式(図5)が予め設定されている。したがって、このコンピュータープログラムでは、温度Tmrと供給電圧値Esのみを入力とすることで、任意の供給電圧値Esおよび任意の温度Tmrにおける電動機100の各種の特性を算出し、表示することができる。
図13は、第7実施例を示す説明図である。本発明は、電動機の制御装置にも適用可能である。すなわち、電動機の制御装置は、電動機の特性を算出する特性算出部(演算部210)と、算出される電動機の特性に基づいて電動機を制御する制御部213と、を備える。この特性算出部は、上述した実施例のように、抵抗値Rdcと、供給電圧値Esと、無負荷電流値Inlと、無負荷回転数Nnlと、に基づいて電動機の特性を算出する。このような制御装置によれば、適切に電動機を制御することが可能となる。また、この制御装置を備える電動機を実現することもできる。
上記実施例では、デューティー比が1の場合について説明したが、第8実施例では、電動機100をデューティー比Dr(0<Dr<1)でPWM駆動する場合について説明する。デューティー比Drが1でない場合には、電磁コイル20への電圧の供給がオンになる期間とオフになる期間があるため、電流が変化する。電動機100は、電磁コイル20を有しているため、PWM駆動においては、電流の変化による電磁コイル20の誘導起電力を考慮する必要がある。
図17は、第9実施例を示す説明図である。第9実施例は、図17(A)に示すように、電動機の3つの電磁コイル20をスター結線にしている。ここで、スター結線の3つの端子をそれぞれ、端子Vu、Vv、Vwと呼ぶ。図17(B)は、端子Vu、Vv、Vwに印可される電圧を示す説明図である。図17(C)は、図17(B)における期間Q3を拡大して示す説明図である。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例では、供給電圧値測定部206が供給電圧値Esを測定しているが、電動機100に供給される電源の電圧値が判明している場合には、供給電圧値Esを測定することなく、判明している供給電圧値Esを演算部210に供給することとしてもよい。すなわち、電動機特性取得装置200は、供給電圧値Esを取得すればよい。
上記実施例では、抵抗値測定部204が抵抗値Rdcを測定しているが、電磁コイル20の抵抗値が判明している場合には、抵抗値Rdcを測定することなく、判明している抵抗値Rdcを演算部210に供給することとしてもよい。すなわち、電動機特性取得装置200は、抵抗値Rdcを取得すればよい。
上記実施例では、回転速度測定部202は、電動機100の回転速度を、回転数N[rpm]として測定している。しかし、回転速度測定部202は、電動機100の回転速度を、角速度ω[rad/s]として測定し、角速度ωを演算部210に供給することとしてもよい。
電動機の特性の算出をコンピュータープログラムで実現する場合には、供給電圧値Esと、抵抗値Rdcと、無負荷電流値Inlと、無負荷回転数Nnlとを予め測定しておき、得られた値をコンピュータープログラムに取得させることとしてもよい。また、本発明は、電動機の特性の算出方法としても実現することができる。
上記実施例においてソフトウェアで実現されている機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現されている機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
上記実施例では、演算部210は、最小二乗法を用いて第1の関係式及び第2の関係式を設定する。しかし、演算部210は、最小二乗法以外の種々の近似手法を用いて第1の関係式及び第2の関係式を設定することとしてもよい。
上記実施例では、演算部210は、上記(1)式を用いて、任煮の温度Tmrにおける抵抗値Rdcを算出する。しかし、この代わりに、演算部210は、温度Tmrと抵抗値Rdcとの間の関係を示すテーブルを用いて、任煮の温度Tmrにおける抵抗値Rdcを算出することとしてもよい。
上記実施例では、演算部210は、第1の関係式及び第2の関係式を用いて、無負荷回転数Nnl及び無負荷電流値Inlを算出する。しかし、この代わりに、演算部210は、供給電圧値Esと無負荷回転数Nnlとの間の関係を示すテーブル及び供給電圧値Esと無負荷電流値Inlとの間の関係を示すテーブルを用いて、無負荷回転数Nnl及び無負荷電流値Inlを算出することとしてもよい。
本発明は、各種の装置に適用可能である。例えば、本発明は、ファンモーター、時計(針駆動)、ドラム式洗濯機(単一回転)、ジェットコースタ、振動モーターなどの種々の装置のモーターに適用可能である。本発明をファンモーターに適用した場合には、上述した種々の効果(低消費電力、低振動、低騒音、低回転ムラ、低発熱、高寿命)が特に顕著である。このようなファンモーターは、例えば、デジタル表示装置や、車載機器、燃料電池式パソコン、燃料電池式デジタルカメラ、燃料電池式ビデオカメラ、燃料電池式携帯電話などの燃料電池使用機器、プロジェクター等の各種装置のファンモーターとして使用することができる。本発明のモーターは、さらに、各種の家電機器や電子機器のモーターとしても利用可能である。例えば、光記憶装置や、磁気記憶装置、ポリゴンミラー駆動装置等において、本発明によるモーターをスピンドルモーターとして使用することが可能である。また、本発明によるモーターは、移動体やロボット用のモーターとしても利用可能である。
20…電磁コイル
22…PWMドライバー
24…電源
26…ホールIC
28…PWM制御部
31…内部抵抗
100…電動機
102…回転軸
200…電動機特性取得装置
200b…電動機特性取得装置
200c…電動機特性取得装置
202…回転速度測定部
203…温度測定部
204…抵抗値測定部
206…供給電圧値測定部
208…電流値測定部
209…電源電圧制御部
210…演算部
210b…演算部
210c…演算部
212…表示装置
213…電動機制御部
214…カップリング
3100…プロジェクター
3110R…光源
3140R…液晶ライトバルブ
3150…クロスダイクロイックプリズム
3160…投写レンズ系
3170…冷却ファン
3180…制御部
3200…携帯電話
3220…ファン
3230…燃料電池
3300…自転車
3310…モーター
3320…制御回路
3330…充電池
3400…ロボット
3410…第1のアーム
3420…第2のアーム
3430…モーター
3500…鉄道車両
3510…モーター
3520…車輪
Claims (14)
- 電磁コイルを有する電動機の特性を算出する装置であって、
前記電磁コイルの抵抗値を取得する抵抗値取得部と、
前記電動機に供給される供給電圧の値を取得する供給電圧値取得部と、
前記電動機の回転速度を取得する回転速度取得部と、
前記電動機の電流値を取得する電流値取得部と、
演算を行なう演算部と、
を備え、
前記装置は、前記電動機に複数の供給電圧を供給し、
前記供給電圧値取得部は、複数の供給電圧の値を取得し、
前記回転速度取得部は、前記供給電圧の値ごとに前記電動機が無負荷で回転される時の前記無負荷回転速度を取得し、
前記電流値取得部は、前記供給電圧の値ごとに前記電動機が無負荷で回転される時の無負荷電流値を取得し、
前記演算部は、
前記複数の供給電圧の値と、前記複数の無負荷回転速度との間の近似された関係として、第1の関係を設定し、
前記複数の供給電圧の値と、前記複数の無負荷電流値との間の近似された関係として、第2の関係を設定し、
前記第1の関係に基づいて、特性を取得したい供給電圧の値に対応する前記無負荷回転速度を算出し、
前記第2の関係に基づいて、前記特性を取得したい供給電圧の値に対応する前記無負荷電流値を算出し、
前記取得された抵抗値と、前記特性を取得したい供給電圧の値と、前記算出された無負荷回転速度と、前記算出された無負荷電流値とのみに基づいて、前記特性を取得したい供給電圧の値における電動機の特性としてのトルクと電流値との関係と、トルクと回転速度との関係と、トルクと出力との関係と、トルクと効率との関係と、のうち少なくとも一つの関係を前記電動機の特性として算出する、装置。 - 請求項1に記載の装置であって、
前記抵抗値取得部は、前記電磁コイルの温度を取得し、前記電磁コイルの温度と前記電磁コイルの抵抗値との間の第3の関係に基づいて、前記取得された温度に対応する前記電磁コイルの抵抗値を算出し
前記演算部は、前記特性を取得したい供給電圧の値と、前記算出された抵抗値と、前記算出された無負荷回転速度と、前記算出された無負荷電流値とに基づいて、前記特性を取得したい供給電圧の値及び前記取得された温度に対応する前記電動機の特性を算出する、装置。 - 請求項1または2に記載の装置であって、
前記電動機に対してPWM駆動する場合には、前記特性を取得したい供給電圧の値として、前記特性を取得したい供給電圧の値にデューティー比を掛けた値を実効電圧値として用いて、前記電動機の特性を算出する、装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置であって、
前記電磁コイルが3相スター結線されている場合には、前記電動機の電磁コイルの総抵抗として、前記電磁コイル単体の抵抗値の2倍の抵抗値を用いて、前記電動機の特性を算出する、装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置であって、さらに、
前記算出された電動機の特性を表示する表示部を備える、装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置であって、さらに、
前記算出された電動機の特性に基づいて電動機を制御する制御部を備える、装置。 - 請求項6に記載の装置を備える電動機。
- 請求項7に記載の電動機を備える電動機搭載装置。
- 請求項8に記載の電動機搭載装置であって、
前記電動機搭載装置は、電子機器である、電動機搭載装置。 - 請求項9に記載の電動機搭載装置であって、
前記電動機搭載装置は、プロジェクターである、電動機搭載装置。 - 請求項9に記載の電動機搭載装置であって、
前記電動機搭載装置は、移動体である、電動機搭載装置。 - 請求項9に記載の電動機搭載装置であって、
前記電動機搭載装置は、ロボットである、電動機搭載装置。 - 電磁コイルを有する電動機の特性を算出する方法であって、
前記電磁コイルの抵抗値を取得し、
前記電動機に複数の供給電圧を供給して前記供給電圧の値ごとに無負荷回転速度を取得し、
前記複数の供給電圧の値と、前記複数の無負荷回転速度との間の近似された関係として、第1の関係を設定し、
前記電動機に複数の供給電圧を供給して前記供給電圧の値ごとに前記無負荷電流値を取得し、
前記複数の供給電圧の値と、前記複数の無負荷電流値との間の近似された関係として、第2の関係を設定し、
前記第1の関係に基づいて、特性を取得したい供給電圧の値に対応する前記無負荷回転速度を算出し、
前記第2の関係に基づいて、前記特性を取得したい供給電圧の値に対応する前記無負荷電流値を算出し、
前記取得された抵抗値と、前記特性を取得したい供給電圧の値と、前記算出された無負荷回転速度と、前記算出された無負荷電流値とのみに基づいて、前記特性を取得したい供給電圧の値における電動機の特性としてのトルクと電流値との関係と、トルクと回転速度との関係と、トルクと出力との関係と、トルクと効率との関係とのうち少なくとも一つの関係を前記電動機の特性として算出する、方法。 - 電磁コイルを有する電動機の特性を算出する処理をコンピューターに実行させるためのコンピュータープログラムであって、
前記電磁コイルの抵抗値を取得する機能と、
前記電動機に複数の供給電圧を供給して前記供給電圧の値ごとに無負荷回転速度を取得する機能と、
前記複数の供給電圧の値と、前記複数の無負荷回転速度との間の近似された関係として、第1の関係を設定する機能と、
前記電動機に複数の供給電圧を供給して前記供給電圧の値ごとに前記無負荷電流値を取得する機能と、
前記複数の供給電圧の値と、前記複数の無負荷電流値との間の近似された関係として、第2の関係を設定する機能と、
前記第1の関係に基づいて、特性を取得したい供給電圧の値に対応する前記無負荷回転速度を算出する機能と、
前記第2の関係に基づいて、前記特性を取得したい供給電圧の値に対応する前記無負荷電流値を算出する機能と、
前記取得された抵抗値と、前記特性を取得したい供給電圧の値と、前記算出された無負荷回転速度と、前記算出された無負荷電流値とのみに基づいて、前記特性を取得したい供給電圧の値における電動機の特性としてのトルクと電流値との関係と、トルクと回転速度との関係と、トルクと出力との関係と、トルクと効率との関係と、のうち少なくとも一つの関係を前記電動機の特性として算出する機能と、
をコンピューターに実現させる、コンピュータープログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009129976A JP5499520B2 (ja) | 2008-10-27 | 2009-05-29 | 電動機の特性を取得する装置、方法、電動機、電動機搭載装置、及びコンピュータープログラム |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008275800 | 2008-10-27 | ||
JP2008275800 | 2008-10-27 | ||
JP2009027556 | 2009-02-09 | ||
JP2009027556 | 2009-02-09 | ||
JP2009129976A JP5499520B2 (ja) | 2008-10-27 | 2009-05-29 | 電動機の特性を取得する装置、方法、電動機、電動機搭載装置、及びコンピュータープログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010207071A JP2010207071A (ja) | 2010-09-16 |
JP2010207071A5 JP2010207071A5 (ja) | 2012-06-21 |
JP5499520B2 true JP5499520B2 (ja) | 2014-05-21 |
Family
ID=42967976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009129976A Expired - Fee Related JP5499520B2 (ja) | 2008-10-27 | 2009-05-29 | 電動機の特性を取得する装置、方法、電動機、電動機搭載装置、及びコンピュータープログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5499520B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5678733B2 (ja) * | 2011-03-08 | 2015-03-04 | 学校法人同志社 | 交流電動機における固定子巻線の短絡故障診断方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2972027B2 (ja) * | 1992-05-27 | 1999-11-08 | 株式会社エヌエフ計測システム | ステッピングモータ用負荷慣性モーメント測定装置 |
JP3191696B2 (ja) * | 1995-11-15 | 2001-07-23 | アスモ株式会社 | 直流モータの特性測定装置、その方法及び誘起電圧算出方法 |
JP2004233140A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Sony Corp | モーター測定装置 |
JP2004289927A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Nissan Motor Co Ltd | モーター制御装置 |
-
2009
- 2009-05-29 JP JP2009129976A patent/JP5499520B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010207071A (ja) | 2010-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7835883B2 (en) | Method and device for measuring rotation speed of rotating equipment | |
US9893665B2 (en) | Motor controller for position sensorless drives | |
JP5292770B2 (ja) | Pwm制御回路、該pwm制御回路を備えた電動機、該電動機を備えた装置及びpwm信号を生成する方法 | |
CN102170256B (zh) | 电机控制器 | |
CN1741367B (zh) | 电动机的无位置传感器控制电路 | |
JP2014515244A (ja) | 温度補償と共に電気モータを制御する方法およびシステム | |
JP2004328814A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JPH0970196A (ja) | インバータ内部蓄電手段の放電装置 | |
CN103402801A (zh) | 在失速工况处或接近失速工况时控制电动机的方法和系统 | |
JP2009148146A (ja) | 電動装置 | |
Wang et al. | Sensorless scalar-controlled induction motor drives with modified flux observer | |
TWI439041B (zh) | 永磁同步馬達驅動方法與裝置 | |
JP5509677B2 (ja) | 電動機の特性を算出する装置、方法、電動機、電動機搭載装置およびコンピュータープログラム | |
JP5540567B2 (ja) | 電動機の特性を取得する方法、装置およびコンピュータープログラム | |
CN102983798A (zh) | 无电刷电动机以及具有该无电刷电动机的装置 | |
JP2010124653A (ja) | 電動機の制御装置 | |
JP5564832B2 (ja) | 電動機の特性を取得する装置、電動機の特性を取得する方法、電動機を制御する装置、コンピュータープログラム、電動機、及び電動機搭載装置 | |
JP5499520B2 (ja) | 電動機の特性を取得する装置、方法、電動機、電動機搭載装置、及びコンピュータープログラム | |
RU2502079C1 (ru) | Способ определения параметров асинхронного электродвигателя | |
JP3726713B2 (ja) | 電動機の制御装置 | |
JP2010045959A (ja) | 電動機の特性を算出する方法 | |
JP2010246173A (ja) | 電動モーターの駆動制御回路及びそれを備える装置 | |
JP2009294199A (ja) | 速度測定方法及び装置 | |
JP2009526512A (ja) | 電力機器のトルクを求めるための方法および装置 | |
JP5332637B2 (ja) | 電動モータの制御装置及びこれを備える装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120508 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120508 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131001 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5499520 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S131 | Request for trust registration of transfer of right |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313135 |
|
SZ02 | Written request for trust registration |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313Z02 |
|
S131 | Request for trust registration of transfer of right |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313135 |
|
SZ02 | Written request for trust registration |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313Z02 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |