JP5498570B2 - 精密構成要素の公差を迅速に検証するための装置 - Google Patents

精密構成要素の公差を迅速に検証するための装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5498570B2
JP5498570B2 JP2012508579A JP2012508579A JP5498570B2 JP 5498570 B2 JP5498570 B2 JP 5498570B2 JP 2012508579 A JP2012508579 A JP 2012508579A JP 2012508579 A JP2012508579 A JP 2012508579A JP 5498570 B2 JP5498570 B2 JP 5498570B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
component
pneumatic
station
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012508579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012525310A (ja
Inventor
ジェリー ダミコーラス
Original Assignee
クイックセット コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クイックセット コーポレイション filed Critical クイックセット コーポレイション
Publication of JP2012525310A publication Critical patent/JP2012525310A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5498570B2 publication Critical patent/JP5498570B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07CPOSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
    • B07C5/00Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
    • B07C5/04Sorting according to size
    • B07C5/06Sorting according to size measured mechanically
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • G01M99/005Testing of complete machines, e.g. washing-machines or mobile phones

Description

本発明は、小型精密部品のための検査機に関し、より具体的には、高速の分類及び0.0001”(インチ)までといった高精度公差チェック(厚さを非常に厳しい公差に制御する)、並びに変形した部品、湾曲した部品、又は過大寸法の部品をより完全なものにするための圧印加工が可能な、光学及び機械検査ステーションに関する。
(関連出願の相互参照)
本発明は、2009年4月27日に出願された米国仮出願番号61/214,711号に基づく優先権を主張する。
本発明は、光学検査ステーション及び厳密公差検査のための精密機械ゲージ・ステーションの組み合わせ、並びに湾曲した部品、変形した部品、又は過大寸法の(厚過ぎる)部品を修理するための圧印加工ステーションからなる自動化システムである。付加的な機械ゲージ・ステーションは、部品が規定の公差に従って修理されたかを検証する。このシステム・アーキテクチャは、小さい又は研磨された表面特徴部を有するいかなる精密金属部品の検査及び修理にも適合可能であり、特に、鍵再設定可能な錠シリンダのロッキングバー及びラックの検査及び修理、並びに内部の溶接ピンの検査及び分類によく適している。本検査ステーションは、0.7秒から2.3秒までのサイクル時間で、これらの極小部品の部品公差の検証を可能にし、このことは潜在的に、製造の歩留まりを(100%手動検査による)110M部品/年(1億1千万個/年)から自動化検査及び部品の「圧印加工」(修理)による275M部品/年(2億7500万個/年)までより高く上昇させることができる。
圧印加工は、加工物を十分に高い応力に曝して、材料の表面上に塑性流動を生じさせる周知の精密打ち抜き加工方法である。圧印加工は、全ての産業用の部品の製造に用いられ、本明細書で言及される場合は、高浮き彫り部又は微細な特徴部を有する既存の部品を再形成して、欠陥を修正することを意味する。従って、本システムは、欠陥の検知及び修正の両方が可能な、小型精密部品のための大量検査システムである。
本発明のシステムは、製造する部品に適するような、目視検査ステーション、機械検査ステーション及び圧印加工ステーションの種々の組み合わせを組み込むことができる。ステーションはモジュール式であり、需要に応じて、ラック、ピン、ロッキングバーの各々について異なる製造シナリオがあり得る。システムの速度は、組み合わせられたゲージ及び目視公差チェックのために、構成要素を種々のカメラ検査ステーション及び機械ゲージ検査ステーション内に再配向する新規な超高速空気圧式分類/配置マトリクスにより達成される。
背景として、図1は、プラグ組立体14と、錠シリンダ本体12と、リテーナクリップ16とを含む典型的な鍵再設定可能な錠シリンダを示す。プラグ組立体14は、複数のばね荷重式ピン113を含む。プラグ組立体14は、鍵穴用開口部52と、鍵再設定ツール用開口部54と、穿孔防止用玉軸受60を受けるために半径方向外向きに延びる一対のチャネル56とを含む。キャリア・サブ組立体42は、キャリア90と、複数のラック92と、キャリア90内に軸支され、ばね95により付勢されたばね荷重式ロッキングバー94と、戻りばね98とを含む。キャリア・サブアセンブリ42及びプラグ組立体14は組み合わされて、錠シリンダ本体12内に嵌合するシリンダを形成する。
錠シリンダ10を鍵再設定するためには、有効鍵を鍵穴52に挿入し、定位置から約90度、反時計回り又は時計回りに回転させる。学習ツール又は他の先が尖った装置を、鍵再設定ツール用開口部54に挿入し、キャリア90に対して押し付け、キャリア90を錠シリンダ10の長手方向軸と平行に移動させて学習モードにする。有効鍵を取り外し、第2の有効鍵を挿入し、時計回り又は反時計回りに回転させる。キャリア90は、戻りばね98によりプラグ組立体14の面に向けて付勢され、ラック92がピン113と再係合される。ラック92はそれぞれ、ピン113の環状ギア歯と係合するように構成された複数のギア歯を有する前面のピン係合面と、底部の半円形凹部と、複数のピッキング防止溝及び一対のロッキングバー係合溝を有する裏面とを含む。複数のばね荷重式ピン113は、環状ギア歯と、付勢ばね115を受けるための長手方向の中央ボアとを有するように、ほぼ円筒状である。ばね荷重式ロッキングバー94は、キャリア90の凹部に嵌合するように構成され、かつ、溝に嵌合するように構成された三角形の縁部も含む。
ラック92、ピン113及びロッキングバー94は、非常に厳しい公差で製造しなければならない極めて精密な小型部品である。製造環境において、このことは、徹底的な100%の検査と、必要に応じて、現場で使用する前にコンプライアンスのための圧印加工を必然的に必要とする。製造環境においては、コンプライアンスのための徹底的な100%の検査は、時間のかかる作業であることが、図1から明らかである。実際に、従来の検査方法は、大部分が手作業である。各々の個別部品を光学検査ステーション内に配置し、測定ゲージを参照しながら拡大した状態で目視検査するか、又は、幾何学的形状及び部品のサイズに応じて、機械ゲージにより測定しなければならない。この面倒なプロセスにより、大量生産が約30M部品/年(3000万個/年)に制限される。
必要とされるのは、ロッキングバー、ラック、及びピンの検査に適合可能な構成を用いる自動化された光学及び機械検査ステーションを備えた、厳しい公差を満たすために、図面の仕様を上回る湾曲した又は過大寸法のラック及びロッキングバーを自動的に圧印加工し(サイズ変更し)分類するためのシステムを介して、製造及び品質レベルを大幅に上昇させる自動化又は半自動化された検査プロセスである。
検査システムがモジュール式であることも望ましい。徹底的な検査には、目視検査及び機械ゲージ検査の組み合わせを必要とし、随意的には、検査に不合格になった構成要素の圧印加工が後に続く。ラック92、ピン113及びロッキングバー94は異なっており、生産要件も変わり得る。従って、検査及び圧印加工の特定の組み合わせ及びシーケンスも変わり得ることになる。その結果、各々の構成要素部品について、種々の検査及び/又は圧印加工の必要性を満たすのに利用可能ないくつかの好適なシステム構成があり得る。
米国特許第6,862,909号
本発明のシステムは、非常に厳しい公差で製造しなければならないラック、ピン及びロッキングバー、並びに他のあらゆる小型の高精密部品を含む鍵再設定可能な錠シリンダの構成要素について、上述されたことを達成できる。システムはモジュール式であり、システム構成及び動作における可能な変動に対応するように容易に再構成可能である。所望の数又はシーケンスの数にも関わらず、構成要素を分類し、複数の検査/圧印加工ステーションの各々を通って搬送し、それらに配向することが依然として必要である。この高速分類、搬送及び配向は、ここでは、組み合わせられたゲージ及び目視公差チェックのために構成要素を種々のカメラ検査ステーション及びゲージ・ステーション内に再配向する、新規な超高速空気圧式分類/配置マトリクスを用いて達成される。欠陥は、目視及び機械・ゲージ検査の組み合わせにより識別され、構成要素は、(1)不合格品、(2)合格品、(3)要圧印加工部品の3つの容器に分類される。分類機は、構成要素を配向し、待ち列から一列に分類された部品を分配するディスペンサに供給する。
圧印加工のために構成要素を単に分類するだけでなく、システムは、部品のサイズ変更のための統合圧印加工ステーションと、それに続く圧印加工結果のチェックのための機械厚さゲージとを有するように構成することもできる。自動化光学及び機械ゲージ検査ステーション、構成要素分類機、構成要素ディスペンサ、及び圧印加工ステーションは、ロッキングバー、ラック、及びピン構成要素の各々について上記に示した種々の機械構成に適合可能であり、本明細書においては、X方向におけるロッキングバーの厚さ及び真直度による分類のための目視検査ステーション及び機械ゲージと、90度の部品回転のための構成要素分類機と、次いでY方向における厚さ及び真直度による分類のための別の目視検査ステーション及び機械ゲージと、を含むロッキングバー・システム構成との関連で説明される。
各々の構成要素部品に対して、種々の検査及び/又は圧印加工の必要性を満たすのに利用可能ないくつかの好適なシステム構成があり得る。例えば、本システムの次の構成は、次のような種々の構成要素に好適である。:すなわち、
1.ラック・システム構成(3例)
a.厚さ及び真直度検査及び分類のための目視検査ステーション、並びに機械ゲージ
b.部品のサイズ変更のための圧印加工ステーションを有する機械ゲージ、及びサイズ変更された部品の分類のための別の機械ゲージ
c.機械ゲージ及び部品のサイズ変更のための圧印加工ステーションを有する目視検査ステーション、並びに変更した部品の分類のための別の機械ゲージ
2.ピン・システム構成(2例)
a.望ましくない溶接ピン(金属射出成形(MIM)焼結工程によりもたらされた)をシングルピンから分離するための供給装置ボウル
b.溶接ピン分離装置及び目視検査ステーション
3.ロッキングバー・システム構成(3例)
a.X平面における厚さ及び真直度による分類のための機械ゲージを有する目視検査ステーション、90度部品回転機、及びY平面における厚さ及び真直度による分類のための機械ゲージを有する目視検査ステーション
b.部品のサイズ変更のための圧印加工を有する機械ゲージ、それに続くサイズ変更された部品の分類のための機械ゲージ
c.機械ゲージ及び部品のサイズ変更のための圧印加工を有する目視検査ステーション、それに続くサイズ変更した部品の分類のための機械ゲージ
上述のシステム構成の各々において、ステーションの全て又は一部を電子的にイネーブル又はディスエーブルにすることができる。例えば、ロッキングバー・システム構成(a)の場合、目視検査ステーションをオフにし、機械ゲージをオンのままにしておくことができ、またその逆も可能である。
システムは、全体として、繰り返し精度0.00005906で、0.00011811”までの公差検査が可能である。
本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付の図面と併せて、好ましい実施形態及び特定の修正の以下の詳細な説明からより明らかになるであろう。
種々の精密公差構成要素を有する典型的な鍵再設定可能な錠シリンダを示す。 本発明の実施形態に従ってロッキングバーを検査するように適合された、1つの光学検査ステーション、部品回転機、及び2つの機械厚さゲージを有する自動機械の斜視図である。 超高速空気圧式分類/配置マトリクス60を含む分類組立体40の上から見た図である。 超高速空気圧式分類/配置マトリクス60を横切る構成要素を示す一連の上から見た図である。 垂直位置、次いで90度回転後の水平位置でカメラにより捕捉されたロッキングバーの画像である。 超高速空気圧式分類/配置マトリクス60を横切る構成要素を示す一連の上から見た図である。 超高速空気圧式分類/配置マトリクス60を横切る構成要素を示す一連の上から見た図である。 ロッキングバーが空気圧エアジェットによりステーションからステーションに搬送されるとき、ロッキングバーの位置を感知する光ファイバ・センサに用いられる増幅器を示す。 ロッキングバー分類機の設定及び較正のための設定パラメータを示すプログラム可能なコントローラ70の2つの画面の写真である。 ロッキングバーの配向及び一定量供給に用いられる供給装置ボウル及び線形トラックの供給速度を制御する2つの増幅器を示す。 圧印加工ステーション80の拡大斜視図である。
本発明は、高速の分類及び0.0001”までの厳密公差チェック、及び湾曲した部品又は過大寸法の部品を修正するための圧印加工及び再検査が可能な、自動化された光学及び機械検査、分類及び圧印加工システムである。光学/機械検査及び圧印加工システムは、光学検査及び機械検査の両方、並びに圧印加工及び再検査に適した、具体的には、鍵再設定可能な錠シリンダのロッキングバー、ラック、及びピンの各々、並びに他の小型部品に適した、適用可能なマルチステーション・アーキテクチャを採用する。鍵再設定可能な錠シリンダの構成要素は、例えば、Armstrong他への特許文献1及び本明細書で再現される図1に示される。同じく、図1は、全てが、本システムにより容易にされるような光学及び機械検査、分類並びに圧印加工を必要とするラック92、ピン113及びロッキングバー94を有するこの鍵再設定可能な錠シリンダを示す。
本システムは、平均サイクル時間1.5秒(2.3秒(最大))で極小部品の部品公差の検証を可能にし、かつ、繰り返し精度0.00005906”で、0.00011811”までの公差チェックが可能な、構成可能な一連の光学及び機械検査ステーション+分類及び圧印加工ステーションを含む。
システムサイクル時間は、0.7秒から2.3秒まで可変であり、次の:
1.光学検査、機械ゲージング及び圧印加工のために選択された分類ステーションの数、
2.カメラにより光学的に検査する必要がある各構成要素の領域の数、
3.所望の構成要素の歩留まり、
によって決まる。
図2は、X平面に沿った厚さ及び真直度による分類のための目視検査ステーション+機械ゲージ・ステーション、それに続く90度部品回転機、次いでY平面における厚さ及び真直度による分類のための目視検査ステーション+機械ゲージ・ステーションを含む、本発明の1つの例示的な実施形態による図1のロッキングバーを検査し、分類するための自動化された光学検査システムの斜視図である。
示される検査システムは、一般的に、ロッキングバーの直列型一列コンベア20への振動供給のための振動供給装置ボウル10を含む。コンベア20は、個々のロッキングバーを移送し、それらを指標付けして1つずつ分類組立体40内に送り込む。分類組立体40は、組み合わせられたゲージ及び目視公差チェックのために、構成要素を種々のカメラ検査及び機械ゲージ検査ステーション内に再配向する超高速空気圧式分類/配置マトリクス60を含む。具体的には、一列コンベア20は、各ロッキングバーを分類組立体40の分類/配置マトリクス60内に移動させ、次に光学検査のために、各ロッキングバーをカメラ30の下の第1の目視検査ステーション内に移動させる。光学カメラの撮像は、ラップトップコンピュータ90などの遠隔ディスプレイと通信するマスト搭載型オーバーヘッド光学検査カメラ30によりもたらされる。所望の光学検査数によって、必要に応じて1つ又は2つのマスト搭載型オーバーヘッド光学検査カメラ30があり得る。2つのカメラにより、光学検査を2つの異なる平面で行うことができる。具体的には、カメラ30は、コンピュータ90上に表示された勾配スケールに対する目視公差チェックのために、X平面に沿ってロッキングバーを撮像する。次に分類/配置マトリクス60は、90度部品回転機において各ロッキングバーを横に回転させ、同様にコンピュータ90上に表示された勾配スケールに対するY平面に沿った目視公差チェックのために、各ロッキングバーを第2の目視検査ステーション(第2のカメラ30の下)に移動させる。次に分類/配置マトリクス60は、各々が固定寸法の通過ゲート(以下に説明される)を調節するデジタル出力マイクロメータを含む2つの較正前機械ゲージ・ステーション61、62を通して、構成要素を案内する。ロッキングバーは、X平面に沿った厚さ及び真直度による分類のために第1の機械ゲージ・ステーション61を通過する。次いで、分類/配置マトリクス60は、90度部品回転機において各ロッキングバーを横に回転させ、Y平面における厚さ及び真直度による分類のために、各ロッキングバーを第2の機械ゲージ・ステーション62に連続的に移動させる。
組み合わされた目視検査及び機械ゲージ検査の際に識別された欠陥は、自動化された圧印加工(再製品化)及び圧印加工された部品の再検査のために、圧印加工ステーション80、次いで補足的機械ゲージ・ステーション63に送られる。
タッチスクリーン・ディスプレイを有するプログラム可能なコントローラ70が、動作全体を同期させる。組み合わせられた目視検査及び機械ゲージ検査を通過するロッキングバー、成功裏に圧印加工されたロッキングバー、及び圧印加工に失敗したロッキングバーは、回収ステーション50の3つの容器へ:すなわち(1)機械ゲージで不合格になった部品は容器51へ、(2)合格部品(不合格となり圧印加工されて現在は合格の部品を含む)は容器52へ、(3)光学検査で不合格となった部品は容器53へと分類される。システムは全体として、繰り返し精度0.00005906で、0.00011811”に至る公差チェックが可能である。本明細書で示され、説明される実施形態は、ロッキングバーの検査に適合されているが、自動化された検査、分類及び圧印加工システムは、ロッキングバー、ラック及びピン構成要素の各々について最小の修正により適合可能である。
振動式供給装置ボウル10は、構成要素を振動ボウルの上にまとめて受け入れ、それらを円形側壁に対して整列させる。構成要素は、側壁に対して一列に並び、そこで、直列型一列振動式供給コンベア20(線形トラックとして配置された)に次々と供給される。振動式供給装置ボウル10は、調整可能な振動周波数及び供給速度で連続動作する。種々の振動式供給装置が市販されており、これがロッキングバー(又は他の部品)を分類し、配向し、コンベア20に対して一列で供給することができる限り、振動式供給装置ボウル10として機能する。
構成要素は、振動式供給コンベア20により一列に次々と搬送される。供給コンベア20は、本発明の好ましい実施形態においては振動式コンベア(線形トラック)であるが、任意の好適な小型部品用コンベアとすることができる。振動式供給装置ボウル10及び振動式コンベア20の両方の振動周波数、よって供給速度は、個々の線形増幅器(図10に関して以下に示され説明される)により調節される。
図3は、(1つ又は2つのマスト搭載型オーバーヘッド光学検査カメラ30(図示せず)及び2つの機械ゲージ61、62による)組み合わせられた機械ゲージ及び光学公差チェックのために、構成要素をコンベア20から種々のカメラ検査及び機械ゲージ・ステーション内に移送し、再配向する超高速空気圧式分類/配置マトリクス60を含む、分類組立体40の上から見た図である。構成要素は、上向きの配向で次々と一列に流入される。空気圧摺動部101は、コントローラのタッチスクリーン・ディスプレイ70上で監視されるようなプログラム可能なコントローラの制御のもとで、個々の部品をマトリクス60内にゲート制御する。この摺動部101は空気圧により前後に摺動し、摺動部101が最も右側の位置にあるとき、部品がゲート制御される。空気圧摺動部101は、左に移動して供給装置20の構成要素の流れから受け取った単一の構成要素を第1のステーション(ここでは、X平面に沿った機械的検査のための第1の機械ゲージ・ステーション62)に搬送する。摺動部101が右に再び移動すると、該摺動部101は閉鎖ゲートの役割を果たす。いくつかのこのような摺動部101、102、103を設けて、種々のステーションを通る構成要素部品の移動及びゲート制御を容易にし、各々は、プログラム可能なコントローラ70により制御される空気圧シリンダにより作動される。摺動部の位置(左又は右)は、空気圧シリンダ上に取り付けられたセンサを介して、プログラム可能なコントローラ70に伝えられる。
ゲート63においてコンベア20との間でゲート制御されると、次に構成要素は、空気圧によりマトリクス60を通って送られ、機械検査のために第1の機械ゲージ・ステーション62で停止され、次いで空気圧摺動部101により左にシフトされ、光学検査のために第1のカメラ光学検査ステーション65内に送られ、機械検査及び光学検査のどちらもX平面において行われる。次に、構成要素は、部品回転機67において横に90度回転されて再配向され、空気圧摺動部102により左にシフトされ、Y平面に沿った機械検査のために第2の機械ゲージ・ステーション61内に、次いで光学検査のために第2のカメラ・ステーション64に送られる。組み合わせられた検査の結果に応じて、構成要素は、構成要素を隔離する分離ステーション68を通って空気圧摺動部103により右又は左にシフトされる。構成要素が圧印加工を必要とすると検査により判断された場合には、構成要素は、部品をリアルタイムで再製品化(圧印加工)してサイズ変更する圧印加工ステーション80へと左に移送される。部品は、圧印加工され、次に圧印加工作業の品質チェックのために補足的機械ゲージ63を通って送られる。機械ゲージ63を通る圧印加工された構成要素は、図の下部の出口ゲート71を通して、1つずつ一列にゲート制御され、このゲート制御は、プログラム可能なコントローラ70の制御のもとで行われる。圧印加工を必要としない構成要素は、図の下部の出口ゲート69を通して、1つずつ一列にゲート制御され、このゲート制御もまたプログラム可能なコントローラ70の制御のもとで行われる。構成要素は、3つの容器の1つに、すなわち機械ゲージでの不合格部品は容器51に、合格部品(圧印加工されたもの又はされていないもの)は容器52に、光学検査での不合格部品は容器53に排出することができる。プログラム可能なコントローラ70は、ゲート制御及び空気力学を制御することにより同期動作を維持する。各ステーションで実施された検査の結果、単純な合格/不合格の判断がもたらされ、最終的に、部品を合格品、不良品、又は圧印加工(再製品化)に適しているとして割り当てることができる。この構成要素の操作の全てを実行するためのマトリクス60は、間にある複数の陥凹した列により分離された複数の固定位置の隆起した列(水平方向に延びる)によって定められた基部80を含む。複数の溝が、垂直方向に通り、かつ、基部80に沿って端から端まで隆起した水平方向の列を横切る空気経路72A−Cを定める。複数の摺動インレイ82A−Cが基部80内に摺動可能に取り付けられ、それぞれ陥凹した列内に着座される。摺動インレイ82A−Cもまたそれぞれ、空気経路を定める溝を含むが、摺動インレイ82A−Cは、対応する摺動部101−103によって空気圧により前後にシフトされ、構成要素を空気経路72A−Cの間で往復動させる。摺動インレイ82A−Cの各々は、そこを横切って延びる構成要素経路を有するように形成された矩形部材を含む。摺動インレイ82A−Cが基部80内に着座されると、内部に形成された構成要素経路は、基部80内に形成された空気経路72A−Cに対応し、それにより基部80を横切って端から端まで延びる一文字に横切る構成要素経路がもたらされる。しかしながら、構成要素が摺動インレイ82A−C内に着座している間、その摺動インレイを空気圧により左又は右にシフトさせて、構成要素を空気経路72A−Cの異なるものの中に移動させることができる。従って、1つの経路を通って空気圧により移動する構成要素部品を、摺動インレイ82A−Cの空気圧の排気により別の経路にオフセットさせることができる。
空気源は、空気を対応する経路72A−C内に提供するためのマニホルド90(上部の)内に結合された3本の空気ラインを含む。同様に、12本の空気ラインが、空気圧摺動部101−103を供給する空気圧シリンダ(右の)に結合され、これらは摺動インレイ82A−Cを作動させて、種々のステーションを通る構成要素部品の移動及びゲート制御を容易にするために、プログラム可能なコントローラ70により制御される。
このように、構成要素は、1つの空気経路72Cに沿って移動を始め、搬送中、摺動インレイ82A−Cのいずれかによって別の構成要素経路にシフトされる。
全ての空気ラインは、コントローラに接続された対応するデジタル・オン/オフ空気圧シリンダにより制御される。示される実施形態においては、4つの摺動部101−104及び対応する摺動インレイ82A−Dがあり、従って4つの摺動部を両側で左右に動かすために8本の空気圧シリンダがある。光ファイバ・センサを用いて摺動インレイ101−104を出入りする部品を検知する。この情報は、摺動部101−104の移動を同期させるためにPLCコントローラ70に通信される。このように、光ファイバ・センサを介して、PLCコントローラ70により部品詰まりが検知される。PLCコントローラ70は、摺動部の移動を停止し、部品詰まりがエラーメッセージにより報告される。8つの空気圧シリンダは、16本の空気圧シリンダは16本の空気ラインを必要とする(各々のシリンダが2本の空気ラインを利用する)。これにより、プログラム可能なコントローラ70による、集中型の自動高速同期オン/オフ動作及び圧力制御が可能になる。空気圧シリンダは、例えばSMC Inc.社から入手可能な市販のアクチュエータである。
ロッキングバーがマトリクス60及びシステム全体を通って移動するとき、個々の構成要素の位置は、光ファイバにより追跡される。具体的には、図8は、ロッキングバーが空気圧エアジェットによりステーションからステーションに搬送されるときに、ロッキングバーの位置を感知する光ファイバ・センサのために用いられる増幅器の正面図である。増幅器の利得及びトリガの閾値は、システムの設定及び較正の際に設定される。構成要素の進行を追跡するために、実際のファイバ・センサは、種々のステーションにおいて所望されるように方向つけられる。
図9は、プログラム可能なコントローラに接続されたタッチスクリーン・ディスプレイ70の写真である。タッチスクリーン・ディスプレイ70は、種々の設定画面のユーザ・インターフェースを提供し、与えられた2つのものは、空気圧設定、遅延設定、最大不合格カウントを含む、プロセスのタイミング・シーケンスの設定を示す。
図10は、振動式供給装置ボウル10及び振動式コンベア20の両方の振動周波数、従って供給速度を制御するための増幅器を示す。
図11は、湾曲した部品又は過大寸法の部品を修正するために圧印加工及び再検査を行うための圧印加工ステーション80及び補足的機械ゲージ63を示す。ある検査(光学又は機械)で不合格となった構成要素は、空気圧式分類/配置マトリクス60から外れるように進路が変えられ、油圧プレスの圧印加工ラム82の下の圧印加工金型84内に空気圧により移送及び再配向される。圧印加工ラム82は、相当量の力を与えて構成要素を塑性的に変形させ、該構成要素が金型84に適合するようにする。プレス自体は、商業的に入手可能な油圧作動プレスであり、様々な種類のものが容易に入手可能である。本構成要素については50トン・プレスが許容可能であり、金型84は、構成要素のタイプに応じて変わり得る。各構成要素は、圧印加工された後、機械検査のために機械ゲージ・ステーション63に搬送される。機械ゲージ・ステーション63は、上述した較正前機械ゲージ・ステーション61、62と類似しており、同様に、その圧印加工ステーション80がうまく行われたことを確認する固定寸法通過ゲートを調節するデジタル出力マイクロメータを含む。構成要素が再び不合格とされると、構成要素は、不合格部品用容器51内に分類され、合格した場合には合格部品用容器52に分類される。
再び図3を参照すると、上述した分類/配置マトリクス60のより詳細な説明が与えられる。このマトリクスは、構成要素を正確な静止位置に捕捉することができる固定長セルを定める、摺動インレイ82A−C及び空気経路72A−Cの網目状パターンを含む。空気圧式分類/配置マトリクス60を通るセル及び経路の特定の数及び位置は、必要に応じて変わることがあり、示される実施形態においては、これらセルのうちの2つが、2つのカメラ光学検査ステーション64、65を定め、2つのセルが2つの機械ゲージ・ステーション61、62を定める。これらステーションの各々において、構成要素は非常に近接した範囲において動かない状態で効果的に保持され、そこで構成要素を正確に検査することができる。構成要素は、背面から赤色灯により照明される。640nmの赤色の鋭利なカットフィルタがカメラの前面に取り付けられ、周囲光の干渉を減少させる。2つのカメラ・ステーション64、65の各々は、カメラ30A、30Bによる光学検査のための測定用印の付いたプラスチック窓を前面に備えることに留意されたい。2つの機械ゲージ・ステーション61、62の各々は、固定寸法通過ゲートを調節するデジタル出力マイクロメータを含む。ゲートの寸法がマイクロメータにより部品の仕様に合わせて設定されると、部品は、合格構成要素であるか又は不合格構成要素であるかを示す、通過するか通過しないかのいずれかである。部品が湾曲している場合又は厚すぎる場合、ゲートのゲージ・プレートが一時的に開いて部品を通す。しかしながら、過大寸法の部品が通過した後、ゲージ・プレートは、正確に元の位置に戻る。移動するゲージ・プレートの位置は、高精度センサによって監視され、0.0001”までプログラム可能なコントローラにより制御される。
ここで図4−図7を参照しながら、高速空気圧式分類/配置マトリクス60を通る部品の横断を説明する。要約すると、分類組立体40は、以下のステップを行う。
1)ロッキングバーを垂直方向に配向する、
2)各々のロッキングバーを分離する、
3)光学検査のためにカメラ1・ステーション65に搬送する、
4)機械検査のために機械ゲージ1・ステーション62に搬送する、
5)ロッキングバーを90度回転させる、
6)光学検査のためにカメラ2・ステーション64に搬送する、
7)機械検査のために機械ゲージ2・ステーション63に搬送する、
8)ロッキングバーを圧印加工のために圧印加工ステーション80に搬送する、
9)ロッキングバーを3つの容器:すなわち1)機械ゲージの不合格部品は容器51、2)圧印加工されて現在は合格の部品は容器52、及び3)光学検査の不合格部品は容器53、のうちの1つに分類する。
ステップ1において、図4を参照すると、ロッキングバーは、マニホルド90からの空気圧によりゲート63において所定の位置にゲート制御され、最初に移動した摺動インレイ82Aにより停止させられる。ゲート63の狭いスロットにより、ロッキングバーが垂直位置に配向される。
ステップ2において、ロッキングバーが分離される(例えば、別個の構成要素として隔離される)。
ステップ3において、プログラム可能なコントローラ70の制御のもとで、摺動インレイ82Aが下向きに押され、これによりスロットがカメラ1・ステーション65のものと位置合わせされる。マニホルド90からの加圧空気が、光学検査のために、ロッキングバーをカメラ1・ステーション65に射出する。次に続く摺動インレイ82Bは、最初は遮断位置にあり、ロッキングバーをカメラ1・ステーション65に捕捉することに留意されたい。2つのマスト搭載型オーバーヘッド光学検査カメラ30Aのうちの第1のものがズームインし、窓を通してロッキングバーを撮像する。
図5Aは、ユーザに提供される光学検査画像を示す。カメラ1・ステーション65は、画像をコンピュータ90などの平面型スクリーン・モニタ上で見ることができるように、プログラム可能なコントローラ70と「ハンドシェーク」通信モードで機能する常駐コントローラを有する。具体的には、カメラ30は、コンピュータ90上に表示された勾配スケールに対する目視公差検査のために、X平面に沿ってロッキングバーを撮像する。この例では、カメラ2・ステーション64における撮像のために、第2のこのようなマスト搭載型カメラが設けられる。分類/配置マトリクス60は、90度部品回転機において各ロッキングバーを横に回転させ、同じくコンピュータ90上に表示される勾配スケールに対する、Y平面に沿った目視公差検査のために第2の目視検査ステーション64(第2のカメラ30の下)に移動させる。図5Bは、カメラ2・ステーション64においてユーザに与えることができる光学検査画像を示す。示される構成においては、両方のカメラ・ステーションにおけるどちらのカメラも、一旦設定されると、メインコントローラとは独立して動作することができる、それぞれのオンボード・コントローラを有する。カメラ・コントローラは、いずれかの好適な「ハンドシェーク」通信プロトコル(RS−232又はその他)を介してメインPLCコントローラと通信する。従って、カメラは、「画像のチェック中につき待機せよ」、又は「終了済み」、「合格部品又は不合格部品」などの信号をメインPLCコントローラに送る。メインPLCコントローラは、「了解しました」と応答し、タスクを完了し、カメラに「次のタスクを実行せよ」と命じる。カメラ1・ステーション65及びカメラ2・ステーション64の両方のコントローラは、合格部品又は不合格部品を区別するためのソフトウェアを用いることができるので、ユーザに光学検査画像を提供する必要は全くない。しかしながら、プロトタイプを製造する目的で、カメラ・パラメータをプログラムするためにスタンドアローン型IBM PCがカメラにネットワーク接続され、図5の光学検査画像がこのIBM PC上に表示された。画像は、カメラ・ステーションにより行われた光学検査を示すのに役立つ。
具体的には、カメラ1・ステーション65が静止画像を撮るのに十分な時間、ロッキングバーがカメラ1ステーション65において垂直位置に保持されるとすぐ、コントローラが、正確なソフトウェア・ベースの検査を完了し、ロッキングバーがプログラムされたグリッド線の所定のフットプリント内に収まることを確認する。コントローラ上に常駐するソフトウェアは、既存のグリッド線・フットプリント・データに対して構成要素を自動比較する能力を与えることが好ましい。この目的のために、種々の市販のソフトウェア・パッケージが存在する。ソフトウェアは、ロッキングバーの側縁部に沿って完全に2次元の幾何学形状の検査能力を与える。ソフトウェアは、自動的に合格/不合格を試験し、不合格の場合、摺動インレイ82Bが移動され、ロッキングバーは、不合格用トラック内にシフトされ、そこで、不合格品用容器51(又は、随意的に圧印加工用容器53)に移送される。
図6に示されるように、ステップ4で最初の光学検査が成功裏に完了すると、摺動インレイ82Bは一列ずれて動かされ、ロッキングバーは、マイクロメータ77による機械検査のために、加圧空気により第1の機械ゲージ・ステーション61に射出される。第1の機械ゲージ・ステーション61内に着座している間、ロッキングバーの幅が、デジタルマイクロメータ77により、固定寸法を有する通過ゲートにおいてチェックされる。ロッキングバーがゲートを通過できる場合、引き続き次のステーションに送られる。ロッキングバーがゲートを通過できない場合、摺動インレイ82Cが移動されて、ロッキングバーは、不合格品用トラックにシフトされ、そこで、不合格品用容器51(又は、随意的に圧印加工用容器53)に移送される。
ステップ5において、成功裏の機械測定の後、ロッキングバーは、回転ステーションに移送され、そこで横に90度回転される。回転は、エアノズル87を用いて壁に対してロッキングバーを空気圧により噴射して横に立ち上がらせ、その立ち上がった状態を維持する摺動インレイ82Cの狭いチャネルの中にロッキングバーを送り込むことにより達成することができる。
ステップ6において、ロッキングバーは、Y軸に沿った第2の光学検査のために、摺動インレイ87Cによりカメラ2・ステーション64に搬送される。マニホルド90からの加圧空気により、ロッキングバーがカメラ2・ステーション64の中に射出され、次に続く摺動インレイ82Dは最初に遮断位置にあり、ロッキングバーをカメラ2ステーション64で捕捉する。2つのマスト搭載型オーバーヘッド光学検査カメラの第2番目の30Bがズームインし、窓を通して回転されたロッキングバーを撮像する。
図5Bは、図5Aに関して上述されたものと同じ方法でユーザに提供することができる光学検査画像を示す。ここでロッキングバーは、静止画像を撮るのに十分な時間にわたって、カメラ2ステーション64において横長位置に保持されとすぐ、コントローラ70上に常駐するソフトウェアが既存のグリッド線フットプリント・データに対して構成要素を自動比較するための能力を与える。カメラのソフトウェアは、自動的に合格/不合格を試験し、不合格の場合は、摺動インレイ82Dが移動されて、ロッキングバーは、不合格部品用容器51(又は、随意的に圧印加工部品用容器53)に移送される不合格部品用経路の中にシフトされる。合格の場合は、摺動インレイ82Dは部分的に移動されて、ロッキングバーは、第2の機械ゲージ・ステーション62にシフトされる。
図7に示されるように、ステップ7において、第2の光学検査が成功裏に完了すると、摺動インレイ82Cは移動され、ロッキングバーは、横向き(回転された)状態の機械検査のために、加圧空気により第2の機械ゲージ・ステーション62に射出される。第2の機械ゲージ・ステーション62内に着座している間、通過ゲートに設定された別のデジタルマイクロメータ65を通すことにより、ロッキングバーの高さが手動でチェックされる。ロッキングバーがゲートを通過できる場合、そのまま進み続ける。通過できない場合、ロッキングバーは、不合格部品用経路の中にシフトされ、そこで不合格部品用容器51(又は、随意的に圧印加工部品用容器53)に移送される。
最終的に、ステップ8において、検査された構成要素は、回収ステーション50において、3つの容器:1)不合格部品用容器51、2)合格部品用容器52、及び3)光学検査不合格部品用容器53に蓄積される。
図9は、上述したシーケンスのための全てのタイミングパラメータが、設定ユーザ・インターフェースを用いてコントローラ70においてどのように集中プログラムすることができるかを示す、プログラム可能なコントローラ70の設定画面の2枚の写真を示す。
上述の目視検査ステーション、機械検査ステーション、圧印加工ステーション、構成要素分類機及び構成要素ディスペンサが、組み合わされたゲージ及び目視公差チェックのために、種々のカメラ検査及びゲージ検査ステーションへの、構成要素の超高速空気圧式分類及び再配向を提供することが、ここで明らかである。システムには、欠陥部品のサイズ変更のための統合圧印加工ステーションを装備することができる(圧印加工結果をチェックするための別の機械厚さゲージがその後に続くことが好ましい)。システムは、繰り返し精度0.00005906で、0.00011811”に至る公差チェックが可能である。上述したロッキングバー・システム構成は、X平面における厚さ及び真直度による分類のための目視検査ステーション及び機械ゲージ、それに続く回転ステーション、次いでY平面における厚さ及び真直度による分類のための目視検査ステーション及び機械ゲージを含むが、当業者であれば、検査される特定の構成要素部品及び操作者の検査目標に応じて、種々の関連した構成が可能であることを容易に理解すべきである。具体的には、以下の組み合わせが、対応する構成要素部品に適すると考えられる。:すなわち、
1.ラック検査構成
a.厚さ及び真直度による分類のための目視検査ステーション、並びに機械ゲージ
b.部品をサイズ変更するための圧印加工ステーションを有する機械ゲージ、及びサイズ変更された部品を分類するための別の機械ゲージ
c.機械ゲージ及び部品のサイズ変更のための圧印加工ステーションを有する目視検査ステーション、並びにサイズ変更した部品の分類のための別の機械ゲージ
2.ピン試験構成
a.望ましくない溶接ピン(MIM焼結工程によりもたらされた)をシングルピンから分離するための供給装置ボウル
b.溶接ピン分離装置及び目視検査ステーション
3.ロッキングバー試験構成
a.X平面における厚さ及び真直度による分類のための機械ゲージを有する目視検査ステーション、90度部品回転機、及びY平面における厚さ及び真直度による分類のための機械ゲージを有する目視検査ステーション
b.部品のサイズ変更のための圧印加工を有する機械ゲージ、それに続くサイズ変更された部品の分類のための機械ゲージ
c.機械ゲージ及び部品のサイズ変更のための圧印加工を有する目視検査ステーション、それに続くサイズ変更した部品の分類のための機械ゲージ
全ての上述した例示的な構成において、ステーションの全て又は一部を電子的にイネーブル又はディスエーブルにすることが可能である。例えば、ロッキングバー・システム、構成(a)において、目視検査ステーションをオフにし、機械ゲージをオンのままにすることが可能であり、その逆も同様である。
ここに好ましい実施形態及び本発明の基礎をなす概念の特定の修正を十分に述べたが、種々の他の実施形態、及び、本明細書で示され説明された実施形態の特定の変形及び修正は、基礎をなす概念を理解すれば、当業者であれば明らかに心に浮かぶであろう。従って、本発明は、添付の特許請求の範囲において具体的に記載されたもの以外の方法でも実施できることを理解すべきである。
10:錠シリンダ
12:錠シリンダ本体
14:プラグ組立体
16:リテーナクリップ
20:コンベア
30、30A、30B:カメラ
40:分類組立体
42:キャリア・サブ組立体
50:回収ステーション
51:容器
52:鍵穴
53:容器
54:再設定工具開口部
56:チャネル
60:穿孔防止用玉軸受
61:機械ゲージ・ステーション
62:機械ゲージ・ステーション
63:捕捉的機械ゲージ
64:カメラ光学検査ステーション
65:デジタルマイクロメータ
67:部品回転機
68:分離ステーション
70:PLCコントローラ
72A、B、C:空気圧経路
77:マイクロメータ
80:圧印加工ステーション
82:圧印加工ラム
82A、B、C、D:摺動インレイ
84:圧印加工金型
87:エアノズル
90:コンピュータ
92:ラック
94:ロッキングバー
95:ばね
98:戻りばね
101、102、103、104:摺動部
113:ピン

Claims (10)

  1. 精密構成要素の検査のための自動化システムであって、
    検査のために該精密構成要素部品を搬送し配置するための空気圧式分類マトリクスを含み、
    前記空気圧式分類マトリクスは、
    複数の隆起した列と前記隆起した列の間の少なくとも1つの陥凹した列と、該隆起した列の各々を横切る少なくとも2つの平行な溝とによって、第1の空気圧部品経路及び第2の空気圧部品経路部分的に定められた表面を有する基部と、
    前記少なくとも1つの陥凹した列内に摺動可能に取り付けられた第1の摺動インレイと、
    を備え、
    前記第1の摺動インレイは、該第1の摺動インレイを横切り前記基部の前記少なくとも2つの平行な溝に平行な溝を有し、該第1の摺動インレイの前記溝は、該第1の摺動インレイが第1の位置にあるときに前記第1の空気圧部品経路を完全に定め、第1の摺動インレイが第2の位置にあるときに前記第2の空気圧部品経路を完全に定めるように構成され
    前記空気圧式分類マトリクスには、検査のために前記部品を静止状態に維持する検査ステーションが少なくとも1つ、前記第1の構成要素部品経路に沿って配置されており
    前記自動化システムには、
    構成要素部品を前記第1の空気圧部品経路に沿って噴射するための、前記第1の空気圧部品経路と連通する第1の空気供給源と、
    構成要素部品を前記第2の空気圧部品経路に沿って噴射するための、前記第2の空気圧部品経路と連通する第2の空気供給源と、
    前記摺動インレイを、前記第1の位置と前記第2の位置との間で選択的にシフトさせて、構成要素部品を前記第1の空気圧部品経路と前記第2の空気圧部品経路との間で往復動させるための第1の空気圧アクチュエータと、
    前記噴射された構成要素部品が、前記第1の空気圧部品経路、前記第2の空気圧部品経路、又は前記第1及び第2の空気圧部品経路の組み合わせに送られるのを制御するための、前記空気圧アクチュエータ並びに前記第1及び第2の空気供給源と通信状態にあるプログラム可能論理コントローラと、
    をさらに含むことを特徴とする自動化システム。
  2. 第1の検査ステーションにおいて静止状態にある前記構成要素部品を撮像するための第1のカメラをさらに含むことを特徴とする、請求項に記載の精密構成要素の検査のための自動化システム。
  3. 前記第1のカメラは、前記第1の検査ステーションの上のブーム上に取り付けられることを特徴とする、請求項に記載の精密構成要素の検査のための自動化システム。
  4. 第2の検査ステーションにおいて静止状態にある前記構成要素部品を撮像するための第2のカメラをさらに含むことを特徴とする、請求項に記載の精密構成要素の検査のための自動化システム。
  5. 前記第2のカメラは、前記第2の検査ステーションの上のブーム上に取り付けられることを特徴とする、請求項に記載の精密構成要素の検査のための自動システム。
  6. 前記少なくとも1つの検査ステーションが、第1の検査ステーションと第2の検査ステーションとを含み、各々の構成要素を90度回転させるための、前記第1の検査ステーションと第2の検査ステーションとの間の部品回転機をさらに含むことを特徴とする、請求項に記載の精密構成要素の検査のための自動化システム。
  7. 前記少なくとも1つの検査ステーションにおいて前記構成要素部品を測定するためのマイクロメータをさらに含むことを特徴とする、請求項に記載の精密構成要素の検査のための自動システム。
  8. 前記マイクロメータは、前記第1の空気圧経路における通過ゲートを較正することを特徴とする、請求項7に記載の精密構成要素の検査のための自動化システム。
  9. 検査に不合格となった構成要素を圧印加工するための圧印加工プレス及び金型をさらに含むことを特徴とする、請求項に記載の精密構成要素の検査のための自動化システム。
  10. 前記構成要素部品は、鍵再設定可能な錠シリンダのラック、ピン及びロッキングバーのうちのいずれか1つである、請求項に記載の精密構成要素の検査のための自動化システム。
JP2012508579A 2009-04-27 2010-04-27 精密構成要素の公差を迅速に検証するための装置 Expired - Fee Related JP5498570B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US21471109P 2009-04-27 2009-04-27
US61/214,711 2009-04-27
PCT/US2010/032508 WO2010126865A1 (en) 2009-04-27 2010-04-27 Apparatus for rapidly verifying tolerances of precision components

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012525310A JP2012525310A (ja) 2012-10-22
JP5498570B2 true JP5498570B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=42990903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012508579A Expired - Fee Related JP5498570B2 (ja) 2009-04-27 2010-04-27 精密構成要素の公差を迅速に検証するための装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8408080B2 (ja)
JP (1) JP5498570B2 (ja)
KR (1) KR101710736B1 (ja)
CN (1) CN102460093B (ja)
BR (1) BRPI1014373A2 (ja)
MX (1) MX2011011287A (ja)
TW (1) TWI630374B (ja)
WO (1) WO2010126865A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10612271B2 (en) 2015-06-16 2020-04-07 Spectrum Brands, Inc. Rekeyable lock cylinder with enhanced torque resistance
CN105157752A (zh) * 2015-09-06 2015-12-16 安徽拓盛汽车零部件有限公司 力位移油压机产品检测系统
US11572708B2 (en) 2018-07-31 2023-02-07 Spectrum Brands, Inc. Rekeyable lock with small increments
US11220840B1 (en) 2018-07-31 2022-01-11 Spectrum Brands, Inc. Rekeyable lock with small increments
US11319726B2 (en) 2018-10-22 2022-05-03 Spectrum Brands, Inc. Tool-less rekeyable lock cylinder
WO2020150413A1 (en) * 2019-01-18 2020-07-23 Société des Produits Nestlé S.A. Systems, methods, and devices for unjamming a manufacturing line
CN117043431A (zh) * 2021-03-24 2023-11-10 亚萨合莱美国民用有限公司 耐钻锁芯及制造方法
CN113399275B (zh) * 2021-06-29 2023-02-07 佛山宏遐自动化设备有限公司 一种带有人字形传送轨道的化妆品不合格品智能检测筛分装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3670421A (en) * 1971-01-04 1972-06-20 Inspection Eng And Equipment I Gaging device
JPS56154917U (ja) * 1980-04-18 1981-11-19
JPH083413B2 (ja) * 1988-06-24 1996-01-17 中小企業事業団 帯状加工品の連続不良検出修正装置
US5156278A (en) * 1990-02-13 1992-10-20 Aaron James W Product discrimination system and method therefor
JP2616218B2 (ja) * 1990-11-06 1997-06-04 松下電器産業株式会社 搬送装置を有する調整検査装置
JPH04277125A (ja) * 1991-03-02 1992-10-02 Yoshitaka Aoyama 部品の分配装置
US5738467A (en) * 1993-02-01 1998-04-14 Aidlin; Samuel S. Apparatus for the feeding of articles at variable speeds
JP3031147U (ja) * 1996-05-14 1996-11-22 株式会社マイスター 部品検査装置
JP3671789B2 (ja) * 2000-01-13 2005-07-13 株式会社村田製作所 部品の取扱装置および取扱方法
DE10162827A1 (de) * 2001-12-20 2003-10-02 Krones Ag Weichenvorrichtung für Luftförderer
JP2003282379A (ja) * 2002-03-27 2003-10-03 Taiyo Yuden Co Ltd チップ部品選別方法及びその装置
JP3822859B2 (ja) * 2002-11-06 2006-09-20 日本リトル株式会社 搬送装置
DE10311855B4 (de) * 2003-03-17 2005-04-28 Infineon Technologies Ag Anordnung zum Übertragen von Informationen/Strukturen auf Wafer unter Verwendung eines Stempels
KR20090057937A (ko) * 2006-03-31 2009-06-08 토마스 에이. 바레리오 미세한 비철 금속들 및 절연선 조각들을 분류하기 위한 장치 및 방법
JP3125203U (ja) * 2006-06-05 2006-09-14 務 河崎 パーツフィーダで移送されるローラの端面キズ連続検査装置
JP4977421B2 (ja) * 2006-09-22 2012-07-18 日東精工株式会社 部品検査装置
MX2009003759A (es) * 2006-10-04 2009-04-22 Newfrey Llc Conjunto de tranca al que se le puede cambiar la llave y metodo de funcionamiento.
CN201079781Y (zh) * 2007-07-02 2008-07-02 比亚迪股份有限公司 一种在线零件外观检测分选机
CN101342530A (zh) * 2007-07-10 2009-01-14 陈镜图 一种小五金件生产检测分选系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN102460093A (zh) 2012-05-16
TW201102181A (en) 2011-01-16
KR101710736B1 (ko) 2017-03-08
WO2010126865A1 (en) 2010-11-04
MX2011011287A (es) 2011-11-18
BRPI1014373A2 (pt) 2016-04-05
CN102460093B (zh) 2014-08-20
TWI630374B (zh) 2018-07-21
US20100269602A1 (en) 2010-10-28
US8408080B2 (en) 2013-04-02
JP2012525310A (ja) 2012-10-22
KR20120008063A (ko) 2012-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5498570B2 (ja) 精密構成要素の公差を迅速に検証するための装置
DE102015211317B4 (de) Inspektionsverfahren und -vorrichtung zur Verschlusskontrolle von Behältern
US20120293623A1 (en) Method and system for inspecting small manufactured objects at a plurality of inspection stations and sorting the inspected objects
EP2295157B1 (de) Vorrichtung und Verfahren zum Kontrollieren von Gefäßverschlüssen
US11243173B2 (en) Stone-block analysis device and methods for the evaluation of stone blocks
EP2112502B1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Prüfung von Behälter-Preforms
US11162906B2 (en) High-speed method and system for inspecting and sorting a stream of unidentified mixed parts
KR20190007708A (ko) 스프링 핀 선별장치
CN102253053A (zh) 外观检查装置
EP3504538A1 (de) Optisches inspektionssystem für preformlinge
EP3678845B1 (de) Verfahren und vorrichtung zum überprüfen eines umformungsvorgangs von kunststoffvorformlingen zu kunststoffbehältnissen
US11623250B2 (en) Method and system for sorting inspected parts
EP1806043B1 (de) Vorrichtung zur optischen prüfung von elektronischen bauteilen
US20120293649A1 (en) Method and system for inspecting dosage forms having code imprints and sorting the inspected dosage forms
DE102021101152A1 (de) Verfahren zur optischen Detektion von Fehlern in keramischen Artikeln
EP1923696B1 (de) Verfahren und Einrichtung zur Prüfung von flexiblen Gummi- oder Kunststoffringen
US10515501B2 (en) Testing device for testing coin blanks
EP0971802B1 (de) Verfahren und vorrichtung zur erkennung falsch orientierter und/oder von einem vorgegebenen muster abweichender teile
AT518335B1 (de) Verfahren zum Prüfen eines, aus Druckfolien hergestellten, spritzgussgefertigten, Behälters
WO2008015216A1 (de) Verfahren und vorrichtung zur werkstückprüfung und/oder -kontrolle
CN116457111A (zh) 使用多色调控制的颗粒缺陷检查系统和控制该系统的方法
KR101129056B1 (ko) 소형 압축 스프링의 코일 내경 검사장치
KR102286336B1 (ko) 밸브시트 자동검사시스템
US11543364B2 (en) Computer-implemented method of automatically generating inspection templates of a plurality of known good fasteners
DE10062615A1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Prüfung von Werkstücken, insbesondere von Präzisionsdrehteilen und Kaltformteilen während der Fertigung

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130508

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130802

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130809

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130906

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131002

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5498570

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees